JP2627486B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP2627486B2
JP2627486B2 JP6116034A JP11603494A JP2627486B2 JP 2627486 B2 JP2627486 B2 JP 2627486B2 JP 6116034 A JP6116034 A JP 6116034A JP 11603494 A JP11603494 A JP 11603494A JP 2627486 B2 JP2627486 B2 JP 2627486B2
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芳裕 櫻井
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株式会社ジャパンフィットネス
株式会社ルーセント
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D26/00Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers

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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、人間の好ましくない毛髪
を除去する脱毛装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来高周波エネルギー発生部からの高周
波出力を同軸ケーブルを介して毛髪を摘持するピンセッ
ト状の摘持具に印加し、該摘持具により手操作で摘持し
た毛髪に高周波により生じる熱及び振動を付与し、これ
によって毛根組織を振動,乾燥並びに凝固により破塊し
て永久脱毛する構成の高周波永久脱毛器は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来公知のも
のは専ら営業用を対称としたものであると共に、脱毛作
業に熟練を要するので一般的ではなく、特に主として使
用対称者である女性が手軽に使用することができないと
いう不都合があった。そこで本願は、女性でも手軽に操
作できる脱毛装置を提案することを目的としたものであ
り、特に本願は、手持部材のスイッチを操作することに
より,挟持金具による毛髪の摘持、毛髪に対する脱毛エ
ネルギーの所要時間の供給、毛髪の抜き取り及び毛髪の
挟持金具からの除去の一連の工程を自動的に行わしめる
ことを目的とするものである。また本願の他の目的とす
るところは、毛髪の種類例えば剛毛、中位毛及び細毛の
区別によって脱毛エネルギーの供給時間を選択して、脱
毛エネルギーの適正な供給を可能にしたことにある。ま
た本願の他の目的は、上記した剛毛、中位毛及び細毛に
対し脱毛エネルギーを与えるための手持部材のほかに、
極めて細い産毛などの微細毛を専用に脱毛するための第
2の手持部材を組み合わせて、使用効率を高めたことに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願は上記した目的を達
成するために、第1手持部材と、第1手持部材をコード
を介して電気的に接続する駆動制御部材とから構成さ
れ、前記第1手持部材は、手持可能な筐体内に、先端が
筐体の前端面に設けた開口部位置で露出し、かつ、後方
への移動が許容された毛髪の摘持を可能としたピンセッ
ト状の挟持金具と、正逆自在のモータと、このモータの
回転により前後動可能であって不作動状態で挟持金具と
遊離しており、後方へ移動した初期において挟持具の先
端を閉止し、その後挟持金具と係止してこれを後方に移
動する操作部片と、前記操作部片の移動を検知する検知
手段と、外部操作可能な作動スイッチと、先端が開いた
不作動状態で前記挟持金具の先端を前記筐体の前端部に
圧接するスプリングとを備え、かつ、筐体の前端面に接
触片を設けて成り、前記駆動制御部材は、筐体内に、1
個のまたは脱毛しようとする毛髪の種類を選択する外部
操作可能な複数の選択釦と、前記挟持金具に脱毛エネル
ギーを供給する脱毛エネルギー供給回路と、前記挟持金
具の先端が閉じる必要なストローク丈操作部片を後方に
移動するに適した時間モータの回転を許容する第1タイ
マー回路及び挟持金具が毛髪を抜き取るに必要なストロ
ーク丈操作部片を後方に移動させ、次いでモータの極性
交換により挟持金具を不作動位置に導くに必要なストロ
ーク丈操作部片を前方に移動させるに適した時間モータ
の回転を許容する第2タイマー回路を含むモータドライ
ブ回路と、前記モータドライブ回路における第1及び第
2タイマー回路の設定時間に応じてモータへの通電が制
御される直流電圧供給回路とを備え、さらに前記選択釦
の選択に応じて選択された毛髪の種類により、その脱毛
に必要な脱毛エネルギーの供給時間を設定する機能と、
前記作動スイッチの作動信号により、前記モータドライ
ブ回路に第1タイマー回路の作動を指令する機能と、第
1タイマー回路の作動停止信号により前記挟持金具に前
記選択釦により選択された時間丈脱毛エネルギーの供給
を指令する機能と、脱毛エネルギーの供給終了時に前記
モータドライブ回路に第2タイマー回路に作動を指令す
る機能と、前記検知手段により前記操作部片の後方への
移動を検知した検知信号によりモータドライブ回路にモ
ータの極性変換を指令する機能とを有した中央処理回路
を備えたことを特徴とするものである。
【0005】上記において、好ましくは、第1タイマー
回路に、挟持金具の先端が閉止したのちさらに挟持金具
を摘持した毛髪を緊張状態に引張るに必要なストローク
