JP2613388B2 - インク残量検出装置 - Google Patents
インク残量検出装置Info
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- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
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- B41J2/17506—Refilling of the cartridge
- B41J2/17509—Whilst mounted in the printer
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J2/17566—Ink level or ink residue control
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録装置のインク供給源のイ
ンク残量を検出するインク残量検出装置に関する。
ンク残量を検出するインク残量検出装置に関する。
インクジェット記録装置は、記録ヘッドにインクを供
給し、該記録ヘッドに設けた複数のインク吐出口内のイ
ンクを記録情報に基いて駆動することにより、該インク
吐出口からシート（記録媒体）へ向かう飛翔的インク滴
を形成し記録するものである。
給し、該記録ヘッドに設けた複数のインク吐出口内のイ
ンクを記録情報に基いて駆動することにより、該インク
吐出口からシート（記録媒体）へ向かう飛翔的インク滴
を形成し記録するものである。
この種の記録装置では、一般に、インク切れによる記
録不良を防止するため、インクタンク等のインク供給源
のインク残量を検出する機構が設けられる。
録不良を防止するため、インクタンク等のインク供給源
のインク残量を検出する機構が設けられる。
従来、この種のインク残量検出装置は、記録装置の本
体側に装着されるインク容器（インクタンク）に設けた
り、あるいは、シリアル型式の記録装置の場合は記録ヘ
ッドを搭載するキャリジに装着した予備インクタンクに
設けられていた。
体側に装着されるインク容器（インクタンク）に設けた
り、あるいは、シリアル型式の記録装置の場合は記録ヘ
ッドを搭載するキャリジに装着した予備インクタンクに
設けられていた。
また、従来のインク残量検出装置としては、インク液
面の変化に従って上下動する磁石内蔵のフロートをリー
ドスイッチで検出したり、あるいは、発光および発光手
段を設けインク液面の変化に因る光透過の有無を検出す
る構造のものが使用されていた。
面の変化に従って上下動する磁石内蔵のフロートをリー
ドスイッチで検出したり、あるいは、発光および発光手
段を設けインク液面の変化に因る光透過の有無を検出す
る構造のものが使用されていた。
しかし、このような従来のインク残量検出装置では次
のような問題があった。
のような問題があった。
まず、インク容器として本体側に設置した偏平で柔軟
性の袋を使用する場合、インク残量の減少に伴う液面変
化の割合が小さいため、正確な検出が難しいという問題
があった。
性の袋を使用する場合、インク残量の減少に伴う液面変
化の割合が小さいため、正確な検出が難しいという問題
があった。
また、インク容器にインク残量検出装置を設ける場
合、インク容器交換の毎に該検出装置も交換することに
なり、無駄が大きいという問題があった。
合、インク容器交換の毎に該検出装置も交換することに
なり、無駄が大きいという問題があった。
一方、インク残量検出装置をキャリジ上の予備インク
タンクに設ける場合は、キャリジ移動の際にインク液面
が揺れるため検出誤差を生じたり、電気的接続手段もキ
ャリジに伴って移動し接続部の信頼性が低下するという
問題があった。
タンクに設ける場合は、キャリジ移動の際にインク液面
が揺れるため検出誤差を生じたり、電気的接続手段もキ
ャリジに伴って移動し接続部の信頼性が低下するという
問題があった。
そこで、インク供給経路内にインク残量検出装置を設
けることが提案されているが、従来のものはレベル検知
用のマノメータを有する大気開放型の検出装置であった
ので、インク漏れやインク蒸発を防止する手段を併設す
る必要があり、検出装置の大型化やコストアップが大き
いという問題があった。
けることが提案されているが、従来のものはレベル検知
用のマノメータを有する大気開放型の検出装置であった
ので、インク漏れやインク蒸発を防止する手段を併設す
る必要があり、検出装置の大型化やコストアップが大き
いという問題があった。
本発明はこのような従来の技術に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、インク供給経路の負圧の変化
によってインク供給源の残量の低下を検出するに際して
検知する基準となる負圧値を所望の値に設定することが
でき、負圧に感応して変位する変位部材の破損を防止す
