JP2622547B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2622547B2 JP62153633A JP15363387A JP2622547B2 JP 2622547 B2 JP2622547 B2 JP 2622547B2 JP 62153633 A JP62153633 A JP 62153633A JP 15363387 A JP15363387 A JP 15363387A JP 2622547 B2 JP2622547 B2 JP 2622547B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両の燃料タンクにガソリン等を給油するた
めの給油装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、燃料給油用の給油装置は、一端がタンクに連
なる配管の途中に設けられ、ポンプモータによって駆動
されるポンプ及び給油量を計測する流量計と、前記配管
の他端にホースを介して設けられた給油ノズルとから構
成され、通常給油時には給油ノズルを燃料タンクに挿入
した後開弁し、所望の給油量に達したとき該給油ノズル
を閉弁することによって給油を終了する。一方、プリセ
ット給油時には予め所望の給油量をプリセットしてお
き、次に給油ノズルを燃料タンクに挿入して開弁し、プ
リセット量に達したときポンプモータが停止し、又は電
磁弁が閉弁することによって給油が終了する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、通常給油時は給油ノズルによって閉弁動作
されるものであるから、給油終了時においてはホース内
の圧力はポンプに付設されたリリーフ弁の設定圧力、例
えば2.6kg/cm2に保持され、当該ホースは第5図(イ)
に示す如く、液圧で膨張した状態にある。
一方、前述したようにプリセット給油時にあっては、
給油終了動作は給油ノズルの閉弁によって行なわれるの
ではなく、ポンプモータの停止動作、又は電磁弁の閉弁
動作によって行なわれる。従って、プリセット給油終了
時点では給油ノズルは開弁したままであるから、ポンプ
モータ又は電磁弁よりも下流側の油液は、第6図中の流
量特性でΔQとして示す行過量となり、そのまま流出し
てしまう。この結果、ホース内圧力は給油ノズルに付設
されたダレ落ち防止用の自動弁の圧力、例えば0.3kg/cm
2となり、当該ホースは第5図(ロ)中の実線aに示す
如くほぼ自由状態となってしまう。
そこで、プリセット給油終了後と通常給油終了後で
は、前述のようにホースの状態が異なるため、プリセッ
ト給油時には次回の給油開始時までに通常給油終了時と
同じ状態、即ち、第5図(イ)中の点線bで示す状態と
しておく必要がある。仮りに、点線bの状態にしておか
ないときには、ホースを膨張させるに必要な量、即ちプ
リセット給油時の行過量ΔQに該当する量が誤計測の原
因となるからである。
そのために、従来技術として、プリセット給油終了時
には、給油作業とは関係なくポンプを駆動し、ホースを
第5図(ロ)の点線bで示す状態とし、その時の計測量
をプリセット給油時の行過補正量として記憶するように
構成したものが知られている(特開昭61−190494)。
しかし、ホース内を第5図(ロ)中の実線aの状態か
ら点線bの状態とするのに要するポンプ駆動時間は、ホ
ースの長さ、剛性等によって異なる。即ち、第7図に示
すように、ホース内圧力をポンプのリリーフ設定圧力Pr
にするには、ホース長が3mのものにあっては、実線で示
すようにT1秒間ポンプを駆動すればよいのに対し、ホー
ス長さが5mのものにあっては、一点鎖線で示すようにT2
秒間ポンプを駆動する必要がある。
然るに、上記従来技術によるものは、ホースの長さ、
剛性等に関係なく、時間T1秒よりもはるかに長い時間に
わたって、ポンプを無駄にリリーフ運転しているのが実
情であり、無駄な電力を使用し、さらにポンプ、ポンプ
モータの寿命を縮めてしまうという問題点がある。
また、ホースを修理、交換するような場合、特に長さ
の短いホースから長さの長いホースに交換するような場
合には、ポンプ駆動時間を変更する必要が生じるため、
給油装置のポンプ制御回路等も、適正なポンプ駆動時間
をもったものと交換しなければならないという問題も生
じる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みなされ
たもので、プリセット給油の終了後であってもホース内
の圧力を所定のリリーフ圧力に保持することができ、か
つ無駄な電力消費をなくし、ポンプ、ポンプモータを高
寿命化し得るようにした給油装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明による給油装置
は、一端がタンクに連なる配管の途中に設けられ、前記
タンク内の油液を該配管の他端側に送液するためポンプ
モータによって駆動されるポンプ及び給油量を計測する
流量計と、前記配管の他端にホースを介して設けられた
給油ノズルと、該給油ノズルによる給油作業が終了した
か否かを検出する給油作業終了検出手段とを備えてい
る。
そして、本発明が採用する手段の特徴は、前記ホース
内の圧力を検出する圧力センサと、該圧力センサの検出
圧力が前記ポンプのリリーフ圧に達したか否かを比較す
る比較手段と、前記給油作業終了検出手段により給油作
業の終了が検出されたときに前記ポンプによる送液を再
開始し、前記比較手段により前記圧力センサで検出され
る検出圧力が前記リリーフ圧に達したときに前記ポンプ
からの送液を停止させるホース充填制御手段とからな
る。
〔作用〕
上記のように構成したことにより、給油作業終了検出
手段によって給油作業が終了したことが検出されると、
ホース充填制御手段は、ポンプモータを駆動してポンプ
からの送液を再開する。また、圧力センサによってホー
ス内の圧力を検出しており、前記ホース充填制御手段
は、比較手段により検出圧力がポンプのリリーフ圧に達
したと判断したときポンプからホースへの送液を停止す
るもので、ホース内の圧力に応じて充填時間を変化させ
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図を参照し
つつ詳細に説明する。
第1図は本実施例に適用する懸垂式給油装置の全体構
成図で、給油所敷地1には事務室を備えた建屋2が設け
られ、該建屋2の上方には天井、梁、キャノピ等からな
る高所3が形成されている。前記建屋2に沿って配管4
が設けられ、該配管4の一端は敷地1の地下に設置され
たタンク5内に開口し、他端は口述するホース昇降機に
接続されている。そして、配管4の途中にはポンプ駆動
用モータ6によって駆動するポンプ7、給油量を計量す
る流量計8が設けられ、前記流量計8には被測流量に比
例した流量信号を発信する流量パルス発信器9が付設さ
れている。
また、高所3にはホース昇降機10が設置され、該ホー
ス昇降機10は回転可能に設けられたホースリール11と、
該ホースリール11を正逆回転するホース昇降用モータ12
とから構成される。前記ホースリール11には前記配管4
の他端が接続されると共に、ホース13の基端が巻回して
設けられ、該ホース13の先端には給油ノズル14が取付け
られている。一方、ホース昇降機10内にはノズル位置検
出用スイッチ15が設けられ、該スイッチ15内にはモータ
12またはホースリール11の回転に応じて給油ノズル14が
最上方の格納位置A、図示の如く地上から約1.8mの待機
位置B、車両に給油すべき給油位置Cとなったことを検
出するスイッチ15A,15B,15Cが内蔵されている。
前記給油ノズル14に、またはホース13の途中で給油ノ
ズル14の近傍位置には手元スイッチボックス16が設けら
れ、該スイッチボックス16には給油ノズル14を待機位置
Bから給油位置Cまで下降させ、逆に給油位置Cから待
機位置Bまで上昇させる手元昇降スイッチ17、プリセッ
ト給油時に所望のプリセット給油量を設定するプリセッ
トスイッチ18、及びホース13内圧力を検出する圧力セン
サ19が設けられている。そして、これら昇降スイッチ1
7、プリセットスイッチ18、圧力センサ19はホース13に
巻回された信号線20を介して後述の制御盤と接続されて
いる。
また、21は例えば建屋2の高所等顧客の見易い位置に
設けられた表示器で、該表示器21は給油量表示器21Aと
プリセット表示器21Bとからなっている。
さらに、22は建屋2の事務室内等に設けられた制御盤
で、該制御盤22には第2図に示す制御回路が内蔵されて
いると共に、メイン昇降スイッチ23が付設され、該メイ
ン昇降スイッチ23は給油ノズル14を格納位置Aと待機位
置Bとの間で昇降させるようになっている。
次に、第2図は制御回路31の回路構成を示すブロック
図で、制御回路31はホース昇降制御回路32、プリセット
給油制御回路33、給油量計測制御回路34、ポンプモータ
駆動制御回路35(ホース充填制御手段)、圧力比較回路
36(比較手段)、タイマ37補正回路38等から構成され、
図示のように接続されている。
ここで、ホース昇降制御回路32は位置検出用スイッチ
15、各ホース昇降スイッチ17,23からの信号に基づい
て、ホース昇降用モータ12を正逆回転し、給油ノズル14
を格納位置A、待機位置B、給油位置Cとの間で往復動
させるものである。プリセット給油制御回路33は、プリ
セット給油時にプリセットスイッチ18によって所望のプ
リセット給油量Q0が設定されることにより、給油量計測
制御回路34から入力される計測量Qと補正回路38に記憶
された前回プリセット給油時の行過量ΔQとが、 Q0=Q+ΔQ …(1) となったとき、プリセット給油終了信号をポンプモータ
駆動制御回路35に出力するものである。給油量計測制御
回路35は、流量パルス発信器9からの流量パルスを計測
し、プリセット給油制御回路33、給油量表示器21Aに係
数信号を出力する。
ポンプモータ駆動回路35は、通常給油時には位置検出
用スイッチ15、ホース昇降スイッチ17からの信号に基づ
いてポンプ駆動用モータ6を起動、停止し、プリセット
給油時にはプリセット給油制御回路33からプリセット給
油終了信号が入力されることによってポンプ駆動用モー
タ6を停止し、さらにプリセット給油終了後には圧力比
較回路36から圧力比較信号が出力されるまでの所定時間
tだけポンプ駆動用モータ6を駆動する。
圧力比較回路36は圧力センサ19から入力される検出信
号がポンプ7に付設されたリリーフ弁(図示せず)のリ
リーフ設定圧力に達したとき、圧力比較信号をタイマ3
7、ポンプモータ駆動制御回路35に出力する。タイマ37
はプリセット給油終了後にポンプモータ駆動回路35から
モータ駆動信号がそのスタート・リセット端子に出力さ
れたときタイマの計測を開始し、圧力比較回路36から圧
力比較信号がそのストップ端子に入力されたときタイマ
の計測を停止し、その間のタイマ計測時間信号tを補正
回路38に出力する。
さらに、補正回路38は、第3図に示すように、タイマ
計測時間t1,t2,…tnとその時間の行過量ΔQ1,ΔQ2,…Δ
Qnとからなる補正テーブル39を格納し、タイマ37から入
力されたタイマ計測時間信号tに対応した行過量ΔQを
記憶し、次回のプリセット給油時には、プリセット給油
量Q0に対して、Q0−ΔQの時点でプリセット給油終了信
号を出力する。
本実施例はこのように構成されるが、次にその作動に
ついて述べる。
まず、通常給油時について述べる。給油ノズル14が待
機位置Bにある状態で、ホース昇降スイッチ23を下降操
作すると、位置検出用スイッチ15からの信号によってホ
ース昇降制御回路32が作動し、ホース昇降用モータ12を
下降回転し、ホースリール11を介してホース13を下降さ
せ、給油ノズル14を給油位置Cとする。これと共に、ポ
ンプモータ駆動制御回路35によって、ポンプ駆動用モー
タ6が起動する。そして、給油ノズル14を燃料タンクに
挿入し、開弁すると、タンク5内の油液は配管4、ポン
プ7、流量計8、ホース13を介して吐出される。この時
の流量は流量計8で計測され、流量パルス発信器9から
の流量パルスは給油量計測制御回路34で計数され、給油
量表示器21Aで表示される。所望の給油量に達したら、
給油ノズルを閉弁し、手元昇降スイッチ17を上昇操作す
れば、給油ノズル14は給油位置Cから待機位置Bに上昇
する。この際、ポンプモータ駆動制御回路35の制御の下
にポンプ駆動用モータ6が停止するが、この間ホース13
内はポンプ7のリリーフ設定圧力まで高まり、第5図
(イ)の状態に膨張する。なお、上記通常給油動作は従
来技術のものと格別変わるところがない。
次に、プリセット給油について述べる。前述と同様に
して給油ノズル14が給油位置Cまで下降したら、プリセ
ットスイッチ18によって顧客による所望の給油量Q0をプ
リセットする。そして、給油ノズル14を燃料タンクに挿
入したら、該給油ノズル14のレバーを開弁状態に掛止
し、給油を開始する。この時、流量パルス発信器9から
の流量パルスは給油量制御回路34によって計数され、給
油量表示器21Aで表示されるが、同時にその計数信号は
プリセット給油制御回路33に入力される。
ここで、補正回路38には前回プリセット給油時の行過
量ΔQが記憶されており、プリセット給油制御回路34は
給油量Qが、Q=Q0−ΔQに達した時点で、プリセット
給油終了信号をポンプモータ駆動制御回路35に出力す
る。この結果、該制御回路35はポンプ駆動用モータ6に
駆動停止信号を出力し、該モータ6が停止してプリセッ
ト給油が終了する。この際、給油ノズル14は開弁したま
まであるから、ホース13内の油液は行過量として流出す
ることになり、確実に定量に達すると共に、該ホース13
は第5図(ロ)中の実線aに示す如き自由状態となる。
そして、プリセット給油が終了したと判断したら、給
油ノズル14のレバー掛止を解除してこれを閉弁し、通常
給油と同様に手元昇降スイッチ17を上昇操作すれば、給
油ノズル14は給油位置Cから待機位置Bに上昇する。
而して、プリセット給油終了後には、ホース13内を第
5図(ロ)中の点線bの状態に膨張させ、次回の給油動
作に備える必要がある。これについて、第4図を参照し
つつ述べる。
そこで、手元昇降スイッチ17を上昇操作し、給油ノズ
ル14の上昇信号がポンプモータ駆動制御回路35に出力さ
れると、該駆動制御回路35は上昇信号の立下りでタイマ
37にスタート・リセット信号を出力し、該タイマ37によ
る前回タイマ計測時間のリセットすると共に、当該スタ
ート・リセット信号の立下りでポンプ駆動用モータ6に
駆動信号を出力し、該モータ6を起動せしめる。一方、
前記タイマ37はスタート・リセット信号の立下りで、タ
イマ計測時間tの計測を開始する。
この結果、ポンプ駆動用モータ6によってポンプ7が
回転し、油液を吐出する。この際、給油ノズル14は閉弁
しているから、吐出された油液はホース13に充填され、
該ホース13を膨張していくことになる。
一方、手元スイッチボックス16には圧力センサ19が付
設されているから、第4図に示す如く該圧力センサ19に
よる検出信号は徐々に高まる。そして、この検出信号は
圧力比較回路36に入力され、該圧力比較回路36は予め設
定されているポンプ7による所定のリリーフ設定圧力に
達したら、圧力比較信号をポンプモータ駆動制御回路3
5、タイマ37にそれぞれ出力する。
そして、前記ポンプモータ駆動制御回路35にあって
は、圧力比較信号の入力によってポンプ駆動用モータ6
に停止信号を出力し、時間tの間のポンプ駆動を停止せ
しめる。また、タイマ37は圧力比較信号の入力によって
タイマ計測時間の計測を停止し、スタート時点からのタ
イマ計測時間信号tを補正回路38に出力する。かくして
補正回路38にあっては、タイマ計測時間信号tの入力に
よって、補正テーブル39から、その時間tに該当する行
過量ΔQを読出して記憶し、次回のプリセット給油に備
える。
このように、本実施例にあっては、プリセット給油後
にオース13内を通常給油時と同様の膨張状態に保持しう
るばかりでなく、圧力比較回路36から圧力比較信号が入
力され、リリーフ圧に達するまでの間のみ、ポンプ駆動
用モータ6を駆動させればよく、該モータ6やポンプ7
等の無駄な回転駆動をなくすことができる。また、タイ
マ37と補正回路38を設けることによって、プリセット給
油時の今回行過量を予め記憶しておくことができるか
ら、次回プリセット給油時にも確実に定量給油すること
ができる。
なお、実施例では本発明の給油装置として懸垂式給油
装置を例示したが、固定式給油装置でもよく、この場合
にはプリセット給油後のポンプ再起動動作は、給油ノズ
ルをノズル掛けに掛けたときノズルスイッチから出力さ
れる信号によって行なえばよい。
また、本実施例ではタイマ37と補正回路38を設けるこ
とにより、次回プリセット給油時の補正動作も併せて行
なうものとして述べたが、これらは必要に応じて設けれ
ばよい。
さらに、ポンプモータ駆動制御回路35と圧力比較回路
36はそれぞれ本発明によるホース充填制御手段と比較手
段の具体例であるが、本発明はこれに限らないものであ
る。
〔発明の効果〕
本発明に係る給油装置は以上詳細に述べた如くであっ
て、ホース内の圧力を検出する圧力センサと、該圧力セ
ンサの検出圧力がポンプのリリーフ圧に達したか否かを
比較する比較手段と、給油作業終了検出手段により給油
作業の終了が検出されたときに前記ポンプによる送液を
再開始し、前記比較手段により前記圧力センサで検出さ
れる検出圧力が前記リリーフ圧に達したときに前記ポン
プからの送液を停止させるホース充填制御手段とから、
プリセット給油終了後にもホース内圧力を通常給油時と
同様の膨張状態に保持しうるばかりでなく、モータはホ
ース内がポンプのリリーフ圧に達するまでの間のみ駆動
すればよく、ホース内の圧力がどのような状態にあるか
によってポンプ駆動時間が異なることにより、ホースの
長さ、剛性等に応じても駆動時間を異ならせることがで
き、ポンプモータやポンプの無駄な回転駆動をなくし、
寿命を延すことができると共に、電力の節減を図ること
ができ、さらにホースの修理、交換時にもポンプ制御回
路等を交換する煩わしさをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に適用される懸垂式給油装置の全体構
成図、第2図は制御回路の回路構成を示すブロック図、
第3図は補正回路内に格納された補正テーブルを示す説
明図、第4図はプリセット給油時の各部の信号状態を示
す動作説明図、第5図ないし第7図は従来技術に係り、
第5図は給油終了後のホース内圧力の関係を示し、第5
図(イ)は通常給油終了後のホース状態を示す説明図、
第5図(ロ)はプリセット給油終了後のホース状態を示
す説明図、第6図は給油動作時の流量特性を示す線図、
第7図はポンプ駆動時間とホース内圧力の関係を示す線
図である。 2……建屋、3……高所、4……配管、6……ポンプ駆
動用モータ、7……ポンプ、8……流量計、10……ホー
ス昇降機、13……ホース、14……給油ノズル、17……昇
降スイッチ、18……プリセットスイッチ、19……圧力セ
ンサ、21……表示器、31……制御回路、32……ホース昇
降制御回路、33……プリセット給油制御回路、34……給
油量計測制御回路、35……ポンプモータ駆動制御回路、
36……圧力比較回路、37……タイマ、38……補正回路、
39……補正テーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端がタンクに連なる配管の途中に設けら
    れ、前記タンク内の油液を該配管の他端側に送液するた
    めポンプモータによって駆動されるポンプ及び給油量を
    計測する流量計と、前記配管の他端にホースを介して設
    けられた給油ノズルと、該給油ノズルによる給油作業が
    終了したか否かを検出する給油作業終了検出手段とから
    なる給油装置において、 前記ホース内の圧力を検出する圧力センサと、 該圧力センサの検出圧力が前記ポンプのリリーフ圧に達
    したか否かを比較する比較手段と、 前記給油作業終了検出手段により給油作業の終了が検出
    されたときに前記ポンプによる送液を再開始し、前記比
    較手段により前記圧力センサで検出される検出圧力が前
    記リリーフ圧に達したときに前記ポンプからの送液を停
    止させるホース充填制御手段とから構成したことを特徴
    とする給油装置。
JP62153633A 1987-06-20 1987-06-20 給油装置 Expired - Lifetime JP2622547B2 (ja)

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