JP2623091B2 - 電力系統の事故時自動復旧方式 - Google Patents

電力系統の事故時自動復旧方式

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電力系統の事故に対して自動復旧する際の
操作指令手順に改良を施した事故時自動復旧方式に関す
る。
従来この種の方式として第1図に示すフロー図のもの
があつた。第1図において、1は開操作指令を抽出する
ブロツク、2は開操作指令を実行するブロツク、3は片
端充電かつ片端停電の操作対象開閉器(以下加電操作対
象開閉器と称す)に対する閉操作指令を抽出するブロツ
ク、4は閉操作指令を実行するブロツク、5は復旧操作
前系統内に新たな加電操作対象開閉器を抽出するための
復旧操作前系統の充停電状態の更新を行うブロツクを示
す。
次に第1図のフローチヤートの各ブロツクの動作につ
いて説明する。ブロツク1は復旧操作前系統で“閉状
態”かつ決定系統で“開状態”の開閉器(以下開操作対
象開閉器と称す)に対して作成された開操作指令のひと
つに着目するブロツクであり、開操作指令がなくなれば
ブロツク3へ処理に移行するものである。ブロツク2は
ブロツク1で抽出したひとつの開操作指令の操作指令実
行を行うブロツクである。ブロツク3は復旧操作前系統
を初期系統として操作指令実行にて充停電が更新されて
いく系統(以下指令実行過程系統と称す)内の加電操作
対象開閉器に対して作成された閉操作指令のひとつを抽
出するブロツクであり、当該指令がなければ操作指令実
行を終了するブロツクである。ブロツク4はブロツク3
で抽出した閉操作指令を実行するブロツクである。ブロ
ツク5はブロツク4で閉操作指令を実行することにより
新たに復旧する系統を指令実行過程系統へ反映し再びブ
ロツク3の処理へ戻る。
第2図(A),(B),(C)は事故時自動復旧する
際の操作指令の具体的実行例を示す系統説明図であり、
同図に従つて第1図のフロー図を説明する。第2図
(A),(B),(C)において、1−1,1−2,1−3,1
−4はいずれも母線設備、2−1,2−2は変圧器設備、
3−1,3−2,3−3,3−4は送電線設備であつて、母線、
送電線、変圧器のうち斜線//////を施したものは停電状
態を、また交差線××××××を施したものは事故状態
を示す。また、CB1〜CB9は開閉器であつて×印を施した
のはトリツプ状態を示す。第2図は送電線3−2,3−4
が同時事故を生じたために、同図(A)のように開閉器
CB1,CB6がトリツプして停電設備が発生した例である。
第2図(A)は復旧操作前系統を示し、同図(B)は操
作指令実行過程系統を示し、同図(C)は決定系統を示
す。さて第1図のブロツク1では、開操作対象開閉器CB
1,CB6に対して作成された開操作指令を抽出する。ブロ
ツク2の処理で開操作指令がなくなるまでひとつずつ実
行する。
次にブロツク3の処理では、加電操作対象開閉器CB2
に対して作成された閉操作指令を抽出し、続いてブロツ
ク4で閉操作指令について操作指令実行を行う。ブロツ
ク5で開閉器CB2を閉としたことで実行過程系統上の充
停電を更新し、その結果部分的に停電が復旧した第2図
(B)の系統を得る。さらにブロツク3に戻りブロツク
5の処理の結果新たに現れた加電操作対象開閉器CB5に
対する閉操作指令を抽出し、ブロツク4で当該指令の操
作指令実行を行なう。ブロツク4で開閉器CB5を閉とし
たことで実行過程系統上の充停電を更新し、第2図
(C)の系統を得る。このとき、ブロツク5にて新たな
加電操作対象開閉器が抽出されないため、ブロツク3に
戻り操作指令実行を終了する。
第3図(A),(B),(C)は別の事故系統例につ
いて操作指令の具体的実行例を示す系統説明図である。
第3図(A),(B),(C)において第2図(A),
(B),(C)と同一符号は同一部分を示すので説明を
省略する。第3図(A)は復旧操作前系統を、同図
(B)は操作指令実行過程系統を、同図(C)は決定系
統を示している。この例では加電操作対象開閉器CB1に
対してブロツク4の閉操作指令につい操作指令実行を行
うと開閉器CB9が開状態であるにも拘わらず、第3図
(B)の点線で示す様に変圧器2−1,2−2を経て母線
1−2に給電されるが、その際に変圧器2−2に対して
は逆電圧が印加されてしまう。
この様に従来の事故時自動復旧方式による操作指令実
行においては、加電操作対象開閉器に対する閉操作指令
を実行するたびに、指令実行過程系統内の充停電を判定
し、新たな加電操作対象開閉器を抽出する処理に時間を
要する欠点があつた。特に事故の影響が拡大された複雑
な系統にあつては大きな処理時間を要すという欠点があ
る。さらに第3図に示すように、送電線3−2,3−3が
事故で開閉器CB2,CB3がトリツプした停電系統に対して
加電操作対象開閉器CB1に閉操作指令を実行すると、第
3図(B)のように開閉器CB9に閉操作指令が実行され
るまで変圧器2−2に逆電圧がかかつてしまう欠点があ
つた。
この発明は、上記のような欠点を除去するためになさ
れたもので、復旧操作前系統上で両端停電状態の開閉器
で閉操作の対象となつている開閉器(以下閉操作対象開
閉器と称す)に対する閉操作指令の実行を加電操作対象
開閉器の閉操作指令の実行に先行して実施することによ
り、停電系統内の復旧に要する時間の短縮と同時に停電
系統内の変圧器に逆電圧の印加されることを防止した電
力系統の事故時自動復旧方式を提供することを目的とし
ている。
以下この発明の一実施例を図について示す。第4図は
一実施例の電力系統の事故時自動復旧方式のフロー図を
示す。第4図において、1,2,3および4は第1図の従来
方式と同一又は相当のブロツクであるので詳しい説明は
省略する。また、6は復旧操作前系統における閉操作対
象開閉器に対する閉操作指令を抽出するブロツク、7は
ブロツク6で抽出した閉操作指令を操作指令実行するブ
ロツクである。
第4図のフローチヤートの各ブロツクの動作について
説明する。ブロツク1は開操作対象開閉器に対して作成
された開操作指令のひとつに着目するブロツクである。
開操作指令がない場合はブロツク6の処理を行う。ブロ
ツク2はブロツク1で抽出したひとつの開操作指令の操
作指令実行を行うブロツクである。ブロツク6は復旧操
作前系統における停電系統内の閉操作対象開閉器に対し
て作成された閉操作指令のひとつを抽出する処理であ
る。閉操作指令のない場合はブロツク3の処理へ移行す
る。ブロツク7はブロツク6で抽出された閉操作指令の
操作指令実行を行うブロツクである。ブロツク3は復旧
操作前系統における加電操作対象開閉器に対して作成さ
れる閉操作指令のひとつを抽出する処理であり、閉操作
指令がなければ処理を終了する。ブロツク4はブロツク
3で抽出された閉操作指令の操作指令実行を行うブロツ
クである。
第5図(A),(B),(C)は本実施例に従つて事
故時自動復旧する際の操作指令の具体的実行例を示す系
統説明図である。第5図(A)は事故時の復旧操作前系
統を示し、同図(B)は操作指令実行過程系統を示し、
さらに同図(C)は決定系統を示している。第5図
(A),(B),(C)において、1−1〜1−6は母
線設備、2−1〜2−3は変圧器設備、3−1〜3−4
は送電線設備、CB1〜CB15は開閉器である。なお、母
線、送電線、変圧器のうち斜線/////を施したものは停
電状態を、また交差線××××××を施したものは事故
状態をそれぞれ示している。第5図に示した電力系統で
は送電線3−2,3−4が同時事故を生じたために、同図
(A)のように開閉器CB3,CB4及びCB13がトリツプして
図示の斜線部分で示した系統に停電が発生した例であ
る。さてブロツク1の処理では開操作対象開閉器CB3,CB
4,CB13に対して作成された開操作指令を抽出し、ブロツ
ク2で開操作指令がなくなるまで実行する。次にブロツ
ク6の処理では復旧操作前系統における停電系統内の閉
操作対象開閉器CB5,CB12に対して作成された閉操作指令
を抽出する。ブロツク7ではブロツク6で抽出された閉
操作対象開閉器についての閉操作指令をそれがなくなる
まで実行し、第5図(B)に示した操作指令実行過程系
統の状態にする。しかし、この実行過程系統の状態では
図示のとおり停電状態の復旧は行われていない。
更にブロツク3では復旧操作前系統における加電操作
対象開閉器CB1,CB2に対して作成された閉操作指令を抽
出する。次にブロツク4ではブロツク3で抽出した閉操
作指令をなくなるまで操作指令を実行し、全ての停電の
自動復旧操作の処理を終了する。
以上のようにこの発明によれば復旧操作前系統におけ
る閉操作対象開閉器の閉操作指令を加電操作対象開閉器
に対する閉操作指令に対して先行して実行するため、充
停電状態の判定の処理が減少し加電操作対象開閉器に対
する閉操作指令の指令数の減少に伴ない復旧時間が大幅
に短縮する効果があると共に、発変電所内の変圧器に逆
電圧が印加されてしまう様な弊害を確実に防止すること
ができる等の効果を持つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の事故時自動復旧方式のフロー図、第2図
(A),(B),(C)及び第3図(A),(B),
(C)はいずれも第1図方式にて操作指令を行う具体的
実行例の系統説明図、第4図は本発明の一実施例による
電力系統の事故時自動復旧方式のフロー図、第5図
(A),(B),(C)は第4図方式にて操作指令を行
う具体的実行例の系統説明図である。 1−1〜1−6……母線設備、2−1〜2−3……変圧
器設備、3−1〜3−4……送電線設備、CB1〜CB15…
…開閉器。 なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (73)特許権者 999999999 三菱電機株式会社 東京都千代田区丸の内2丁目2番3号 (72)発明者 飯塚 茂 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社技術開発本部開発研究 所総合自動化研究室内 (72)発明者 高柳 茂男 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (72)発明者 井上 汎 日立市大みか町5丁目2番1号 株式会 社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 糟谷 武則 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三菱電機株式会社制御製作所内 (56)参考文献 特公 昭60−56378(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】復旧操作前系統と、当該系統に発生した停
    電を復旧するために作成された決定系統とを比較して操
    作対象開閉器を抽出し、上記操作対象開閉器に操作指令
    を与える電力系統の事故時自動復旧方式において、上記
    操作対象開閉器の中から上記決定系統にて開状態となる
    べき開操作対象開閉器と、両端が停電状態にありかつ上
    記決定系統にて閉状態となるべき閉操作対象開閉器とに
    対してそれぞれ開操作指令と閉操作指令とを実行した後
    に、片端充電かつ片端停電状態にある加電操作対象開閉
    器に対して閉操作指令を実行するようにしたことを特徴
    とする電力系統の事故時自動復旧方式。
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