JP2617314B2 - バルーンカテーテルの製造方法およびその方法に使用するスプレー装置 - Google Patents

バルーンカテーテルの製造方法およびその方法に使用するスプレー装置

Info

Publication number
JP2617314B2
JP2617314B2 JP62165912A JP16591287A JP2617314B2 JP 2617314 B2 JP2617314 B2 JP 2617314B2 JP 62165912 A JP62165912 A JP 62165912A JP 16591287 A JP16591287 A JP 16591287A JP 2617314 B2 JP2617314 B2 JP 2617314B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
mold
sub
passage
balloon catheter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62165912A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS648978A (en
Inventor
重男 小峰
寛 井上
英彰 白橋
浩志 宮本
Original Assignee
小峰ゴム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小峰ゴム工業株式会社 filed Critical 小峰ゴム工業株式会社
Priority to JP62165912A priority Critical patent/JP2617314B2/ja
Publication of JPS648978A publication Critical patent/JPS648978A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2617314B2 publication Critical patent/JP2617314B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバルーンカテーテルの製造方法およびその方
法に使用するスプレー装置、特にバルーン部が放射方向
に均一に膨張するバルーンカテーテルの製造方法および
その方法に使用するスプレー装置に関するものである。
[従来の技術] バルーンカテーテルは、膀胱留置カテーテル、心臓カ
テーテルあるいは気管内カテーテル等として広く使用さ
れている。
このようなバルーンカテーテルの製造方法としては、
特にバルーン部分の製造方法に特徴があるものとして、
バルーン部分のゴム張り付けによるバルーンカテーテル
の製造方法から、特開昭59−200661号に開示されている
ような、シリコーンとカルシウムとの溶液から成る間隙
形成物質をスプレー装置あるいはコーティング装置によ
ってあらかじめラテックス内層のバルーン部分に塗布
し、その後この間隙形成物質の塗布部分を含めて更にラ
テックス外層を形成することによってバルーンカテーテ
ルを製造するものがあった。
またここで使用するスプレー装置は、スプレーノズル
から吹出した霧化した間隙形成物質を、搬送用エアー供
給機からのエアーの送風力によって風洞を介してラテッ
クス内層のバルーン部分に吹出すものであった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、特開昭59−200661号に開示されている
よう製造方法であると、スプレー装置を用いているもの
の、そのスプレー装置による間隙形成物質の塗布密度の
調整が困難なものであった。
即ち、塗布密度を向上させるためには単位時間当たり
の間隙形成物質噴出量を向上させなければならないもの
の、この間隙形成物質噴出量を向上させると、同時に搬
送用エアー供給機からのエアー送風力も向上させないと
間隙形成物質が充分上昇しないこととなるものの、この
エアーの送風力を向上させるとラテックス内層への間隙
形成物質付着巾が広がってしまい、所定の巾での付着が
行なえないこととなっていた。
また更に、特開昭59−200661号に開示されているよう
製造方法であると、ラテックス内層への間隙形成物質付
着巾を風洞の巾で決定していたために、間隙形成物質の
付着巾にばらつきがあるだけでなく、バルーン部の巾が
異なるバルーンカテーテルを製造するためには風洞を交
換しなければならず、作業性の著しい低下を招いてい
た。
そこで本発明は、間隙形成物質の塗布密度の調整が自
在であり、かつ間隙形成物質の付着巾を均一なものとす
ることができるようなバルーンカテーテルの製造方法お
よびその製造方法に直接使用するスプレー装置を提供し
て、あらかじめ設定した巾のバルーン部分が放射方向に
均一に膨張するバルーンカテーテルを製造することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本発明に係るバルー
ンカテーテルの製造方法は、 主通路を有するカテーテルのゴム層内に少なくとも1
つの副通路を有し、この副通路に連通するバルーン部を
有するラテックスバルーンカテーテルの製造方法であっ
て、 主通路金型上にラテックスゴム内層を形成した後、 バルーン部に連通する副通路を形成するための副通路
用金型、及び製品として完成した後の副通路にバルブを
取り付けるためのバルブ取り付け用金型を凝固剤に被着
させ、 その後副通路用金型を前記主通路用金型に沿ってラテ
ックスゴム内層表面に位置させ、 その後、副通路用金型と主通路用金型とを回転させな
がら、所定のバルーン設定位置に、コロイドゾルもしく
はそのアルコール溶液と多価金属塩を溶解したアルコー
ル溶液とを混合したバルーン間隙剥離剤を、空気との2
流体ノズルにて霧状に直接塗布し、 次いで、主通路用金型、副通路用金型及びバルブ取り
付け用金型にラテックスゴム外層を形成した後、上記主
通路用金型、副通路用金型及びバルブ取り付け用金型を
抜き取ったことを特徴とするものである。
またこのような製造方法に直接使用するスプレー装置
は、 カテーテルの主通路用金型、副通路用金型及びバルブ
取り付け用金型を同時に回転させるための回転装置と、 主通路用金型のラテックスゴム内層のバルーン成形部
分に、コロイドゾルもしくはそのアルコール溶液と多価
金属塩を溶解したアルコール溶液とを混合したバルーン
間隙剥離剤を霧状に塗布するための空気との2流体ノズ
ルと、 2流体ノズル付近に着脱自在に設けた噴霧巾設定用の
任切板とを備えたことを特徴とするものである。
さらに2流体スプレー装置に使用する間隙剥離剤のコ
ロイドゾルは、アルミナゾル、シリカゾル等を用いるこ
とができる。また金属塩は、塩化ナトリウム、塩化カル
シウム、塩化バリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウ
ム、硝酸バリウム、酢酸カルシウムのいずれかを用いる
ことができ、アルコール類はメチルアルコール、エチル
アルコール、ブチルアルコール等のいずれかを用いるこ
とができる。
[実施例] 以下本発明に係るバルーンカテーテルの製造方法を、
図示例に従って説明する。
第1図乃至第3図は、本発明に係る製造方法を工程順
に示した断面図であり、第4図は完成品としてのバルー
ンカテーテルを示した断面図、第5図はスプレー装置20
を示した概略図である。
まず最初に、排液あるいは薬液の導通路を形成するた
めの主通路用金型10をラテックスゴム中に浸漬させ、こ
の主通路用金型10周囲にラテックスゴム内層11を被着形
成させる。このときのラテックスゴム内層11の厚さは、
浸漬回数あるいは浸漬時間等によって決定するものであ
る。
またここで用いるラテックスゴムとは、従来から用い
られているものと同質のものであり、天然ラテックスゴ
ムあるいは合成ゴム、例えばスチレンブタジエムゴム、
アクリロニトリルブタジエンゴム、イソプレナゴム、ブ
タジエンゴム等の種々のラテックスゴムを指す。またこ
のラテックスゴムには、加硫剤として粉末硫黄、コロイ
ド硫黄等を添加することができ、加硫促進剤としてジチ
オカルバミン酸塩類、タアゾール類等を添加することが
でき、更には増粘剤としてミルクカゼイン等を添加する
ことができる。また必要に応じて、安定剤、老化防止
剤、界面活性剤、乳化剤等を添加することもできる。
次いで、バルーン部12に連通し、バルーン部12を膨張
あるいは収縮させる副通路を形成するための副通路用金
型13にバルブ取り付け用金型14を固定して、これら両者
を凝固剤に被着させる。ここでバルブ取り付け用金型14
は、製品として完成した後の副通路の開口部に、図示し
ないバルブを取り付けるための通路を形成するためのも
のである。
ここでラテックスゴムの凝固剤としては、二価または
三価の金属塩、例えば塩化ナトリウム、塩化バリウム、
塩化カルシウム、硝酸ナトリウム、硝酸バリウム、硝酸
カルシウム、酢酸カルシウム等を、メチルアルコール、
エチルアルコール、ブチルアルコール等の低級アルコー
ルに溶解した溶液を用いることができる。
