JP2622846B2 - バスレフ型スピーカシステム - Google Patents
バスレフ型スピーカシステムInfo
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- JP2622846B2 JP2622846B2 JP62316980A JP31698087A JP2622846B2 JP 2622846 B2 JP2622846 B2 JP 2622846B2 JP 62316980 A JP62316980 A JP 62316980A JP 31698087 A JP31698087 A JP 31698087A JP 2622846 B2 JP2622846 B2 JP 2622846B2
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- Japan
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- sound
- path
- duct
- bass reflex
- speaker system
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- 230000011514 reflex Effects 0.000 title claims description 17
- 230000001755 vocal effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/28—Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
- H04R1/2807—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements
- H04R1/2815—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements of the bass reflex type
- H04R1/2823—Vents, i.e. ports, e.g. shape thereof or tuning thereof with damping material
- H04R1/2826—Vents, i.e. ports, e.g. shape thereof or tuning thereof with damping material for loudspeaker transducers
Description
本発明は、バスレフ型スピーカシステムの改良に関
し、特に中域音の再生レベルを向上できるバスレフ型ス
ピーカシステムを提供するものである。
し、特に中域音の再生レベルを向上できるバスレフ型ス
ピーカシステムを提供するものである。
従来からバスレフ型スピーカシステムが広く知られて
いる。従来から知られたバスレフ型スピーカシステムに
おいては、第４図に示すように、バッフル板１にダクト
２を固定している。このダクト２は、キャビネット３の
内部と外部とを連通しており、振動板の背圧を反転して
外部に解放するようになっている。又、このようなダク
ト２は、単純な円筒体のものが用いられている。
いる。従来から知られたバスレフ型スピーカシステムに
おいては、第４図に示すように、バッフル板１にダクト
２を固定している。このダクト２は、キャビネット３の
内部と外部とを連通しており、振動板の背圧を反転して
外部に解放するようになっている。又、このようなダク
ト２は、単純な円筒体のものが用いられている。
ところで、上述のようなバスレフ型スピーカシステム
においては、ダクトの開口部から中域音が漏れてしま
い、第５図に示すように、中域音に極度にピークが発生
し、音全体の音質を濁らせてしまうと言う問題があっ
た。 本発明のバスレフ型スピーカシステムはこのような事
情に鑑がみて発明したもので、ダクトからの中域音の漏
れを効率良く防止して音質の向上を図れるバスレフ型ス
ピーカシステムを提供するものである。
においては、ダクトの開口部から中域音が漏れてしま
い、第５図に示すように、中域音に極度にピークが発生
し、音全体の音質を濁らせてしまうと言う問題があっ
た。 本発明のバスレフ型スピーカシステムはこのような事
情に鑑がみて発明したもので、ダクトからの中域音の漏
れを効率良く防止して音質の向上を図れるバスレフ型ス
ピーカシステムを提供するものである。
本発明のバスレフ型スピーカシステムは、振動板の背
面からの低温域を放音するダクトを備える。このダクト
は、中空直筒状の主音道と、上記主音道をバイパスする
少なくとも一つの副音道から構成される。このような副
音道の端部は上記主音道の外壁から分岐している。そし
て、上記副音道の行路長は、中域音の所定周波数におい
て上記主音道を通過した音と上記不音道を通過した音と
が、互いに逆相となるように設定している。
面からの低温域を放音するダクトを備える。このダクト
は、中空直筒状の主音道と、上記主音道をバイパスする
少なくとも一つの副音道から構成される。このような副
音道の端部は上記主音道の外壁から分岐している。そし
て、上記副音道の行路長は、中域音の所定周波数におい
て上記主音道を通過した音と上記不音道を通過した音と
が、互いに逆相となるように設定している。
本発明のバスレフ型スピーカシステムは、上述のよう
に構成されるため、ダクト開口部からの中域の漏れ出し
量を減少させ、特性の改善及び音質の向上を図ることが
できる。
に構成されるため、ダクト開口部からの中域の漏れ出し
量を減少させ、特性の改善及び音質の向上を図ることが
できる。
第１図は、本発明の第１実施例を示している。この第
１図において、符号10はバスレフ型スピーカシステムを
構成するダクトである。このダクト10は、両端が開口す
