JP2615508B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2615508B2
JP2615508B2 JP2118332A JP11833290A JP2615508B2 JP 2615508 B2 JP2615508 B2 JP 2615508B2 JP 2118332 A JP2118332 A JP 2118332A JP 11833290 A JP11833290 A JP 11833290A JP 2615508 B2 JP2615508 B2 JP 2615508B2
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air conditioner
drain
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新一 佐藤
富康 栂村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、天井などに埋め込んで取付けられる空気調
和機に関する。
従来の技術 近年、居室の有効利用や美観向上のため、空気調和機
の本体を天井の中や押入れの中に埋込む、いわゆるビル
トイン化が急速に進んでいる。そのため、冷房あるい
は、除湿運転時に発生するドレン水を、自然の落差を利
用して排水することができなくなり、強制的にドレン水
を排水する装置が必要となって、本体ユニットにドレン
ポンプを内蔵する室を設けなければならないので、本体
ユニット自体が大きくしなければならない。しかしその
反面埋込むスペースを出来る限り小さくする必要となっ
てきた。
従来、この種の本体ユニットは、例えば、第3図のよ
うな構造になっていた。
すなわち、本体ユニット101の内部に、熱交換器102お
よび熱交換器102に凝縮して発生したドレン水103を受け
る水受皿104を具備している。105は前記本体ユニット10
1の側面である。106は前記水受皿104内のドレン水103を
排出するドレンポンプ106で、取付板107、108によっ
て、ドレンポンプ室109内に固定されている。モータ110
を駆動することによって、前記ドレンポンプ106が作動
して、前記ドレン水103が、排水口111より排出される。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、ドレンポンプ10
6を駆動するモータ110の磁力の影響により、本体ユニッ
ト101の側面105が振動するため、ドレンポンプ106の固
定位置を、本体ユニット101の側面105より遠くにとる必
要があり、ドレンポンプ室109すなわち、本体ユニット1
01を大きくつくらなければならない。また埋込スペース
を大きくとるため、ドレンの注水試験およびドレンポン
プ106の運転確認ができない課題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、従来の空気調和機に見ら
れる欠点を除去するもので、低振動化、ドレンポンプ室
の小形化すなわち空気調和機の設置スペースの小形化を
実現し、据付時間の短縮、サービス性の向上を目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決する本発明の技術的手段は、熱交換
器、水受皿、送風機を具備した本体ユニツトに、熱交換
器に凝縮して発生したドレン水を排出するドレンポンプ
を内蔵したドレンポンプ室を設ける。ドレンポンプのモ
ータの近傍の外箱に、切欠き穴を設け、非磁性体で製作
したフタの片端を、外箱に係止めとし、もう片端をネジ
固定することにより、外箱の切欠き穴をフタすることが
できるものである。
作用 かかる構成により、ドレンポンプを内蔵するドレンポ
ンプ室を小さく、すなわち室内ユニットを小さく出来る
ことにより、天井の中へのスペースを少なくすることが
できる。また、フタを固定しているネジをはずすことに
より、切欠き穴から、ドレンの注水試験およびドレンポ
ンプの運転確認が出来る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図および第2図において、1は空気調和機本体
で、内部には、熱交換器2、熱交換器2に凝縮して発生
したドレン水3を受ける水受皿4を具備している。5は
ドレンポンプで、取付板6および取付板7により、ドレ
ンポンプ室8内に固定されている。9はモータで駆動す
ることによって、ドレンポンプ5が作動して、ドレン水
3が、排水口10より排出される。11は、空気調和機1の
側板で、前記ドレンポンプ室8の一部を形成している。
モータ9の側面積9aより、1〜7倍大きい切欠き穴11a
をモータ9の側面積9aの近傍の、空気調和機1の側板11
に設ける。12は、フタで非磁性体で製作され、片端に係
止め部12bを有し、空気調和機1の側板11に設けられた
角穴11bに係止めし、他端をねじ13固定することによ
り、空気調和機1の側板11の切欠き穴11bをフタするこ
とができる。
上記構成において、ドレンポンプを駆動するモータの
磁力の他への影響について説明する。
まず、空気調和機本体1の側板11に、モータ9の側面
積9aより大きい切欠き穴11aをあけることにより、モー
タ9の磁力の影響を受けなくなる。また、フタ12を非磁
性体で製作し、フタすることにより、空気の浸入を防ぐ
ことができ、非磁性体であるため、磁力の影響による振
動がなく、空気調和機本体1の側板11とドレンポンプ5
との距離Cを短くすることにより。ドレンポンプ室8を
小さくすることができる。
発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明の空気調和機
によれば、空気調和機本体の側板にモータの側面積より
大きい切欠き穴を設け、片端に係止めを有する非磁性体
で製作したフタを、側板の角穴に係止めし、他端をねじ
固定することにより、ドレンポンプを駆動するモータの
磁力による振動および騒音をなくすことができる。ま
た、ドレンポンプを空気調和機本体の側板に出来る限り
近づけることにより、ドレンポンプ室を小さくすること
ができる。すなわち、空気調和機本体を小さくでき、天
井の中へのスペースも小さく出来る。また、非磁性体で
製作したフタを、ネジ1本ではずすことにより、切欠き
穴からのドレンの注水試験およびドレンポンプの運転確
認が出来る等の種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す空気調和機本体の分解
斜視図、第2図は、同空気調和機本体の側断面図、第3
図は、従来の空気調和機本体の側断面図である。 5……ドレンポンプ、9……モータ、9a……モータの側
面積、11……空気調和機本体の側板、11a……側板の切
欠き穴、11b……係止め用の角穴、12……非磁性体で製
作したフタ、12b……係止め部、13……ねじ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器、水受皿、送風機を具備した本体
    ユニットに、前記熱交換器に凝縮して発生したドレン水
    を排出するドレンポンプを内蔵し、前記ドレンポンプの
    モータの一側面の面積と同等、あるいは、それより大き
    い切欠き穴を設けて、非磁性体で制作したフタで、ふた
    をする構成にした空気調和機。
  2. 【請求項2】フタの片端を本体ユニットの外箱に係止め
    とし、もう片端を、ねじで固定する構造とし、前記ねじ
    をはずす構成とした請求項1記載の空気調和機。
JP2118332A 1990-05-07 1990-05-07 空気調和機 Expired - Fee Related JP2615508B2 (ja)

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