JP2612133B2 - 施釉コンクリート製品の製造方法 - Google Patents
施釉コンクリート製品の製造方法Info
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- JP2612133B2 JP2612133B2 JP4185165A JP18516592A JP2612133B2 JP 2612133 B2 JP2612133 B2 JP 2612133B2 JP 4185165 A JP4185165 A JP 4185165A JP 18516592 A JP18516592 A JP 18516592A JP 2612133 B2 JP2612133 B2 JP 2612133B2
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- JP
- Japan
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- aggregate
- glaze
- glazed
- concrete
- manufacturing
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/009—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/50—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
- C04B41/5022—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials with vitreous materials
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
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- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、表面に模様を表現し
た施釉コンクリート製品の製造方法に関するものであ
る。
た施釉コンクリート製品の製造方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、表面に模様を表現した施釉コンク
リート製品の製造方法として、コンクリート基体の表面
にマスキングして異種の釉薬を塗り分けて焼成する方
法、予め焼成しておいた施釉コンクリート製品の施釉面
に模様を印刷した転写シート等を貼着し再度焼成する方
法、あるいは表面に一の釉薬を先に塗布したコンクリー
ト基体に他の釉薬を噴霧ノズル等を備えた施釉機を用い
て吹きつけてから焼成する方法があった。
リート製品の製造方法として、コンクリート基体の表面
にマスキングして異種の釉薬を塗り分けて焼成する方
法、予め焼成しておいた施釉コンクリート製品の施釉面
に模様を印刷した転写シート等を貼着し再度焼成する方
法、あるいは表面に一の釉薬を先に塗布したコンクリー
ト基体に他の釉薬を噴霧ノズル等を備えた施釉機を用い
て吹きつけてから焼成する方法があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マスキ
ングを用いる方法では、マスキングの貼着および剥離に
手間を要することに加え異種の釉薬同士が境界でにじむ
ことがあった。転写シート等を用いる方法では、２度焼
成するため製造するに当たって多くの時間を要した。施
釉機を用いる方法では、吹きつけ量を制御することが難
しく生産性が良くなかった。
ングを用いる方法では、マスキングの貼着および剥離に
手間を要することに加え異種の釉薬同士が境界でにじむ
ことがあった。転写シート等を用いる方法では、２度焼
成するため製造するに当たって多くの時間を要した。施
釉機を用いる方法では、吹きつけ量を制御することが難
しく生産性が良くなかった。
【０００４】この発明の目的は、表面に模様を表現する
ことが容易で生産性の良い施釉コンクリート製品の製造
方法を提供することである。
ことが容易で生産性の良い施釉コンクリート製品の製造
方法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の施釉コンクリ
ート製品の製造方法は、コンクリート基体の表面のセメ
ント層を部分的に除去して骨材を露出する。骨材が部分
的に露出した表面に釉薬を施して焼成する。
ート製品の製造方法は、コンクリート基体の表面のセメ
ント層を部分的に除去して骨材を露出する。骨材が部分
的に露出した表面に釉薬を施して焼成する。
【０００６】
【作用】この発明の施釉コンクリート製品の製造方法に
よると、コンクリート基体の表面のセメント層を部分的
に除去して骨材を露出し、骨材が部分的に露出した表面
に釉薬を施し焼成したとき、露出した骨材上に施した釉
薬が骨材に含まれる鉄分により窯変する。このため、セ
メント層上に施した釉薬と骨材上に施した釉薬との間で
色彩に変化が生じ複雑な模様が形成される。
よると、コンクリート基体の表面のセメント層を部分的
に除去して骨材を露出し、骨材が部分的に露出した表面
に釉薬を施し焼成したとき、露出した骨材上に施した釉
薬が骨材に含まれる鉄分により窯変する。このため、セ
メント層上に施した釉薬と骨材上に施した釉薬との間で
色彩に変化が生じ複雑な模様が形成される。
【０００７】
【実施例】この発明の一実施例の施釉コンクリート製品
の製造方法について、図１および図２に基づいて説明す
る。先ず、図１（ａ）に示すように、上部に開口した箱
体である型７を準備し、型７の底部に上面を波形に形成
したブロック８を設ける。この状態で、バイブレータ
（図示せず）で振動を与えながらコンクリート９を型７
に均一に流し込む。２４時間自然養成した後に脱形し１
週間放置することによって、図１（ｂ）に示すような波
形の表面２を有するコンクリート基体１が得られる。
の製造方法について、図１および図２に基づいて説明す
る。先ず、図１（ａ）に示すように、上部に開口した箱
体である型７を準備し、型７の底部に上面を波形に形成
したブロック８を設ける。この状態で、バイブレータ
（図示せず）で振動を与えながらコンクリート９を型７
に均一に流し込む。２４時間自然養成した後に脱形し１
週間放置することによって、図１（ｂ）に示すような波
形の表面２を有するコンクリート基体１が得られる。
【０００８】コンクリート９は、表１に示すようにセメ
ント（混合材含有）と骨材である頁岩とを同表下欄に示
した重量百分率にて配合し、これと同重量の水を加えて
混練したものである。
ント（混合材含有）と骨材である頁岩とを同表下欄に示
した重量百分率にて配合し、これと同重量の水を加えて
混練したものである。
【０００９】
【表１】
【００１０】次いで、複数個のローラ１１を有しコンク
リート基体１を矢印Ｘ方向に移動するコンベヤ１２およ
び回転式ワイヤブラシ１３とからなる切削機１０を用い
て、コンクリート基体１の表面２の波頭部のセメント層
を削り落とす。これによって、図２に示すような部分的
に骨材３を露出した表面４を形成する。次いで、摂氏３
００度で５時間乾燥した後、表面４に釉薬５を施し、摂
氏８５０度で１時間焼成する。さらに３０分間の水中浸
漬した後、摂氏６０度で相対湿度９８％の雰囲気の中に
３日間放置することによって、コンクリートンクリート
基体６が得られる。
リート基体１を矢印Ｘ方向に移動するコンベヤ１２およ
び回転式ワイヤブラシ１３とからなる切削機１０を用い
て、コンクリート基体１の表面２の波頭部のセメント層
を削り落とす。これによって、図２に示すような部分的
に骨材３を露出した表面４を形成する。次いで、摂氏３
００度で５時間乾燥した後、表面４に釉薬５を施し、摂
氏８５０度で１時間焼成する。さらに３０分間の水中浸
漬した後、摂氏６０度で相対湿度９８％の雰囲気の中に
３日間放置することによって、コンクリートンクリート
基体６が得られる。
【００１１】釉薬５は、表２の右欄に示した各材料を同
表左欄に示した重量比にて配合したものである。
表左欄に示した重量比にて配合したものである。
【００１２】
【表２】
【００１３】以上のように、部分的に骨材３を露出した
表面４に釉薬５を施し焼成すると、露出した骨材３上に
施した釉薬５が骨材３に含まれる鉄分により窯変する。
このため、セメント層上に施した釉薬５と骨材３上に施
した釉薬５との間で色彩に変化が生じ複雑な縞模様が形
成される。これによって、趣のある施釉面を表現できる
ので意匠性が向上する。しかも製造工数が減少するので
生産性も向上する。
表面４に釉薬５を施し焼成すると、露出した骨材３上に
施した釉薬５が骨材３に含まれる鉄分により窯変する。
このため、セメント層上に施した釉薬５と骨材３上に施
した釉薬５との間で色彩に変化が生じ複雑な縞模様が形
成される。これによって、趣のある施釉面を表現できる
ので意匠性が向上する。しかも製造工数が減少するので
生産性も向上する。
【００１４】なお、部分的に骨材３を露出するに当たっ
て、コンクリート基体１の表面を平面としておき回転式
ワイヤブラシ１３を上下方向に往復摺動させてもよい。
て、コンクリート基体１の表面を平面としておき回転式
ワイヤブラシ１３を上下方向に往復摺動させてもよい。
【００１５】
【発明の効果】この発明の施釉コンクリート製品の製造
方法によると、コンクリート基体の表面のセメント層を
部分的に除去して骨材を露出し、骨材が部分的に露出し
た表面に釉薬を施し焼成したとき、露出した骨材上に施
した釉薬が骨材に含まれる鉄分により窯変する。このた
め、セメント層上に施した釉薬と骨材上に施した釉薬と
の間で色彩に変化が生じ、複雑な模様が形成される。こ
れによって、趣のある施釉面を表現できるので意匠性が
向上する。しかも製造工数が減少するので生産性も向上
する。
方法によると、コンクリート基体の表面のセメント層を
部分的に除去して骨材を露出し、骨材が部分的に露出し
た表面に釉薬を施し焼成したとき、露出した骨材上に施
した釉薬が骨材に含まれる鉄分により窯変する。このた
め、セメント層上に施した釉薬と骨材上に施した釉薬と
の間で色彩に変化が生じ、複雑な模様が形成される。こ
れによって、趣のある施釉面を表現できるので意匠性が
向上する。しかも製造工数が減少するので生産性も向上
する。
【図１】この発明の一実施例の施釉コンクリート製品の
製造方法の説明図。
製造方法の説明図。
【図２】施釉コンクリート製品の断面図。
１ コンクリート基体 ３ 骨材 ５ 釉薬
Claims (1)
- 【請求項１】 コンクリート基体の表面のセメント層を
部分的に除去して骨材を露出する工程と、骨材が部分的
に露出した表面に釉薬を施して焼成する工程とを含む施
釉コンクリート製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185165A JP2612133B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 施釉コンクリート製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185165A JP2612133B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 施釉コンクリート製品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632680A JPH0632680A (ja) | 1994-02-08 |
| JP2612133B2 true JP2612133B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16165971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4185165A Expired - Lifetime JP2612133B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 施釉コンクリート製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2612133B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP4185165A patent/JP2612133B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0632680A (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |