JP3073943B2 - 画像合成装置及び方法 - Google Patents

画像合成装置及び方法

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JP3073943B2
JP3073943B2 JP09251024A JP25102497A JP3073943B2 JP 3073943 B2 JP3073943 B2 JP 3073943B2 JP 09251024 A JP09251024 A JP 09251024A JP 25102497 A JP25102497 A JP 25102497A JP 3073943 B2 JP3073943 B2 JP 3073943B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像合成装置及び画
像合成方法に関し、特に、ハードウェア化により高速描
画が可能な画像合成装置及び画像合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CGによるレンダリング手法の一つにレ
イキャスティング法と呼ばれる技術がある。この技術で
は、まず、メモリ空間上に定義された仮想3次元空間に
ボクセルにより構成された対象物体が配置される。各ボ
クセルには対象物体の内部情報が複数のボクセル値とし
て与えられる。そして、該仮想3次元空間中の所定位置
に存する視点から単位光線が仮想的に複数放射され、デ
ィスプレイ平面上の各画素値がそれら光線上に存するボ
クセルのボクセル値を基に算出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるレイキャスティ
ング法によれば、対象物の様々な内部情報を目的に応じ
て自由に可視化することができるため、生体をはじめと
する3次元物体の新たな可視化技術(ボリュームビジュ
アリゼーション)として近年注目されている。
【0004】しかし、視点から放射される光線の経路及
びその経路上のボクセルをリアルタイムに演算出力する
必要があるため、ハードウェア化が困難であり、従来は
主としてソフトウェアにより実現されてきた。このた
め、処理時間が多く必要となり、視点や対象物体が仮想
3次元空間上で移動する場合には、これらの動きを反映
した画像をリアルタイムに合成することが困難であっ
た。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、ハードウェア化による高速描画処
理を可能とすることのできる画像合成装置及び画像合成
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題を解決するために、本発明は、ボクセル
の3次元配列により構成された可視化対象にレイキャス
ティングし、各光線経路上のボクセルに与えられたボク
セル情報に基づいて、それらの光線経路毎の可視化情報
を生成し、それらの可視化情報に基づいて前記可視化対
象に関する画像を合成する画像合成装置において、光線
経路のパターンを表すパターン情報を予め記憶する記憶
手段と、前記可視化情報を生成する場合、その可視化情
報を生成するための光線経路を前記パターン情報に基づ
いて決定する光線経路決定手段と、を含むことを特徴と
する。
【0007】また、本発明は、ボクセルの3次元配列に
より構成された可視化対象にレイキャスティングし、各
光線経路上のボクセルに与えられたボクセル情報に基づ
いて、それらの光線経路毎の可視化情報を生成し、それ
らの可視化情報に基づいて前記可視化対象に関する画像
を合成する画像合成方法において、光線経路のパターン
を表すパターン情報を予め記憶手段に記憶しておき、前
記可視化情報を生成する場合、その可視化情報を生成す
るための光線経路を前記パターン情報に基づいて決定す
ることを特徴とする。
【0008】本発明では、可視化対象はボクセルの3次
元配列により構成される。そして、レイキャスティング
し、各光線経路上のボクセルに与えられたボクセル情報
に基づいて、単位光線経路毎に可視化情報が生成され
る。そして、それらの可視化情報に基づいて可視化対象
に関する画像が合成される。
【0009】本発明では、特に、レイキャスティングし
た場合の光線経路のパターンを表すパターン情報が予め
記憶手段に記憶される。そして各単位光線経路毎の前記
可視化情報の生成に際し、その記憶手段に記憶されたパ
ターン情報に基づいてレイキャスティングにおける光線
経路が決定される。こうすれば、各光線経路を数値演算
に基づいて生成した従来技術に比して、ハードウェア化
を容易にすることができる。この結果、可視化対象の画
像を高速に描画することが可能となる。
【0010】(2)本発明の一態様では、前記パターン
情報は、各パターンの光線経路上のボクセルを特定する
情報であることを特徴とする。
【0011】この態様では、前記パターン情報により光
線経路上のボクセルが特定される。本発明における可視
化対象はボクセルの3次元配列より構成されているか
ら、光線経路上のボクセルを特定する情報、例えば離散
的な数値情報をパターン情報として設定しておくことに
より、必要十分な情報によって光線経路のパターンを記
憶手段に記録しておくことができる。
【0012】(3)本発明の一態様では、前記パターン
情報は、ボクセルの二次元配列内を通過する光線経路の
パターンを表すものであることを特徴する。
【0013】この態様によれば、前記光線経路決定手段
は、パターン情報をボクセル空間の縦横に配置して或い
は反転させて適用することにより、ボクセルの三次元配
列に対する必要な光線経路を決定することができる。ま
た、前記記憶手段にパターン情報を記憶する際、その記
憶容量を少量に抑えることができる。
【0014】(4)本発明の一態様では、前記パターン
情報は、各パターンの光線経路が分岐する位置を特定す
る情報を含むことを特徴とする。
【0015】すなわち、本発明においては、可視化対象
はボクセルの3次元配列により構成されているため、画
像合成において多数の光線を考慮しようとすれば、必然
的に可視化対象を貫く各光線は、一部において他の光線
と同一のボクセルを経由し、それらはいずれかのボクセ
ルにて分岐することになる。本態様によれば、この分岐
する位置を特定する情報を前記パターン情報として記憶
手段に記憶させておくことで、好適に光線経路のパター
ンを記憶させておくことができる。
【0016】(5)また、本発明は、画像合成装置にお
いて、可視化対象を構成するボクセルに与えられたボク
セル情報を記憶するボクセル情報記憶手段と、該ボクセ
ル情報記憶手段からボクセル情報を読み出すボクセルの
経路のパターンを表すパターン情報を記憶するパターン
情報記憶手段と、該パターン情報記憶手段に記憶される
パターン情報に基づいて前記ボクセル情報記憶手段から
ボクセル情報を読み出すボクセル情報読み出し手段と、
該ボクセル情報読み出し手段によって読み出されるボク
セル情報に基づいて前記可視化対象に関する画像を合成
する画像合成手段と、を含むことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、ボクセル情報記憶手段に
可視化対象を構成するボクセルにあたえられたボクセル
情報が記憶される。そして、前記パターン情報記憶手段
にはこのボクセル情報記憶手段からボクセル情報を読み
出す際のボクセルの経路のパターンを表すパターン情報
が記憶される。前記ボクセル情報読み出し手段は、この
パターン情報記憶手段からパターン情報を読み出し、こ
の情報に基づいてボクセル情報記憶手段からボクセル情
報を読み出す。そしてボクセル情報読み出し手段により
読み出されたボクセル情報に基づいて可視化対象に関す
る画像を合成する。こうすれば読み出しの経路を演算に
よりリアルタイムに生成していた従来の手法に比して、
高速な画像の合成が可能となる。
【0018】(6)本発明の一態様では、前記パターン
情報は、各パターンの経路上のボクセルを特定する情報
であることを特徴とする。
【0019】この態様では、前記パターン情報により各
パターンの経路上のボクセルが特定される。本発明にお
ける可視化対象はボクセルにより構成されているから、
ボクセル情報の読み出し経路上のボクセルを特定する情
報をパターン情報として設定しておくことにより、必要
十分な情報によって読み出し経路のパターンを記憶手段
に記録しておくことができる。
【0020】(7)本発明の一態様では、前記パターン
情報は、ボクセルの二次元配列に対する読み出し経路の
パターンを表すことを特徴とする。
【0021】この態様によれば、前記ボクセル情報読み
出し手段は、パターン情報より表されるパターンを、ボ
クセル空間の縦横に配置して或いは反転させて適用する
ことにより、必要な経路を取得することができる。ま
た、前記記憶手段にパターン情報を記憶する際、その記
憶容量を少量に抑えることができる。
【0022】(8)本発明の一態様では、前記パターン
情報は、ボクセル情報を読み出すボクセルの経路の分岐
位置を特定する情報を含むことを特徴とする。
【0023】すなわち、本発明においては、可視化対象
はボクセルにより構成されているため、多数の読み出し
経路を設定しようとすれば、必然的に各経路は、一部に
おいて他の経路と同一のボクセルを経由し、いずれかの
ボクセルにて分岐することになる。本態様によれば、こ
の分岐する位置を特定する情報を前記パターン情報とし
て記憶手段に記憶させておくことで、好適にボクセル情
報の読み出し経路のパターンを記憶させておくことがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づき詳細に説明する。
【0025】図1は、本実施の形態に係る画像合成装置
を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本画
像合成装置10は、ビューボリュームメモリ12、分岐
点テーブルメモリ14、メモリ制御部16、輝度計算部
18、合成計算部20、座標変換部22、画面表示用メ
モリ24、画像合成部26、画像表示部28、及び合成
結果蓄積メモリ29を含んで構成される。
【0026】ビューボリュームメモリ12は、可視化対
象である3Dオブジェクトを構成する各ボクセルのボク
セル情報を記憶するメモリであって、RAMまたはRO
Mにより構成される。このボクセル情報には、各種の実
測データ(ボクセル値)と、その実測データに対応する
不透明度や色情報と、が含められる。たとえば、本画像
合成装置10を医用画像用の画像処理装置に適用する場
合、X線CT装置により計測されたCT値やMRI装置
により計測されたT値などをボクセル値として採用する
ことができる。
【0027】図2は、このビューボリュームメモリ12
に格納されるボクセル情報を説明する図である。同図に
示すように、可視化対象である3Dオブジェクト32は
ビューボリューム30内に配置される。このビューボリ
ューム30は、本画像合成装置10の処理対象となるボ
クセル空間である。ビューボリュームメモリ12には、
このビューボリューム30内に配置された3Dオブジェ
クト32を構成する各ボクセル35のボクセル情報が格
納される。
【0028】分岐点テーブルメモリ14は、かかるビュ
ーボリュームメモリ12からボクセル情報を読み出す際
の読み出し経路を指示する分岐点テーブル、を格納する
メモリである。
【0029】図3は、この分岐点テーブルの一例を示す
図である。また、図4及び図5は、この分岐点テーブル
の記録内容を説明する図である。まず、図4に示すよう
に、この分岐点テーブル34は、ビューボリュームメモ
リ12からボクセル情報を読み出す際の読み出し経路を
特定するとともに、ボクセル35の二次元配列に対する
演算経路(以下、「光線経路」又は「ボクセルトレース
経路」という)を特定するものである。すなわち、同図
に示すように、このボクセル35の二次元配列において
は、ボクセル35の一つに視点36が設定され、その隣
接方向の一つに主軸38が設定される。本分岐点テーブ
ル34によれば、この主軸38から45度の広がりを有
する部分についてボクセルトレース経路37が設定され
る。このボクセルトレース経路37は、視点36に光源
を置いた場合における単位光線の各経路に対応するもの
であり、視点36から放射された一つの単位光線は主軸
38の方向に進むにつれて、分岐点位置34a〜34h
の8つの分岐位置にて分岐を繰り返し、最終的にエンド
ライン(主軸方向の距離が8の地点)にて9つの単位光
線になる。
【0030】図5は、この分岐位置34a〜34hを模
式的に示す図である。同図に示すように、主軸方向の距
離(以下、主軸距離という)が0であり分岐方向の距離
(以下、分岐距離という)も0である地点が、視点36
に対応する。以下では、この視点位置を(0,0)と略
記する。同様に、主軸距離がnであり分岐距離がmであ
る位置を(n,m)と略記する。この略記法によれば、
図4中、分岐位置34aは位置(0,0)に対応し、分
岐位置34bは位置(1,1)に対応し、分岐位置34
cは(2,0)に対応し、分岐位置34dは位置(6,
0)に対応し、分岐位置34eは位置(4,1)に対応
し、分岐位置34fは位置(3,2)に対応し、分岐位
置34gは位置(5,5)に対応し、分岐位置34hは
位置(7,4)に対応する。視点位置である位置(0,
0)から放射された単位光線は、この位置(0,0)に
て2本の単位光線に分岐し、分岐位置(1,1)にてさ
らに分岐し3本の単位光線になる。以降、(3,2)
(4,1)(5,5)(6,0)・・・(n−1,m)
にていずれか一つの単位光線が分岐し、主軸距離nの地
点でn+1個の単位光線になる。このように、視点から
放射される単位光線は同一の主軸距離ではいずれか一つ
の単位光線のみが分岐するようになっている。このた
め、図3に示す分岐点テーブル34は、主軸距離と、そ
の主軸距離で分岐する単位光線の分岐距離と、を対応づ
けて記憶している。
【0031】メモリ制御部16は、かかる分岐点テーブ
ル34から分岐位置に関する情報を適宜読み出し、その
分岐位置に関する情報に応じたアドレッシングを行い、
ビューボリュームメモリ12からボクセルトレース経路
上の所定のボクセル情報を読み出す。
【0032】また、輝度計算部18は、こうして読み出
されたボクセル情報に基づいて各ボクセルに関する輝度
情報を算出する。さらに、合成計算部20は演算経路に
対する輝度情報を、その演算経路上の各ボクセルの輝度
情報に基づいて算出する。
【0033】ここで、この合成計算部20には、合成結
果蓄積メモリ29が接続されており、ここに合成計算部
20によって得られた合成結果が蓄積される。そして、
合成計算部20は、輝度計算部18の出力と合成軌跡制
御により指定された合成結果蓄積メモリ29の内容とを
あわせて合成計算を行う。
【0034】すなわち、ボクセルのトレースは並列して
行うため、処理対象となる面が順次視点から離れる方向
に進んでいく。従って、合成蓄積メモリ29は合成計算
部20の計算結果の一面分を記憶する。そして、この合
成計算部20においては処理対象となっている一面の各
ボクセルについて、合成計算先を示すベクトル群に従っ
た合成計算がなされる。
【0035】なお、一面分の計算をすべて並列して行う
と、計算量が膨大で、ハードウェア資源が膨大になって
しまう。そこで、所定の複数個の処理を繰り返して、一
面分の処理を行っている。例えば、ビューボリュームの
一面がN×Nの大きさであった場合に、n個ずつ並列処
理を行う。これにより、N×N/n回の処理で、一面の
処理が行われることになる。なお、N、nは、例えばN
=256、n=32である。
【0036】座標変換部22は、こうして得られた演算
経路毎の輝度情報(以下、この輝度情報を経路輝度情報
という)を基に、図6に示す座標変換演算を行い、投影
面40に画像を投影してディスプレイ画像表示用の情報
を生成する。画面表示用メモリ24は、こうして座標変
換部22により算出された情報を格納するメモリであ
る。また、画像合成部26は、画像合成ICなどによっ
て構成され、画像表示用メモリ24に格納された情報に
基づいて画像表示部28を制御し、3Dオブジェクト3
2の画像を合成する。画像表示部28は、LCDやブラ
ウン管などによって構成される表示装置である。
【0037】次に、以上の構成を有する本画像合成装置
10の動作について説明する。
【0038】図7は、本画像合成装置10の動作を説明
するフロー図である。図8は、本画像合成装置10の演
算処理(1本のボクセルトレース)の一例を説明する図
である。ここでは、ビューボリューム30は主軸方向に
7つのボクセルが配置されているものとする。同図中、
黒丸はビューボリューム30を構成するボクセルのうち
ボクセルトレース経路41上のボクセルB1〜B7を表
す。また以下の説明では、ボクセルBnの位置を(l
n,rn)と略記する。また、ボクセルトレース経路4
1における現在の演算対象のボクセルの位置を現在位置
という。
【0039】まず、メモリ制御部16はビューボリュー
ムメモリ12の一面(視点に近い方の面から開始する)
からn個のボクセルのボクセル情報を読み出す(S10
1)。次に、メモリ制御部16は、読み出したボクセル
情報を輝度計算部18に送出し、輝度計算部18は、こ
