JP2627953B2 - 廃水の処理方法 - Google Patents

廃水の処理方法

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JP2627953B2 JP13948989A JP13948989A JP2627953B2 JP 2627953 B2 JP2627953 B2 JP 2627953B2 JP 13948989 A JP13948989 A JP 13948989A JP 13948989 A JP13948989 A JP 13948989A JP 2627953 B2 JP2627953 B2 JP 2627953B2
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  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、懸濁物、アンモニア及びCOD成分の2種以
上を含む廃水の処理方法に関する。
従来の技術とその問題点 近年、水質保全の観点から化学的酸素要求物質(本願
明細書においてはCOD成分という)のみならず、窒素成
分(特にアンモニア態窒素)の除去も重要視されつつあ
る。本発明者らは、この様な現状に鑑みて種々実験及び
研究を重ねた結果、廃水中のCOD成分とアンモニアを同
時に分解除去し得る実用的な処理技術を確立した(特公
昭59−19757号、特公昭57−42391号、特公昭59−29317
号、特公昭57−33320号、特開昭62−132589号等)。し
かしながら、処理廃水中に500乃至数万ppm程度の高濃度
の懸濁物(これには汚泥も含まれる:以下SSという)が
含まれている場合には、未分解SSの反応器内に充填した
触媒表面への付着による圧力損失の増加及び触媒活性低
下等を生じることがあるので、SSの濃度、組成等によつ
ては、その全部又は一部を処理に先立つて除去する必要
がある。
また、触媒の存在下に行なう上記の液相酸化処理で
は、廃水中の汚泥成分を高度に分解させているため、廃
水の種類、廃水中の汚濁成分の濃度、処理目標水質の程
度などによっては、温度および/または圧力を著るしく
高めたり、反応器内の充填触媒量を増加させたりする必
要があり、経済的に不利となる場合がある。
特公昭63−25838号公報は、酸素含有ガスの存在下に
廃水を液相酸化した後、処理水を嫌気性処理する方法を
開示している。しかしながら、この方法では、液相酸化
処理後の処理水中に高分子物質等の生物学的に分解困難
な成分が残存しており、またアンモニアなどの含窒素化
合物も分解されないので、これらを処理するための別の
処理工程が必要である。
一方、現在一般に広く採用されている生物処理法によ
り高濃度のSSを含有する廃水を処理する場合には、SSの
大部分を予め取り除いた後処理を行なうか、又は予め取
り除くことなく処理した後余剰汚泥として系列に取り出
し、焼却、溶融、埋立て、海洋投棄、肥料化等を行なつ
ている。しかしながら、各下水処理場からの発生分も含
めて、廃水処理に伴う汚泥の発生量は、毎年増加の一途
をたどつている。従つて、汚泥の発生量及び処分量をで
きるだけ減少させる方策や、絶え間なく発生する汚泥を
経済的に処理し得る恒久的処分方法の確立が切望されて
いる。
問題点を解決するための手段 本発明者は、技術の現状に鑑みて上記の先願発明を更
に改良して高濃度SSをも同時に分解し得る経済的な廃水
処理方法を完成すべく、引続き鋭意研究を重ねた結果、
触媒の不存在下に行なう液相酸化工程と特定の触媒の存
在下に行なう液相酸化工程と生物処理工程とを組合せる
ことにより、その目的を達成し得ることを見出し、本発
明を完成するに至つた。
即ち、本発明は、以下の3つの廃水処理方法を提供す
るものである。
懸濁物、アンモニア及びCOD成分の2種以上を含む
廃水を処理するに際し、 (i)触媒の不存在下且つ酸素含有ガスの存在下に廃水
を液相酸化する工程、 (ii)ハニカム構造の担体上に鉄、コバルト、マンガ
ン、ニツケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イ