丈操作部片を後方に移動するに適した時間を付加し、ま
た脱毛した毛髪が挟持金具の先端から確実に払い落とす
ために、操作部片が、先端に挟持金具の先端開口部に対
向する払片を有して成り、かつ、第2タイマー回路に、
操作部片が前方に移動する過程で、挟持具がスプリング
により不作動状態に復したのち、さらに操作部片が前方
に移動して挟持金具の前端開口部より突出し、この位置
の操作部片の移動を検知手段が検知してその検知信号に
よる中央処理回路からの指令によりモータドライブ回路
においてモータを正回転に切換えて操作部片を不作動状
態に復するまでに適した時間を付加して成る。また脱毛
しようとする毛髪の根元を照明するために、第1手持部
材の筐体の前端面に透光穴を設け、かつ、この透光穴と
対向する筐体内部に、中央処理回路からの指令により直
流電圧供給回路から作動スイッチの作動中通電が許容さ
れるランプを設ける。また選択釦の選択状態或いは脱毛
エネルギーの供給状態など脱毛操作の状態を表示するた
めに、駆動制御部材の筐体表面に後述するパイロットラ
ンプ及び発光素子とにそれぞれ対向する透光部を設け、
かつ、筐体内部に、複数の選択釦のほかに各選択釦とそ
れぞれ対応して当該選択釦を押圧したとき直流電圧供給
回路から通電されて発光するパイロットランプと、駆動
制御部材に電源を入力したときに直流電圧供給回路から
通電されて発光する第1発光素子と、選択釦を押圧した
ときに直流電圧供給回路から通電されて発光する第2発
光素子とを備え、かつ、前記第1発光素子に対向する透
光部と前記第2発光素子と対向する透光部とを色別し、
かつ、第1手持部材による脱毛操作が終了したときにそ
の終了信号により直流電圧供給回路からの通電により一
定時間発光する第3の発光素子と、該信号により作動す
るブザーとを備え、かつ、第3の発光素子と対向する透
光部を、第1及び第2発光素子と対向する透光部と色別
して成る。また取り扱いに便利なように、駆動制御部材
の筐体に、出力用の複合ジャックを設け、かつ、第1手
持部材に、先端に前記複合ジャックと接続する複合プラ
グを有したコードを接続して成り、また好ましくは選択
釦を、剛毛用と、中位毛用と細毛とに区別して成る。
【0006】本願はさらにまた主として極めて細い産毛
などの微細毛に適するように微細毛を脱毛する第2手持
部材と、第2手持部材をコードを介して電気的に接続す
る駆動制御部材とから構成され、前記第1手持部材は、
筐体内に、モータとこのモータにより相対方向に回転駆
動される一対の回転機構と、外部操作可能でモータの回
転を制御するスイッチとを備え、かつ、筐体下面の前部
に正負一対のアンテナ片と、前記一対の回転機構により
圧接状態で回転される一対の挟持ローラとを配設して成
り、前記駆動制御部材は、脱毛エネルギー供給回路と直
流電圧供給回路とを、備え、さらに第2手持部材を接続
したときに、脱毛エネルギー供給回路から前記一対のア
ンテナ片に脱毛エネルギーの供給を指令する機能と、前
記スイッチを操作したときに、直流電圧供給回路から前
記モータに通電を指令する機能とを有する中央処理回路
を備えたことを特徴とするものであり、この構成におい
て、例えば逆毛やくせ毛の脱毛にも適するように、モー
タの回転を制御するスイッチが、モータを正回転するス
イッチと、モータを逆回転するスイッチとから成り、ま
た表示手段として、駆動制御部材に、第2手持部材の使
用を選択する選択釦と、該選択釦の作動により直流電圧
供給回路から通電されて点灯するパイロットランプとを
備え、かつ、中央処理回路に選択釦を作動したとき微細
毛を脱毛するに適した脱毛エネルギーを設定する機能を
付加して成る。さらにまた本願において脱毛効果を向上
するために、脱毛エネルギー供給回路から出力する脱毛
エネルギーが、直流パルスと高周波との混合電流から成
り、また使用上の安全性を得るために駆動制御部材用の
電源として、12Vの直流電源用アダプターを用いて成
るものである。
【0007】
【作用】しかして、第1手持部材を用いる場合には、駆
動制御部材に電源を供給すると、その通電を表示する発
光素子が点灯し、これによって第1待機状態は確認され
る。次いで、第1手持部材をコードにより接続した状態
で駆動制御部材の任意の選択釦を押圧すると、これによ
って当該選択釦に対応するパイロットランプが点灯し、
これによって何時でも脱毛操作が実行できることを示す
第2の待機状態を確認することができる。
【0008】次いで第1手持部材を握持した状態で、電
流リターン用の接触片を含む第1手持部材の前端面を皮
膚に当接するように、ほぼ垂直状に起立して脱毛しよう
とする毛髪を、開いている挟持金具の先端に介入し、こ
の状態で第1手持部材の作動スイッチを作動する。する
と中央処理回路からの指令信号によりモータドライブ回
路の第1タイマー回路が働いてモータが正回転し、これ
により操作部片が後方に移動して挟持金具の先端は閉じ
られ、選択した毛髪が摘持され、好ましくは毛髪は緊張
状態に若干引張られる。
【0009】前記第1タイマー回路の作動が停止する
と、前記選択釦に選択された毛髪の種類によって予め設
定された時間丈、脱毛エネルギー供給回路から脱毛エネ
ルギーが挟持金具を通じて毛髪に供給され、該毛髪の毛
乳頭は熱と高周波振動とにより破塊される。
【0010】脱毛エネルギーが所定時間供給されたの
ち、中央処理回路の指令によりモータドライブ回路の第
2タイマー回路が働いてモータが再び回転し、その回転
により操作部片が後方に移動し、これにより挟持金具も
スプリングに抗して後方に移動して毛髪を皮膚から抜き
取る。このときの操作部片の移動が検知手段により検知
され、この検知信号による中央処理回路からの指令によ
ってモータの極性が反転して逆回転し、操作部片は前方
