JP2618622B2 - プログレシブ眼鏡レンズ - Google Patents

プログレシブ眼鏡レンズ

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JP2618622B2 JP60503785A JP50378585A JP2618622B2 JP 2618622 B2 JP2618622 B2 JP 2618622B2 JP 60503785 A JP60503785 A JP 60503785A JP 50378585 A JP50378585 A JP 50378585A JP 2618622 B2 JP2618622 B2 JP 2618622B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は請求の範囲第1項の中心思想によるプログレ
シブ眼鏡レンズに関するものである。
従来の技術と解決すべき課題 プログレシブ眼鏡レンズにはその上半分にある遠用部
分と下方半分にある近用部分が備えられ、これら両部分
の間には屈折力(度数)が遠用部分の屈折力から近用部
分の屈折力まで増加する累進(プログレッション)領域
が存在している。遠用部分と読取り部分の両方はできる
だけ大きくすべきであり、累進領域は中間距離を妨害せ
ずに見れるようにすべきことが理想的である。
できるだけ最大寸法の遠用部分とできるだけ最大寸法
の近用部分を得るため例えばDD−PS 71 210では遠用部
分と近用部分に対して球面を使用すること、当該両部分
の間に比較的短い累進領域が存在することを提案してい
る。この型式のプログレシブ眼鏡レンズでは多かれ少な
かれ中断されない遠用部分と近用部分を可能にするが、
周縁部におけるたわみがあるため明瞭な視野に対し実際
上その累進領域が適しておらず、そのためこの型式の眼
鏡レンズは実際「マスク付き」分割線を有する2焦点レ
ンズとして理解しなければならない。これら公知のプロ
グレシブ眼鏡レンズの場合、そのため達成可能なことは
2焦点レンズの分割線が無いことから単に美的改善があ
るに過ぎない。しかしながら、中間領域(累進領域)に
おける視野の改善は不可能である。
一方、視野を明瞭するのに適した累進領域を得る目的
で多数の提案が成されてきている。
例えば、米国特許2,109,474号及び同第2,878,721号,
ドイツDE−AS20 44 639,DE PS 23 36 708,DE−OS 24 39
127,DE−OS30 16 935及びDE−OS 31 47 952には全て次
の共通した原理に基づくプログレシブ眼鏡レンズが説明
してある。
累進領域の上部部分及び遠用部分として実際に設計さ
れている累進領域の一部分においても、面の屈折力は
(実質上)レンズ中心からレンズ・リムへ増加し一方、
累進領域の下方部分と近用部分においては、レンズ中心
からレンズ・リムへ減少する。その結果、レンズ周縁部
における屈折力の増加は実質的にレンズ中心付近におけ
る主要子午線におけるものより小さく、換言すればレン
ズ周縁部においては、遠用部分と近用部分の間の差は小
さくなる。この設計原理のためピーク値が下方周縁領域
内に「変位」される前面全体に亘りほぼ全体的に収差部
分を分布させることができる。しかしながら、欠点は非
点収差の同時的な急な増加と併せて水平方向における近
用部分の度数減少である。例えば、近用部分において、
1Dの屈折力の低下が認められる場合は、いわゆる近視基
準点の領域内における近用部分の幅は約15mmにすぎな
い。これはこうした公知のプログレシブレンズの場合、
例えば、新聞の1頁全体を完全に見渡すことが最早不可
能であること及び新聞の読取り時には頭を移動させる必
要があることを意味している。その上、こられ公知のプ
ログレシブレンズの場合、中間領域における明瞭な視野
に適している累進領域の部分は急激に増加する非点収差
が原因で数ミリまで狭まくされる。この理由から、それ
ら公知のプログレシブレンズは目の動きに応じて遠用部
分から近用部分へ進む主要子午線を必要とするか又はこ
れらのレンズは回転させねばならず、即ちこれらのレン
ズは主要子午線が約6〜10μに回転された状態で眼鏡フ
レーム内に取り付けねばならない。これはレンズを極め
て正確に眼鏡フレーム内に取り付けることを必要とし、
その取付け過程が正確でないか又はフレームの「固定」
が変わる場合はレンズは容易に非互換性となる。例え
ば、米国特許第2,878,721号、カラム1,55行目を参照す
ると、多くの異なる著者は、累進面を有するプログレシ
ブ眼鏡レンズが勿論、ある量の非点収差を示さねばなら
ないことから関連ある基本的原理は前述した型式のレン
ズに対する改善を妨害するという見通しを示している。
この理由のため、例えば、英国特許第876,798号には
表面全体に亘り一定の非点収差を示す累進面が使用され
ることが示唆されている。第2面として、大きさは等し
いが向きが反対の非点収差を呈する非累進面が使用され
るので、(理論上)非点収差の無いレンズが作製され
る。しかしながら、表面全体に亘り一定の非点収差を有
するプログレシブレンズは英国特許第876,798号の唯一
の事例も示す如く、レンズが実際上一定の面屈折力を有
する近用部分を有しないという結果をもたらす極めて望
ましくない累進分布を呈することになろう。
「収差上の問題」を克服する他の提案が英国特許第77
5,007号にて1953年に既に行われていた。
英国特許第775,007号においては、2つの球面を有す
るプログレシブ眼鏡レンズが提案してありここで少なく
とも一方の面は遠用部分から累進領域を介して近用部分
へ至る屈折力の増加に貢献する。実際上、細部の説明が
無いこの特許においては、2つの非球面の設計で言われ
ていることは全てこの面の少なくとも一方が回転面(第
1頁,89行目)であり、両面上の各表面点に対し水平曲
率が垂直のものより大きいことである(第2頁、10行
目)。
全ての表面点における水平及び垂直の曲率に対するこ
の条件によって、英国特許第775,007号の著者が両方の
表面の非点収差を量的に各面上に対し、できるだけ均一
に分布させ、前面と後面の対応する視点に対し屈折力を
等しく且つできるだけ反対方向にする設計に従っている
という結論が得られる。
しかしながら、本特許出願の出願人が行った調査では
2つの非球面の使用のため高い自由度があるにもかかわ
らずこうした表面の設計によれば片側面のみ非球面設計
になっているプログレシブレンズに対し実質的な利点を
得ることができないということが判明した。特に、累進
領域における非点収差も近用部分における屈折力の減少
も著しく削減できない。
発明の目的 本発明の目的は更に中間領域において明瞭な視野が可
能な広い累進領域、広い遠用部分と実際上一定の屈折力
及び低い非点収差を有する広い近用部分を示すような様
式で英国特許第775,007号から公知の型式のプログレシ
ブレンズを開発することにある。
課題を解決するための手段 本発明によれば、この目的は請求の範囲第1項の特徴
部分に説明された特徴より達成される。
本発明は累進面が或る量の非点収差を示さねばならな
いという認識に基づいている。この収差は表明の或る領
域にほとんど集中させるか又は表面全体に亘り多かれ少
なかれ均一に広げることができる。本発明によれば、前
述した目的を達成するプログレシブ眼鏡レンズは非点収
差を表面全体に亘り均一に広げるか又は両方の事例にお
いて下方周縁領域と、従って累進領域内に非点収差を変
位させることによって達成可能であり、累進領域内の面
屈折力における所要の増加に関連して非点収差がこの累
進領域を狭い寸法のみの明瞭な視野に対して適している
帯状の領域に狭めることが認識されている。本発明によ
れば、次に、前述した目的を達成するプログレシブ眼鏡
レンズを得るには非点収差の主要部分を屈折力が実際上
全く増加しない領域内に再位置付けすることが必要であ
り且つ可能であることが認識されている。このようにし
て極めて非点収差が少なく、比較的広く且つ中間領域に
おいて明瞭な視野を可能になる累進領域を得ることがで
きる。その上、非点収差の再位置付けなされ、屈折力が
最初変化しない当該領域(遠用部分)における非点収差
は反対側の面の非点収差により何ら困難を伴わずに補償
できる。このようにして遠用部分と近用部分が相当非点
収差が少なく相当一定の屈折力を有するレンズが得られ
る。
本発明による眼鏡レンズの2つの面は非点収差がある
領域又は複数個の領域内に押し込まれる様式で設計され
るという事実とはかけ離れて公知のレンズに類似した構
造を有している。例えば、関連ある主要子午線に対し対
角方向になった面により表面の切断を通じて生じる切断