更にその後、副通路用金型13を前記主通路用金型10に
沿ってラテックスゴム内層11表面に位置させると共に、
副通路用金型13を固定したバルブ取り付け用金型14を主
通路用金型10と共に固定治具15に固定し、更にはこれら
全部を回転部30に固定する(第1図参照)。
次いで回転部30を回転させると共に、後に詳細に説明
するスプレー装置20によって、バルーン部12の設定位置
に、間隙剥離剤16を霧状に吹付け塗布する(第2図参
照)。
またここで使用する間隙剥離剤16は、コロイドゾルも
しくはそのアルコール溶液と多価金属塩を溶解したアル
コール溶液とを混合して形成してある。
ここで使用するコロイドゾルは、粒径5nm(ナノメー
ター)〜200nm(ナノメーター)程度のアルミナゾル、
シリカゲル等を用い、負に帯電したアルミナあるいはシ
リカ粒子が水中に分散してコロイド状になっているもの
である。
またアルコールとしては、メチルアルコール、エチル
アルコール、ブチルアルコール等を使用することができ
る。
更に多価金属塩としては、塩化ナトリウム、塩化カル
シウム、塩化バリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウ
ム、硝酸バリウム、酢酸カルシウム等のいずれかが使用
できる。
また間隙剥離剤16の配合例としては、アルコール100
容量部に対して、アルミナゾルもしくはシリカゾルを1
〜25容量部、金属塩を10容量部以下とする。
ここでアルミナゾルもしくはシリカゾルを1容量部以
下とすると、バルーン部12形成のための剥離効果がなく
なり、また25容量部以上とすると、粘度安定性が阻害さ
れるので、上記範囲が適当である。
また金属塩も、微量でも良いものの、添加しないと、
バルーン部12の皮膜の肉厚調整が困難となり、10重量部
以上添加すると、バルーン部12の皮膜の肉厚が厚くなり
過ぎるので、上記範囲が適当である。
このような間隙剥離剤16は、噴霧状態で塗布されるの
で、付着状態の差による影響もなく、バルーン部12の外
層に均一な厚みで塗布でき、バルーン剥離ができる最低
量以上の剥離剤の塗布を行なえば、塗布量の多少に関わ
らずバルーン部12の外層皮膜は均一な厚みで充分な強度
を有するものとすることができる。
更に間隙剥離剤16中のコロイドゾルは、親水性の固体
粒子から成っているので、従来用いていい間隙剥離剤16
のような撥水性、疎水性を利用しての剥離ではなく、ア
ルコール分の揮発に伴なうラテックスゴム内層11とラテ
ックスゴム外層17の間との微細な粒子による中間層によ
って、あらかじめ形成されたラテックスゴム内層11とそ
の後の浸漬によって形成するラテックスゴム外層17の接
触を阻止するものである。
従ってラテックスゴム外層17の厚さを均一にすること
ができるだけでなく、ラテックスゴム内層11への付着後
の拡散、浸透もおきないため、膨らましたバルーン部12
が形崩れのない、放射方向に均一に膨張するものとな
る。
またスプレー装置20とは、空気と間隙剥離剤16とを同
時にスプレーする装置であって、空気及び間隙剥離剤16
のスプレー圧力及びスプレー量を各々別個に制御できる
ものである。
次いで、このように所定のバルーン部12の設定位置に
間隙剥離剤16を付着させたものを、更に前述のラテック
スゴム溶液中に浸漬し、主通路用金型10、副通路用金型
13及びバルブ取り付け用金型14表面にラテックスゴム外
層17を形成する(第3図参照)。またこの時のラテック
スゴム外層17の厚さは、浸漬の回数及び時間等によって
適宜設定することができるものである。
更にその後、このようにして形成されたラテックスゴ
ム形成物から主通路用金型10、副通路用金型13及びバル
ブ取り付け用金型14を取り外し、必要に応じて加硫、塩
素化等の工程を経た後、端部の処理を行ない、かつ先端
部に導通用の孔を穿設して完成品としてのバルーンカテ
ーテルを得るものである(第4図参照)。
次に第5図に従って、本発明に係るバルーンカテーテ
ルの製造方法に直接使用するスプレー装置20について説
明する。
このスプレー装置20は、枠体21の下部に設けたスプレ
ー部40と、このスプレー部40の上部に着脱自在に固定さ
れた仕切板50と、このスプレー部40との間にバルーン部
12を位置させるようにスプレー部40と間隙を有するよう
に設けられた回収部60と、副通路用金型13を固定したバ
ルブ取り付け用金型14を主通路用金型10と共に固定治具
15に固定したものを回転させるための回転部30とから形
成されている。
スプレー部40は、2流体ノズル41と、エアーコンプレ
ッサー42に連結され2流体ノズル41に至る高圧空気供給
用のエアー供給管43と、加圧装置44から間隙剥離剤16を
収納した液槽45を介して2流体ノズル41に至る液体供給
管46とから形成されている。そしてこのスプレー部40で
は、エアー供給管43からの高圧空気と、液体供給管46か
らの間隙剥離剤16とが、エアーコンプレッサー42及び加
圧装置44の圧力によって、2流体ノズル41から上方に向
って吹出すようになっている。
また仕切板50は、枠体21に穿設された吹出し口の上面
に固定して使用するものであって、この仕切板50の間隙
によって、バルーン部126への間隙剥離剤16の吹出し巾
を決定するものである。
回収部60は、スプレー部40から噴出された間隙剥離剤
16及びこの間隙剥離剤16中の溶剤を排気するためのもの
であり、吸引装置61と排気ダクト62とから形成されてい
る。
また回転部30は、副通路用金型13、バルブ取り付け用
金型14及び主通路用金型10を固定治具15に固定したもの
を、変速モータ31のジョイント32に着脱自在に固定し、
かつ回転させるためのものであって、この回転部30によ
って回転中のバルーン部12に、下部のスプレー装置20か
ら間隙剥離剤16を吹き付けるためのものである。
このようなスプレー装置20は、スプレー部40に2液体
ノズル41を用い、空気と間隙剥離剤16とを別々のエアー
コンプレッサー42及び加圧装置44の圧力によって噴出し
ているので、空気あるいは間隙剥離剤16の噴出量及び噴
出速度等を別々に制御できる。
従って、間隙剥離剤16の塗布密度を変化させるために
は、回転部30の回転速度、間隙剥離剤16の噴出量及び空
気の噴出量のいずれかもしくは双方を変化させれば良
い。それ故、従来のスプレー装置20に比べて、変化可能
なファクターが増加するので、塗布密度の調整が厳密か
つ容易に行なえる。
なおこのような間隙剥離剤16の塗布密度は、製造すべ
きバルーンカテーテルの形状によって異なるものの、回
転部30の回転速度、間隙剥離剤16の噴出量及び空気の噴
出量等をあらかじめ自動コントロールできるように設定
することによって、間隙剥離剤16塗布の自動化が図れる
ものである。
また空気と間隙剥離剤16とを同時に噴出すると、噴出
の開始時において間隙剥離剤16の濃度が一定化しないも
のの、本発明ではまず空気を噴出しておいて、その後に
間隙剥離剤16を噴出するように制御することによって、
間隙剥離剤16の濃度の一定化が図れる。
また逆に、噴出の停止時には、まず間隙剥離剤16の噴
出を停止し、その後に空気の噴出を停止するように制御
することによって、2流体ノズル41の噴出口に間隙剥離
剤16が残ることも防止できるし、噴出口が詰まることも
ない。
また間隙剥離剤16の塗布は、完成品としてのバルーン
カテーテルの形状によって異なるものの、本発明では、
枠体21に固定した仕切板50を交換することによって、容
易に対応できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、間隙剥離剤の塗布密
度の調整が自在であり、かつ間隙剥離剤の付着巾を均一
なものとすることができるようなバルーンカテーテルの
製造方法およびその製造方法に直接使用するスプレー装
置を提供して、あらかじめ設定した巾のバルーン部分が
放射方向に均一に膨張するバルーンカテーテルを製造可
能としたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図乃
至第3図は本発明におけるバルーンカテーテルの製造方
法を工程順に示す主要断面図、第4図は本発明に係るバ
ルーンカテーテルのバルーン部を膨張させた状態の断面
図、第5図は本発明のバルーン部を形成するために使用
するスプレー装置の概略図である。 10……主通路用金型 11……ラテックスゴム内層 12……バルーン部、13……副通路用金型 14……バルブ取り付け用金型 15……固定治具、16……間隙剥離剤 17……ラテックスゴム外層 20……スプレー装置、21……枠体 30……回転部、31……変速モータ 32……ジョイント、40……スプレー部 41……2流体ノズル 42……エアーコンプレッサー 43……エアー供給管、44……加圧装置 45……液槽、46……液体供給管 50……仕切板、60……回収装置 61……吸引装置、62……排気ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−150893(JP,A) 特開 昭59−192375(JP,A) 特開 昭59−211464(JP,A) 特開 昭63−164964(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主通路を有するカテーテルのゴム層内に少
