JP2615206B2 - マット - Google Patents

マット

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JP2615206B2
JP2615206B2 JP1174396A JP17439689A JP2615206B2 JP 2615206 B2 JP2615206 B2 JP 2615206B2 JP 1174396 A JP1174396 A JP 1174396A JP 17439689 A JP17439689 A JP 17439689A JP 2615206 B2 JP2615206 B2 JP 2615206B2
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support
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core
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JP1174396A
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Inventor
利通 日置
Original Assignee
株式会社ハイビックス
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内部に水等の液体やエアーを入れて腰掛
け用または就寝用に使用されるマットに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来の液体マット及びエアーマットにおいてはマット
本体の内部空間全体が単一の液体又はエアー収容室にな
っていた。
[発明が解決しようとする課題] 従って、従来の液体のマットの上に座ったり寝たりす
ると収容室内において液体が激しく流動するため、体が
マット上で浮動して不安定な状態となり、使用者に乗り
物酔いに似た不快感を与えるという問題があった。又、
液体又はエアー収容室に穴があいた場合、マットの使用
が不可能となるばかりでなく穴を完全にふさぐのも非常
に困難であった。さらにマットの上に長時間同じ姿勢で
寝たりしていると体の同じ部分が圧接され続けるため床
擦れの恐れがあるという問題もある。
本発明は上記の問題を解消するためになされたもので
あって、その目的は安定した状態で体を支持することが
できるとともに床擦れの恐れがなく、しかも穴があいた
場合にも容易に対応できるマットを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの発明では平板状の支
持部材に複数の支持孔を形成し、柔軟材料により構成さ
れ、内部が液体又はエアー収容室となっている支持コア
の上下方向中間部にくびれ部を形成し、各支持コアを各
支持孔にくびれ部において支持して、全体としてマット
本体を形成するとともに、各収容室を連通部によって相
互に連通接続している。
そして前記支持コアは、基板上に形成された連通路に
着脱可能に取付けられている。
又、前記支持部材はその内部にエアーの流通路を設け
るとともに、同流通路上面に、絶えずエアーを上方に向
かって噴出するエアー噴出口を形成し、そのエアー噴出
口を隣接する各支持コアとの間に配置してもよい。
[作用] 従って、この発明によれば、マット本体上に使用者の
体重が作用すると、液体又はエアーの急激な流動が阻止
されて、液体又はエアーは体圧の高い部分の収容室から
連通部を介し低い部分の収容室に向かって緩やかに流動
し、各収容室には体圧に応じた量の液体又はエアーが分
配され、この状態で使用者の体圧が分散されるととも
に、体が安定した状態に支持される。そして、体を支持
する支持コアを変化させることによって床擦れを防止で
きる。又、支持コアに穴があいた場合はその穴のあいた
支持コアのみを交換するだけで良い。さらに、支持コア
はくびれ部において支持部材の支持孔に支持されるため
に、倒伏したりすることなく安定している。
又、エアー噴出口から噴出されるエアーにより常に乾
燥状態を保持できる。
[実施例] 以下、この発明を具体化した第1実施例を第1〜3図
に従って説明する。
第1,3図に示すように平板状の支持部材2には、多数
の支持コア4を支持するための支持孔3が形成されてい
る。
支持コア4はビニール等の合成樹脂柔軟シート材料に
より構成されており、その内部は水又はエアー収容室と
なっていて、ほぼ中央にくびれ部6が形成されている。
そして、各支持コア4はそれぞれ各支持孔3にくびれ部
6において支持され、これにより支持コア4は第2図に
示すように支持部材2の全面に配置されて、この各支持
コア4と支持部材2とにより全体としてマット本体1が
形成されている。
第1,3図に示すように各支持コア4の下には支持部材
2とほぼ平行に基板9が配置されており、その基板9に
は水又はエアーの連通路10a,10bが形成されている。そ
して、その連通路10a,10bの各支持コア4と対応する位
置には取付孔11が設けられており、支持コア4の底部に
突設された取付口7が着脱可能に嵌挿されるとともに、
各収容室5を連通路10a,10bを介して相互に連通接続す
るために取付口7には連通孔8が透設されている。又、
第2図に示すように、前記連通路10a,10bは二系統あ
り、それらの連通路10a,10bは各支持コア4の対角線方
向に交互に延びている。従って、各辺の部分で隣接する
各支持コア4はそれぞれ異なった連通路10a,10bに取付
けられている。なお、12a,12bは給排口であり、それら
は切替えバルブ13に接続され、その切替えバルブ13はコ
ンプレッサ14に接続されている。そして切替えバルブ13
の作用によりコンプレッサ14からの圧縮エアーがいずれ
か一方の連通路10aあるいは10b、又は両連通路10a,10b
に供給される。なお、連通路10a,10bには水等の液体を
供給するように構成してもよい。
さて、以上のように構成されたマットを使用する場合
は、まず一方の給排口12aより水又はエアーを供給し、
連通路10aを通して支持コア4内部の収容室5に所定量
の水又はエアーを入れると第1,2図のように各支持コア
4は辺において隣接するものが一つおきにふくらむ。そ
の状態でマット本体栄4 1上に使用者が座ったり寝たりすると、水又はエアーは
体圧の高い部分の収容室5から連通孔8および連通路10
aを介して体圧の低い部分の収容室5に向かって緩やか
に流動し、各収容室5には体圧の大きさに反比例した量
の水又はエアーが分配される。したがって、それぞれの
水又はエアー量に応じて圧縮変形した各支持コア4によ
り使用者の体が均一な力で支持され、使用者の体圧が分
散されて長時間快適に座ったり寝たりし続けることがで
きる。又、体の支持されている箇所が痛くなった場合で
も、体を支持している支持コア4内の水又はエアーを給
排口12aより排出するとともにもう一方の給排口12bより
水又はエアーを供給し、別の支持コア4内の収容室5に
水又はエアーを入れることによって体を支持する支持コ
ア4が変化するため床擦れの恐れがない。さらにこのマ
ットでは、水又はエアーがそれぞれ独立した支持コア4
内の収容室5に収容されているため、特にウォーターマ
ットに応用した場合水の急激な流動が阻止され、使用者
の動きに伴って体がマット本体1上で浮動する恐れがな
くなり、使用者は安定した状態で支持されるとともに、
収容室5が単一のマットに比較して水の量が少なくてす
むため非常に軽量である。又、支持コア4に穴があいた
場合、その穴のあいた支持コア4のみを交換するだけで
良いので非常に便利である。
しかも、各支持コア4はそのくびれ部6において支持
部材2の支持孔3に支持されているため、支持コア4が
倒伏するようなことを防止でき、常に最良のクッション
を得ることができる。
[別の実施例] 次に、この発明の別の実施例を第4図以降の図面に従
って説明する。
まず、第4図に示す第二実施例では、前記第一実施例
と比較して連通路10a,10bを形成した基板9を配置する
代わりにパイプ15a,15bを配置している。
第5,6図に示す第三実施例では、支持部材2が柔軟材
料により構成され、同支持部材2の隣接する各支持孔3
間にはエアーの流通路16が設けられているとともに、同
流通路16上面にはエアーを上方に向かって噴出するエア
ー噴出口17が形成されている。そして、そのエアー噴出
口17は各支持コア4の隣接する各コーナ間に配置されて
おり、使用者がマット本体1上に座ったり寝たりしてい
る間中エアーを噴出すことによって常に乾燥状態を保持
し得て、快適性を向上できるとともに、汗による炎症に
基づく床擦れを防止できる。なお、この発明は前記実施
例に限定されるものではなく、例えば、支持コア4のく
びれ部6をさらに設け段数を増やすことによってクッシ
ョン効果をさらに高めたり、支持コア4を円形にしたり
あるいは、各支持コア4に圧力センサを設けシート本体
1上の物体の圧力分布を測定する測定器に応用したりす
るなど、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成
を任意に変更して具体化することも可能である。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、常に安定した
状態で体を支持することができるとともに長時間快適に
使用でき、床擦れの恐れがなく、しかも穴があいた場合
にも容易に対応できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化したマットの第一実施例を示す
第2図のA−A線拡大断面図、第2図は同じく平面図、
第3図は同じく分解斜視図である。第4図は第二実施例
の底面図である。第5図は第三実施例の平面図、第6図
は第5図のB−B線拡大断面図である。 1……マット本体、2……支持部材、3……支持孔、4
……支持コア、5……収容室、6……くびれ部、8……
連通孔、9……基板、10a,10b……連通路、16……流通
路、17……エアー噴出口。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状の支持部材(2)に複数の支持孔
    (3)を形成し、 柔軟材料により構成され、内部が液体又はエアー収容室
    (5)となっている支持コア(4)の上下方向中間部に
    くびれ部(6)を形成し、 各支持コア(4)を各支持孔(3)にくびれ部(6)に
    おいて支持して、全体としてマット本体(1)を形成す
    るとともに、 各収容室(5)を連通部(8)(10a,10b)によって相
    互に連通接続したことを特徴とするマット。
  2. 【請求項2】前記支持コア(4)は、基板(9)上に形
    成された連通路(10a,10b)に着脱可能に取付けられて
    いる特許請求の範囲第1項記載のマット。
  3. 【請求項3】前記支持部材(2)はその内部にエアーの
    流通路(16)を設けるとともに、同流通路(16)上面
    に、絶えずエアーを上方に向かって噴出するエアー噴出
    口(17)を形成し、そのエアー噴出口(17)を隣接する
    各支持コア(4)との間に配置した特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載のマット。
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WO2013031207A1 (ja) 2011-08-29 2013-03-07 東海ゴム工業株式会社 クッション用セルとそれを用いたクッション体

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