に移動し、これによって挟持金具もスプリングによって
前方に移動して不作動状態に復する。
【0011】斯る構成において、操作部片が、先端に挟
持金具の先端開口部に対向する払片を有して成り、か
つ、第2タイマー回路に、操作部片が前方に移動する過
程で、挟持具がスプリングにより不作動状態に復したの
ち、さらに操作部片が前方に移動して挟持金具の前端開
口部より突出し、この位置の操作部片の移動を検知手段
が検知してその検知信号による中央処理回路からの指令
によりモータドライブ回路においてモータを正回転に切
換えて操作部片を不作動状態に復するまでに適した時間
を付加して成るときは、操作部材のみがさらに前方に移
動して挟持金具の先端に付着している毛髪が払片により
払い落とされる。このときの操作部材の位置を検知手段
が検知し、その検知信号による中央処理回路からの指令
により、モータの極性が反転して正回転し、操作部材は
僅か後退した不作動状態に復する。
【0012】また第2手持部材を使用するときは、これ
を駆動制御部材に接続し、かつ、選択釦を押圧する。す
ると中央処理回路からの指令により、脱毛エネルギーは
一対のアンテナ片に供給される。従って第2手持部材を
握持し、前記一対のアンテナ片と、挟持ローラとが皮膚
面に接するように水平状態にしてアンテナ片を皮膚面上
でこすると、脱毛エネルギーは皮膚を通して微細毛の毛
乳頭を破塊するので、この状態でスイッチを操作する
と、モータの回転により一対の挟持ローラが相対方向に
回転し、それらの間に微細毛が挟持されて皮膚面より引
き抜かれる。
【0013】
【実施例】以下図面について詳述すると、本願は剛毛、
中位毛及び細毛を脱毛するための第1手持部材A1 と専
ら産毛のように極めて細い微細毛を脱毛するための第2
手持A2 と、前記第1及び第2手持部材A1 ,A2 を駆
動制御する駆動制御部材Bとから構成されている。
【0014】前記第1手持部材A1 は図1〜4で示すよ
うに、横幅が前方方向にほぼ一定で、縦幅が前部から後
部にかけて漸次広くなるように下面を曲線により形成し
て、握持し易い丸味を帯た前後方向に長い筐体10を有
しており、この筐体10は左右方向で2分割されたほぼ
相似の左右一対の構成部片10a,10bとら成り、前
端面は上下方向に沿って円弧状に形成され、この前端面
の上半部には開口部11が、またその下端部に近接して
透光穴12がそれぞれ設けてあると共に、その前端面下
部に、電流のリターン用の接触片38が設けてある。前
記筐体10の内部には、第1手持部材A1 を作動するた
めの作動スイッチ13と、前記開口部11の位置で先端
が毛髪を挟持するピンセット状の挟持金具14と、可逆
回転可能なモータと、該モータ15の回転により前後方
向に移動可能な操作部片16と、この操作部片16の前
後移動を検知する検知手段17と、前記透光穴12に光
線を指向するランプ18とがそれぞれ装備されている。
【0015】前記作動スイッチ13は、一方の構成部片
10aの前方側面に設けた窓孔20の位置に設けられ、
その窓孔20は可撓性の覆片21により閉じられている
と共に、この覆片21を外部操作することによって前記
作動スイッチ13が作動される。前記挟持金具14は帯
状の鋼板をU字状に屈曲すると共に、その先端を刃形状
に形成し、かつ、前部14aを幅狭に、胴部14bを幅
広に形成して、それらを傾斜部14cにより連続してピ
ンセット状に形成されている。このように構成された挟
持金具14は、操作部片16と案内台22との間で前後
自在に保持され、かつ、その先端は、不作動状態で前記
開口部11の位置に設けたストッパー部23に受け止め
られており、この不作動状態は、挟持金具14の後端部
に上向きに突設した突片24と筐体10との間に張架し
たスプリング25により保持される。
【0016】前記操作部片16は、前記挟持金具14の
先端開口と対向する前端部に、スポンジなどの柔軟材か
ら成る払片26を設け、後部には前後方向に延びて前記
突片24を貫挿する案内孔27が設けてあると共に、後
端部下面に、不作動状態で前記挟持金具14の前部14
aの両外側に位置し、操作部片16が後退したときに挟
持金具14の傾斜部14cと摺接して該挟持金具14の
先端を閉じさせるための左右一対の脚片28が垂設して
あり、さらにまた、後端部には、ネジ孔29を有した支
片30が一体に設けてあり、このネジ孔29にはモータ
15の出力軸に自在継手31を介して連結されたネジ軸
32が螺合しており、従ってモータ15が回転すると、
その回転方向によってネジ軸32とネジ孔29との螺合
により操作部片16は前後方向に移動する。
【0017】また前記モータ15は筐体10内に支持片
33と支切片34とによって水平状態に固持され、また
ランプ18は、後部にソケット18aを有し、このラン
プ18は筐体10の前方下部内面に設けた受台35上に
前記透光穴12に光線を指向するように上向きに取り付
けられる。また前記検知手段17は、前記操作部片16
の上面長手方向に隔設した3個の感能素子35a,35
b,35cと、前記操作部片16の上面と対峙して筐体
10に固定された固定板36の下面長手方向に隔設した
2個の検知素子37a,37bとから成り、また筐体1
0の後端部には、先端に同軸ケーブル端子40と電源端
子41を含む複合プラグ42を接続した同軸を含む多心
コード43が取り付けてある。なお本例において、筐体
10を構成する他方の構成部片10bには、体裁を整え
るために、前記覆片21との対称位置に、覆片21が膨
出したと同様の膨出部44が形成してある。 図中45
は固定板36を固持する固持片を示している。
【0018】第2手持部材A2 は図5〜7で示すよう
に、前面が円弧状に形成された幅広の前部から後方に向
