JP2616851B2 - コーヒーバッグ及びコーヒーフィルター - Google Patents

コーヒーバッグ及びコーヒーフィルター

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JP2616851B2
JP2616851B2 JP3163882A JP16388291A JP2616851B2 JP 2616851 B2 JP2616851 B2 JP 2616851B2 JP 3163882 A JP3163882 A JP 3163882A JP 16388291 A JP16388291 A JP 16388291A JP 2616851 B2 JP2616851 B2 JP 2616851B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/808Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags
    • B65D85/812Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags with features facilitating their manipulation or suspension

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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒーバッグに関す
るもので、更に詳しく述べると、新しい方式の粉砕機に
より、従来と異なる形状の粒子及び粒度分布を有するコ
ーヒー粒子を、油脂の吸着性に優れ且つ微粒子の漏出が
ない超極細繊維を含む不織布のバッグに充填したコーヒ
ーバッグである。
【0002】
【従来の技術】現在コーヒーは広く日常生活に取り入れ
られ、その味や香りに対する関心は非常に高い。コーヒ
ーの味や香りは豆の種類、ブレンド比率、ばい煎の度合
い、入れ方等の要素によって変わることがよく知られて
いるが、最近の生活環境を反映して、コーヒーもより高
な味や香りが求められる様になっている。一方、短間
で手軽に入れられるコーヒーへの要望も高く、予めコー
ヒー豆をばい煎し、粉砕してバッグに充填したものが増
加している。従って、バッグ充填用のコーヒーの味や香
りを高めるため多くの試みがなされている。
【0003】従来コーヒー豆をばい煎後粉砕するために
喫茶店、家庭用等小規模な場合は小型のミンチ粉砕機が
使用され、大規模に粉砕する場合は殆どロールミルが使
用されている。これらの粉砕機は、いずれも豆を回転し
ている円錐型の粉砕板或いはロールの間のスリットを通
して磨り潰す方式である。また粉砕された粒子はブレン
ドする様なことはなく、そのままコーヒーバッグ等に充
填して使用されている。
【0004】これらの予め調製され、バッグに充填され
たコーヒーは、レギュラーコーヒー或いは熱湯に浸漬す
るためのコーヒーバッグとして使用されているが、コー
ヒーの味に詳しいマニアからは、念入りな方法で調製し
たコーヒーと比較すると、コク味、香り、コーヒー中へ
の微粉末の混入、苦味、酸味等多くの点で未だ不充分で
あると指摘されていた。
【0005】従来コーヒーの抽出方法はドリップ方式が
多く、コーヒーの味に詳しい人はネル・ドリップ法を使
用することが多かった。一般には厚地の綿織布を起毛し
た40番フランネルがこし袋として使用され、コーヒーの
抽出ろ過の際に、コーヒー粉末とコーヒー液とを、分離
するために使用されている。しかし、このろ布は厚地の
ため長期間使用すると目詰まりを生じたり、コーヒーの
脂肪が付着して汚れて着色し、また臭味がついて使用の
たび毎に、水洗する必要がある。従って保管や衛生上の
管理にも充分な配慮が必要となるため、最近この方式は
一部の業務用や特定の人に使用されているに過ぎない。
【0006】現在一般にはペーパー・ドリップ方式が最
も多く使用されているが、微粒子や油脂の漏出を防止す
るためには厚手のろ紙が必要になり、その場合ろ過時間
が長く液切れも悪くなる欠点が指摘されていた。
【0007】一方、ティーバッタイプのコーヒーバッ
グには紙や不織布のろ過布が使用されているが、コーヒ
ーの強い苦味の原因になる微粉末の漏出や、表面に油脂
が浮きコク味が損われる欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はコーヒー粒子
及びフィルターの改善により、予め調製されバッグに充
填されたコーヒーであっても、コーヒーマニアの要望を
充分に満足できるような清澄なコーヒー液の色、優れた
香りやコクのある味、適当な苦味と酸味を持ち、更に微
粉末が混入しないコーヒーバッグを提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、ばい煎後
のコーヒー豆の粉砕方法や粒子の形状がコーヒーの味に
及ぼす影響について研究した結果、従来の磨り潰す粉砕
方式ではなく、衝撃により破砕する方法によれば香りや
コク味が優れたコーヒーが得られることを見出し、更に
粗粒子と微粒子をブレンドして粒度分布を調製すること
により、苦味、酸味等も含めてバランスがとれた好まし
い味に出来るとの知見を得た。
【0010】更にコーヒーを抽出するため、直径5μ以
下の熱可塑性超極細繊維を含み特定範囲の目付及び累積
細孔容積値を有する不織布を使用すれば、微粒子の漏出
がなくまた、油脂の吸着性に優れているためコーヒ
ッグの素材に適していることに着目し、これに基づいて
本発明に到達した。
【0011】すなわち、コーヒー豆をばい煎後、架砕式
粉砕機によって粉砕した粒子よりなり、その粒度分布が
粒子径0.5mm以上の領域及び粒子径0.4mm以下
の領域にそれぞれ少なくとも1つのピークを有するコー
ヒー粒子を、直径5μ以下の熱可塑性超極細有機繊維か
らなり、目付X(g/m)が3≦X≦30で、不織布
中の細孔の累積容積値Y(cm/g)が、Y≧0.2
Xを満たす不織布、または更に繊度0.5デニール以上
の熱可塑性有機繊維からなる不織布との積層シートで、
その表面に少なくとも1個の繊維融着域を有するバッグ
に充填せしめてなるコーヒーバッグ及びコーヒーフィル
ターである。
【0012】ここで直径5μ以下の熱可塑性超極細有機
繊維には、直径5μの熱可塑性超極細有機繊維も含まれ
ている。不織布中の細孔の累積容積値は水銀ポロシメー
ターによる測定値により表したものであり、またコーヒ
ーフィルターとは、バッグの上端が開放されていて使用
の都度、適宜レギュラーコーヒー粉末を入れて使用する
場合を言う。
【0013】以下本発明について詳しく説明する。
【0014】本発明のコーヒー粒子は、架砕式粉砕機に
より粉砕した粒子である必要がある。ここで架砕式粉砕
機とは、図1に示すような構造を有するもので、対向す
る一対の粉砕ロールが(1a,1b) ─(4a,4b) の様に数段積
み重ねて配置され、粉砕ロールの断面は図2に示す様に
鋸の歯の形で、一対のロールの山7と谷8は互いに噛み
合った形であるが、2個のロールの山7と谷8は密着せ
ず、図に示す様に一定の間隔が保持されている。尚、鋸
の歯の山と山の間隔(ロールピッチ)及びロールとロー
ルの間隔(ロールクリアランス)は最上段のロールが最
も大きく、下段になる程順次小さく刻まれている。
【0015】ばい煎されたコーヒー豆は原料供給口5よ
り入って、最上段のロール1a、1bのスリット1cで
粉砕され、順次ロール2a、2b…4a、4bのリッ
ト2c…4c、を通って、取り出し口6より排出され
る。各対の粉砕ロールの直径及び回転数は通常同じであ
る。
【0016】原料粒子9が、ロールのスリットで粉砕さ
れるときは、図2に示す様に、あたかもロールの歯の山
7と7′の間に架橋した様な形になり、反対側のロール
の山7″で粒子の中央の部分9′に衝撃が与えらる。こ
の衝撃により、粒子の力点7″から放射状に亀裂が生じ
て割れ、数個の砕片になる。この様な割れ方をするの
は、ばい煎されたコーヒー豆の材質の影響も考えられ
る。破砕された粒子は、表面の組織が磨り潰されていな
い破砕面、いわゆるバージンフェースのみで構成されて
いる。従って、ばい煎によって生成し、ミクロポアーに
閉じ込められている香りが抜けず、またコーヒー粒子に
含まれている脂肪が絞り出されて、粒子表面に付着する
ことがない。従って脂肪の酸化によるコーヒーの味や香
りの劣化が防止され、長期間新鮮な状態に保存すること
が出来る。これが本粉砕方式の最も優れた特徴である。
【0017】破砕された原料は次段のロールのスリット
に入るが、ロールの山と山の間隔(ロールピッチ)及び
ロールとロールの間隔(ロールクリアランス)が上段の
ロールより狭められているので、順次粒子が細かく粉砕
される。また上段で既に細かく粉砕された粒子は次段を
そのまま通過し、粗粒子のみ粉砕されるため、数段の粉
砕ロールを通過させると、粒度が揃い微粉末が極めて少
ないコーヒー粒子が得られる。
【0018】現在ばい煎後のコーヒー豆を大規模に粉砕
する場合は、殆どロールミルが使用されている。ロール
ミルでは通常原料を1対または2対の粉砕ロールのスリ
ットを通過させて粉砕している。ロールの表面は溝がな
い平滑面が多く、またロールとロールの間隔(ロールク
リアランス)が架砕式粉砕機に較べて極めて狭く、更に
1対のロールは回転数が異なっている場合が多い。従っ
て、相対速度の存在下、狭いスリットで磨り潰されるた
め、破砕された粒子面はかなり潰れた状態になってい
る。
【0019】従って、架砕方式によって粉砕された粒子
の形状と、従来のロールミル或いは小型のミンチ粉砕機
で粉砕された粒子の形状とは著しく異なっている。架砕
方式によって粉砕された粒子の角は殆ど鋭角で、破砕さ
れた粒子の表面を顕微鏡で観察すると、炭化したコーヒ
ー豆の組織は全く破壊されずそのままの状態で、いわゆ
るバージンフェースのみで構成されている。架砕方式で
破砕された粒子の形状及び表面の組織の走査型電子顕微
鏡写真を図3に示す。一方、ロールミル或いはミンチ粉
砕機で粉砕された粒子は角が丸まり、また表面の組織が
明らかに磨り潰された状態になっている。比較のためロ
ールミルで破砕された粒子の形状及び表面の組織の走査
型電子顕微鏡写真を図4に示す。これらの写真によっ
て、ロールミルで破砕された粒子の表面には、磨り潰さ
れて発生した多数の微粒子が付着している状態が観察さ
れる。
【0020】更に、ばい煎したコーヒー豆を、本発明の
架砕式粉砕機とロールミルで、中心粒度が同じ位になる
ように粉砕してその粒度分布を比較すると、架砕式はロ
ールミルに較べて、著しく粒度分布がシャープである。
また粉砕された粒子を一つまみ取り、紙の上に散布して
みると、架砕式では各粒子がばらばらに散布するが、ロ
ールミルの粒子は塊が出来て均一に散布されない。これ
は多数の微粒子が、粗粒子の表面に付着した状態になっ
ているためと考えられる。従って、粒子を指先でつまん
でみると、架砕式で粉砕した粒子はざらざらしている
が、ロールミルでは粘着性が有って指先に付着するよう
な感じである。この点でも両者の粉砕された粒子の性状
には、著しい相違が認められる。
【0021】これらの粒子の形状、表面の組織、粒度分
布、粗粒子への微粒子の付着状態の差異は、架砕式がば
い煎した豆に衝撃を加えて破砕する方式であるのに対し
て、ロールミルは磨り潰す方式であることによって生成
するものと考えられる。
【0022】本発明の粒子の粒度分布は、粒子径が0.
5mm以上の領域及び粒子径0.4mm以下の領域に、
それぞれ少なくとも1つのピークを有する必要がある。
ここで粒度分布とは後述の実施例1に記載した様に、目
開き0.25〜1mmの7段階の篩により篩分けて示し
たもので、例えば0.25〜0.3mmの粒子の重量比
率を粒度0.25mmの成分として表示したものであ
る。
【0023】次に、架砕式粉砕機で粉砕した粒子は従来
品に較べて極めて特異な形状を有するが、この粒度とコ
ーヒーの香り、風味等との関係について検討した。
【0024】その結果、中心粒径が0.6mm 位の粗挽きの
粒子は、コーヒーの香りとマイルドな味を出すのに好適
であり、特にコーヒー特有なふくいくたる香りを出すた
めには必要欠くべからざる成分であることが分かった。
また中心粒径が0.3 mm位の細挽きの粒子は、舌に濃い重
みがあるうま味、いわゆるコク味をだすために好適であ
るが、同時に苦味や酸味も強く出ることが分かった。
【0025】上記の試験結果に基づいて、粗挽きの粒子
と細挽きの粒子をブレンドして、中心粒子径が0.5m
m以上の領域及び粒子径0.4mm以下の領域に、それ
ぞれ少なくとも1つのピークを有する様にブレンドした
結果、香りが高く、コク味があり、色も清澄で、且つ適
当な苦味及び酸味のバランスを持ったコーヒーが得られ
ることが分かった。中心粒子径がこの中間の領域となる
ような粒度分布を有する粒子についても試験したが、コ
ーヒーの風味がかなり劣る結果しか得られなかった。
【0026】コーヒーの味及び香りに関する試験は、約
10人のパネラーによる官能試験によってなされたもので
あるが、後述の実施例に示す様に、かなり明瞭な差異が
認められた。更に本発明の粒子は抽出性に優れ、コーヒ
ーバッグに封入して熱湯中で揺り動かした時、従来品よ
り短い時間でコーヒーがいれられる特徴もある。更に、
コーヒー粒子がさらさらしているため、抽出の際フィル
ターの目詰まりがなく、いわゆる水はけがよい。また微
粒子がコーヒー液中に混入することがなく、コーヒー液
の色も透明で美しい。従って、レギュラーコーヒーは勿
論コーヒーバッグ充填用にも好適である。
【0027】粗挽き粒子のピークの中心粒子径は、0.5
〜1.0mm が好ましく、0.5 〜0.85mmがより好ましい。ま
た細挽き粒子のピークの中心粒子径は、0.25〜0.4mm が
好ましい。
【0028】コーヒー粒子の粒度分布において、中心粒
子径が0.5mm以上の領域及び粒子径0.4mm以下
の領域に、それぞれ少なくとも1つのピークを有する分
布であれば、本発明の効果が得られるが、中心粒子径が
0.5mm以上の領域の最大のピークの高さに対する、
中心粒子径0.4mm以下の領域の最大のピークの高さ
の比率は0.4〜1.0が好ましく、0.6〜0.8が
より好ましい。尚、コーヒー豆のばい煎を浅くすると、
最適の風味となる両ピークの比率が近ずく傾向が認めら
れる。
【0029】架砕式粉砕機によって、ばい煎したコーヒ
ー豆を粉砕すると粒度分布がシャープで、分布のピーク
が1個だけの粒子が得られる。従って、粒子径が0.5
mm以上の領域及び粒子径が0.4mm以下の領域に、
それぞれ少なくとも1つのピークを有する粒子を調製す
る場合、中心粒子径が異なる少なくとも2種類の粒子を
調製し、それらをブレンドする必要がある。例えば、中
心粒子径が0.6mm以上となるように粗挽きした粒子
と中心粒子径が0.4mm以下となるように細挽きした
粒子を作り、それをブレンドして調製する方法である。
粗挽き粒子及び細挽き粒子の、好ましい中心粒子径及び
両者のピークの比率は上述の通りである。
【0030】通常コーヒー粒子を調製する場合、原料は
多くの種類のコーヒー豆をブレンドして作られるが、一
旦ブレンドされた原料豆はそのままばい煎、粉砕して製
品化されている。粒度分布が異なる多種類の粉砕品をつ
くり、それをブレンドして製品化される様なことはな
い。本発明方法は粒度分布が異なる多種類の粉砕品を作
り、それを最適な粒度分布となるようにブレンドして使
用するもので、これによって、初めて本発明の優れた効
果が得られる。
【0031】本発明のコーヒーバッグの素材は、直径5
μ以下の熱可塑性超極細有機繊維からなり、目付X(g/m
2)が 3≦X≦30で、不織布中の細孔の累積容積値Y(cm2
/g)が、Y≧0.2 Xを満たす不織布、または更に繊度0.5
デニール以上の熱可塑性有機繊維からなる不織布との
積層シートである必要がある。
【0032】直径5μ以下の熱可塑性超極細有機繊維
は、緻密な不織布が形成できればその長さは特に限定し
ない。また、不織布の厚さは0.05〜0.2mm が適当で、ま
た3〜20g/m2の目付を有するものが好ましく、特に0.
06〜0.12mmの厚さと、5〜15g/m2の目付を有するもの
がより好ましい。
【0033】超極細繊維からなるろ過不織布の目付X
が、3g/m2未満になるとコーヒー微粒子の捕捉性能が不
十分となり、またこの様な低目付の不織布を安定して製
造することが困難である。また、目付が30g/m2より大き
くなると、コーヒーの抽出速度が過度に遅くなると言う
不都合が生ずる。
【0034】水銀ポロシメーターにより測定された超極
細繊維ろ過不織布の細孔の累積容積値Yは、Y≧0.2 X
の関係を満たす必要がある。Yの値が0.2 X未満になる
と、コーヒー抽出速度が過度に低くなる。またXの値を
大きくするとそれに応じてYの値も大きくしないと、前
記の様に抽出速度が低下すると言う不都合が生ずる。前
記の様にY≧0.2 Xの関係を満たすことが必要である
が、更に細孔累積容積値YはY≧0.25Xであることが好
ましく、Y≧0.3 Xであることがより好ましい。
【0035】本発明に用いられる超極細有機繊維を形成
するポリマーの種類は、上記の様な極細繊維を形成出来
るもであればどの様なポリマーでもよい。例えば、ポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアミド等が使用出来る
が、この中ポリオレフィン繊維、特にポリプロピレン繊
維またはポリエチレン繊維が好ましい。この様な超極細
繊維は、例えばメルトブロー法により製造することが出
来る。
【0036】上記のような超極細合成有機繊維から形成
され、上記の厚さおよび目付を有する不織布は、互いに
集積交絡している繊維の間に適度の毛細管的間隙を有し
ていて、通水又は透水を容易にし、この微細間隙が抽出
の際には濾過布としての機能を有し、コーヒーの微粉末
を漏出させず、また超極細繊維からなるためその表面積
が非常に大き、コーヒー粒子から抽出された油脂分を
吸着除去して、清澄なコーヒー液を得るために適してい
る。
【0037】本発明の超極細繊維からなる不織布は緻密
な不織布が形成出来る限り、少量の非熱可塑性繊維を含
んでもよい。本発明のコーヒーバッグの素材は他の態様
として、直径5μ以下の極細繊維からなる不織布と繊度
0.5デニール以上の熱可塑性有機繊維からなる不織布
(以下太デニール繊維不織布と言う)との積層シート
含まれている。
【0038】太デニール繊維不織布を形成する繊維は、
0.5デニール以上、好ましく1〜3デニールで、超極
細繊維を融着して不織布にするときと同じ条件で、融着
するものが好ましい。また緻密な不織布が形成出来る限
り、少量の非熱可塑性繊維、例えばセルロース繊維を含
んでいてもよい。太デニール繊維としては、ポリアミ
ド、ポリエステルおよびポリオレフィン繊維が好ましく
特に、−鞘型構造の熱融着性繊維より好ましい。
【0039】太デニール繊維不織布は、10〜25g/m2
好ましくは、12〜20g/m2の目付を有するものが、一般
に用いられる。また、太デニール繊維は長繊維であって
もよく、或いは、短繊維であってもよい。一般に複合不
織布の合計目付は15〜30g/m2であることが好ましく、
その合計厚さは0.1 〜0.4 mmであることが好ましい。
【0040】複合不織布は、2枚の太デニール繊維不織
布の間に1枚又は2枚の超極細繊維不織布を挟んだもの
でもよく、或いは、2枚の超極細短繊維不織布の間に1
枚又は2枚の太デニール繊維不織布を挟んだものでもよ
いし、または、2枚の太デニール繊維不織布と2枚の超
極細短繊維不織布とを交互に、或いはその他の任意の順
序に積層したものでもよい。
【0041】本発明のコーヒーバッグの表面には、少な
くとも1個の繊維融着域を設ける必要がある。不織布は
融着域で部分的に圧縮され、不織布中に集積交絡してい
る短繊維が相互に融着されている。これによって、バッ
グを熱湯に浸漬し、コーヒーを抽出する操作中に発生す
る、短繊維の移動や脱落、不織布の収縮または伸長等の
寸法変化が抑制される。従って、抽出むらや微粉末の漏
出を防止すると共にバッグの強度を向上させるために有
効である。
【0042】更に、融着の度合いを高めて融着域を透明
膜にすることも出来、この透明な部分により、コーヒー
バッグ内の抽出状況を観察することも可能になる。
【0043】バッグの表面に形成される繊維融着域の数
および形状は特に限定しない。例えば矩形、平行四辺
形、円形、楕円径、三角形、六角形等の多数の繊維融着
域が、互いに所定間隔をおいて整然と配置されている様
な形状である。その他任意の形状或いは横方向または縦
方向の縞、縦横の直線からなる格子状でもよい。更に、
線の形状はジグザグ状でも曲線でもよく、また線の幅や
間隔は適宜選択することが出来る。
【0044】本発明のバッグの繊維融着域の面積は特に
限定しないが、全表面積に対す比率は5〜40%が好まし
く、6〜30%がより好ましい。
【0045】また、表面に互いに独立した複数個の繊維
融着域が形成される場合、各繊維融着域の面積は、0.05
mm2 以上であることが好ましく、0.05〜3mm2 であるこ
とがより好ましい。また、繊維融着域が線状のとき幅は
0.2 〜3mmが好ましい。
【0046】超極細短繊維不織布と、太デニール繊維不
織布とを積層し、繊維融着部により接着させれば、ろ過
効率を高め、また機械的強度向上して抽出液の清澄度
も一層向上させることが出来る
【0047】本発明のバッグの製法は、超極細有機繊維
不織布、または更に太デール繊維不織布とを積層した
不織布に、通常所定パターンを有するカレンダーロール
でプレスすることにより、繊維融着域を形成することが
出来る。
【0048】このとき、ロールの温度及び圧力を調節す
ることにより繊維融着をほぼ透明にすることも可能で
ある。この繊維融着域を有する不織布または複合不織布
を所定形状寸法に裁断し、これを、所定形状と1個の開
口部とを有し、その他の周縁部が閉止された袋状体と
し、この開口部から袋状体中に所定量のコーヒー粉末を
充填した後、開口部を閉止して作られる。例えば、不織
布の裁断、バッグ周縁部の閉止には、シートの溶断と融
着が同時に出来る超音波溶断装置が使用出来る。
【0049】またバッグに糸及びその先端につまみを取
り付けておくと、使用するとき一層便利である。
【0050】本発明の抽出用バッグを使用してコーヒー
を抽出するには、容器(カップ)にバッグを入れし熱湯
を注ぎ、つまみを持ってバッグで攪拌すれば、短時間で
清澄なコーヒーが入れられる。
【0051】尚、コーヒー粒子を封入したコーヒーバッ
グの他、上端が開放されているバッグにその都度適当量
のレギュラーコーヒーを入れ、通常のコーヒーフィルタ
ーと同様に使用することも出来る。
【0052】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。
【0053】(実施例1、2、比較例1〜3) コーヒー豆をばい煎後、架砕式粉砕機により中心粒子径
が0.5mm以上になる様に粗挽きした粒子(比較例
)、同様に中心粒子径が0.4mm以下になる様に細
挽きした粒子(比較例2)、両者を8:2にブレンドし
た粒子(実施例)及び、6:4にブレンドした粒子
(実施例)を調製した。更に、比較のためロールミル
で中心粒子径が0.5mm以上になる様に粗挽きした粒
子(比較例)を加え、これらの粒子の粒度分布を測定
した。その結果を図5に示す。
【0054】ここで粒度分布の測定法は一定量の粒子
を、目開き0.25、0.3 、0.425 、0.5、0.6 、0.85及び
1.0mm の7段階の篩によって篩い分け、各成分の重量%
で表示したもので、例えば粒径0.25〜0.3mm の粒子の重
量%は粒度0.25mmの成分として表示したものである。
【0055】図より架砕式で粉砕した粒子の粒度分布
は、ロールミルで粉砕した粒子に較べて、分布がはるか
にシャープであることが分かる。
【0056】(実施例、比較例) 第6図および第7図に、本発明のコーヒーバッグの一態
様の正面図及び断面図を示す。バッグ15は対向してい
る表面16及び裏面17、閉止された周縁部18よりな
り、上端部19はコーヒー粉末20を充填した後閉止さ
れている。バッグのサイズは縦8cm、横5cmであ
る。また、バッグには吊り下げ用の糸21とその先端に
つまみ22が取り付けられている。
【0057】バッグの素材は直径5μのポリエチレン・
メルトブロー繊維で作られた目付10g/m、厚さ約
0.12mmの不織布と、繊度1.5デニール、短繊維
の長さ50mmのポリエステル繊維で作られた目付け1
0g/m、厚さ0.08mmの不織布との2層の積層
体よりなっている。またバッグの表面には図6に示す様
に、多数の平行四辺形の繊維融着域23が所定間隔をお
いて整然と配置されている。繊維融着域の全表面積に対
する割合は約20%である。
【0058】この不織布積層体では、極細繊維不織布は
ろ過層として機能し、太デニールニール繊維不織布はろ
過層の支持となっている。
【0059】繊維融着域をほぼ透明にしたときは、この
部分を通して、コーヒーバッグ内の状態を観察すること
も出来る。
【0060】尚、比較のため前記の繊度1.5 デニールの
太デニールポリエステル繊維のみを使用して同様に目付
15g/m2 、厚さ0.10mmの不織布を作り、更に同一サイズ
のバッグとした。
【0061】(実施例) 実施例と同一のサイズのバッグで、その素材は直径3
μのポリプロピレン・メルトブロー繊維で作られた目付
20g/m、厚さ約0.23mmの不織布である。ま
たバッグの表面には直線の幅1mm、間隔5mmの直線
からなる斜格子模様の繊維融着域が形成されている。繊
維融着域の全表面積に対する割合は約17%である。
【0062】(実施例5、6、比較例5〜8) 実際にコーヒーを入れたときの味及び香りを調べるた
め、実施例1、及び比較例1〜3で得られたコーヒー
粒子5gを実施例及び比較例のバッグに封入し、同
一の条件でそれぞれカップ一杯のコーヒー(150m
l)を抽出し、10人のパネラーによる官能試験を実施
した。コーヒーの味及び香りをコク味、酸味、苦味、渋
味及び香りの5項目について、パネラーには試料の内容
を知らせずに5点満点で採点させたものである。
【0063】各人の評価の平均値及び標準偏差を表1に
示す。併せてコーヒー液の色を光の透過度で示す。
【0064】
【表1】
【0065】これらの評価項目は、いずれもコーヒーの
味にとって重要な要素であるが、特にコク味及び香りは
重要な基準となる。官能試験の結果により、優れたコク
味及び香り、更にその他の要素もバランスしたコーヒー
をつくるためには、粒度分布が粒子径0.5mm以上
領域及び粒子径が0.4mm以下の領域に、それぞれ
なくとも1つのピークを有するようにブレンドする必要
があることが分かる。
【0066】太デニール繊維のみからなる不織布のコー
ヒーバッグで入れたものは、液の透明度が悪く、苦味が
強く、液の表面には油脂が浮きコク味が良いコーヒーは
得られなかった。これは微粒子の漏出と不織布の油脂吸
着性が低いためと考えられる。
【0067】
【発明の効果】本発明のばい煎コーヒー粒子は表面が磨
り潰されていないため、ロールミルで粉砕した粒子に較
べて、脂肪の酸化及びばい煎によって生成した香りの放
散が少ない。更に粒度分布が粒子径が0.5mm以上
領域及び粒子径が0.4mm以下の領域に、それぞれ
ークを有する様にブレンドしたものを、直径5μ以下の
超極細繊維を含む不織布のバッグで抽出すると、簡単な
方法で優れたコク味及び香りがあるコーヒーが得られ
る。本発明はコーヒーバッグの他コーヒーフィルターと
しても使用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】架砕式粉砕機の粉砕機構の概念図を示す。
【図2】架砕式粉砕機の粉砕ロールのスリットの断面の
形状を示す。
【図3】ばい煎後、架砕式粉砕機で粗挽きしたコーヒー
粒子の構造を示す、走査型電子顕微鏡写真である(80
倍)。
【図4】ばい煎後、ロールミルで粗挽きしたコーヒー粒
子の構造を示す、走査型電子顕微鏡写真である(80
倍)。
【図5】コーヒー粒子の粒度分布を図表に示す。
【図6】本発明の一態様である実施例5のコーヒーバッ
グの正面図を示す。
【図7】図6のコーヒーバッグの正面図において、バッ
グ吊り下げ用の糸の付け根からバッグを垂直に切断した
断面図を示す。
【符号の説明】
1a,1b、2a,2b、3a,3b、4a,4b 一
対の粉砕ロール 1c、2c、3c、4c 粉砕ロールのスリット 5 粉砕機の原料供給口 6 粉砕粒子取り出し口 7、7′、7″ 粉砕ロールの鋸型の歯の山 8 粉砕ロールの鋸型の歯の谷 9、9′コーヒー粒子 10 比較例1のコーヒー粒子の粒度分布 11 実施例のコーヒー粒子の粒度分布 12 実施例のコーヒー粒子の粒度分布 13 比較例2のコーヒー粒子の粒度分布 14 比較例のコーヒー粒子の粒度分布 15 コーヒーバッグ 16 バッグの表面 17 バッグの裏面 18 バッグの周縁部 19 バッグの上端部 20 コーヒー粒子 21 吊り下げ用の糸 22 つまみ 23 繊維融着域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元村 正 京都府亀岡市三宅町22−13 (72)発明者 辻 洋 大阪府大阪市北区梅田1−12−39株式会 社クラレ内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー豆をばい煎後、架砕式粉砕機に
    よって粉砕した粒子よりなり、その粒度分布が粒子径
    0.5mm以上の領域及び粒子径0.4mm以下の領域
    それぞれ少なくとも1つのピークを有するコーヒー粒
    子を、直径5μ以下の熱可塑性超極細有機繊維からな
    り、目付X(g/m)が3≦X≦30で、不織布中の
    細孔の累積容積値Y(cm/g)が、Y≧0.2Xを
    満たす不織布、または更に繊度0.5デニール以上の熱
    可塑性有機繊維からなる不織布との積層シートで、その
    表面に少なくとも1個の繊維融着域を有するバッグに充
    填せしめてなるコーヒーバッグ及びコーヒーフィルタ
    ー。
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