JP2617777B2 - 仕切型枠の清掃装置及び剥離剤塗布装置 - Google Patents

仕切型枠の清掃装置及び剥離剤塗布装置

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JP2617777B2
JP2617777B2 JP21359588A JP21359588A JP2617777B2 JP 2617777 B2 JP2617777 B2 JP 2617777B2 JP 21359588 A JP21359588 A JP 21359588A JP 21359588 A JP21359588 A JP 21359588A JP 2617777 B2 JP2617777 B2 JP 2617777B2
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伸好 小沢
秀明 二瓶
喜久義 小門
民夫 島崎
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は組立マンホール等に使用されるコンクリート
製リング管等を製造する際に用いられる仕切型枠を自動
的に清掃し得る清掃装置及び、該仕切型枠の外周面に剥
離剤を自動的に塗油し得る剥離剤塗布装置である。
<従来の技術> 第3図に示す組立マンホールの高さ調節等に使用され
るコンクリート製リング管(一般には調整リング又は短
管等と言われている)1を第4図の如き遠心成形型枠2
で一回の成形作業で多数個を製造する為には、第5図及
び第6図に示す如きリング状仕切型枠3,4,5が使用さ
れ、これ等のリング状仕切型枠3,4,5の間に鉄筋6,7を配
設して前記遠心成形型枠2内に収納した後で、仕切型枠
3,4,5の間の鉄筋6の周りにコンクリートを投入して遠
心成形することによってリング管1を製造していた。
所で従来、上記リング管1を製造する為のリング状仕
切型枠3,4,5はリング管1を製造する毎に1個づつ夫々
ハンマー等でたたいて周りに付着したコンクリートを落
とした後で、続いてブラシ等で清掃し、更にその外周面
にハケ等で剥離剤を塗布していた。
<発明が解決しようとする課題> 然るに上述の如く、付着したコンクリート等を剥離す
る為にハンマー等でリング状仕切型枠3,4,5をたたく
と、その仕切型枠3,4,5の表面に微細な傷や凹凸面が生
じ、これ等によって成形されたリング管1の表面を平滑
に保つことが出来ず、又付着したコンクリート等を清掃
する作業が全て手作業であるので、作業が困難で熟練を
要しかつ能率が悪く、更に作業場を広く必要とする等の
問題点があった。
又剥離剤の塗布作業も同様に全てノズルガン等を用い
て手作業で実施していたので、作業が困難であると共に
熟練を要し、かつ能率が悪く、作業場を広く必要とする
等の問題点があった。
本発明に係る清掃装置及び剥離剤塗布装置は従来のこ
れ等の問題点に鑑み開発された全く新規な技術に関する
ものである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、リング状仕切型枠を下方から支持回転し得
る一対の回転受ローラと、該リング状仕切型枠の両側面
と内周面とを清掃し得る一対の回転式カップブラシと、
該リング状仕切型枠を両側から支持して位置規制し得る
支持ローラとより構成したことを特徴とした仕切型枠の
清掃装置及びリング状仕切型枠を下方から支持回転し得
る一対の回転受ローラと、該リング状仕切型枠の外周面
に塗油し得る一対の回転式塗油ブラシと、該リング状仕
切型枠を両側から支持して位置規制し得る支持ローラと
より構成したことを特徴とした剥離剤塗布装置である。
<作用> 本発明に係る清掃装置は上述の如く、下方に一対の回
転受ローラを設けたので、この回転受ローラ上にリング
状仕切型枠を載置してこれを円周方向に回転させること
が出来、かつ上方に支持ローラを設けたので、この支持
ローラによってリング状仕切型枠の位置を規制すると共
にこの仕切型枠をスムーズに回転させることが出来、更
に前記回転受ローラ上に起立載置された仕切型枠の両側
及び内側上部に一対の回転式カップブラシを設けたの
で、これ等のカップブラシを回転させることによってリ
ング状仕切型枠の外表面に付着したコンクリート等の付
着物をスムーズに除去することが出来る。
更に本発明に係る剥離剤塗布装置も前記清掃装置と同
様に下方に一対の回転受ローラを設けると共に上方に支
持ローラを設けたので、リング状仕切型枠を一対の回転
受ローラに起立した状態で載置しながらこれ等を正確な
位置でスムーズに回転させることが出来、かつ一対の回
転式塗油ブラシを設けたので、これによって回転受ロー
ラにより回動されるリング状仕切型枠の外表面に剥離剤
を均一に塗布することが出来る。
<実施例> 第1図及び第2図により本発明に係る仕切型枠の清掃
装置及び剥離剤塗布装置について説明すると次の通りで
ある。
10は外径の異なるリング状仕切型枠11a,11bを夫々起
立回転させながら清掃し得る清掃装置であって、基台12
上には2個一対の回転受ローラ13a,13bが夫々モーター1
4によって駆動回転される如く軸着され、かつこれ等の
回転受ローラ13a,13bには夫々垂直に起立した仕切型枠1
1a,11bの外周面を載置し得る如く構成されている。15は
軸受であって、前記回転受ローラ13a,13bの回転軸16を
支持している。
17a,17b及び18は夫々カップブラシであり、その内の
カップブラシ17a,17bは夫々仕切型枠11a,11bの左右両側
面をブラシし得る位置に対峙されて設けられると共にモ
ーター19によって垂直方向に回転し得る如く構成されて
いる。前記カップブラシ18は仕切型枠11a,11bの内周面
を上方からブラシし得る位置に設けられ、加圧移動エア