    なくとも1つの副通路を有し、この副通路に連通するバ
    ルーン部を有するラテックスバルーンカテーテルの製造
    方法であって、 主通路金型上にラテックスゴム内層を形成した後、 バルーン部に連通する副通路を形成するための副通路用
    金型、及び製品として完成した後の副通路にバルブを取
    り付けるためのバルブ取り付け用金型を凝固剤に被着さ
    せ、 その後副通路用金型を前記主通路用金型に沿ってラテッ
    クスゴム内層表面に位置させ、 その後、副通路用金型と主通路用金型とを回転させなが
    ら、所定のバルーン設定位置に、コロイドゾルもしくは
    そのアルコール溶液と多価金属塩を溶解したアルコール
    溶液とを混合したバルーン間隙剥離剤を、空気との2流
    体ノズルにて霧状に直接塗布し、 次いで、主通路用金型、副通路用金型及びバルブ取り付
    け用金型にラテックスゴム外層を形成した後、上記主通
    路用金型、副通路用金型及びバルブ取り付け用金型を抜
    き取ったことを特徴とするバルーンカテーテルの製造方
    法。
  2. 【請求項2】バルーン間隙剥離剤に用いるコロイドゾル
    を、アルミナゾル、シリカゾルのいずれかとした特許請
    求の範囲第1項記載のバルーンカテーテルの製造方法。
  3. 【請求項3】バルーン間隙剥離剤に用いるアルコール
    を、メチルアルコール、エチルアルコール、ブチルアル
    コールのいずれかとした特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のバルーンカテーテルの製造方法。
  4. 【請求項4】バルーン間隙剥離剤に用いる金属塩を、塩
    化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化バリウム、硝酸ナ
    トリウム、硝酸カルシウム、硝酸バリウム、酢酸カルシ
    ウムのいずれかとした特許請求の範囲第1項、第2項ま
    たは第3項記載のバルーンカテーテルの製造方法。
  5. 【請求項5】カテーテルの主通路用金型、副通路用金型
    及びバルブ取り付け用金型を同時に回転させるための回
    転装置と、 主通路用金型のラテックスゴム内層のバルーン成形部分
    に、コロイドゾルもしくはそのアルコール溶液と多価金
    属塩を溶解したアルコール溶液とを混合したバルーン間
    隙剥離剤を霧状に塗布するための空気との2流体ノズル
    と、 2流体ノズル付近に着脱自在に設けた噴霧巾設定用の仕
    切板とを備えたことを特徴とするバルーンカテーテルの
    製造に使用するスプレー装置。
  6. 【請求項6】バルーン間隙剥離剤に用いるコロイドゾル
    を、アルミナゾル、シリカゾルのいずれかとした特許請
    求の範囲第5項記載のバルーンカテーテルの製造に使用
    するスプレー装置。
  7. 【請求項7】バルーン間隙剥離剤に用いるアルコール
    を、メチルアルコール、エチルアルコール、ブチルアル
    コールのいずれかとした特許請求の範囲第5項または第
    6項記載のバルーンカテーテルの製造に使用するスプレ
    ー装置。
  8. 【請求項8】バルーン間隙剥離剤に用いる金属塩を、塩
    化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化バリウム、硝酸ナ
    トリウム、硝酸カルシウム、硝酸バリウム、酢酸カルシ
    ウムのいずれかとした特許請求の範囲第5項、第6項ま
    たは第7項記載のバルーンカテーテルの製造に使用する
    スプレー装置。
JP62165912A 1987-07-02 1987-07-02 バルーンカテーテルの製造方法およびその方法に使用するスプレー装置 Expired - Lifetime JP2617314B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62165912A JP2617314B2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02 バルーンカテーテルの製造方法およびその方法に使用するスプレー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62165912A JP2617314B2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02 バルーンカテーテルの製造方法およびその方法に使用するスプレー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS648978A JPS648978A (en) 1989-01-12
JP2617314B2 true JP2617314B2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=15821371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62165912A Expired - Lifetime JP2617314B2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02 バルーンカテーテルの製造方法およびその方法に使用するスプレー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2617314B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9283147B2 (en) 2011-09-28 2016-03-15 Seiko Epson Corporation Encapsulation device, medical capsules, and encapsulation method
KR102056983B1 (ko) * 2018-06-15 2019-12-17 이제권 열경화성 수지를 이용한 벌룬 카테타 제조방법 및 그 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS648978A (en) 1989-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1088648B1 (en) Process for forming coating film
US2293928A (en) Article comprising porous rubber
JP2001505965A (ja) 薄壁エラストマー製品を製造するための方法および装置
JP2617314B2 (ja) バルーンカテーテルの製造方法およびその方法に使用するスプレー装置
EP1080998A3 (en) Method of making a hidden tear seam in a vehicle body panel
EP1621235B1 (en) Bladder shell for inflatable balls
US4477504A (en) Utilization of plastic films to control gas pressure and reduce foam in cellular foam products
US4551362A (en) Method of treating unvulcanized elastomeric objects
JP2617315B2 (ja) カテーテルのバルーン部形成用間隙剥離剤
EP1040906B1 (en) Process for producing polyurethane molded articles
JP3568670B2 (ja) プラスチック表皮の製造方法及びパウダースラッシュ成形装置
JP2007245082A (ja) マスキング治具とマスキング方法
JP2558989Y2 (ja) ゴムホースの押出成形機
JPH06262296A (ja) 鋳造用中子およびその製造方法
JPH01270973A (ja) 色分け製品の製造方法
JP3223690B2 (ja) 塗装見切り方法
JPH0347666A (ja) 減圧吸上鋳造用鋳型
CN114603820B (zh) 一种全生物可降解塑料袋生产设备及工艺
JPH0352749B2 (ja)
JPH0349586B2 (ja)
JPS6310040A (ja) 吸引鋳造用鋳型の塗型方法
CZ20041189A3 (cs) Metoda zhotovení elastomerové kuze
AU766039B2 (en) Molded product
JP2836990B2 (ja) 鋳造方法
US2191910A (en) Rubber article