JP2629483B2 - ロータリ式ワーク位置決め固定装置 - Google Patents
ロータリ式ワーク位置決め固定装置Info
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- JP2629483B2 JP2629483B2 JP10353891A JP10353891A JP2629483B2 JP 2629483 B2 JP2629483 B2 JP 2629483B2 JP 10353891 A JP10353891 A JP 10353891A JP 10353891 A JP10353891 A JP 10353891A JP 2629483 B2 JP2629483 B2 JP 2629483B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数種類のワークの
位置決めおよび固定に用いられるロータリ式ワーク位置
決め固定装置に関するものである。
位置決めおよび固定に用いられるロータリ式ワーク位置
決め固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数種類のワークの位置決めおよび固定
を行う場合としては、例えば、自動車車体の組立ライン
において複数種類の車体を混流生産するために同一場所
で複数種類の車体パネルを位置決めして固定する場合が
あり、かかる場合に用いられる従来のワーク位置決め固
定装置としては、例えば図7にその正面図を示すととも
に図8にその右側面図を示す並置式のものがある。
を行う場合としては、例えば、自動車車体の組立ライン
において複数種類の車体を混流生産するために同一場所
で複数種類の車体パネルを位置決めして固定する場合が
あり、かかる場合に用いられる従来のワーク位置決め固
定装置としては、例えば図7にその正面図を示すととも
に図8にその右側面図を示す並置式のものがある。
【0003】この装置は、ワークとしての車体パネル1
の一部にそれに対応する形状の先端部2aで密接してその
車体パネル1の一部を位置決めするゲージ板2と、全体
の揺動によりゲージ板2の先端部2aに対し進退移動して
その車体パネル1の一部を挟持および開放するクランプ
部材3と、ゲージ板2と同一平面内に配置されて前記ク
ランプ部材3全体を揺動させる薄型エアシリンダ4とを
有する位置決めユニット5を、車体パネル1の種類に応
じて四個、前記ゲージ板2の板厚方向へ重ねて並べ、各
々前記ゲージ板2の先端部2aが向く方向へ進退移動する
ように、ブラケット6に二本づつ千鳥状に固定したエア
シリンダ7のピストンロッド7aで支持してなり、かかる
装置にあっては、前記四個の位置決めユニット5のうち
位置決めすべき車体パネル1の種類に対応するものを支
持するエアシリンダ7が、そのピストンロッド7aの進出
により位置決めユニット5を所定の使用位置に前進さ
せ、その位置決めユニット5が、車体パネル1をゲージ
板2の先端部2aで位置決めするとともにクランプ部材3
で挟持して固定する。
の一部にそれに対応する形状の先端部2aで密接してその
車体パネル1の一部を位置決めするゲージ板2と、全体
の揺動によりゲージ板2の先端部2aに対し進退移動して
その車体パネル1の一部を挟持および開放するクランプ
部材3と、ゲージ板2と同一平面内に配置されて前記ク
ランプ部材3全体を揺動させる薄型エアシリンダ4とを
有する位置決めユニット5を、車体パネル1の種類に応
じて四個、前記ゲージ板2の板厚方向へ重ねて並べ、各
々前記ゲージ板2の先端部2aが向く方向へ進退移動する
ように、ブラケット6に二本づつ千鳥状に固定したエア
シリンダ7のピストンロッド7aで支持してなり、かかる
装置にあっては、前記四個の位置決めユニット5のうち
位置決めすべき車体パネル1の種類に対応するものを支
持するエアシリンダ7が、そのピストンロッド7aの進出
により位置決めユニット5を所定の使用位置に前進さ
せ、その位置決めユニット5が、車体パネル1をゲージ
板2の先端部2aで位置決めするとともにクランプ部材3
で挟持して固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワーク位置決め固定装置にあっては、各位置決めユ
ニット5毎に、クランプ用のエアシリンダ4および進退
移動用のエアシリンダ7が必要となるので、装置全体と
してエアシリンダの本数が多くなり、装置を設置する際
に、それらのエアシリンダを作動させる空気圧配管およ
び作動確認用スイッチ等の配線の敷設および接続作業の
工数が嵩むという問題があった。
来のワーク位置決め固定装置にあっては、各位置決めユ
ニット5毎に、クランプ用のエアシリンダ4および進退
移動用のエアシリンダ7が必要となるので、装置全体と
してエアシリンダの本数が多くなり、装置を設置する際
に、それらのエアシリンダを作動させる空気圧配管およ
び作動確認用スイッチ等の配線の敷設および接続作業の
工数が嵩むという問題があった。
【0005】また上記従来装置にあっては、複数の位置
決めユニット5を板厚方向へ重ねて並べる並置式である
ため、位置決めする車体パネル1の種類が増えると、そ
れに応じて装置の全体寸法も大きくなって、装置の設置
スペースが嵩むようになるという問題があった。
決めユニット5を板厚方向へ重ねて並べる並置式である
ため、位置決めする車体パネル1の種類が増えると、そ
れに応じて装置の全体寸法も大きくなって、装置の設置
スペースが嵩むようになるという問題があった。
【0006】この発明は、かかる課題を有利に解決した
装置を提供することを目的とするものであり、この発明
のワーク位置決め固定装置は、ワークに密接してそのワ
ークを位置決めする複数のゲージ部材を回動軸線に対し
放射状に配置して支持するゲージ部材支持部材と、複数
のクランプ部材を前記各ゲージ部材に対向するように前
記回動軸線に対し放射状に配置して支持するクランプ部
材支持部材と、前記ゲージ部材支持部材にロッド側端部
を固定されるとともに、ピストンロッドが前記ゲージ部
材支持部材に進退移動可能に貫通されてその先端部を前
記クランプ部材支持部材に結合されたクランプ部材駆動
シリンダと、前記クランプ部材駆動シリンダを前記回動
軸線周りに割り出し回動させて任意のゲージ部材および
それに対応するクランプ部材を所定の使用位置に配置す
る使用ゲージ部材選択手段と、を具えてなるものであ
る。
装置を提供することを目的とするものであり、この発明
のワーク位置決め固定装置は、ワークに密接してそのワ
ークを位置決めする複数のゲージ部材を回動軸線に対し
放射状に配置して支持するゲージ部材支持部材と、複数
のクランプ部材を前記各ゲージ部材に対向するように前
記回動軸線に対し放射状に配置して支持するクランプ部
材支持部材と、前記ゲージ部材支持部材にロッド側端部
を固定されるとともに、ピストンロッドが前記ゲージ部
材支持部材に進退移動可能に貫通されてその先端部を前
記クランプ部材支持部材に結合されたクランプ部材駆動
シリンダと、前記クランプ部材駆動シリンダを前記回動
軸線周りに割り出し回動させて任意のゲージ部材および
それに対応するクランプ部材を所定の使用位置に配置す
る使用ゲージ部材選択手段と、を具えてなるものであ
る。
【0007】そしてこの発明の装置はさらに、前記ゲー
ジ部材支持部材と同様の構成の第2のゲージ部材支持部
材を具え、前記使用ゲージ部材選択手段が伝動機構によ
り、前記第2のゲージ部材支持部材を前記回動軸線に対
し直角に位置する第2の回動軸線周りに前記クランプ部
材駆動シリンダと同期させて割り出し回動させるものと
しても良い。
ジ部材支持部材と同様の構成の第2のゲージ部材支持部
材を具え、前記使用ゲージ部材選択手段が伝動機構によ
り、前記第2のゲージ部材支持部材を前記回動軸線に対
し直角に位置する第2の回動軸線周りに前記クランプ部
材駆動シリンダと同期させて割り出し回動させるものと
しても良い。
【0008】
【作用】かかる装置にあっては、使用ゲージ部材選択手
段が、クランプ部材駆動シリンダを回動させることによ
り、そのクランプ部材駆動シリンダを介しゲージ部材支
持部材およびクランプ部材支持部材を所定回動軸線周り
に割り出し回動させて、その回動軸線に対し放射状に配
置された複数のゲージ部材のうち次に使用するものを所
定の使用位置に配置するとともに、同じくその回動軸線
に対し放射状に配置された複数のクランプ部材のうち前
記ゲージ部材と対になるものをそのゲージ部材に対向す
る位置に配置し、次いでクランプ部材駆動シリンダが、
ピストンロッドを進退移動させることによりクランプ部
材支持部材を進退移動させて、ワークを開放および挟持
するように、前記使用位置に位置するゲージ部材に対し
それと対になる前記クランプ部材を進退移動させる。ま
た使用するゲージ部材の変更の際には、使用ゲージ部材
選択手段が、上記と同様にして次に使用するゲージ部材
およびそれと対になるクランプ部材を使用位置に配置す
る。
段が、クランプ部材駆動シリンダを回動させることによ
り、そのクランプ部材駆動シリンダを介しゲージ部材支
持部材およびクランプ部材支持部材を所定回動軸線周り
に割り出し回動させて、その回動軸線に対し放射状に配
置された複数のゲージ部材のうち次に使用するものを所
定の使用位置に配置するとともに、同じくその回動軸線
に対し放射状に配置された複数のクランプ部材のうち前
記ゲージ部材と対になるものをそのゲージ部材に対向す
る位置に配置し、次いでクランプ部材駆動シリンダが、
ピストンロッドを進退移動させることによりクランプ部
材支持部材を進退移動させて、ワークを開放および挟持
するように、前記使用位置に位置するゲージ部材に対し
それと対になる前記クランプ部材を進退移動させる。ま
た使用するゲージ部材の変更の際には、使用ゲージ部材
選択手段が、上記と同様にして次に使用するゲージ部材
およびそれと対になるクランプ部材を使用位置に配置す
る。
【0009】従って、この発明のロータリ式ワーク位置
決め固定装置によれば、装置の設置の際に、各々一つづ
つの使用ゲージ部材選択手段とクランプ部材駆動シリン
ダとについて配管や配線をすれば済むので、配管や配線
の敷設および接続作業の工数を大幅に削減することがで
きる。また、回動軸線に対し放射状に複数のゲージ部材
を配置したため、ゲージ部材支持部材が多数のゲージ部
材をコンパクトな構成で具え得るので、位置決めするワ
ークの種類が増えても、装置の全体寸法をコンパクトな
ものとし得て、その設置スペースを少なく維持すること
ができる。
決め固定装置によれば、装置の設置の際に、各々一つづ
つの使用ゲージ部材選択手段とクランプ部材駆動シリン
ダとについて配管や配線をすれば済むので、配管や配線
の敷設および接続作業の工数を大幅に削減することがで
きる。また、回動軸線に対し放射状に複数のゲージ部材
を配置したため、ゲージ部材支持部材が多数のゲージ部
材をコンパクトな構成で具え得るので、位置決めするワ
ークの種類が増えても、装置の全体寸法をコンパクトな
ものとし得て、その設置スペースを少なく維持すること
ができる。
【0010】なお、前記ゲージ部材支持部材と同様の構
成の第2のゲージ部材支持部材を具え、前記使用ゲージ
部材選択手段が伝動機構により、前記第2のゲージ部材
支持部材を前記回動軸線に対し直角に位置する第2の回
動軸線周りに前記クランプ部材駆動シリンダと同期させ
て割り出し回動させるようにすれば、回動軸線に対し放
射状に複数のゲージ部材を配置したゲージ部材支持部材
を二つ互いに直角な向きで有し、それらのうちの所要の
ものを使用位置に配置できるので、ワークの端部の位置
決め固定と同時に中間部の位置決めを行うような場合で
も、多くの種類のワークについて、装置同士の干渉を防
止しつつその位置決めおよび固定を行うことができる。
成の第2のゲージ部材支持部材を具え、前記使用ゲージ
部材選択手段が伝動機構により、前記第2のゲージ部材
支持部材を前記回動軸線に対し直角に位置する第2の回
動軸線周りに前記クランプ部材駆動シリンダと同期させ
て割り出し回動させるようにすれば、回動軸線に対し放
射状に複数のゲージ部材を配置したゲージ部材支持部材
を二つ互いに直角な向きで有し、それらのうちの所要の
ものを使用位置に配置できるので、ワークの端部の位置
決め固定と同時に中間部の位置決めを行うような場合で
も、多くの種類のワークについて、装置同士の干渉を防
止しつつその位置決めおよび固定を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1はこの発明のロータリ式ワーク位置
決め固定装置の一実施例を示す断面図、図2はその実施
例の装置の要部を示す半部断面図、図3はその実施例の
装置におけるゲージ部材支持部材とゲージ部材を図1の
矢印A方向から見た正面図、そして図4はその実施例の
装置におけるクランプ部材支持部材とクランブ部材を図
1の矢印B方向から見た背面図であり、図中1はワーク
としての車体パネル、8は図示しないロボットの手首部
に取り付けられて所定位置に配置されるギヤボックスを
示す。
細に説明する。図1はこの発明のロータリ式ワーク位置
決め固定装置の一実施例を示す断面図、図2はその実施
例の装置の要部を示す半部断面図、図3はその実施例の
装置におけるゲージ部材支持部材とゲージ部材を図1の
矢印A方向から見た正面図、そして図4はその実施例の
装置におけるクランプ部材支持部材とクランブ部材を図
1の矢印B方向から見た背面図であり、図中1はワーク
としての車体パネル、8は図示しないロボットの手首部
に取り付けられて所定位置に配置されるギヤボックスを
示す。
【0012】ここにおけるギヤボックス8の内部には、
図1では水平方向へ延在する回動軸線C上に位置して互
いに対向する二つの傘歯車9,10と、その回動軸線Cと直
交して図1では上下方向へ延在する第2の回動軸線D上
に位置して上記二つの傘歯車9,10と噛合するもう一つの
傘歯車11とで構成された、伝動機構としての傘歯車機構
12が設けられており、ここで、傘歯車9,10,11 は互いに
同一の仕様とされ、互いに同一速度で回転する。
図1では水平方向へ延在する回動軸線C上に位置して互
いに対向する二つの傘歯車9,10と、その回動軸線Cと直
交して図1では上下方向へ延在する第2の回動軸線D上
に位置して上記二つの傘歯車9,10と噛合するもう一つの
傘歯車11とで構成された、伝動機構としての傘歯車機構
12が設けられており、ここで、傘歯車9,10,11 は互いに
同一の仕様とされ、互いに同一速度で回転する。
【0013】しかして上記三つの傘歯車のうち、図1で
は右方の傘歯車9は、ギヤボックス8の図1では右方の
端部に取り付けられたサーボモータ13の出力軸13a に嵌
め合わされて結合され、また図1では左方の傘歯車10
は、ギヤボックス8の図1では左方の端部に筒状部材14
と共締めにて取り付けられた減速機15の入力軸15a に嵌
め合わされて結合され、そして図1では上方の傘歯車11
は、ギヤボックス8の図1では上方の端部に取り付けら
れた、上記傘歯車11と同一の減速比のもう一つの減速機
16の入力軸16a に嵌め合わされて結合されており、ここ
では、これらサーボモータ13と傘歯車機構12と二つの減
速機15, 16とが、使用ゲージ部材選択手段としての使用
ゲージ部材選択機構17を構成している。
は右方の傘歯車9は、ギヤボックス8の図1では右方の
端部に取り付けられたサーボモータ13の出力軸13a に嵌
め合わされて結合され、また図1では左方の傘歯車10
は、ギヤボックス8の図1では左方の端部に筒状部材14
