JP2624520B2 - 誤り伝搬補償方法 - Google Patents

誤り伝搬補償方法

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JP2624520B2
JP2624520B2 JP63184041A JP18404188A JP2624520B2 JP 2624520 B2 JP2624520 B2 JP 2624520B2 JP 63184041 A JP63184041 A JP 63184041A JP 18404188 A JP18404188 A JP 18404188A JP 2624520 B2 JP2624520 B2 JP 2624520B2
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賢治 岡田
慎一 青柳
健 新福
一能 大島
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えばディジタル化された画像信号の差
分符号化方法における誤り伝搬補償方法に関するもので
ある。
[従来の技術] テレビ信号のように近接画素間の相関が高く冗長度を
多く含む信号を能率よく符号化する方法として、差分符
号化方法(以下、DPCM方法と称する)が知られている。
第4図は例えば特公昭55−29620号公報に示されたDPC
M方法を実施する装置を示すブロック図であり、図にお
いて、(1)は画像入力端子、(2)はアナログ/ディ
ジタル変換器、(3)は予測符号化回路であり、この予
測符号化回路(3)は予測回路(4)、減算回路
(5)、量子化回路(6)、符号化回路(7)、加算回
路(9)とで構成されている。(8)は伝送路、(10)
は復号化回路であり、この復号化回路(10)は符号逆変
換回路(11)、加算回路(12)、予測回路(13)とで構
成されている。(14)はディジタル/アナログ変換回
路、(17)は画像信号出力端子である。
次に動作について説明する。画像入力端子(1)に加
えられた信号はアナログ/ディジタル変換器)によっ
て、各標本値ごとに2進ディジタル信号に変換されて予
測符号化回路(3)に入力される。
予測符号化回路(3)では、上記入力信号と予測回路
(4)で作成さた予測値との差が減算回路(5)で算出
され、この差出力は量子化回路(6)によって量子化さ
れ、この量子化出力は符号化回路(7)で各量子化レベ
ルに対応する2進符号に変換され、伝送路(8)へDPCM
送信出力として送出される。
また、量子化回路(6)の出力は加算回路(9)で予
測値との和が算出され、元信号に対する局部復号信号と
なり、予測回路(4)に入力され、この信号から演算処
理されて上予測値が作成される。
2進符号化されて伝送された信号は復号化回路(10)
に入力され、符号逆変換回路(11)で予測符号化回路
(3)における量子化回路(6)の出力と同じ信号に変
換され、加算回路(12)、予測回路(13)によりディジ
タル信号画像信号に変換され、更にディジタル/アナロ
グ変換回路(14)でアナログ信号に変換され、再生画像
が画像信号出力端子(17)に得られる。
テレビ信号では、画素間の相関が高く、元信号と予測
値との差信号は、ゼロを中心として小さな値をとる分布
を有し、量子化回路(6)に必要なレベル数が直接PCM
符号化する場合よりも少なくてもよいため、符号化ビッ
トレイトを低くすることが可能となる。
直接PCM符号化する場合、通常1サンプルに対して8
ビットで符号化されるが、DPCM方法では3〜5ビットで
符号化するものが用いられている。
しかし、DPCM方法ではフィードバック系を含んでいる
ため、伝送誤りが生じると、それがフィードバックされ
て、以後の信号がすべて誤ってしまう。
そこで、予測回路(4)、(13)で生成する予測値に
ある係数α(<1)を乗算して、その値を予測値とする
Leaky積分型予測方法が考えられており、この予測方法
を用いると伝送誤りの影響を徐々に抑えることができ
る。
[発明が解決しようとする課題] 従来の誤り伝搬補償方法は以上のようになされている
ので、符号化側で符号化した信号を復号化側で正しく復
号するには、符号化側と復号化側の両方にある予測回路
が同じ予測値を生成する必要がある。
符号化側から復号化側に伝送するとき、例えば、伝送
路などで伝送誤りが生じると、誤った復号信号が生成さ
れ、その誤った復号信号を用いて予測値を生成するた
め、予測値が誤ってしまい、予測値が誤ってしまうとま
た復号信号が誤ってしまうという悪循環が生じ、誤りが
伝搬してしまう。
そこで、Leaky積分型予測方法を用いて誤りの伝搬を
徐々に解消していく方法が採られる。このLeaky積分型
予測方法では、予測値に乗算する係数α(<1)が1に
近いほど誤り伝搬の距離が長くなってしまうので、αの
値は0に近いほど誤り伝搬を抑制することができるが、
αの値が0に近くなると、予測誤差が大きくなり、画質
が劣化する。すなわち、誤り伝搬を防ごうとすると、画
質が劣化し、画質を維持しようとすると、誤り伝搬が生
じるという問題点がある。
この発明は上記のような問題点を解消することを課題
としてなされたもので、伝搬誤りが生じると予測値を修
正し、画質を維持したまま誤り伝搬を防止する誤り伝搬
補償方法を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る誤り伝搬補償方法は、符号化側及び復
号化側の双方にて、予測値算出の基礎となる信号の現時
点の値とその一つ前の時点の値との差分を求め、この差
分が所定のしきい値を越えた場合に、予測値算出の基礎
となる信号の現時点の値を、現時点と所定の関係を有す
る過去の時点の値に置き換えて予測値を求めるようにし
たものである。
[作用] この発明における誤り伝搬補償方法は、復号信号の現
時点の値とその一つ前の時点の値との差分が所定しきい
値を越えると、伝送誤りが生じたものとし、復号信号の
現時点の値は予測値の算出に用いず、その代わりに現時
点と所定の関係にある過去の時点の復号信号の値を用い
て予測値を求めることにより、誤り伝搬を補償する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明による誤り伝搬補償装置を示すブロック
図であり、前記第4図と同一部分に同一符号を付した第
1図において、(15)、(16)は誤り伝搬補償を行う予
測回路である。
第2図はn画素前(n:自然数)の復号信号を予測値と
し、伝送誤りが発生したときm画素前(m:自然数)の復
号信号に置き換えるときのi番目の予測値Piを求めるフ
ローチャート図を示す。Xiはi番目の復号値である。
まず、初期設定として、予測開始位置(IS)、予測終
了位置(IE)、しきい値(S)を設定し、パラメータi
にISを代入する(ステップS1)。予測値Piに(i−n)
番目の復号値Xi-nを代入して予測値を設定する(ステッ
プS2)。隣り合う復号信号の差分|Xi−Xi-n|がSを越え
ないか比較して誤りの判定をする(ステップS3)。もし
Sを越えるときはXiをXi-mに置き換えて復号信号を修正
する(ステップS4)。次いでパラメータiに1を加算す
る(ステップS5)。パラメータiがIEを越えないか比較
して予測終了の判定をする(ステップS6)。もし、iが
IEを越えないときには、(ステップS2)に戻る。iがIE
を越えているときには、予測を終了する。
第3図は標本化周波数が4fsc(fsc:色副搬送波周波
数)の場合の符号化側の(送信側)元信号、予測値、差
信号と復号化側(受信側)の差信号、予測値、復号信号
を示す。
標本化周波数が4fscなので、4画素ごとに色副搬送波
が同位相になるため、4画素前の値を予測値としてい
る。また、各画素値は0〜255の値をとり、しきい値S
は63である。
連続する2つの画素値の差が、しきい値S以下のとき
は予測値の修正を行わないが、しきい値Sを越えると修
正処理を行う。
例えば図のように元信号のA1とB1の差がしきい値Sよ
り大きいときは、符号化側ではB2の予測値はB1の元信号
を用いずB1の予測値すなわちB1から4画素前の元信号を
用いる。
復号化側でも復号信号のA1とB1の差がしきい値Sより
大きくなるためB2の予測値はB1の復号信号を用いず、B1
の予測値すなわちB1から4画素前の復号信号を用いる。
伝送誤りが生じたとき、例えば図のようにD2で伝送誤
りが生じると、D2の復号信号が誤ってしまい、しきい値
Sを越える変化が生じる。そうするとD3の予測値はD2の
復号信号を用いず、D2の予測値すなわちD2から4画素前
の復号信号を用いる。このようにして誤った復号信号を
予測値として用いないことにより、誤り伝搬を防止す
る。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、伝送誤りが生じる
と、予測値を修正するようにしたので、誤りが伝搬する
のを抑制する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による誤り伝搬補償方法を
実施する装置を示すブロック図、第2図はこの発明によ
る予測値生成の一例を示すフローチャート図、第3図は
標本化周波数が4fscのときの符号化側の元信号、予測値
差信号と復号化側の差信号、予測値、復号信号の一例を
示す波形図、第4図は従来の誤り伝搬補償方法を実施す
る装置のブロック図である。 図において、(3)は予測符号化回路、(8)は伝送
路、(10)は復号化回路、(15)、(16)は誤り伝搬補
償を行う予測回路である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新福 健 神奈川県鎌倉市大船5丁目1番1号 三 菱電機株式会社通信システム研究所内 (72)発明者 大島 一能 神奈川県鎌倉市大船5丁目1番1号 三 菱電機株式会社通信システム研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−214740(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化側にて、入力信号に基づき予測値を
    求めると共に、入力信号と予測値との差信号を伝送路に
    送出し、復号化側では、伝送路から受信した差信号を予
    測値に加算することにより復号信号を求めると共に、こ
    の復号信号に基づき予測値を求める予測符号化方式にお
    いて、 符号化側及び復号化側の双方にて、予測値算出の基礎と
    なる信号の現時点の値とその一つ前の時点の値との差分
    を求め、この差分が所定のしきい値を越えた場合に、予
    測値算出の基礎となる信号の現時点の値を、現時点と所
    定の関係を有する過去の時点の値に置き換えて予測値を
    求めることを特徴とする誤り伝搬補償方法。
JP63184041A 1988-07-22 1988-07-22 誤り伝搬補償方法 Expired - Lifetime JP2624520B2 (ja)

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JPS62214740A (ja) * 1986-03-14 1987-09-21 Canon Inc 予測符号化伝送装置

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