JP2625548B2 - 画像生成方法及び画像生成装置 - Google Patents

画像生成方法及び画像生成装置

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JP2625548B2
JP2625548B2 JP1186285A JP18628589A JP2625548B2 JP 2625548 B2 JP2625548 B2 JP 2625548B2 JP 1186285 A JP1186285 A JP 1186285A JP 18628589 A JP18628589 A JP 18628589A JP 2625548 B2 JP2625548 B2 JP 2625548B2
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俊雄 加藤
拓朗 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、動画像の生成に用いて好適な画像生成方
法及びこの方法を実施するための画像生成装置に関する
ものである。
(従来の技術) 3次元コンピュータグラフィックス(以下、3次元CG
と略称する場合もある。)は、例えば難解な事象を画像
化しこの事象の理解を容易に出来る等の利点をはじめと
する種々の利点を有する。従って、性能に優れ然も操作
性に優れる3次元CGを確立するための研究が従来から盛
んになされている。
3次元CGにより物体を表現する方法には、種々の方法
がある。その一例として、物体の形状をパワースペクト
ルで表現しようとする方法があった(例えば文献:日経
コンピュータグラフィックス 1988 9月号pp.132〜14
0)。この方法によれば、自然物らしさが、確率論によ
って作り出される。
第4図は、上述の文献に開示されている方法を実現す
るための装置構成を概略的に示したブロック図である。
第4図において、1は断面波X1発生手段、2は断面波
X2発生手段、3は断面波X3発生手段、4は断面波X4発生
手段をそれぞれ示す。さらに、5は基本波Y1発生手段、
6は基本波Y2発生手段をそれぞれ示す。さらに7は画像
合成手段を示す。
各断面波発生手段1〜4は、下記(1)式に従い断面
波をそれぞれ生成する。
Xr(i,j)=Xr(ari+brj+cr) …(1) 但し、(1)式中、r=1,2,3,4、iはx方向の単位
ベクトル、jはy方向の単位ベクトル(ar,br)は2次
元ベクトル、Crは任意の定数である。即ち、断面波X
rは、表現しようとする物体のあるパワースペクトルを
持つ1次元確立過程により生成されている。
また、基本波Y1発生手段5は、断面波X1と、断面波X2
との積から基本波Y1を求める。また、基本波Y2発生手段
6は、断面波X3と、断面波X4との積から基本波Y2を求め
る。各基本波Y1及びY2は、具体的には下記(2)式に従
い生成されている。但し、(2)式中、k=1,2であ
る。
Yk(i,j)X2k-1(i,j)・X2k(i,j) …(2) また、画像合成手段7は、各基本波発生手段21,23で
生成された基本波Y1及びY2の加算を行なって所望の画像
を作り出す。この合成は、具体的には下記(3)式によ
り行なわれている。
Z(i,j)=ΣYk(i,j) …(3) このように、上述の文献に開示されている画像生成方
法は、一次元確立過程より生成された基本波の合成によ
り自然画像を生成するものであった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の画像生成方法では、基
本波を合成しているので、合成の結果得られる画像は静
止画像である。さらに、物体の移動情報はいずれからも
入力されない。従って、静止画像の生成は行なえるが、
動画像の生成、視点が移動するリアルタイム性を要求さ
れる動画像の生成は不可能であるという問題点があっ
た。
また、上述した従来の画像生成方法で動画像を生成し
ようとする場合、1画面生成する毎に断面波、基本波及
び合成画像を求める計算をそれぞれ行なうことになる。
このため、得られる動画像はコマ送り状態の断続的な画
像となってしまう。
この発明はこのような点に鑑みなされたものであり、
従ってこの発明の目的は、上述の問題点を解決し、動画