る、中空直円筒状のダクト本体11の中間部を主音道11A
とするとともに、この主音道11Aをバイパスする複数個
（図示の例の場合、４個表示している。）の副音道12、
13を形成している。これら各副音道12、13の両端開口
は、それぞれ主音道11Aをなすダクト本体11の外壁から
分岐している。従って上記副音道12、13の一端開口（第
１図の左端開口）からこれら副音道12、13に入った音
は、それぞれ他端開口（第１図の右端開口）から出て上
記ダクト本体11に合流する。 そして、音道入口ｎ〜音道出口ｍに対応する。 主音道11Aの行路長……Ｌ 副音道12、13の行路長……12l、13l を考えると、音の波長をλ、音の周波数をν、音速をＣ
＝νλ、任意の定数をｋとして、音道出口ｍにおいて、
λm/2＝ｌ−Ｌの周波数νｋにて主音道11Aを通った音
と、副音道12、13を通った音とが、互いに逆相となって
打消し合う。 さらに、周波数νｋの前後でも位相左差が生じて位相
干渉により、周波数νｋ前後の帯域の音圧レベルが減少
する。 本発明の場合、音道の長さを適度に設定することによ
って、第５図点線のピークを減少させ、同図実線の特性
を得る。 この際、主、副各音道11A、12、13による行路長の差
は中域音の周波数に対応していて、低域の周波数には無
関係である。このため、ダクト10によるバスレフ動作を
妨げることはない。 なお、λ１＝ｌ−λなる周波数νk1にて同相となり、
音圧レベルが増加することになるが、νk1＝２νｋと云
う高い帯域であり、一般にこのような高い帯域ではウー
ファのLPFにより元々音圧レベルが低いため、音質に影
響を与えることはない。 第２図及び第３図は、他の副音道の例を示している。
この例の場合、ダクト本体11の中間部（主音道11A）に
膨大部11Gを形成し、この膨大部11Gの径方向にスリット
状に開口する副音道12、13、14を設けている。このよう
に構成することによっても、上記第１例の場合と同様の
効果を得られる。 なお、副音道の個数は少なくとも１個設ければ効果が
ある。但し、ダクト開口部からの中域の漏れ出し量をよ
り確実に低減させるためには、求める音質等に応じて複
数個の副音道を設ける。
１図において、符号10はバスレフ型スピーカシステムを
構成するダクトである。このダクト10は、両端が開口す
る、中空直円筒状のダクト本体11の中間部を主音道11A
とするとともに、この主音道11Aをバイパスする複数個
（図示の例の場合、４個表示している。）の副音道12、
13を形成している。これら各副音道12、13の両端開口
は、それぞれ主音道11Aをなすダクト本体11の外壁から
分岐している。従って上記副音道12、13の一端開口（第
１図の左端開口）からこれら副音道12、13に入った音
は、それぞれ他端開口（第１図の右端開口）から出て上
記ダクト本体11に合流する。 そして、音道入口ｎ〜音道出口ｍに対応する。 主音道11Aの行路長……Ｌ 副音道12、13の行路長……12l、13l を考えると、音の波長をλ、音の周波数をν、音速をＣ
＝νλ、任意の定数をｋとして、音道出口ｍにおいて、
λm/2＝ｌ−Ｌの周波数νｋにて主音道11Aを通った音
と、副音道12、13を通った音とが、互いに逆相となって
打消し合う。 さらに、周波数νｋの前後でも位相左差が生じて位相
干渉により、周波数νｋ前後の帯域の音圧レベルが減少
する。 本発明の場合、音道の長さを適度に設定することによ
って、第５図点線のピークを減少させ、同図実線の特性
を得る。 この際、主、副各音道11A、12、13による行路長の差
は中域音の周波数に対応していて、低域の周波数には無
関係である。このため、ダクト10によるバスレフ動作を
妨げることはない。 なお、λ１＝ｌ−λなる周波数νk1にて同相となり、
音圧レベルが増加することになるが、νk1＝２νｋと云
う高い帯域であり、一般にこのような高い帯域ではウー
ファのLPFにより元々音圧レベルが低いため、音質に影
響を与えることはない。 第２図及び第３図は、他の副音道の例を示している。
この例の場合、ダクト本体11の中間部（主音道11A）に
膨大部11Gを形成し、この膨大部11Gの径方向にスリット
状に開口する副音道12、13、14を設けている。このよう
に構成することによっても、上記第１例の場合と同様の
効果を得られる。 なお、副音道の個数は少なくとも１個設ければ効果が
ある。但し、ダクト開口部からの中域の漏れ出し量をよ
り確実に低減させるためには、求める音質等に応じて複
数個の副音道を設ける。
本発明のバスレフ型スピーカシステムは、上述のよう
に構成され作用するため、低域のバスレフ動作を妨げる
ことなく、ダクト開口部からの中域の漏れ出し量を効率
良く減少させ、特性の改善，音質の向上を図ることがで
きる。
に構成され作用するため、低域のバスレフ動作を妨げる
ことなく、ダクト開口部からの中域の漏れ出し量を効率
良く減少させ、特性の改善，音質の向上を図ることがで
きる。
第１図は、本発明のバスレフ型スピーカシステムの第１
例の構造を説明するための縦断側面図、第２〜３図は、
同じく第２例の構造を示しており、第２図はダクトの斜
面図、第３図は縦断側面図、第４図は従来のダクトの縦
断面図、第５図はダクト直前の音質周波数特性線図であ
る。 10……ダクト、11……ダクト本体、11A……音道、11G…
…膨大部
例の構造を説明するための縦断側面図、第２〜３図は、
同じく第２例の構造を示しており、第２図はダクトの斜
面図、第３図は縦断側面図、第４図は従来のダクトの縦
断面図、第５図はダクト直前の音質周波数特性線図であ
る。 10……ダクト、11……ダクト本体、11A……音道、11G…
…膨大部
Claims (1)
- 【請求項１】振動板の背面からの低域温を放音するダク
トを備えるバスレフ型スピーカシステムにおいて、 上記ダクトは、中空直筒状の主音道と、上記主音道をバ
イパスする少なくとも一つの副音道からなり、 上記副音道の端部はそれぞれ上記主音道の外壁から分岐
しており、 上記副音道の行路長は、中域音の所定周波数において上
記主音道を通過した音と上記副音道を通過した音とが、
互いに逆相となるように設定したことを特徴とするバス
レフ型スピーカシステム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62316980A JP2622846B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | バスレフ型スピーカシステム |
| US07/280,903 US4933982A (en) | 1987-12-14 | 1988-12-07 | Bass reflex type speaker system duct having multiple sound paths |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62316980A JP2622846B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | バスレフ型スピーカシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01157699A JPH01157699A (ja) | 1989-06-20 |
| JP2622846B2 true JP2622846B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=18083078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62316980A Expired - Fee Related JP2622846B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | バスレフ型スピーカシステム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4933982A (ja) |
| JP (1) | JP2622846B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6362154A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-18 | Mitsubishi Metal Corp | 燃料電池のアノード電極製造用アトマイズドＮｉ合金粉末およびその製造法 |
| EP0334238B1 (en) * | 1988-03-25 | 1994-11-30 | Yamaha Corporation | Acoustic Apparatus |
| US5150417A (en) * | 1991-02-25 | 1992-09-22 | Socon Ab | Bass reflex type speaker system |
| US5693916A (en) * | 1994-06-30 | 1997-12-02 | Von Sprecken; Richard F. | Method for designing loud speaker enclosures |
| US7426280B2 (en) * | 2001-01-02 | 2008-09-16 | Bose Corporation | Electroacoustic waveguide transducing |
| EP1453347B1 (de) * | 2003-02-27 | 2012-12-26 | Thomson Licensing | Lautsprechersystem |
| US20110176701A1 (en) * | 2010-01-16 | 2011-07-21 | Collins William E | Autoaugmented Speaker Port |
| JP4681698B1 (ja) * | 2010-10-05 | 2011-05-11 | 亮 山岸 | イヤホン |
| JP4953490B1 (ja) * | 2011-09-12 | 2012-06-13 | 音茶楽株式会社 | ツィンドライバーイヤホン |
| JP5817762B2 (ja) * | 2013-03-07 | 2015-11-18 | ヤマハ株式会社 | 音響装置 |
| KR20150135427A (ko) | 2013-03-22 | 2015-12-02 | 캠포벨로 리미티드 | 음향 디바이스 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2880817A (en) * | 1953-10-28 | 1959-04-07 | Pickard & Burns Inc | Loudspeaker system |
| JPS5426929U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-22 |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP62316980A patent/JP2622846B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-12-07 US US07/280,903 patent/US4933982A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01157699A (ja) | 1989-06-20 |
| US4933982A (en) | 1990-06-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |