JP2614141B2 - 多点センサによる検出値の境界判別方法 - Google Patents
多点センサによる検出値の境界判別方法Info
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Description
子群の境界判別装置などにおける、複数の検出器の出力
測定値により測定対象の特性に変化がある境界を判別す
る方法に関する。
し、その検出器出力により、どの判定点とどの判定点の
間に、測定の対象となるものの特性が変化していると思
われる境界が存在するのか判別したい場合は多くある
が、ここでは高純度精製水を得るためのイオン交換装置
における、陰,陽イオン交換樹脂の境界を判別する場合
を例にとって説明する。
イオン交換槽10にはアニオンとカチオンが入れられてい
る。溶液15は水酸化ナトリウム(仮性ソーダ)でアニオ
ンの再生に使用され、溶液16は塩酸または硫酸でカチオ
ンの再生に使用される。
図である。
アニオンの再生,(d)はカチオンの再生,(e)は洗
浄,(f)は混合,(g)は始動の操作をそれぞれ示
し、操作は同図(a)から(g)の順序で行われ、
(g)の始動の操作の次は、(a)の脱塩操作へと続き
繰り返される。
オンの部分を示し、左下がりの斜線を施した部分はカチ
オンの部分を示し、右下がり、左下がりの斜線を重ねた
部分は、アニオンとカチオンが混在する部分を示してい
る。
は、槽内に流す水,あるいは薬品の溶液が通過するバル
ブを手動で加減し、水,アニオン,カチオンのそれぞれ
の境界面の位置が適正な位置になるように眼で見ながら
流速を調節している。
水,アニオン,カチオンのそれぞれの境界面を自動的に
判別する装置が提案されている。
の一例の構成系統図である。
を取り付けるイオン交換槽60との対応例を示す斜視図で
ある。
換槽60に対応し、その前面の透明で表面が平な窓64に、
ゴムパッキング51aを介して取付けられる。ただし第12
図は樹脂粒子境界判別装置を前方に取り外した状態で示
している。
槽60の内部には、通常はアニオン61,カチオン62などが
水あるいは他の液体の中の含まれる状態で収容されてい
る。
グ51の内部には、光源制御部52によって制御され、波長
の異なる2つの光をそれぞれ単独に発光することができ
るように2つの発光素子を一体化した発光器L1,L2…L16
と、可視領域から赤外領域までの光に感応する受光素子
を備えた受光器R1,R2…R32と、受光器制御部53と、光源
制御部52を制御し、受光器制御部53を介して受光器R1,R
2…R32の出力にもとづいて被測定物(光を当てたアニオ
ン61またはカチオン62または水などの流体63)の反射率
を測定し、被測定物が何であるかを判別する演算制御部
55と、演算制御部55が、被測定物を判別する基準値を設
定する判別レベル設定部54と、演算制御部55の判定にも
とづき、その結果を表示する表示部56から構成されてい
る。
出力インタフェース,58の装置内の各部に電力を供給す
る電源部であり、表示部56は、装置の外部から透明板59
を介して見えるよう配置されている。
…T32は、受光器R1,R2…R32に対応して、受光器R1,R2…
R32の出力により判定した結果を、たとえば水の場合は
緑色に、アニオンの場合は黄に,カチオンの場合は赤色
に発光させるなどにより表示している。
条件には次のようなものがある。
樹脂粒子の境界判別を例として引用する。
ニオンやカチオンなどの粒子との見掛け上の分布比率が
絶えず変化し、そのため粒子群に当たる光の反射率も見
掛け上変動する。このような変動の影響を受けないこと
が必要である。
るので微少面積で識別すると誤った判断をするおそれが
ある。したがって、ある程度の広さの面積全体の平均的
な値で判断する必要がある。
ても、アニオン,カチオンなどの粒子が識別できるこ
と。
状態でも、その粒子が何であるか判別できないとイオン
交換樹脂の逆洗分離などの操作を制御することができな
いので、判別は2種の相対判別ではなく各粒子の絶対判
別ができること。
と乱流を生じ、水,各粒子などの境界が乱れる。したが
って、センサは窓の外部に設置しなければならない。
を槽の内面と一致させないと乱流が生じるので一般に厚
い。
分余裕をもってできる必要がある。
は、容易に判別でき、境界の位置を見違えることはない
が、自動化したセンサにより判別を行なうには、従来適
当な方法がなかった。
経時変化の大きいものや、光学的なセンサであれば、ご
みなどがついて一度遮光された場合などは、そのセンサ
のみが、他のセンサと比べてとび抜けて違った測定値を
出力し、これが誤判断のもととなる。
センサの出力に多少の誤りがあっても全体として対象と
なるものの特性値が変化する境界を誤りなく判別できる
ような多点センサによる検出値の境界判別方法を提供す
ることにある。
誤りを防ぎながら、速やかに、かつ確実に境界位置が特
定できるような多点センサによる検出値の境界判別方法
を提供することにある。
検出値の境界判別方法は、同一の特性に関し、測定値が
撹乱される要素を含む測定されるべき対象の位置による
差異を知るための検出器を、直線方向の多数の測定点に
対応して複数個並べて構成し、前記検出器の出力の測定
値を比較して、特性値がどの測定点とどの測定点の間で
変化するかを判断して、特性値の境界位置を判断する装
置において、前記撹乱要素の影響を除去するために、重
なり合う検出器部分を持つように前記複数の検出器をグ
ループ分けし、各グループの各検出器出力にはぞれぞれ
重み付けをして、各グループの平均値を求め、前記平均
値どうしを比較して前記特性値の境界位置を測定する方
法である。
れる要素を含む測定されるべき対象の位置による差異を
知るための検出器を、直線方向の多数の測定点に対応し
て複数個並べて構成し、前記検出器の出力の測定値を比
較して特性値がどの測定点とどの測定点の間で変化する
かを判断して、特性値の境界位置を判断する装置におい
て、前記撹乱要素の影響を除去するために、重なり合う
検出器部分を持つように前記複数の検出器をグループ分
けして第1次グループとし、この各グループの平均値を
算出して複数の第1次平均値を求め、重なり合う前記第
1次平均値を持つように前記複数の第1次平均値をグル
ープ分けして第2次グループとし、この各グループの平
均値を算出して複数の第2次平均値を求め、 以下、この平均値化の繰り返しにおいて少なくとも第
2次以降の同一次元の平均値どうしを比較することによ
って前記特性値の境界位置を判定する方法である。
力および各次の各平均値をそれぞれ重み付けする方法で
ある。
説明する。
図である。
…Snは、例えば、前述の項(従来の技術)で説明した第
11図の受光器R1〜R32に該当するものとする。
の出力をそれぞれ入力し、手順2(重み付け)、手順3
(平均値演算)、手順4(比較判定)によってその入力
(センサの出力測定値)が処理されて出力される。この
出力により境界判定結果が表示される。
いて行われる。
の出力をa2,センサS3の出力a3…以下センサSxの出力をa
xとすると、次の手順3で平均値を求めるときの平均化
される値に事前に重みづけを行なうもので、例えばa1に
1を乗じ、a2に2を乗じ、a3に1を乗じる。これを手順
3で平均化された結果をb2とすると、b2は(a1+2a2+a
3)/4となる。
1/4,a2の影響は1/2,a3の影響は1/4となるので、a1,a2,a
3のいずれかに誤判定のもととなる突出した値のものが
あっても、b2に及ぼす影響1/4あるいは1/2となる。
じて、それらの平均化値b3を求め、以下同様にしてb4…
bn-1を求める。
代わりに用いて一連のa2,a3…an-1の中に境界を有する
出力格差があるのかどうかを判定することができる。
とカチオン62のそれぞれについて、クラッド吸着の有無
の2つの場合について、各波長の光に対する相対反射率
は第5図に示すとおりである。
合の反射率を1として示している。
新しいアニオン61とカチオン62の相対の反射率で、点線
で示した曲線Ac,Ccはそれぞれ古くなってクラッドが吸
着したアニオン61とカチオン62の相対反射率を示してい
る。
波長700〜800nm付近をピークにして、その前後で反射率
が低くなっている。
光の波長が大きくなるほど反射率は高くなる傾向にあ
る。
使用して相対反射率の比をとることによって、樹脂粒子
の新古にかかわらず、アニオン61であるかカチオン62で
あるかを個別に判別することができる。
変化すると図の上下方向に平行移動する。
別は、前記傾向の違いを利用すれば個別に判別できる
が、一つの光のみでは容易には判別がつかない。
はいずれも図中下方に移行して相対反射率が極めて小さ
くなる。
可視光を選び、赤外光による反射率を横軸とし、可視光
による反射率を縦軸として、2つの光による反射率の合
成ベクトルを求めると、第6図(a)に示すようにベク
トルの先端が原点から遠ざかるほど明るさを増し、ベク
トルの傾斜が小さくなると赤外光の反射率の方が高くな
り、傾斜が大きくなると可視光の反射率の方が高くなる
ことを示す。そこで、概念的に分けて考えると、アニオ
ン61,カチオン62,および水63のみの場合の範囲は第6図
(b)に示すようになる。
の範囲を除き、異なる2つの光,例えば可視領域におけ
る一つの光の反射率測定値をRK,赤外領域における一
つの光の反射率測定値をRIとすれば、一定の値を判別
境界設定値Bとすると、(RK/RI)>Bであればアニオ
ン61と判別することができ、また(RK/RI)<Bであれ
ばカチオン62と判別することができる。
領域での使用波長は800〜1100nmの間の適当な2つ,あ
るいはそれ以上の数の光を選択すれば、実験上、若干の
測定誤差を生じても未使用樹脂および使用中のクラッド
を吸着した樹脂共に正しく判別できる。
記センサの出力a1…a18により平均化された結果b2…b17
を求めて行なう状況を示す説明図である。
は赤外領域光による場合の出力を示している。
る。
つの使用波長の光(例えば可視領域と赤外領域)の出力
と、それらの出力に基づく判定(水,あるいはアニオ
ン,あるいはカチオン)を示している。
〜S2の出力(可視光と赤外光に対する2通りの出力axが
それぞれSxのセンサの出力となる)によって測定対象物
は水63であると判定される。
い場合はアニオン61と判定される。
合はカチオン62と判定される。
槽60の窓64に接する部分に、たまたまカチオン62の粒子
が少し多目に付着していたなどの理由によってカチオン
62と判定されているが、実際はこの部位の槽内の大部分
の粒子はアニオン61で占められている。
1の粒子が窓の部分に付着していたなどの理由でアニオ
ン61と判定されているが、実際はカチオンの領域であ
る。
ついて、それぞれ隣接する3個のセンサ出力の中央のも
のに2を、その前後のものには1を、重み付けするため
に乗じて平均化したものを、中央のセンサの出力に代わ
る出力として表したものである。
と判定されたセンサS3とS7の出力は、同図(b)では水
(W)とアニオン(A)と判定され、また、同図(a)
でアニオン(A)と判定されたセンサS15の出力はカチ
オン(K)と判定されて、実際の槽内の粒子の状態は一
致するようになる。
アナログ的に行われている。
axの隣接する3個を取り上げ、1,2,1の重み付けしてか
ら平均化したものであるが、これは隣接する2個ずつの
出力値の平均値をさらに隣接する2個について平均化し
たものと同一である。例えば、センサS1,S2,S3の出力を
a1,a2,a3とするとa1とa2の単純平均は(a1+a2)/2であ
り、a2とa3の単純平均は(a2+a3)/2であるから、それ
らの値の平均を求めると(a1+2a2+a3)/4となる。
して平均化した値と一致する。
求め、それらの平均値の隣接するもの3個平均化をする
場合を考えると、データa1,a2,a3,a4,a5を使って計算し
た結果C3は、C3=(a1+2a2+3a3+2a4+a5)/9となりa
3出力の代わりにC3を用いると、センサS3の出力が隣接
する出力より突出していてもその影響は1/3となる。そ
こで隣接値との関連において、突出した値は平滑化され
誤判定をより有効に避けることができる。
4,a5の数列の順に1,2,3,2,1の重みづけをして平均化す
ることと同じである。
データ2個ずつについて第1次の平均値を求め、その第
1次の平均値のうちの互いに隣接するものどうしを平均
化して第2次の平均値を求め、さらに同様にして第2次
の平均値から第3次値の平均値を求めるというように同
じ手順を繰り返して第4次の平均値を求めると、その平
均値d3は、d3=(a1+4a2+6a3+4a4+a5)/16となる。
これはデータa1,a2,a3,a4,a5の数列に順次1,4,6,4,1の
重みづけをして平均化した結果と一致する。
的な内容としては、平均化されるデータ(a1,a2…な
ど)に直接重みづけのための係数を乗じるか、あるいは
隣接値の平均値を求める手法の繰り返しを行なうかは、
いずれでもよい。一般的には定形的計算の繰り返しによ
る方がハードの構造が簡単で計算速度も速くなる。
いろいろ考えられるが、誤った隣接値から突出する程度
や、隣接値,次隣接値から受ける影響をどの程度にする
かなどを考慮し、出力するセンサの検出すべき特性の性
質に合わせて都合の良いものを選べば良い。
は第2図に示すような変形例により演算し、比較判定を
行えば良い。
け)手順3(平均値演算)の代わりに、手順22(第1回
重みづけ)手順23(第1回平均値演算)〜手順27(第m
回重みづけ)手順28(第m回平均値演算)を行い、重み
づけ平均化をm回繰り返すものである。
なくなるが、連続して配置するセンサ列の前後に配置す
る冗長的なセンサの数が多くなり、装置が複雑になる。
て説明する。
ある。
に、その出力をa1,a2…anとする。その出力を手順32に
おいて例えば3個ずつの群に分ける。そしてそれぞれの
群の平均値を手順33において求め、C1,C2…C6とする。
ときのC1=(a1+a2+a3)/3,C2=(a4+a5+a6)/3、
以下同様にしてC6=(a16+a17+a18)/3をそれぞれ図
示すると第8図のようになる。
線で示している。
外光(点線)ともに反射率が低いので、ほとんど水
(W)と考えられるが、アニオン(A)が含まれている
かもしれないので、群をさらに細分化して調べる必要が
ある。
反射率(点線)より十分大きいので、群を構成するデー
タa4,a5,a6はすべてアニオンに対応するものと判定され
る。
光の反射率(点線)より大きいが、その差は小さい。そ
こでほとんどアニオンと思われるが一部にカチオンが含
まれているかも知れないので群を細分化して調べる必要
がある。
の反射率(点線)の方が大きいが、その差は小さい。そ
こでほとんどカチオンと思われるが一部にアニオンが含
まれているかも知れないので群を細分化して調べる必要
がある。
より赤外光の反射率(点線)の方が十分大きいので全部
カチオンであると判定される。
ンの順に分布するはずであるということから、手順34に
おいてセンサ出力a1〜a3,a7〜a12についてのみ詳しく調
べて判定すれば良く、センサ出力a4〜a6およびa13〜a18
については精しい調査を省略することができる。
み、例えば第1図に示す手順2,3,4の方法で詳しく調べ
ることにより第7図(b)に示した判定と同一の結果を
得ることができる。
たがって、入力データの数も少ないので、その効果はあ
まり大きくないが、もっと入力データの数の多い場合で
あれば、その判定に要する時間短縮などの効果も極めて
大きくなる。
て効果を上げる手順の流れを示す系統図である。
(群分け),手順33(群別平均値演算),手順34(群比
較境界位置大別)の代わりに、手順42(第1回群分
け),手順43(第1回群別平均値演算),手順44(第1
回群比較境界位置大別)〜手順47(第m回群分け),手
順48(第m回群別平均値演算),手順49(第m回群比較
境界位置大別)を行い、群に別けること、分けた群の個
々の平均値を求めること、その結果で境界位置を大別す
ることを繰り返していることである。
けは、群を構成するデータの数の大きさを多段階とし、
第1回の群分け(手順42)では最も大きい数からなる群
に分け、第2回の群分けは、その次に大きい数からなる
群に分け、以下その数を順次小さくして、最後の第m回
の群分け(手順47)では、一番小さい数からなる群に分
ける。このような群を構成するデータの数の段階は、例
えば入力データの総数を81の場合に各段階の数が27,9,3
でも良いし、また総数が64のとき各段階の数が、32,16,
8,4,2の組合せでも良い。
順44において境界位置が含まれると判断される群につい
てのみ第2回群分けの対象とすれば良い。
位置大別(図示しない)において境界位置が含まれてい
ると思われる群を判別して第3回群分けの対象とすると
いうように境界位置を正しい位置に絞り込んでいく。
て正確な位置を判定する。
置判定)の手法は、第1図あるいは第2図に示した方法
を適用すれば良い。
測定点に対応して並べて配置し、その測定値を比較して
特性値の境界がどこにあるかを判定する装置において、
隣りあったセンサの出力測定値に重みづけして平均化す
るが、あるいは複数の単純平均結果をさらに平均化する
ことによって重みづけ平均化と同等の結果を得、これら
を比較判定することによって、センサの特性のバラツ
キ,センサや被測定対象物の汚れ等による異常測定値の
影響を少なくして正確な判定をすることができるという
効果がある。
力測定値を隣り合わせたデータにより構成するいくつか
の群に分け、それぞれの群の平均値を比較して、各群の
中に境界値があるかどうかを調べることによって、大ま
かな境界位置を判定することができるという効果があ
る。さらに、それらの群を構成するデータの数を、第1
段階では大きく、第2段階以降の数を少なくすることに
よって、境界位置が含まれると思われる範囲を狭め、絞
り込んでいくことができるので、データ入力から境界位
置判定に至るまでの過程が簡略化され、所要時間を極め
て短くすることかできるという効果がある。
である。 第2図は、本発明の他の一実施例の手順の流れを示す系
統図である。 第3図は、本発明の処理段階を効率良く行なうための手
順例を示す系統図である。 第4図は、本発明の処理段階を効率良く行なうための他
の手順例を示す系統図である。 第5図は、イオン交換槽内の被測定物の反射率特性を示
す曲線図である。 第6図は、イオン交換槽内の被測定物の境界判別原理の
概念を説明するための説明図である。 第7図は、第1図の実施例の手順により特性の境界位置
を判定する状況を説明するための説明図である。 第8図は、第3図の手順により特性の境界位置を絞り込
む状況を説明するための説明図である。 第9図は、一般の混床式脱塩装置の例を示す説明図であ
る。 第10図は、第9図の混床式脱塩装置の操作法の例を示す
説明図である。 第11図は、本実施例を適用することができる流体中の粒
子を判別する装置の例を示す構成系統図である。 第12図は、第1図の装置をイオン交換槽とともに示す斜
視外観図である。 1〜4,22〜23,27〜29,32〜35,42〜44,47〜49……データ
処理の手順 10,60……イオン交換槽 15,16……溶液 50……樹脂粒子境界判別装置 51……ハウジング 52……光源制御部 53……受光器制御部 54……判別レベル設定部 55……演算制御部 56……表示部 57……入出力インタフェース 58……電源部 59……透明窓 61……アニオン 62……カチオン 63……水 64……イオン交換槽の透明窓
Claims (3)
- 【請求項1】同一の特性に関し、測定値が撹乱される要
素を含む測定されるべき対象の位置による差異を知るた
めの検出器を、直線方向の多数の測定点に対応して複数
個並べて構成し、前記検出器の出力の測定値を比較し
て、特性値がどの測定点とどの測定点の間で変化するか
を判断して、特性値の境界位置を判断する装置におい
て、 前記撹乱要素の影響を除去するために、重なり合う検出
器部分を持つように前記複数の検出器をグループ分け
し、各グループの各検出器出力にはぞれぞれ重み付けを
して、各グループの平均値を求め、 前記平均値どうしを比較して前記特性値の境界位置を判
定する多点センサによる検出値の境界判別方法。 - 【請求項2】同一の特性に関し、測定値が撹乱される要
素を含む測定されるべき対象の位置による差異を知るた
めの検出器を、直線方向の多数の測定点に対応して複数
個並べて構成し、前記検出器の出力の測定値を比較して
特性値がどの測定点とどの測定点の間で変化するかを判
断して、特性値の境界位置を判断する装置において、 前記撹乱要素の影響を除去するために、重なり合う検出
器部分を持つように前記複数の検出器をグループ分けし
て第1次グループとし、この各グループの平均値を算出
して複数の第1次平均値を求め、 重なり合う前記第1次平均値を持つように前記複数の第
1次平均値をグループ分けして第2次グループとし、こ
の各グループの平均値を算出して複数の第2次平均値を
求め、 以下この平均値化の繰り返しにおいて少なくとも第2次
以降の同一次元の平均値どうしを比較することによって
前記特性値の境界位置を判定する多点センサによる検出
値の境界判別方法。 - 【請求項3】前記グループの各検出器出力および各次の
各平均値をそれぞれ重み付けすることを特徴とする請求
項2記載の多点センサによる検出値の境界判別方法。
Priority Applications (3)
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US07/827,983 US5200628A (en) | 1989-11-10 | 1992-01-29 | Method for distinguishing particles in fluid and apparatus for the same including plural sensors and weighting |
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