像の生成が出来然もリアルタイム性に優れた動画像を生
成出来る方法と、この方法の実施に用いる画像生成装置
とを提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この出願の第一発明の画
像生成方法によれば、 物体の統計的性質を用いて前述の物体の形状を表わす
画像生成方法において、 各物体の統計的性質により決定される各物体個別の空
間フィルタを用い前述の各物体毎の画像データをそれぞ
れ生成し、 前述の各画像データをピクセルに分割し再構成してピ
クセル集合体をそれぞれ作成し、 前述の各ピクセル集合体から、各々のピクセル集合体
が関連する物体の移動情報信号によって指定される領域
をそれぞれ切り出し、 各物体の前述の切り出された領域の画像データを合成
し抽出すること を特徴とする。
ここで、各物体とは、例えば海洋の画像を生成する場
合で考えれば、「波」、「島」、「雲」、「船」、「太
陽」及び「月」等のことである。しかし、物体の分け方
は、設計に応じ決定されるものである。つまり、例えば
「波」と「いわし雲」とは統計的性質が似ている(両者
共に、三角波で示せるという、統計的な性質がある。)
ので、これらは同じ物体として考えるような場合があっ
ても良い。
また、各物体個別の空間フィルタを用いとは、各物体
毎に1個の空間フィルタを用いることを意味することは
勿論のこと、ある物体については1個の空間フィルタを
用い他の物体については2個以上の空間フィルタを用い
る場合、各物体毎に2個以上の空間フィルタを用いる場
合も含む意味である。
また、この出願の第二発明の画像生成装置によれば、
物体の統計的性質を用いて前述の物体の形状を表わす画
像生成装置において、 物体の統計的性質により決定される物体のスペクトル
で構成される空間フィルタを2以上具え、及び 各空間フィルタに対応して設けられ、対応する空間フ
ィルタからの出力をピクセルに分割し再構成してピクセ
ル集合体を作成するピクセル構成手段と、 各ピクセル構成手段に対応して設けられ、各々のピク
セル集合体が関連する物体の移動速度に応じて移動情報
信号を出力する移動情報信号発生手段と、 各ピクセル構成手段に対応して設けられ、対応するピ
クセル構成手段で作成されたピクセル集合体から前記移
動情報信号によって指定される領域を切り出す領域分割
手段と、 前述の各領域分割手段からの出力を合成する画像合成
手段と を具えたことを特徴とする。
なお、この出願の第一及び第二発明の実施に当たり、
前述のピクセル集合体を、その一端と他端とをメモリ上
でつなげることにより画像データが連続する状態とされ
たピクセル集合体とするのが好適である。
(作用) この出願の第一発明の画像生成方法及び第二発明の画
像生成装置によれば、各物体(例えば、上述の例の
「波」、「島」、「雲」等)の画像データは各物体の統
計的性質にもとづき各物体個別の空間フィルタにおいて
それぞれ生成される。そしてこれら画像データはそれぞ
れピクセル集合体とされる。そして、実際の画像(上述
の例で云えば「島」、「波」等を含む例えば「海洋の画
像」)は、各物体(「波」、「島」等)に関連するピク
セル集合体からこの物体の移動情報信号によってそれぞ
れ切り出された画像データを合成することによって生成
される。従って、物体が移動するものの場合(この例で
は「波」)は、この移動情報信号が変化するため、ピク
セル集合体から切り出される画像データが変化し、この
結果、動画像が容易に生成される。このように、第一及
び第二発明によれば、各物体の画像データは1度だけ空
間フィルタから出力させるだけである。そしてピクセル
集合体からの画像データの切り出しのみで、動画像及び
静止画像の生成が可能になる。このため、画像データ生
成に要する演算を省略出来る分、動画像生成を高速に行
なえる。
また、ピクセル集合体を、その一端と他端とをメモリ
上でつなげることにより画像データが連続する状態とす
ると、移動情報信号によって切り出す画像データが無限
に存在することと同等になる。このため、動画像生成に
有利になる。
(実施例) 以下、図面を参照して第一発明の画像生成方法の実施
例と、第二発明の画像生成装置の実施例とにつき説明す
る。しかしながら、説明に用いる各図はこの発明が理解
出来る程度に概略的に示してあるにすぎない。従って、
これら発明が図示例のみに限定されるものではないこと
は理解されたい。
画像生成装置の説明 先ず、第一発明の画像生成方法の実施に用いる第二発
明の画像生成装置の一例につき説明する。第1図は、そ
の説明に供するブロック図である。
第1図において、11は、入力手段を示す。この入力手
段11は、キーボード11a、マウス11b等従来公知の手段で
構成してある。
13は、ランダム信号発生手段を示す。このランダム信
号発生手段13は、入力手段11からの指示に応じ後述する
空間フィルタ群にランダムパルスを出力する。この実施
例の場合は、平均0、分散1.0の正規乱数を発生出来る
ものとしている。
151〜15nは、物体の統計的性質により決定される物体
のスペクトルで構成される空間フィルタをそれぞれ示
す。これらn個(nは2以上の整数)の空間フィルタの
うちのあるものは物体A用として、他のあるものは物体
B用として、……、他のあるものは物体Z用として、各
物体の画像データ生成に用いられる。勿論、設計によっ
ては、ある物体については複数個の空間フィルタを用い
るというような場合もあり得る。これらn個の空間フィ
ルタを、以下説明の都合上、第1の空間フィルタ151
第2の空間フィルタ152、………、第nの空間フィルタ1
5nと称する。この実施例では、これらn個の空間フィル
タを、公知のバタワースフィルタを以ってそれぞれ構成
している。
これら空間フィルタ151,152,……、15nは、入力手段1
1とそれぞれ接続してある。そして各空間フィルタ151
15nでは、入力手段11から入力される、当該画像生成装
置で出力させたい物体(以下、出力対象物と略称するこ
ともある。)に応じた、所定の係数(画像生成方法の説
明の項にて説明する。)が決定される。さらに、ランダ
ム信号発生手段13から供給されるランダムパルス信号か
ら出力対象物の画像データが生成される。
さらに第1図において、171〜17nは各空間フィルタ15
1〜15nに対応して設けられた第1〜第nのピクセル構成
手段をそれぞれ示す。
第1のピクセル構成手段171は、第1の空間フィルタ1
51の後段に設けられており、第1の空間フィルタ151
らの出力をピクセルに分割し再構成してピクセル集合体
を作成することが出来るものである。また、第2のピク
セル構成手段172は、第2の空間フィルタ152からの出力
をピクセルに分割し再構成してピクセル集合体を作成す
ることが出来るものである。また、第nのピクセル構成
手段17nは、第nの空間フィルタ15nからの出力をピクセ
ルに分割し再構成してピクセル集合体を作成することが
出来るものである。
さらに第1図において、191〜19nは、各ピクセル構成
手段171〜17nに対応して設けられた第1〜第nの移動情
報信号発生手段をそれぞれ示す。これら移動情報信号発
生手段191,192,……,19nは、入力手段11とそれぞれ接続
してある。
第1の移動情報信号発生手段191は、第1のピクセル
構成手段171が関連する出力対象物の移動速度に応じた
移動情報信号を後述する第1の領域分割手段211に出力
することが出来るものである。また、第2の移動情報信
号発生手段192は、第2のピクセル構成手段172が関連す
る出力対象物の移動速度に応じた移動情報信号を後述す
る第2の領域分割手段212に出力することが出来るもの
である。また、第nの移動情報信号発生手段19nは、第
nのピクセル構成手段17nが関連する出力対象物の移動
速度に応じた移動情報信号を後述する第nの領域分割手
段21nに出力することが出来るものである。
さらに、第1図において、211〜21nは、各ピクセル構
成手段171〜17nに対応して設けられた第1〜第nの領域
分割手段をそれぞれ示す。
第1の領域分割手段211は、第1のピクセル構成手段1
71で作成されたピクセル集合体から、第1の移動情報信
号発生手段191で発せられた移動情報信号によって指定
される領域を切り出し、この領域の画像データを後述す
る画像合成手段23に出力することが出来るものである。
また、第2の領域分割手段212は、第2のピクセル構成
手段172で作成されたピクセル集合体から、第2の移動
情報信号発生手段192で発せられあ移動情報信号によっ
て指定される領域を切り出し、この領域の画像データを
後述する画像合成手段23に出力することが出来るもので
ある。また、第nの領域分割手段21nは、第nのピクセ
ル構成手段17nで作成されたピクセル集合体から、第n
の移動情報信号発生手段19nで発せられた移動情報信号
によって指定される領域を切り出し、この領域の画像デ
ータを後述する画像合成手段23に出力することが出来る
ものである。
さらに第1図において23は、画像合成手段を示す。こ
れは、前述の各領域分割手段211,212,…,21nからの出力
を合成し、合成した画像データを後述の座標変換手段に
出力することが出来るものである。この画像合成手段23
には、入力手段11が接続してある。
さらに、25は座標変換手段を示し、27は観測点出力手
段を示し、29はディスプレイを示す。観測点出力手段27
には、入力手段11が接続してありこれにより出力対象物
の観測点が指定される。この指定に応じ観測点出力手段
27は、観測点を示す情報を座標変換手段27に入力する。
座標変換手段25では、画像合成手段23からの画像データ
を観測点に対応する座標の画像データに変換してディス
プレイ29に出力する。
画像生成方法 次に、第1図に示した画像生成装置を用いた例により
第一発明の画像生成方法の実施例につき説明する。第2
図(A)〜(F)は、その説明に供する図である。特に
第2図(A)は、第一発明の画像生成方法のおおまかな
手順を示したフローチャートである。さらに、第2図
(B)は上述した空間フィルタ151〜15nの動作手順を概
略的に示したフローチャート、第2図(C)はピクセル
構成手段171〜17nの動作手順を概略的に示したフローチ
ャート、第2図(D)は移動情報信号発生手段191〜19n
の動作手順を概略的に示したフローチャート、第2図
(E)は領域分割手段211〜21nの動作手順を概略的に示
したフローチャート、第2図(F)は画像合成手段23の
動作手順を概略的に示したフローチャートである。
…空間フィルタによる処理 第1図に示した入力手段11より出力対象物の入力があ
ると(第2図(A)のステップ31)、空間フィルタとし
てのバタワースフィルタ(下記式)を使用した処理が
なされる(第2図(A)のステップ32)。
この実施例の場合の空間フィルタによる処理を、第1
のフィルタ手段151の系統での例により説明する。
空間フィルタ151は、ピクセル構成手段171より入力要
求があるか否かを判定する(第2図(B)のステップ32
1)。入力要求がない場合はステップ321に戻る。入力要
求があった場合、フィルタ手段151は、入力手段11で入
力された出力対象物に応じたフィルタ係数を決定する
(第2図(B)のステップ322)。この実施例の場合の
フィルタ係数とは、上記式中の物体固有の定数x0,y0
及び物体固有の分散値σである。
次に、ランダム信号発生手段13により出力されたパル
ス列を上記式の前項1/(πx0)/{1+(x/x0
のxに入力してx方向のフィルタ出力を得る。さらに、
このx方向の出力を上記式の後項1/(πy0)/{1+
(y/y0}のyに入力してy方向のフィルタ出力を得
る(第2図(B)のステップ323,324)。これらx方向
及びy方向のフィルタ出力は、出力対象物の画像データ
になる。これらx方向及びy方向のフィルタ出力は、第
1のピクセル構成手段171にそれぞれ入力される。
第1の空間フィルタ151の系統以外の他の空間フィル
タの系統での処理も、フィルタ係数が異なること以外は
上述の処理と同様に行なわれる。
…ピクセル構成手段による処理 次に、各空間フィルタ151〜15nより出力される画像デ
ータを、対応するピクセル構成手段171〜17nによりピク
セルに分割し再構成してピクセル集合体をそれぞれ作成
する処理がなされる(第2図(B)のステップ33)。こ
の処理につき第2図(C)及び第3図(A)〜(C)を
参照して説明する。
各ピクセル構成手段171〜17nは、対応する空間フィル
タより出力があるか否かを判定する(第2図(C)ステ
ップ331)。出力がない場合はステップ331に戻る。出力
がある場合は、画像データ(空間フィルタからの出力)
を単位ピクセルに分割する(第2図(C)のステップ33
