JP2621754B2 - スープジャー - Google Patents

スープジャー

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JP2621754B2
JP2621754B2 JP5000101A JP10193A JP2621754B2 JP 2621754 B2 JP2621754 B2 JP 2621754B2 JP 5000101 A JP5000101 A JP 5000101A JP 10193 A JP10193 A JP 10193A JP 2621754 B2 JP2621754 B2 JP 2621754B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、スープ、カレー、シ
チュー等の液状食品を保温するスープジャーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】スープ、カレー、シチュー等の液状食品
を保温するスープジャーは、ジャー本体内に液状食品を
収容して保温しておき、必要に応じて所定量づつくみ出
すものが従来から良く知られているが、液状食品の保温
経過時間、残量、保温温度状態等を表示する機能を保有
したものはないのが現状である。なお、炊飯ジャー等に
おいては、各種表示機能を保有したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スープジャ
ーにおいては、保温温度とともに保温経過時間がスープ
等の内容物の味を左右する大きな要素となっており、特
に業務用の場合著しいとされている。ところが、現行の
スープジャーの場合、保温経過時間、保温温度状態が使
用者にわからないため、その管理が難しいという不具合
がある。
【0004】また、スープジャーにおいては、スープ等
の内容物の残量を知るには、蓋をあけてみなければなら
ないため、スープ等の残量が少なくなっているのに気が
付かず、蓋をあけてみて慌てなければならないという不
具合もある。このことは業務用において特に問題とな
る。
【0005】さらに、スープジャーは、スープ等の内容
物を一定の温度に保つように温度制御されているが、内
容物が少なくなったりした時につぎ足したり、新たに内
容物を入れた時などに予め設定された温度にならない場
合が生ずる。ところが、従来のスープジャーでは、内容
物の温度状態をきめこまかに知る手段がないため、適温
でないものを提供してしまうおそれがある。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、スープ等の内容物の保温経過時間、残量、保温温
度状態を外部から確認し得るようにすることを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、内容物を保温状態
で収容し得るように構成されたスープジャーにおいて、
保温開始からの経過時間を常時表示する保温時間表示手
段と、前記内容物の残量を表示する残量表示手段とを付
設するようにしている。
【0008】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項1記載のスープジャーに
おいて、保温開始後において内容物の継ぎ足しあるいは
入れ換え等を行った場合に前記保温経過時間の表示をリ
セットして新たな保温経過時間表示を開始するリセット
スイッチを付設するようにしている。
【0009】請求項3の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項1あるいは2記載のスー
プジャーにおいて、保温開始からの経過時間が保温限界
に達したことを警告する長時間保温警告手段を付設する
ようにしている。
【0010】請求項4の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項1、2あるいは3記載の
スープジャーにおいて、前記内容物が設定温度と異なる
異常温度になっていることを表示する異常温度表示手段
を付設するようにしている。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、上記手段によって次のよ
うな作用が得られる。
【0012】即ち、保温開始からの経過時間を使用者が
容易に監視確認することができるため、経過時間に応じ
て内容物を管理することができるとともに、内容物の残
量を使用者が容易に確認することができるため、内容物
が少なくなった場合の対応が迅速に行える。
【0013】請求項2の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0014】即ち、内容物の継ぎ足しあるいは入れ換え
を行った場合には、その時点からの保温経過時間の監視
確認ができる。
【0015】請求項3の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0016】即ち、保温限界に達したことを使用者が容
易に認識することができるため、内容物の破棄等の時期
を逸することがなくなる。
【0017】請求項4の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0018】即ち、内容物の温度が設定温度と異なる異
常温度となっていることを使用者が容易に確認すること
ができるため、適温でないものを提供するミスが確実に
防止できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内容物を保温
状態で収容し得るように構成されたスープジャーにおい
て、保温開始からの経過時間を常時表示する保温時間表
示手段と、内容物の残量を表示する残量表示手段とを付
設して、保温開始からの経過時間を使用者が容易に監視
確認することができるとともに、内容物の残量を使用者
が容易に確認することができるようにしたので、保温経
過時間に応じて内容物を管理できるとともに、内容物が
少なくなった場合の対応が迅速に行えることとなり、味
の劣化したものを提供するミスを確実に防止することが
でき、しかも食品の提供切れ等を確実に防止できるとい
う優れた効果がある。
【0020】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
スープジャーにおいて、保温開始後において内容物の継
ぎ足しあるいは入れ換え等を行った場合に前記保温経過
時間をリセットして新たな保温経過時間表示を開始する
リセットスイッチを付設して、内容物の継ぎ足しあるい
は入れ換えを行った場合には、その時点からの保温経過
時間の監視確認ができるようにしたので、内容物の量あ
るいは質の変化に対応した保温経過時間の管理を行うこ
とができることとなり、味の劣化したものを提供するミ
スを確実に防止することができるという優れた効果があ
る。
【0021】請求項3の発明によれば、請求項1あるい
は2記載のスープジャーにおいて、保温開始からの経過
時間が保温限界に達したことを警告する長時間保温警告
手段を付設して、保温限界に達したことを使用者が容易
に認識することができるようにしたので、内容物の破棄
等の時期を逸することがなくなり、味の劣化したものを
提供するミスを確実に防止することができるという優れ
た効果がある。
【0022】請求項4の発明によれば、請求項1、2あ
るいは3記載のスープジャーにおいて、内容物が設定温
度と異なる異常温度になっていることを表示する異常温
度表示手段を付設して、内容物の温度が設定温度と異な
る異常温度となっていることを使用者が容易に確認する
ことができるようにしたので、適温でないものを提供す
るミスが確実に防止できることとなり、食品温度管理が
容易且つ確実に行えるという優れた効果がある。
【0023】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
【0024】実施例1 図1ないし図8には、本願発明の実施例1にかかるスー
プジャーが示されている。本実施例は、請求項1〜4の
発明に対応するものである。
【0025】本実施例のスープジャーは、図2に示すよ
うに、スープ、カレー、シチュー等の内容物を収容し得
るように構成されたジャー本体1と、該ジャー本体1に
対して開閉自在とされた蓋体2とによって構成されてい
る。
【0026】前記ジャー本体1は、円筒状の外ケース3
と、該外ケース3の上端側に配設された略環状の肩部材
4と、前記外ケース3の下端側に配設された略皿状の底
部材5と、前記肩部材4の内周側に係止された内ケース
6とからなる有底円筒状の外容器7と、該外容器7(具
体的には、前記内ケース6)に着脱自在に収納される内
鍋8とによって構成されている。実際には、内鍋8内に
スープ、カレー、シチュー等の内容物が収容されること
となっている。
【0027】前記内ケース6の外周壁6aの上下方向中
間部には、前記内鍋8に収容された内容物を保温状態に
加熱するための保温ヒータ9が配設されている。また、
この内ケース6の底壁6bの中心部には、前記内鍋8に
収容された内容物の温度を検知する温度センサー10が
感温部10aを内鍋8底面に当接した状態で配設されて
いる。
【0028】前記ジャー本体1の底面(具体的には、底
部材5の底面)には、3個の支持脚11,11,11が取
り付けられており、該支持脚11,11,11のうちの1
個には、図2に示すように、スープジャーの重量(即
ち、ジャー本体1、蓋体2および内容物を含む)を検知
する重量センサー12が配設されている。
【0029】また、前記ジャー本体1の外周壁適所に
は、保温経過時間、長時間保温警告、内容物の残量、異
常温度表示等を行うための表示部13が設けられてい
る。
【0030】該表示部13には、保温開始からの経過時