かって先細状に縮小され、かつ、全体として握持し易い
ように外形が曲線によって造形された前後方向に長い筐
体50を有しており、この筐体50は上下方向に2分割
された外形がほぼ相似の上下一対の構成部片50a,5
0bから成り、かつ、下部の構成部片50bの底面は中
央部長手方向に沿って窪み部50b' を有し、この窪み
部50b' に後述する左右一対の挟持ローラ56a,5
6bと前後一対のアンテナ片67,68が配置される。
このように構成された筐体50の内部には、正転用のス
イッチ51と、逆転用のスイッチ52と、左右一対の回
転機構53a,53bと、この左右一対の回転機構53
a,53bを回転するモータ54と、前記回転機構53
a,53bを垂直状に支承する支承部材55とがそれぞ
れ装備されている。
【0019】前記スイッチ51,52は筐体50の一方
の側面に設けた隣接する2つの開口部57,58の位置
に設けられ、前記開口部57,58は可撓性の一対の覆
片59,60によりそれぞれ閉じられており、この覆片
59及び60を筐体50を握持した手により指圧するこ
とにより、対応するスイッチ51及び52が作動し、そ
れによってモータ54が正転及び逆転する。
【0020】左右一対の回転機構53a,53bは、そ
れぞれ回転軸61の上端部に、前記モータ54の出力軸
に連結されたウオーム軸62を両側より挟むようにウオ
ームホイール63を軸止して成り、このように構成され
た回転機構53a,53bは、上向きコ字状に屈曲され
て底面が下方の構成部片50bの前方底部内面に設けた
方形状の受部64に止ネジ65により止着される支持枠
55aと、その上部開口面を閉じる蓋板55bとから成
る前記支承部材55内に、前記回転軸61の上下部を軸
受片66により前記支持枠55aの底面と前記蓋板55
bとにそれぞれ回転自在に支承することにより垂直状態
に保持され、また回転軸61の下部は前記構成部片50
bの底面を貫通して下方に突出し、この突出した下端部
にゴムなどから成る挟持ローラ56a,56bが圧接す
るようにそれぞれ軸止されている。また前記筐体50の
下部構成部片50bの前記窪み部50b' の前端には、
断面が円弧状に湾曲した横長の導電材から成る正負一対
のアンテナ67,68が平行状に取り付けてあり、また
筐体50の後端部には、先端に前記したと同一の同軸ケ
ーブル端子40と電源端子41を有した複合プラグ42
を接続した同軸を含む多心コード43が取り付けてあ
り、前記複合プラグ42も亦前記駆動制御部材Bのジャ
ックに接続することができる。
【0021】前記第1及び第2手持部材A1 及びA2
駆動制御する駆動制御部材Bは、図8で示すように、上
面の前面部と後面部とが下向きに傾斜するように中高に
形成され、かつ、全体として丸味を帯びた筐体70を有
しており、この筐体70は、上下方向で2分割された上
下一対の構成部片70a,70bから成り、その上部構
成部片70aの前面は装飾シート71により覆われてい
ると共に、その前方位置には脱毛の種類を選択するため
の選択釦、本例では剛毛用の選択釦H、中位毛用の選択
釦M、細毛用の選択釦S及び微細毛用の選択釦SSの各
位置を表示する表示部72と、各選択釦を押圧したとき
にその選択釦にそれぞれ対応して発光するパイロットラ
ンプ73a,73b,73c及び73dを表示する表示
部74とが、また中央寄りには、第1待機状態を表示す
る例えば緑色の透光部75aと脱毛操作中を表示する例
えば赤色の透光部75bと、脱毛操作が終了したことを
表示する例えば黄色の透光部75cとから成る横長の一
本の表示部76とがそれぞれ配置されている。また筐体
70の側面部には、脱毛エネルギー及び作動電源を出力
するためのジャック77が、また後面部には電源コード
78が取り付けてある。
【0022】このように構成された筐体70内には、例
えば商用電圧を12Vに降下する逓降トランス78と、
電源スイッチ79のほかに、前記選択釦H,M,S及び
SSとパイロットランプ73a,73b,73c,73
dと、前記透光部75aに対峙する発光素子80aと前
記透光部75bに対峙する4個の発光素子80bと、前
記透光部75cに対峙する発光素子80cとをそれぞれ
配設したスリンク基板82と駆動制御回路用の電子回路
83を配設したプリント基板84とが設けてある。
【0023】前記駆動制御用の電子回路83には、図9
で示すように、中央処理回路(CPU)85と、モータ
ドライブ回路86と直流電圧供給回路87と脱毛エネル
ギー供給回路88とが組み込まれている。
【0024】前記中央処理回路85には、剛毛を選択す
る選択釦Hを操作したときその剛毛の脱毛に適した脱毛
エネルギーの電流値とその供給時間例えば電流値を2m
Aで時間を10.2秒に設定し、中位毛を選択する選択
釦Mを操作したときその中位毛の脱毛に適した脱毛エネ
ルギーの電流値とその供給時間例えば電流値を1mAで
時間を2.4秒に設定し、また細毛を選択する選択釦S
を操作したときその細毛の脱毛に適した脱毛エネルギー
の電流値とその供給時間例えば電流値を0.3mAで時
間を0.6秒に設定する回路と、モータドライブ回路5
6及び直流電圧供給回路87をそれぞれ作動指令する回
路とが組み込まれる。
【0025】前記モータドライブ回路86は、第1及び
第2タイマー回路と、モータ15の極性変換回路とを備
えており、図12はモータ15の作動サイクルを示して
いる。即ち図12におけるa点は、図11Aで示すよう
に、挟持金具14の先端部が開いた状態でスプリング2
5によりストッパー部23に当接し、かつ、突片24が
操作部片16に設けた案内孔27の中間に位置している
不作動状態を示しており、このとき、一方の検知素子3
