JP2625391B2 - フェーズドアレイアンテナ - Google Patents

フェーズドアレイアンテナ

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JP2625391B2
JP2625391B2 JP6289824A JP28982494A JP2625391B2 JP 2625391 B2 JP2625391 B2 JP 2625391B2 JP 6289824 A JP6289824 A JP 6289824A JP 28982494 A JP28982494 A JP 28982494A JP 2625391 B2 JP2625391 B2 JP 2625391B2
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antenna
connector
cylindrical portion
module
inner cylindrical
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崇 真山
政昭 菅野
隆行 橋村
光央 佐藤
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NEC Corp
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェーズドアレイアン
テナに関し、特にアンテナ素子の給電に用いるコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フェーズドアレイアンテナの小型
軽量化のため、アンテナ素子としてプリント基板上に形
成するマイクロストリップアンテナが用いられている。
図3に一般的なマイクロストリップアンテナを用いたフ
ェーズドアレイアンテナの一例の外観図を示す。図3に
おいて、マイクロストリップアンテナ21がプリント基
板22上に縦3素子横4素子の合計12素子でアレイを
形成し、各マイクロストリップアンテナ21に移相器等
を実装した送受信モジュール12が接続される。送受信
モジュール12には電力分配合成器24が接続され、フ
ェーズドアレイアンテナを形成し、送受信モジュール1
2内の移相器を制御してビーム走査を行う。ここで送受
信モジュール12は、取付板23により固定され、マイ
クロストリップアンテナ21との接続を保持している。
【0003】従来のマイクロストリップアンテナと送受
信モジュールとの接続を図4に示す。図4において、マ
イクロストリップアンテナ21を形成するプリント基板
22に重ね合わせて支持する金属板25にアンテナコネ
クタ26を挿入し、アンテナコネクタ26の同軸線路を
形成する中心導体28の先端をマイクロストリップアン
テナ21の給電部に半田29により接続している。送受
信モジュール12にはモジュールコネクタ27を実装し
て、アンテナコネクタ26の中心導体28とモジュール
コネクタ27の中心導体30をかん合させて、同軸線路
構造の接続を行っている。この時、送受信モジュール1
2は、マイクロストリップアンテナ21と安定した電気
性能を確保するため、常にアンテナコネクタ26の中心
導体28とモジュールコネクタ27の中心導体30が一
直線上になるように金属板25の面に垂直に保持される
必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のフェーズド
アレイアンテナのコネクタ構造は、マイクロストリップ
アンテナにアンテナコネクタの中心導体を半田付けする
必要があり、アンテナ素子が多くなると作業工数が増大
するという欠点があった。
【0005】また、アンテナコネクタと送受信モジュー
ルのモジュールコネクタとのかん合を正確に行う必要が
あり、送受信モジュールの取付けがずれると、コネクタ
に機械的ストレスが加わり、コネクタの故障や電気性能
の劣化を発生するという欠点があった。
【0006】そこで、本発明は前記従来の技術の欠点を
改良し、半田付けの工事を不要にして作業工程の簡素化
を図り、また、送受信モジュールの取付けがずれても、
コネクタに機械的ストレスが加わらないようにして、コ
ネクタの故障や電気性能の劣化が生じないように図るも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、マイクロストリップアンテナで構成される
複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子にコネ
クタにより接続される移相器等で構成される複数の送受
信モジュールを制御してビーム走査を行うフェーズドア
レイアンテナにおいて、前記アンテナ素子と前記送受信
モジュールのマイクロ波信号を接続する同軸線路構造
を、前記マイクロストリップアンテナの給電点をスルー
ホール構造で形成するプリント基板と、前記プリント基
板に重ね合わせ支持する支持板と、前記支持板に挿入さ
れるアンテナコネクタと前記アンテナコネクタに接続さ
れる前記送受信モジュールのモジュールコネクタを備
え、前記アンテナコネクタは内円筒部と外円筒部で構成
され、前記内円筒部は同軸線路を形成すると共に前記外
円筒部に板バネにより支持される構造であって、前記ア
ンテナコネクタの前記内円筒部の中心導体は前記マイク
ロストリップアンテナ側の端部に球形のかん合部とスプ
リングを装着し前記マイクロストリップアンテナのスル
ーホールに接触する構造を有し、前記送受信モジュール
のモジュールコネクタは同軸線路を形成し前記モジュー
ルコネクタが前記内円筒部にかん合する構造を備え、前
記モジュールコネクタは前記外円筒部バネによりかん
合が保持される構造のフェーズドアレイアンテナを構成
する。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例のフェーズドア
レイアンテナにおけるコネクタの断面図である。マイク
ロストリップアンテナ1は、プリント基板3上に形成さ
れ、給電部がプリント基板3の裏面までスルーホール2
で延長されている。プリント基板3に重ね合わせた支持
板4に挿入されたアンテナコネクタ5は、同軸線路構造
を持つ内円筒部6と支持板4に固定される外円筒部7で
構成し、内円筒部6は外円筒部7に板バネ8により支持
される。内円筒部6の中心導体9は、マイクロストリッ
プアンテナ1の側の端部に球形かん合部10とスプリン
グ11を備え、スルーホール2に常に接触する構造とな
っている。また、送受信モジュール12のモジュールコ
ネクタ13は、同軸線路構造とし、外円筒部7のバネ1
4により保持されてアンテナコネクタ5にかん合する。
【0009】送受信モジュール12からの送信信号は、
モジュールコネクタ13からアンテナコネクタ5の内円
筒部6を通り、球形かん合部10からスルーホール2に
給電され、マイクロストリップアンテナ1から放射され
る。アンテナコネクタ5の中心導体9とモジュールコネ
クタ13の中心導体15は、同軸線路のインピーダンス
が一定となる直径に設定し反射による伝送損失の発生を
抑えている。ここで、スプリング11が円柱でないこと
による同軸線路のインピーダンスへの影響は、軽微であ
る。
【0010】また、図2に示すように、送受信モジュー
ル12が傾斜してモジュールコネクタ13がアンテナコ
ネクタ5に斜めに挿入されても、アンテナコネクタ5の
内円筒部6が傾斜してモジュールコネクタ13にかん合
するため、電気性能の劣化や各コネクタに対し機械的ス
トレスが発生しない。図2において、アンテナコネクタ
5とスルーホール2との接触は、スプリング11が球形
かん合部10を常に押上げてスルーホール2に密着する
ように動作するため、伝送損失の増加等の電気性能の劣
化は生じない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
ストリップアンテナの給電部をスルーホール構造とした
ためプリント基板に半田付けの工事が不要となると共
に、アンテナコネクタの内円筒部の球形のかん合部にス
プリングを装着しているため、安定したスルーホールと
の接触が可能となり、マイクロ波の伝送性能が安定する
効果を奏する。
【0012】また、アンテナコネクタを内円筒部と外円
筒部で構成し送受信モジュールの実装位置がずれても内
円筒部が傾斜する構造としたため、アンテナコネクタと
モジュールコネクタへの機械的ストレスを抑圧できると
共に接触の信頼性を確保できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフェーズドアレイアンテナ
におけるコネクタの断面図である。
【図2】図1において送受信モジュールが傾斜した状態
の断面図である。
【図3】フェーズドアレイアンテナの外観図である。
【図4】従来のフェーズドアレイアンテナにおけるコネ
クタの断面図である。
【符号の説明】
1,21 マイクロストリップアンテナ 2 スルーホール 3,22 プリント基板 4 支持板 5,26 アンテナコネクタ 6 内円筒部 7 外円筒部 8 板バネ 9,15,28,30 中心導体 10 球形かん合部 11 スプリング 12 送受信モジュール 13,27 モジュールコネクタ 14 バネ 23 取付板 24 電力分配合成器 25 金属板 29 半田
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 光央 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−154676(JP,A) 実開 平5−82111(JP,U) 実開 昭63−95306(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロストリップアンテナで構成され
    る複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子にコ
    ネクタにより接続される移相器等で構成される複数の送
    受信モジュールを制御してビーム走査を行うフェーズド
    アレイアンテナにおいて、前記アンテナ素子と前記送受
    信モジュールのマイクロ波信号を接続する同軸線路構造
    を、前記マイクロストリップアンテナの給電点をスルー
    ホール構造で形成するプリント基板と、前記プリント基
    板に重ね合わせ支持する支持板と、前記支持板に挿入さ
    れるアンテナコネクタと前記アンテナコネクタに接続さ
    れる前記送受信モジュールのモジュールコネクタを備
    え、前記アンテナコネクタは内円筒部と外円筒部で構成
    され、前記内円筒部は同軸線路を形成すると共に前記外
    円筒部に板バネにより支持される構造であって、前記ア
    ンテナコネクタの前記内円筒部の中心導体は前記マイク
    ロストリップアンテナ側の端部に球形のかん合部とスプ
    リングを装着し前記マイクロストリップアンテナのスル
    ーホールに接触する構造を有し、前記送受信モジュール
    のモジュールコネクタは同軸線路を形成し前記モジュー
    ルコネクタが前記内円筒部にかん合する構造を備えるこ
    とを特徴とするフェーズドアレイアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記モジュールコネクタは前記外円筒部
    バネによりかん合が保持される構造であることを特徴
    とする請求項1記載のフェーズドアレイアンテナ。
JP6289824A 1994-11-24 1994-11-24 フェーズドアレイアンテナ Expired - Lifetime JP2625391B2 (ja)

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JPH08148931A JPH08148931A (ja) 1996-06-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963168A (en) * 1997-01-22 1999-10-05 Radio Frequency Systems, Inc. Antenna having double-sided printed circuit board with collinear, alternating and opposing radiating elements and microstrip transmission lines
KR101326296B1 (ko) * 2012-02-27 2013-11-11 주식회사 텔콘 기판 연결용 알에프 커넥터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0471248A (ja) * 1990-07-11 1992-03-05 Nec Kyushu Ltd 測定用プローブ
JP2626227B2 (ja) * 1990-09-29 1997-07-02 日本電気株式会社 アレイアンテナ
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JPH05240877A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Nec Corp 半導体集積回路測定用プローバ

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