のボクセル情報に基づいてそのボクセルの輝度情報を計
算する(S102)。
【0040】さらに、メモり制御部16は、分岐点テー
ブルメモリ14から分岐点テーブル34を読み出す。具
体的には、分岐点テーブル34から現在位置のボクセル
の主軸距離に対応して記憶されている分岐位置を読み出
す(S103)。そして、この分岐位置に基づいて、n
個分のベクトルを決定する(S104)。次に、前回の
合成計算の結果を合成結果蓄積メモリ29から読み出
し、これと輝度計算部18により算出された輝度情報に
基づいて、合成計算を行い経路輝度情報を算出する(S
106)。この経路輝度情報としては、ボクセルトレー
ス経路41上のボクセルの所定ボクセル値の最大値や、
所定ボクセル値の逐次加算値などを採用することができ
る。そして、計算結果を合成結果蓄積メモリ29に書き
込む(S107)。
【0041】次に、現在位置がビューボリューム30の
端面であるか否か、すなわち現在位置がビューボリュー
ム30の側面を構成するいずれかのボクセルの位置と同
一であるか否かを判断する(S108)。そして、現在
位置が端面でなければ、処理対象となっている面の全ボ
クセルについて終了かを判定する(S110)。そし
て、全ボクセルについて終了していなかった場合には、
S101に戻り、次のn個のボクセルについて処理を繰
り返す。このようにして、一面についての処理が終了し
た場合には、視点から離れた方向の次の面に移り処理を
繰り返す。
【0042】このような処理を行って端面に至り、S1
08においてYESとなった場合には、座標変換部22
にデータを出力する。このS109におけるデータの出
力もn個ずつ行われ、全ボクセルについてこの処理が終
了し、S110でYESとなることで処理が終了する。
なお、座標変換部22の出力に応じて、画像合成部26
が3Dオブジェクト32の画像合成を行い、画像表示部
28に表示する。
【0043】図9は、この現在位置の更新処理を説明す
る図である。ここで、上述のように、ボクセルのトレー
スは、並列して行われるが、1本のボクセルのトレース
について説明する。具体的には、同図は、分岐点テーブ
ル34から主軸距離n−1に対応する分岐位置mが読み
出された場合、すなわち現在位置が主軸距離n−1の地
点である場合の、現在位置の更新処理を説明するもので
ある。
【0044】同図に示すように、主軸距離n−1の地点
では、主軸38から分岐距離m離れた地点を境に現在位
置更新の基準が異なる。すなわち、現在位置が(n−
1,m)である場合には、その地点は分岐位置であるか
ら、次の主軸距離nの地点では、分岐距離がmであるボ
クセルの位置と分岐距離がm+1であるボクセルの位置
とが次の現在位置の対象となる。すなわち、概念的に
は、この位置で現在位置更新のため、直進ベクトル及び
分岐ベクトルが発生される。そして、メモリ制御部16
は、この場合、未だボクセルトレースされていない方の
ボクセルの位置を、新たな現在位置として設定する。ま
た、現在位置が主軸距離n−1であり分岐距離がm+1
以上である場合、主軸距離がnであり分岐距離が直前の
現在位置のそれに1を加えたものである位置が新たな現
在位置に設定される。すなわち、ここでは概念的には分
岐ベクトルが発生され、現在位置にこの分岐ベクトルが
加算されて現在位置は分岐方向に膨らむことになる。
【0045】一方、現在位置が、主軸距離がn−1であ
り分岐距離がm−1以下である場合、主軸距離がnであ
り分岐距離が直前の現在位置のそれと同一である位置が
新たな現在位置に設定される。すなわち、ここでは概念
的には直進ベクトルが発生され、現在位置にこの直進ベ
クトルが加算される。たとえば、図8において、ボクセ
ルB4が現在位置である場合、主軸距離l4に対応する
分岐位置が図3に示す分岐点テーブル34から読み出さ
れ、その分岐位置の値とr4とが比較される。そして、
その大小関係に基づいてr4が更新される。具体的に
は、読み出した分岐位置よりもr4が大きければ、その
r4に1が加算され、逆に小さければr4の値がそのま
ま維持される。また、読み出した分岐位置とr4とが等
しければ、未だ選択されていないボクセルトレース経路
を選択するよう、r4の値が維持或いはンクリメントさ
れる。以上のようにして、メモリ制御部16は現在位置
を更新する。
【0046】以上説明した本画像合成装置10によれ
ば、ボクセルトレース経路上のボクセルを数値演算によ
り逐次算出しなくて済むため、可視化対象を高速に描画
することができる。
【0047】なお、分岐点テーブル34はボクセルの二
次元配列に対するボクセルトレース経路(光線経路)を
定義するものであり、視点36の位置から放射される4
5度の範囲の光線について、その経路を定義するもので
ある。本画像合成装置10は、この限定的な範囲の光線
経路を特定する情報のみで、視点から放射される全方位
の光線についてその経路を取得することができる。
【0048】図10及び図11は、分岐点テーブル34
の情報から全方位の光線経路を取得する方法を説明する
図である。本画像合成装置10では、概念的には、図1
0に示すように、分岐点テーブルがまず2枚用意され、
その一方である分岐点テーブル34aが視点に対して水
平に配置され、他方である分岐点テーブル34bが分岐
点テーブル34aの主軸と当該分岐点テーブル34bの
主軸とが一致するようにして垂直に配置される。こうす
れば、分岐点テーブル34aと分岐点テーブル34bと
を用いて、同図中に示す四角錐形状の光線定義空間42
について、その中を通過する光線の分岐位置を全て取得
することが可能となる。次に、図11に示すようにして
分岐点テーブル34を16枚配置すれば、視点36から
見て全方位についてそこから放射される光線の分岐の様
子を記述することが可能となる。すなわち、本画像合成
装置10によれば、分岐点テーブル34に二次元平面内
の光線に関する分岐点位置を記憶させておくだけで、そ
れらを縦横或いは反転して用いることにより、視点36
から放射される全ての光線の分岐位置を取得することが
できる。
【0049】なお、以上説明した画像合成装置10は種
々の変形実施が可能である。
【0050】たとえば、以上説明した画像合成装置10
は、視点36が3Dオブジェクト32から有限の距離に
ある、いわゆる透視投影手法を具体化するものであった
が、視点36が3Dオブジェクト32から無限遠にあ
る、いわゆる平行投影を用いることも可能である。この
場合、図12に示すように各光線経路が分岐しないよう
にして各経路を定義し、その経路を特定する情報を分岐
点テーブルメモリ14に記憶させておけばよい。また、
こうして記録された分岐点テーブル39を用いて、各経
路毎に経路輝度情報を算出した場合、座標変換部22
は、図13に示すようにして座標変換処理を行い、目的
となる画像を得ればよい。
【0051】なお、上記画像画像合成装置10で用いた
分岐点テーブル34は、より自然な合成画像を得るた
め、分岐位置の設定を適切に行うべきである。
【0052】すなわち、第1に、ボクセルトレース経路
は、原理上折れ線とならざるをえないが、本来の視線、
すなわち直線から、できるだけその折れ線が外れないよ
うにすることが望ましい。
【0053】第2に、各ボクセルトレース経路は分岐を
繰り返して生成されるが、あるボクセルトレース経路と
他のボクセルトレース経路とでは主軸距離がほぼ等しけ
れば、その地点までに現れた分岐の回数ができるだけ等
しいことが望ましい。
【0054】以上の2条件を満たすボクセルトレース経
路は、具体的には次のようにして得ることができる。図
14は、このボクセルトレース経路の定義方法を説明す
る図である。同図に示すように、この方法ではまず、主
軸から45度の範囲を4等分する。以下では、各領域を
領域50a〜50dと記す。また、領域50aと領域5
0bとの境界線を52aと記し、領域50bと領域50
cとの境界線を52bと記し、領域50cと領域50d
の境界線を52cと記す。
【0055】第1の条件を満足するためには、この4つ
の領域50a〜50dに分岐点を均等に配置するのが好
ましいと考えられる。また、領域50bと領域50cと
の境界線である境界線52bは、この領域50a〜50
dを丁度半分に区切る線であるから、この位置上のボク
セルトレース経路は、同図中矢印54aに示すように、
直線ベクトルと分岐ベクトルを交互に配して形成される
ことが望ましい。
【0056】さらに領域50aと領域50bとの境界線
である境界線52aは境界線52bと主軸38との中間
に位置するものであるから、この位置のボクセルトレー
ス経路は、同図中矢印54bに示すように、直進ベクト
ル3つに対し分岐ベクトル1つを組み合わせて形成する
ことが望ましいと考えられる。
【0057】一方、領域50cと領域50dとの境界線
である境界線52c上に位置するボクセルトレース経路
は、同図中矢印54cに示すように、直線ベクトル1つ
と分岐ベクトル3つとを均等に組み合わせることにより
形成するのが望ましいと考えられる。以上のようにして
分岐点を設定すれば第1の条件を満足することができ
る。
【0058】なお、領域を分割する場合、4分割に限ら
ず、視点からの距離が離れれば定義領域を8等分或いは
16等分してなる境界線を考え、同じ様な方法で分岐点
を選択すればよい。
【0059】次に第2の条件を満足するための手法につ
いて考える。図15に示すように、主軸距離が2m−1
においてはその時点のボクセルトレース経路は2m本あ
る。また、2m+1−1においてはボクセルトレース経路
の数は2m+1である。したがって、主軸距離が2m−1か
ら2m+1−1となるまでの間に、ボクセルトレースパタ
ーン経路は2m本増加することになる。すなわち、主軸
距離2m−1の地点にある2m本のボクセルトレース経路
が、それぞれ1回ずつ主軸距離2m+1−1の位置までに
分岐を行えば、この主軸距離2m−1から2m+1−1まで
の間においてボクセルトレース経路の分岐回数が均等と
なり、上記第2の条件を満足するパターンを得ることが
できる。
【0060】以上の手順を主軸距離2m−1の位置にお
ける2m個のボクセルトレース経路の分岐の順番につい
て当てはめる。次式はこの分岐の順番を示す式である。
【0061】
【数1】 ここで、kは分岐の順番を示す。なお、0≦k<2mで
ある。また、pは2m−1の位置におけるボクセルトレ
ース経路の識別番号である。すなわち、主軸距離2m
1の地点において2m個のボクセルトレース経路は主軸
に近いものから順にP=1〜2mが付される。
【0062】以上の式により求められたPの値は主軸距
離2m−1の地点でのものであるから、これを主軸から
の距離に対応するよう変換すれば、図16に示す分岐点
テーブルが得られる。同図に分岐点テーブル42を用い
れば、本画像合成装置において、より自然な透視投影を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る画像合成装置を示
す機能ブロック図である。
【図2】 ビューボリュームメモリに格納される情報を
説明する図である。
【図3】 分岐点テーブルの一例を示す図である。
【図4】 分岐点テーブルにより特定される光線経路を
示す図である。
【図5】 分岐点テーブルの内容を模式的に示す図であ
る。
【図6】 座標変換部における透視投影の様子を示す図
である。
【図7】 本発明の実施の形態に係る画像合成装置の動
作を示すフロー図である。
【図8】 本発明の実施の形態に係る画像合成装置によ
るボクセルトレース経路の一例を示す図である。
【図9】 ボクセルトレース経路上の現在位置の更新を
説明する図である。
【図10】 分岐点テーブルの組み合わせ利用を説明す
る図である。
【図11】 分岐点テーブルの組み合わせ利用を説明す
る図である。
【図12】 平行投影を実現するための分岐点テーブル
を示す図である。
【図13】 平行投影を説明する図である。
【図14】 分岐点テーブルの作成手順を説明する図で
ある。
【図15】 分岐点テーブルの作成手順を説明する図で
ある。
【図16】 分岐点テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 画像合成装置、12 ビューボリュームメモリ、
14 分岐点テーブルメモリ、16 メモリ制御部、1
8 輝度計算部、20 合成計算部、22 座標変換
部、24 画面表示用メモリ、26 画像合成部、28
画像表示部、30 ビューボリューム、32 3Dオ
ブジェクト、34,39,42 分岐点テーブル、34
a〜34h 分岐点位置、35 ボクセル、36 視
点、37 ボクセルトレース経路、38 主軸、40
投影面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 正司 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (72)発明者 須藤 雄基 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (72)発明者 戸枝 賢吾 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (56)参考文献 特表 平9−512937(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 15/00 JICSTファイル(JOIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボクセルの3次元配列により構成された
    可視化対象にレイキャスティングし、各光線経路上のボ
    クセルに与えられたボクセル情報に基づいて、それらの
    光線経路毎の可視化情報を生成し、それらの可視化情報
    に基づいて前記可視化対象に関する画像を合成する画像
    合成装置において、 光線経路のパターンを表すパターン情報を予め記憶する
    記憶手段と、 前記可視化情報を生成する場合、その可視化情報を生成
    するための光線経路を前記パターン情報に基づいて決定
    する光線経路決定手段と、 を含むことを特徴とする画像合成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像合成装置におい
    て、 前記パターン情報は、各パターンの光線経路上のボクセ
    ルを特定する情報であることを特徴とする画像合成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像合成装置に
    おいて、 前記パターン情報は、ボクセルの二次元配列を通過する
    光線経路のパターンを表すものであることを特徴する画
    像合成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の画像合
    成装置において、 前記パターン情報は、各パターンの光線経路が分岐する
    位置を特定する情報を含むことを特徴とする画像合成装
    置。
  5. 【請求項5】 ボクセルの3次元配列により構成された
    可視化対象にレイキャスティングし、各光線経路上のボ
    クセルに与えられたボクセル情報に基づいて、それらの
    光線経路毎の可視化情報を生成し、それらの可視化情報
    に基づいて前記可視化対象に関する画像を合成する画像
    合成方法において、 光線経路のパターンを表すパターン情報を予め記憶手段
    に記憶しておき、 前記可視化情報を生成する場合、その可視化情報を生成
    するための光線経路を前記パターン情報に基づいて決定
    することを特徴とする画像合成方法。
  6. 【請求項6】 可視化対象を構成するボクセルに与えら
    れたボクセル情報を記憶するボクセル情報記憶手段と、 該ボクセル情報記憶手段からボクセル情報を読み出すボ
    クセルの経路のパターンを表すパターン情報を記憶する
    パターン情報記憶手段と、 該パターン情報記憶手段に記憶されるパターン情報に基
    づいて前記ボクセル情報記憶手段からボクセル情報を読
    み出すボクセル情報読み出し手段と、 該ボクセル情報読み出し手段によって読み出されるボク
    セル情報に基づいて前記可視化対象に関する画像を合成
    する画像合成手段と、 を含むことを特徴とする画像合成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像合成装置におい
    て、 前記パターン情報は、各パターンの経路上のボクセルを
    特定する情報であることを特徴とする画像合成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の画像合成装置に
    おいて、 前記パターン情報は、ボクセルの二次元配列に対する読
    み出し経路のパターンを表すことを特徴とする画像合成
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかに記載の画像合
    成装置において、 前記パターン情報は、ボクセル情報を読み出すボクセル
    の経路の分岐位置を特定する情報を含むことを特徴とす
    る画像合成装置。
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