間を表示する保温時間表示手段と、内容物の残量を表示
する残量表示手段とを兼用する液晶表示装置14と、保
温開始からの経過時間が必要以上に長期にわたっている
(換言すれば、保温限界に達した)ことを警告する長時
間保温警告手段として作用する警告ランプ15と、内容
物が設定温度と異なっていることを表示する異常温度表
示手段として作用する警告ランプ16と、保温開始後に
おいて内容物の入れ換え等を行った場合に保温経過時間
をリセットして新たな保温経過時間の表示を開始するリ
セットスイッチ17と、前記液晶表示装置14の表示を
経過時間表示と残量表示とに切り換えるための切換スイ
ッチ18とが設けられている。
【0031】図1および図2において、符号19は蓋体
2を開閉操作するための把手、20は保温温度設定用の
ツマミ、21はリード線取り出し口、22は電源接続時
に点灯する電源ランプである。
【0032】上記各電気要素は、図3に示す回路構成と
されている。ここで、符号23で示すものはコントロー
ラとして作用する制御基板、24は電源スイッチであ
る。
【0033】しかして、前記コントローラ23は、図4
のブロック図で示すように、電源スイッチ24の投入
(あるいは、リセットスイッチ17の操作)によりカウン
トを開始する経過時間積算手段231と、該経過時間積
算手段231により得られた積算時間Tを表示信号とし
て液晶表示装置14に出力する表示制御手段232と、
前記経過時間積算手段231により得られた積算時間T
が設定時間A以上となっている否かを判定する判定手段
233と、該判定手段233によりT>Aと判定された
場合に警告ランプ15に対して点灯指令を出力する出力
手段234と、重量センサー12からの情報に基づいて
内容物の残量を演算する残量演算手段235と、該残量
演算手段235による演算結果を表示信号として前記液
晶表示装置14に出力する表示制御手段236と、温度
センサー10からの検知温度tが設定温度t0に対して所
定の許容温度範囲αを超えているか否かを判定する比較
手段237と、該比較手段237によりt0−α>tある
いはt>t0+αと判定された場合に警告ランプ16に対
して点灯指令を出力する出力手段238とを備えてい
る。ここで、設定時間Aは内容物が劣化する時間を目安
にに決定されるのが望ましく、許容温度範囲αは内容物
の提供温度が低くなり過ぎない温度を目安に決定される
のが望ましい。
【0034】ついで、図5および図6に示すフローチャ
ートを参照して、本実施例にかかるスープジャーの作用
を説明する。
【0035】電源スイッチ24の投入により保温が開始
され、同時にステップS1においてコントローラ23が
イニシャルクリアされ、ステップS2において経過時間
Tがカウントされる。同時に、重量センサー12および
温度センサー10から入力された情報に基づいて残量演
算および保温温度演算がなされる(ステップS3およびス
テップS4)。そして、ステップS7においては後述する
保温温度監視制御がなされるが、これは図6のフローチ
ャートにより後に詳述する。
【0036】しかして、ステップS6においては、切換
スイッチ18のON操作回数が偶数であるか否かの判定
がなされる。この判定は、切換スイッチ18のON操作
毎に、液晶表示装置14において残量表示と経過時間表
示とが繰り返されるため、ON操作回数が奇数回なら残
量表示に移行し、偶数回なら経過時間表示に移行するた
めに行なわれる。従って、ステップS6において肯定判
定(即ち、偶数回と判定)された場合には、コントローラ
23による制御はステップS7に進み、液晶表示装置1
4に経過時間Tが表示される(図7参照)。
【0037】ついで、ステップS8においてリセットス
イッチ17がON操作されたか否かの判定がなされる。
このリセット操作は、電源24の投入後から内容物を入
れて保温を開始するまでに時間がかかった場合、内容物
が少なくなって継ぎ足した場合、あるいは内容物を入れ
換えた場合に保温経過時間をリセットする必要があるた
めになされる。
【0038】ステップS8において否定判定された場合
には、コントローラ23による制御はステップS9に進
み、経過時間Tと設定時間Aとの比較がなされ、T>A
と判定された場合には、ステップS10において警告ラン
プ15が点灯せしめられて使用者に長時間保温(換言す
れば、保温限界)を知らせ、その後ステップS2へリタ
ーンする。このことにより、使用者は内容物の味が劣化
することを知らされるので、内容物破棄等を行うことに
より対処することができる。
【0039】ステップS8において肯定判定された場合
には、コントローラ23による制御はステップS11およ
びステップS12に進み、警告ランプ15の消灯および経
過時間Tの0クリアがなされた後、ステップS2へリタ
ーンする。
【0040】そして、ステップS6において奇数回と判
定された場合には、コントローラ23による制御はステ
ップS13に進み、液晶表示装置14に残量が表示される
