JP2622805B2 - 自動混合水栓の混合機能部のボディ - Google Patents

自動混合水栓の混合機能部のボディ

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JP2622805B2
JP2622805B2 JP2332193A JP2332193A JP2622805B2 JP 2622805 B2 JP2622805 B2 JP 2622805B2 JP 2332193 A JP2332193 A JP 2332193A JP 2332193 A JP2332193 A JP 2332193A JP 2622805 B2 JP2622805 B2 JP 2622805B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯入口から流入してく
る湯と水入口から流入してくる水とを、それらの流入量
を変更調節する混合弁を介して混合室に導き、混合室に
接続して設けた混合水の出口から取り出すようにすると
ともに、その混合弁を混合水の温度に応じて作動するサ
ーモスタットにより自動制御させる自動混合水栓のうち
で、混合弁およびサーモエレメント等の混合機能部を、
自動混合水栓の本体内に対し装脱自在に装入される軸筒
状のボディ内に組付けておいて、このボディを、カート
リッジ状に本体内に装入して組立てる形態の自動混合水
栓に関する。一層具体的にいえば、上述の形態の自動混
合水栓において、それの混合機能部を本体内に対し挿抜
自在のカートリッジ状に構成するための混合機能部のボ
ディについての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】上述の形態の自動混合水栓における混合
機能部aは、従前のものにあっては、図1乃至図3に示
している如く、軸筒状に成形してあるボディ1内に、そ
れの下端側の開放口から、混合弁2を装入し、次いで、
前記混合弁2を押し上げるバネ20のバネ受けを兼ねた
弁座部3を螺合して嵌着する。次に、軸筒状のボディ1
の上端側の開放口から、サーモエレメント4を、それの
感熱部40の下面に連結金具41を組付けた状態で挿入
していき、前記下面の連結金具41が前述の混合弁2の
軸芯部に設けた軸穴状の嵌合部21に嵌合して、混合弁
2を前述のバネ20の付勢に抗して押し下げる状態とな
ったところで、サーモエレメント4のガイド筒部42の
外周面に嵌着したシール金具43を、止め輪5により該
軸筒状のボディ1の内周面の上端部位に固定すること
で、図2にあるよう、ボディ1内に混合弁2とサーモエ
レメント4等を組込んだ混合機能部aを組立て、これに
よりボディ1の周壁の下端に寄る部位に設けておく湯入
口1aおよびその湯入口1aより幾分上昇した部位に設
けておく水入口1bからそれぞれ流入してくる湯および
水を、混合弁2の下縁の湯弁2aと上縁の水弁2bを介
して混合室1dに導き、ボディ1の周壁の上端側に設け
ておく混合水の出口1cから混合水として取り出すよう
にし、かつ、その混合室1d内に感熱部40が位置して
いるサーモエレメント4の作動で、混合弁2を上下に動
かし、その混合弁2の下縁に形成している湯弁2aと上
縁に形成している水弁2bを流過する湯および水のそれ
ぞれの流入量を自動制御せしめて、混合水の出口1cか
ら所定の温度の混合水を取出せるように構成している。
【0003】そして、この混合機能部aは、図4に示し
ている如く、自動混合水栓の本体A内に、カートリッジ
状に装入することで、自動混合水栓を組立てるようにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の形態の自動混合
水栓における混合機能部aは、それの点検・補修が、自
動混合水栓の本体Aから抜き出した状態で行なえ、ま
た、点検・補修を終えた後に、この混合機能部aを、カ
ートリッジ状に本体A内に挿し込むことで、本体A内に
組込めることになることから、メンテナンスがすこぶる
楽なものとなる。
【0005】しかし、この混合機能部aを組立てるため
に軸筒状に成形するボディ1が、それの内周面に凹凸の
多い形状のものとなり、しかも、入口側(開口端側)よ
りも奥の側(内部側)の内径が大きくなるアンダーカッ
トの部分を具備する形状のものとなることで、金属材に
より精密鍛造で製造する場合、またはプラスチック材に
より製造する場合に、後加工の工程が多くなって、製作
が面倒で高価なものとなる問題がある。
【0006】
【目的】本発明は、従前手段に生じているこの問題を解
消せしめるためになされたものであって、自動混合水栓
の本体内に組込む混合弁およびサーモエレメント等の混
合機能部を、本体内に対し挿抜自在の軸筒状のボディに
組込んでおいて、本体内に対しカートリッジ状に装脱す
るよう構成する形態の自動混合水栓において、それの混
合機能部のボディを、後加工の際のアンダーカットの工
程が殆んどないように形成するとともに、組立てが簡略
な工程で行なえるようにして、カートリッジ状に構成す
る混合機能部が低コストで、得られるようにする新たな
手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、軸筒状に
形成して内部にサーモエレメントと混合弁とを収蔵し、
下端側に弁座部を組付ける混合機能部のボディを、上部
の第1ボディと中間部の第2ボディと下部の第3ボディ
との三つのブロックに分割して各別に成形し、それら第
1ボディと第2ボディと第3ボディとには、それらが突
き合わされる部位に互いに噛合うように嵌合する嵌合突
起をそれぞれ形設するとともに、それら嵌合突起の外周
面には、それら嵌合突起が互いに噛合った状態において
周方向に揃う位置に係止溝をそれぞれ設け、その係止溝
にリング状の金具またはリング状の針金を嵌合して緊縛
することにより第1ボディと第2ボディおよび第2ボデ
ィと第3ボディとを一体的に接続・連結せしめたことを
特徴とする自動混合水栓の混合機能部のボディを提起す
るものである。
【0008】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0009】図5は、本発明を実施せる自動混合水栓の
混合機能部aの縦断正面図で、同図において、1は軸筒
状に形成したボディ、2は混合弁、3は弁座部、4はサ
ーモエレメント、5は止め輪を示す。また、図9は、ボ
ディ1の分解斜視図で、同図において、10は第1ボデ
ィ、11は第2ボディ、12は第3ボディを示す。
【0010】ボディ1は、図9にあるように、第1ボデ
ィ10と、第2ボデイ11と、第3ボディ12との三つ
に分割されて、それぞれが別体に成形され、それらを、
軸芯線を揃えて突き合わせ、その突き合わせる部位に
は、図9に示している如く、互いに噛合ってドッグクラ
ッチ状に嵌り合うよう軸方向に突出する嵌合突起w…w
…を、周方向に所定の間隔をおいて設けておくととも
に、これら嵌合突起w…が互いにドッグクラッチ状に噛
み合って係合した状態において、径方向に重合して嵌合
する重合部yを形成しておき、かつ、このドッグクラッ
チ状に噛合う嵌合突起w…の外周面に、リング状の金具
またはリング状の針金Rを嵌合せしめる係止溝z…を、
それら嵌合突起w…が互いに噛合ったときに、周方向に
環状に連続するよう配位して形設しておくことで、この
嵌合突起w…の互いの噛合いと重合部y…の嵌合とその
状態でのリング状の金具または針金Rによる緊縛とによ
り、前述の図5に示している如く、一体的に連続するボ
ディ1に組立てられている。
【0011】第1ボディ10は、図10乃至図18に示
す形状に形成され、それの外端側となる上端部には、図
6にあるようサーモエレメント4のガイド筒部42を嵌
合させる透孔100が開設してあり、下端側には、筒状
に成形されている胴部10aの下縁から前述の嵌合突起
w…が周方向に4等配した部位からそれぞれ軸方向に突
出するように設けてある。そして、これら嵌合突起w…
の各外周面には、周方向に揃う位置にそれぞれ係止溝z
…が設けてある。
【0012】第2ボディ11は、図19乃至図27に示
す形状に成形してある。即ち、筒状に形成された胴部1
1aの上端側には、前記第1ボディ10の下端側に設け
た嵌合突起w…の間隔内に嵌合していく巾の、周方向に
巾広に形成した嵌合突起w…が、周方向に4等配した位
置から軸方向に突出するように形設してある。そして、
この巾広の嵌合突起w…の外周面には、この嵌合突起w
…が前述の第1ボディ10に設けた嵌合突起w…の間隔
内に嵌合した状態時において、その第1ボディ10の嵌
合突起w…に設けてある係止溝z…と周方向に揃う位置
に係止溝z…がそれぞれ形設してある。
