JP2628720B2 - 押出成形装置 - Google Patents

押出成形装置

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JP2628720B2
JP2628720B2 JP63267650A JP26765088A JP2628720B2 JP 2628720 B2 JP2628720 B2 JP 2628720B2 JP 63267650 A JP63267650 A JP 63267650A JP 26765088 A JP26765088 A JP 26765088A JP 2628720 B2 JP2628720 B2 JP 2628720B2
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昌司 山田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、押出成形装置に関するものである。さら
に詳しくは、この発明は、金型内での材料の流れを均一
化し、流動性の低いセメント複合材料についても安定し
た押出成形を行うことのできる新しい押出成形装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来より、パルプなどの繊維質を混入したセメント系
の無機質板を押出成形法により成形することが注目され
てきている。このような無機質板の押出成形について
は、たとえば第3図に示したような押出部を有する押出
成形装置が知られている。この押出成形装置の押出部
は、金型(ア)に接続するテーパーバレル(イ)および
押出オーガスクリュー部(ウ)からなるケーシングと、
ケーシング内部に配置した材料スラリーを押出すオーガ
スクリュー(エ)とを有している。
オーガスクリュー(エ)を回転することによって、材
料スラリーを矢印方向へ押出し、金型(ア)内において
所定の成形体を製造する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、たとえばこの第3図に示した従来装置
の場合には、オーガスクリュー(エ)はその先端部
(オ)がテーパーバレル(イ)内に入らないように配置
され、かつその形状も小平面状となっているため、この
先端部(オ)の前方には材料流れの遅い領域や材料溜り
(カ)が生じてしまうという欠点があった。特に、パル
プ、セルロース類などの繊維質、ケイ砂などを混入した
セメント複合材料からなるスラリーは流動性が低いた
め、オーガスクリュー(エ)の先端部(オ)中心での材
料流れの不均一さや、材料溜り(カ)が発生しやすかっ
た。このため、成形体の寸法および物性が不安定になる
という問題が避けられなかった。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の押出成形装置の押出部における材料スラ
リーの流れの不均一さ、材料溜りの生成という欠点を解
消し、金型内での材料の流れを均一化することができ、
しかも流動性の低いセメント複合材料についても安定し
た押出成形を行うことのできる新しい押出成形装置を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するために、押出スク
リュー部およびテーパバレルからなる押出部とテーパバ
レルに連結した成形部としての金型を備えた無機質板の
押出成形装置において、押出スクリュー部内に配置さ
れ、スラリーを押出すオーガスクリューの先端部に先細
形状の小スクリューを配設し、この小スクリューの全体
をテーパバレル内に納めてなることを特徴とする押出成
形装置を提供する。
(作 用) この発明の装置においては、オーガスクリューの先端
部に先細形状の小スクリューを配設し、しかもこの小ス
クリューをその先端を含めてテーパバレル内に納めるた
め、従来の押出成形装置の押出部ではその生成が避けら
れなかったオーガスクリュー先端部中心の遅い材料の流
れや材料溜りを強制撹拌によって流動化することができ
る。この小スクリューによって押出成形材料をテーパー
バレル内から金型に向けて均一な流れとして押出すこと
ができる。
(実施例) 次に図面に沿って実施例を示して、この発明の押出成
形装置について詳しく説明する。
第1図は、この発明の装置の一例を示した押出部断面
図である。
この例に示した押出成形装置の押出部は、成形部とし
ての金型(1)に連結したテーパーバレル(2)と押出
スクリュー部(3)からなっており、この押出部は、ま
た、材料スラリーを搬送・押出するオーガスクリュー
(4)および小スクリュー(5)を備えている。オーガ
スクリュー(4)は、押出スクリュー部(3)内に配置
されている。このオーガスクリュー(4)の先端部に小
スクリュー(5)が配設されている。
小スクリュー(5)は、この第1図に示したように、
先細形状となっており、また、その全体がテーパバレル
(2)内に納められている。この小スクリュー(5)に
は、第1図に示したような一条巻きの他二条巻き等の適
宜なものを採用することができる。このスクリュー羽の
条数をはじめとして、小スクリュー(5)の長さ
(l)、径(d)等については、押出すスラリーの材質
に適合する適宜なものを選択することができる。
このような小スクリュー(5)のオーガスクリュー
(4)先端部への配設法についても特に制限はなく、こ
れらを一体成形してもよく、あるいは第1図に示したよ
うに、小スクリュー(5)に、オーガスクリュー(4)
の回転方向と逆方向に回すことにより締まる逆ネジの雄
ネジ(6)を形成し、一方、オーガスクリュー(4)先
端部には雌ネジを形成して、小スクリュー(5)をオー
ガスクリュー(4)に着脱自在に取り付けるようにする
ことも可能である。
たとえば、以上のように例示することのできる押出成
形装置においては、オーガススクリュー(4)の回転に
ともなって材料スラリーを矢印の方向へ搬送する。材料
スラリーは、次々にテーパーバレル(2)内に送り込ま
れ、ここでさらに、小スクリュー(5)によって攪拌・
搬送され、金型(1)へ押出される。オーガスクリュー
(4)と小スクリュー(5)は同一回転数で回転し、材
料スラリーを金型(1)へと搬送する。従来、オーガス
クリュー(4)先端部中心、すなわちテーパーバレル
(2)内での生成が避けられなかった材料流れの遅い領
域や材料溜りは、この小スクリュー(5)による強制攪
拌・搬送によって解消される。また、小スクリュー
(5)の先端部を先細状とすることにより、先細の先端
部は、材料流れの不均一さ、材料溜りの発生をより一層
効果的に抑止する。こうして、均一な流れを保持して金
型(1)へ材料スラリーを押出すことができる。
第2図は、この発明の装置の別の例を示した押出部断
面図である。
この例においては、小スクリューに、先細とした円錐
体状のテーパスクリュー(7)を採用し、これをオーガ
スクリュー(4)先端部に配設するとともに、その全体
をテーパバレル(2)内に納めている。このようなテー
パスクリュー(7)によっても材料スラリーの流れの均
一化を図ることができる。
なお、テーパスクリュー(7)についても、スクリュ
ー羽の条数および角度、全体の大きさ等には格別の限定
はなく、材料スラリーの特性に応じて適当なものを適宜
選択することができる。
もちろん以上の例によってこの発明は限定されるもの
ではない。スクリュー羽の形状、条数、角度および小ス
クリュー、押出装置の構造、構成等については様々な態
様が可能であることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明の装置によって、
従来、オーガスクリュー先端部中心に発生した材料スラ
リーの流れの遅い領域や材料溜りなどによる材料の流れ
の不均一さを解消することができる。金型内での材料ス
ラリーの流れが均一化し、安定した寸法および物性を有
する成形体を押出成形することが可能となる。
パルプなどの繊維質、ケイ砂などを混入した流動性の
低いセメント複合材料についても均一な材料の流れを実
現することができ、繊維質混入無機質板の押出成形に極
めて有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の装置の一例を示した押出部断面図
である。 第2図は、この発明の装置の別の例を示した押出部断面
図である。 第3図は、従来の押出成形装置の押出部を示した断面図
である。 1……金型 2……テーパーバレル 3……押出スクリュー部 4……オーガスクリュー 5……小スクリュー 6……雄ネジ 7……テーパースクリュー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出スクリュー部およびテーパバレルから
    なる押出部とテーパバレルに連結した成形部としての金
    型を備えた無機質板の押出成形装置において、押出スク
    リュー部内に配置され、スラリーを押出オーガスクリュ
    ーの先端部に先細形状の小スクリューを配設し、この小
    スクリューの全体をテーパバレル内に納めてなることを
    特徴とする押出成形装置。
  2. 【請求項2】小スクリューがテーパスクリューである請
    求項(1)記載の押出成形装置。
JP63267650A 1988-10-24 1988-10-24 押出成形装置 Expired - Lifetime JP2628720B2 (ja)

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JPH02113903A JPH02113903A (ja) 1990-04-26
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JP5043547B2 (ja) * 2007-07-26 2012-10-10 住友化学株式会社 押出成形装置
JP4929129B2 (ja) * 2007-11-08 2012-05-09 日本碍子株式会社 土練機
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