JP2615705B2 - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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JP2615705B2
JP2615705B2 JP62299416A JP29941687A JP2615705B2 JP 2615705 B2 JP2615705 B2 JP 2615705B2 JP 62299416 A JP62299416 A JP 62299416A JP 29941687 A JP29941687 A JP 29941687A JP 2615705 B2 JP2615705 B2 JP 2615705B2
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antenna
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敬 大塚
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Sony Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば衛星放送を受信する場合等に用い
て好適な平面アンテナに関する。
〔発明の概要〕
この発明は、上側プレートと基板及び下側プレートの
順に重ね合わせたアンテナ本体をレードームとイアカバ
ー間に挟み込んで固定する平面アンテナにおいて、リア
カバーの裏面に複数のボスを一体に植立し、これらボス
にアンテナ本体に貫通した貫通穴を嵌入し、アンテナ本
体から突き出るボス部分にプレートホルダを介してねじ
固定し、アンテナ本体をリアカバーに取り付けるように
したことにより、平面アンテナの組み立て作業性及び生
産性の向上、構成の簡略化を図るようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、放射素子の一部を形成する多数の穴を有する金
属又はメタライズドプラスチックで基板を挟み込むサス
ペンデッドライン給電形平面アンテナにおいて、多数の
穴に夫々対応して互いに直交する一対の励振プローブを
共通の平面上に形成し、一対の励振プローブへの給電信
号をサスペンデッドライン内で位相合成するようにした
円偏波平面アレイアンテナが提案されている。
これにより、薄形化が可能となり、機械的な構成も簡
略化でき、また安価で一般的に入手出来る基板を高周波
用に使用しても高価なマイクロストリップライン用基板
を用いたものと同等以上のアンテナ利得が得られる。
また、サスペンデッドラインは平面アンテナの給電回
路として低損失ラインを形成でき、しかも安価なフィル
ム状基板で形成できる等の有利な点があり、放射素子と
して円形あるいは矩形導波管開口素子を用いるため、比
較的広帯域にわたって利得偏差の少ないアレイアンテナ
を構成できる。
一方薄形化の手段としてサスペンデッドラインの特長
を生かし、且つ薄形の放射素子を用いて、高効率、広帯
域のものを実現し、同時に薄形・軽量化を同時達成でき
るようにしたいわゆるパッチ型の平面アンテナが提案さ
れている(特願昭62−263157号)。
この平面アンテナは、一対の金属又はメタライズドプ
ラスチックで基板を挟み込むサスペンデッドライン給電
形平面アンテナにおいて、金属又はメタライズドプラス
チックの一方に設けられた穴に対応する基板上に面状共
振器形プリント素子を配置するように構成している。
すなわち、第3図において、(1)は金属又はメタラ
イズドプラスチックである上側プレート、(2)は図示
せずもパッチ型の面状共振器プリント素子が配置された
基板、(3)は金属又はメタライズドプラスチックであ
る下側プレートであって、上側プレート(1)は図示せ
ずもプリント素子に対応して多数の穴が設けられる。そ
して、(1)〜(3)によりアンテナ本体を構成してい
る。そして、下側プレート(3)の背面にリアカバー
(4)が設けられ、上側プレート(1)の前面にレード
ーム(図示せず)が設けられ、レードームとリアカバー
(4)でアンテナ本体を挟み込むようになされている。
さて、従来はアンテナ本体をリアカバー(4)に取付
けるには第4図のようにしている。すなわち、複数個の
ボルト(5)の頭部を予めリアカバー(4)の所定位置
に植え込んでおき、これにアンテナ本体である下側プレ
ート(3)、基板(2)及び上側プレート(1)を順番
に嵌入し、更にその上より平座金(6)及びバネ座金
(7)を入れ、最後にナット(8)で締め付けるように
する。勿論下側プレート(3)、基板(2)及び上側プ
レート(1)には複数個のボルト(5)が挿入される貫
通穴(1a),(2a),(3a)が予め形成されている。
ボルト(5)の数は所定数例えば23本とされ、従って
第5図に代表的に示すように下側プレート(3)にもボ
ルト(5)に対応して23個の穴(9)が設けられ、勿論
基板(2)及び下側プレート(1)にも同様の穴が設け
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の如き従来の平面アンテナの場合、リ
アカバー(4)に予め多数のボルト(5)を植え込む必
要があるので、多大な手間を要し、極めて生産性が悪い
欠点があった。
また、ボルト(5)にナット(8)を締め付ける際に
平座金(6)及びバネ座金(7)を必要とし、部品点数
が多いので構成が複雑になると共に製造工程が複雑で作
業性が悪い等の欠点があった。更に、通常のラインでは
用ビット一種類で済むのに対し、第4図の場合ナット
用のビットが必要になり、結局ビットを2種類準備しな
ければならず、生産性が悪い欠点があった。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、生産性、
作業性を向上し、構成の簡略化を図ることができる平面
アンテナを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上側プレート(1)、基板(2)及び下
側プレート(3)を重ね合わせたアンテナ本体をレード
ームとリアカバー(10)間に挟み込んで固定する平面ア
ンテナにおいて、リアカバー(10)の裏面に複数のボス
(11)を一体に植立し、アンテナ本体には各ボス(11)
に対応した位置で上側プレート(1)、基板(2)及び
下側プレート(2)に貫通穴(1a)〜(3a)を開け、こ
の貫通穴(1a)〜(3a)をボス(11)に嵌入し、アンテ
ナ本体から突き出るボス(11)の部分にプレートホルダ
(12)を介してねじ固定し、アンテナ本体をリアカバー
(10)に取り付けるように構成している。
〔作 用〕
このように構成した平面アンテナでは、リアカバー
(10)の裏面に一体的に複数のボス(11)を植立する。
また、各ボス(11)に対応するようにアンテナ本体を構
成する上側プレート(1)、基板(2)及び下側プレー
ト(3)に連通する貫通穴(1a)〜(3a)を設ける。そ
して、ボス(11)に貫通穴(1a)〜(3a)を嵌入し、突
き出たボス(11)の上端にプレートホルダ(12)を載せ
その上からねじ(13)をボス(11)に止めてアンテナ本
体をリアカバー(10)に固定する。これにより、少ない
部品で取付けができるので、作業性がよく、構成も簡単
となる。また、ボルトの如き多数の部品をリアカバーに
植え込む必要がないので生産性が向上する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図及び第2図に基づ
いて詳しく説明する。
第1図は本実施例の組立状態を示すもので、同図にお
いて、第3図及び第4図と対応する部分には同一符号を
付し、その詳細説明は省略する。
本実施例ではリアカバー(10)にこれと一体的に複数
のボス(11)を植立する。例えばこのボス(11)の数は
上述同様23個とする。従ってアンテナ本体を構成する下
側プレート(3)、基板(2)及び上側プレート(1)
にもこれ等のボス(11)に対応して複数の貫通穴(1a)
〜(3a)が設けられる。
そして、組立てに際してはリアカバー(10)のボス
(11)をアンテナ本体を構成する下側プレート(3)、
基板(2)及び上側プレート(1)の夫々貫通穴(1a)
〜(3a)に合わして嵌入する。するとボス(11)はアン
テナ本体よりつき出るようになる。そこでそれでもアン
テナ本体を固定できるように、第2図に示すような例え
ばバネ用ステンレス材から成るプレートホルダ(12)を
用い、これをボス(11)の上に乗せ、その上からタッピ
ングネジ(12)をボス(11)の中心に形成したボス穴
(11a)にねじ込む。これにより、プレートホルダ(1
2)でアンテナ本体がリアカバー(10)に押し突けられ
固定される。なお、プレートホルダ(12)としてプラス
チックを用いボス(11)に圧入するようにしてもよい。
これにより導電体でないので、アンテナの指向性に全く
影響を及ぼさないようにすることもできる。
そして、このようにしてアンテナ本体の組込まれたリ
アカバー(10)の上に図示せずもレードームを被せ、平
面アンテナを完成する。
このように本実施例では、リアカバー(10)にボルト
を植え込む代りにボス(11)を植立することで、リアカ
バー(10)の生産性を向上できる。また、ナットや座金
等に代ってタッピングネジ(13)で止めることにより、
組立の作業性が改善される。また、所定形状のプレート
ホルダ(12)を使用することで、ボス(11)の高さを十
分にとれる長さとすることができ、これにより、タッピ
ングネジ(13)の使用が可能となり、部品点数が低減す
る。また、組立に際し、ドライバのビットを例えばの
頭を有するネジの一種類で済ませることができ、それだ
けラインの生産性が向上する。
〔発明の効果〕
上述の如くこの発明によれば、リアカバーと一体的に
複数のボスを植立し、アンテナ本体にはボスに対応して
貫通孔を開け、アンテナ本体の上側プレート、基板及び
下側プレートに連通して開けた貫通孔をボスに嵌入し、
アンテナ本体から突き出るボス部分にプレートホルダを
介してねじ固定したので、部品点数が低減し、組立ての
作業性の向上、構成の簡略化を図ることができる。ま
た、多数の部品をリアカバーに植え込む等の必要がな
く、しかもドライバのビットも一種類で済ませるので、
生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す組立図、第2図はこ
の発明の要部の斜視図、第3図は平面アンテナの本体の
配置図、第4図は従来の平面アンテナの組立て図、第5
図は下側プレートを示す平面図である。 (1)は上側プレート、(2)は基板、(3)は下側プ
レート、(10)はリアカバー、(11)はボス、(12)は
プレートホルダ、(13)はタッピングネジである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上側プレートと基板及び下側プレートの順
    に重ね合わせたアンテナ本体をレードームとリアカバー
    間に挟み込んで固定する平面アンテナにおいて、 上記リアカバーの裏面に複数のボスを一体に植立し、上
    記アンテナ本体には上記各ボスに対応した位置で上記上
    側プレート、基板及び下側プレートに連通する貫通孔を
    開け、 上記アンテナ本体の貫通孔を上記ボスに嵌入し、アンテ
    ナ本体から突き出る上記ボス部分にプレートホルダを介
    してねじ固定することで、上記アンテナ本体を上記リア
    カバーに取り付けるようにしたことを特徴とする平面ア
    ンテナ。
JP62299416A 1987-08-10 1987-11-27 平面アンテナ Expired - Lifetime JP2615705B2 (ja)

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JP62299416A JP2615705B2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27 平面アンテナ
AU23619/88A AU624342B2 (en) 1987-10-19 1988-10-11 Microwave antenna structure
US07/258,728 US4990926A (en) 1987-10-19 1988-10-17 Microwave antenna structure
DE3889061T DE3889061T2 (de) 1987-10-19 1988-10-18 Mikrowellenantenne.
CN88108417A CN1018875B (zh) 1987-10-19 1988-10-18 微波天线的结构
EP88117340A EP0312989B1 (en) 1987-10-19 1988-10-18 Microwave antenna structure
KR1019880013609A KR970002728B1 (ko) 1987-08-10 1988-10-19 마이크로파 안테나

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5588547U (ja) * 1978-12-14 1980-06-18
JPS6144911U (ja) * 1984-08-29 1986-03-25 三菱電機株式会社 空中線
JPS62227201A (ja) * 1986-03-28 1987-10-06 Dx Antenna Co Ltd 平面アンテナの製造方法

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