JP2627627B2 - 保冷コンテナ - Google Patents

保冷コンテナ

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JP2627627B2 JP62283859A JP28385987A JP2627627B2 JP 2627627 B2 JP2627627 B2 JP 2627627B2 JP 62283859 A JP62283859 A JP 62283859A JP 28385987 A JP28385987 A JP 28385987A JP 2627627 B2 JP2627627 B2 JP 2627627B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、荷物を積載して航空機,車輛,船舶等によ
り輸送される、コンテナに関する。
「従来の技術」 このようなコンテナにおいて、特に断熱性に優れたい
わゆる保冷コンテナと、普通のいわゆるドライコンテナ
とは、従来、各々別々の専用品として用いられていた。
すなわち、従来の保冷コンテナは、内面に断熱材を配
した箱状をなし、この断熱材は取り外しを予定したもの
ではなく、又、全体も箱状からの折りたたみは不可能と
なっていた。他方、ドライコンテナは、一般に広く用い
られている普通の箱状をなすコンテナのことであり、従
来より、特に断熱性に配慮がなされているわけではなか
った。なおこのドライコンテナにあっては、箱状から折
りたたみ可能となったものも、従来より開発,使用され
ている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、このような従来のコンテナにあっては、次
の問題が指摘されていた。第1に、従来の保冷コンテナ
とドライコンテナとは、各々構造が異なり別々の専用品
とされていた。そこで一般には、このような2種類のコ
ンテナを保有しておく必要があり、荷物の種類に応じて
使い分けることが行われており、効率面,コスト面等に
問題があった。
第2に、従来の保冷コンテナは、折りたたみが不可能
となっていた。そこで、荷物を積載しない非使用時にお
いて、その収納,保管に広いスペースを要し、その輸送
もスペースを取り、これらの面からも効率面,コスト面
に問題があった。従来例では、このような問題が指摘さ
れていた。
本発明は、このような実情に鑑み、上記従来例の問題
を解決すべくなされたものであって、所定の背面板,左
側板のそで部,左側板の本体部,右側板,扉,頂板,床
板等を備え、もって折りたたみ可能なコンテナ本体内
に、断熱マットを取り付け可能としたことにより、第1
に、必要に応じドライコンテナ又は保冷コンテナとして
使用でき、第2に、非使用時においては折りたたまれコ
ンパクト化されて、収納,保管,輸送されるのでスペー
スを取らず、第3に、更に非使用時の折りたたみ状態に
おいて自立立設保持されるので、収納,保管,輸送が容
易であり、第4に、かつ非使用時の折りたたみ状態にお
いて、内部収納空間内への断熱マットの折りたたみ収納
が可能で、この面からも全体の収納,保管がコンパクト
化されスペースを取らなくなり、第5に、更にこれらが
簡単容易に実現できる、保冷コンテナを提案することを
目的とする。
「問題点を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとお
りである。この保冷コンテナは、折りたたみ可能な箱状
をなし板が組み付けられてなるコンテナ本体と、折りた
たみ自在な箱状をなし、断熱性を備えた柔性材よりなる
断熱マットとを有し、各々上記箱状をなす状態におい
て、該断熱マットが該コンテナ本体内にその内面に沿っ
て取り付け可能となっている。
そして該コンテナ本体は、背面板の左側に左側板のそ
で部が直角に固定されると共に、該そで部に該左側板の
本体部が垂直の回動軸で枢着され、又、該背面板の右側
に右側板が直角に固定されると共に、該右側板の前側に
扉が垂直の回動軸で枢着され、かつ、該背面板の上下に
は頂板と床板が、水平の回動軸でそれぞれ枢着されてい
る。
まず、非使用時の折りたたみ状態において、該コンテ
ナ本体は、該背面板とこれと直角に固定された左側板の
