JP2618269B2 - ボトルビームの糸巻取方法 - Google Patents

ボトルビームの糸巻取方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一側に先太りのテーパー部を有するボトルビ
ームに、テーパー部を利用してコーン状に糸を巻き付け
る方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、テーパー部を利用して糸をボトルビームに巻き
付けるには、糸の胴への巻き付け位置を決定する筬をテ
ーパーの先方へ移動させながら巻き付けていく必要があ
る。
そして、筬は巻き付け面にできるだけ近付けた方が良
く、そのため、架台の横移動と共に後退しなければテー
パー部に筬が当たってしまう。そこで、筬がテーパー面
と平行に移動するよう上下移動機構と左右の横移動を連
動させて巻き取りを行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
一側に先太りのテーパー部を有するボトルビームに糸
を巻き付ける場合、ボトルビームの各セクションの巻
径、即ち、一本の巻き取りビームで複数回巻く場合に各
セクションの巻径を同一にしなければ、巻き戻しの場合
各巻径により張力の違う糸が供給され、これ等の糸で織
成した場合に張力不揃いにより織物に縞ができ、品質の
低下をきたすのである。
そこで、従来は筬がテーパー面と平行に移動するよう
上下移動機構と左右の横移動を連動し巻き取りを行って
いたが、この方法では未だ各セクションの巻径を同一に
することはできなかったのである。
上記点に鑑み、本発明はボトルビームに複数回巻かれ
る糸の各セクションの巻径及び回転数をそれぞれ同一に
なるようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明方法は、クリールスタ
ンドから供給される糸をボトルビームに巻き取る糸巻き
部、及び巻き取られた糸を巻き戻す糸巻き戻し部より成
る糸巻き取り工程に於いて、糸巻き部に巻き取り糸端面
がボトルビームのテーパー面と平行に巻かれるよう上下
方向、及び上下方向に連動し左右方向へ移動するガイド
に糸巻き付け面に対向してセンサーが設置されると共
に、ボトルビームの側方にボトルビームの回転数を検知
するセンサーが設けられ、前記ガイドの移動は駆動軸を
回転する駆動モーターにより制御され、第1セクション
のボトルビームの回転数に対する駆動軸の回転数を予め
記憶装置で記憶させ、第2セクション以降の巻き取り量
を張力調整ブレーキにより制御し、ボトルビームの巻き
太り量を調整することを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の作用は、クリールスタンド(33)より引き出
された糸は毛羽発見機(34)を経てボトルビーム(1)
に巻き取られるのであるが、ボトルビーム(1)の巻き
付け面に対向してセンサー(17)が設けられ、テーパー
面と平行に巻き付けるよう一定の距離を感知する。
そして、ボトルビーム(1)が巻き付く糸で肉厚とな
れば、センサー(17)の感知距離の変化がガイド(16)
の上下駆動モーター(9)を作動し、設定された間隔を
保持するようセンサー(17)を後退する。そして、セン
サー(17)の上下方向の移動と共に架台(2)を横方向
へ移動させる連動機構が作用してガイド(16)を横方向
へ移動させる。
この横移動距離はテーパー部のテーパー角度と平行に
移動すべく後退距離との関係で設定してあるから、ガイ
ド(16)はセンサー(17)の後退と同時に横方向へ動く
こととなり、テーパー部のテーパー面に平行に移動す
る。
又、ボルトビーム(1)には側方にボトルビーム
(1)と共に回転する盤(25)が取り付けられ、該盤
(25)に付けられた印(24)によりボトルビーム(1)
の回転数をセンサー(26)で検出する一方、駆動軸
(5)にも同様に回転数を検出するセンサー(27)によ
り回転数を検出し、両センサー(26)(27)にて検出さ
れた第1セクションの回転数を記憶装置(18)により記
憶させる。
そして、第2セクション以降はボトルビーム(1)の
回転数に対して駆動軸(5)の回転数に差異が生ずれ
ば、張力調整ブレーキ(30)が作動し、テンションロー
ル(31)の回転を調整し是正する。
かくすることにより、ボトルビーム(1)の各セクシ
ョンに巻かれる糸は均等になり巻径及び回転数に変位を
きたすことがない。
而して、ボルトビーム(1)の巻き付けを終えるとボ
トルビームを巻き戻し装置(35)上に架設し、テンショ
ン装置(36)を経て巻取機(37)により巻き戻されるの
である。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づき説明すれば、第1
図及び第2図はボトルビームの巻き取り関係を示すもの
で、図中(1)はボトルビームであり、一側は先太りの
テーパー状となっている。
(2)は巻取機本体(3)上に設けた架台であり、該
架台(2)の下部は本体(3)にボトルビーム(1)と
平行に設けた横移動螺子棒(4)に螺合し、横移動螺子
棒(4)の回転により横方向に移動する。
架台(2)の前方には横移動螺子棒(4)と平行に設
けた駆動軸(5)が挿通され、該駆動軸(5)はスプロ
