JP3017001U - ピンセット型脱毛器 - Google Patents
ピンセット型脱毛器Info
- Publication number
- JP3017001U JP3017001U JP1995004446U JP444695U JP3017001U JP 3017001 U JP3017001 U JP 3017001U JP 1995004446 U JP1995004446 U JP 1995004446U JP 444695 U JP444695 U JP 444695U JP 3017001 U JP3017001 U JP 3017001U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tweezers
- main body
- pair
- tip
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人体の脇毛や脛毛のような不要な毛を効率良
く且つ迅速に脱毛することができるピンセット型脱毛器
の提供。 【構成】 このピンセット型脱毛器は、本体2にピンセ
ット5を保持する保持部3と引金手段15を設けた把持
部4を有している。そしてピンセット5の一対のピンセ
ット片9が保持部3に設けた開口部10に挿通されてそ
の先端部11が外部に突出されると共に、本体2に設け
られた拡縮手段12で該先端部11が拡縮される。さら
にピンセット5は、駆動手段7により軸線方向に移動自
在とされる。引金手段15を引くと先端部11が縮小す
ると共に、ピンセット5に高周波発生装置18からの高
周波電圧が印加され、所定時間後に駆動手段7によりピ
ンセット5は本体2側へ引き込まれる。
く且つ迅速に脱毛することができるピンセット型脱毛器
の提供。 【構成】 このピンセット型脱毛器は、本体2にピンセ
ット5を保持する保持部3と引金手段15を設けた把持
部4を有している。そしてピンセット5の一対のピンセ
ット片9が保持部3に設けた開口部10に挿通されてそ
の先端部11が外部に突出されると共に、本体2に設け
られた拡縮手段12で該先端部11が拡縮される。さら
にピンセット5は、駆動手段7により軸線方向に移動自
在とされる。引金手段15を引くと先端部11が縮小す
ると共に、ピンセット5に高周波発生装置18からの高
周波電圧が印加され、所定時間後に駆動手段7によりピ
ンセット5は本体2側へ引き込まれる。
Description
【0001】
本考案は、人体などの無駄毛を脱毛するために使用されるピンセット型の脱毛 器に関する。
【0002】
従来から人体の脇毛や脛毛などの無駄毛を脱毛する脱毛器として、ピンセット 型の脱毛器とローラ型の脱毛器が知られており、ピンセット型の脱毛器は主とし て比較的硬い毛、すなわち剛毛を引き抜くために使用され、ローラ型の脱毛器は 主として産毛などの比較的柔らかい毛を引き抜くために使用されている。 従来知られているピンセット型の脱毛器は、高周波発生装置にピンセットが接 続され、該ピンセットは一対のピンセット片の先端部間隔が拡縮可能になるよう に本体に保持されている。この従来の脱毛器によって脱毛するには、2本の指で 本体両側を挟持して一対のピンセット片の先端部の間隔を縮小させると共に、ピ ンセットに高周波発生装置からの高周波電圧を印加し、その高周波エネルギーに より毛根部分に対する毛の結合力を弱め、次いで本体を後退させて毛を引き抜く 必要がある。
【0003】
しかしこのような従来のピンセット型の脱毛器は、一対のピンセット片により 毛を挟持する動作に加えて、本体を後退させて毛を引き抜く動作をしなければな らないので、疲労感があると共に脱毛効率が低いという問題があった。 そこで本考案は、使用し易く脱毛効率が高いピンセット型脱毛器を提供するこ とを課題とするものである。
【0004】
本考案のピンセット型脱毛器は、高周波発生装置に接続された毛挟持用のピン セットがその先端部の間隔を拡縮可能に本体に保持されている。そして本体はピ ンセットを保持する保持部と引金手段を設けた把持部を有し、ピンセットはその 一対のピンセット片が保持部に設けられた開口部に挿通されて先端部が本体外部 に突出されると共に本体に設けられた拡縮手段により拡縮される。さらにこのピ ンセットは駆動手段により軸線方向の移動ができるようになされている。 そして上記装置は、引金手段を引くことにより一対のピンセット片が毛を挟持 するようにその間隔を縮小されると共に、高周波発生装置からの高周波電圧がピ ンセットに印加される。さらに所定時間後に、ピンセットが駆動手段により本体 側へ引き込まれるように移動されることを特徴とする。