そで部と更にこれと直角に折りたたまれた本体部とによ
り、内部収納空間が形成されると共に、該頂板と該床板
が該背面板に沿うべく折りたたまれ該扉が該右側板に沿
うべく折りたたまれ、もって、全体の平断面が該背面板
と該右側板を中心に略L字形をなす。
次に、使用時の展開状態において、該コンテナ本体
は、このような非使用時の折りたたみ状態から、該左側
板の本体部,該頂板,該床板,該扉等をそれぞれ手前側
に回動させることにより、全体的に箱状をなす。更に、
該断熱マットの該コンテナ本体への取り付けは、該断熱
マットの外面と該コンテナ本体の内面について、対応す
べく複数設けられた係止具と係止受間の係止により実施
されること、を特徴とする。
「作用」 本発明に係る保冷コンテナは、このような手段よりな
るので、次のごとく作用する。まず第1に、そのコンテ
ナ本体のみを箱状に展開して、つまり非使用時の折りた
たみ状態から、左側板の本体部,頂板,床板,扉等を手
前側に回動して、中に荷物を積載することにより、普通
のドライコンテナとして使用される。なおこの場合、断
熱マットは、別途折りたたまれて収納,保管されてい
る。他方、コンテナ本体をこのように箱状に展開した
後、その内面に沿って、断熱マットを箱状に展開して、
係止具と係止受間の係止により取り付けることにより、
本来の保冷コンテナとして使用され、中に冷凍荷物が積
載されることになる。このように、この保冷コンテナ
は、ドライコンテナ又は保冷コンテナとして、使い分け
て使用可能である。
第2に、そして荷物を積載しない、つまりドライコン
テナや保冷コンテナとして使用しない非使用時におい
て、コンテナ本体は、左側板のそで部に対し左側板の本
体部が直角に、頂板と床板が背面板に沿うべく、扉が右
側板に沿うべく、それぞれ回動されて折りたたまれる。
このように、コンテナ本体および断熱マットが、ともに
折りたたまれコンパクト化されて収納,保管,輸送され
るので、この保冷コンテナは、非使用時に広いスペース
を取ることはない。
第3に、更にこのような非使用時の折りたたみ状態に
おいて、コンテナ本体は、全体の平断面が背面板と右側
板を中心に略L字状をなしている。従って、この保冷コ
ンテナは、非使用時の折りたたみ状態において、支え等
を要せず自立しており、倒れることなく立設保持される
ので、特に収納,保管,輸送が手間取らず容易である。
第4に、しかもこの非使用時の折りたたみ状態におい
て、コンテナ本体の背面板,左側板のそで部,左側板の
本体部等で囲まれたスペースが、内部収納空間となる。
そして、このように形成された内部収納空間内に、折り
たたまれた断熱マットを挟んで収納することにより、こ
の保冷コンテナは、この面からも全体の収納,保管がコ
ンパクト化され、スペースを取らなくなる。
第5に、更にこれらの点は、簡単な構成により容易に
実現される。すなわち、この保冷コンテナは、所定の背
面板,左側板のそで部,左側板の本体部,右側板,扉,
頂板,床板等を備え、もって折りたたみ可能なコンテナ
本体と、折りたたみ自在な断熱マットとを有した、簡単
な構成よりなる。しかもコンテナ本体は、非使用時の折
りたたみ状態と使用時の展開状態とに、回動操作にて容
易に可変であり、又、箱状をなす使用時の展開状態のコ
ンテナ本体の内面に対し、断熱マットが、係止により容
易に取り付けられ保冷コンテナとして使用されると共
に、係止解除により容易に取り外される。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて、詳
細に説明する。まずその構成について、コンテナ本体,
断熱マットの順に説明する。
第1図は、本発明に係る保冷コンテナの実施例を示
す、外観斜視図である。第2図は、第1図の要部の平断
面図である。第3図は、そのコンテナ本体を箱状から折
りたたむ動作説明図である。第4図は、折りたたんだ状
態の斜視図である。第5図は、第4図の要部の平断面図
である。
まず、コンテナ本体1は次のようになっている。コン
テナ本体1は、折りたたみ可能な箱状をなし、板が組み
付けられてなる。2はコンテナ本体1の背面板であり、
この背面板2の左側には左側板3のそで部31が、直角に
固定され、このそで部31には左側板3の本体部32が、垂
直の回動軸で90度回動可能に枢着されている。背面板2
の右側には右側板4が、直角に固定されている。背面板
2の上下には頂板5と床板6が、水平の回動軸でそれぞ
れ270度,90度回動可能に枢着されている。又、右側板4
の前側には扉7が、ヒンジ部8により垂直の回動軸で27
0度回動可能に枢着されている。図中9は、後述する断
熱マットである。
又、第2図のごとく、例えば左側板3は、外装板33
内装板34を補強材35介して設けてなる2重のパネル構造
よりなっているが、図示例によらず1枚板により構成し
てもよい。背面板2,右側板4,頂板5,床板6,扉7等につい
ても、同様である。
さてそこで、コンテナ本体1は展開することにより、
第1図のごとく箱状となって固定され、又、この状態か
ら第3図のごとく折りたたまれることにより、第4図の
折りたたみ状態にて固定される。すなわち図示したよう
に、まず、非使用時の折りたたみ状態において、コンテ
ナ本体1は、背面板2と、この背面板2に直角に固定さ
れた左側板3のそで部31と、更にこのそで部31に対し直
角に折りたたまれた本体部32とにより、内部収納空間15
が形成される。これと共に、頂板5と床板6が背面板2
に沿うべく折りたたまれ、扉7が右側板4に沿うべく折
りたたまれ、もって、全体の平断面が背面板2と右側板
4を中心に、略L字形をなす。次に、使用時の展開状態
において、コンテナ本体1は、このような非使用時の折
りたたみ状態から、左側板3の本体部32,頂板5,床板6,
扉7等を、それぞれ手前側に回動させることにより、全
体的に箱状をなす。コンテナ本体1は、このようになっ
ている。
次に、断熱マット9について述べる。第6図は、断熱
マット9を箱状に展開した状態の斜視図であり、第7図
は折りたたんだ状態の斜視図である。断熱マット9は、
折りたたみ自在な箱状をなし、断熱性を備えた柔性材よ
りなっている。そして、コンテナ本体1とこの断熱マッ
ト9が各々上記箱状をなす状態において、断熱マット9
は、コンテナ本体1内にその内面に沿って取り付け可能
となっている。
この断熱マット9としては、例えば樹脂発泡材をアル
ミ箔で被包したものが用いられている。そして折りたた
み自在であり、又、予め箱状をなすように例えば縫製さ
れ、その出入口10には開閉部11が、ファスナー12により
開閉自在に取り付けられている。
又、第8図は、断熱マット9のコンテナ本体1に対す
る取り付けに用いられる部材の斜視図であり、(1)図
は係止受13を、(2)図は係止具14を、それぞれ示す。
すなわち、コンテナ本体1の頂板5の内面には、係止
受13例えばフックが複数、垂下設されている。そして、
展開されて箱状となった場合にこれに対応する部位にお
いて、断熱マット9の頂部の外面には、係止具14が例え
ば逢着により複数突設されている。そして、係止具14に
設けられたリング部141を、係止受13に引っ掛けること
により、断熱マット9がコンテナ本体1の内面に沿って
係止され、もって容易に取り付け固定されるようになっ
ている。又、その取り外しも、このような係止を解くこ
とにより、容易に行われる。
なお、断熱マット9のコンテナ本体1に対する取り付
けは、図示例によらず、次のようにしてもよい。すなわ
ち第1に、係止具14を断熱マット9の頂部のみならず両
側部,背部等の外面にも、それぞれ複数設け、対応して
コンテナ本体1の左側板3,右側板4等の内面にも、係止
受13をそれぞれ複数設けるようにしてもよい。そして、
展開されて箱状となった場合において、これらの係止具
14を係止受13にそれぞれ係止させることにより、断熱マ
ット9はコンテナ本体1に、より確実に取り付け固定さ
れる。従って、荷物の出し入れ,積載等が、更に容易
化,安定化されるという利点がある。第2に,両者の取
り付け用として、図示の係止受13と係止具14によらずマ
ジックテープ,ホック,リング,その他各種の部材を、
両者間に設ける方式が考えられる。断熱マット9は、こ
のようになっている。
本発明に係る保冷コンテナは、以上説明したようにな
っている。以下、その作動等について説明する。
まず第1に、普通のドライコンテナとしての使用は、
次のとおり、この場合には、コンテナ本体1のみが用い
られ、断熱マット9は、別途第7図のごとく、折りたた
まれて収納,保管されている。そして、コンテナ本体1
の左側板3の本体部32を手前側つまり左側に、頂板5を
手前側に、床板6も手前側に、そして扉7を手前側つま
り図示例では左側に、それぞれ回動させる。もってコン
テナ本体1は、第4図の折りたたみ状態から、第1図の
箱状の状態へと展開される。そして、コンテナ本体1は
この箱状に固定的に保持され、もって中に荷物が積載さ
れた後、輸送される。このようにして、普通のドライコ
ンテナとして使用される。
他方、保冷コンテナとしては、次のとおり使用され
る。すなわち、コンテナ本体1を同様に箱状に展開した
後、その内面に沿って断熱マット9を箱状に展開して取
り付けることにより、本来の保冷コンテナとして使用さ
れる。なおこの取り付けは、断熱マット9の頂部の係止
具14を、コンテナ本体1の頂板5の内面の係止受13に、
係止することにより行われる。
このようにして、コンテナ本体1と断熱マット9が、
ともに箱状に固定的に保持された2重構造となり、中に
冷凍荷物が積載された後、輸送され、保冷コンテナとし
て使用される。このように、この保冷コンテナは、第1
に、ドライコンテナ又は保冷コンテナとして、使い分け
て使用可能である。
次に第2に、非使用時においては、次のとおり。荷物
を積載しない、つまりドライコンテナや保冷コンテナと
して使用しない非使用時において、コンテナ本体1およ
び断熱マット9は、ともに折りたたまれる。
すなわち図示したように、コンテナ本体1の左側板3
の本体部32、頂板5、床板6、扉7等は、前述の展開時
とは逆方向に回動されて折りたたまれる。つまり、左側
板3のそで部31に対し左側板3の本体部32が直角に、頂
板5と床板6が背面板2に沿うべく、扉7が右側板4に
沿うべく、それぞれ折りたたまれる。そこでコンテナ本
体1は、第1図の状態から、第3図の状態を経て第4図
の状態に、折りたたまれる。又、断熱マット9も、第6
図の状態から第7図の状態に、折りたたまれる。
このように、この保冷コンテナは非使用時において、
コンテナ本体1と断熱マット9が、折りたたまれコンパ
クト化されて、収納,保管され、空コンテナとして輸送
されるので、広いスペースを取ることもない。非使用時
においては、このようになっている。
第3に、更にこの保冷コンテナにあっては、コンテナ
本体1について、その背面板2に左側板3のそで部31
固定され、背面板2に右側板4が固定されている。そこ
でコンテナ本体1は、非使用時の折りたたみ状態におい
ては、第4図のごとく、全体の平断面が背面板2と右側
板4とを中心に、略L字形をなす。このように、この保
冷コンテナは、非使用時の折りたたみ状態において、支
え等を要せず自立しており、倒れることなく立設保持さ
れるので、特に収納,保管,輸送が手間取らず容易であ
る。
第4に、この保冷コンテナにおいて、コンテナ本体1
の左側板3は、背面板2に固定されたそで部31を有して
いる。そこでコンテナ本体1は、非使用時の折りたたみ
状態においては、第4図および第5図に示すごとく、内
部収納空間15が形成されることになる。すなわち、背面
板2と、これと直角に固定された左側板3のそで部3
1と、更にこれと直角をなす本体部32とにより、内部に
囲まれたスペースたる内部収納空間15が形成される。
そこで、このように形成された内部収納空間15内に、
折りたたまれた断熱マット9を挟んで収納することによ
り、この保冷コンテナは、この面からも全体の収納,保
管がよりコンパクト化され、スペースを取らなくなる。
第5に、更にこれらの点は、簡単な構成により容易に
実現される。すなわち、この保冷コンテナは、所定の背
面板2,左側板3のそで部31,左側板3の本体部32,右側板
4,扉7,頂板5,床板6等を備え、もって折りたたみ可能な
コンテナ本体1と、折りたたみ自在な断熱マット9とを
有した、簡単な構成よりなる。しかもコンテナ本体1
は、非使用時の折りたたみ状態と使用時の展開状態と
に、回動操作にて容易に可変であり、又、箱状をなす使
用時の展開状態のコンテナ本体1の内面に対し、断熱マ
ット9が、係止により容易に取り付けられ保冷コンテナ
として使用されると共に、係止解除により容易に取り外
される。
「発明の効果」 本発明に係る保冷コンテナは、所定の背面板,左側板
のそで部,左側板の本体部,右側板,扉,頂板,床板等
を備え、もって折りたたみ可能なコンテナ本体内に、断
熱マットを取り付け可能としてなることにより、次の効
果を発揮する。
第1に、荷物の種類に応じ、保冷コンテナ又はドライ
コンテナとして使い分けて使用でき、2種類のコンテナ
を保有しておく必要がなく、兼用できるので、効率面,
コスト面に著しく優れている。
第2に、非使用時においては、折りたたまれコンパク
ト化されて、収納,保管,輸送されるので、スペースを
取らず、この面からも効率面,コスト面に優れている。
第3に、更に非使用時の折りたたみ状態においては、
支え等を要せず自立しており、倒れることなく自立立設
保持される。もって、特に収納,保管,輸送が手間取ら
ず容易であり、この面からも効率面,コスト面に優れて
いる。
第4に、かつ非使用時の折りたたみ状態においては、
内部収納空間が形成され、この内部収納空間内に断熱マ
ットを折りたたみ収納可能である。もって、この面から
も、全体の収納,保管が、コンパクト化されスペースを
取らなくなり、効率面,コスト面に優れている。
第5に、しかもこれらは、簡単な構成により容易に実
現される。このように、この種従来例に存した問題点が
一掃される等、この発明の発揮する効果は、顕著にして
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る保冷コンテナの実施例を示す、
外観斜視図である。第2図は、第1図の要部の平断面図
である。第3図は、そのコンテナ本体を箱状から折りた
たむ動作説明図である。第4図は、コンテナ本体を折り
たたんだ状態の斜視図である。第5図は、第4図の要部
の平断面図である。第6図は、その断熱マットを箱状に
展開した状態の斜視図である。第7図は、断熱マットを
折りたたんだ状態の斜視図である。第8図は、断熱マッ
トのコンテナ本体に対する取り付けに用いられる部材の
斜視図であり、(1)図は係止受を、(2)図は係止具
をそれぞれ示している。 1……コンテナ本体 2……背面板 3……左側板 31……そで部 32……本体部 4……右側板 5……頂板 6……床板 7……扉 9……断熱マット 13……係止受 14……係止具 15……内部収納空間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折りたたみ可能な箱状をなし板が組み付け
    られてなるコンテナ本体と、折りたたみ自在な箱状をな
    し、断熱性を備えた柔性材よりなる断熱マットとを有
    し、各々上記箱状をなす状態において、該断熱マットが
    該コンテナ本体内にその内面に沿って取り付け可能とな
    っており、 該コンテナ本体は、背面板の左側に左側板のそで部が直
    角に固定されると共に、該そで部に該左側板の本体部が
    垂直の回動軸で枢着され、又、該背面板の右側に右側板
    が直角に固定されると共に、該右側板の前側に扉が垂直
    の回動軸で枢着に右側板が直角に固定されると共に、該
    右側板の前側に扉が垂直の回動軸で枢着され、かつ、該
    背面板の上下には頂板と床板が、水平の回動軸でそれぞ
    れ枢着されてなり、 まず、非使用時の折りたたみ状態において、該コンテナ
    本体は、該背面板とこれと直角に固定された左側板のそ
    で部と更にこれと直角に折りたたまれた本体部とによ
    り、内部収納空間が形成されると共に、該頂板と該床板
    が該背面板に沿うべく折りたたまれ該扉が該右側板に沿
    うべく折りたたまれ、もって、全体の平断面が該背面板
    と該右側板を中心に略L字形をなし、 次に、使用時の展開状態において、該コンテナ本体は、
    このような非使用時の折りたたみ状態から、該左側板の
    本体部,該頂板,該床板,該扉等をそれぞれ手前側に回
    動させることにより、全体的に箱状をなし、 更に、該断熱マットの該コンテナ本体への取り付けは、
    該断熱マットの外面と該コンテナ本体の内面について、
    対応すべく複数設けられた係止具と係止受間の係止によ
    り実施されること、を特徴とする保冷コンテナ。
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