ケット(6)及びチェーン(7)により前記横移動螺子
棒(4)、及び駆動軸(5)の前方に駆動軸(5)と平
行に設けられたウォーム軸(8)を回転させるものであ
る。(9)は駆動モーターで駆動軸(5)を回転させ
る。
ウォーム軸(8)は架台側枠(15)に挿通し、中央部
にウォームギヤ(10)及びその両側にウォームギヤ(1
1)が設けられ、中央部のウォームギヤ(10)にはウォ
ーム軸(8)と直交して設けられた上下動螺子棒(12)
に設けたウォームギヤ(13)に噛合している。
上下動螺子棒(12)はウォームホイル(14)により架
台側枠(15)に取り付けられると共に、上下動螺子棒
(12)の下部に設けたガイド(16)にはボトルビーム
(1)に対向してセンサー(17)が取り付けられ、該セ
ンサー(17)はボトルビーム(1)の巻き付け面と一定
の距離を保持するよう感知する。
又、センサー(17)は記憶装置(18)に連絡し、セン
サー(17)からの移動信号は駆動回路(18A)より該駆
動回路(18A)に連絡する前記駆動モーター(9)を駆
動させる。
而して、駆動モーター(9)の回動により駆動軸
(5)と連絡するウォーム軸(8)が回転し、該ウォー
ム軸(8)とウォームギヤ(10)、及びウォームギヤ
(13)と噛合する上下動螺子棒(12)が上下方向に移動
し、ガイド(16)と共にセンサー(17)を上下方向に移
動させる。
又、この上下方向の移動と共に駆動軸(5)と連絡し
ている横移動螺子棒(4)も回転するから架台(2)は
横移動し、センサー(17)も共に横移動する。
更に、ウォーム軸(8)のウォームギヤ(11)には先
端にアーム(19)を取り付けた前後移動螺子棒(20)の
ギヤ(21)が噛合し、ウォームホイル(22)により架台
側枠(15)に取り付けた前後移動螺子棒(20)を進退さ
せ、アーム(19)先端に設けた筬(38)、案内ロール
(39)をセンサー(17)の動きに伴って移動させてい
る。
(23)はボトルビーム軸であり、該ボトルビーム軸
(23)には孔等の印(24)を設けた盤(25)が取り付け
られ、該盤(25)の側方には印(24)を感知し、ボトル
ビーム軸(23)の回転数を検知するための記憶装置(1
8)に連絡するセンサー(26)が設けられている。
(27)は駆動軸(5)の側方に設けたセンサーであ
り、記憶装置(18)に連絡され、駆動軸(5)に取り付
けた盤(28)に設けた孔等の印(29)を感知し、駆動軸
(5)の回転数を検出するものである。
(30)はテンションロール(31)を駆動する張力調整
ブレーキであり、記憶装置(18)に連絡している。
張力調整ブレーキ(30)は第1回目のセクションのボ
トルビーム(1)の回転数に対する駆動軸(5)の回転
数を記憶装置(18)に記憶させて第2回以降のセクショ
ンの巻き取り時に変化があった場合に作動し、糸(32)
に張力をかけるのである。
尚、図中(33)はクリールスタンド、(34)は毛羽発
見機である。
次に、第3図は巻き取りを終えたボトルビームより糸
を巻き戻す装置を示すもので、図中(35)はボトルビー
ムスタンド上にボトルビームを載せ糸を送り出す装置、
(36)はテンション装置、(37)はセクションビーム巻
取機である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ガイドを上下及び横移動させてテー
パー部の斜面に沿ってコーン巻きするだけでなく、一本
のボトルビームに複数回のセクションに分け糸を巻き付
ける場合に於いて、第1回目のセクションに於けるボト
ルビームの回転数と駆動軸の回転数を記憶させ、2回目
以降のセクションの巻き付け量を第1回目に合わすこと
ができる為、各セクションの巻径が同一となり、糸の巻
き戻しの場合張力が均一になり、これ等の糸で織成すれ
ば製品に縞ができることなく品質も向上する効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示した斜視図、第2図は同上
の側面図、第3図は巻き戻し装置の側面図である。 符号 (1)はボトルビーム (5)は駆動軸 (9)は駆動モーター (16)はガイド (18)は記憶装置 (17)(26)(27)はセンサー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリールスタンドから供給される糸をボト
    ルビームに巻き取る糸巻き部、及び巻き取られた糸を巻
    き戻す糸巻き戻し部より成る糸巻き取り工程に於いて、
    糸巻き部に巻き取り糸端面がボトルビームのテーパー面
    と平行に巻かれるよう上下方向、及び上下方向に連動し
    左右方向へ移動するガイドに糸巻き付け面に対向してセ
    ンサーが設置されると共に、ボトルビームの側方にボト
    ルビームの回転数を検知するセンサーが設けられ、前記
    ガイドの移動は駆動軸を回転する駆動モーターにより制
    御され、第1セクションのボトルビームの回転数に対す
    る駆動軸の回転数を予め記憶装置で記憶させ、第2セク
    ション以降の巻き取り量を張力調整ブレーキにより制御
    し、ボトルビームの巻き太り量を調整することを特徴と
    するボトルビームの糸巻取方法。
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