【0005】 上記ピンセット型脱毛器の好ましい実施態様においては、引金手段を引くこと によりスイッチ手段が作動し、その作動信号によりピンセットに高周波発生装置 からの高周波電圧が印加される。 上記ピンセット型脱毛器のさらに好ましい実施態様においては、スイッチ手段 の作動信号により起動するタイマー手段が設けられ、該タイマー手段のセットア ップ信号により駆動手段が作動しピンセットが本体側へ引き込み移動される。 上記ピンセット型脱毛器の別の好ましい実施態様においては、駆動手段が電磁 プランジャーにより構成される。 上記ピンセット型脱毛器の他の好ましい実施態様においては、待機位置で前記 ピンセット片9の先端が、前記本体2の先端よりわずかに突出し、引金手段15 を引くことにより一対のピンセット片9の先端部11の間隔が縮小されると共に ピンセット5が本体2側へわずかに引き込まれて、その先端が本体の先端より後 方に位置するように移動される。
【0006】 上記ピンセット型脱毛器のさらに別の好ましい実施態様においては、拡縮手段 がリンク機構とそれに連結されたカム手段を有し、該リンク機構に引金手段が連 結され、引金手段の操作により該リンク機構がカム手段を駆動して一対のピンセ ット片が拡縮される。 上記ピンセット型脱毛器のより好ましい実施態様においては、カム手段が保持 部に対向して設けられた一対のローラと一対のピンセット片にそれぞれ形成され た変形部により構成され、前記一対のピンセット片はそれぞれローラに接触され 、引金手段の操作によりリンク機構の作用でピンセットがその軸線方向に移動し 、前記一対のピンセット片の変形部が前記ローラに接触したときその先端部の間 隔が縮小される。
【0007】
本考案のピンセット型脱毛器は、待機状態でそのピンセット片の先端が本体の 先端よりわずかに突出し、本体の把持部に設けた引金手段を引くことにより一対 のピンセット片が毛を挟持するようにその間隔を縮小されると共に、ピンセット 片先端が本体内にわずかに引き込まれ且つ、ピンセットに高周波発生装置からの 高周波電圧が印加され、さらに所定時間後にピンセットが駆動手段により本体側 へ引き込み移動するように構成されている。 そのため本体の把持部を持って一対のピンセット片の先端部を脱毛すべき毛の 毛根付近に近づけてから引金手段を引くだけで、毛の挟持、高周波エネルギーの 熱による毛根との結合力の低下および引き抜きの動作を連続的にワンタッチで行 える。そのため本考案のピンセット型脱毛器を使用することにより、効率良く迅 速に脱毛をすることができる。
【0008】
次に図面により本考案の実施例を説明する。 図1は本考案のピンセット型脱毛器の1例を示す側面図である。 ピンセット型脱毛器はピストル形状の本体2を有し、該本体2は保持部3と把 持部4とを有している。 保持部3においてピンセット5が保持手段6により軸線方向に移動自在に保持 されている。そして保持手段6は例えば電磁プランジャーのような往復駆動をす る駆動手段7の出力軸8に連結されている。ピンセット5の一対のピンセット片 9は保持部3に設けた開口部10に挿通されて、その先端部11が本体2から外 部にわずかに突出されている。なお先端部11は、脱毛すべき部分に押し付けて 毛を挟持できる程度に開口部10からわずかに突出されていればよい。
【0009】 本体2にはさらに拡縮手段12が設けられている。この拡縮手段12はリンク 機構13とそれに連結されたカム手段14により構成されている。このリンク機 構13は引金手段15に連結され、引金手段15は軸16に軸支されると共に、 復帰バネ17により手を放したときに図1の状態に維持される。 高周波発生装置18は図1には現れていないが、本体2に設けた基板19の裏 面側に取り付けられ、回転ツマミを有する電力調整手段20によりその出力電圧 が調整できるようになっている。さらにこの基板19には図示しないタイマー手 段が取付けられている。商用交流電源にはアダプタが接続され、整流されてその プラグ端子から直流12Vが出力され、そのプラグが本装置の入力端子に接続さ れている。そして、タイマー手段や駆動手段、高周波発生装置18の電源とされ る。 本体2にはさらにスイッチ手段21が設けられている。このスイッチ手段21 は例えばマイクロスイッチにより構成され、引金手段15を引いたときにその接 点がオンになり、高周波発生装置18を作動すると共に前記タイマー手段を起動 するようになっている。
【0010】 高周波発生装置18の出力電圧は、配線22により一対の電極23を介してそ れぞれピンセット片9に供給されると共に、高周波発生装置18の作動を知らせ るランプ24に供給される。 図2および図3は図1におけるピンセット5と拡縮手段12の部分の拡大斜視 図である。なお図2は引金手段15を引かない状態で、図3は引金手段15を引 いた状態である。 拡縮手段12を構成するリンク機構13は、引金手段15に一体的に連結され たL型のレバー25と、ピンセット5の保持手段6の前後に設けられた掛合部2 6、26aにより構成され、カム手段14は一対の対向する金属製のローラ27 と一対のピンセット片9の中間部に設けた内側に突出する円弧状の変形部28に より構成されている。そしてローラ27は本体2に固定された取付部29の突端 に回転自在に軸支されている。
【0011】 次に上記ピンセット型脱毛器の作用を図2および図3を基に説明する。 先ず引金手段15を引かない図2の状態では、リンク機構13のレバー25は 復帰バネ17の作用により反時計方向に回動して保持部6の掛合部26aに掛合 し、保持部6はピンセット5を先端部11方向に突出する状態に保持する。この ときカム手段14における一対のローラ27は、一対のピンセット片9の変形部 28にそれぞれ掛合され、それによって一対のピンセット片9先端部11間は拡 大された状態とされている。
【0012】 次に、脱毛すべき部分に一対のピンセット片9の先端部11を近づけて引金手 段15を引くと、リンク機構13のレバー25が時計方向に回動して掛合部26 に掛合してそれを押す。すると保持手段6はわずかに図2の矢印Y方向に後退す るように移動され、一対のピンセット片9の変形部28はそれぞれローラ27と の掛合が解除され、それらの先端部11間が縮小されるので脱毛すべき毛が挟持 される。そして挟持された毛は上記のような一対のピンセット片9のわずかな後 退により引き延ばされる。このとき、ピンセット片9の先端は図1に示す如く、 点Aから本体2の先端の内部の点Bに移動する。それにより、ピンセット片9の 金属が肌に接する不快を防止できる。
【0013】 挟持された毛を引き延ばした状態まで引金手段15が引かれたとき、スイッチ 手段21(図1参照)が作動し、その作動信号により高周波発生装置18が作動 しタイマー手段が起動する。すると、挟持した毛根に高周波電圧が印加されてそ の毛根部分が高周波エネルギーにより加熱され、挟持した毛を焼いてその毛根に 対する結合力が弱められる。その際、挟持した毛は上記のように引き延ばされた 状態になっており、高周波エネルギーにより毛根が効率良く焼かれる。 次にタイマー手段がセットアップすると駆動装置7が作動し、その出力軸8が 図2の矢印Y方向に大きく引き込まれてピンセット5が後退する。それにより一 対のピンセット片9の先端部11に挟持された毛は引き抜かれる。 なおタイマー手段には、挟持した毛根を焼いて、その結合力を弱めるために必 要とされる極く短い時間、例えば3〜10秒程度のセットアップ時間が設定され る。 このようにして、脱毛すべき毛を引き抜いた後に引金手段15を復帰させると 、再び図2の状態に戻り次の引き抜き操作に移ることができる。
【0014】
本考案は以上のような構成としたので、本体の把持部を持って一対のピンセッ ト片の先端部を脱毛すべき毛の毛根付近に近づけてから引金手段を引くだけで、 毛の挟持、高周波エネルギーの熱による毛根との結合力の低下、および引き抜き の動作をワンタッチで行える。 そのため本考案のピンセット型脱毛器を使用することにより、効率良く迅速に 脱毛をすることができる。
【図1】本考案の脱毛器の1例の側面図。
【図2】図1におけるピンセット5と拡縮手段12の部
分の拡大斜視図。
分の拡大斜視図。
【図3】図1におけるピンセット5と拡縮手段12の部
分の拡大斜視図。
分の拡大斜視図。
1 脱毛器 2 本体 3 保持部 4 把持部 5 ピンセット 6 保持手段 7 駆動手段 8 出力軸 9 ピンセット片 10 開口部 11 先端部 12 拡縮手段 13 リンク機構 14 カム手段 15 引金手段 16 軸 17 復帰バネ 18 高周波発生装置 19 基板 20 電力調整手段 21 スイッチ手段 22 配線 23 電極 24 ランプ 25 レバー 26 掛合部 26a 掛合部 27 ローラ 28 変形部 29 取付部
Claims (7)
- 【請求項1】 高周波発生装置18に接続された毛挟持
用のピンセット5がその先端部11の間隔を拡縮可能に
本体2に保持されたピンセット型脱毛器において、前記
本体2はピンセット5を保持する保持部3と引金手段1
5を設けた把持部4を有し、前記ピンセット5の一対の
ピンセット片9は前記保持部3に設けられた開口部10
に挿通されてそれらの先端部11が本体2の外部に突出
されると共に、本体2に設けられた拡縮手段12と駆動
手段7により拡縮および軸線方向の移動ができるように
なされ、前記引金手段15を引くことにより一対のピン
セット片9は毛を挟持するようにその間隔が縮小すると
共にピンセット5に高周波発生装置18からの高周波電
圧を印加し、さらに所定時間後にピンセット5が駆動手
段7により本体2側へ引き込み移動するように構成され
ていることを特徴とするピンセット型脱毛器。 - 【請求項2】 引金手段15を引くことによりスイッチ
手段21が作動し、その作動信号によりピンセット5に
高周波発生装置18からの高周波電圧が印加される請求
項1のピンセット型脱毛器。 - 【請求項3】 スイッチ手段21の作動信号により起動
するタイマー手段が設けられ、該タイマー手段のセット
アップ信号により駆動手段7が作動されてピンセット5
が本体2側へ引き込み移動される請求項2のピンセット
型脱毛器。 - 【請求項4】 駆動手段7が電磁プランジャーにより構
成される請求項1〜請求項3のいずれかのピンセット型
脱毛器。 - 【請求項5】 待機位置で前記ピンセット片9の先端
が、前記本体2の先端よりわずかに突出し、引金手段1
5を引くことにより一対のピンセット片9の先端部11
の間隔が縮小されると共にピンセット5が本体2側へわ
ずかに引き込まれて、その先端が本体の先端より後方に
位置するように移動される請求項1〜請求項4のいずれ