曲線の曲率半径はドイツDE AS 20 44 639に述べられた
法則に従って主要子午線に対する距離の増加を以って累
進領域内で単調に変化できる。更に、個々の表面はま
た、一定の第2誘導(2,Ablei tung)により共に部分的
に結合可能である。また、表面特性は予め決定でき、そ
のため表面はスプライン関数を使って計算できる。
表面の計算はそれ自体公知の方法で行うことができ、
有利な方法では先ず第1累進領域が遠用部及び/又は近
用部分の表面特性を考慮に入れずに最適化される。屈折
力と非点収差に関する遠用部分及び/又は近用部分の最
適化は次に反対側の面を使って行われる。
しかしながら、表面特性に関しての計算の簡易性に関
してはドイツDE−OS 28 14 916(クレーム8)に示され
た如き周期的関数により表面の少なくとも一方の表面を
設計することが特に有利である。即ち、2つの面(1,
2)の少なくとも一方の面が円筒座標系(y,ρ,φ)に
て次の式、 ρ(φ,y)=Σa(y)*cos{n・k(y)φ} ここで、an(y)はρ(o,y)が主要子午線の曲線f
(y)を描き、k(y)が好適には3乃至10の領域にお
いて又は好適には3乃至10の領域における面全体に亘り
一定の数で、近用部分(5)から遠用部分(3)へ単調
に増加する関数であり、 ここで主要子午線の曲率F(y)=f″(y)/{1
+f′(y)}3/2が式F(y)=A{1−(1+e
-c(y+d)-mを満し、A=DNとDFは各々近用部分(5,8)
又は遠用部分(3,6)における平均面屈折力とする本明
細書で個別的に説明されていない全ての条件と計算方法
に関しては明確にこの文献を参照する。
本発明によるプログレシブ眼鏡レンズは更に累進領域
において一定屈折力の線が主に水平に走るような様式で
何ら困難を伴わずに設計できる。2つの累進面又は一定
の面屈折力の線を有するレンズによる一定屈折力の線の
この型式の利点に関してはDE−AS 26 10 203を参照す
る。その上、本発明によるプログレシブ眼鏡レンズには
歪曲が小さいという驚くべき利点がある。
屈折力が増加しない領域内で変化する非点収差を置換
する本発明による中心となる思想はまた、設計上極めて
高い自由度を可能にする。
本発明による眼鏡レンズはそれ自体公知の様式で主要
子午線が中心線として形成される表面を有することがで
き、又は当該表面上には非点収差が少なくとも部分的に
存在し、当該収差はしかしながら、対向する面の非点収
差により補償される。
主要子午線は曲げる(曲線状にする)ことができ、即
ち主要子午線は同一平面内にない。しかしながら、主要
子午線の曲線はまた、面状にすることができ、レンズは
回転した位置で眼鏡フレームに取付けることができる。
勿論、曲げられた主要子午線が備えられ又は水平方向
で取付け位置にて対称となるような様式にて回転位置で
眼鏡フレームに取付けられる本発明による眼鏡レンズを
計算することも可能である。
しかしながら、実際上非点収差のない大きい遠用部分
と明瞭な視野を可能とする広い累進領域と同様実際上非
点収差のない大きい近用部分がフレーム内へのレンズの
取付けを回転無しに且つ任意の生理的損傷を伴わずに行
えることが特に有利である。このようにして回転位置に
て取付けられた場合又は曲げられた主要子午線によりこ
れもいわゆる「左側」及び「右側」のレンズの表面処理
を必要とする場合に演算過程にて多大の努力を払うこと
によってのみ得られる演算過程における多大の努力を伴
わずに水平レンズが得られる。
本発明の別の開発内容については請求の範囲の副項に
見出すことできる。
請求の範囲第2項によれば、一方の面のみが屈折力の
増加に貢献し、一方、他方の面はその面の非点収差が集
中されている当該領域内の非点収差と補償を行う目的に
のみ設けてある。
請求の範囲第3項によれば、表面の非点収差が集中さ
れている当該領域における反対側の面は実質的に同じ設
計になっている。これは、例えば、両方の面と関連ある
主要子午線に対し対角状になった面との相互交差から生
ずる相互交差線の進路が、関連ある主要子午線と相互交
差点がレンズ中心から同じ距離にある曲線に対する同じ
数学的相互関係に従うことを意味している。
請求の範囲第4項による場合、非点収差が集中されて
いる領域が遠用部分であることが特に有利である。
例えば、これによって実際上完全に非点収差がなく、