リジウム、白金、銅、金及びタングステン並びにこれ等
金属の水に不溶性又は難溶性の化合物の少なくとも1種
を担持した触媒体の存在下且つ酸素含有ガスの存在下に
上記工程(i)からの処理水を液相酸化する工程、 (iii)上記工程(ii)からの処理水を嫌気メタン発酵
により嫌気性消化する工程、および (iv)上記工程(iii)からの余剰汚泥を前記工程
(i)に返答する工程 を備えたことを特徴とする廃水の処理方法(以下この方
法を本願発明Iという)。
懸濁物、アンモニア及びCOD成分の2種以上を含む
廃水を処理するに際し、 (i)触媒の不存在下且つ酸素含有ガスの存在下に廃水
を液相酸化する工程、 (ii)ハニカム構造の担体上に鉄、コバルト、マンガ
ン、ニツケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イ
リジウム、白金、銅、金及びタングステン並びにこれ等
金属の水に不溶性又は難溶性の化合物の少なくとも1種
を担持した触媒体の存在下且つ酸素含有ガスの存在下に
上記工程(i)からの処理水を液相酸化する工程、及び (iii)上記工程(ii)からの処理水を活性汚泥法によ
り好気性処理する工程、および (iv)上記工程(iii)からの余剰汚泥を前記工程
(i)に返送する工程 を備えたことを特徴とする廃水の処理方法(以下この方
法を本願発明IIという)。
懸濁物、アンモニア及びCOD成分の2種以上を含む
廃水を処理するに際し、 (i)触媒の不存在下且つ酸素含有ガスの存在下に廃水
を液相酸化する工程、 (ii)ハニカム構造の担体上に鉄、コバルト、マンガ
ン、ニツケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イ
リジウム、白金、銅、金及びタングステン並びにこれ等
金属の水に不溶性又は難溶性の化合物の少なくとも1種
を担持した触媒体の存在下且つ酸素含有ガスの存在下に
上記工程(i)からの処理水を液相酸化する工程、 (iii)上記工程(ii)からの処理水を嫌気メタン発酵
により嫌気性消化する工程、 (iv)上記工程(iii)からの処理水を活性汚泥法によ
り好気性処理する工程、および (v)上記工程(iii)および(iv)からの余剰汚泥を
前記工程(i)に返送する工程 を備えたことを特徴とする廃水の処理方法(以下この方
法を本願発明IIIという)。
なお、本発明において、廃水に含まれるアンモニアと
は、水中解離によりアンモニウムイオンを形成し得るア
ンモニウム化合物をも包含するものである。又、COD成
分は、フエノール、シアン化物、チオシアン化物、油
分、チオ硫酸、亜硫酸、硫化物、亜硝酸、有機塩素化合
物(トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、トリ
クロロエタン、塩化メチレン等)等をも包含する。更に
又、懸濁物(SS)とは、JIS K 0102に規定された物
質及び日本水道協会による下水試験方法に定められた浮
遊物並びにその他の固形で可燃性の物質(硫黄等)をい
う。
本発明方法は、上記の各成分(アンモニア、COD成分
及びSS)の2種又は3種を含む廃水の処理に好適であ
る。この様な廃水の具体例としては、下水汚泥、下水汚
泥濃縮水、産業廃水汚泥、し尿、脱硫・脱シアン廃液、
石炭のガス化・液化廃水、重質油類ガス化排水、食品工
場排水、アルコール製造工場排水、化学工場排水、含水
状態のバイオマス(おがくず等)等が挙げられるが、こ
れ等に限定されるものではない。
本願発明Iの第一工程(以下I−(i)工程とする)
では、触媒を使用することなく、酸素含有ガスの存在下
に廃水を液相酸化する。本工程で使用する酸素含有ガス
としは、空気、酸素富化ガス、酸素、更にはシアン化水
素、硫化水素、アンモニア、硫黄酸化物、有機硫黄化合
物、窒素酸化物、炭化水素等の1種又は2種以上を含有
する酸化含有廃ガス等が挙げられる。これ等ガスの供給
量は、廃水中(又は廃水中及び廃ガス中)のSS、アンモ
ニア及びCOD成分の全量を窒素、炭酸ガス、水等にまで
酸化分解するに必要な理論酸素量の1〜1.5倍量、より
好ましくは1.05〜1.2倍量の酸素が供給される様にする
