JP2622593B2 - ロボット作動認識装置 - Google Patents

ロボット作動認識装置

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JP2622593B2 JP63268553A JP26855388A JP2622593B2 JP 2622593 B2 JP2622593 B2 JP 2622593B2 JP 63268553 A JP63268553 A JP 63268553A JP 26855388 A JP26855388 A JP 26855388A JP 2622593 B2 JP2622593 B2 JP 2622593B2
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和宏 稲垣
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旭テック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ロボットの作動の異常を認識するための
ロボット作動認識装置に関する。
〔従来の技術〕
ロボットは複数の動作を組み合わせることによって、
所要の作業を行うものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
このロボットにおいて、異常が発生した場合、従来に
あっては、管理者の感によって異常個所を探していたた
め、異常個所を発見するのに手間がかかり、この結果、
ロボットの管理が大変であるという不都合を有した。
この発明の課題はかかる不都合を解消することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を達成するために、この発明に係るロボット
作動認識装置においては、ロボットRの一動作に要する
作動時間を制御コンピュータCに比較値として予め入力
し、 実際の作業工程において、前記ロボットRの前記動作
に要する時間を実測し、この実測値を前記制御コンピュ
ータCに入力することにより、前記制御コンピュータC
によってこの実測値と前記比較値とを比較演算し、この
実測値が前記比較値の範囲外にあるときその範囲外の回
数または実測値の積算の電気信号を出力させるようにし
たものである。
なお、前記ロボット毎において、前記電気信号を出力
させた回数および前記実測値を積算したものを所定時間
ごと表示することもできる。
また、前記実測対を積算したものをランク分けし、こ
のランクに応じて相応の前記電気信号を出力させること
もできる。
〔作用〕
前記のように構成されたロボット作動認識装置にあっ
ては上記のように構成されているため、当該ロボットの
各々の動作の所要時間を制御コンピュータによって実測
すれば、制御コンピュータがこの実測値と比較値(予め
入力されている「各々の動作の所要時間」)とを比較演
算し、この実測値が前記比較値の範囲外にあるときその
範囲外の回数または実測値の積算の電気信号を出力させ
ることができる。
なお、前記ロボット毎において、前記電気信号を出力
させた回数および前記実測値を積算したものを所定時間
ごと表示すれば、ロボットから遠く離れた位置におい
て、当該ロボットの異常の回数および異常の程度を知る
ことができる。
また、前記実測値を積算したものをランク分けし、こ
のランクに応じて相応の前記電気信号を出力させれば、
異常を程度分けして知ることができるものである。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例として鋳造ラインにおける注
湯ロボットを採り上げ、図面に基づいて説明する。
図において、Tは鋳造搬送ラインであり、上型搬送用
ライン1,下型搬送用ライン2、一連の台車ライン3、一
次冷却ライン4、二次冷却ライン5および冷却品搬送ラ
イン6から構成されている。この鋳型搬送ラインTには
1〜322の番地が定められ、この番地の上を鋳型がシフ
トする。Cは制御コンピュータであり、鋳型搬送ライン
Tの諸作業を管理している。この制御コンピュータCに
は、例えば、(1).注湯ロボットRの注湯作業におけ
る各々の動作(例えば、湯を掬う動作、とりべを移動す
る動作、注湯する動作等)の所要時間、(2).鋳型に
おける鋳物砂と鋳物との重量比(以下「サンドメタル
比」という)とクーリングドラムにおける散水量との関
係等が比較値として入力されている。
次に、前記鋳型搬送ラインTを詳述する。
11は上型造型機、21は下型造型機であり、鋳型として
機能する上型111または下型211を製造する。この上型11
1および下型211を造型する段階で、当該鋳型に対応して
その鋳型の情報(「当該鋳型によって鋳造されるべき鋳
物製品の情報」、以下同じ)、例えば、注湯種、注湯
量、添加剤の量、なまし時間の必要性、鋳込み量と型砂
との割合等を制御コンピュータCに順次記録する。した
がって、現在造型している鋳型(上型および下型)の情
報が判れば、前記制御コンピュータCによって、鋳型搬
送ラインTの他のいかなる番地にいる鋳型Mの情報をも
知ることができる。上型造型機11によって製造された上
型111は上型搬送用ライン1によって、下型造型機21に
よって製造された下型211は下型搬送用ライン2によっ
て、台車ライン3の種錘のせの位置31まで搬送される。
なお、上型搬送用ライン1および下型搬送用ライン2は
両者ともローラーコンベアが適している。
次に、台車ライン3は一定間隔で連結された台車によ
って構成されている。前記上型111と下型211は重錘のせ
の位置31において,枠合わせをしながら鋳型Mとして台
車に載せられる。鋳型Mは台車の移動とともに矢印方向
に移動し、注湯位置32に至る。このとき、注湯位置32に
シフトした鋳型Mの情報は制御コンピュータCによって
確認できるため、当該鋳型Mの情報に従って自動的に、
注湯種、注湯量、添加剤の有無が判断された後注湯され
る。このとき、注湯作業における各々動作(一連の動作
における)の開始時刻および終了時刻を制御コンピュー
タCに入力し、減算をして各々の動作に要した時間を測
定する。この実測値を制御コンピューCの比較値(予め
入力されている各々の動作の所要時間)と比較演算し、
各々の動作の実測値が前記比較値の範囲に含まれている
か否かを検討する。前記注湯ロボットRに異常があった
とき、すなわち、注湯ロボットRにおけるある動作の実
測値が比較値の範囲外にあったときには、制御コンピュ
ータCが「いずれの動作の実測値が比較値に含まれない
か」を電気信号として出力する。このため、管理者は離
れた位置にいて、注湯ロボットRのいずれの動作に異常
が生じたかを容易に判断できる。なお、前記ロボット毎
において、前記電気信号を出力させた回数および前記実
測値を積算したものを所定時間ごと表示すれば、ロボッ
トから遠く離れた位置において、当該ロボットの異常の
回数および異常の程度を知ることができるし、また、前
記実測値を積算したものをランク分けし、このランクに
応じて相応の前記電気信号を出力させれば、異常を程度
分けして知ることができる。注湯後の鋳型Mは自然冷却
されながら台車ライン3に沿って矢印方向にシフトして
いく。そして、33の位置に達したとき、鋳型(「鋳物を
内蔵した砂型」、以下同じ)Mの枠7が外され、鋳型M
は一次冷却ライン4(ローラーコンベアから構成され
る)に押し出される。そして、空枠7は前記造型機11,2
1の方向へ適宜コンベア71によって搬送される。また、
空になった台車は台車ライン3を介して、重錘のせの位
置31方向へシフトしていく。
一次冷却ライン4に浸入した鋳型Mは、一次冷却ライ
ン4をシフトしながら、当該ライン4の終了部において
分岐点41に至る。このとき、分岐点41にシフトした鋳型
Mの情報は制御コンピュータCによって確認できるた
め、当該鋳型Mはその情報に従ってトラバーサ(この発
明の「ロボット」に相当する)によって自動的に、冷却
品搬送ライン6又は二次冷却ライン5の何れかのライン
6,5を選択することになる。すなわち、当該鋳型Mの情
報として「なましラインを使用する必要性」を有してい
るものは、二次冷却ライン5に押し出され、かかる情報
を有していないものは前記冷却品搬送ライン6に押し出
される。なお、二次冷却ライン5に鋳型Mが押し出され
た場合、入れ換えに二次冷却ライン5から一次冷却ライ
ン4に冷却後の鋳型Mが押し出され、その後、この鋳型
Mは冷却品搬送ライン6に押し出される。
冷却ライン5,6によって冷却された鋳型Mは、冷却品
搬送ライン6によってクーリングドラム8に運ばれる。
このとき、クーリングドラム8の直前に達した鋳型Mの
情報は制御コンピューCによって知ることができるため
自動的に、当該鋳型Mのサンドメタル比を制御コンビュ
ータCの比較値と比較演算し、この制御コンピュータC
によって給水弁81のアクチュエータAを制御する。する
と、クーリングドラム8における散水量は最適な状態に
調節される。そして、クーリングドラム8内において、
鋳型Mは型砂と鋳造物に分離されて排出される。なお、
冷却品搬送ライン6はローラーコンベア等によって構成
されている。
この実施例においては、一例としてロボットRの例と
して、注湯ロボットとトラバーサを挙げたが、これ以外
のすべてのロボットをも含むものである。
〔発明の効果〕
この発明に係るロボット作動認識装置は、ロボットの
一動作に要する作動時間を制御コンピュータに比較値と
して予め入力し、 実際の作業工程において、前記ロボットの前記動作に
要する時間を実測し、この実測値を前記制御コンピュー
タに入力することにより、前記制御コンピュータによっ
てこの実測値と前記比較値とを比較演算し、この実測値
が前記比較値の範囲外にあるときその範囲外の回数また
は実測値の積算の電気信号を出力させるようにしたた
め、 当該ロボットの各々の動作の所要時間を制御コンピュ
ータによって実測すれば、制御コンピュータがの実測値
と比較値(予め入力されている「各々の動作の所要時
間」)とを比較演算し、この実測値が前記比較値の範囲
外にあるときその範囲外の回数または実測値の積算を出
力させることができる。
よって、このロボット作動認識装置を使用すれば、所
定の作業を行うロボットに異常が生じたとき、その回数
又は実測値の積算によって異常の程度を知ることがで
き、消耗程度とか異常かどうかを認識することができ、
且つ、異常の位置と消耗程度とか異常かどうかを認識で
き、更に、実測値の積算される程度のランク分けの出力
によって、消耗部品等の交換時期が認識できるから保全
時期を予測できるものである。この結果、一連の動作に
おけるいずれの動作に異常が発生したかどうかをライン
を停止することなく迅速に認識でるため、ロボットの異
常に対して迅速な対応ができるとともに異常の予防を図
ることもできる。よって、ロボットの管理が容易にな
り、ひいては、稼働率を向上させることができる。
なお、前記ロボット毎において、前記電気信号を出力
させた回数および前記実測値を積算したものを所定時間
ごと表示すれば、ロボットから遠く離れた位置におい
て、当該ロボットの異常の回数および異常の程度を知る
ことができる。
また、前記実測値を積算したものをランク分けし、こ
のランクに応じて相応の前記電気信号を出力させれば、
異常を程度分けして知ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係るロボット作動認識装置の実施例を
示すものでであり、 第1図は平面視の概略図である。 C……制御コンピュータ R……注湯ロボット(ロボット)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットRの一動作に要する作動時間を制
    御コンピュータCに比較値として予め入力し、 実際の作業工程において、前記ロボットRの前記動作に
    要する時間を実測し、この実測値を前記制御コンピュー
    タCに入力することにより、前記制御コンピュータCに
    よってこの実測値と前記比較値とを比較演算し、この実
    測値が前記比較値の範囲外にあるときその範囲外の回数
    または実測値の積算の電気信号を出力させることを特徴
    とするロボット作動認識装置。
  2. 【請求項2】前記ロボットR毎において、前記電気信号
    を出力させた回数および前記実測値を積算したものを所
    定時間ごと表示可能としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のロボット作動認識装置。
  3. 【請求項3】前記実測値を積算したものをランク分け
    し、このランクに応じて相応の前記電気信号を出力させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載のロボット作動認識装置。
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