JP2618774B2 - 建築物における換気構造 - Google Patents
建築物における換気構造Info
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- JP2618774B2 JP2618774B2 JP3221209A JP22120991A JP2618774B2 JP 2618774 B2 JP2618774 B2 JP 2618774B2 JP 3221209 A JP3221209 A JP 3221209A JP 22120991 A JP22120991 A JP 22120991A JP 2618774 B2 JP2618774 B2 JP 2618774B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
物における床下の通風を良好とし床下の湿気を除去する
と共に、内壁と外壁との間に空気を流通させて壁体内の
湿気の除去と夏期における遮熱効果を図った建築物にお
ける換気構造に関する。
おける床下は、地盤からの水分の蒸発等により湿気がた
まりやすい場所となり、寒冷地におけるナミダタケ、温
暖地におけるワタダサレダケによる被害をもたらしてい
る。これらの木材腐朽菌は、乾燥に弱いので、床下の換
気を充分に行うことによって滅菌できる。
ための構造として、コンクリート布基礎の所望間隔毎に
換気用の開口部を多数個形成して、この換気口より床下
への通気を行い床下の乾燥を行っていた。
形成し、この通気路に外気を流通させて壁面の湿気を除
去すると共に、夏期において外壁が太陽熱で加熱され、
その熱が内壁を介して室内温度を上昇させるのを防止し
ていた。
通気を良くするためには、換気口はできるだけ高い位置
に設ける必要があるが、前記したような換気口は、布基
礎に形成するのみであるから充分な高い位置に形成する
ことができず、従って、充分な通気が得られずに湿気が
たまりやすいという問題があった。
せるためには、外壁側に換気口を新たに製作する必要が
あり、従来はそのための換気口を新たに製作していたた
めにコストが上昇すると共に工期も長くなるといった問
題もあった。
もので、その目的とするところは、布基礎上に配置され
る土台に所望間隔毎に開口部が形成されている複合土台
を用い、この開口部を換気口として利用することによ
り、換気口の数を増やすことができると共に高い位置に
形成することができ、通気が充分に行われて床下を乾燥
状態に保つことができる建築物における換気構造を提供
せんとするにある。
を利用して、内壁と外壁との間に形成した通路に外気を
導入するようにしたので、壁面の湿気の除去と遮熱効果
を床下換気と同時に得ることができる建築物の換気構造
を提供せんとするにある。
換気構造は前記した目的を達成せんとするもので、その
手段は、コンクリート布基礎と、該コンクリート布基礎
上に固定される少なくとも上下2段の長尺角材および該
上下長尺角材の間に挟まれ、かつ、互いに適宜間隔の空
間を形成して配置された短尺角材とからなる土台と、該
土台の表面に取付けられると共に、前記短尺角材の前記
空間に対応した位置に換気口が形成されたシージングボ
ードと、該シージングボードの表面に適宜間隔を介して
取付けられる間柱と、該間柱に取付けられると共に、前
記短尺角材の前記空間に対応した位置に換気口が形成さ
れたサイディングボードとから構成したものである。
を形成することが望ましいものである。
換気構造は、複合土台によって形成される空間の換気口
によって換気が行われるので、換気位置が従来のコンク
リート布基礎の換気口よりも高い位置になることから、
床下の通気が充分行われて、床下の乾燥が良好に行われ
る。
内壁と外壁との間に形成した通路に連通しているので、
外壁の換気口からの外気は床下のみならず壁面間にも流
れ、壁面の湿気を除去すると共に、外壁と内壁との間に
空気層を形成して遮熱効果も得られる。
実施例を図面と共に説明する。1はコンクリート布基礎
にして、従来と同様に所望間隔毎に換気口1aが多数形
成されている。なお、この換気口1aは雨水が床下に流
入しないように換気口1aの下端は外下がりに勾配が付
けられ、かつ、換気口1aには鼠等の侵入を防ぐための
スクリーン2等が取付けられている。また、布基礎1の
表面にはモルタル刷毛引3が形成されている。
て固定される複合土台にして、上段と下段に水平方向に
延長された一対の長尺角材4a,4bと、該長尺角材4
a,4bとの間に一定の間隔を介してボルト・ナット
(図示せず)によって固定された短尺角材4cとによっ
て構成されている。5は該複合土台4上に固定された
柱、6は複合土台4と同様な構造の複合梁である。
複合梁6間に取付けられたシージングボード8に取付け
られている。9は前記シージングボード8の表面と外装
であるサイディングボード10との間に介在されたアス
ファルトフエルトである。そして、アスファルトフエル
ト9とシジーングボード8との間には間柱5によって通
気路が形成されている。
フエルト9およびサイディングボード10には、前記複
合土台4の短尺角材4c間に形成された空間4dと対応
した位置に換気口11が形成さている。また、この換気
口11には鼠等の侵入を防止するためのスクリーン12
等が取付けられている。
ける換気構造にあっては、従来と同様に布基礎1の換気
口1aよりの通気が行われると共に、該換気口1aより
高い位置にある換気口11よりの通気も行われるので、
床下の通気が良好となり常に乾燥した状態となり、よっ
て、床下の乾燥が充分に行われて木材腐朽菌の発生を防
止することができるものである。
ジングボード8とアスファルトフエルト9との間に形成
された通気路内にも流れるので、壁面を常に外気によっ
て乾燥状態に保持し、湿気を防止している。さらに、夏
期等においてサイディングボード10が太陽熱によって
加熱されても、シージングボード8との間を流通する空
気によって遮断され、シージングボード8が加熱されに
くくなり、従って、遮熱効果が発揮されて室内温度が異
常に上昇することがない。
置される土台に所望間隔毎に開口部が形成されている複
合土台を用い、この開口部を布基礎に形成された換気口
と共に換気口として利用するので、換気口の数を増やす
ことができると共に高い位置に形成することができ、従
って、充分な通気が行われて床下を乾燥な状態に保つこ
とができて、木材の腐食を良く防止することができる。
との間に間柱によって形成された通気路内にも流通する
ので、壁面の湿気を除去できると共に、外気と室内を前
記通気路内の空気によって遮断でき、従って、室内温度
を異常に上昇させることがない。
リート布基礎にも換気口を形成することにより、換気口
の数が多くなって、より床下の換気が良好になって、湿
気の除去を格段と向上し得る等の効果を有するものであ
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリート布基礎と、 該コンクリート布基礎上に固定される少なくとも上下2
段の長尺角材および該上下長尺角材の間に挟まれ、か
つ、互いに適宜間隔の空間を形成して配置された短尺角
材とからなる土台と、 該土台の表面に取付けられると共に、前記短尺角材の前
記空間に対応した位置に換気口が形成されたシージング
ボードと、 該シージングボードの表面に適宜間隔を介して取付けら
れる間柱と、 該間柱に取付けられると共に、前記短尺角材の前記空間
に対応した位置に換気口が形成されたサイディングボー
ドとから構成し、 前記サイディングボードの換気口から侵入する外気は、
前記シージングボードの換気口を介して床下に流れると
共に、シージングボードとサイディングボードとの間に
間柱によって形成された空間を上昇することを特徴とす
る建築物における換気構造。 - 【請求項2】 前記コンクリート布基礎に、適宜間隔毎
に換気口を形成したことを特徴とする請求項1記載の建
築物における換気構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221209A JP2618774B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 建築物における換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221209A JP2618774B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 建築物における換気構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539640A JPH0539640A (ja) | 1993-02-19 |
JP2618774B2 true JP2618774B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=16763176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3221209A Expired - Lifetime JP2618774B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 建築物における換気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618774B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56153045A (en) * | 1980-04-28 | 1981-11-26 | Kikuyoshi Takase | Building structure |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP3221209A patent/JP2618774B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0539640A (ja) | 1993-02-19 |
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Legal Events
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