と共締めにて取り付けられた減速機15の入力軸15a に嵌
め合わされて結合され、そして図1では上方の傘歯車11
は、ギヤボックス8の図1では上方の端部に取り付けら
れた、上記傘歯車11と同一の減速比のもう一つの減速機
16の入力軸16a に嵌め合わされて結合されており、ここ
では、これらサーボモータ13と傘歯車機構12と二つの減
速機15, 16とが、使用ゲージ部材選択手段としての使用
ゲージ部材選択機構17を構成している。
【0014】かかる使用ゲージ部材選択機構17にあって
は、サーボモータ13が出力軸13a を回転させると、傘歯
車機構12を介し二つの減速機15, 16の入力軸15a, 16aが
上記出力軸13a と同一速度で回転し、二つの減速機15,
16がそれらの入力軸15a, 16aの回転を互いに同一減速比
で減速して、出力部材15b, 16bを互いに同期させて回動
させる。
は、サーボモータ13が出力軸13a を回転させると、傘歯
車機構12を介し二つの減速機15, 16の入力軸15a, 16aが
上記出力軸13a と同一速度で回転し、二つの減速機15,
16がそれらの入力軸15a, 16aの回転を互いに同一減速比
で減速して、出力部材15b, 16bを互いに同期させて回動
させる。
【0015】また上記筒状部材14の、減速機15側と対抗
する図1では左方の端部には、上記回動軸線Cと同心に
エア給排リング18が取り付けられ、そのエア給排リング
18には、外周面に二つのエア給排口18a,18bが形成され
るとともに、内周面に前記エア給排口18a, 18bにそれぞ
れ連通する二条の環状溝18c, 18dが形成されており、さ
らにそのエア給排リング18の内側には、図2に拡大して
示すように、クランプ部材駆動シリンダ19の、ヘッド側
端部としてのヘッドカバー20が回動可能に嵌め合わさ
れ、そのヘッドカバー20は上記減速機15の出力部材15b
に、二つの連結部材21, 22を介して一体的に結合されて
いる。
する図1では左方の端部には、上記回動軸線Cと同心に
エア給排リング18が取り付けられ、そのエア給排リング
18には、外周面に二つのエア給排口18a,18bが形成され
るとともに、内周面に前記エア給排口18a, 18bにそれぞ
れ連通する二条の環状溝18c, 18dが形成されており、さ
らにそのエア給排リング18の内側には、図2に拡大して
示すように、クランプ部材駆動シリンダ19の、ヘッド側
端部としてのヘッドカバー20が回動可能に嵌め合わさ
れ、そのヘッドカバー20は上記減速機15の出力部材15b
に、二つの連結部材21, 22を介して一体的に結合されて
いる。
【0016】ここにおけるクランプ部材駆動シリンダ19
は、図2に示すように、上記ヘッドカバー20と、上記回
動軸線Cと平行に位置する四本のピストンロッド23と、
それらのピストンロッド23が進退移動可能に貫通する、
図2では左方のロッド側端部としてのロッドカバー24
と、それらヘッドカバー20およびロッドカバー24がそれ
ぞれボルトを介して両端部に固定されたチューブ25と、
そのチューブ25内に進退移動可能に嵌挿されて上記四本
のピストンロッド23の後端部に結合されたピストン26
と、そのピストン26の中心部に進退移動可能に挿通され
るとともに基部をヘッドカバー20の中心部に埋め込まれ
て固定されたエア給排パイプ27とを具えてなり、ここ
で、ヘッドカバー20の外周面には、ヘッド側気室Hに連
通するヘッド側ポート20a と、エア給排パイプ27を介し
ロッド側気室Rに連通するロッド側ポート20b とが形成
されており、そのヘッド側ポート20a は上記エア給排リ
ング18の一方の環状溝18c に、またロッド側ポート20b
は上記エア給排リング18の他方の環状溝18d に、それぞ
れ対向している。
は、図2に示すように、上記ヘッドカバー20と、上記回
動軸線Cと平行に位置する四本のピストンロッド23と、
それらのピストンロッド23が進退移動可能に貫通する、
図2では左方のロッド側端部としてのロッドカバー24
と、それらヘッドカバー20およびロッドカバー24がそれ
ぞれボルトを介して両端部に固定されたチューブ25と、
そのチューブ25内に進退移動可能に嵌挿されて上記四本
のピストンロッド23の後端部に結合されたピストン26
と、そのピストン26の中心部に進退移動可能に挿通され
るとともに基部をヘッドカバー20の中心部に埋め込まれ
て固定されたエア給排パイプ27とを具えてなり、ここ
で、ヘッドカバー20の外周面には、ヘッド側気室Hに連
通するヘッド側ポート20a と、エア給排パイプ27を介し
ロッド側気室Rに連通するロッド側ポート20b とが形成
されており、そのヘッド側ポート20a は上記エア給排リ
ング18の一方の環状溝18c に、またロッド側ポート20b
は上記エア給排リング18の他方の環状溝18d に、それぞ
れ対向している。
【0017】かかる構成により、クランプ部材駆動シリ
ンダ19は、上記減速機15の出力部材15b と一体的に上記
回動軸線C周りに回動し、そしてエア給排リング18は、
クランプ部材駆動シリンダ19の上記回動にかかわらず、
クランプ部材駆動シリンダ19のヘッド側気室Hおよびロ