請求の範囲第3項に請求された如く遠用部分の領域内に
おける2つの面が実質的に一致する構成を有する場合、
焦点が合う遠用部分の構造が可能となり、このようにし
てレンズはいわゆる正視眼の人が老眼になった場合(請
求の範囲第9項)に適する。
請求の範囲第5項では、その表面の残りの部分が球状
または円環体の設計になっており、かくして製造が簡単
な表面構造が作成されることが特許請求されている。
屈折力の増加のない表面の球状又は円環体領域は非点
収差が連続的な推移領域(請求の範囲第6項)によって
又は非連続的に即ち「飛越し」又は「エッジ」を以て置
換えされた領域に接続可能である。
例えば数ミリの高さを有する連続的な推移領域の場
合、連続する屈折力の増加が遠用部分から近用部分まで
得られる。一方、屈折力の飛越しが許容できる場合は、
非連続的な接続によってプログレシブ眼鏡レンズの屈折
力の増加即ち加入度数(累進度数)が球状又は円環面の
面屈折力により決定できる。例えば、累進面が、遠用部
分の面屈折力を5.56Dで後面の球状面部分の面屈折力−
5.56Dに対し近用部分の面屈折力を7.56Dとした前面であ
る場合2.0Dの加入度数が得られ、一方、−6.56Dの後面
の面屈折力は1.0Dの加入度数を発生し、−4.56Dの面屈
折力は3.0Dの加入度数を発生する。非点収差の補償を行
うように設計された後面の該当部分と球状部分の間の推
移線における面屈折力の「飛越し」に起因するわずかの
生理的損傷はプログレシブ眼鏡レンズの大部分の装着者
によってはイライラの原因であると感じられていない。
前面と後面が屈折力の無い遠用部分を作成する請求の
範囲第8項による眼鏡レンズを或る所定の値即ち遠視用
に眼球的誤差を修正する或る光学的値に適応させること
は、請求の範囲第9項に従って他のレンズをこのプログ
レシブ眼鏡レンズに固定し、かくして請求の範囲第10項
に従ってこの他のレンズが好適にプログレシブ眼鏡レン
ズの後面に固定されるようにすることで困難を伴わずに
可能となる。この他のレンズにはプログレシブ眼鏡レン
ズの屈折率とは異なる屈折率がある。補助レンズが「他
のレンズに対して」固定されたプログレシブ眼鏡レンズ
の面を加工することは勿論必要であり、必要とあれば、
先に特徴を述べた補正原理が保たれるような様式で表面
の構成を修正することが必要である。
例えば、別のレンズを溶着させるか又は付着させるこ
とができる。2枚のレンズを溶着する場合、プログレシ
ブ眼鏡レンズに結合する前の補助レンズの加工が簡略化
されるようプログレシブ眼鏡レンズの表面が設計される
ことが有利である。
他のレンズをプログレシブ眼鏡レンズに固定すること
は通常公知であり、この点に関しては1982年7月発行の
「The Optician」でコリーン・フォーラーが出している
論文「多焦点眼鏡レンズの臨床経験」を参照する。
実施例 第1図は原則的に本発明によるプログレシブ眼鏡レン
ズの構造を説明する目的で当該レンズの長手方向断面図
を示す。本発明による眼鏡レンズは凸状非球状前面1及
び凹状非球状後面2を示す。前面1は累進面であり、即
ち、その面屈折力は遠用部分3から累進領域4を越えて
近用部分5へ増加する。後面2は屈折力の増加に寄与し
ない。上方領域において、即ち前面1の遠用部分3と対
向する部分6において、後面2はその非点収差がこの領
域内における前面1の非点収差を打ち消すように設計し
てある。面部分6には狭い推移領域7が接続され、この
推移領域を通じて後面は連続的に部分6から球状に設計
された部分8内へ至る。
更に、軸線x,y及びz並びに両表面を表すのに使用さ
れた矢座Pz=P(x,y)を以て以下に使用されるデカル
ト座標系の位置も第1図に示されている。
第2図乃至第7図に関連して本発明の数値説明例を以
下に説明する。
これらの図による説明例では主要子午線上の面屈折力
が5.56Dから7.56Dに増加する累進前面を示し、いわゆる
加入度数が2.0Dである。後面2はその「主要子午線」上
で−5.56Dの一定の面屈折力を有する。この説明例に対
する演算過程はDE−OS28 14 916に示された公式を使っ
て行われる。演算の基礎になった屈折率は1.525であ
る。
第2図は、この説明例の前面1の表面点(x,y)に対
する矢座Pz(第1図参照)が左側に示されている表を示
す。この表の右側において、これらの表面点に対する水