のが良い。酸素含有廃ガスを酸素源とする場合には、ガ
ス中の有害成分も同時に処理し得るという利点が得られ
る。酸素含有廃ガスを使用する場合に酸素の絶対量が不
足であれば、空気、酸素富化空気又は酸素により不足量
を補うのが良い。なお、酸素含有ガスは、I−(i)工
程に供給される廃水に対して全量供給する必要はなく、
I−(i)工程と次工程とに分散して供給しても良い。
例えば、I−(i)工程においては、通常SSの10〜90%
程度が分解乃至可溶化され、COD成分の10〜60%程度及
びアンモニアの0〜15%程度が分解されるので、理論酸
素量の0.4〜0.8倍量に相当する酸素含有ガスを供給し、
残余を次工程で供給しても良い。I−(i)工程におけ
る反応時の温度は、通常100〜370℃、より好ましくは20
0〜300℃程度である。反応時の温度が高い程、供給ガス
中の酸素分率が高い程、また操作圧力が高い程、SSの可
溶化をも含めた被処理成分の分解率が高くなり、反応器
内での廃水滞留時間が短縮され且つ次工程での反応条件
が緩和されるが、反面において設備費が大となるので、
廃水の種類、次工程における反応条件との兼ね合い、要
求される処理の程度、全体としての運転費及び設備費等
を総合的に考慮して定めれば良い。反応時の圧力は、所
定の反応温度において廃水が液相を保つ最低限の圧力以
上であれば良い。反応時間は、反応器の大きさ、廃水の
水質、温度、圧力等により変り得るが、通常15〜120分
程度であり、好ましくは30〜60分程度である。この所要
時間は、前出の特公昭59−19757号などの先願発明にお
ける液相酸化時の所要時間に比して大巾に短縮されてい
る。これは、本願発明では最終的に生物学的処理を併用
することにより達成される大きな利点である。
次いで、本発明Iの第二工程(以下I−(ii)工程と
する)では、I−(i)工程からの処理水をハニカム構
造の担体上に担持された触媒体の存在下に再度液相酸化
する。ハニカム構造としては、開口部が四角形、五角
形、六角形、円形等の任意の形状のもので良い。単位容
量当りの面積、開口率等も特に限定されるものではない
が、通常単位容量当りの面積200〜800m2/m3程度、開口
率40〜80%程度のものを使用する。ハニカム構造体の材
質としては、チタニア、ジルコニア等が例示される。触
媒有効成分としては、鉄、コバルト、マンガン、ニツケ
ル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、
白金、銅、金及びタングステン、並びにこれ等の酸化
物、更には二塩化ルテニウム、二塩化白金等の塩化物、
硫化リテニウム、硫化ロジウム等の硫化物等の水に対し
不溶性乃至難溶性の化合物が挙げられ、これ等の1種又
は、2種以上が担体上に担持される。担持量は、特に限
定されないが、通常担体重量の0.05〜25%程度、好まし
くは0.5〜3%程度である。反応搭容積は、液の空間速
度が0.5〜12 l/Hr(空塔基準)程度、より好ましくは1.
0〜4 l/Hr(空塔基準)程度となる様にするのが良い。
前述の如く、I−(i)工程において必要酸素の全量が
廃水に供給される場合には、I−(ii)工程および次工
程では酸素含有ガスの供給を行なう必要はなく、I−
(i)工程において全必要酸素量の一部が供給されてい
る場合にのみ、本I−(ii)工程および/または次工程
において残余の酸素量に相当する酸素含有ガスの供給を
行なう。I−(ii)工程における反応温度は、通常100
〜〜370℃程度、より好ましくは200〜300℃程度であ
る。反応時の圧力は、廃水が液相を保持し得る程度であ
れば良い。I−(ii)工程における反応時間は、原廃水
の種類、反応温度および圧力などにより異なるが、長す
ぎる場合には、次工程におえる嫌気メタン発酵に際して
の発酵原料となるべき有機物までもが完全に酸化されて
炭酸ガスとなってしまうので、炭素数5以下のカルボン
酸が残存する様に留意することが望ましい。かくして、
I−(ii)工程ではSS、COD成分の少なくとも1部が分
解され、残余のSS、COD成分中の高分子物質、生物学的
難分解性物質が低分子化され、微生物分解性に優れ且つ
嫌気メタン発酵または好気活性汚泥分解の反応速度の大
きい物質に変換される。また、アンモニアが実質的に分
解される。
I−(ii)工程で得られた処理水中に硫酸ソーダ等の
分解生成物が含まれていて、引続く嫌気性消化工程での
処理効率を低下させることが懸念される場合には、I−
(ii)工程からの加圧状態の処理水を逆浸透圧装置に直
接送り、脱塩することが出来る。逆浸透圧装置からの濃
縮水は、廃水原水に混合して再度本発明による処理に供
したり、濃縮水から硫酸ソーダなどの有用物を回収した
りすることができる。また、処理水中に不燃性灰分が含
まれている場合には、限外過膜(ウルトラフィルタ
ー、メンブレンフィルターなど)により、或いは重力沈
降分離槽で灰分を分離後、次工程に送られる。
本願発明Iの第三工程(以下I−(iii)工程とす
る)では、I−(ii)工程からの処理水を公知の嫌気メ
タン発酵法により消化処理する。この処理に際しては、
I−(ii;)工程からの暖い処理水の温度を嫌気メタン
発酵に有効に利用することにより、効率の高い高温発酵
を経済的に行うことが可能となり、前工程で生成された
生物学的に易分解性の物質が短時間内に処理される。I
−(iii)工程における処理条件は、特に限定されない
が、通常温度は35〜60℃程度、消化日数は1〜30日程
度、汚泥濃度は2〜5%程度である。
I−(iii)工程からの余剰汚泥は、本願発明Iの第
四工程(以下I(iv)工程とする)として、前記I−
(i)工程に返送され、廃水原水と混合されて、再度処
理される。
本願発明IIの第一工程(以下II−(i)工程とする)
はI−(i)工程と同様の条件で触媒の不存在下且つ酸
素含有ガスの存在下に廃水の液相酸化を行なう。
本願発明IIの第二工程(以下II−(ii)とする)にお
いて使用するハニカム触媒体は、I−(ii)工程で使用
するハニカム触媒体と同様で良い。反応時の条件も、I
−(ii)工程と同様で良い。
本願発明IIの第三工程(以下II−(iii)工程とす
る)では、II−(ii)工程からの処理水を公知の活性汚
泥法により好気処理する。II−(iii)工程における処
理条件は、特に限定されないが、通常温度は20〜40℃程
度、滞留時間は3〜24時間程度、pHは中性附近である。
II−(iii)工程における曝気に必要な酸素として
は、II−(ii)工程で使用した酸素含有ガス中の残余の
酸素を含む排ガスを利用してもよい。
II−(iii)工程からの余剰汚泥は、本願発明IIの第
四工程(以下II−(iv)工程とする)として、前記II−
(i)工程に返送され、廃水原水と混合されて、再度処
理される。
本願発明IIIの第一工程(以下III−(i)工程とす
る)は、I−(i)工程と同様の条件で触媒の不存在下
且つ酸素含有ガスの存在下に廃水の液相酸化を行なう。
本願発明IIIの第二工程(以下III−(ii)工程とす
る)において使用するハニカム触媒体は、I−(ii)工
程で使用するハニカム触媒体と同様で良い。反応時の条
件も、I−(ii)工程と同様で良い。
本願発明IIIの第三工程(以下III−(iii)工程とす
る)は、I(iii)工程と同様にして、III−(ii)工程
からの処理水を嫌気メタン発酵法により消化処理する。
III−(iii)工程からの処理水が、各種の水質規制、
放流基準などに合致しない場合には、本願発明IIIの第
四工程(以下III−(iv)工程とする)として、該処理
水を公知の活性汚泥法により好気処理する。III−(i
v)工程における処理条件は、特に限定されないが、前
記II−(iii)工程と同様で良い。
III−(iii)工程からの余剰汚泥およびIII−(iv)
工程からの余剰汚泥は、本願発明IIIの第五工程(以下I
II−(V)工程とする)として、前記III−(i)工程
に返送され、廃水原水と混合されて、再度処理される。
尚、本願発明I−(i)、I−(ii)、II−(i)、
II−(ii)、III−(i)、III−(ii)の各工程におい
ては、処理水のpHが5〜10程度、より好ましくは6〜9
程度の範囲で特に液相酸化が良好に進行するので、廃水
の種類によつては、例えば水酸化ナトリウム、炭酸ナト
リウム、水酸化カルシウムなどのアルカリ性物質或いは
硫酸などの酸性物質により予め廃水のpH調整を行なつた
り、又、I−(ii)工程、II−(ii)工程、III−(i
i)工程での処理水に同様のアルカリ物質或いは酸性物
質を添加してそのpH調整を行なうことができる。又、各
工程に供される廃水又は処理水の当初のpHが5〜10程度
であつても、反応の進行に伴つて液のpHが大巾に低下
し、有害成分の分解率が低下したり、或いは酸性液によ
る反応器、配管、熱交換器等の損傷が大となつたりする
ことがある。従つて、反応系中の液のpHが強酸性となら
ない様に、反応系に適宜上記と同様のアルカリ物質を添
加することが望ましい。
以下添附図面を参照しつつ本発明を更に詳細に説明す
る。
第1図は、本願発明Iの実施の一例を示すフローチヤ
ートである。SS、アンモニア及びCOD成分を含む廃水
は、廃水貯槽(1)からポンプ(3)によりライン
(5)を経て圧送され、圧縮機(7)により昇圧されて
ライン(9)から圧送される酸素含有ガスと混合された
後、ライン(11)、熱交換器(13)を経てライン(15)
に至る。廃水が粗大な固形物を含有している場合には、
必要に応じ予め固形物を除去するか或いは破砕しておく
ことが望ましい。廃水は、熱交換器(13)における熱交
換により所定温度以上となつている場合には、ライン
(17)及び(19)を経て第1の反応ゾーン(21)に送給
され、所定温度に達していない場合には、ライン(2
3)、加熱炉(25)、ライン(27)及びライン(19)を
経て反応ゾーン(21)に送給される。廃水には、必要に
応じ、通常水溶液の形態で、アルカリ物質または酸性物
質が、pH調整物質貯槽(29)からライン(31)、ポンプ
(33)、ライン(35)及びライン(37)を経て添加され
る。また、ライン(31)から分岐するライン(32)を経
てpH調整物質を廃水貯槽(1)に送り、予め廃水のpH調
整を行なっても良い。第1の反応ゾーン(21)内では、
触媒を使用することなく、酸素含有ガスの存在下に廃水
の液相酸化が行なわれる。
第1の反応ゾーン(21)からの処理水は、ハニカム構
造の担体上の触媒有効成分を担持させたい触媒体を充填
する第2の反応ゾーン(39)に送られ、ここで再度液相
酸化に供される。第1の反応ゾーン(21)からの処理水
には、圧縮機(7)からの酸素含有ガスをライン(41)
を経て供給しても良く、また貯槽(29)からのpH調整物
質をライン(31)、ポンプ(33)、ライン(35)及びラ
イン(43)を経て添加しても良い。尚、アルカリ物質
は、第1の反応ゾーン(21)及び第2の反応ゾーン(3
9)の適宜の位置(図示せず)に供給しても良い。
第2の反応ゾーン(39)において液相酸化された処理
水は、ライン(45)を経て熱交換器(13)に入り、ここ
で未処理の廃水に熱エネルギーを与えた後、ライン(4
7)を経て冷却器(49)に入り、冷却される。ライン(4
7)からの冷却水の温度が50℃前後となっている場合に
は、冷却器(49)を使用する必要はない。冷却器(49)
を出た処理水は、ライン(51)を経て気液分離器(53)
においてライン(55)からの気体とライン(57)からの
液体とに分離される。第2の反応ゾーン(39)で得られ
た処理水中に不燃性灰分が含まれている場合にはライン
(57)上に分離膜、重力沈降分離槽など(図示せず)を
設け、灰分の除去を行なっても良い。ライン(57)から
の液体は、嫌気メタン発酵槽(59)に入り、消化処理さ
れた後、ライン(61)から処理水が取り出される。嫌気
メタン発酵槽(59)で生成する余剰汚泥は、例えば、ラ
イン(5)上で廃水と混合されて、第1の反応ゾーン
(21)に返送され、廃水原水とともに処理される。
第1図に示すフローにおいて、嫌気メタン発酵槽(5
9)に代えて、活性汚泥法による好気処理槽を設けるこ
とにより、本願発明IIを実施することができる。この場
合、ライン(55)からの気体を好気処理槽に供給し、酸
素源の少なくとも一部として利用することができる。好
気処理槽で生成した余剰汚泥も、第1の反応ゾーン(2
1)に返送され、廃水原水とともに処理される。
第2図は、本願発明IIIの実施の一例を示すフローチ
ヤートである。第2図において、第1図におけると同一
の機構は、同一番号で示されている。廃水貯槽(1)か
らの廃水は、第1の熱交換器(13)及び第2の熱交換器
(65)により加熱され、ライン(67)を経て、加熱炉
(25)において更に加熱され或いは加熱されることな
く、第1の反応ゾーン(21)に入る。必要ならば、廃水
中の粗大な固形物の除去または破砕を行なっておくこと
は、前記と同様である。第1の反応ゾーン(21)におい
て無触媒状態で液相酸化された処理水は、更にハニカム
触媒体を充填した第2の反応ゾーン(39)において液相
酸化される。第2の反応ゾーン(39)を出た処理水は、
ライン(45)を経て気液分離器(53)により、ライン
(77)からの気体とライン(79)からの液体とに分離さ
れる。ライン(77)からの気体は、熱交換器(13)にお
いて廃水に熱エネルギーを与えた後、ライン(81)から
系外に放出される。一方、ライン(79)からの液体は、
第2の熱交換器(65)において廃水を更に加熱した後、
ライン(83)を経て嫌気メタン発酵槽(59)に入り、次
いでライン(61)を経て好気処理槽(62)に入って順次
処理され、ライン(63)から処理水が取り出される。こ
の際、ライン(81)からの気体を好気処理槽(62)に供
給し、酸素源の一部として利用することができる。嫌気
メタン発酵槽(59)および好気処理槽(62)で生成する
余剰汚泥は、前記の場合と同様にして、第1の反応ゾー
ン(21)に返送され、廃水原水とともに処理される。
なお、本願発明Iにおいて、第1図のライン(45)か
らの処理水を第2図の気液分離器(53)と同様の気液分
離器に送り、以後第2図と同様のフローにより処理して
も良い。また、同様に、本願発明IIIにおいて、第2図
のライン(45)からの処理水を第1図の熱交換器(13)
と同様の熱交換器に送り、以後第1図と同様のフローに
より処理しても良い。
発明の効果 本発明によれば、アンモニア及びCOD成分のみなら
ず、高濃度の懸濁物を含む廃水を効率良く処理すること
ができる。即ち、本発明においては、先ず触媒の不存在
下且つ酸素含有ガスの存在下に行なわれる廃水の第一段
階液相酸化により、廃水中のSSの可溶化が進行する。次
いで、触媒の存在下且つ酸素含有ガスの存在下に行なわ
れる廃水の第二段階液相酸化により、アンモニアなどの
含窒素化合物の分解が行なわれ、またSSを含むCOD成分
も一部分解されるとともに、高分子物質、生物学的難分
解性成分等を含む有機化合物の大部分が、触媒の作用に
より、酢酸などの低級脂肪族カルボン類に変換される。
そして、上記の如く液相酸化分解処理された廃水中の低
分子量の生物学的に易分解性の生成物は、嫌気性メタン
発酵処理または好気性処理或いは嫌気性メタン発酵処理
と好気性処理との組合せにより、極めて効率良くされ
る。
従って、本発明によれば、高濃度のSSを含有する廃水
を効果的に処理することができる。例えば下水処理場で
処理に際し、従来好気性処理での曝気槽容量が建設省基
準により下水通水量に対し6〜8時間相当必要とされて
いたのに対し、生成する余剰汚泥の処理に本発明方法を
適用する場合には、その時間を約1/3程度に短縮するこ
とができる。
また、廃水の脱色、脱臭及び殺菌も同時に行なわれ
る。
実 施 例 以下実施例を示し、本発明の特徴とするところをより
一層明らかにする。
実施例1 第1図及び第2図に示すフローに従つて、本願発明
I、II及びIIIにより、下水汚泥濃縮液を処理した。該
下水汚泥濃縮液の組成は、第1表に示す通りである。
I−(i)工程: 下水汚泥を空間速度2.0 1/Hr(空塔基準)及び質量速
度7.96t/m2Hrで第1の反応ゾーン(21)の下部に供給し
た。一方、空間速度226 1/Hr(空塔基準、標準状態換
算)で空気を第1の反応ゾーン(21)の下部に供給し
た。この状態で温度250℃、圧力90kg/cm2・Gの条件下
に廃水の無触媒液相酸化処理を行なつた。
本工程で得られた処理水の組成を第2表に示す。
第1表と第2表との対比から明らかな如く、無触媒液
相酸化によるCOD(Mn)、COD(Cr)、TOD及びTODの分解
率は、それぞれ70.6%、51.9%、42.7%及び25%であ
る。また、BOD成分は、液相酸化分解により若干高くな
っている。さらに、含窒素化合物がアンモニアに転化さ
れたことにより、アンモニア濃度は、約2倍となってい
る。
I−(ii)工程: 開口形状が正方形(一辺の長さ3.5mm)であり、セル
ピツチ4.5mm、開口率59.3%のチタニアハニカム担当に
担体重量の2%のルテニウムを担持させたハニカム触媒
体をI−(i)工程での空塔容積量の1/2量となる様に
充填した第2の反応ゾーン(39)に上記I−(i)工程
からの処理水及び空気を供給し、液相酸化を行なつた。
反応温度は270℃とし、圧力は、I−(i)工程と同様
とした。
本工程で得られた処理水の組成を第3表に示す。
第1表と第3表との対比から明らかな如く、COD(C
r)およびTODの廃水当りの分解量は、それぞれ12100m
gおよび21800mgである。これら成分の分解による反応熱
とアンモニア成分の分解による反応熱とにより、反応
は、外部からの熱供給なしに行なうことができた。即
ち、第1図に示すフローにおいて、加熱炉(25)を使用
する必要はなかった。
I−(ii)工程からの処理水を熱交換器(13)及び冷
却器(49)により冷却した後、気液分離器(53)に送
り、排気ガスと処理水とに分離した。なお、処理水の温
度は、次工程の嫌気メタン発酵槽での温度が約55℃とな
る様に冷却器(49)で調節した。
気液分離器(53)からの排気ガス組成は、NH30.01ppm
以下、SOx0.01ppm以下であり、NOxは検出されなかっ
た。
I−(iii)工程 I−(ii)工程からの処理水を重力沈降分離槽(図示
せず)に導き、残存SSを分離除去した。分離されたSSの
90%以上は、不燃性灰分であった。重力沈降分離槽から
の液を10%水酸化ナトリウム溶液によりpH約7.5に調節
した後、嫌気メタン発酵槽(59)に送入した。嫌気メタ
ン発酵槽は、流動床形式のものであり、粒径300μmの
多孔質セラミック粒子に菌体を付着させ、循環ポンプに
より流動床を形成させた。
嫌気性消化後の消化液の水質(本願発明Iの結果)を
第4表に示す。
なお、嫌気性消化後の余剰汚泥は、I−(i)工程に
返送して、処理した。
II−(iii)工程: 上記のI−(i)工程およびI−(ii)工程と同様に
してII−(i)工程およびII−(ii)工程による処理を
行なって得た処理水(SS分離除去済み、約35℃)を活性
汚泥法により好気処理した。
好気処理後の水質(本願発明IIの結果)を第5表に示
す。
なお、好気処理後の余剰汚泥は、II−(i)工程に返
送して、処理した。
III−(iv)工程: 上記のI−(i)工程、I−(ii)工程およびI−
(iii)工程と同様にして処理を行なって得た処理水を
活性汚泥処理槽(62)において好気処理した。
好気処理後の水質(本願発明IIIの結果)を第6表に
示す。
実施例2 第1図に示すフローに従つて本願発明IIにより、下水
汚泥濃縮液を処理した。下水汚泥濃縮液の組成は、実施
例1の場合と同様であつた。
先ず、II−(i)工程は、温度を260℃とし圧力を95k
g/cm2・Gとした以外は実施例1のI−(i)工程と同
様にして行なつた。
また、II−(ii)工程は、温度を280℃とし、圧力を9
5kg/cm2・Gとした以外は実施例1のI−(ii)と同様
にして行なつた。
II−(ii)工程で得られた処理水を限界過膜を様い
て過し、SSを分離除去した後、カ性ソーダ溶液でpHを
6.8に調整し、温度約35℃で好気性処理に供した。分離
されたSSの94%が不燃性の灰分であったので、系外に取
り出した。
各工程出口における水質を第7表に示す。
なお、気液分離器(53)からの排気中には、NH3、SOx
及びNOxは検出されなかった。
また、高濃度のSSを含む下水汚泥濃縮液の処理を述べ
2000時間行なった後にも、各工程での各成分の分解率の
低下は認められず、廃水処理を引続き支障なく行なうこ
とができた。
実施例3〜12 第2図に示すフローに従つて本願発明IIにより、実施
例1と同様の下水汚泥濃縮液を処理した。
II−(i)およびII−(ii)工程での液空間速度は、
II−(i)工程では、1.0 1/Hr(空塔基準)とし、II−
(ii)工程では0.86 1/Hr(空塔基準)とした。
II−(ii)工程で使用した触媒は、第8表に示す通り
である。
上記以外の条件は、実施例1と同様とした。
第8表にII−(ii)工程およびII−(iii)工程で得
られた処理水の水質を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の実施態様を示すフローチ
ヤートである。 (1)……廃水貯槽、 (3)……ポンプ、 (7)……圧縮機、 (13)……熱交換器、 (21)……第1の反応ゾーン、 (25)……加熱炉、 (29)……pH調整物質貯槽、 (33)……ポンプ、 (39)……第2の反応ゾーン、 (49)……冷却器、 (53)……気液分離器、 (59)……嫌気メタン発酵槽、 (62)……活性汚泥槽。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/46 B01J 23/46 M 301 301M 311 311M 23/72 23/72 M 23/745 C02F 3/12 N 23/75 3/28 ZABZ 23/755 3/30 Z C02F 3/12 9/00 501F 3/28 ZAB 502R 3/30 503C 9/00 501 504A 502 B01J 23/74 311M 503 321M 504 301M (72)発明者 平岡 正勝 京都府宇治市木幡御蔵山39―763 (72)発明者 井上 源之助 東京都港区赤坂2丁目3番4号 財団法 人造水促進センター内 (72)発明者 長谷場 滋 東京都港区赤坂2丁目3番4号 財団法 人造水促進センター内 (56)参考文献 特開 昭62−132589(JP,A) 特開 昭50−130682(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】懸濁物、アンモニアおよびCOD成分の2種
    以上を含む廃水を処理するに際し、 (i)触媒の不存在下且つ酸素含有ガスの存在下に廃水
    を液相酸化する工程、 (ii)ハニカム構造の担体上に鉄、コバルト、マンガ
    ン、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イ
    リジウム、白金、銅およびタングステンならびにこれら
    金属の水に不溶性または難溶性の化合物の少なくとも1
    種を担持した触媒体の存在下且つ酸素含有ガスの存在下
    に上記工程(i)からの処理水を液相酸化する工程、 (iii)上記工程(ii)からの処理水を嫌気性メタン発
    酵により嫌気性消化する工程、および (iv)上記工程(iii)からの余剰汚泥を前記工程
    (i)に返送する工程 を備えたことを特徴とする廃水の処理方法。
  2. 【請求項2】懸濁物、アンモニアおよびCOD成分の2種
    以上を含む廃水を処理するに際し、 (i)触媒の不存在水且つ酸素含有ガスの存在下に廃水
    を液相酸化する工程、 (ii)ハニカム構造の担体上に鉄、コバルト、マンガ
    ン、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イ
    リジウム、白金、銅およびタングステンならびにこれら
    金属の水に不溶性または難溶性の化合物の少なくとも1
    種を担持した触媒体の存在下且つ酸素含有ガスの存在下
    に上記工程(i)からの処理水を液相酸化する工程、 (iii)上記工程(ii)からの処理水を嫌気メタン発酵
    により嫌気性消化する工程、 (iv)上記工程(iii)からの処理水を活性汚泥法によ
    り好気性処理する工程、および (v)上記工程(iii)および(iv)からの余剰汚泥を
    前記工程(i)に返送する工程 を備えたことを特徴とする廃水の処理方法。
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