(図8参照)。
【0041】ついで、ステップS14においてリセットス
イッチ17がON操作されたか否かの判定がなされる。
このリセット操作は、内容物がなくなった時、内容物を
継ぎ足した時、あるいは内容物を入れ換えた時に行なわ
れるので、ステップS14において肯定判定された場合に
は、コントローラ23による制御はステップS15に進
み、残量が0クリアされた後ステップS2へリターンす
る。一方、ステップS14において否定判定された場合に
は、コントローラ23による制御はステップS9に進
む。
【0042】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、本実施例のスープジャーの保温温度監視制御を説明
する。
【0043】ステップS51においては、内容物の温度
(即ち、保温温度)tと設定温度t0±αとの比較がなされ
る。ここで、t<t0−αあるいはt>t0+αと判定された
場合には、コントローラ23による制御はステップS52
に進み、警告ランプ16が点灯されて内容物の温度が異
常温度となっていることが使用者に知らされ、その後ス
テップS2(図5参照)へリターンする。一方、ステップ
51においてt0−α≦t≦t0+αと判定された場合に
は、コントローラ23による制御はステップS53に進
み、警告ランプ16が消灯された後ステップS2(図5参
照)へリターンする。
【0044】上記したように、本実施例の場合、保温開
始からの経過時間Tが液晶表示装置14に常時表示され
るとともに、内容物の継ぎ足しあるいは入れ換えを行っ
た場合には、その時点からの保温経過時間が液晶表示装
置14に表示されることとなっているので、保温開始か
らの経過時間Tを使用者が容易に監視確認することがで
きるとともに、内容物の継ぎ足しあるいは入れ換えを行
った場合には、その時点からの保温経過時間の監視確認
ができることとなり、内容物の量あるいは質の変化に対
応した保温経過時間Tの管理を行うことができる。従っ
て、味の劣化したものを提供するミスを確実に防止する
ことができる。
【0045】また、必要以上に長期にわたって保温され
た(換言すれば、保温限界に達した)ことを警告ランプ
15の点灯によって使用者が容易に認識することができ
ることとなっているため、内容物の破棄等の時期を逸す
ることがなくなり、味の劣化したものを提供するミスを
確実に防止することができる。
【0046】さらに、内容物の残量を液晶表示装置14
の表示により使用者が容易に確認することができるた
め、内容物が少なくなった場合の対応が迅速に行えるこ
ととなり、提供切れ等を確実に防止できるとともに、内
容物の温度tが設定温度t0と異なる異常温度となってい
ることを警告ランプ16の点灯によって使用者が容易に
確認することができることとなっているため、適温でな
いものを提供するミスが確実に防止できることとなり、
食品温度管理が容易且つ確実に行える。
【0047】なお、上記実施例では、残量表示を重量
(即ち、kg)で表示するようにしているが、図9に示すよ
うに、重量を1杯の重量で除して得られる杯数表示とす
ることもできる。
【0048】実施例2 図10ないし図13には、本願発明の実施例2にかかる
スープジャーが示されている。本実施例は、請求項1〜
4の発明に対応するものである。
【0049】本実施例の場合、表示部13には、図10
および図11に示すように、実施例1における警告ラン
プ16に代えて、内容物の温度tが設定温度t0±αの範
囲内にある適温であることを表示する適温表示手段とし
て作用する適温表示ランプ25と、内容物の温度tが設
定温度t0−αより低い低温であることを表示する低温表
示ランプ26と、内容物の温度tが設定温度t0+αより
高い高温であることを表示する高温表示ランプ27とが
配設されている。
【0050】また、本実施例の場合、コントローラ23
には、図12に示すように、実施例1における判定手段
237および出力手段238に代えて、温度センサー1
0からの検知温度tと設定温度t0±αとを比較する比較
手段239と、該比較手段239によりt0−α≦t≦t0
+α、t0−α>tあるいはt>t0+αと判定された場合
に、表示ランプ25,26,27に対してそれぞれ点灯指
令を出力する出力手段240,241,242とが付設さ
れている。その他の構成は実施例1と同様なので重複を
避けて説明を省略する。
【0051】次に、本実施例にかかるスープジャーの作
用を説明するが、保温時間および残量に関する制御は実
施例1と同じなので説明を省略し、保温温度監視制御に
ついて図13に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0052】ステップS51においては内容物の温度tと
低温側設定温度t0−αとの比較がなされ、t<t0−αと
判定された場合には、コントローラ23による制御はス
テップS52、ステップS53およびステップS54に進み、
低温表示ランプ26が点灯され、適温表示ランプ25お
よび高温表示ランプ27が消灯された後、ステップS
2(図5参照)へリターンする。
【0053】ステップS51において否定判定された場合
には、コントローラ23による制御はステップS55に進
み、t0−α≦t≦t0+αと判定された場合には、ステッ
プS56、ステップS57およびステップS58において適温
表示ランプ25が点灯され、低温表示ランプ26および
高温表示ランプ27が消灯された後、ステップS2(図5
参照)へリターンされる。
【0054】ステップS55において否定判定された場合
にはt>t0+αなので、コントローラ23による制御は
ステップS59、ステップS60およびステップS61に進
み、高温表示ランプ27が点灯され、低温表示ランプ2
6および適温表示ランプ25が消灯された後、ステップ
2(図5参照)へリターンされる。
【0055】上記したように、本実施例の場合、内容物
の温度tが、設定温度t0に近い適温あるいは設定温度t0
よりかなり低い低温もしくは設定温度t0よりかなり高い
高温となっていることを表示ランプ25,26,27の点
灯によって使用者が容易に確認することができることと
なっているため、適温でないものを提供するミスが確実
に防止できることとなり、よりきめこまかな食品温度管
理が容易且つ確実に行える。
【0056】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例1にかかるスープジャーの一
部を切除した側面図である。
【図2】本願発明の実施例1にかかるスープジャーの内
部わ開示した側面図である。
【図3】本願発明の実施例1にかかるスープジャーの電
気回路図である。
【図4】本願発明の実施例1にかかるスープジャーにお
けるコントローラの内容を示すブロック図である。
【図5】本願発明の実施例1にかかるスープジャーの作
用を説明するためのフローチャートである。
【図6】本願発明の実施例1にかかるスープジャーの作
用における保温温度監視制御を説明するためのサブルー
チンである。
【図7】本願発明の実施例1にかかるスープジャーにお
ける経過時間表示の例を示す図である。
【図8】本願発明の実施例1にかかるスープジャーの残
量表示の例を示す図である。
【図9】本願発明の実施例1にかかるスープジャーの残
量表示の他の例を示す図である。
【図10】本願発明の実施例2にかかるスープジャーの
一部を切除した側面図である。
【図11】本願発明の実施例2にかかるスープジャーの
電気回路図である。
【図12】本願発明の実施例2にかかるスープジャーに
おけるコントローラの内容を示すブロック図である。
【図13】本願発明の実施例2にかかるスープジャーの
作用における保温温度監視制御を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1はジャー本体、2は蓋体、9は保温ヒータ、10は温
度センサー、12は重量センサー、13は表示部、14
は液晶表示装置、15は警告ランプ、16は警告ラン
プ、17はリセットスイッチ、24は電源スイッチ、2
3はコントローラ、25は適温ランプ、26は低温ラン
プ、27は高温ランプ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状食品からなる内容物を保温状態で収
    容し得るように構成されたスープジャーであって、保温
    開始からの経過時間を表示する保温時間表示手段と、前
    記内容物の残量を表示する残量表示手段とを付設したこ
    とを特徴とするスープジャー。
  2. 【請求項2】 保温開始後において内容物の継ぎ足しあ
    るいは入れ換え等を行った場合に前記保温経過時間表示
    をリセットして新たな保温経過時間表示を開始するリセ
    ットスイッチを付設したことを特徴とする前記請求項1
    記載のスープジャー。
  3. 【請求項3】 保温開始からの経過時間が保温限界に達
    したことを警告する長時間保温警告手段を付設したこと
    を特徴とする前記請求項1あるいは2記載のスープジャ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記内容物が設定温度と異なる異常温度
    になっていることを表示する異常温度表示手段を付設し
    たことを特徴とする前記請求項1、2あるいは3記載の
    スープジャー。
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JP3027420U (ja) * 1996-01-31 1996-08-09 株式会社オーディオテクニカ マイクロホンのコード固定装置

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