ッド側気室Rに対する空気圧の給排を行うことができ
る。なおここで、クランプ部材駆動シリンダ19の内部お
よび、そのヘッドカバー20とエア給排リング18との間に
は、気密性保持のため適宜シール部材が設けられてい
る。
ンダ19は、上記減速機15の出力部材15b と一体的に上記
回動軸線C周りに回動し、そしてエア給排リング18は、
クランプ部材駆動シリンダ19の上記回動にかかわらず、
クランプ部材駆動シリンダ19のヘッド側気室Hおよびロ
ッド側気室Rに対する空気圧の給排を行うことができ
る。なおここで、クランプ部材駆動シリンダ19の内部お
よび、そのヘッドカバー20とエア給排リング18との間に
は、気密性保持のため適宜シール部材が設けられてい
る。
【0018】さらに、クランプ部材駆動シリンダ19のロ
ッドカバー24には、ゲージ部材支持部材としてのゲージ
部材支持プレート28が固定されており、ここにおけるゲ
ージ部材支持プレート28は、図3に示すように、四個の
ゲージ部材29を上記回動軸線Cに対し放射状に配置して
支持し、それらのゲージ部材29は各々、互いに異なる種
類の車体パネル1の端部に密接してそこを位置決めする
ことができる。
ッドカバー24には、ゲージ部材支持部材としてのゲージ
部材支持プレート28が固定されており、ここにおけるゲ
ージ部材支持プレート28は、図3に示すように、四個の
ゲージ部材29を上記回動軸線Cに対し放射状に配置して
支持し、それらのゲージ部材29は各々、互いに異なる種
類の車体パネル1の端部に密接してそこを位置決めする
ことができる。
【0019】またクランプ部材駆動シリンダ19の四本の
ピストンロッド23の先端部には、クランプ部材支持部材
としてのクランプ部材支持プレート30が固定されてお
り、ここにおけるクランプ部材支持プレート30は、図4
に示すように、四個のクランプ部材31を上記回動軸線C
に対し放射状に配置して支持し、それらのクランプ部材
31は、上記四個のゲージ部材29とそれぞれ対向して対を
なし、クランプ部材駆動シリンダ19のピストンロッド23
の進退移動に基づくクランプ部材支持プレート30の進退
移動によって四個のゲージ部材29に対し進退移動して、
それらとの間に、互いに異なる種類の車体パネル1の端
部を挟持することができる。
ピストンロッド23の先端部には、クランプ部材支持部材
としてのクランプ部材支持プレート30が固定されてお
り、ここにおけるクランプ部材支持プレート30は、図4
に示すように、四個のクランプ部材31を上記回動軸線C
に対し放射状に配置して支持し、それらのクランプ部材
31は、上記四個のゲージ部材29とそれぞれ対向して対を
なし、クランプ部材駆動シリンダ19のピストンロッド23
の進退移動に基づくクランプ部材支持プレート30の進退
移動によって四個のゲージ部材29に対し進退移動して、
それらとの間に、互いに異なる種類の車体パネル1の端
部を挟持することができる。
【0020】この一方、もう一つの減速器16の出力部材
16b には、第2のゲージ部材支持部材としてのゲージ部
材支持プレート32が固定されており、このゲージ部材支
持プレート32も先のゲージ部材支持プレート28と同様
に、四個のゲージ部材33を前記回動軸線Dに対し放射状
に配置して支持し、それらのゲージ部材33は各々、互い
に異なる種類の車体パネル1の中間部に密接してそこを
位置決めすることができる。
16b には、第2のゲージ部材支持部材としてのゲージ部
材支持プレート32が固定されており、このゲージ部材支
持プレート32も先のゲージ部材支持プレート28と同様
に、四個のゲージ部材33を前記回動軸線Dに対し放射状
に配置して支持し、それらのゲージ部材33は各々、互い
に異なる種類の車体パネル1の中間部に密接してそこを
位置決めすることができる。
【0021】上述の如く構成されたこの実施例のワーク
位置決め固定装置にあっては、使用ゲージ部材選択機構
17が、先に述べたようにしてクランプ部材駆動シリンダ
19を回動させることにより、そのクランプ部材駆動シリ
ンダ19を介しゲージ部材支持プレート28およびクランプ
部材支持プレート30を上記回動軸線C周りに割り出し回
動させて、その回動軸線Cに対し放射状に配置された四
個のゲージ部材29のうち次に使用するものを図1では上
部の使用位置に配置するとともに、同じくその回動軸線
Cに対し放射状に配置された四個のクランプ部材31のう
ち前記使用位置のゲージ部材29と対になるものをそのゲ
ージ部材29に対向する位置に配置し、次いでクランプ部
材駆動シリンダ19が、四本のピストンロッド23を一緒に
進退移動させることによりクランプ部材支持プレート30
を進退移動させて、前記使用位置に位置するゲージ部材
29に対しそれと対になる前記クランプ部材31を進退移動
させ、これにより、そのゲージ部材29が車体パネル1の
端部に密接してそこを位置決めするとともに図1中実線
で示すように右方へ後退したクランプ部材31がそのゲー
ジ部材29との間で車体パネル1の端部を挟持し、また図
1中仮想線で示すように左方へ前進したクランプ部材31
がその車体パネル1の端部を開放する。
位置決め固定装置にあっては、使用ゲージ部材選択機構
17が、先に述べたようにしてクランプ部材駆動シリンダ
19を回動させることにより、そのクランプ部材駆動シリ
ンダ19を介しゲージ部材支持プレート28およびクランプ
部材支持プレート30を上記回動軸線C周りに割り出し回
動させて、その回動軸線Cに対し放射状に配置された四
個のゲージ部材29のうち次に使用するものを図1では上
部の使用位置に配置するとともに、同じくその回動軸線
Cに対し放射状に配置された四個のクランプ部材31のう
ち前記使用位置のゲージ部材29と対になるものをそのゲ
ージ部材29に対向する位置に配置し、次いでクランプ部
材駆動シリンダ19が、四本のピストンロッド23を一緒に
進退移動させることによりクランプ部材支持プレート30
を進退移動させて、前記使用位置に位置するゲージ部材
29に対しそれと対になる前記クランプ部材31を進退移動
させ、これにより、そのゲージ部材29が車体パネル1の
端部に密接してそこを位置決めするとともに図1中実線
で示すように右方へ後退したクランプ部材31がそのゲー
ジ部材29との間で車体パネル1の端部を挟持し、また図
1中仮想線で示すように左方へ前進したクランプ部材31
がその車体パネル1の端部を開放する。
【0022】また、使用するゲージ部材29の変更の際に
は、使用ゲージ部材選択機構17が、上記と同様にして次
に使用するゲージ部材29およびそれと対になるクランプ
部材31を上記使用位置に配置する。
は、使用ゲージ部材選択機構17が、上記と同様にして次
に使用するゲージ部材29およびそれと対になるクランプ
部材31を上記使用位置に配置する。
【0023】従って、この実施例のロータリ式ワーク位
置決め固定装置によれば、装置の設置の際に、各々一つ
づつの使用ゲージ部材選択機構17とクランプ部材駆動シ
リンダ19とについて配管や配線をすれば済むので、配管
や配線の敷設および接続作業の工数を大幅に削減するこ
とができる。またこの実施例の装置によれば、小さな外
径の装置で四種類の車体パネル1の位置決め固定ができ
るので、互いに接近する複数の部位を位置決めする場合
や、位置決め部位の近くを溶接ガンでスポット溶接する
場合に、それらを容易に行うことができる。
置決め固定装置によれば、装置の設置の際に、各々一つ
づつの使用ゲージ部材選択機構17とクランプ部材駆動シ
リンダ19とについて配管や配線をすれば済むので、配管
や配線の敷設および接続作業の工数を大幅に削減するこ
とができる。またこの実施例の装置によれば、小さな外
径の装置で四種類の車体パネル1の位置決め固定ができ
るので、互いに接近する複数の部位を位置決めする場合
や、位置決め部位の近くを溶接ガンでスポット溶接する
場合に、それらを容易に行うことができる。
【0024】さらにこの実施例の装置にあっては、ゲー
ジ部材支持プレート28と同様の構成の第2のゲージ部材
支持プレート30を具え、使用ゲージ部材選択機構17が傘
歯車機構12により、第2のゲージ部材支持プレート30
を、回動軸線Cに対し直角に位置する第2の回動軸線D
周りにクランプ部材駆動シリンダ19ひいてはゲージ部材
支持プレート28と同期させて割り出し回動させ、そのゲ
ージ部材支持プレート30に設けられたゲージ部材31が、
車体パネル1の中間部に密接してそこを上記端部と同時
に位置決めする。
ジ部材支持プレート28と同様の構成の第2のゲージ部材
支持プレート30を具え、使用ゲージ部材選択機構17が傘
歯車機構12により、第2のゲージ部材支持プレート30
を、回動軸線Cに対し直角に位置する第2の回動軸線D
周りにクランプ部材駆動シリンダ19ひいてはゲージ部材
支持プレート28と同期させて割り出し回動させ、そのゲ
ージ部材支持プレート30に設けられたゲージ部材31が、
車体パネル1の中間部に密接してそこを上記端部と同時
に位置決めする。
【0025】従って、この実施例の装置によれば特に、
車体パネル1の端部の位置決め固定と同時に中間部の位
置決めを行う場合に、多くの種類の車体パネル1につい
て、装置同士の干渉を防止しつつ位置決めおよび固定を
行うことができる。
車体パネル1の端部の位置決め固定と同時に中間部の位
置決めを行う場合に、多くの種類の車体パネル1につい
て、装置同士の干渉を防止しつつ位置決めおよび固定を
行うことができる。
【0026】なお、上記実施例において、それぞれ四個
のゲージ部材29, 33を支持するゲージ部材支持プレート
28, 32に代えて、図5に示すように、それぞれ八個のゲ
ージ部材34を支持するゲージ部材支持プレート35を用い
るとともに、四個のクランプ部材31を支持するクランプ
部材支持プレート30に代えて、図示しないが八個のクラ
ンプ部材を支持するクランプ部材支持プレートを用いて
も良く、このようにすれば、八種類の車体パネル1に対
応することができる。
のゲージ部材29, 33を支持するゲージ部材支持プレート
28, 32に代えて、図5に示すように、それぞれ八個のゲ
ージ部材34を支持するゲージ部材支持プレート35を用い
るとともに、四個のクランプ部材31を支持するクランプ
部材支持プレート30に代えて、図示しないが八個のクラ
ンプ部材を支持するクランプ部材支持プレートを用いて
も良く、このようにすれば、八種類の車体パネル1に対
応することができる。
【0027】図6はこの発明の他の実施例を一部断面に
て示す側面図であり、この例では、先の実施例において
ギヤボックス8の減速器16を取り付けた位置にサーボモ
ーター13を取り付けて使用ゲージ部材選択機構17を構成
し、ゲージ部材31を支持するゲージ部材支持プレート30
を省略している。かかる実施例の装置によっても、装置
の設置の際に、各々一つづつの使用ゲージ部材選択機構
17とクランプ部材駆動シリンダ19とについて配管や配線
をすれば済むので、配管や配線の敷設および接続作業の
工数を大幅に削減することができる。
て示す側面図であり、この例では、先の実施例において
ギヤボックス8の減速器16を取り付けた位置にサーボモ
ーター13を取り付けて使用ゲージ部材選択機構17を構成
し、ゲージ部材31を支持するゲージ部材支持プレート30
を省略している。かかる実施例の装置によっても、装置
の設置の際に、各々一つづつの使用ゲージ部材選択機構
17とクランプ部材駆動シリンダ19とについて配管や配線
をすれば済むので、配管や配線の敷設および接続作業の
工数を大幅に削減することができる。
【0028】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、使用ゲ
ージ部材選択手段は、上記のサーボモータ13を使用した
使用ゲージ部材選択機構17でなくてもクランプ部材駆動
シリンダ19を割り出し回動させ得るものであれば良く、
またクランプ部材駆動シリンダは、油圧シリンダでも良
い。
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、使用ゲ
ージ部材選択手段は、上記のサーボモータ13を使用した
使用ゲージ部材選択機構17でなくてもクランプ部材駆動
シリンダ19を割り出し回動させ得るものであれば良く、
またクランプ部材駆動シリンダは、油圧シリンダでも良
い。
【0029】
【発明の効果】かくしてこの発明のロータリ式ワーク位
置決め固定装置によれば、装置の設置の際に、各々一つ
づつの使用ゲージ部材選択手段とクランプ部材駆動シリ
ンダとについて配管や配線をすれば済むので、配管や配
線の敷設および接続作業の工数を大幅に削減することが
できる。また、回動軸線に対し放射状に複数のゲージ部
材を配置したため、ゲージ部材支持部材が多数のゲージ
部材をコンパクトな構成で具え得るので、位置決めする
ワークの種類が増えても、装置の全体寸法をコンパクト
なものとし得て、その設置スペースを少なく維持するこ
とができる。
置決め固定装置によれば、装置の設置の際に、各々一つ
づつの使用ゲージ部材選択手段とクランプ部材駆動シリ
ンダとについて配管や配線をすれば済むので、配管や配
線の敷設および接続作業の工数を大幅に削減することが
できる。また、回動軸線に対し放射状に複数のゲージ部
材を配置したため、ゲージ部材支持部材が多数のゲージ
部材をコンパクトな構成で具え得るので、位置決めする
ワークの種類が増えても、装置の全体寸法をコンパクト
なものとし得て、その設置スペースを少なく維持するこ
とができる。
【0030】なお、前記ゲージ部材支持部材と同様の構
成の第2のゲージ部材支持部材を具え、前記使用ゲージ
部材選択手段が伝動機構により、前記第2のゲージ部材
支持部材を前記回動軸線に対し直角に位置する第2の回
動軸線周りに前記クランプ部材駆動シリンダと同期させ
て割り出し回動させるようにすれば、回動軸線に対し放
射状に複数のゲージ部材を配置したゲージ部材支持部材
を二つ互いに直角な向きで有し、それらのうちの所要の
ものを使用位置に配置できるので、ワークの端部の位置
決め固定と同時に中間部の位置決めを行うような場合で
も、多くの種類のワークについて、装置同士の干渉を防
止しつつその位置決めおよび固定を行うことができる。
成の第2のゲージ部材支持部材を具え、前記使用ゲージ
部材選択手段が伝動機構により、前記第2のゲージ部材
支持部材を前記回動軸線に対し直角に位置する第2の回
動軸線周りに前記クランプ部材駆動シリンダと同期させ
て割り出し回動させるようにすれば、回動軸線に対し放
射状に複数のゲージ部材を配置したゲージ部材支持部材
を二つ互いに直角な向きで有し、それらのうちの所要の
ものを使用位置に配置できるので、ワークの端部の位置
決め固定と同時に中間部の位置決めを行うような場合で
も、多くの種類のワークについて、装置同士の干渉を防
止しつつその位置決めおよび固定を行うことができる。
【図1】この発明のロータリ式ワーク位置決め固定装置
の一実施例を側方から見た断面図である。
の一実施例を側方から見た断面図である。
【図2】上記実施例の装置の要部を示す半部断面図であ
る。
る。
【図3】上記実施例の装置におけるゲージ部材支持部材
およびゲージ部材を図1の矢印A方向から見た正面図で
ある。
およびゲージ部材を図1の矢印A方向から見た正面図で
ある。
【図4】上記実施例の装置におけるクランプ部材支持部
材およびクランプ部材を図1の矢印B方向から見た背面
図である。
材およびクランプ部材を図1の矢印B方向から見た背面
図である。
【図5】上記実施例の装置で用い得るゲージ部材支持部
材およびゲージ部材の他の例を示す正面図である。
材およびゲージ部材の他の例を示す正面図である。
【図6】この発明の他の実施例を一部断面にて示す側面
図である。
図である。
【図7】従来のワーク位置決め固定装置を示す正面図で
ある。
ある。
【図8】上記従来装置を示す、図7のE−E線に沿う断
面図である。
面図である。
12 傘歯車機構 17 使用ゲージ部材選択機構 19 クランプ部材駆動シリンダ 23 ピストンロッド 28 ゲージ部材支持プレート 29 ゲージ部材 30 クランプ部材支持プレート 31 クランプ部材 32 ゲージ部材支持プレート C 回動軸線 D 回動軸線
Claims (2)
- 【請求項1】 ワークに密接してそのワークを位置決め
する複数のゲージ部材(29)を回動軸線(C)に対し放
射状に配置して支持するゲージ部材支持部材(28)と、
複数のクランプ部材(31)を前記各ゲージ部材に対向す
るように前記回動軸線に対し放射状に配置して支持する
クランプ部材支持部材(30)と、前記ゲージ部材支持部
材にロッド側端部を固定されるとともに、ピストンロッ
ド(23)が前記ゲージ部材支持部材に進退移動可能に貫
通されてその先端部を前記クランプ部材支持部材に結合
されたクランプ部材駆動シリンダ(19)と、前記クラン
プ部材駆動シリンダを前記回動軸線周りに割り出し回動
させて任意のゲージ部材およびそれに対応するクランプ
部材を所定の使用位置に配置する使用ゲージ部材選択手
段(17)と、を具えてなる、ロータリ式ワーク位置決め
固定装置。 - 【請求項2】 前記ゲージ部材支持部材と同様の構成の
第2のゲージ部材支持部材(32)を具え、前記使用ゲー
ジ部材選択手段が伝動機構(12)により、前記第2のゲ
ージ部材支持部材を前記回動軸線に対し直角に位置する
第2の回動軸線(D)周りに前記クランプ部材駆動シリ
ンダと同期させて割り出し回動させることを特徴とす
る、請求項1記載のロータリ式ワーク位置決め固定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10353891A JP2629483B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ロータリ式ワーク位置決め固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10353891A JP2629483B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ロータリ式ワーク位置決め固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313495A JPH04313495A (ja) | 1992-11-05 |
JP2629483B2 true JP2629483B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=14356625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10353891A Expired - Fee Related JP2629483B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ロータリ式ワーク位置決め固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2629483B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104002084A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-27 | 晋西工业集团有限责任公司 | 一种用于尾翼架点焊的定位工装 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104722993B (zh) * | 2015-03-09 | 2016-08-24 | 郑旭生 | 一种壶体纵焊夹紧装置 |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP10353891A patent/JP2629483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104002084A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-27 | 晋西工业集团有限责任公司 | 一种用于尾翼架点焊的定位工装 |
CN104002084B (zh) * | 2014-05-30 | 2015-11-11 | 晋西工业集团有限责任公司 | 一种用于尾翼架点焊的定位工装 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04313495A (ja) | 1992-11-05 |
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