ることができ、しかも精度の高い検出を行うことができ
るインク残量検出装置を提供することである。
であり、本発明の目的は、インク供給経路の負圧の変化
によってインク供給源の残量の低下を検出するに際して
検知する基準となる負圧値を所望の値に設定することが
でき、負圧に感応して変位する変位部材の破損を防止す
ることができ、しかも精度の高い検出を行うことができ
るインク残量検出装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、供給経路を介し
てインクを供給するインク供給源のインク残量の低下を
検出するインク残量検出装置において、前記供給経路に
接続され、該供給経路の一部を構成し、前記供給経路中
の圧力変化に伴って変位可能な可撓性の変位部材と、前
記変位部材を、前記供給経路中の圧力低下に伴い前記変
位部材が変位する方向とは逆の方向に付勢するばね部材
と、前記ばね部材が前記変位部材を付勢する力を調整す
る調整手段と、前記変位部材の変位に応じて移動する導
電部材と、前記供給経路中の圧力低下に伴って前記変位
部材が変位するまで前記導電部材と接触し、前記ばね部
材の付勢による前記変位部材の変位を規制するととも
に、前記供給経路中の圧力低下に伴う前記変位部材の変
位により前記導電部材と非接触となる位置に設けられる
電極と、を有し、前記導電部材と前記電極との間の導通
に基づき前記インク供給源のインク残量の低下を検知す
ることを特徴とする。
てインクを供給するインク供給源のインク残量の低下を
検出するインク残量検出装置において、前記供給経路に
接続され、該供給経路の一部を構成し、前記供給経路中
の圧力変化に伴って変位可能な可撓性の変位部材と、前
記変位部材を、前記供給経路中の圧力低下に伴い前記変
位部材が変位する方向とは逆の方向に付勢するばね部材
と、前記ばね部材が前記変位部材を付勢する力を調整す
る調整手段と、前記変位部材の変位に応じて移動する導
電部材と、前記供給経路中の圧力低下に伴って前記変位
部材が変位するまで前記導電部材と接触し、前記ばね部
材の付勢による前記変位部材の変位を規制するととも
に、前記供給経路中の圧力低下に伴う前記変位部材の変
位により前記導電部材と非接触となる位置に設けられる
電極と、を有し、前記導電部材と前記電極との間の導通
に基づき前記インク供給源のインク残量の低下を検知す
ることを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第２図は本発明を実施するのに好適なインクジェット
記録装置の要部構成を示す。
記録装置の要部構成を示す。
第２図において、記録ヘッド１は、プラテン８に記録
面を規制された記録媒体（シート）に対してインク滴を
吐出し記録していくものであり、前記プラテン８と平行
に設置された一対のガイドシャフトＧに沿って移動可能
なキャリジ２に搭載されている。
面を規制された記録媒体（シート）に対してインク滴を
吐出し記録していくものであり、前記プラテン８と平行
に設置された一対のガイドシャフトＧに沿って移動可能
なキャリジ２に搭載されている。
前記キャリジ２上には予備インクタンク４も搭載され
ており、該予備インクタンク内のインクは供給管３を通
して記録ヘッド１へ供給される。
ており、該予備インクタンク内のインクは供給管３を通
して記録ヘッド１へ供給される。
記録装置の本体側にはインク供給源としてのインク容
器７が装着されており、該インク容器と前記予備インク
タンク４とは可撓性のインク供給管5Aで接続されてい
る。図示のインク容器７はプラスチックまたはアルミ材
などのフィルムで構成した偏平かつ柔軟性の袋状をなし
ている。
器７が装着されており、該インク容器と前記予備インク
タンク４とは可撓性のインク供給管5Aで接続されてい
る。図示のインク容器７はプラスチックまたはアルミ材
などのフィルムで構成した偏平かつ柔軟性の袋状をなし
ている。
また、前記インク供給管5Aの途中には本発明に係るイ
ンク残量検出装置６が接続されている。
ンク残量検出装置６が接続されている。
なお、前記可撓性のインク供給管5Aはその途中から可
撓性の吸引管5Bと束ねられ、キャリジ２の移動を吸収し
うる可撓性の連通部材５を構成している。前記吸引管5B
は、予備インクタンク４内の液面を所定範囲に維持すべ
くポンプ等の吸引手段（図示せず）に接続されている。
撓性の吸引管5Bと束ねられ、キャリジ２の移動を吸収し
うる可撓性の連通部材５を構成している。前記吸引管5B
は、予備インクタンク４内の液面を所定範囲に維持すべ
くポンプ等の吸引手段（図示せず）に接続されている。
第２図の構成において、インク容器７に貯蔵されたイ
ンクはインク残量検出装置６およびインク供給管5Aを介
してキャリジ２上の予備インクタンク４へ導かれる。さ
らに、インクは予備インクタンク４から供給管３をとお
して記録ヘッド１へ導かれ、該記録ヘッドのインク吐出
口から吐出されプラテン８上の記録媒体に記録が行われ
る。
ンクはインク残量検出装置６およびインク供給管5Aを介
してキャリジ２上の予備インクタンク４へ導かれる。さ
らに、インクは予備インクタンク４から供給管３をとお
して記録ヘッド１へ導かれ、該記録ヘッドのインク吐出
口から吐出されプラテン８上の記録媒体に記録が行われ
る。
第１図はインク残量検出装置６の第１実施例を示す。
第１図において、本体11およびカバー12の接合面の間
に変位部材としての膜部材13（本実施例においては可撓
性である。）が気密状態で挟持されており、本体11側の
空間が外気から完全に遮断されている。なお、本体11、
変位部材13およびカバー12間の接合は接着、溶着あるい
はビス止めなど適当な方法で結合することができる。
に変位部材としての膜部材13（本実施例においては可撓
性である。）が気密状態で挟持されており、本体11側の
空間が外気から完全に遮断されている。なお、本体11、
変位部材13およびカバー12間の接合は接着、溶着あるい
はビス止めなど適当な方法で結合することができる。
供給経路壁の一部を形成する前記変位部材（膜部材）
13は下面プレート14と上面プレート15との間で支持され
ている。そこで、前記下面プレート14は弾性力を付与す
る弾性部材としてのスプリング16によって上向きに付勢
されるボルト17に結合されている。
13は下面プレート14と上面プレート15との間で支持され
ている。そこで、前記下面プレート14は弾性力を付与す
る弾性部材としてのスプリング16によって上向きに付勢
されるボルト17に結合されている。
一方、前記上面プレート15は、前記ボルト17に嵌合さ
れ、前記下面プレート14および変位部材13を介して、ス
プリング16のばね力により偏移され、カバー12の裏面に
固定された一対の電極18、19に圧接されている。この上
面プレート15は導電材で作られている。また、前記電極
18,19はそれぞれカバー12に設けた取り出し端子20、21
に接続されている。
れ、前記下面プレート14および変位部材13を介して、ス
プリング16のばね力により偏移され、カバー12の裏面に
固定された一対の電極18、19に圧接されている。この上
面プレート15は導電材で作られている。また、前記電極
18,19はそれぞれカバー12に設けた取り出し端子20、21
に接続されている。
前記ボルト17の上部のねじ部はナット22が上下位置調
節可能にねじ係合され、該ナットの下側に設けたスプリ
ング押え23とカバー12表面との間に前記スプリング（弾
性部材としての圧縮コイルばね）16が取付けられてい
る。
節可能にねじ係合され、該ナットの下側に設けたスプリ
ング押え23とカバー12表面との間に前記スプリング（弾
性部材としての圧縮コイルばね）16が取付けられてい
る。
このため、ナット22のボルト17上の位置を調整するこ
とにより、膜部材（変位部材）13に作用する上向き保持
力の大きさを調整し、もってインク残量検出装置６の動
作設定を調整しうる構造になっている。
とにより、膜部材（変位部材）13に作用する上向き保持
力の大きさを調整し、もってインク残量検出装置６の動
作設定を調整しうる構造になっている。
なお、前記本体11の両側にはインク供給管5A（第２
図）を接続するための取出し口24、25が設けられてお
り、前記膜部材13で密閉された本体11内の空間はインク
供給経路の一部を構成している。
図）を接続するための取出し口24、25が設けられてお
り、前記膜部材13で密閉された本体11内の空間はインク
供給経路の一部を構成している。
以上のようなインク残量検出装置６の構成において、
少なくとも一部が可撓性シートで構成された密閉袋状の
インク容器７内のインク残量が少なくなり、インク供給
経路内の負圧が強くなると、これに応じて膜部材（変位
部材）13がスプリング（弾性部材）16のばね力（弾性
力）に抗して下降し、導電性プレート15が電極18、19か
ら離れる。
少なくとも一部が可撓性シートで構成された密閉袋状の
インク容器７内のインク残量が少なくなり、インク供給
経路内の負圧が強くなると、これに応じて膜部材（変位
部材）13がスプリング（弾性部材）16のばね力（弾性
力）に抗して下降し、導電性プレート15が電極18、19か
ら離れる。
この導電性プレート15が電極18、19から離れる時の負
圧値は前記ナット22の位置によって所望の値に設定され
る。すなわち、ボルト17およびナット22は変位部材13の
変位（下降）が生じる圧力値を調整する調整手段を構成
している。
圧値は前記ナット22の位置によって所望の値に設定され
る。すなわち、ボルト17およびナット22は変位部材13の
変位（下降）が生じる圧力値を調整する調整手段を構成
している。
こうして上面プレート15が離れると取出し端子20、21
間でスイッチオフの状態になり、抵抗値が変化（増大）
するので、この抵抗値変化により音、表示あるいは発光
などを伴う警告手段ないしは制御回路などを介してイン
ク量が少量になったことが検出される。
間でスイッチオフの状態になり、抵抗値が変化（増大）
するので、この抵抗値変化により音、表示あるいは発光
などを伴う警告手段ないしは制御回路などを介してイン
ク量が少量になったことが検出される。
ここで、導電性プレート15が電極18、19から離れる所
定の負圧値は、インク量が減少して記録品位が低下する
以前に設定することが好ましい。
定の負圧値は、インク量が減少して記録品位が低下する
以前に設定することが好ましい。
ところで、この負圧値は一般に微弱であるが、上記実
施例によれば、ナット22の回動でコイルスプリング16の
設定高さを変え、膜部材13に作用する上向き力を加減す
ることにより負圧設定を行うので、この負圧調整はスプ
リング16の特性による所が大きく、力の調整範囲が広
く、力および高さ（ナット22の位置）間の直線性が優れ
ており、もって、インク残量を正確に検出でき信頼性の
高いインク残量検出装置が得られた。
施例によれば、ナット22の回動でコイルスプリング16の
設定高さを変え、膜部材13に作用する上向き力を加減す
ることにより負圧設定を行うので、この負圧調整はスプ
リング16の特性による所が大きく、力の調整範囲が広
く、力および高さ（ナット22の位置）間の直線性が優れ
ており、もって、インク残量を正確に検出でき信頼性の
高いインク残量検出装置が得られた。
第３図は本発明によるインク残量検出装置の第２の実
施例を示し、第１図の実施例の場合と同じ構成部分につ
いてはそれぞれ同一番号が付されている。
施例を示し、第１図の実施例の場合と同じ構成部分につ
いてはそれぞれ同一番号が付されている。
第３図において、本体11およびカバー31の接合面の間
に挟持された変位部材（膜部材）13の下側に配置した下
面プレート14の中央部にはスタッド32が一体的に設けら
れ、カバー31の上部に上下方向摺動可能に設けられた雄
ねじ部材33と前記スタッド32との間に引張りコイルスプ
リング34が連結されており、弾性部材としての該スプリ
ング34の弾性力（ばね力）によって前記スタッド32およ
び下面プレート14が上向きに付勢されている。
に挟持された変位部材（膜部材）13の下側に配置した下
面プレート14の中央部にはスタッド32が一体的に設けら
れ、カバー31の上部に上下方向摺動可能に設けられた雄
ねじ部材33と前記スタッド32との間に引張りコイルスプ
リング34が連結されており、弾性部材としての該スプリ
ング34の弾性力（ばね力）によって前記スタッド32およ
び下面プレート14が上向きに付勢されている。
さらに、カバー31の上部には前記雄ねじ部材33の上部
に螺合する調整用の雌ねじ部材35が設けられている。
に螺合する調整用の雌ねじ部材35が設けられている。
第４図は前記雄ねじ部材33および前記雌ねじ部材35か
ら成る調整手段、すなわち、前記変位部材13の変位が生
じる圧力値を調整する手段の縦断面図であり、第５図は
第４図の平面図である。
ら成る調整手段、すなわち、前記変位部材13の変位が生
じる圧力値を調整する手段の縦断面図であり、第５図は
第４図の平面図である。
前記雄ねじ部材33と前記カバー31とに形成されたキー
溝にはまわり止め用のキー36が係合されており、該雄ね
じ部材は該カバー31に対し上下方向に摺動するが回転を
阻止された状態で嵌合されている。
溝にはまわり止め用のキー36が係合されており、該雄ね
じ部材は該カバー31に対し上下方向に摺動するが回転を
阻止された状態で嵌合されている。
したがって、前記雄ねじ部材33の上部にねじ係合（螺
合）された前記雌ねじ部材35を回転させることにより、
前記スプリング34および膜部材13が捩られることなく、
該スプリング34のばね力すなわち膜部材13を変位させる
負圧設定値を調整できるようになっている。
合）された前記雌ねじ部材35を回転させることにより、
前記スプリング34および膜部材13が捩られることなく、
該スプリング34のばね力すなわち膜部材13を変位させる
負圧設定値を調整できるようになっている。
図示の例では雌ねじ部材35の上端面に第５図に示すよ
うなドライバー溝37が形成されている。
うなドライバー溝37が形成されている。
第３図〜第５図の実施例のその他の構造は第１図の場
合と実質上同じである。
合と実質上同じである。
したがって、第３図〜第５図の実施例によっても、雌
ねじ部材35を回転させることにより、膜部材13がスプリ
ング34に抗して変位し導電性プレート15が電極18、19か
ら離れる時のインク供給経路内の負圧値を所望の値に設
定することができ、第１図の実施例の場合と同じ作用効
果を奏することができた。
ねじ部材35を回転させることにより、膜部材13がスプリ
ング34に抗して変位し導電性プレート15が電極18、19か
ら離れる時のインク供給経路内の負圧値を所望の値に設
定することができ、第１図の実施例の場合と同じ作用効
果を奏することができた。
尚、変位部材13としては、本体11の内壁に沿って移動
するプレート状のものを用いることもできる。
するプレート状のものを用いることもできる。
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、供
給経路を介してインクを供給するインク供給源のインク
残量の低下を検出するインク残量検出装置において、前
記供給経路に接続され、該供給経路の一部を構成し、前
記供給経路中の圧力変化に伴って変位可能な可撓性の変
位部材と、前記変位部材を、前記供給経路中の圧力低下
に伴い前記変位部材が変位する方向とは逆の方向に付勢
するばね部材と、前記ばね部材が前記変位部材を付勢す
る力を調整する調整手段と、前記変位部材の変位に応じ
て移動する導電部材と、前記供給経路中の圧力低下に伴
って前記変位部材が変位するまで前記導電部材と接触
し、前記ばね部材の付勢による前記変位部材の変位を規
制するとともに、前記供給経路中の圧力低下に伴う前記
変位部材の変位により前記導電部材と非接触となる位置
に設けられる電極と、を有し、前記導電部材と前記電極
との間の導通に基づき前記インク供給源のインク残量の
低下を検知する構成としたので、インク供給経路の負圧
の変化によってインク供給源の残量の低下を検出するに
際して検知する基準となる負圧値を所望の値に設定する
ことができ、電極によって変位部材の変位を規制するこ
とから、調整によって変位部材を付勢する力を変化させ
たとしても、該変位部材の破損を防止することができ、
また、変位部材の初期の位置が所定の位置に固定される
ことから、精度の高い検出を行うことができるインク残
量検出装置が提供される。
給経路を介してインクを供給するインク供給源のインク
残量の低下を検出するインク残量検出装置において、前
記供給経路に接続され、該供給経路の一部を構成し、前
記供給経路中の圧力変化に伴って変位可能な可撓性の変
位部材と、前記変位部材を、前記供給経路中の圧力低下
に伴い前記変位部材が変位する方向とは逆の方向に付勢
するばね部材と、前記ばね部材が前記変位部材を付勢す
る力を調整する調整手段と、前記変位部材の変位に応じ
て移動する導電部材と、前記供給経路中の圧力低下に伴
って前記変位部材が変位するまで前記導電部材と接触
し、前記ばね部材の付勢による前記変位部材の変位を規
制するとともに、前記供給経路中の圧力低下に伴う前記
変位部材の変位により前記導電部材と非接触となる位置
に設けられる電極と、を有し、前記導電部材と前記電極
との間の導通に基づき前記インク供給源のインク残量の
低下を検知する構成としたので、インク供給経路の負圧
の変化によってインク供給源の残量の低下を検出するに
際して検知する基準となる負圧値を所望の値に設定する
ことができ、電極によって変位部材の変位を規制するこ
とから、調整によって変位部材を付勢する力を変化させ
たとしても、該変位部材の破損を防止することができ、
また、変位部材の初期の位置が所定の位置に固定される
ことから、精度の高い検出を行うことができるインク残
量検出装置が提供される。
第１図は本発明によるインク残量検出装置の第１実施例
の縦断面図、第２図は本発明を適用するのに好適なイン
クジェット記録装置の要部斜視図、第３図は本発明によ
るインク残量検出装置の第２実施例の縦断面図、第４図
は第３図中の弾性力を調整する調整手段を示す部分拡大
縦断面図、第５図は第４図の平面図である。 5A……インク供給経路、６……インク残量検出装置、７
……インク供給源、13……変位部材（膜部材）、16……
弾性部材（スプリング）、18、19……検出手段（電
極）、22……調整手段（ナット）、34……弾性部材（ス
プリング）、35……調整手段（雌ねじ部材）。
の縦断面図、第２図は本発明を適用するのに好適なイン
クジェット記録装置の要部斜視図、第３図は本発明によ
るインク残量検出装置の第２実施例の縦断面図、第４図
は第３図中の弾性力を調整する調整手段を示す部分拡大
縦断面図、第５図は第４図の平面図である。 5A……インク供給経路、６……インク残量検出装置、７
……インク供給源、13……変位部材（膜部材）、16……
弾性部材（スプリング）、18、19……検出手段（電
極）、22……調整手段（ナット）、34……弾性部材（ス
プリング）、35……調整手段（雌ねじ部材）。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−209149（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−103877（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−113877（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−247044（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】供給経路を介してインクを供給するインク
供給源のインク残量の低下を検出するインク残量検出装
置において、 前記供給経路に接続され、該供給経路の一部を構成し、
前記供給経路中の圧力変化に伴って変位可能な可撓性の
変位部材と、 前記変位部材を、前記供給経路中の圧力低下に伴い前記
変位部材が変位する方向とは逆の方向に付勢するばね部
材と、 前記ばね部材が前記変位部材を付勢する力を調整する調
整手段と、 前記変位部材の変位に応じて移動する導電部材と、 前記供給経路中の圧力低下に伴って前記変位部材が変位
するまで前記導電部材と接触し、前記ばね部材の付勢に
よる前記変位部材の変位を規制するとともに、前記供給
経路中の圧力低下に伴う前記変位部材の変位により前記
導電部材と非接触となる位置に設けられる電極と、 を有し、 前記導電部材と前記電極との間の導通に基づき前記イン
ク供給源のインク残量の低下を検知することを特徴とす
るインク残量検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62092822A JP2613388B2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | インク残量検出装置 |
| US08/114,243 US5729256A (en) | 1987-04-15 | 1993-09-01 | Ink remain detector having a biased flexible film member with limited deformation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62092822A JP2613388B2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | インク残量検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63257644A JPS63257644A (ja) | 1988-10-25 |
| JP2613388B2 true JP2613388B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=14065127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62092822A Expired - Fee Related JP2613388B2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | インク残量検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2613388B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1604832A3 (en) | 1998-02-13 | 2006-02-22 | Seiko Epson Corporation | Print head with sub-tank unit connected via a back flow prevention valve |
| CN117316045B (zh) * | 2023-10-07 | 2024-04-19 | 青岛邦德光电实业有限公司 | 一种具备松动警示功能的显示屏及使用方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57103877A (en) * | 1980-12-22 | 1982-06-28 | Ricoh Co Ltd | Accumulator of ink jet printing device |
| JPS59209149A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-27 | Canon Inc | インクジエツト記録装置 |
| JPS60113877A (ja) * | 1983-11-26 | 1985-06-20 | Matsushita Refrig Co | 圧力制御弁 |
| JP2594937B2 (ja) * | 1987-04-03 | 1997-03-26 | キヤノン株式会社 | インク残量検知装置および記録装置 |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP62092822A patent/JP2613388B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63257644A (ja) | 1988-10-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |