JP2622915B2 - 除電マット用アースコード接続装置 - Google Patents

除電マット用アースコード接続装置

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JP2622915B2
JP2622915B2 JP20197592A JP20197592A JP2622915B2 JP 2622915 B2 JP2622915 B2 JP 2622915B2 JP 20197592 A JP20197592 A JP 20197592A JP 20197592 A JP20197592 A JP 20197592A JP 2622915 B2 JP2622915 B2 JP 2622915B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は除電マット用アースコー
ド接続装置に関する。詳細には、構造が簡単であり、除
電マットに対して簡単に取付けることができる除電マッ
ト用アースコード接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、除電マット用アースコード接続装
置としては、実開昭60−87500号公報に示された
ものがある。このアースコード接続装置2は、図3に示
すように、アースコード4端部に取り付けた嵌合筒5と
この嵌合筒5に嵌合する突起6を設けた台座7とからな
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この接続装
置2は構造が複雑であり、しかも接続装置2を除電マッ
ト1に取付ける場合には、除電マット1に孔8を設け、
この孔8に台座7の突起6を嵌挿し、この突起6に嵌合
筒5を嵌合させてアースコード4端部を除電マット1に
固定するという手順を踏む必要があり、その取付作業に
は多くの手間と時間とがかかっていた。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、構造が簡単であり、除電マットに対して簡
単に取付けることができる除電マット用アースコード接
続装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明にあっては、マット表面及びマ
ット周縁部のオーバーロック糸に導電材料や繊維を含ま
せることにより、マット表面及び周縁部に導電性が付与
されて、マット全面が1つの導電体としての機能を持つ
除電マットにアースコードを接続するための装置であっ
て、前記除電マット周縁部を挟み込んで挟圧することに
より除電マット周縁部に固定される導電板と、この導電
板の側方に接合された前記アースコード端部のプラグが
嵌まり込むプラグ挿入部を有する端子とを備えたことを
特徴とする除電マット用アースコード接続装置をその要
旨とした。
【0006】請求項2記載の発明にあっては、端子が導
板の両側方に接合されていることを特徴とする除電マ
ット用アースコード接続装置をその要旨とした。
【0007】請求項3記載の発明にあっては、端子及び
導電板が硬質のプラスチックによって被覆されているこ
とを特徴とする除電マット用アースコード接続装置をそ
の要旨とした。
【0008】
【作用】請求項1記載の除電マット用アースコード接続
装置にあっては、除電マット周縁部を挟み込んで挟圧す
ることにより導電板を除電マット周縁部に固定し、導電
側方に接合された端子のプラグ挿入部にアースコード
のプラグを挿入して嵌め込むことにより、アースコード
と導電板と除電マットとは電気的に接続され、除電マッ
トの静電気は除電マット周縁部から、導電板、アースコ
ードを介して車体側にアースされるようになる。
【0009】請求項2記載の除電マット用アースコード
接続装置にあっては、端子が導電板の両側方に接合され
ていることから、当該導電板の両側方のどちらからでも
アースコード端部のプラグを接続できるようになってい
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の除電マット用アースコード接
続装置を図面に示した一実施例に従って詳細に説明す
る。本発明における除電マットは、マット表面及びマッ
ト周縁部のオーバーロック糸にカーボン、鉄などの導電
材料や繊維を含ませることにより、マット表面及び周縁
部に導電性が付与されて、マット全面が1つの導電体と
しての機能を持つものである。そして、この除電マット
に人体が接触することにより、人体に帯電した静電気は
除電マット側に流れるようになっている。本実施例にお
ける除電マットは、図1に示すように、マット表面のパ
イル12及び周縁部を構成するオーバーロック糸13と
に導電性繊維を含ませてパイル12とオーバーロック1
3とを電気的に接続させ、除電マット11全面を1つの
導電体としたものである。尚、除電マットとしては上記
例のものに限らず、マット全面が1つの導電体として作
用するものならば何でもよい。
【0011】この除電マット用アースコード接続装置2
0は、図1及び図2に示すように、導電板21とアース
コード14を接続する端子22とを備えている。導電板
21としては、その一辺側を指先やその他簡易な手段で
容易に折曲げることができ、しかもマット11の周縁部
を挟み込んで挟圧した後は、容易に開かない程度の硬さ
を有するものがよい。本実施例では、折り曲げ端部に波
方の歯23を設けた縦約5cm×横約5cmの鉄板を用
いた。尚、導電板21の素材としては鉄以外にも銅、ブ
リキ板、ステンレス板などを用いることができ、中でも
ステンレス板は腐食性に富むことから、錆によって導電
性が損なわれ難く好ましい。この導電板21の側方に
子22が接合されている。
【0012】端子22としては、金属製のもの、プラス
チック成型されプラグ挿入部に金属片を張り付けたもの
など従来より知られたものを用いることができる。本実
施例では、図1及び図2に示すように、アースコード1
4端部のプラグ15が薄板状で中央に凹状の被係止部1
6が設けられていることから、これを受け入れて係止で
きるように、プラグ15の形状に対応するプラグ挿入部
24を有し、プラグ挿入部24内にはプラグ15の被係
止部16に嵌まり合う凸状の係止部(図示しない)が設
けられたものを端子22として用いた。この端子22が
前記導電板21の一側方に接合されているのであるが、
その接合状態としては、図2に示すように、1つの端子
22を導電板21の一側方にのみ接合するだけではな
く、他側方にも接合して、当該導電板21の両側方の
ちらからでもアースコード14端部のプラグ15が接続
できるようにしてもよい。尚、車種やフロント側、リア
側などマットの種類によって、アースコードのプラグの
接続方向が変化する。このため、この接続方向の変化に
対応できるように、例えば1つの端子は導電板の一側方
接合し、また1つの端子は先の端子と直交する方向に
接合するようにしてもよい。
【0013】端子の導電板への接合は接着剤によって行
ってもよいが、端子及び導電板をプラスチックによって
被覆することにより両者を接合するようにしてもよい。
本実施例ではプラスチック25で端子22及び導電板2
1を被覆することによって端子22及び導電板21を接
合させた。尚、本実施例では硬質のプラスチックで端子
22及び導電板21を被覆したことから、当該接続装置
を除電マットに固定する際に加わる挟圧力や使用時に加
わる外力で、端子22が変形したり破損したりせず、し
かも当該除電マットの取り扱い時に導電板21端部が引
っかかって怪我をしたりすることもない。
【0014】
【発明の効果】上記構成を備えたことにより、請求項1
記載の除電マット用アースコード接続装置にあっては、
構造が簡単であり、除電マットに対して簡単に取付ける
ことができる。
【0015】請求項2記載の除電マット用アースコード
接続装置にあっては、端子が導電板の両側方に接合され
ていることから、当該導電板の両側方のどちらからでも
アースコード端部のプラグを接続することができる。
【0016】請求項3記載の除電マット用アースコード
接続装置にあっては、硬質のプラスチックで端子及び導
電板を被覆したことから、当該接続装置を除電マットに
固定する際に加わる挟圧力や使用時に加わる外力で、端
子が変形したり破損したりせず、しかも当該除電マット
の取り扱い時に導電板端部が引っかかって怪我をしたり
することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除電マット用アースコード接続装置を
除電マット周縁部に固定した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の除電マット用アースコード接続装置を
示す拡大斜視図である。
【図3】従来の除電マット用アースコード接続装置を示
す拡大断面図である。
【符号の説明】
11 ・・・除電マット 14 ・・・アースコード 21 ・・・導電板 22 ・・・端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット表面及びマット周縁部のオーバー
    ロック糸に導電材料や繊維を含ませることにより、マッ
    ト表面及び周縁部に導電性が付与されて、マット全面が
    1つの導電体としての機能を持つ除電マットにアースコ
    ードを接続するための装置であって、 前記除電マット周縁部を挟み込んで挟圧することにより
    除電マット周縁部に固定される導電板と、この導電板
    側方に接合された前記アースコード端部のプラグが嵌ま
    り込むプラグ挿入部を有する端子とを備えたことを特徴
    とする除電マット用アースコード接続装置。
  2. 【請求項2】 前記端子が導電板の両側方に接合されて
    いることを特徴とする請求項1記載の除電マット用アー
    スコード接続装置。
  3. 【請求項3】 前記端子及び導電板が硬質のプラスチッ
    クによって被覆されていることを特徴とする請求項1記
    載の除電マット用アースコード接続装置。
JP20197592A 1992-07-05 1992-07-05 除電マット用アースコード接続装置 Expired - Lifetime JP2622915B2 (ja)

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JPH07122392A JPH07122392A (ja) 1995-05-12
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