7aが中間の感能素子35bと対峙してモータドライブ
回路86に停止信号が与えられている。また図12にお
けるb点は、上記図11Aの状態から作動スイッチ13
を操作し、モータ15が正回転して操作部片16が後方
に移動し、この移動により突片24が案内孔17の前端
に当接すると共に、脚片28が挟持具14の傾斜部14
cを摺接しながら挟持具14を両外側より内方に押圧し
てその先端部が閉じて毛髪を摘持する図11Bの状態を
示しており、また図12におけるc点は、図11Bの状
態からモータ15がさらに正回転して後方に好ましくは
1〜3mm程度移動して摘持して毛髪を僅か引張って毛
髪を緊張させた図11Cの状態を示しており、この状態
でモータ15の回転は停止する。即ち第1タイマー回路
は図12におけるa点からc点までの時間を設定するも
のであり、この時間直流電圧供給回路87からモータ1
5に通電がなされる。
【0026】このモータ15の停止信号による中央処理
回路85からの指令信号により脱毛エネルギー供給回路
88からすでに述べたように毛髪の種類によって選択さ
れた時間即ち剛毛の場合は10.2秒、中位毛の場合は
2.4秒、細毛の場合は0.6秒間脱毛エネルギーが第
1手持部材A1 の挟持金具14に供給される。即ちモー
タ15の停止時間Tは上記した脱毛エネルギーの供給時
間に相当する。そして脱毛エネルギーの供給が終了した
とき中央処理回路85からの指令信号によりモータ15
は再び正回転し、この回転により操作部片16は図11
Cの状態からさらに後方に移動する。図12におけるd
点は、図11Cの状態から操作部材16がさらに後方に
好ましくは約20mm移動して摘持している毛髪を皮膚
から抜き取った図11Dの状態を示している。
【0027】この状態で2個の検知素子37a,37b
と2個の感能素子35a,35bとが対峙して検知素子
37a,37bから生じる検知信号によりモータ15の
極性が反転してモータ15は逆回転し、操作部片16は
直ちに前方に移動する。その移動に伴い図11Dの状態
から順次図11C,図11B及び図11Aの状態を経て
図11Eの状態となる。即ち図12におけるe点は、操
作部片16が前方に移動し、かつ、挟持金具14がスプ
リング25により前動してその先端がストッパー部23
に当接した不作動状態で、さらに操作部片16が前方に
僅か移動して挟持金具14の先端に付着している毛髪を
払片26によって払い落とす状態を示しており、この状
態で一方の検知素子37bと後方位置の感能素子35c
とが対峙し、このときの検知信号によりモータ15の極
性が再び反転して該モータ15は正回転し、これによっ
て操作部片16は再び後方に移動して図11Aの状態即
ち不作動状態に復する。即ち第2タイマー回路は図12
における中断後のc点からa点に至るまでの時間を設定
するものであり、この時間直流電圧供給回路87からモ
ータ15に通電がなされる。
【0028】前記脱毛エネルギー供給回路88は、直流
パルス発生回路と高周波発生回路と変調,混合回路とを
備えており、本例において40msの正弦波直流の負波
をカットオフすると共に、その正波を矩形波によって成
形して成る直流パルスDと図14で示すように20ms
の間隔で発生する高周波を前記直流パルスに重畳した高
周波Hとを混合した混合電流を脱毛エネルギーとして第
1手持部材A1 の挟持金具14及び第2手持部材A2
一対のアンテナ片67,68に供給する場合について示
している。
【0029】しかして、第1手持部材A1 によって脱毛
操作を行う場合には、先ず電源コード78を介して駆動
制御部材Bに電源を供給する。すると発光素子80aが
点灯して緑色の透光部75aが発光し、これによって第
1の待機状態を確認する。次いでジャック77に第1手
持部材A1 に備えた複合プラグ42を接続し、かつ、脱
毛しようとする毛髪の種類に応じて任意の選択釦例えば
Hの選択釦を指圧すると、該選択釦Hに対応するパイロ
ットランプ73aが点灯すると共に、該選択釦Hからの
信号により中央処理回路85によって当該選択釦Hに対
応する脱毛エネルギーの電流値とその供給時間が設定さ
れ、かつ、4個の発光素子80bはそのドライプ回路8
0b' によって交互に点灯し、それによって何時でも脱
毛操作が実行できることを示す第2の待機状態を確認す
る。
【0030】次いで第1手持部材A1 を握持した状態で
電流リターン用の接触片38を含む筐体10の前端面が
皮膚に当接するように、ほぼ垂直状に起立して脱毛しよ
うとする毛髪を、開いている挟持金具14の先端から前
端開口部11内に介入し、この状態で第1手持部材A1
の覆片21を指圧して作動スイッチ13を作動する。す
ると作動スイッチ13からの信号により中央位置処理回
路85からモータドライブ回路86、脱毛エネルギー供
給回路88及び直流電源供給回路87にそれぞれ所要の
指令信号が供給され、これによってモータ15はモータ
ドライブ回路86によって駆動制御され、挟持金具14
には脱毛エネルギーがまたランプ18には直流電源がそ
れぞれ供給され、その光線は透光穴12を介して外部に
露光し、これによって脱毛しようとする毛髪の根元部を
照明する。
【0031】即ちすでに述べたように、モータ15に
は、図12で示すa点からc点までの第1タイマー回路
で設定された時間、モータドライブ回路86によって直
流電圧供給回路87からの通電が許容され、その間モー
タ15が正回転して、挟持金具14は、図11Aの状態
から図11Cの状態に作動し、毛髪は挟持具14により
摘持された状態から僅か引張られて緊張した状態におか
れる。次いでモータドライブ回路86の第1タイマー回
路における設定時間が終了すると、中央処理回路85か
らの指令信号により予め設定された剛毛に適した10.