シリンダー20によって昇降自在に保持され、かつモータ
ー21によって水平方向に回転し得る如く構成されてい
る。
22a,22bは夫々支持ローラであって、起立された仕切
型枠11a,11bを左右両側から挟持してその位置を規制し
得る如く構成されている。この支持ローラ22a,22bは軸
受23によって支持されている水平軸24に軸着されると共
にこの水平軸24に沿って水平方向に移動し得る如く構成
されている。又前記軸受23は基台12より起立されたフレ
ーム25の上部内側面に夫々取り付けられている。
上記カップブラシ17a,17b及びこのカップブラシ17a,1
7bを回転し得るモーター19は加圧移動エアシリンダー26
によって、水平方向に移動し、これによってカップブラ
シ17a,17bを仕切型枠11a,11bの側面に押圧し得る如く構
成されている。
次に30は剥離剤塗布装置であって、前記清掃装置10に
於いて清掃された仕切型枠11a,11bの外表面に剥離剤を
塗着することが出来る装置である。この剥離剤塗布装置
30に於いても清掃装置10と同様に基台12上に2個一対の
回転受ローラ31a,31bが設けられ、これ等の回転受ロー
ラ31a,31bは前記モーター14によって駆動回転される如
く軸着されている。又この剥離剤塗布装置30に於いても
清掃装置10と同様に仕切型枠11a,11bを支持し得る支持
ローラ(図示せず)が軸受32に設けられた軸33に摺動自
在に軸着されている。34は仕切型枠11a,11bの外表面に
剥離剤を塗着し得る如く対峙された一対の塗油ブラシで
あって、モーター35によって垂直に駆動回転されてい
る。36は塗油ポンプであって、前記塗油ブラシ34に剥離
剤を常に供給し得る如く構成されている。
次に前述の清掃装置10の作動について説明すると、コ
ンクリート製リング管の遠心成形に使用された仕切型枠
11a,11bはクレーンによって垂直に起立されて回転受ロ
ーラ13a,13b上に載置されると共にその仕切型枠11a,11b
の上部は支持ローラ22a,22bによって支持されながら円
周方向に回転される。この状態に於いて、加圧移動エア
シリンダー26,20を作動することによってカップブラシ1
7a,17b,18を夫々仕切型枠11a,11bの両側面及び内周面に
押圧しながら回転させることによって、この仕切型枠11
a,11bに付着したコンクリート等の異物を剥離して除去
し、その表面を清掃することが出来る。
上述の如く清掃装置10で清掃が終わった仕切型枠11a,
11bは再びクレーンを用いてこの清掃装置10に並列され
た剥離剤塗布装置30に送られ、この装置の回転受ローラ
31a,31b上に載置され、かつ支持ローラによって両側か
ら支持されながら円周方向に回転を始める。この状態に
於いて、塗油ブラシ34を仕切型枠11a,11bの外表面に回
転させながら当接することによって、塗油ポンプ36より
この塗油ブラシ34に供給される剥離剤を仕切型枠11a,11
bの両側面及び内周面に均一に塗着することが出来る。
<発明の効果> 本発明に係る清掃装置及び剥離剤塗布装置は上述の如
き構造と作用とを有するので、コンクリート製リング管
の遠心成形に使用されたリング状仕切型枠を安定した状
態で回転させながらその外表面に付着したコンクリート
等の異物を簡単かつ自動的に剥離除去することが出来、
従って従来の如く熟練を要さずに誰でも作業をすること
が出来、かつリング状仕切型枠の表面を損傷したり凹凸
面を形成したりすることがなく、又清掃されたリング状
仕切型枠の表面には塗油ブラシによって簡単かつ自動的
にしかも均一に剥離剤を塗着することが出来、更に前記
清掃装置と剥離剤塗布装置は並列して設けることが出来
るので、リング状仕切型枠の清掃と剥離剤の塗布作業と
を連続して自動的に処理することが出来、これによって
効率の良い作業を大量にかつ安価に実施することが出来
る特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る清掃装置及び剥離剤塗布装置の正
面説明図、第2図は清掃装置の側面図、第3図乃至第6
図は夫々リング状型枠或いはこの型枠の利用についての
説明図である。 1はコンクリート製リング管、2は遠心成形型枠、3,4,
5,11a,11bはリング状仕切型枠、6,7は鉄筋、10は清掃装
置、13a,13b,31a,31bは回転受ローラ、14,19,21,35はモ
ーター、15,23,32は軸受、16,24,33は軸、17a,17b,18は
カップブラシ、20,26は加圧移動エアシリンダー、22a,2
2bは支持ローラ、34は塗油ブラシ、36は塗油ポンプであ
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状仕切型枠を下方から支持回転し得
    る一対の回転受ローラと、該リング状仕切型枠の両側面
    と内周面とを清掃し得る一対の回転式カップブラシと、
    該リング状仕切型枠を両側から支持して位置規制し得る
    支持ローラとより構成したことを特徴とした仕切型枠の
    清掃装置。
  2. 【請求項2】リング状仕切型枠を下方から支持回転し得
    る一対の回転受ローラと、該リング状仕切型枠の外周面
    に塗油し得る一対の回転式塗油ブラシと、該リング状仕
    切型枠を両側から支持して位置規制し得る支持ローラと
    より構成したことを特徴とした剥離剤塗布装置。
JP21359588A 1988-08-30 1988-08-30 仕切型枠の清掃装置及び剥離剤塗布装置 Expired - Lifetime JP2617777B2 (ja)

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