平曲率半径、即ちx/z面と平行の面の累進前面1との交
差点(両方の面はx=0に対して対称)から生じた切断
線の曲率半径が示されている。
説明例においては、前面1の主要子午線は平面上にあ
り、レンズ中心(x=0)に位置付けてある。その上、
主要子午線は中心点線である。
第3図は図示の説明例に対するy上の主要子午線の曲
率半径Rの従属性を示す。
理解される如く、主要子午線上の面屈折力は実際上、
遠用部分内と近用部分内において一定であり、累進領域
においては遠用部分の値から近用部分の値まで実質的に
直線状様式にて増加する。
第4図は第2図による前面1の非点収差を示す。理解
される如く、特に遠用部分における非点収差は主要子午
線の外側で極めて高くなっている。大略y=+6からy
=−14mmまで延在する累進領域においては非点収差は比
較的小さく、近用部分においては極めて低い、即ち0.5
以下である。
第4図乃至第6図において、BF及びBNは各々ドイツ規
格DIN58208に従って遠視基準点と近視基準点を示す。
図示の説明例においては、後面2は部分6における前
面1の遠用部分3(座標でy>0)と同じ様式で作成さ
れている。即ち、凹状後面の各点における主要曲率半径
は凸状前面の対応する点の主要曲率半径と等しい。この
ようにして後面の部分6は遠用部分3の領域における前
面の非点収差に大きさが等しく向きが反対の収差値を有
する。
このようにして第5図の示された本発明によるプログ
レシブ眼鏡レンズの全収差が作成される。第5図に示す
如く、プログレシブ眼鏡レンズの遠用部分と近用部分は
ほとんど非点収差がなく、即ち、全収差値は0.5D以下で
ある。累進領域にはある程度収差が残留するが、主要子
午線にそって1D以下の値を収差が示す累進コリドールの
部分は大略8mmの幅を有する比較的広い値になってい
る。
更に、第6図に示される如く、屈折力を示す線の推移
はこれらの屈折力を示す線が特に主要子午線の領域にお
いてほとんど水平になっているので極めて好ましい 遠用部分の領域においては、前面1と後面2の対応す
る表面点の主要曲率半径が等しくなっているという事実
からプログレシブ眼鏡レンズの遠用部分は屈折力を有し
ておらず、又は、別の言い方をすれば、遠用部分は焦点
がない(焦点が無限遠)。
第7図は屈折力を有しない遠用部分を作成するため前
面1と後面2が結合されるプログレシブ眼鏡レンズをあ
る所定の値即ちある屈曲力に適合させて遠視の眼による
欠陥を修正できる可能性を示す。これを行うため面9及
び10を有する別のレンズ又は補助レンズHがプログレシ
ブ眼鏡レンズPの後面2に固定される。(例えば、面9
において)。「空気に対してではなく補助レンズの材料
に対して」補助レンズHが固定されるプログレシブ眼鏡
レンズPの表面の設計値を計算することも勿論必要であ
る。この過程においては、補助レンズは例えば上に溶か
したり又は融着できる。プログレシブ眼鏡レンズとの接
合前に補助レンズの加工が簡単になるよう2枚のレンズ
を共に融着する場合、補助レンズがプログレシブ眼鏡レ
ンズの表面に沈下するような様式でプログレシブ眼鏡レ
ンズPの表面が設計されていることが有利である。
この「多層レンズ」の所望の値は補助レンズの「自由
面」、即ち第7図に示された説明例においては、補助レ
ンズHの面10の対応する設計により公知の様式で得られ
る。
本発明の実施例を以上説明した。図示の実施例におい
ては、遠用部分の領域における前面と後面は相互に結合
して作成され、即ち対応する表面点は他方の表面点の対
応する主要曲率半径と等しい主要曲率半径を示す。この
ようにして遠用部分は焦点がなく、即ち遠用部分は屈折
力がない。遠用部分が所望の屈折力を有するように任意
の時点に遠用部分の領域内の前面1に対し異なる様式で
後面2を設計することは勿論可能である。2つの表面の
非点収差が眼鏡レンズの周縁部において完全に相互に消
去し合わないことはここでは問題にならない。
更に、図示の説明例においては、後面2の遷移領域7
は連続した設計になっている。しかしながら、この遷移
領域は困難を伴わずに非連続的な様式で設計することが
可能である。適当に選択すべき球状又は円環面部分8に
より、前面部分が同じ状態にとどまっている間に所望の
加入度数を得ることができる。
前面だけの代りに、後面にも累進設計を与えるか又は
両方の面に与えることも可能である。
両方の面の主要子午線は平面状又は曲面状にでき、主
要子午線の如き中心点線の代りにある定められた収差値
を少なくとも部分的に示す線も使用でき、両方の面が屈
折力の増加に貢献する場合、即ち累進様式にて設計され
る場合、片側の面は主要子午線として中心点線を有する
ことができ、一方、他方の面の主要子午線は所定の収差
値を有することになる。
勿論、主要子午線の推移は第3図に示されたものから
変位でき、例えば、中心点線が主要子午線に対して直角
に走る極限値を曲率が示す主要子午線を使用することが
可能である。
プログレシブ眼鏡レンズ(補助レンズ)の2つの面の
一方の面に固定される他のレンズは非点収差及び/又は
屈折率誤差といったプログレシブ眼鏡レンズの結像誤差
を補正するよう付加的に又は専用に使用可能である。
本発明による眼鏡レンズは鉱物ガラス又はプラスチッ
ク材料等といった眼鏡レンズの製造に使用される慣用的
な材料で製造可能である。レンズに付加的な屈折率勾配
を設けることも可能である。
本発明によるプログレシブ眼鏡レンズの製造はこの過
程を詳細に検討する必要がないよう公知の様式で行うこ
とができる。
発明の効果 特許請求の範囲第1項記載の発明によれば、実際上一
定の屈折力を有する大きい遠用部分及び低い非点収差を
有する大きい近用部分を有し、かつ、中間領域において
明瞭な視野が可能な広い累進領域を有するプログレシブ
眼鏡レンズを提供することができる。
特許請求の範囲第2項記載の発明によれば、一方の面
のみが屈折力の増加に貢献し、他方の面によりその面の
非点収差が集中されている当該領域内の非点収差を補償
することができるプログレシブ眼鏡レンズを提供するこ
とができる。
特許請求の範囲第3項記載の発明によれば、表面の非
点収差が集中されている当該領域における反対側の面は
実質的に同じ設計になっているので、設計し易いプログ
レシブ眼鏡レンズを提供することができる。
特許請求の範囲第4項記載の発明によれば、非点収差
が集中されている領域が遠用部分であるので、遠用部分
の領域内における2つの面が実質的に一致する構成を有
する場合、焦点が合う遠用部分の構造が可能となり、正
視眼の人が老眼になった場合に適するプログレシブ眼鏡
レンズを提供することができる。
特許請求の範囲第5項記載の発明によれば、屈折力の
増加に貢献しない面が非点収差の集中した領域と残りの
面部分の間に連続した推移領域を有するので、製造が簡
単な面構造を有するプログレシブ眼鏡レンズを提供する
ことができる。
特許請求の範囲第6項記載の発明によれば、非点収差
が集中した屈折力の増加に貢献しない面の領域からの推
移が残りの面部分に対して不連続になっているので、屈
折力の増加、即ち、加入度数を球状又は円環面の面屈折
力によって決定できるプログレシブ眼鏡レンズを提供す
ることができる。
特許請求の範囲第7項記載の発明によれば、遠用部分
及び当該遠用部分に接続された推移領域を除いて屈折力
の増加に貢献しない面が球状又は円環状設計になってい
るので、設計の容易なプログレシブ眼鏡レンズを提供す
ることができる。
特許請求の範囲第8項記載の発明によれば、レンズが
遠用部分の領域において実際上屈折力を有しない構成と
したので、焦点を有しない遠用部分をもったプログレシ
ブ眼鏡レンズを提供することができる。
特許請求の範囲第9項記載の発明によれば、他のレン
ズが面に固定され、空気に面している他のレンズの表面
球状又は円環状設計なっており、その屈折率がプログレ
シブ眼鏡レンズの屈折率とは異なっている構成としたの
で、ある屈折力に容易に適合させ、遠視眼による欠陥を
修正できる可能性をもったプログレシブ眼鏡レンズを提
供することができる。
特許請求の範囲第10項記載の発明によれば、実際上遠
用部分の領域において屈折力を有さず、遠用部分におけ
る所望の屈折力(所定の値)がプログレシブ眼鏡レンズ
の後面に固定された第2レンズにより得られる構成とし
たので、2枚のレンズを重ね合せて屈折力の無い、遠用
部分をもったプログレシブ眼鏡レンズを提供することが
できる。
図面の簡単な説明 添付図面を参照しながら本発明の説明例を使用して以
下に詳細に説明する。
第1図はプログレシブ眼鏡レンズの説明例の断面図を
示す。
第2図は本発明の第1説明例の前面の矢座と水平曲率
半径を表の形態で示す。
第3図は第2図による説明例の主要子午線の推移を示
す。
第4図は第2図による説明例の前面に対する等しい非
点収差の線を示す。
第5図は前面が第2図に従って使用されるプログレシ
ブ眼鏡レンズの等しい収差線を示す。
第6図は第5図による眼鏡レンズの屈折力を表す線を
示す。
第7図は所定の屈折力を得るための別のレンズが付着
される本発明の第2説明例の断面図。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凸状非球状前面(1)と反対面にこれと対
    向する凹状非球状後面(2)を備え少なくとも一方の面
    が遠用領域(3)から累進領域(4)を越えて近用領域
    (5)への屈折力の増加に貢献するプログレシブ眼鏡レ
    ンズにおいて、他方の面における上記遠用領域(3)と
    対向する領域(6)を有し、上記遠用領域及びこれに対
    向する領域(3,6)内へ非点収差が集中する構成とした
    こと及び2つの面(1,2)の非点収差が実質的に上記遠
    用領域及びこれに対向する領域(3,6)にて相互に打ち
    消しあう構成としたこと を特徴とするプログレシブ眼鏡レンズ。
  2. 【請求項2】一方の面(1)のみが屈折力の増加に貢献
    することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の眼鏡レ
    ンズ。
  3. 【請求項3】非点収差が集中した上記遠用領域及びこれ
    に対向する領域(3,6)内で2つの面(1,2)の曲率が実
    質的に一致する構造を有することを特徴とする請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の眼鏡レンズ。
  4. 【請求項4】非点収差が集中した領域が遠用領域(3)
    であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至同第3項
    のいずれか1項に記載の眼鏡レンズ。
  5. 【請求項5】屈折力の増加に貢献しない面(2)が非点
    収差の集中した上記遠用領域に対向する領域(6)と残
    りの面部分(8)の間に連続した曲率の推移領域(7)
    を有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至同第4
    項のいずれか1項に記載の眼鏡レンズ。
  6. 【請求項6】非点収差が集中した屈折力の増加に貢献し
    ない面(2)の上記遠用領域に対向する領域(6)から
    の曲率の推移が残りの面部分(8)に対して不連続にな
    っていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項
    のいずれか1項に記載の眼鏡レンズ。
  7. 【請求項7】上記遠用領域に対向する領域(6)及び当
    該領域に接続された推移領域(7)を除いて屈折力の増
    加に貢献しない面(2)が球状又は円環状設計になって
    いることを特徴とする請求の範囲第1項乃至同第6項の
    いずれか1項に記載の眼鏡レンズ。
  8. 【請求項8】レンズが上記遠用領域及びこれに対向する
    領域(3,6)において実際上屈折力を有しないことを特
    徴とする請求の範囲第1項乃至同第7項のいずれか1項
    に記載の眼鏡レンズ。
  9. 【請求項9】他のレンズ(H)が面(2)に固定され、
    空気に面している他のレンズ(H)の表面(10)は球状
    又は円環状設計となっており、その屈折率がプログレシ
    ブ眼鏡レンズの屈折率とは異なっていることを特徴とす
    る請求の範囲第1項乃至第8項のいずれか1項に記載の
    眼鏡レンズ。
  10. 【請求項10】プログレシブ眼鏡レンズが、実際上上記
    遠用領域及びこれに対向する領域(3,6)において屈折
    力を有さず、上記遠用領域及びこれに対向する領域(3,
    6)における所望の屈折力(所定の値)がプログレシブ
    眼鏡レンズ(P)の後面(2)に固定された第2レンズ
    (H)により得られたことを特徴とする前記請求の範囲
    第9項に記載の眼鏡レンズ。
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