JP2617826B2 - 雨天時作業を容易にする建築足場 - Google Patents
雨天時作業を容易にする建築足場Info
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- JP2617826B2 JP2617826B2 JP12330591A JP12330591A JP2617826B2 JP 2617826 B2 JP2617826 B2 JP 2617826B2 JP 12330591 A JP12330591 A JP 12330591A JP 12330591 A JP12330591 A JP 12330591A JP 2617826 B2 JP2617826 B2 JP 2617826B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築現場に於て、雨天時
の作業を容易にするための建築用足場に関するものであ
る。
の作業を容易にするための建築用足場に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場に於て、高層建築には枠
組足場が、低層建築には仮設足場が使用されている。何
れの場合も雨天時の対策を施しておらず、雨天時の作業
に支障を来している。
組足場が、低層建築には仮設足場が使用されている。何
れの場合も雨天時の対策を施しておらず、雨天時の作業
に支障を来している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】雨天時には建築機材の
搬入及びコーキング塗装等の外周工事が困難となり、建
築工期の遅延及び建築工数の増加を生じ、経済的損失が
極めて大である等の問題があった。
搬入及びコーキング塗装等の外周工事が困難となり、建
築工期の遅延及び建築工数の増加を生じ、経済的損失が
極めて大である等の問題があった。
【0004】本発明は建築工事の初めに枠組足場・仮設
足場上部に取付けた梁により天蓋の骨組を構成し、天幕
を取付けることにより建築物全体が天幕の下に収まり、
必要に応じて容易に天蓋の骨組とともに天幕を収納する
ことを目的としたものである。
足場上部に取付けた梁により天蓋の骨組を構成し、天幕
を取付けることにより建築物全体が天幕の下に収まり、
必要に応じて容易に天蓋の骨組とともに天幕を収納する
ことを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】天蓋の骨組となる梁の回
転中心となる軸受部を、枠組足場の建枠の上部及び仮設
足場の垂直パイプの上部に設ける。
転中心となる軸受部を、枠組足場の建枠の上部及び仮設
足場の垂直パイプの上部に設ける。
【0006】複数の梁が旋回する時、その隣接の梁と緩
衝しないよう段差を付ける。
衝しないよう段差を付ける。
【0007】建築物の両側に梁旋回の軸受部を設けるこ
とにより、対応する梁は建築物の中央で連結固定を可能
となり天蓋の骨組とする。
とにより、対応する梁は建築物の中央で連結固定を可能
となり天蓋の骨組とする。
【0008】複数の梁を平行リンクで連結することによ
り1ケ所のリンク操作により複数の梁を同じ位相で旋回
出来る。
り1ケ所のリンク操作により複数の梁を同じ位相で旋回
出来る。
【0009】建築物の幅に応じて梁の全長を容易に調整
出来る。
出来る。
【0010】標準の天幕が使用出来るよう天幕のハトメ
間隔に合せて梁の上部に抜け止め付ピンを取付け、且つ
天幕は梁群の旋回方向に対し引張り力を生じない形状と
する。
間隔に合せて梁の上部に抜け止め付ピンを取付け、且つ
天幕は梁群の旋回方向に対し引張り力を生じない形状と
する。
【0011】
【作用】本発明は各梁群の支柱部と梁の中央接合部の固
定により、両端固定の梁として天蓋の骨組を形成し、天
幕を取付けることにより屋根全体を形成する。各梁群の
固定部の連結及び高層用梁支柱部の補強を解除し、リン
ク操作により各梁群を旋回させて天蓋を収納する。
定により、両端固定の梁として天蓋の骨組を形成し、天
幕を取付けることにより屋根全体を形成する。各梁群の