2)。この単位ピクセルは、この実施例の場合、以下に
説明するようなものとしている。
上記式に従い出力される画像データ(フィルタ出
力)が、第3図(A)に示すようなものであるとする
と、単位ピクセルは、例えば第3図(B)にA00,A01,…
…,A0m,……,Ak0,……,Akm(但し、k,m各々は正の整数
である。)でそれぞれ示すようなものとしている。ここ
でピクセルA01を例に挙げると、これは、(x0,y0,Φ(x
0,y0))、(x1,y0,Φ(x1,y0))、(x0,y1,Φ(x0,
y1))、(x1,y1,Φ(x1,y1))の4点を結んだ四角形
である。他のピクセルも、A01に準じて定義出来る。第
3図(B)に示したk×m個のピクセルの集合により、
ピクセル集合体が構成される。
このようにして、第1〜第nのピクセル構成手段171
〜17n各々において、対応する空間フィルタから出力さ
れた画像データをピクセル集合体とする処理が行なわれ
る(第2図(C)のステップ333)。各ピクセル集合体
は、各ピクセル構成手段に備わるメモリ(図示せず)に
格納される。
次に、ピクセル構成手段は、これの後段に設けられて
いる領域分割手段より入力要求があるか否かを判定する
(第2図(C)のステップ334)。領域分割手段が行な
う入力要求については次の項にて詳細に説明するが、領
域分割手段の入力要求がない場合はステップ334に戻
る。また、入力要求がある場合ピクセル構成手段は、領
域分割手段が要求する分だけの画像データがあるか否か
を判定する(第2図(C)のステップ335)。ここで、
画像データが不足している場合は、空間フィルタに対し
出力要求をし(第2図(C)のステップ336)、再びス
テップ331に戻る。一方、画像データが領域分割手段の
要求する以上にある場合は、領域分割手段は、ピクセル
集合体の中の要求された領域の画像データを画像合成手
段23(第1図参照)に出力する(第2図(C)のステッ
プ337)。
なお、第3図(B)に示したピクセル集合体の代わり
に、第3図(B)中のピクセルA00〜Ak0で構成される一
端と、ピクセルA0m〜Akmで構成される多端とをメモリ上
でつなげてちょうど第3図(C)に示すような円柱状の
ピクセル集合体を構成しても良い。さらに、この円柱状
のピクセル集合体のピクセルA00〜A0mで構成される一端
と、ピクセルAk1〜Akmで構成される多端とを、メモリ上
でつなげ球状のピクセル集合体を構成しても良い。第3
図(C)に示したような円柱状のピクセル集合体とする
と、図中yで示す方向においてピクセルがループ状に連
続するので、y方向における領域分割を無限に行なえる
という利点が得られる。また、球状のピクセル集合体で
あればx及びy方向において領域分割を無限に行なえる
という利点が得られる。
…移動情報信号発生手段及び領域分割手段による処理 次に、各移動情報信号発生手段191〜19nと、各領域分
割手段211〜21nとを用いて、ピクセル集合体から領域を
切り出す手順(第2図(A)のステップ34,35)につき
説明する。
この実施例においてはこの処理を以下に説明するよう
に行なう。
各移動情報信号発生手段191〜19nには、入力手段11よ
り出力対象物がなにであるかを示す情報、即ち当該移動
情報信号発生手段に関連する物体がなんであるかを示す
情報を入力される(第2図(D)のステップ341)。各
移動情報信号発生手段191〜19nは、この情報から出力対
象物が移動するものであるか否かを判定する(第2図
(D)のステップ342)。出力対象物が移動しないもの
例えば「島」等の場合は、ステップ341に戻る。一方、
出力対象物が移動するもの例えば「波」や「雲」等の場
合は、移動速度に応じた移動量をx方向及びy方向の移
動情報信号x,yに変換しこれを領域分割手段に出力する
(第2図(D)のステップ343,344)。ここで移動速度
は、予めメモリに格納させておいても良いし、入力手段
により入力するようにしても良い。
一方、領域分割手段は、移動情報信号発生手段から移
動情報信号が出力されているか否かを判定する(第2図
(E)のステップ351)。そして、移動情報信号として
x方向及びy方向のパルスが出力される毎に、ピクセル
構成手段のピクセル集合体から、x方向及びy方向の移
動量に応じた領域を切り出す。この切り出しは、詳細に
は以下に説明するように行なっている。
先ず、領域分割手段は、x方向及びy方向の移動量に
応じた領域が、ピクセル集合体から切り出せるものか否
かの有効性を計算する(第2図(E)のステップ35
2)。具体的には、移動情報信号がピクセル集合体を格
納しているメモリのアドレスの範囲内である場合に有効
とする。次に、領域分割手段は、算出した有効領域を示
す信号をピクセル構成手段に出力する(第2図(E)の
ステップ353)。次に、領域分割手段は、ピクセル構成
手段のピクセル集合体から、有効領域に対応するピクセ
ルを切り出す即ち有効領域に対応する画像データを切り
出す(第2図(E)のステップ354)。次に、領域分割
手段はこの画像データを画像合成手段23に出力する(第
2図(E)のステップ355)。
第3図(D)は、ピクセル構成手段171〜17nのうち
の、あるピクセル構成手段のピクセル集合体における領
域分割例を示した図である。図中、R1、R2、R3が分割面
である。この例は、物体がy方向には移動せず時刻の経
過と共にx方向にのみ移動する例である。なお、ピクセ
ル集合体を柱状のものとした場合は、領域分割は、第3
図(E)に示すように行なわれることになる。
…画像合成手段による処理 次に、画像合成手段23は、各領域分割手段211〜21n
切り出されている画像データを合成し描出する(第2図
(A)のステップ36)。このことをこの実施例の場合以
下に説明するように行なう。
先ず、画像合成手段23は、画像として描出したい出力
対象物及びその出力位置を入力手段11から入力する(第
2図(F)のステップ361)。
次に、画像合成手段23は、出力対象物の観測点に応じ
た可視領域を算出する。即ち、見る位置によっては陰に
なって見えないようなところは除いて可視領域を算出す
る(第2図(F)のステップ362)。
次に、画像合成手段23は、各領域分割手段に用意され
ている画像データの中から可視領域に対応する有効デー
タを入力し、このデータを三次元配置して、画像を空間
的に位置づけする(第2図(F)のステップ363,36
4)。
次に、画像合成手段23は、三次元配置した画像データ
を、座標変換手段25に出力する(第2図(F)のステッ
プ365)。
…画像出力処理 画像合成手段23からの画像データを受けた座標変換手
段25では、この画像データを観測点に対応する座標の画
像データに変換してディスプレイ29に出力する(第2図
(A)のステップ37,38)。
このように第一発明の画像生成方法によれば、静止し
ている物体についてはピクセル集合体より同じ領域を切
り出すことで静止画像を生成出来、動的な物体について
はピクセル集合体より移動情報信号に応じた領域を切り
出すことで動画像を生成出来る。
以上がこの出願の第一及び第二発明の実施例の説明で
ある。しかしこれら発明は上述の実施例のみに限定され
るものではなく、以下に説明するような種々の変更を加
えることが出来る。
上述の実施例では、空間フィルタからの出力データを
ピクセル構成手段に直接入力してピクセル集合体を作成
する例で説明している。そして、領域分割手段で必要と
する量のデータがない場合にはピクセル構成手段は空間
フィルタに対し出力要求する例(第2図(C)のステッ
プ335,336参照)で説明している。しかし、空間フィル
タからの出力を別途に用意した記憶装置に格納しておき
ピクセル構成手段はこの記憶装置からデータを入力して
も勿論良い。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この出願の第一
発明の画像生成方法によれば、各物体(例えば「島」、
「波」等)を表わす画像データは、各物体の統計的性質
にもとづき各物体個別の空間フィルタにおいてそれぞれ
生成される。そしてこれら画像データはそれぞれピクセ
ル集合体とされる。そして、実際の画像(例えば、
「島」や「波」を含む「海洋の画像」)は、各物体に関
連するピクセル集合体からこの物体の移動情報信号によ
ってそれぞれ切り出された画像データを合成することに
よって生成される。従って、物体が移動するものの場合
(この例では「波」)は、この移動情報信号が変化する
ため、ピクセル集合体から切り出される画像データが変
化し、この結果、動画像が容易に生成される。このよう
に、この発明の画像生成方法によれば、各物体の画像デ
ータは1度だけ空間フィルタから出力させるだけであ
る。そしてピクセル集合体からの画像データの切り出し
のみで、動画像及び静止画像の生成が可能になる。この
ため、画像データ生成に要する演算を省略出来る分、動
画像生成を高速に行なえる。
また、この出願の第二発明の画像生成装置によれば、
上記特徴を有する第一発明の画像生成法を容易に実施出
来る。
また、ピクセル集合体を、その一端と他端とをメモリ
上でつなげることにより画像データが連続する状態とし
ておくと、移動情報信号によって切り出す画像データが
無限に存在することと同等になる。このため、動画像生
成に有利になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、画像生成方法の実施に用いる画像生成装置の
一例を示したブロック図、 第2図(A)は、画像生成方法の説明に供する図、 第2図(B)は、空間フィルタによる処理の説明に供す
る図、 第2図(C)は、ピクセル構成手段の説明に供する図、 第2図(D)は、移動情報信号発生手段の説明に供する
図、 第2図(E)は、領域分割手段の説明に供する図、 第2図(F)は、画像合成手段の説明に供する図、 第3図(A)は、空間フィルタ出力(画像データ)例の
説明に供する図、 第3図(B)は、ピクセルの説明に供する図、 第3図(C)は、ピクセル集合体の他の例を示す図、 第3図(D)は、領域分割例を示した図、 第3図(E)は、領域分割の他の例を示した図、 第4図は、従来技術の説明に供する図である。 11……入力手段、13……ランダム信号発生手段 151〜15n……空間フィルタ 171〜17n……ピクセル構成手段 191〜19n……移動情報信号発生手段 211〜21n……領域分割手段 23……画像合成手段、25……座標変換手段 27……観測点出力手段、29……ディスプレイ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体の統計的性質を用いて前記物体の形状
    を表わす画像生成方法において、 各物体の統計的性質により決定される各物体個別の空間
    フィルタを用い前記各物体毎の画像データをそれぞれ生
    成し、 前記各画像データをピクセルに分割し再構成してピクセ
    ル集合体をそれぞれ作成し、 前記各ピクセル集合体から、各々のピクセル集合体が関
    連する物体の移動情報信号によって指定される領域をそ
    れぞれ切り出し、 各物体の前記切り出された領域の画像データを合成し抽
    出すること を特徴とする画像生成方法。
  2. 【請求項2】前記ピクセル集合体を、その一端と他端と
    をメモリ上でつなげることにより画像データが連続する
    状態とされたピクセル集合体としたことを特徴とする請
    求項1に記載の画像生成方法。
  3. 【請求項3】物体の統計的性質を用いて前記物体の形状
    を表わす画像生成装置において、 物体の統計的性質により決定される物体のスペクトルで
    構成される空間フィルタを2以上具え、及び 各空間フィルタに対応して設けられ、対応する空間フィ
    ルタからの出力をピクセルに分割し再構成してピクセル
    集合体を作成するピクセル構成手段と、 各ピクセル構成手段に対応して設けられ、各々のピクセ
    ル集合体が関連する物体の移動速度に応じた移動情報信
    号を出力する移動情報信号発生手段と、 各ピクセル構成手段に対応して設けられ、対応するピク
    セル構成手段で作成されたピクセル集合体から前記移動
    情報信号によって指定される領域を切り出す領域分割手
    段と、 前述の各領域分割手段からの出力を合成する画像合成手
    段と を具えたことを特徴とする画像生成装置。
  4. 【請求項4】前記ピクセル集合体を、その一端と他端と
    をメモリ上でつなげることにより画像データが連続する
    状態とされたピクセル集合体としたことを特徴とする請
    求項3に記載の画像生成装置。
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