JP2625493B2 - 円板状体の繰出し装置 - Google Patents

円板状体の繰出し装置

Info

Publication number
JP2625493B2
JP2625493B2 JP63103107A JP10310788A JP2625493B2 JP 2625493 B2 JP2625493 B2 JP 2625493B2 JP 63103107 A JP63103107 A JP 63103107A JP 10310788 A JP10310788 A JP 10310788A JP 2625493 B2 JP2625493 B2 JP 2625493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped body
transfer path
rotating body
disc
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63103107A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01274293A (ja
Inventor
山田  正明
Original Assignee
協和電子工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 協和電子工業株式会社 filed Critical 協和電子工業株式会社
Priority to JP63103107A priority Critical patent/JP2625493B2/ja
Publication of JPH01274293A publication Critical patent/JPH01274293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2625493B2 publication Critical patent/JP2625493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遊技設備で使用されるメダルやコイン等の
円板状体を一枚ずつ繰出す装置で、詳しくは、多数の円
板状体を収納可能なホッパーの底部に、前記円板状体よ
りも少し大なる径を有する貫通孔又は切欠部を周方向に
沿って形成してある回転体を取付け、この回転体の周部
とホッパーの底部との間に、円板状体の厚みよりも少し
大なる間隙を有する円板状体用の移送経路を形成すると
ともに、前記回転体の隣接貫通孔間又は隣接切欠部間に
位置する部分の、前記貫通孔又は切欠部の中心を通る回
転体の回動軸芯回りの仮想線よりも少し半径方向内方に
変位した箇所には、前記貫通孔又は切欠部を通して移送
経路内に入り込んだ円板状体の周面を押圧する押圧突起
を付設し、前記ホッパーの底部と回転体との間で、か
つ、前記移送経路の一箇所を横断する部位には、前記押
圧突起にて押圧移送される円板状体を回転体の外方に移
動案内する送出し部材を設けてある円板状体の繰出し装
置に関する。
〔従来技術〕
この種の円板状体の繰出し装置としては、第2図及び
第10図に示すように、前記送出し部材(8)の送出し作
用面(8A)を、押圧突起(5)にて押圧移動される円板
状体(1)を外方側に押圧すべく円板状体(1)の移送
経路(R)とほぼ平行な円弧状部分(8a)と、この円弧
状部分(8a)からの円板状体(1)を前記移送経路
(R)に対して交差する方向に接当案内する直線状部分
(8b)とから構成して、前記回転体(4)の駆動回転に
伴って、この回転体(4)の貫通孔(4a)を通して移送
経路(R)内に入り込んだ円板状体(1)を押圧突起
(5)にて押圧移動し、前記送出し部材(8)を送出し
作用面(8A)との共働によって、前記移送経路(R)内
の円板状体(1)を回転体(4)の外方に順次送出すべ
く構成したものが提案されている(実開昭61−149150号
公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記円板状体の繰出し装置では、回転体(4)が円滑
に回転できるように前記回転体(4)の裏面と送出し部
材(8)との間に多少のクリアランスを有しているもの
であり、このクリアランスが、回転体(4)や送出し部
材(8)の組付け誤差により回転体(4)の裏面と送出
し部材(8)との間隔がバラ付いたり、前記回転体
(4)と回転軸とのガタ付きにより回転体(4)の回転
に伴って前記間隔が周期的に変化したりして、大きくな
ることがある。
