JP2619032B2 - 車両用懸架装置のアーム部材の製造方法 - Google Patents

車両用懸架装置のアーム部材の製造方法

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    • B60G2206/8105Shaping by extrusion

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用懸架装置のアーム部材の製造方法に
関する。
(従来の技術) 車両用懸架装置のアーム部材は、アーム部と該アーム
部の両端に設けられたピボット部とから成り、両ピボッ
ト部が車体側と車輪側とに連結されると共に車輪の上下
運動や左右の回転運動に対応するように構成されてい
る。
そして、車両用懸架装置の中で、例えばフロント用の
ダブルウィッシュボーンサスペンションにおいては、上
下2本のアーム部材により車輪が支持され、該アーム部
材の車体側に連結される車体側ピボット部は車輪の上下
運動に対応するように車体の前後方向をピボット軸線と
して設けられ、車輪側に連結される車体側ピボット部を
車輪の左右の回転運動に対応するように車体の上下方向
をピボット軸線として設け、該車体側ピボット部と該車
輪側ピボット部とがアーム部により接続されている。ま
た、上部に位置するアーム部材(アッパーアーム)は、
同軸の一対の車体側ピボット部を有し、平面形状が一対
の車体側ピボット部を底辺とする略三角形に形成される
と共に平面部にショックアブソーバーが貫通して設けら
れるように中空部が形成されている。
従来、この種のアーム部材の製造方法にあっては、上
記の構成のように異なるピボット軸線を持つ複数のピボ
ット部を有するため、通常、パイプ部材を切断して溶接
する方法や鋼板をプレス成形する方法の外、軽合金を鍛
造成形或いは鋳造成形する方法が採用されている。
しかしながら、上記製造方法のパイプ部材を切断して
溶接する方法による場合は、パイプの切断工程やセット
工程及び溶接工程等の製造工程が多くなり製造効率が低
い。しかも、溶接構造のため一体成形されず製造誤差が
多く、溶接部における強度,剛性にバラツキがあり品質
が一定しない。
また、鋼板をプレス成形する方法は各種プレス機械と
金型を用いて剪断加工や曲げ,絞り等の変形加工等の製
造工程から製造され、軽合金を鍛造成形或いは鋳造成形
する方法は多くの熱処理工程から製造され、いずれも多
くの製造工程を経るため製造効率が低い。
従って、上記製造方法は、アーム部材の構成が上述の
ように比較的単純であるにもかかわらず、いずれの方法
も製造効率が低く、結果として製造コストが高くなると
いう問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、かかる不都合を解消して、車両用懸架装置
のアーム部材を安定した品質で効率良く製造することが
でき、製造コストの低減を図ることができる製造方法を
提供することを目的としている。
(課題を解決しようとする手段) 本発明は、上記目的を達成するため、車体側に連結さ
れる筒状の車体側ピボット部と、該車体側ピボット部の
一側に接続し車体側ピボット部の軸線と交差する方向に
設けられたアーム部と、該アーム部の車体側ピボット部
と相対する端部に設けられ車輪側に連結される車輪側ピ
ボット部とから成る車両用懸架装置のアーム部材の製造
方法において、押出成形により、車体側ピボット部とア
ーム部とが車体側ピボット部の軸線に沿って連続すると
共に、車体側ピボット部にピボット部の軸線に沿って第
1中空部を有し、アーム部を車体側ピボット部を基端と
して先細り状にする成形体に形成し、次いで該成形体を
その押出方向に交差して切断し車体側ピボット部とアー
ム部とを形成し、該アーム部に車輪側ピボット部を形成
することを特徴とする。
また、前記成形体の押出成形において、アーム部に車
体側ピボット部に沿って連続する第2中空部を形成する
ことを特徴とする。
そして、また、前記切断されて形成されたアーム部の
平面部を打抜いて第3中空部を形成することを特徴とす
る。
さらに、前記成形体の切断する際に、平面形状を車体
側ピボット部を底辺とする略三角形に切断し、該車体側
ピボット部の中央部をアーム部側に向かって切除して一
対の車体側ピボット部を形成することを特徴とする。
(作用) 本発明は、上記手段によれば、アーム部材は、予め押
出成形により形成された成形体を切断加工し、切断され
た該成形体に車輪側ピボット部を形成することにより製
造される。また、押出成形において、アーム部に中空部
を同時に形成することにより材料の節減とアーム部材の
軽量化を図る。さらに、切断されたアーム部の平面部に
中空部を形成することによりアーム部材の軽量化を図
る。また、成形体を切断する際に、車体側ピボット部を
底辺とする平面形状が略三角形に切断することにより、
一対の車体側ピボット形成部を有するアーム部材を形成
する。
(実施例) 本発明の実施の一例を第1図乃至第3図を参照して説
明する。
第1図は本実施例により製造されたアーム部材を示す
もので、フロント用のダブルウィッシュボーンサスペン
ションの上部に位置するアッパーアーム用のアーム部材
1であり、同軸の一対の筒状の車体側ピボット部2,2
と、車輪側ピボット部3と、一対の車体側ピボット部2,
2と車輪側ピボット部3とを接続するアーム部4により
構成されている。
該アーム部材1は平面形状が一対の車体側ピボット部
2,2を底辺とする略三角形に形成され、該アーム部材1
の平面部にショックアブソーバーが貫通して設けられる
ように第3中空部5が設けられると共に該アーム部材1
の側面部には第2中空部6が設けられている。該アーム
部材1は車体側ピボット部2にカラー7が挿入されると
共に車輪側ピボット部3には車輪側ピボット部材8が螺
着されてアッパーアームに形成される。
上記アーム部材1を製造する本発明の実施例は第2図
のように、車体側ピボット部2に形成される部分9とア
ーム部4に形成される部分10とをアルミニウム合金の押
出成形により、車体側ピボット部の軸線11に沿って連続
すると共に部分9を基端としてアーム部4に形成される
部分10が先細り状の成形体12に成形する。また、該成形
体12は、車体側ピボット部2に形成される部分9がカラ
ー6が挿入されるように断面円形の第1中空部13を有す
る筒状に形成し、アーム部4に形成される部分10には材
料節減及び軽量化を図るため第2中空部6を形成した。
次いで、第3図のように、上記成形体12の平面形状が
部分9を底辺とする略三角形になるように切断し、切断
された該成形体12の部分の中央部を部分10側に向かって
切欠部14に切除して同軸の一対の車体側ピボット部2を
形成すると共に上下の部分10,10の略中央部にはショッ
クアブソーバーが貫通して設けられるように略三角形の
第3中空部5を打抜いてアーム部4を形成した。
そして、第1図のように、上記アーム部4の車体側ピ
ボット部2に相対する端部15に、該端部15の端面16から
第2中空部6に連通する車輪側ピボット部3を形成し、
該車輪側ピボット部3には別部材で構成された車輪側ピ
ボット部材8が螺着されナット18により固定されるよう
にした。また、上記車輪側ピボット部3は、端部15の平
面部17にアーム部材の上下方向に孔を貫通させて形成
し、形成された車輪側ピボット部3にカラーを挿入して
アーム部材の上下方向を軸線とする車輪側ピボットを形
成することもできる。
本実施例は以上のように、押出成形により形成された
成形体に切断加工及び打抜き加工,穴あけ加工をするこ
とによりアーム部材を一体に形成することができ、少な
い製造工程によって効率良く製造することができると共
にアーム部材が一体に形成できるので品質を一定にする
ことができる。
また、本実施例により製造されたアーム部材は、アル
ミニウム合金を用いて各部が一体に構成されるため強
度,剛性を損なうことなく該アーム部材の軽量化をする
ことができることによりバネ下重量の低減が可能とな
り、このため悪路走行における走行性能も向上させるこ
とができる。
尚、本発明は、本実施例のフロント用のダブルウィッ
シュボーンサスペンションのアッパーアームのアーム部
材の製造方法以外にその他車両用の各種アーム部材、例
えばナックルアームやトレーリングアーム等のアーム部
材の製造方法等に広く適応することができる。
(発明の効果) 本発明は、前記説明から明らかなように、車両用懸架
装置のアーム部材の製造方法において、押出成形により
形成された成形体に切断加工又は必要に応じて打抜き,
穴あけ加工を施す簡単な製造工程により、品質の良いア
ーム部材を効率良く製造することができ、製造コストの
低減を図ることが可能となる車両用懸架装置のアーム部
材の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施の一例を示しダブルウ
ィッシュボーンサスペンションのアッパーアームのアー
ム部材の製造方法を説明するものである。第1図は本実
施例により製造されたアーム部材の斜視図、第2図は押
出成形されたアーム部材の成形体の斜視図、第3図は成
形体の切断及び打抜き加工を説明する斜視図である。 1……アーム部材、2……車体側ピボット部、3……車
輪側ピボット部、4……アーム部、13,6,5……第1,第2,
第3中空部、11……車体側ピボット部の軸線、12……成
形体、15……端部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に連結される筒状の車体側ピボット
    部と、該車体側ピボット部の一側に接続し車体側ピボッ
    ト部の軸線と交差する方向に設けられたアーム部と、該
    アーム部の車体側ピボット部と相対する端部に設けられ
    車輪側に連結される車輪側ピボット部とから成る車両用
    懸架装置のアーム部材の製造方法において、 押出成形により、車体側ピボット部とアーム部とが車体
    側ピボット部の軸線に沿って連続すると共に、車体側ピ
    ボット部にピボット部の軸線に沿って第1中空部を有
    し、アーム部を車体側ピボット部を基端として先細り状
    にする成形体に形成し、次いで該成形体をその押出方向
    に交差して切断し車体側ピボット部とアーム部とを形成
    し、該アーム部に車輪側ピボット部を形成することを特
    徴とする車両用懸架装置のアルミニウム合金製のアーム
    部材の製造方法。
  2. 【請求項2】前記成形体の押出成形において、アーム部
    に車体側ピボット部に沿って連続する第2中空部を形成
    することを特徴とする請求項1記載の車両用懸架装置の
    アルミニウム合金製のアーム部材の製造方法。
  3. 【請求項3】前記切断されて形成されたアーム部の平面
    部を打抜いて第3中空部を形成することを特徴とする請
    求項1記載の車両用懸架装置のアルミニウム合金製のア
    ーム部材の製造方法。
  4. 【請求項4】前記成形体を切断する際に、平面形状を車
    体側ピボット部を底辺とする略三角形に切断し、該車体
    側ピボット部の中央部をアーム部側に向かって切除して
    一対の車体側ピボット部を形成することを特徴とする請
    求項1記載の車両用懸架装置のアルミニウム合金製のア
    ーム部材の製造方法。
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