JPH0614197A - 復号化装置 - Google Patents

復号化装置

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JPH0614197A
JPH0614197A JP4170396A JP17039692A JPH0614197A JP H0614197 A JPH0614197 A JP H0614197A JP 4170396 A JP4170396 A JP 4170396A JP 17039692 A JP17039692 A JP 17039692A JP H0614197 A JPH0614197 A JP H0614197A
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Yoshiki Ishii
芳季 石井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 符号誤りによる画像平坦部での誤差を解消
し、又はその収束を速める。 【構成】 逆量子化器54は、予測値計算回路64から
の予測値により選択された復号化コード・テーブルに従
い、入力端子50からの符号化コードを予測誤差の代表
値に変換する。加算器56はこの代表値に予測値を加算
し、復号値を出力する。スイッチ58は、通常は加算器
56の出力を選択し、符号誤りのある復号値に対し復号
値推定回路62の出力(推定値)を選択する。復号値推
定回路62は、過去の2以上の復号値(スイッチ58の
出力値)から次の復号値を推定する。予測値計算回路6
4はスイッチ58の出力から予測値を計算し、逆量子化
器54及び加算器56に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予測差分符号化方式に
おける復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データを高能率圧縮する符号化方法
として、符号化画素値を過去の符号化画素値によって予
測し、その予測値との差分(又は誤差)を符号化する予
測差分符号化方式が知られている。この予測差分符号化
方式ではまた、予測値に応じて符号化時及び復号化時の
変換テーブル(コード・テーブル)を選択する予測値適
応型量子化方式が提案されている。この方式では、各コ
ード・テーブル間で符号化コードの割り当てとその代表
値に所定の序列を設けることにより、完全積分型の予測
を用いる場合でも、コード誤りによる誤差伝搬を自律的
に収束させることができる。
【0003】図2は、予測値適応型量子化方式を採用し
た予測差分符号化装置の構成ブロック図を示し、図3
に、対応する復号化装置の従来例の構成ブロック図を示
す。
【0004】先ず、図2を説明する。入力端子10に
は、例えば8ビットの画像データが入力し、減算器12
は入力端子10からの画素値から予測値を減算する。即
ち、減算器12は、入力画素値との予測誤差を出力す
る。予測値は、予測値計算回路22から供給される。
【0005】量子化器14は複数の符号化コード・テー
ブルを具備し、予測値計算回路22による予測値に応じ
て選択した符号化コード・テーブルに従って、減算器1
2の出力を符号化し、例えば4ビットの符号化コードに
出力する。量子化器14から出力される符号化コード
は、出力端子16から外部に出力されると共に、逆量子
化器18に印加される。
【0006】逆量子化器18は、量子化器14の具備す
る符号化コード・テーブルにそれぞれ対応する複数の復
号化コード・テーブルを具備し、予測値計算回路22に
よる予測値に応じて選択した復号化コード・テーブルに
従って量子化器14の出力を復号化し、代表値を出力す
る。加算器20は、逆量子化器18の出力に、予測値計
算回路22からの予測値を加算し、局部復号値を出力す
る。この局部復号値は予測値計算回路22に印加され
る。予測値計算回路22は、1又は複数の局部復号値か
ら次の入力画素の予測値を計算し、計算した予測値を減
算器12、量子化器14、逆量子化器18及び加算器2
0に出力する。
【0007】図3に示す復号化装置を説明する。入力端
子24には、出力端子16から出力される符号化コード
が入力する。逆量子化器18と同じ回路構成の逆量子化
器26が、予測値計算回路32による予測値に応じて選
択した復号化コード・テーブルに従い、入力端子24か
らの符号化コードを復号化し、差分値(予測誤差)の代
表値を出力する。加算器28は、逆量子化器26の出力
に予測値計算回路32による予測値を加算し、復号値を
出力する。この復号値は、出力端子30と予測値計算回
路32に供給される。予測値計算回路32は、予測値計
算回路22と同様に、1又は複数の局部復号値から次の
入力画素の予測値を計算し、計算した予測値を逆量子化
器26及び加算器28に出力する。
【0008】量子化器14の符号化コード・テーブルに
減算器12の減算を含めることができ、同様に、逆量子
化器18(及び逆量子化器26)の復号化コード・テー
ブルに加算器20(及び加算器28)の加算を含めるこ
とができる。このように変更した符号化装置の構成ブロ
ック図を図4に示し、復号化装置の構成ブロック図を図
5に示す。
【0009】図4において、34は、量子化器14の複
数の符号化コード・テーブルのそれぞれに減算器12の
減算を組み込んだ符号化コード・テーブルを有する量子
化器である。36は、逆量子化器36の複数の復号化コ
ード・テーブルのそれぞれに加算器20の加算を組み込
んだ復号化コード・テーブルを有する逆量子化器であ
る。実質的な動作は、図2と全く同じである。
【0010】また、図5において、38は、逆量子化器
26の複数の復号化コード・テーブルのそれぞれに加算
器28の加算を組み込んだ復号化コード・テーブルを有
する逆量子化器である。実質的な動作は、図3と全く同
じである。
【0011】図2〜図5に示す符号化装置及び復号化装
置による符号化及び復号化の処理過程を、図6及び図7
を参照して簡単に説明する。図6は符号化過程の一例を
示し、図7は図6による符号化コードの復号化過程の一
例を示す。なお、ここでは、前値を予測値としている。
【0012】符号化過程で、t=0Lに、入力画素値
は、予測値により選択された符号化コード・テーブルに
より、符号化コード”3”に変換され、これが1ライン
期間後のt=1Lの入力画素値に対する予測値となる。
t=1Lでは、符号化コード”5”に変換され、同様
に、これがt=2Lでの予測値となる。以下、同様であ
る。各時刻で量子化器により出力される符号化コード
を、○で囲んで示す。また、各符号化コードの左側の△
印は代表値の位置を示す。
【0013】復号化過程では、時刻t=0Lに、符号化
コード”3#に誤りが発生し、コード”0”になったと
する。この誤りにより、1ライン期間後の時刻t=1L
では、図6の符号化過程で選択された符号化コード・テ
ーブルとは対応しない復号化コード・テーブルが選択さ
れる。しかし、時刻t=1Lにおける符号化コード2
5”により、t=2Lでは正しい復号化コード・テーブ
ルが選択され、以後、誤差が収束していく。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の復号化
装置では、図11に例示したように、入力画素値が一定
である画像平坦部では、誤差の収束に時間がかかる。
【0015】本発明は、誤差がより速く収束する復号化
装置を提示することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る復号化装置
は、予測差分符号化コードを復号化し、復号値を出力す
る復号化手段と、復号画素の近傍画素の出力値から復号
値を推定し、推定復号値を出力する復号値推定手段と、
当該復号化手段の出力に誤りがないとき当該復号化手段
による復号値を選択し、誤りがあるとき当該復号値推定
手段による推定復号値を選択し、上記出力値として出力
する選択手段と、当該選択手段の少なくとも1つの出力
値から予測値を形成し、当該復号化手段に供給する予測
値形成手段とからなる。復号化手段の出力を所定遅延期
間の遅延手段で遅延し、復号値推定手段では、後行する
画素の出力値を使って復号値を推定してもよい。
【0017】
【作用】上記復号値推定手段により、誤りのある画素の
復号値を推定する。画像が平坦であればあるほど、その
推定値は本来の復号値に近似するので、誤りによる誤差
は小さくなる。誤差が収束していく符号化復号化方式を
採用することにより、誤りによる誤差の影響を更に小さ
くできる。上記遅延手段を設けることにより、誤りのあ
る画素に後行する画素も推定値算出の基礎に使用でき、
より高い精度で復号値を推定できる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0019】図1は、本発明の一実施例であって、図2
に示す符号化装置による符号化コードを復号する復号化
装置の構成ブロック図を示す。
【0020】入力端子50には符号化コードが入力し、
入力端子52には、入力端子50に入力する符号化コー
ドの誤り検出信号が適当な時間遅れて入力する。逆量子
化器54は、図3に示す従来の復号化装置の逆量子化器
26と同様の回路であり、予測値計算回路64による予
測値に応じて選択された復号化コード・テーブルに従
い、入力端子50からの符号化コードを逆量子化し、予
測誤差の代表値を出力する。加算器56は、逆量子化器
54の出力に予測値計算回路64による予測値を加算
し、復号値を出力する。
【0021】加算器56から出力される復号値は、スイ
ッチ58のa接点に印加され、スイッチ58のb接点に
は、復号値推定回路62の出力が印加されている。復号
値推定回路62は、詳細は後述するが、過去の2以上の
復号値(スイッチ58の出力値)から次の復号値の推定
値を計算し、スイッチ58のb接点に出力する。スイッ
チ58は入力端子52に入力する誤り検出信号により切
り換えられ、逆量子化器54の出力が正しい時にはa接
点に接続し、誤っている時にはb接点に接続する。即
ち、スイッチ58は、誤りのない時には加算器56の出
力を選択し、誤りの発生時には復号値推定回路62の出
力(推定値)を選択する。
【0022】スイッチ58により選択された信号は、出
力端子60、復号値推定回路62及び予測値計算回路6
4に印加される。予測値計算回路64は、従来例の予測
値計算回路32と同様に、入力値を1又は2以上のサン
プル期間遅延させて予測値を計算し、逆量子化器54及
び加算器56に出力する。
【0023】従来例と同様に、逆量子化器54の複数の
復号化コード・テーブルのそれぞれに、加算器56の加
算演算を含めることができる。図8は、その変更例の構
成ブロック図であって、逆量子化器66は、図1の逆量
子化器54に加算器56の機能を加えた復号化コード・
テーブルを具備し、予測値計算回路64による予測値に
応じて、復号化に使用する復号化コード・テーブルを選
択する。他の回路要素は図1と同じである。
【0024】図9は、復号値推定回路62の一例の回路
構成ブロック図を示す。ここでは、図10に示す画素D
に対し、前画素A、画素Aの1ライン前の画素B、及び
画素Bの次の画素Cの3つの画素値から復号値を推定す
る。即ち、画素Dで誤りが発生したとして、画素A,
B,Cの画素値をそれぞれA,B,Cとしたとき、画素
Dの推定復号値d=A−B+Cとする。図10では、左
から右、上から下に復号化処理が進むとし、黒丸の画素
が復号済みである。
【0025】図9において、入力端子70には、図1の
スイッチ58の出力が入力する。1ラインの遅延回路7
2は入力端子70の復号値を1ライン遅延し、1画素の
遅延回路74は入力端子70の復号値を1サンプル期間
遅延する。1画素の遅延回路76は1ライン遅延回路7
2の出力を1サンプル期間遅延する。遅延回路74の出
力が画素Aの復号値、遅延回路76の出力が画素Bの復
号値、遅延回路72の出力が画素Cの復号値になってい
る。
【0026】減算器78は遅延回路72の出力から遅延
回路76の出力を減算する。この減算により、C−Bが
計算される。加算器80は減算器78の出力と、遅延回
路74の出力を加算する。加算器80の出力はA−B+
Cになり、これが出力端子82から推定復号値として出
力され、スイッチ58のb接点に印加される。
【0027】図11及び図12を参照して、図1に示す
実施例の効果を具体的に説明する。図11は、図4又は
図5に示す従来の復号化装置による復号化処理例であ
り、図12は、図11と同じ符号誤りに対して図1に示
す実施例の動作を示す。どちらも、画像平坦部であっ
て、t=2Lに符号誤りが発生し、本来のコード”3”
がコード”0”になっているとする。
【0028】図11で、破線が、本来の復号値のレベル
を示す。t=2L以降では、本来の復号値から大きく外
れているが、徐々に本来の復号値に近付いている。他
方、本実施例では、図12に示すように、符号誤りの発
生時点(t=2L)で、スイッチ58により推定復号値
で置換され、予測値計算回路64も、置換された推定復
号値を使って予測値を計算するので、t=2L以降で、
復号化コード・テーブルの選択も適切になり、本来の復
号値との誤差はほとんど無くなる。
【0029】上記実施例では、画像平坦部では、推定復
号値は本来の復号値とほぼ等しくなるので、符号誤りの
誤差をほぼゼロにできる。しかし、本実施例はこのよう
な画像平坦部に限らず、画像変化部分でも、従来例に比
べ誤差の収束を改善する効果があることは明らかであ
る。
【0030】図1及び図8に示す実施例では、時間的に
先行する画素の複数の復号値から推定復号値を計算した
が、適当な遅延回路を組み込んで、時間的に後行する画
素の復号値も使って推定復号値を計算してもよい。図1
3は、その変更実施例の構成ブロック図を示す。
【0031】図13において、入力端子100には符号
化コードが入力し、入力端子102には、入力端子10
0に入力する符号化コードの誤り検出信号が適当な時間
遅れて入力する。逆量子化器104は、図3に示す従来
の復号化装置の逆量子化器26と同様の回路であり、予
測値計算回路116による予測値に応じて選択された復
号化コード・テーブルに従い、入力端子100からの符
号化コードを逆量子化し、予測誤差の代表値を出力す
る。加算器106は、逆量子化器104の出力に予測値
計算回路116による予測値を加算し、復号値を出力す
る。
【0032】加算器106から出力される復号値は、遅
延回路108及び復号値推定回路114に印加される。
遅延回路108は例えば1サンプル期間の遅延回路であ
り、その出力がスイッチ110のa接点に印加される。
スイッチ110のb接点には、復号値推定回路114の
出力(推定復号値)が印加される。復号値推定回路11
4は、詳細は後述するが、スイッチ110の1以上の出
力値(遅延回路108の出力に対して先行する画素の復
号値)と、遅延回路108の出力に対して後行する画素
の復号値(加算器106の出力)とから、遅延回路10
8の出力に対する推定復号値を計算する。
【0033】換言すれば、遅延回路108は、復号値推
定回路114における推定計算に必要な時間、加算器1
06の出力を遅延させる。
【0034】スイッチ110は入力端子102に入力す
る誤り検出信号により切り換えられ、遅延回路108の
出力段階で、復号値が正しい時にはa接点に接続し、誤
っている時にはb接点に接続する。即ち、スイッチ11
0は、誤りのない時には遅延回路108の出力を選択
し、誤りの発生時には復号値推定回路114の出力(推
定値)を選択する。
【0035】スイッチ110により選択された信号は、
出力端子112、復号値推定回路114及び予測値計算
回路116に印加される。予測値計算回路116は、入
力値を所定期間遅延させて予測値を計算し、逆量子化器
104及び加算器106に出力する。
【0036】従来例と同様に、逆量子化器104の複数
の復号化コード・テーブルのそれぞれに、加算器106
の加算演算を含めることができる。図14は、その変更
例の構成ブロック図であって、逆量子化器118は、図
13の逆量子化器104に加算器106の機能を加えた
複数の復号化コード・テーブルを具備し、予測値計算回
路116による予測値に応じて、復号化に使用する復号
化コード・テーブルを選択する。他の回路要素は図13
と同じである。
【0037】図15は、図14に示す復号化装置で、予
測値として前ラインの画素値を使用し、遅延回路108
で1サンプル期間遅延させる場合の、より詳細な回路構
成ブロック図を示す。遅延回路108は1サンプル期間
遅延の、例えばDフリップフロップからなる。前ライン
の復号値を予測値とするため、予測値計算回路116は
(1H−1D)の遅延回路からなる。逆量子化器118
の作用は図14の逆量子化器118と同じであり、スイ
ッチ110の作用は図13のスイッチ110と同じであ
る。
【0038】復号値推定回路114は、スイッチ110
の出力を1サンプル期間遅延させる遅延回路120、遅
延回路120の出力と逆量子化器118の出力を加算す
る加算器122、及び、加算器122の出力に定数1/
2を乗算する乗算器124からなり、乗算器124の出
力が推定復号値としてスイッチ110のb接点に供給さ
れる。
【0039】図16を参照して、図15に示す復号値推
定回路114の作用を詳細に説明する。図16は、画素
配置を示しており、左から右、上から下に復号化処理が
進むとし、復号済みの画素を黒丸で示している。×印の
画素Bで誤りが発生したとする。遅延回路108の出力
が画素Bの復号値である段階で、逆量子化器118の出
力は後画素である画素Cの復号値、遅延回路120の出
力は前画素である画素Aの復号値になっている。
【0040】復号値推定回路114では、加算器122
がこれら画素A,Cの復号値を加算し、乗算器124が
1/2を乗算する。乗算器124の出力は画素A,Cの
復号値の平均値、即ち内挿値であり、これが推定復号値
としてスイッチ110のb接点に印加される。
【0041】予測値計算回路116は、スイッチ110
の出力を(1H−1D)、即ち、逆量子化器118の出
力タイミングから見て1Hだけ遅延し、予測値として出
力する。
【0042】図15に示す実施例では、推定値として内
挿値を用いるので、本来の復号値と比較して非常に近似
した値になる。これが予測値計算回路116に入力さ
れ、予測値計算の基礎となることから、計算される予測
値も非常に正確なものになり、符号誤りによる誤差は、
あってもほとんど無視できる程度になる。即ち、この実
施例でも、符号誤りに対し図12に示すように復号化処
理が進み、誤り発生以降、復号化コード・テーブルの選
択も適切になり、本来の復号値との誤差はほとんど無く
なる。画像平坦部に限らず、画像変化部分でも、従来例
に比べ誤差の収束を改善する効果がある。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、符号誤りがあっても、それによる
誤差を瞬時に又は急速に解消でき、符号誤りによる誤差
の伝搬を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 予測値適応型DPCM符号化装置の従来例の
構成ブロック図である。
【図3】 図2に対応する復号化装置の従来例の構成ブ
ロック図である。
【図4】 図2に示す符号化装置の簡略化構造の構成ブ
ロック図である。
【図5】 図3に示す復号化装置の簡略化構造の構成ブ
ロック図である。
【図6】 図2の符号化処理過程の説明図である。
【図7】 図3の復号化処理過程の説明図である。
【図8】 図1に示す復号化装置の簡略化構造の構成ブ
ロック図である。
【図9】 図1及び図8の復号値推定回路62の回路構
成ブロック図である。
【図10】 図9の動作説明用画素配置図である。
【図11】 従来例での誤り修正過程の説明図である。
【図12】 図1及び図8による誤り修正過程の説明図
である。
【図13】 本発明の変更実施例の構成ブロック図であ
る。
【図14】 図13に示す復号化装置の簡略構造の構成
ブロック図である。
【図15】 図13に示す復号化装置をより具体化した
回路例である。
【図16】 図15の動作説明用画素配置図である。
【符号の説明】
10:入力端子 12:減算器 14:量子化器 1
6:出力端子 18:逆量子化器 20:加算器 2
2:予測値計算回路 24:入力端子 26:逆量子化
器 28:加算器 30:出力端子 32:予測値計算
回路 34:量子化器 36,38:逆量子化器 50:符号化コード入力端子
52:誤り検出信号入力端子 54:逆量子化器 5
6:加算器 58:スイッチ 60:出力端子 62:復号値推定回路 64:予測値計算回路 66:
逆量子化器 70:入力端子 72,76,78:遅延
回路 78:減算器 80:加算器 82:出力端子
100:符号化コード入力端子 102:誤り検出信号
入力端子 104:逆量子化器 106:加算器 10
8:遅延回路 110:スイッチ 112:出力端子
114:復号値推定回路 116:予測値計算回路 1
18:逆量子化器 120:遅延回路 122:加算器
124:乗算器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予測差分符号化コードを復号化し、復号
    値を出力する復号化手段と、復号画素の近傍画素の出力
    値から復号値を推定し、推定復号値を出力する復号値推
    定手段と、当該復号化手段の出力に誤りがないとき当該
    復号化手段による復号値を選択し、誤りがあるとき当該
    復号値推定手段による推定復号値を選択し、上記出力値
    として出力する選択手段と、当該選択手段の少なくとも
    1つの出力値から予測値を形成し、当該復号化手段に供
    給する予測値形成手段とからなることを特徴とする復号
    化装置。
  2. 【請求項2】 上記復号化手段が、上記予測値計算手段
    から供給される予測値に応じて選択される複数の復号化
    コード・テーブルを具備する請求項1に記載の復号化装
    置。
  3. 【請求項3】 予測差分符号化コードを復号化し、復号
    値を出力する復号化手段と、当該復号化手段の出力を所
    定期間遅延する遅延手段と、後行する少なくとも1つの
    画素を含む復号画素の近傍画素の出力値から復号値を推
    定し、推定復号値を出力する復号値推定手段と、当該復
    号化手段の出力に誤りがないとき当該遅延手段の出力を
    選択し、誤りがあるとき当該復号値推定手段による推定
    復号値を選択し、上記出力値として出力する選択手段
    と、当該選択手段の少なくとも1つの出力値から予測値
    を形成し、当該復号化手段に供給する予測値形成手段と
    からなることを特徴とする復号化装置。
  4. 【請求項4】 上記復号化手段が、上記予測値計算手段
    から供給される予測値に応じて選択される複数の復号化
    コード・テーブルを具備する請求項3に記載の復号化装
    置。
JP4170396A 1992-06-29 1992-06-29 復号化装置 Withdrawn JPH0614197A (ja)

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