そのため、回転体(4)の貫通孔(4a)に入り込んで
いる円板状体(1)が他の円板状体(1)との接当等に
より傾いた状態にあるときに、前記クリアランスが大で
あることと円板状体の外周部が擦れて薄くなっている
と、円板状体(1)が押圧突起(5)による押出しに伴
ってそれの一部が回転体(4)の裏面と送出し部材との
間に噛み込まれることがある。その結果、回転体(4)
の回転が停止してしまい、これを解消するためには、ホ
ッパー(2)や回転体(4)を取外して、前記噛み込ん
だ円板状体(1)を取除いたのち、再度ホッパー(2)
や回転体(4)を取付けなければならず、円板状体
(1)の噛み込みの解消に手間がかかっていた。
本第1発明の目的は、円板状体の噛み込みの解消を容
易迅速に行なえるようにする点にあり、本第2発明の目
的は、円板状体の噛み込みの解消を自動的に行なえるよ
うにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本第1発明による円板状体の繰出し装置は、前記送出
し部材を、移送経路内に入り込んだ突出位置と前記移送
経路から離間した引退位置とに変位自在に構成してある
事を特徴とするものであり、それによる作用・効果は次
の通りである。
〔作 用〕
ホッパー内に収納された円板状体が各貫通孔又は各切
欠部を通して移送経路内に入り込むと、回転体の押圧突
起により移送経路に沿って移送される。そして、円板状
体が送出し位置に達すると、押圧突起と送出し部材との
共働によって、円板状体が移送経路外に送り出される。
このとき、送出し部材と回転体の裏面との間に大きなク
リアランスがあると、円板状体の一部が前記間に噛み込
んで回転体の回転が停止される。そして、前記円板状体
の噛み込みを解消する場合には、送出し部材を移送経路
内に入り込んだ突出位置から移送経路から離間した引退
位置へ位置変更することにより、回転体の裏面と送出し
部材との間隔を拡大し、前記円板状体の噛み込みを解消
して、噛み込んだ円板状体を移動させて取除くことがで
きる。尚、噛み込んだ円板状体を取除いた後は、送出し
部材を突出位置に位置変更するのである。
〔発明の効果〕
したがって、上記のように送出し部材と回転体の裏面
との間に円板状体の一部が噛み込んでも、従来のように
ホッパーや回転体等を取外したり再度取付けることな
く、送出し部材を位置変更するだけで噛み込みを容易迅
速に解消することができると共に、これに伴って装置の
稼働率も向上することができたのである。
〔課題を解決するための手段〕
本第2発明による円板状体の繰出し装置は、前記送出
し部材を、前記移送経路内に入り込んだ突出位置と前記
移送経路から離間した位置とに変位自在に構成し、前記
送出し部材を前記突出位置側へ移動付勢する付勢機構を
設け、前記電動モータに設定以上の負荷が加わったこと
を検出する検出手段を設けると共に、前記検出手段の検
出信号に基づいて前記電動モータを設定時間逆転させる
電動モータ操作手段を設けてある事を特徴とするもので
あり、それによる作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
前述のように、円板状体が移送経路外に送り出される
とき、送出し部材と回転体の裏面との間に大きなクリア
ランスがあると、円板状体の一部が前記間に噛み込んで
しまう。このとき、円板状体の一部が付勢機構の付勢力
に抗して送出し部材を押圧移動させながら前記間に噛み
込むから、この噛み込み力は、送出し部材が固設された
場合における噛み込み力よりも小さくなる。
そして、この噛み込みによって回転体を駆動回転させ
る電動モータに設定以上の負荷が加わったことを検出手
段が検出すると、この検出信号により前記電動モータを
設定時間逆転させるのである。この逆転に伴って、前記
噛み込んだ円板状体を押圧作用していた押圧突起を回転
方向下手側へ引退させると共に、回転体と共に前記円板
状体を回転方向下手側へずらすことにより、前記噛み込
みを浅くすることができるから、送出し部材の復帰付勢
力により噛み込んだ円板状体を跳ね飛ばすことができ
る。尚、噛み込んだ円板状体を跳ね飛ばしたのちは、前
記電動モータを正転させて円板状体の繰出しを再開する
のである。
〔発明の効果〕
したがって、上記のように送出し部材と回転体の裏面
との間に円板状体の一部が噛み込んでも、従来のように
ホッパーや回転体等を取外したり再度取付けることな
く、自動的に噛み込みの解消を行なうことができると共
に、これにより装置を停止することなく、連続運転を実
現することができた。
〔実施例〕 本第1発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図乃至第5図は、円板状体の一例であるメダル
(1)の繰出し装置を示し、これは、上方に開口するホ
ッパー(2)の底板(2a)を、水平面及び鉛直面に対し
て夫々45度の角度で傾斜させ、この底板(2a)の上面
に、電動モータ(3)にて駆動される回転体(4)を取
付けるとともに、前記回転体(4)の周部には、メダル
(1)よりも少し大なる直径を有する複数個の貫通孔
(4a)を、周方向に所定ピッチを隔てて形成してある。
この回転体(4)の下面には、第1図でも示すよう
に、前記貫通孔(4a)群の内接円と同じ径の移送ガイド
面(4b)を形成して、この移送ガイド面(4b)とホッパ
ー(2)の底板(2a)ならびに回転体(4)の裏面との
間に、メダル(1)の厚みよりも少し大なる間隙(S)
を有するメダル用の移送経路(R)を形成してある。
また、第6図及び第7図でも示すように、前記回転体
(4)の隣接貫通孔(4a),(4a)間に位置する部分
の、前記貫通孔(4a)の中心を通る回転体(4)の回動
軸芯(X)回りの延長線よりも少し回転半径方向内方に
変位した箇所には、前記貫通孔(4a)を通して移送経路
(R)内に入り込んだメダル(1)の周面部分を押圧す
る押圧突起(5)を設けるとともに、前記押圧突起
(5)を、前記間隙(S)の寸法よりも少し大なる長さ
に形成し、かつ、前記押圧突起(5)の先端移動軌跡に
対応する底板(2a)部分には、押圧突起(5)の先端部
の嵌入を許す環状溝(7)を形成してある。
前記ホッパー(2)の底板(2a)と回転体(4)の裏
面との間で、かつ、前記移送経路(R)の、その最上部
位置よりも回転方向下手側に少し変位した一箇所には、
前記回転体(4)の接線方向に沿って移送経路(R)を
横断する送出し部材(8)を取付けて、この送出し部材
(8)と押圧突起(5)との共働により、前記移送経路
(R)内に位置するメダル(1)を回転体(4)の外方
に送出し移動させるべく構成してある。
前記送出し部材(8)は、第1図に示すように、前記
ホッパー(2)の底板(2a)に固着の取付板(19)に揺
動自在に取付けた支持部材(6)に取付座(12)を介し
てビス止めされており、前記支持部材(6)を揺動する
ことにより、前記送出し部材(8)を、前記移送経路
(R)内に入り込んだ突出位置(第1図に実線で示す)
と前記移送経路(R)から離間した引退位置(第1図に
仮想線で示す)とに変位自在に構成してある。そして、
前記送出し部材(8)には、前記取付板(19)との接当
により前記引退位置への移動を阻止するボルト(13)が
付設されており、このボルト(13)を締付け操作するこ
とにより送出し部材(8)を前記突出位置に保持するこ
とができ、又、前記ボルト(13)を緩め操作することに
より送出し部材(8)を前記引退位置へ位置変更するこ
とができるようにしてある。
前記送出し部材(8)の送出し作用面(8A)を、前記
押圧突起(5)にて押圧移動されるメダル(1)を外方
側に押出すべくメダル(1)の移送経路(R)とほぼ平
行な円弧状部分(8a)と、この円弧状部分(8a)からの
メダル(1)を前記移送経路(R)に対して交差する方
向に接当案内する直線部分(8b)とから構成して、回転
体(4)の駆動回転に伴って、この回転体(4)の貫通
孔(4a)を通して移送経路(8)内に入り込んだメダル
(1)を押圧突起(5)にて押圧移動させ、前記送出し
部材(8)の送出し作用面(8A)との協働によって、前
記移送経路(R)内に入り込んだメダル(1)の回転体
(4)の外方に一枚ずつ送出すようにしている。
また、前記ホッパー(2)の底板(2a)には、前記送
出し部材(8)から送出されてくるメダル(1)を搬出
案内する上下一対のガイド部材(9),(9)を取付
け、この両ガイド部材(9),(9)には、メダル
(1)の上下両側部分の上面に重合位置して、ホッパー
(2)の底板(2a)に対する垂直方向へのメダル(1)
の移動を規制する脱落防止板(10),(10)を取付けて
ある。
前記ホッパー(2)は、前記底板(2a)と、前記回転
体(4)の直径よりも少し大なる内径を有するアルミダ
イキャスト製の筒状体(2b)と、この筒状体(2b)の上
端部にビス(11)止めされる合成樹脂製のホッパーケー
ス(2c)、ならびに、前記底板(2a)の背面に連結され
る一対の取付けブラケット(2d)とからなり、かつ、前
記ホッパーケース(2c)の取付け片(2e)とビス(11)
の頭部との間にはコイルバネ(図示せず)を介在してあ
る。
次に、上述の如く構成された繰出し装置の作動につい
て説明する。
まず、モータ(3)にて回転体(4)を駆動すると、
ホッパー(2)内に収納されたメダル(1)が回転体
(4)に形成された各貫通孔(4a)を通して移送経路
(R)内に入り込み、回転体(4)と一体回動する押圧
突起(5)によりメダル送出し位置に向かって上方に押
圧移送される。メダル送出し位置に到達すると、押圧突
起(5)と送出し部材(8)との協働によって、メダル
(1)が押圧突起(5)の回転移動軌跡外に送り出され
る。
このとき、送出し部材(8)と回転体(4)の裏面と
の間に大きなクリアランスがあると、メダルの一部が前
記間に噛み込んで回転体(4)の回転が停止される。そ
して、前記メダル(1)の噛み込みを解消する場合に
は、送出し部材(8)を前述のように突出位置から引退
位置へ位置変更することにより噛み込んだメダル(1)
を取除くのである。尚、噛み込んだメダル(1)を取除
いた後は、送出し部材(8)を突出位置に戻すことにな
る。
前記押圧突起(5)の回転移動軌跡外に送り出された
メダル(1)は後続のメダル(1)に押され、前記両ガ
イド部材(9),(9)間を通して送出される。
次に、本第2発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
尚、この実施例では、前記本第1発明と同一構造の部
分についての説明は省略する。
第9図に示すように、前記送出し部材(8)を、前述
同様にホッパー(2)の底板(2a)の下面に固着の取付
板(19)に移送経路(R)内に入り込んだ突出位置と前
記移送経路(R)から離間した位置とに揺動変位自在に
取付けてある。そして、前記送出し部材(8)を、付勢
機構としての2個のスプリング(14)により前記突出位
置側へ移動付勢している。さらに、第8図に示すよう
に、前記電動モータ(3)に設定以上の負荷が加わった
ことを検出する検出手段としてのトルクセンサ(15)を
設けると共に、このトルクセンサ(15)からの検出信号
に基づいて前記電動モータ(3)を設定時間逆転させる
電動モータ操作手段(16)を設けて、トルクセンサ(1
5)が電動モータ(3)に設定以上の負荷が加わったこ
とを検出すると、電動モータ正転回路(17)に出力して
いたモータ駆動信号を電動モータ逆転回路(18)に出力
変更して、電動モータ(3)を設定時間(数秒程度)逆
転したのち、前記モータ駆動信号を電動モータ正転回路
(17)に出力変更し、電動モータ(3)の正転を再開す
るようにしている。
要するに、メダル(1)が移送経路(R)外に送出さ
れるとき、送出し部材(8)と回転体(4)の裏面との
間に大きなクリアランスがあると、メダル(1)の一部
が前記間に噛み込み、この噛み込みによって電動モータ
(3)に設定以上の負荷が加わったことをトルクセンサ
(15)が検出すると、前述のように電動モータ(3)を
逆転させるので、ある。この逆転に伴って、噛み込んだ
メダル(1)を押圧作用していた押圧突起(5)を回転
方向下手側へ引退させると共に、回転体(4)と共にメ
ダル(1)を回転方向下手側へずらすことによりメダル
(1)の噛み込みを浅くして、このメダル(1)をスプ
リング(14)の付勢力で跳ね飛ばすのである。そして、
前記噛み込んだメダル(1)を跳ね飛ばしたのちは、前
記電動モータ(3)を正転させてメダル(1)の繰出し
を再開するのである。
〔別実施例〕
前記実施例では、送出し部材(8)を揺動自在に取付
けたが、回転体(4)の肉厚方向でスライド移動自在に
取付けてもよい。
又、前記実施例では、検出手段としてトルクセンサ
(15)を用いたが、電動モータ(3)の回転数を検出す
るセンサを用いてもよい。尚、この場合、電動モータ
(3)の回転数が設定回転数以下になると、電動モータ
(3)に設定以上の負荷が加わったと判断することにな
る。
又、前記実施例では、円板状体としてメダル(1)を
使用したが、これに代えて、硬貨等の他の円板状体を用
いてもよい。
又、前記実施例では、回転体(4)の周部に円形の貫
通孔(4a)を形成したが、この貫通孔(4a)に代えて回
転半径方向外方に開口するほぼU字状の切欠部を形成し
て実施してもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本第1発明に係る円板状体の繰出し
装置の実施例を示し、第1図は送出し部材の取付構造を
示す展開縦断面図、第2図はメダルの噛み込み状態を示
す概略図、第3図は要部の一部切欠き図、第4図は縦断
右側面図、第5図は一部切欠き左側面図、第6図及び第
7図はメダルの送出し状態を示す要部の拡大図である。
第8図及び第9図は本第2発明に係る円板状体の繰出し
装置の実施例を示し、第8図はブロック図、第9図は送
出し部材の取付構造を示す展開縦断面図である。第10図
は送出し部材の取付構造の従来例を示す縦断面図であ
る。 (1)……円板状体、(2)……ホッパー、 (2a)……底部、(3)……電動モータ、(4)……回
転体、(4a)……貫通孔、(5)……押圧突起、 (8)……送出し部材、(14)……付勢機構、 (15)……検出手段、(16)……操作手段、(R)……
移送経路、(S)……間隙、(X)……回動軸芯。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の円板状体(1)を収納可能なホッパ
    ー(2)の底部(2a)に、前記円板状体(1)よりも少
    し大なる径を有する貫通孔(4a)又は切欠部を周方向に
    沿って形成してある回転体(4)を取付け、この回転体
    (4)の周部とホッパー(2)の底部(2a)との間に、
    円板状体(1)の厚みよりも少し大なる間隙(S)を有
    する円板状体(1)用の移送経路(R)を形成するとと
    もに、前記回転体(4)の隣接貫通孔(4a),(4a)又
    は隣接切欠部間に位置する部分の、前記貫通孔(4a)又
    は切欠部の中心を通る回転体(4)の回動軸芯(X)回
    りの仮想線よりも少し半径方向内方に変位した箇所に
    は、前記貫通孔(4a)又は切欠部を通して移送経路
    (R)内に入り込んだ円板状体(1)の周面を押圧する
    押圧突起(5)を付設し、前記ホッパー(2)の底部
    (2a)と回転体(4)との間で、かつ、前記移送経路
    (R)の一箇所を横断する部位には、前記押圧突起
    (5)にて押圧移送される円板状体(1)を回転体
    (4)の外方に移動案内する送出し部材(8)を設けて
    ある円板状体の繰出し装置であって、前記送出し部材
    (8)を、前記移送経路(R)内に入り込んだ突出位置
    と前記移送経路(R)から離間した引退位置とに変位自
    在に構成してある円板状体の繰出し装置。
  2. 【請求項2】多数の円板状体(1)を収納可能なホッパ
    ー(2)の底部(2a)に、前記円板状体(1)よりも少
    し大なる径を有する貫通孔(4a)又は切欠部を周方向に
    沿って形成してある回転体(4)を取付け、この回転体
    (4)を駆動回転させる電動モータ(3)を設け、前記
    回転体(4)の周部とホッパー(2)の底部(2a)との
    間に、円板状体(1)の厚みよりも少し大なる間隙
    (S)を有する円板状体(1)用の移送経路(R)を形
    成するとともに、前記回転体(4)の隣接貫通孔(4
    a),(4a)又は隣接切欠部間に位置する部分の、前記
    貫通孔(4a)又は切欠部の中心を通る回転体(4)の回
    動軸芯(X)周りの仮想線よりも少し半径方向内方に変
    位した箇所には、前記貫通孔(4a)又は切欠部を通して
    移送経路(R)内に入り込んだ円板状体(1)の周面を
    押圧する押圧突起(5)を付設し、前記ホッパー(2)
    の底部(2a)と回転体(4)との間で、かつ、前記移送
    経路(R)の一箇所を横断する部位には、前記押圧突起
    (5)にて押圧移送される円板状体(1)を回転体
    (4)の外方に移動案内する送出し部材(8)を設けて
    ある円板状体の繰出し装置であって、前記送出し部材
    (8)を、前記移送経路(R)内に入り込んだ突出位置
    と前記移送経路(R)から離間した位置とに変位自在に
    構成し、前記送出し部材(8)を前記突出位置側へ移動
    付勢する付勢機構(14)を設け、前記電動モータ(3)
    に設定以上の負荷が加わったことを検出する検出手段
    (15)を設けると共に、前記検出手段(15)の検出信号
    に基づいて前記電動モータ(3)を設定時間逆転させる
    電動モータ操作手段(16)を設けてある円板状体の繰出
    し装置。
JP63103107A 1988-04-26 1988-04-26 円板状体の繰出し装置 Expired - Fee Related JP2625493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63103107A JP2625493B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 円板状体の繰出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63103107A JP2625493B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 円板状体の繰出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01274293A JPH01274293A (ja) 1989-11-02
JP2625493B2 true JP2625493B2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=14345396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63103107A Expired - Fee Related JP2625493B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 円板状体の繰出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2625493B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5167571A (en) * 1991-04-11 1992-12-01 International Game Technology Coin handling machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01274293A (ja) 1989-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4701900A (en) Disc players fitted for automatic change of discs
JP2625493B2 (ja) 円板状体の繰出し装置
US6244531B1 (en) Clutch mechanism and webbing winding device
US4408524A (en) Device for locking and aligning printing numeral rolls and a control cylinder
JPS59187155A (ja) 回転運動変換装置
CN1080082A (zh) 磁带录制和复制机器的制动装置
US3946966A (en) Automatic stop mechanism for an electric tape apparatus
US5005094A (en) Mode changeover mechanism with flat cam surface for a tape player
KR20050058970A (ko) 코인 호퍼
JPH09198740A (ja) 自動逆転のカセットテーププレーヤー
US4123015A (en) Automatic stopping device for tape recorder
JPH044296Y2 (ja)
CN1081274A (zh) 磁带录放装置
EP1050440A1 (en) Clutch mechanism and webbing winding device
JP3693109B2 (ja) ディスク装置
JP3304192B2 (ja) パチンコ機の球払い出し方法及び装置
JP2558046B2 (ja) フィルタプレスにおける濾板送り装置
JP4191542B2 (ja) コイン払出装置
JPH10118308A (ja) 送球装置
US5720091A (en) Indexer with cam-actuated lock
SE449798B (sv) Anordning for reglering av filmframmatningen i en kamera
US5682565A (en) Film feed device of camera
JPS6315977Y2 (ja)
KR900002505Y1 (ko) 광학식 디스크 플레이어의 디스크 로딩 및 취출장치
JPH11185410A (ja) 光ディスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees