JP2627273B2 - 自動二輪車のサイドスタンド - Google Patents

自動二輪車のサイドスタンド

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JP2627273B2 JP62212990A JP21299087A JP2627273B2 JP 2627273 B2 JP2627273 B2 JP 2627273B2 JP 62212990 A JP62212990 A JP 62212990A JP 21299087 A JP21299087 A JP 21299087A JP 2627273 B2 JP2627273 B2 JP 2627273B2
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昌衛 渡辺
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特に柔らかい地面に沈み込まないようにし
た自動二輪車のサイドスタンドに関するものである。
(発明の背景) 自動二輪車のサイドスタンドは、そのスタンドバーの
接地端が柔らかい路面にもぐって沈み込み易いという問
題がある。例えば砂地でサイドスタンドにより車体を起
立させようとすると、スタンドバー下端が柔らかい砂地
にもぐり、車体が不安定になったり倒れたりするという
問題が生じる。
そこでスタンドバーの下端に回動式の接地板を設け、
スタンドバーの起立時にこの接地板を地面に接地させて
接地面積を増大させるものが提案された(例えば実公昭
62−16141、同62−16142、同62−16143号参照)。しか
しこのように接地板を回動可能とした場合には、接地板
に地面から加わる圧力が接地板を収納位置に回動させ、
このため接地板の効果が減殺されることがあるという不
都合があった。
また接地板をロック機構によって設置位置にロックす
るものも公知である(例えば実開昭62−46280号、実開
昭60−103082号参照)。しかしこのようなロック機構は
接地板の出し入れをする際に操作が面倒であった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
スタンドバーの接地端に回動可能な接地板を設けた場合
に、この接地板が地面から加わる圧力により意に反して
収納位置に回動するのを防ぎ、接地板の作用を常に十分
に発揮させることが可能であり、操作も簡単な自動二輪
車のサイドスタンドを提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、車体下方に起立・収納可
能に取付けられたスタンドバーを有する自動二輪車のサ
イドスタンドにおいて、前記スタンドバーの接地端に固
着された固定接地板と、前記スタンドバーの接地端にそ
の起立位置で車体前後方向を指向する支軸で軸着され前
記スタンドバーの接地端の車体外側方に回動可能な可動
接地板と、この可動接地板を前記スタンドバーの基部側
へ回動された収納位置と起立位置にある前記スタンドバ
ーの前記固定接地板の下方で地面に略平行となる接地位
置との双方向に復帰させるばねとを備え、前記可動接地
板の接地面にはその接地位置で前記支軸よりも車体幅方
向内側に位置する突部を設けたことを特徴とする自動二
輪車のサイドスタンドにより達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す後面図、第2図はそ
の接地板を接地位置にした状態を示すII−II線断面図、
また第3図はこの実施例を適用した自動二輪車の右側面
図、第4図は同じく一部を省いた左側面図である。
第3、4図において符号10は公知のセミクレードル型
のフレーム、12はこのフレーム10に搭載されたエンジ
ン、14はフレーム10前端の操向軸筒(図示せず)に左右
へ回動可能に保時された前フォーク、16はその下端に取
付けられた操向前輪、18はハンドルである。20はフレー
ム10にピボット軸22で軸着されたリヤアームであり、そ
の後端には後輪24が保持されている。
26はエンジン12の上方に位置する主燃料タンクであ
り、その下部は左右に分離してエンジン12のシリンダ側
方へ延び、その下端がフレーム10側に支持されている。
28は補助燃料タンクであり、フレーム10から後輪24の上
方に延出し、その下部はフレーム10に固着された左右一
対のステー30、32に支持されている。34はこの補助燃料
タンク28上に位置する運転シートである。
第3図において36はサイドスタンドでありフレーム10
の下方に起立・収納可能に取付けられている。すなわち
このサイドスタンド36のスタンドバー38は、支軸40によ
り第3図実線で示す収納位置と仮想線で示す起立位置と
の間で回動可能に取付けられ、ばね42によりこれら起立
・収納位置で安定するように復帰習性が付与されてい
る。
このスタンドバー38の回動端(接地端)には第1、2
図に示すように可動接地板44が軸着されている。すなわ
ち可動接地板44の非接地面側には一対の支持板46、48が
突設され、これら支持板46、48がスタンドバー38の回動
端に支軸50によって軸着されている。ここに支軸50はス
タンドバー38の起立位置で車体の前後方向を指向してい
る。
この可動接地板44はスタンドバー38の車体外側方に回
動可能であって、スタンドバー38の基部すなわち支軸40
側へ回動された収納位置(第1図の実線位置)と、接地
面を地面に略平行にする接地位置(同仮想線位置)との
間でのみ回動が許容される。なおこの可動接地板44の接
地位置ではスタンドバー38の後記固定接地板56の下方へ
入り込む。またこの接地板44はばね52によってこれら収
納位置と接地位置とに双方向に復帰される。すなわちば
ね52の上端はスタンドバー38に、また下端は支持板46に
係止され、接地板44をこれら収納・接地の両位置間で回
動させた時にこのばね52の下端Aが不安定点B(第1
図)を越えるように構成される。従ってこの不安定点B
を中心にして可動接地板44は第1図に示すように角度
α、βの範囲で回動する。
この接地板44の接地面は、その収納方向と反対側の縁
部が接地面方向に折曲されて、この折曲部によって突部
54が形成されている。この突部54は、可動接地板44の接
地位置で支軸50よりも車体幅方向内側に位置する。なお
スタンドバー38の回動端には通常のサイドスタンドと同
様に固定接地板56が固着されている。
従ってスタンドバー38を起立させると共に、接地板44
の突部54に靴のつま先を当てて接地板44を接地位置に起
せば、接地板44は第1図仮想線位置に安定する。この状
態で車体を傾けて接地板44を地面に押し付ければ、地面
からの反力が接地板44の接地面に加わる。この時地面が
柔らかいとスタンドバー44の下端が車体幅方向外側へ移
動しようとするが、可動接地板44の突部54が地面に食い
込んでその移動を規制する。この時可動接地板44には反
収納方向への力が加わるから、可動接地板44は接地位置
に安定する。
また地面の様子によっては可動接地板44をを収納する
方向への力が加わることがある。しかしこの場合には突
部54も地面に強く喰い込んでいると共に、突部54が支軸
50よりも車体幅方向内側に位置しているから、可動接地
板44の収納方向への回動が規制される。この結果可動接
地板44は回動することなく地面の反力を確実に受けるこ
とができる。
サイドスタンド36を収納する際には靴のつま先で可動
接地板44を第1図実線位置に収納した後、スタンドバー
38を第3図実線位置に倒せばよい。
なおこの実施例では、この可動接地板44を収納した時
には突部54の背面が固定接地板56と共に地面に接地する
ようになり、地面が砂など特にめり込み易い場合でなけ
ればこの可動接地板44を収納位置に置いたままでも駐車
が可能となる。
またこの実施例では可動接地板44の一側縁を折曲して
突部54を形成したが、本発明は別部材を接地板に固着し
て突部としてもよい。
なおこの実施例においては、第4図に示すようにサイ
ドスタンド36と反対側の下方に補助サイドスタンド60が
取付けられている。この補助サイドスタンド60は全体が
箱状に作られ、内部に工具類の収納スペースが確保され
ている。そしてその収納位置(同図の実線位置)におい
てはバンド62によりステー32に結束固定される。
またこれを起立位置(仮想線位置)に起立させる時
に、これと共に前記のサイドスタンド36も起立させれば
車体をほぼ垂直位置に自立させることができる。従って
この状態で後輪24を取外すことができ、パンク修理、タ
イヤ交換などの作業を能率良く行なうことが可能にな
る。
(発明の効果) 本発明は以上のように、スタンドバーの接地端に、そ
の起立位置で車体前後方向を指向する支軸により車体外
側方へ回動可能な可動接地板を設け、この可動接地板を
その接地位置でスタンドバーの固定接地板の下方へ回り
込むようにし、その下面に支軸よりも車体幅方向内側に
位置する突部を設けたから、砂地等の柔らかい地面にこ
の接地板を押圧させても接地板がその収納位置へ回動す
るのを確実に防ぐことができ、接地板の作用を十分にか
つ確実に発揮させることが可能になる。しかもこの可動
接地板は足のつま先で起倒操作できるから操作が極めて
簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す後面図、第2図はその
接地板を接地位置にした状態を示すII−II線断面図、ま
た第3図はこの実施例を適用した自動二輪車の右側面
図、第4図は同じく一部を省いた左側面図である。 10……フレーム、 36……サイドスタンド、 38……スタンドバー、 44……可動接地板、 52……ばね、 54……突部、 56……固定接地板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体下方に起立・収納可能に取付けられた
    スタンドバーを有する自動二輪車のサイドスタンドにお
    いて、 前記スタンドバーの接地端に固着された固定接地板と、
    前記スタンドバーの接地端にその起立位置で車体前後方
    向を指向する支軸で軸着され前記スタンドバーの接地端
    の車体外側方に回動可能な可動接地板と、この可動接地
    板を前記スタンドバーの基部側へ回動された収納位置と
    起立位置にある前記スタンドバーの前記固定接地板の下
    方で地面に略平行となる接地位置との双方向に復帰させ
    るばねとを備え、前記可動接地板の接地面にはその接地
    位置で前記支軸よりも車体幅方向内側に位置する突部を
    設けたことを特徴とする自動二輪車のサイドスタンド。
JP62212990A 1987-08-28 1987-08-28 自動二輪車のサイドスタンド Expired - Fee Related JP2627273B2 (ja)

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JPS6456285A JPS6456285A (en) 1989-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60103082U (ja) * 1983-12-20 1985-07-13 スズキ株式会社 オ−トバイ等の二輪車のサイドスタンド
JPS6246280U (ja) * 1985-09-10 1987-03-20

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JPS6456285A (en) 1989-03-03

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