かのピンセット型脱毛器。 - 【請求項6】 拡縮手段12がリンク機構13とそれに
連結されたカム手段14を有し、該リンク機構13に引
金手段15が連結され、引金手段15の操作により該リ
ンク機構13がカム手段14を駆動して一対のピンセッ
ト片9が拡縮される請求項1〜請求項5のいずれかのピ
ンセット型脱毛器。 - 【請求項7】 カム手段14が保持部3に対向して設け
られた一対のローラ27と一対のピンセット片9にそれ
ぞれ形成された変形部28により構成され、前記一対の
ピンセット片9はそれぞれローラ27に接触され、引金
手段15の操作によりリンク機構13がピンセット5を
その軸線方向に移動し、前記一対のピンセット片9の変
形部28が前記ローラ27に接触したときその先端部1
1の間隔が縮小される請求項6のピンセット型脱毛器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004446U JP3017001U (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | ピンセット型脱毛器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004446U JP3017001U (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | ピンセット型脱毛器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017001U true JP3017001U (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=43152504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004446U Expired - Lifetime JP3017001U (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | ピンセット型脱毛器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017001U (ja) |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP1995004446U patent/JP3017001U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5914062A (en) | Tick removal device | |
EP1232767B1 (en) | Apparatus and method for removing hair | |
JP3109455B2 (ja) | 体毛処理具 | |
US5556563A (en) | Tick removal device comprising electrically heated retractable tweezers | |
HUT75601A (en) | Method and system for removal of hairs | |
FR2680651B1 (fr) | Appareil d'epilation. | |
JP3017001U (ja) | ピンセット型脱毛器 | |
US1991816A (en) | Tweezers | |
WO2001013757A1 (en) | Method and apparatus for hair removal | |
KR101163382B1 (ko) | 머리 미용기구 | |
JP2627486B2 (ja) | 脱毛装置 | |
EP0528055A1 (en) | Electrical hair removal device | |
JP7278655B2 (ja) | 多機能ヘアー演出用美容電熱機器 | |
RU2422068C2 (ru) | Способ косметического удаления волос на теле человека, а также устройство для удаления волос | |
JP3040305U (ja) | 除毛装置 | |
US5899910A (en) | Direct acting cam gripping mechanism | |
JP3009796U (ja) | 脱毛器 | |
CN221617141U (zh) | 带防误击发保险的电动连发结扎施夹钳 | |
JP2004160078A (ja) | まつ毛カール器 | |
JPH09248212A (ja) | 体毛処理具 | |
WO2004008907A1 (en) | Hair removal device | |
JP3120221B2 (ja) | 脱毛装置 | |
JPH0539403U (ja) | 脱毛ピンセツト | |
KR100833087B1 (ko) | 헤어 아이론 | |
JPH08154728A (ja) | 脱毛装置 |