【0013】また、この第2ボディ11の上端側には、
前述の嵌合突起w…が第1ボディ10の嵌合突起w…と
噛合うように嵌合した状態のときに、第1ボディ10の
嵌合突起w…の突出端部と径方向に重合状態に嵌り合う
重合部y…が、第1ボディ10の嵌合突起w…を嵌入さ
せる嵌合溝の状態に形設してある。
【0014】また、この第2ボディ11の下端側には、
筒状の胴部11aの下縁から、上端側と同様に、周方向
に巾広に形成した嵌合突起w…が、周方向に4等配した
位置にそれぞれ形設してあり、それら嵌合突起w…の外
周面には、前記上端側の嵌合突起w…に設けた係止溝z
…と同様の係止溝z…が形設してある。そして、それら
嵌合突起w…の間隔内には、上端側に形設した重合部y
と同様の重合部yが嵌合溝状に形設してある。
【0015】第3ボディ12は、図28乃至図36に示
している如く、軸方向の巾を狭くしたリング状の胴部1
2aの上下の両縁の周方向に4等配した部位に、それぞ
れ上下方向に突出する4本の嵌合突起w…を設けた形状
に形成してある。これら嵌合突起w…は、胴部12aの
上縁側に形設した嵌合突起w…にあっては、前述の第2
ボディ11の下縁側に形設した4本の嵌合突起w…の間
隔内に嵌合する巾に形成してあり、かつ、それの先端側
が前記第2ボディ11の下縁側の嵌合突起w…の間隔内
に形設した嵌合溝状の重合部y…に径方向に重合状態に
嵌合していく板厚に形成してある。そして、これら嵌合
突起w…の外周面には、それらが、第2ボディ11の下
縁側の嵌合突起wと噛合った状態のときに、その第2ボ
ディ11の嵌合突起w…の外周面に設けた係合溝zと周
方向に揃う位置に係合溝z…が設けてある。
【0016】この第3ボディ12の胴部12aの下縁か
ら下方に突出させて設けた嵌合突起w…は、組立てたボ
ディ1の下端側の開放口に組付ける弁座部3を、分割成
形した第1〜第3のボディ10・11・12の接続手段
と同じ手段で、組付けるようにしているために形設した
ものであって、この弁座部3を、図1乃至図3に示して
いる従前手段の如く、螺合により組付けるようにする場
合にあっては、この第3ボディ12の胴部12aの下縁
側に、ネジ筒部を連続させて設け、この下縁側の嵌合突
起w…は省略される。
【0017】この第3ボディ12の胴部12aの下縁に
設ける嵌合突起w…は、弁座部3の上端側の周縁部に形
設しておく嵌合突起w…の間隔内に嵌入する巾に形設
し、かつ、弁座部3の上端側の周縁部に嵌合溝状に形成
しておく重合部y…に嵌合して径方向に重合する状態と
なる板厚に形成しておき、さらに、外周面にはリング状
の金具またはリング状の針金Rを嵌合させる係止溝z…
が、弁座部3の嵌合突起w…の外周面に設けておく係止
溝z…と周方向に揃うよう配位して形設されることは、
前述した第1ボディ10と第2ボディ11との間および
第2ボディ11と第3ボディ12との間に設ける連結手
段と同様である。
【0018】しかして、これら、第1ボディ10、第2
ボディ11、第3ボディ12は、第1ボディ10内に、
予めOリング60と止め輪5を装着しておき、その状態
で、サーモエレメント4の上端側を下方から挿し込ん
で、ガイド筒部42を透孔100内に嵌合することで、
サーモエレメント4のボディを第1ボディ10に止着す
る。
【0019】次に、この第1ボディ10の下端側に第2
ボディ11の上端側を突き合わせて、第1ボディ10の
嵌合突起w…と第2ボディ11の嵌合突起w…とを噛み
合わせるとともに、第1ボディ10の嵌合突起wの先端
部を第2ボディ11の重合部yに嵌め合わせ、この状態
で、噛み合わせた嵌合突起w…と嵌合突起w…の外周面
の係止溝z…に、別にバネ性のある金属材によりリング
状に形成しておく止め輪状の金具R、またはリング状の
針金Rを嵌め込み緊縛することで、第1ボディ10に第
2ボディ11を一体的に連結する。
【0020】次に、上述の状態の第2ボディ11の下縁
側の嵌合突起w…および重合部y…に、第3ボディ12
の上縁側の嵌合突起w…を噛み合わせるとともに重合嵌
合させ、部分溝として周方向に並列している係止溝z…
に前述の如く形成しておくリング状の金具Rまたはリン
グ状の針金Rを嵌合して緊縛することで、第3ボディ1
2を接続・連結する。そしてこの第3ボディ12の胴部
12aの内周面に予め形設しておく環状の溝120内