固定部の連結及び高層用梁支柱部の補強を解除し、リン
ク操作により各梁群を旋回させて天蓋を収納する。
【0012】
【実施例】以下図面を参照しながら実施例により本発明
の特徴を具体的に説明する。図1は本発明の高層建築に
使用される実施例の斜視図である。建築物長手方向の壁
面に沿った枠組足場の最上段の建枠1、2の上部に夫々
軸受部31、32、33‥‥37、41、42、43‥
‥47、51、52、53‥‥57、61、62、63
‥‥67を設け、外側軸受部及び内側軸受部に夫々L字
型形状の梁a0〜a3、c0〜c3及びb0〜b3、d
0〜d3の支柱部を挿入する。図3は軸受部の断面を示
し、フランヂ付ブッシュ18、ブッシュ19に梁の支柱
部が案内され、その中間部に旋回許容範囲90゜の切欠
17を設け、ボルト20を締込むことにより梁の抜け止
め防止に役立つ。各梁とその対向位置の梁とを一直線状
にし、例えば梁a1、b1の接合部を図7の通り梁b1
に固定されたリンク8′を中心に板カム12が旋回し、
支点27に繋がる紐を引くことにより梁a1に固定され
たリンク8にロックされ梁a1とb1とが連結固定され
る。支点28に繋がる紐を引くことにより梁a1とb1
の連結を解除する。図8は長手中央部の梁a0、b0及
びc0、d0を夫々板カム10、11にて連結する平面
図で、図9は梁a0、b0及びc0、d0の連結固定状
態を示す。例えば、梁a1とb1とが連結固定されたあ
と、支柱部を強化するため図5の示す通り、建枠上部の
横桁に設けた滑動及び回転自在のブッシュ21に附属し
たビン22に、その一端を連結したレバー23の他端の
溝を夫々梁a1、b1に固着されたピン24に挿入する
ことにより該当支柱部を強化する。図6は建築物長手中
央部の梁a0、d0の支柱部の補強状態を示す。かくし
て全梁が固定補強され、天蓋の骨組が形成される。
の特徴を具体的に説明する。図1は本発明の高層建築に
使用される実施例の斜視図である。建築物長手方向の壁
面に沿った枠組足場の最上段の建枠1、2の上部に夫々
軸受部31、32、33‥‥37、41、42、43‥
‥47、51、52、53‥‥57、61、62、63
‥‥67を設け、外側軸受部及び内側軸受部に夫々L字
型形状の梁a0〜a3、c0〜c3及びb0〜b3、d
0〜d3の支柱部を挿入する。図3は軸受部の断面を示
し、フランヂ付ブッシュ18、ブッシュ19に梁の支柱
部が案内され、その中間部に旋回許容範囲90゜の切欠
17を設け、ボルト20を締込むことにより梁の抜け止
め防止に役立つ。各梁とその対向位置の梁とを一直線状
にし、例えば梁a1、b1の接合部を図7の通り梁b1
に固定されたリンク8′を中心に板カム12が旋回し、
支点27に繋がる紐を引くことにより梁a1に固定され
たリンク8にロックされ梁a1とb1とが連結固定され
る。支点28に繋がる紐を引くことにより梁a1とb1
の連結を解除する。図8は長手中央部の梁a0、b0及
びc0、d0を夫々板カム10、11にて連結する平面
図で、図9は梁a0、b0及びc0、d0の連結固定状
態を示す。例えば、梁a1とb1とが連結固定されたあ
と、支柱部を強化するため図5の示す通り、建枠上部の
横桁に設けた滑動及び回転自在のブッシュ21に附属し
たビン22に、その一端を連結したレバー23の他端の
溝を夫々梁a1、b1に固着されたピン24に挿入する
ことにより該当支柱部を強化する。図6は建築物長手中
央部の梁a0、d0の支柱部の補強状態を示す。かくし
て全梁が固定補強され、天蓋の骨組が形成される。
【0013】図14は梁の構造を示し外側パイプ29の
内径を案内をして径小パイプ30を伸縮自在とすること
により梁全長を調整し、ボルト31で固定する。図13
の通り、梁29の上面に抜け止め防止用ピン32を一定
間隔で取付け、径小パイプ30は図15の示す通り金具
34の上面に抜け止め防止用ピン33を取付け、ピン3
3が一定間隔になるよう金具34をボルト35で固定す
る。予め天幕に幅方向は各梁のスパン、長さ方向はピン
の間隔に合せてハトメを設けることにより容易に梁上に
張ることが出来、建築物全体及び足場通路は完全に天幕
でおおうことが出来る。
内径を案内をして径小パイプ30を伸縮自在とすること
により梁全長を調整し、ボルト31で固定する。図13
の通り、梁29の上面に抜け止め防止用ピン32を一定
間隔で取付け、径小パイプ30は図15の示す通り金具
34の上面に抜け止め防止用ピン33を取付け、ピン3
3が一定間隔になるよう金具34をボルト35で固定す
る。予め天幕に幅方向は各梁のスパン、長さ方向はピン
の間隔に合せてハトメを設けることにより容易に梁上に
張ることが出来、建築物全体及び足場通路は完全に天幕
でおおうことが出来る。
【0014】図1に示すように、各梁群a0〜a3、b
0〜b3、c0〜c3、d0〜d3の先端最上部にリン
ク8及び8′をピン9及び9′にて梁毎に締結し、図5
及び図6に示す通り各梁下側のブラケット42の最下部
を水平面とし、その面にピン41にてリンク40を設け
る。梁の接合部の板カム10、11、12の連結及び梁
の支柱部の補強レバー23のロックを解除したあと、リ
ンク40を梁の旋回方向に動かすことにより、同一リン
ク8及び40に連結された梁群は同じ位相で旋回する。
この時、梁群a0〜a3、c0〜c3は夫々梁群d0〜
d3、b0〜b3の上をかわすように段差を設けてあ
り、梁群a0〜a3及びc0〜c3を旋回したあと梁群
d0〜d3及びb0〜b3を夫々a0〜a3及びc0〜
c3側に旋回する。梁群a0〜a3、c0〜c3は外側
軸受列に、梁群d0〜d3、b0〜b3は内側軸受列に
向って夫々約90゜旋回して止まり、各天幕は二つ折れ
にて垂れ下り、天蓋は完全に収納出来る。
0〜b3、c0〜c3、d0〜d3の先端最上部にリン
ク8及び8′をピン9及び9′にて梁毎に締結し、図5
及び図6に示す通り各梁下側のブラケット42の最下部
を水平面とし、その面にピン41にてリンク40を設け
る。梁の接合部の板カム10、11、12の連結及び梁
の支柱部の補強レバー23のロックを解除したあと、リ
ンク40を梁の旋回方向に動かすことにより、同一リン
ク8及び40に連結された梁群は同じ位相で旋回する。
この時、梁群a0〜a3、c0〜c3は夫々梁群d0〜
d3、b0〜b3の上をかわすように段差を設けてあ
り、梁群a0〜a3及びc0〜c3を旋回したあと梁群
d0〜d3及びb0〜b3を夫々a0〜a3及びc0〜
c3側に旋回する。梁群a0〜a3、c0〜c3は外側
軸受列に、梁群d0〜d3、b0〜b3は内側軸受列に
向って夫々約90゜旋回して止まり、各天幕は二つ折れ
にて垂れ下り、天蓋は完全に収納出来る。
【0015】図17は梁上のピン位置をP、S、T、V
及びO、Q、R、Uにて示し、梁を夫々P及びO点を中
心として反時計方向に旋回させる時、天幕に引張り力が
作用 Qに続いて平行四辺形PQRS及びRSTUとし、最上
部は三角形 TUVの各ピン位置に天幕のハトメを挿入
することにより1スパンの天幕が取付けられ、続いて隣
接スパンの取付けにより天幕全体が完成する。
及びO、Q、R、Uにて示し、梁を夫々P及びO点を中
心として反時計方向に旋回させる時、天幕に引張り力が
作用 Qに続いて平行四辺形PQRS及びRSTUとし、最上
部は三角形 TUVの各ピン位置に天幕のハトメを挿入
することにより1スパンの天幕が取付けられ、続いて隣
接スパンの取付けにより天幕全体が完成する。
【0016】図2は本発明の低層建築に使用される実施
例の斜視図である。建築物の長手方向の壁面に沿った仮
設足場の最上段の水平パイプ50、51を基準にし、外
側に垂直バイプ列52及び54、内側に垂直パイプ列5
3及び55を取付け、各垂直パイプの上部には図4の示
す軸受部を設ける。フランヂ付ブッシュ58、ブッシュ
59を内蔵し、各梁の支柱部にリング56を取付け、リ
ング56の下面がブッシュ58のフランヂに接触する迄
挿入する。各梁の支柱部の中間部に旋回許容範囲90°
の切欠57を設け、ボルト60を締込むことにより抜け
止め防止に役立つ。
例の斜視図である。建築物の長手方向の壁面に沿った仮
設足場の最上段の水平パイプ50、51を基準にし、外
側に垂直バイプ列52及び54、内側に垂直パイプ列5
3及び55を取付け、各垂直パイプの上部には図4の示
す軸受部を設ける。フランヂ付ブッシュ58、ブッシュ
59を内蔵し、各梁の支柱部にリング56を取付け、リ
ング56の下面がブッシュ58のフランヂに接触する迄
挿入する。各梁の支柱部の中間部に旋回許容範囲90°
の切欠57を設け、ボルト60を締込むことにより抜け
止め防止に役立つ。
【0017】内側のパイプ列53と外側のパイプ列52
は建築物長手方向の中央部で図2に示すラップの寸法m
になるよう垂直パイプ52、53を位置決めする。垂直
パイプ52、53と垂直パイプ55、54とは夫々対向
位置を占め、各梁とその対向位置の梁を一直線状にし、
例えば図10の通り梁e1、f1の接合部で梁f1の先
端に固定されたリンク8′を中心に板カム14が旋回
し、支点67に繋がる紐を引くことにより梁e1に固定
されたリンク8にロックされ、梁e1とf1とが連結固
定される。支点68に繋がる紐を引くことにより梁e1
とf1の連結を解除する。図11は長手中央部の梁
e0、h0及びg0、f0を挿入する垂直パイプ52、
53及び54、55の位置及び板カム10及び11の位
置を示す平面図である。図12は梁e0、f0及び
g0、h0の連結固定状態を示す。梁e0〜e3、f0
〜f3、g0〜g3、h0〜h3の支柱部を垂直パイプ
上部軸受部に挿入し、対向位置の梁を夫々連結固定する
ことにより天蓋の骨組が形成される。
は建築物長手方向の中央部で図2に示すラップの寸法m
になるよう垂直パイプ52、53を位置決めする。垂直
パイプ52、53と垂直パイプ55、54とは夫々対向
位置を占め、各梁とその対向位置の梁を一直線状にし、
例えば図10の通り梁e1、f1の接合部で梁f1の先
端に固定されたリンク8′を中心に板カム14が旋回
し、支点67に繋がる紐を引くことにより梁e1に固定
されたリンク8にロックされ、梁e1とf1とが連結固
定される。支点68に繋がる紐を引くことにより梁e1
とf1の連結を解除する。図11は長手中央部の梁
e0、h0及びg0、f0を挿入する垂直パイプ52、
53及び54、55の位置及び板カム10及び11の位
置を示す平面図である。図12は梁e0、f0及び
g0、h0の連結固定状態を示す。梁e0〜e3、f0
〜f3、g0〜g3、h0〜h3の支柱部を垂直パイプ
上部軸受部に挿入し、対向位置の梁を夫々連結固定する
ことにより天蓋の骨組が形成される。
【0018】図16は梁の構造を示し、パイプ69の内
径を案内として径小パイプ70を伸縮自在とすることに
より梁の全長を調整し、ボルト74で固定する。径小パ
イプ70には滑動自在のクランプ71の上に抜け止め防
止用ピン73を取付け、ピン73が一定間隔になるよう
クランプ71を固定する。予め天幕に幅方向は各梁のス
パン、長さ方向はピンの間隔に合せてハトメを設けるこ
とにより容易に梁上に張ることが出来、建築物及び足場
通路を含めて天幕でおおうことが出来る。
径を案内として径小パイプ70を伸縮自在とすることに
より梁の全長を調整し、ボルト74で固定する。径小パ
イプ70には滑動自在のクランプ71の上に抜け止め防
止用ピン73を取付け、ピン73が一定間隔になるよう
クランプ71を固定する。予め天幕に幅方向は各梁のス
パン、長さ方向はピンの間隔に合せてハトメを設けるこ
とにより容易に梁上に張ることが出来、建築物及び足場
通路を含めて天幕でおおうことが出来る。
【0019】図2に示すように、各梁群e0〜e3、f
0〜f3、g0〜g3、h0〜h3の最上部に水平面を
設け、その面に夫々ピン9及び9′にてリンク8及び
8′を梁毎に取付け、又、梁群e0〜e3の下部ブラケ
ット42の最下面の水平面にピン41にてリンク40を
取付ける。リンク40を梁の旋回方向に動かすことによ
り梁群e0〜e3は同時に同じ位相で旋回する。梁群e
0〜e3、g0〜g3は夫々梁群h0〜h3、f0〜f
3の上をかわすように段差を設けてあり、梁群e0〜e
3、g0〜g3を旋回したあと梁群h0〜h3、f0〜
f3を夫々e0〜e3、g0〜g3側に旋回し、梁群e
0〜e3、f0〜f3、g0〜g3、h0〜h3は夫々
約90゜旋回して水平パイプ50、51に平行に近い状
態で止まり、天幕は二つに折れて垂れ下り、天蓋を完全
に収納出来る。
0〜f3、g0〜g3、h0〜h3の最上部に水平面を
設け、その面に夫々ピン9及び9′にてリンク8及び
8′を梁毎に取付け、又、梁群e0〜e3の下部ブラケ
ット42の最下面の水平面にピン41にてリンク40を
取付ける。リンク40を梁の旋回方向に動かすことによ
り梁群e0〜e3は同時に同じ位相で旋回する。梁群e
0〜e3、g0〜g3は夫々梁群h0〜h3、f0〜f
3の上をかわすように段差を設けてあり、梁群e0〜e
3、g0〜g3を旋回したあと梁群h0〜h3、f0〜
f3を夫々e0〜e3、g0〜g3側に旋回し、梁群e
0〜e3、f0〜f3、g0〜g3、h0〜h3は夫々
約90゜旋回して水平パイプ50、51に平行に近い状
態で止まり、天幕は二つに折れて垂れ下り、天蓋を完全
に収納出来る。
【0020】本発明は長方形でない建築物及ひ局部的に
階位の違う建築物に付いても適応が可能であり、建築物
全体を容易に天蓋でおおい、また、天蓋の一部及び全体
を容易に収納出来る。
階位の違う建築物に付いても適応が可能であり、建築物
全体を容易に天蓋でおおい、また、天蓋の一部及び全体
を容易に収納出来る。
【0021】
【発明の効果】本発明の建築足場は取付けた後は未熟練
者又は高年令者でも、容易に且つ迅速に天蓋及び収納位
置で固定出来るので安全である。本発明の建築足場の使
用により、天蓋の下に雨水が落ちることなく、雨天時で
も正常の作業が出来、建築工事の効率化に画期的貢献が
出来る。
者又は高年令者でも、容易に且つ迅速に天蓋及び収納位
置で固定出来るので安全である。本発明の建築足場の使
用により、天蓋の下に雨水が落ちることなく、雨天時で
も正常の作業が出来、建築工事の効率化に画期的貢献が
出来る。
【図1】本発明の高層建築用実施例の斜視図。
【図2】本発明の低層建築用実施例の斜視図。
【図3、図4】夫々高層用、低層用梁の支柱部と軸受部
の断面図。
の断面図。
【図5、図6】高層用支柱部の補強機構の正面図。
【図7、図9】高層用梁の接合部の連結機構の正面図。
【図8】図9の平面図。
【図10、図12】低層用梁の接合部の連結機構の正面
図。
図。
【図11】図12の平面図。
【図13】高層用梁の伸縮機構の正面図。
【図14、図15】夫々図13の断面図A、断面図B。
【図16】低層用梁の伸縮機構の正面図。
【図17】天幕の取付け要領図。
Claims (10)
- 【請求項1】 建築物の長手方向両側面に沿って組立て
られた高層建築用枠組足場の最上段の建枠1、2の各堅
桁の上部に外側軸受31、32、33‥‥‥37及び5
1、52、53‥‥‥57及び内側軸受41、42、4
3‥‥‥47及び61、62、63‥‥‥67を設け、
各外側軸受及び各内側軸受にL字型形状の梁a0、
a1、a2、a3、c0、c1、c2、c3及びb0、
b1、b2、b3、d0、d1、d2、d3の支柱部を
隣接梁群a0〜a3とd0〜d3及びc0〜c3とb0
〜b3間に段差を付けて夫々挿入し、対向位置にある各
梁を直線状にして接合部を固定し、上記各梁群で構成し
た天蓋骨組に天幕を取付けるとともに各梁群に軸受列と
平行方向にリンク8を設け、各梁接合部の固定及び支柱
部の補強を開放後各梁群を旋回させることにより天幕の
開閉を自在にしたことを特徴とする雨天時作業を容易に
する建築用足場。 - 【請求項2】 建築物の長手方向両側面に沿って組立て
られた低層建築用仮設足場の最上段の水平パイプ50、
51の外側及び内側に夫々堅パイプ52、54及び5
3、55を取付け、その堅パイプの上部に軸受部を設
け、外側堅パイプの各軸受部及び内側堅パイプの各軸受
部に夫々L字型形状の梁e0、e1、e2、e3と
g0、g1、g2、g3及びf0、f1、f2、f3と
h0、h1、h2、h3の支柱部を挿入し且つ隣接梁群
e0〜e3とh0〜h3間及びg0〜g3とf0〜f3
間に段差を付けて夫々挿入し、対向位置にある各梁を直
線状にしてその接合部を固定し、各梁群で構成した天蓋
骨組に天幕を取付けるとともに各梁群に軸受列と平行方
向にリンク8を設け各梁の接合部の固定を開放後、各梁
群を旋回させることにより天幕の開閉を自在としたこと
を特徴とする雨天時作業を容易にする建築用足場。 - 【請求項3】 高層用枠組足場の建枠上部に設けた軸受
部にL字型形状の梁の支柱部を挿入するとともに建枠上
部の横桁に設けた滑動及び回転自在のブッシュ21に附
属したピン22にその一端を連結したレバー23の他端
の溝を上記の梁に固着されたピン24に挿入することに
より、当該支柱部を強化することを特徴とする請求項1
記載の建築用足場。 - 【請求項4】 低層用仮設足場の最上段の水平パイプに
クランプにて堅パイプ上部に設けた軸受部を固定し、建
築物長手方向の中央部では内側の堅パイプ軸受部53と
外側の堅パイプ軸受部52がラップするよう堅パイプの
位置決めをすることを特徴とした請求項2記載の建築用
足場。 - 【請求項5】L字型形状の梁群の最上部を水平面とし、
その面に軸受列と平行方向にリンク8をピン9にて取付
け、又、梁群の梁本体より最下部に水平面を設けたブラ
ケット42を取付け、その面にリンク40をピン41に
て取付け、ピン9及び41に連結された梁群を同じ位相
で同時に旋回させるようにしたことを特徴とする請求項
1又は2記載の建築用足場。 - 【請求項6】 中央接合部で板カム等により対向位置に
ある梁を連結固定することを特徴とした請求項1又は2
記載の建築用足場。 - 【請求項7】 パイプの内径を案内として径小パイプを
伸縮自在とすることにより、L字型形状梁の全長を容易
に調整出来る機構としたことを特徴とする請求項1又は
2記載の建築用足場。 - 【請求項8】 L字型形状の梁の上面に一定間隔の抜け
止め防止用ピンを取付け、天幕に設けた一定間隔のハト
メを上記固定ピンに挿入し、梁のスパン毎に天幕を取付
けることを特徴とする請求項1又は2記載の建築用足
場。 - 【請求項9】 L字型形状の梁をパイプ、形鋼、軽量形
鋼、又は他の金属、プラスチック材のいずれかにより構
成したことを特徴とする請求項1又は2記載の建築用足
場。 - 【請求項10】 L字型形状の梁の上面に取付けられた
天幕を、梁の旋回方向に対し引張り力が作用しない形状
としたことを特徴とする請求項1又は2記載の建築用足
場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12330591A JP2617826B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 雨天時作業を容易にする建築足場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12330591A JP2617826B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 雨天時作業を容易にする建築足場 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062441A JPH062441A (ja) | 1994-01-11 |
JP2617826B2 true JP2617826B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=14857254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12330591A Expired - Lifetime JP2617826B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 雨天時作業を容易にする建築足場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617826B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP12330591A patent/JP2617826B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH062441A (ja) | 1994-01-11 |
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