2秒の時間丈脱毛エネルギーが脱毛エネルギー供給回路
88から挟持金具14に供給され該脱毛エネルギーは挟
持金具14を介して毛髪に供給される。従って摘持され
た毛髪は、脱毛エネルギーによる熱と高周波振動によ
り、その毛乳頭が破塊される。
【0032】そして脱毛エネルギーの供給が停止すると
再び中央処理回路からの信号によりモータドライブ回路
86の第2タイマー回路が働いてモータ15に通電力が
なされ、モータ15は再び正回転し、その回転により操
作部片16が後方に移動して図11Dの状態に至り、挟
持金具14により毛乳頭が破塊された毛髪は引き抜かれ
る。すると操作部片16の後方への移動が検知手段17
からの検知信号によりモータ15の極性が反転し、モー
タ15は逆回転して図12のd点からb点及びa点を順
次経てe点に達する。即ち図11Eで示すように、不作
動状態に復した挟持金具14の先端開口部から払片26
が僅か突出して挟持具14の先端に付着している抜き取
られた毛髪は払い落とされ、この状態は検知手段17に
よって検知され、その検知信号により再びモータ15の
極性が反転して正回転に戻り、操作部片16は後方に移
動して、図11Aの状態に復帰し、第2の待機状態に戻
る。
【0033】この作用は、他の選択釦M乃至Sを押圧操
作したときも、脱毛エネルギー電流値及びその供給時間
が相違する以外相違するところはない。このようにして
脱毛操作が終了したとき、中央処理回路85からの指令
信号によりモータドライブ回路80b' を介して発光素
子80bが消灯すると共にドライブ回路80c' を介し
て他の発光素子80cが点灯して黄色の透光部75aが
発光し、かつ、ブザー80dが約3秒間作動する。なお
上記において発光素子80bが発光したとき発光素子8
0aが消え、発光素子80cが発光したとき80bが消
え、発光素子80cが消えたときに発光素子80aが発
光するように中央処理回路85からの指令信号により制
御される。
【0034】次に、第2手持部材A2 によって極めて細
い産毛などの微細毛の脱毛を行う場合には、発光素子8
0aが点灯して緑色の透光部75aが発光している第1
の待機状態において選択釦SSを指圧する。すると、該
選択釦SSに対応するパイロットランプ73dが点灯
し、これによって第2手持部材A2 の使用が何時でも可
能である状態を確認することができる。次いで第2手持
部材A2 に設けた複合プラグ42を駆動製作部材Bのジ
ャック77に接続する。するとその接続に伴う中央処理
回路85からの指令信号によって脱毛エネルギー供給回
路88から一対のアンテナ片67,68に脱毛エネルギ
ーが供給される。
【0035】従ってこの状態で、第2手持部材A2 をほ
ぼ水平に握持して一対のアンテナ片67,68及び挟持
ローラ56a,56bの下面を皮膚面に当接しながら、
一対のアンテナ片67,68を皮膚面上で複数回こす
る。すると脱毛エネルギーが皮膚を介して微細毛の毛乳
頭に供給されて、それが破塊されるので、この状態で第
2手持部材A2 を握持した手によりいづれか一方の覆片
59または60を指圧していづれか一方のスイッチ51
または52を作動する。するとモータ54が正乃至逆方
向に回転しこの回転によりウオーム軸62と一対のウオ
ームホイール60,60との噛合により一対の回転機構
53a,53bが相対方向に回転しこれによって一対の
挟持ローラ56a,56bも相対方向に回転する。即ち
モータ54が正回転したときに、一方の36挟持ローラ
56aは時計方向に、他方の挟持ローラ56bは反時計
方向に、またモータ55が逆回転したときに、一方の挟
持ローラ56aは反時計方向に、他方の挟持ローラ56
bは時計方向にそれぞれ回転し、その回転方向は、第2
手持部材A2 の皮膚面上での摺動方向或いは逆毛やくせ
毛の状態により適宜選択される。従って毛乳頭が脱毛エ
ネルギーによって破塊された微細毛は一対の挟持ローラ
56a,56bに挟み込まれながら抜き取られる。以上
の作用を繰り返えすことにより、多数の微細毛の脱毛操
作が実行できる。
【0036】なお以上は、電源コードを商用電源に接続
し、これを駆動制御部材Bに設けたトランス78により
12Vに降圧した場合を示したが、100Vから12V
に逓降可能なアダプターを用いて商用電源と駆動制御部
材とを接続してもよいことは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本願によれば、挟持金具の
先端開口部に脱毛しようとする毛髪を介入することによ
り以後は全て自動的に脱毛操作が行われるので、使用に
極めて容易でかつ、便利であり、しかも剛毛,中位毛,
細毛及び微細毛など毛髪の種類によっても使用態様が選
択できると共に、脱毛エネルギーの適切な供給ができ
る。特に請求項2記載の構成によれば、脱毛しようとす
る毛髪の確認が容易であり、また請求項3記載の構成に
よれば、挟持金具から脱毛の付着を確実に除去できるの
で繰り返し操作に有効であり、また請求項4記載の構成
によれば、脱毛位置の確認に有効であり、また請求項
5,6及び10記載の構成によれば、動作状態が光学的
に確認できて使用に便利で誤操作の惧れが解消でき、ま
た請求項7記載の構成によれば持ち運びに便利であり、