に、Oリング121を嵌装して、それの内周側に混合弁
2の外周面を嵌挿し、この混合弁2の軸芯部位に設けた
軸穴状の嵌合部21を、前述のサーモエレメント4の感
熱部40の下面側に連結した連結金具41と嵌合させ
る。
【0021】次に、前記混合弁2を押し上げるバネ20
の下端側をバネ受座に収容せしめた弁座部3を、第3ボ
ディ12の下端側に、前述の第2ボディ11と第3ボデ
ィ12とを接続・連結した行程と同様の行程で、接続・
連結し、これにより、図47に示している如く混合機能
部aに組立てる。
【0022】このとき、一体的に接続・連結するボディ
1には、第1ボディ10の嵌合突起w…と第2ボディ1
1の上縁側の嵌合突起w…との噛み合い部に、第1ボデ
ィ10の嵌合突起w…の周方向の間隔を利用して混合水
の出口1cが形成され、また、第2ボディ11の下縁側
の嵌合突起w…と第3ボディ12の上縁側の嵌合突起w
…との噛み合い部に、第3ボディ12の嵌合突起w…の
周方向の間隔を利用して水入口1bが形成され、また第
3ボディ12の下縁側の嵌合突起w…と弁座部3の嵌合
突起w…との噛み合い部に、第3ボディ12の下縁側の
嵌合突起w…の周方向の間隔を利用して湯入口1aが形
成される。
【0023】また、第1ボディ10の胴部10aの外周
面および第2ボディ11の胴部11aの外周面ならびに
第3ボディ12の胴部12aの外周面には、それぞれ、
Oリング嵌合用の環状溝60…が形設され、そこにOリ
ング61がそれぞれ嵌装され、この状態で、従前の混合
機能部aと同様に、自動混合水栓の本体A内にカートリ
ッジ状に装入される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明手段におい
ては、カートリッジ状に構成する混合機能部aのボディ
1を、第1ボディ10と第2ボディ11と第3ボディ1
2との三つのブロックに分割し、それらを各別に成形し
て、突き合わせ部を接続・連結することで、一体的に連
結するボディ1を組立てるようにするが、その分割した
ボディ1のうちの第1ボディ10と第2ボディ11は、
それらの内周面にアンダーカットの部分が一切無く、ま
た、第3ボディ12の内周面も、混合弁2の外周面に接
するOリング121を嵌合させるための環状溝120を
設けるだけで良いことになるので、これら第1ボディ1
0・第2ボディ11・第3ボディ12を、金属材により
精密鍛造で製造する場合、またはプラスチック材で成形
する場合の何れにあっても、後加工が著しく簡略化され
るようになる。
【0025】そして、これら第1ボディ10・第2ボデ
ィ11・第3ボディ12等は、ドッグクラッチ状に互い
に噛み合う嵌合突起w…が、噛み合いにより周方向に並
列した状態において、それらの外周面に形設しておく係
止溝z…に、リング状の金具Rまたはリング状の針金R
を嵌合して緊縛することにより連結するのであるから、
組立てが簡略な操作で行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の自動混合水栓の混合機能部の側面図であ
る。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】同上の上面図である。
【図4】同上の自動混合水栓の本体内に組込んだ状態の
縦断側面図である。
【図5】本発明による自動混合水栓の混合機能部の縦断
正面図である。
【図6】同上の上面図である。
【図7】同上のボディの縦断側面図である。
【図8】同上のボディの異なる切断面における縦断側面
図である。
【図9】同上のボディの分解斜視図である。
【図10】同上ボディの第1ボディの側面図である。
【図11】同上第1ボディの上面図である。
【図12】同上第1ボディの下面図である。
【図13】同上第1ボディを90度回転させた状態の縦
断面図である。
【図14】同上第1ボディの同上状態の上面図である。
【図15】同上第1ボディの同上状態の下面図である。
【図16】同上第1ボディの45度回転させた状態の縦
断面図である。
【図17】同上第1ボディの同上状態の上面図である。
【図18】同上第1ボディの同上状態の下面図である。
【図19】本発明によるボディの第2ボディの側面図で
ある。
【図20】同上第2ボディの上面図である。
【図21】同上第2ボディの下面図である。
【図22】同上第2ボディの90度回転させた状態の縦
断面図である。
【図23】同上第2ボディの同上状態の上面図である。
【図24】同上第2ボディの同上状態の下面図である。
【図25】同上第2ボディの45度回転させた状態の縦
断面図である。
【図26】同上第2ボディの同上状態の上面図である。
【図27】同上第2ボディの同上状態の下面図である。
【図28】本発明によるボディの第3ボディの側面図で
ある。
【図29】同上第3ボディの上面図である。
【図30】同上第3ボディの下面図である。
【図31】同上第3ボディの90度回転させた状態の縦
断面図である。
【図32】同上第3ボディの同上状態の上面図である。
【図33】同上第3ボディの同上状態の下面図である。
【図34】同上第3ボディの45度回転させた状態の縦
断面図である。
【図35】同上第3ボディの同上状態の上面図である。
【図36】同上第3ボディの同上状態の下面図である。
【図37】本発明による混合機能部の弁座部の側面図で
ある。
【図38】同上弁座部の上面図である。
【図39】同上弁座部の下面図である。
【図40】同上弁座部の90度回転させた状態の縦断面
図である。
【図41】同上弁座部の同上状態の上面図である。
【図42】同上弁座部の同上状態の下面図である。
【図43】同上弁座部の45度回転させた状態の縦断面
図である。
【図44】同上弁座部の同上状態の上面図である。
【図45】同上弁座部の同上状態の下面図である。
【図46】本発明による自動混合水栓の混合機能部の拡
大縦断面図である。
【符号の説明】
A…自動混合水栓の本体、a…混合機能部、w…嵌合突
起、y…重合部、z…係止溝、R…リング状の金具また
は針金、1…ボディ、1a…湯入口、1b…水入口、1
c…混合水の出口、1d…混合室、10…第1ボディ、
11…第2ボディ、12…第3ボディ、10a・11a
・12a…胴部、100…透孔、120…環状溝、12
1…Oリング、2…混合弁、2a…湯弁、2b…水弁、
20…バネ、21…嵌合部、3…弁座部、4…サーモエ
レメント、40…感熱部、41…連結金具、42…ガイ
ド筒部、5…止め輪、60…環状溝、61…Oリング。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸筒状に形成して内部にサーモエレメン
    ト4と混合弁2とを収蔵し、下端側に弁座部3を組付け
    る混合機能部aのボディ1を、上部の第1ボディ10と
    中間部の第2ボディ11と下部の第3ボディ12との三
    つのブロックに分割して各別に成形し、それら第1ボデ
    ィ10と第2ボディ11と第3ボディ12とには、それ
    らが突き合わされる部位に互いに噛合うように嵌合する
    嵌合突起w…をそれぞれ形設するとともに、それら嵌合
    突起w…の外周面には、それら嵌合突起w…が互いに噛
    合った状態において周方向に揃う位置に係止溝z…をそ
    れぞれ設け、その係止溝z…にリング状の金具またはリ
    ング状の針金Rを嵌合して緊縛することにより第1ボデ
    ィ10と第2ボディ11および第2ボディ11と第3ボ
    ディ12とを一体的に接続・連結せしめたことを特徴と
    する自動混合水栓の混合機能部のボディ。
  2. 【請求項2】 第1ボディ10と第2ボディ11と第3
    ボディ12とに分割するボディ1を、ボディ1に混合水
    出口1cが設けられる部位において第1ボディ10と第
    2ボディ11とに分割し、ボディ1に水入口1bが設け
    られる部位において第2ボディ11と第3ボディ12と
    に分割したことを特徴とする請求項1記載の自動混合水
    栓の混合機能部のボディ。
  3. 【請求項3】 第3ブロック12の下端側と弁座部3の
    上端側とに、互いに噛合う嵌合突起w…をそれぞれ設け
    るとともにそれら嵌合突起w…の外周面にはそれら嵌合
    突起w…が噛合った状態時に周方向に揃う位置に係止溝
    z…をそれぞれ設け、弁座部3を嵌合突起w…の噛合い
    と係止溝z…に嵌合するリング状の金具または針金Rに
    よる緊縛によりボディ1に組付けることを特徴とする請
    求項1記載の自動混合水栓の混合機能部のボディ。
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