JP2614128B2 - 船舶用油圧バルブコントロールシステム - Google Patents
船舶用油圧バルブコントロールシステムInfo
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- JP2614128B2 JP2614128B2 JP2023027A JP2302790A JP2614128B2 JP 2614128 B2 JP2614128 B2 JP 2614128B2 JP 2023027 A JP2023027 A JP 2023027A JP 2302790 A JP2302790 A JP 2302790A JP 2614128 B2 JP2614128 B2 JP 2614128B2
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Description
イン、燃料ライン又は消火ライン等におけるバルブのリ
モートコントロールシステムに見られるような船舶用油
圧バルブコントロールシステムに関する。
ルシステムを第6図及び第7図に示している。
81と、該バルブ81を駆動する油圧式揺動モータから成る
油圧式アクチュエータ82とを備えたバルブユニットVUの
多数が船内各所に配置されている。例えば、このような
バルブユニットVUは、通常、船内の50〜300個所に配置
される。
して、油圧ポンプユニット84及び電磁弁スタンド83が1
個所に配置され、これを中央制御するための制御コンソ
ール85が設けられている。
ロールシステムによれば、第7図に示すように、電気ラ
イン86のみならず油圧ライン87を設ける必要がある。即
ち、船内各所に配置されたバルブユニットVUの油圧式ア
クチュエータ82と電磁弁スタンド83との間に油圧配管を
設けなければならない。ところが、前述のようにバルブ
ユニットVUの配置個所は、通常、50〜300個所に及ぶた
め、油圧配管お本数が極めて多く、配管工事に相当の期
間を要すると共に、莫大なコストを負担しなければなら
ないという問題がある。
ット84により50〜300個のバルブユニットVUを駆動する
構成であるため、該油圧ポンプユニット84は、出力の大
きな大型の装置とされ、その結果、船内スペースの点、
騒音及び振動の点、省エネルギーの点等において改善す
べき問題がある。
ルされる船舶用油圧バルブコントロールシステムにおい
て、船内の油圧配管を不要とし、しかも、低騒音かつ省
エネルギーとしたシステムを提供するものである。
ブ1と該バルブを駆動する油圧式のアクチュエータ2と
を備えたバルブユニットVUの多数を船内各所に配置し、
前記バルブユニットVUのアクチュエータ2をリモートコ
ントロールするシステムにおいて:各バルブユニットVU
毎に油圧システムHSを組付けた個別のパッケージユニッ
トPUを構成して成り、前記油圧システムHSは、前記アク
チュエータ2に連結されると共に加圧シリンダ9を備え
た加圧タンクを構成するオイルタンク7と、該加圧され
たオイルタンク7からチャージされる作動油をアクチュ
エータ2に流通せしめる油圧駆動源5と、前記アクチュ
エータ2に対する圧油流を正逆切換自在とする切換手段
3とを含んでユニット化され、該油圧システムのユニッ
トHSとバルブユニットVUを組付けることにより前記個別
のパッケージユニットPUを構成して成る点にある。
る。
を駆動する油圧式揺動モータ等から成る油圧式のアクチ
ュエータ2とを備えたバルブニットVUの多数が船内各
所、例えば船内の50〜300個所に配置され、各バルブユ
ニットVUをリモートコントロールするシステムが構築さ
れていることは、前述した従来例の場合と同様である。
2に連結されるオイルタンク7と、該オイルタンク7か
らアクチュエータ2に圧油を流通せしめる油圧駆動源5
と、前記アクチュエータ2に対する圧油流を正逆切換自
在とする切換手段3とを含む油圧システムHSを組付けて
おり、各バルブユニットVU毎に、該バルブユニットVUと
前記油圧システムHSを組付けたパッケージユニットPUを
構成している。
ンク7は、加圧シリンダ9を備えた加圧タンクを構成
し、タンク内の作動油を常時約0.5kg/cm2位に加圧して
おり、これによりパッケージユニットPUの取付位置や方
向性に自由度を持たせている。このため、パッケージユ
ニットPUは、起立方向又は倒立方向等の縦向き姿勢或い
は水平方向又は傾斜方向等の横向き姿勢のうち、自由な
配置が可能であり、アクチュエータ2に対する圧油の供
給を保証する。
動機5aにより駆動される油圧ポンプ5bを構成し、前記切
換手段3は、油路を正逆切換自在とするポペット形電磁
弁3aとリリーフ弁3bを備えた油圧回路により構成されて
いるが、このような構成に限らず、例えば、油圧駆動源
5を構成する油圧ポンプ5b自体を正逆駆動することによ
りアクチュエータ2を往復動せしめる構成としても良
い。
二階建て配置とし、一階部に電動機5a、油圧ポンプ5b、
リリーフ弁3b、オイルタンク7及びアクチュエータ2を
配置し、二階部にポペット形電磁弁3a及び付属品を設置
すれば良く、これにより、トルク150kgmクラスで縦26c
m、横26cm、高さ29cm、重量5kg位となり、極めてコンパ
クトに構成することが可能である。
ユニットPUが船内各所に配置されるので、各パッケージ
ユニットPUのリモートコントロールシステムを構築する
に際し、第2図に示すように、パソコン10及びD/Aコン
バータ11から成る中央制御機構を、各パッケージユニッ
トPUに対して電気的ラインによって接続すれば足り、従
来のような船内油圧配管を必要としない。
トPUをリモートコントロールするに際し、一個のバルブ
ユニットVUを、これに対応する一個の油圧システムHSに
より駆動するものであるから、動力源が小型で足り、そ
の結果、船内スペースを省スペース化でき、騒音及び振
動の低減化に寄与し、省エネルギーの点においても有利
である。
比すると次の表の通りである。
圧バルブコントロールシステムにおいて、各バルブユニ
ットVU毎に油圧システムHSを組付けた個別のパッケージ
ユニットPUを構成したので、従来、莫大な費用及び長期
間の工期を必要としていた船内配管を不要にできるとい
う著大な効果があり、併せて、省スペース、低騒音・低
振動、省エネルギーにも資するという格別な効果があ
る。
バルブユニットVUを結合することにより個別のパッケー
ジユニットPUを構成し、このようなパッケージユニット
PUを船内の所要個所に配備できるので、従来のような配
管が困難とされる狭小なスペース等にも容易に設置する
ことができ、油圧バルブコントロールシステムの目的を
完遂できる。
ットPUを取付けるに際しては、起立方向又は倒立方向等
の縦向き姿勢或いは水平方向又は傾斜方向等の横向き姿
勢等、限定された姿勢及び方向での取付けを余儀なくさ
れる場合を生じるが、本発明によれば、ユニットPUにお
ける油圧システムHSのオイルタンク7が加圧シリンダ9
を備えた加圧タンクを構成し、該タンク7内の作動油を
所定の圧力でアクチュエータ2にチャージする構成であ
るから、パッケージユニットPUの姿勢や方向性に関わら
ず、常にバルブユニットVUを良好に作動せしめることが
可能であり、これにより各パッケージユニットPUの取付
姿勢及び方向性の自由を保証したものであり、しかも、
加圧シリンダ9を備えた加圧タンク7を構成することに
よりポンプ等を別設する必要がなくユニットのコンパク
ト化による取付スペースの有利性を発揮し、個別パッケ
ージ化を目的とした本発明の初期の目的を完遂できた点
において優れた効果を発揮する。
示す油圧回路図、第2図は本発明の1実施例に係る船舶
用油圧バルブコントロールシステムを示す全体概要説明
図、第3図は1実施例に係るパッケージユニットの正面
図、第4図は同断面図、第5図は同断面図、第6図は従
来における船内油圧バルブコントロールシステムの油圧
回路図、第7図は同システムを示す全体概要説明図であ
る。 1……バルブ、2……アクチュエータ、3……切換手
段、3a……ポペット形電磁弁、3b……リリーフ弁、5…
…油圧駆動源、5a……電動機、5b……油圧ポンプ、7…
…オイルタンク、9……加圧シリンダ、VU……バルブユ
ニット、HS……油圧システム、PU……パッケージユニッ
ト。
Claims (1)
- 【請求項1】バルブ1と該バルブを駆動する油圧式のア
クチュエータ2とを備えたバルブユニットVUの多数を船
内各所に配置し、前記バルブユニットVUのアクチュエー
タ2をリモートコントロールするシステムにおいて: 各バルブユニットVU毎に油圧システムHSを組付けた個別
のパッケージユニットPUを構成して成り、 前記油圧システムHSは、前記アクチュエータ2に連結さ
れると共に加圧シリンダ9を備えた加圧タンクを構成す
るオイルタンク7と、該加圧されたオイルタンク7から
チャージされる作動油をアクチュエータ2に流通せしめ
る油圧駆動源5と、前記アクチュエータ2に対する圧油
流を正逆切換自在とする切換手段3とを含んでユニット
化され、該油圧システムのユニットHSとバルブユニット
VUを組付けることにより前記個別のパッケージユニット
PUを構成して成ることを特徴とする船舶用油圧バルブコ
ントロールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023027A JP2614128B2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 船舶用油圧バルブコントロールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023027A JP2614128B2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 船舶用油圧バルブコントロールシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03229082A JPH03229082A (ja) | 1991-10-11 |
JP2614128B2 true JP2614128B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=12098992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023027A Expired - Lifetime JP2614128B2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 船舶用油圧バルブコントロールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614128B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101055681B1 (ko) * | 2002-11-07 | 2011-08-09 | 카에스베 에스.아.에스. | 통합형 전자 유압 액추에이터 제어 장치 |
CN107740747A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-02-27 | 三汽车起重机械有限公司 | 限速液压马达、起重机以及马达转速的控制方法 |
JP2018176997A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | 株式会社シー・オー・シー | 艦船用バルブコントロールシステム |
JP6448740B1 (ja) * | 2017-10-13 | 2019-01-09 | 株式会社シー・オー・シー | 艦船用バルブコントロールシステム |
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Family Cites Families (2)
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JPS6023373U (ja) * | 1983-07-26 | 1985-02-18 | 三菱重工業株式会社 | 弁の遠隔制御装置 |
-
1990
- 1990-02-01 JP JP2023027A patent/JP2614128B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03229082A (ja) | 1991-10-11 |
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