請求項9記載の構成によれば、逆毛やくせ毛の脱毛に便
利であり、また請求項11記載の構成によれば、直流に
よる脱毛操作の特長と高周波による脱毛操作の特長とを
有効に活用することができることで脱毛効率の向上が得
られ、さらにまた請求項12記載の構成によれば動作制
御部材の電源が12Vとなるので安全な使用ができるな
どの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1手持部材の総体上面図
【図2】第1手持部材の横断上面図
【図3】第1手持部材の縦断側面図
【図4】第1手持部材の分解斜視図
【図5】第2手持部材の一部縦断した側面図
【図6】第2手持部材の底面図
【図7】第2手持部材の分解斜視図
【図8】駆動制御部材の分解斜視図
【図9】駆動制御部材に、第1手持部材を接続した状態
の電気回路図
【図10】駆動制御部材に、第2手持部材を接続した状
態の電気回路図
【図11A】検知手段と挟持金具と操作部片との動作関
係を示す図
【図11B】検知手段と挟持金具と操作部片との他の動
作関係を示す図
【図11C】検知手段と挟持金具と操作部片との他の動
作関係を示す図
【図11D】検知手段と挟持金具と操作部片との他の動
作関係を示す図
【図11E】検知手段と挟持金具と操作部片との他の動
作関係を示す図
【図12】モータの動作サイクルを示す図
【図13】脱毛エネルギーの電流波形を示す図
【図14】図13のPの部分拡大図
【符号の説明】
1 第1手持部材 A2 第2手持部材 B 駆動制御部材 10 筐体 11 開口部 12 透光穴 13 作動スイッチ 14 挟持金具 15 モータ 16 操作部片 17 検知手段 18 ランプ 21 覆片 23 ストッパー部 24 突片 25 スプリング 26 払片 27 案内孔 28 脚片 29 ネジ孔 32 ネジ軸 35a,35b,35c 感能素子 36 固定板 37a,37b 検知素子 38 接触片 42 複合ランプ 43 コード 50 筐体 50b' 窪み部 51,52 スイッチ 53a,53b 回転機構 54 モータ 55 支承部材 56a,56b 挟持ローラ 61 回転軸 67,68 アンテナ片 70 筐体 H,M,S,SS 選択釦 72,74,76 表示部 73a,73b,73c,73d パイロットランプ 75a,75b,75c 透光部 77 ジャック 78 コード 80a,80b,80c 発光素子 85 中央処理回路(CPU) 86 モータドライブ回路 87 直流電圧供給回路 88 脱毛エネルギー供給回路

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1手持部材と、第1手持部材をコード
    を介して電気的に接続する駆動制御部材とから構成さ
    れ、前記第1手持部材は、手持可能な筐体内に、先端が
    筐体の前端面に設けた開口部位置で露出し、かつ、後方
    への移動が許容された毛髪の摘持を可能としたピンセッ
    ト状の挟持金具と、正逆自在のモータと、このモータの
    回転により前後動可能であって不作動状態で挟持金具と
    遊離しており、後方へ移動した初期において挟持具の先
    端を閉止し、その後挟持金具と係止してこれを後方に移
    動する操作部片と、前記操作部片の移動を検知する検知
    手段と、外部操作可能な作動スイッチと、先端が開いた
    不作動状態で前記挟持金具の先端を前記筐体の前端部に
    圧接するスプリングとを備え、かつ、筐体の前端面に接
    触片を設けて成り、前記駆動制御部材は、筐体内に、1
    個のまたは脱毛しようとする毛髪の種類を選択する外部
    操作可能な複数の選択釦と、前記挟持金具に脱毛エネル
    ギーを供給する脱毛エネルギー供給回路と、前記挟持金
    具の先端が閉じる必要なストローク丈操作部片を後方に
    移動するに適した時間モータの回転を許容する第1タイ
    マー回路及び挟持金具が毛髪を抜き取るに必要なストロ
    ーク丈操作部片を後方に移動させ、次いでモータの極性
    交換により挟持金具を不作動位置に導くに必要なストロ
    ーク丈操作部片を前方に移動させるに適した時間モータ
    の回転を許容する第2タイマー回路を含むモータドライ
    ブ回路と、前記モータドライブ回路における第1及び第
    2タイマー回路の設定時間に応じてモータへの通電が制
    御される直流電圧供給回路とを備え、さらに前記選択釦
    の選択に応じて選択された毛髪の種類により、その脱毛
    に必要な脱毛エネルギーの供給時間を設定する機能と、
    前記作動スイッチの作動信号により、前記モータドライ
    ブ回路に第1タイマー回路の作動を指令する機能と、第
    1タイマー回路の作動停止信号により前記挟持金具に前
    記選択釦により選択された時間丈脱毛エネルギーの供給
    を指令する機能と、脱毛エネルギーの供給終了時に前記
    モータドライブ回路に第2タイマー回路に作動を指令す
    る機能と、前記検知手段により前記操作部片の後方への
    移動を検知した検知信号によりモータドライブ回路にモ
    ータの極性変換を指令する機能とを有した中央処理回路
    を備えたことを特徴とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】 第1タイマー回路に、挟持金具の先端が
    閉止したのちさらに挟持金具を摘持した毛髪を緊張状態
    に引張るに必要なストローク丈操作部片を後方に移動す
    るに適した時間を付加して成る請求項1記載の脱毛装
    置。
  3. 【請求項3】 操作部片が、先端に挟持金具の先端開口
    部に対向する払片を有して成り、かつ、第2タイマー回
    路に、操作部片が前方に移動する過程で、挟持具がスプ
    リングにより不作動状態に復したのち、さらに操作部片
    が前方に移動して挟持金具の前端開口部より突出し、こ
    の位置の操作部片の移動を検知手段が検知してその検知
    信号による中央処理回路からの指令によりモータドライ
    ブ回路においてモータを正回転に切換えて操作部片を不
    作動状態に復するまでに適した時間を付加して成る請求
    項1または2記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】 第1手持部材の筐体の前端面に透光穴を
    設け、かつ、この透光穴と対向する筐体内部に、中央処
    理回路からの指令により直流電圧供給回路から作動スイ
    ッチの作動中通電が許容されるランプを設けて成る請求
    項1,2または3記載の脱毛装置。
  5. 【請求項5】 駆動制御部材の筐体表面に後述するパイ
    ロットランプ及び発光素子とにそれぞれ対向する透光部
    を設け、かつ、筐体内部に、複数の選択釦のほかに各選
    択釦とそれぞれ対応して当該選択釦を押圧したとき直流
    電圧供給回路から通電されて発光するパイロットランプ
    と、駆動制御部材に電源を入力したときに直流電圧供給
    回路から通電されて発光する第1発光素子と、選択釦を
    押圧したときに直流電圧供給回路から通電されて発光す
    る第2発光素子とを備え、かつ、前記第1発光素子に対
    向する透光部と前記第2発光素子と対向する透光部とを
    色別して成る請求項1,2,3または4記載の脱毛装
    置。
  6. 【請求項6】 第1手持部材による脱毛操作が終了した
    ときにその終了信号により直流電圧供給回路からの通電
    により一定時間発光する第3の発光素子と、該信号によ
    り作動するブザーとを備え、かつ、第3の発光素子と対
    向する透光部を、第1及び第2発光素子と対向する透光
    部と色別して成る請求項5記載の脱毛装置。
  7. 【請求項7】 駆動制御部材の筐体に、出力用の複合ジ
    ャックを設け、かつ、第1手持部材に、先端に前記複合
    ジャックと接続する複合プラグを有したコードを接続し
    て成る請求項1,2,3,4,5または第6記載の脱毛
    装置。
  8. 【請求項8】 選択釦を、剛毛用と、中位毛用と細毛と
    に区別して成る請求項1,2,3,4,5,6または7
    記載の脱毛装置。
  9. 【請求項9】 微細毛を脱毛する第2手持部材と、第2
    手持部材をコードを介して電気的に接続する駆動制御部
    材とから構成され、前記第2手持部材は、筐体内に、モ
    ータとこのモータにより相対方向に回転駆動される一対
    の回転機構と、外部操作可能でモータの回転を制御する
    スイッチとを備え、かつ、筐体下面の前部に正負一対の
    アンテナ片と、前記一対の回転機構により圧接状態で回
    転される一対の挟持ローラとを配設して成り、前記駆動
    制御部材は、脱毛エネルギー供給回路と直流電圧供給回
    路とを、備え、さらに第2手持部材を接続したときに、
    脱毛エネルギー供給回路から前記一対のアンテナ片に脱
    毛エネルギーの供給を指令する機能と、前記スイッチを
    操作したときに、直流電圧供給回路から前記モータに通
    電を指令する機能とを有する中央処理回路を備えたこと
    を特徴とする脱毛装置。
  10. 【請求項10】 モータの回転を制御するスイッチが、
    モータを正回転するスイッチと、モータを逆回転するス
    イッチとから成る請求項9記載の脱毛装置。
  11. 【請求項11】 駆動制御部材に、第2手持部材の使用
    を選択する選択釦と、該選択釦の作動により直流電圧供
    給回路から通電されて点灯するパイロットランプとを備
    え、かつ、中央処理回路に選択釦を作動したとき微細毛
    を脱毛するに適した脱毛エネルギーを設定する機能を付
    加して成る請求項9または10記載の脱毛装置。
  12. 【請求項12】 脱毛エネルギー供給回路から出力する
    脱毛エネルギーが、直流パルスと高周波との混合電流か
    ら成る請求項1乃至11のいづれか1記載の脱毛装置。
  13. 【請求項13】 駆動制御部材用の電源として、12V
    の直流電源用アダプターを用いて成る請求項1乃至12
    のいづれか1記載の脱毛装置。
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