JP2611700B2 - ジェットルームにおける緯糸検出表示装置 - Google Patents
ジェットルームにおける緯糸検出表示装置Info
- Publication number
- JP2611700B2 JP2611700B2 JP3026263A JP2626391A JP2611700B2 JP 2611700 B2 JP2611700 B2 JP 2611700B2 JP 3026263 A JP3026263 A JP 3026263A JP 2626391 A JP2626391 A JP 2626391A JP 2611700 B2 JP2611700 B2 JP 2611700B2
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- JP
- Japan
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- weft
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- signal
- weft insertion
- pulse signals
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D51/00—Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions
- D03D51/18—Automatic stop motions
- D03D51/34—Weft stop motions
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、噴射作用によって緯入
れされた緯糸の存在を検出して表示する装置に関するも
のである。
れされた緯糸の存在を検出して表示する装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】噴射作用によって緯入れされた緯糸の存
在を探る緯糸検出器としては光電式のものが用いられ
る。この種の光電式検出器が特開昭６１ー２３９０５９
号公報に開示されている。この緯糸検出器では投射され
た光の反射光量の変化を捉えると共に、この光量変化に
応じた電気的検出信号値が所定値以上であればパルス信
号に変換することが行われている。このようなパルス変
換を行うのは緯糸と風綿とを区別するためである。緯糸
検出の場合のパルス信号数と風綿検出の場合のパルス信
号数とは異なり、適宜に設定されたパルス信号数と検出
されたパルス信号数との大小比較によって両者を識別検
出することができる。
在を探る緯糸検出器としては光電式のものが用いられ
る。この種の光電式検出器が特開昭６１ー２３９０５９
号公報に開示されている。この緯糸検出器では投射され
た光の反射光量の変化を捉えると共に、この光量変化に
応じた電気的検出信号値が所定値以上であればパルス信
号に変換することが行われている。このようなパルス変
換を行うのは緯糸と風綿とを区別するためである。緯糸
検出の場合のパルス信号数と風綿検出の場合のパルス信
号数とは異なり、適宜に設定されたパルス信号数と検出
されたパルス信号数との大小比較によって両者を識別検
出することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パルス
信号数は糸種類、糸の太さ、色等によってかなり異な
り、しかも緯入れ末端側の所定位置への緯入れ到達タイ
ミングの変化などにも左右される。そのため、比較対象
となるパルス信号数の設定調整は時間の掛かる煩雑な作
業工程となっている。
信号数は糸種類、糸の太さ、色等によってかなり異な
り、しかも緯入れ末端側の所定位置への緯入れ到達タイ
ミングの変化などにも左右される。そのため、比較対象
となるパルス信号数の設定調整は時間の掛かる煩雑な作
業工程となっている。
【０００４】さらに設定パルス信号数を大きくし過ぎる
と緯糸が存在するにもかかわらず糸無しと判定される割
合が増え、逆に設定パルス信号数が小さ過ぎると緯糸が
存在しないのにもかかわらず糸有りと判定される割合が
増加する。即ち、パルス信号数の過大設定は織機の無駄
止まりを招き、過少設定は空織りをもたらす。本発明は
検出されるパルス信号数の比較対象となるパルス信号数
の適正設定を容易に行い得る装置を提供することを目的
とする。
と緯糸が存在するにもかかわらず糸無しと判定される割
合が増え、逆に設定パルス信号数が小さ過ぎると緯糸が
存在しないのにもかかわらず糸有りと判定される割合が
増加する。即ち、パルス信号数の過大設定は織機の無駄
止まりを招き、過少設定は空織りをもたらす。本発明は
検出されるパルス信号数の比較対象となるパルス信号数
の適正設定を容易に行い得る装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
緯入れノズル及び複数の補助ノズルにより緯入れされた
緯糸を検出し、その緯糸検出信号数を予め設定された信
号数と比較することにより緯入れされた緯糸の有無を検
出するジェットルームにおいて、緯入れ中の受光量変化
を電気的検出信号に変換する光電式緯糸検出手段と、緯
入れ１サイクル中の所定期間に光電式緯糸検出手段から
出力される複数の前記検出信号をそれぞれしきい値との
間で比較処理して光電式緯糸検出手段による緯糸検出信
号としてパルス信号に変換する比較変換手段と、比較変
換手段から出力される緯入れ１サイクル中の所定期間に
おけるパルス信号の数を緯入れ１回の単位でカウントす
る計数手段と、計数手段でカウントされた値を表示する
表示手段とにより緯糸検出表示装置を構成した。
緯入れノズル及び複数の補助ノズルにより緯入れされた
緯糸を検出し、その緯糸検出信号数を予め設定された信
号数と比較することにより緯入れされた緯糸の有無を検
出するジェットルームにおいて、緯入れ中の受光量変化
を電気的検出信号に変換する光電式緯糸検出手段と、緯
入れ１サイクル中の所定期間に光電式緯糸検出手段から
出力される複数の前記検出信号をそれぞれしきい値との
間で比較処理して光電式緯糸検出手段による緯糸検出信
号としてパルス信号に変換する比較変換手段と、比較変
換手段から出力される緯入れ１サイクル中の所定期間に
おけるパルス信号の数を緯入れ１回の単位でカウントす
る計数手段と、計数手段でカウントされた値を表示する
表示手段とにより緯糸検出表示装置を構成した。
【０００６】
【作用】比較変換手段により緯入れ１サイクル中の所定
期間に光電式緯糸検出手段から出力される複数の検出信
号がそれぞれしきい値との間で比較処理され、緯糸検出
信号としてパルス信号に変換される。このパルス信号数
は計数手段により緯入れ１回毎にカウントされる。この
ようにカウントされた検出パルス信号数は表示手段によ
って表示される。この表示は織機停止時のみ、及び常時
のいずれでも可能である。表示された検出パルス信号数
は検出パルス信号数の比較対象となるパルス信号数の設
定の目安となり、この目安の存在によって適正設定が可
能となる。
期間に光電式緯糸検出手段から出力される複数の検出信
号がそれぞれしきい値との間で比較処理され、緯糸検出
信号としてパルス信号に変換される。このパルス信号数
は計数手段により緯入れ１回毎にカウントされる。この
ようにカウントされた検出パルス信号数は表示手段によ
って表示される。この表示は織機停止時のみ、及び常時
のいずれでも可能である。表示された検出パルス信号数
は検出パルス信号数の比較対象となるパルス信号数の設
定の目安となり、この目安の存在によって適正設定が可
能となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を２色緯入れに具体化した一実
施例を図１〜図６に基づいて説明する。緯入れ用メイン
ノズル１Ａ，１Ｂから射出された緯糸Ｙ1 ，Ｙ2 は複数
の緯入れ用補助ノズル群２，３，４，５のリレー噴射へ
と受け継がれ、緯入れが良好に行われた場合には緯糸Ｙ
1 ，Ｙ2 が反射式光電センサ型の緯糸検出器６によって
検出される。
施例を図１〜図６に基づいて説明する。緯入れ用メイン
ノズル１Ａ，１Ｂから射出された緯糸Ｙ1 ，Ｙ2 は複数
の緯入れ用補助ノズル群２，３，４，５のリレー噴射へ
と受け継がれ、緯入れが良好に行われた場合には緯糸Ｙ
1 ，Ｙ2 が反射式光電センサ型の緯糸検出器６によって
検出される。
【０００８】緯糸検出器６は自ら投射した光の反射受光
を電気的検出信号に変換する。この電気的検出信号はフ
ィルタ回路７及び増幅回路８を経由して比較変換回路９
へ送られる。図４の曲線Ｓ1は比較変換回路９に入力さ
れた検出信号を表す。比較変換回路９は図４に直線Ｄで
示すしきい値ｄと検出信号Ｓ1の電圧値とを比較し、し
きい値ｄを越える検出信号Ｓ1の領域を図４のパルス信
号Ｓ2に変換する。
を電気的検出信号に変換する。この電気的検出信号はフ
ィルタ回路７及び増幅回路８を経由して比較変換回路９
へ送られる。図４の曲線Ｓ1は比較変換回路９に入力さ
れた検出信号を表す。比較変換回路９は図４に直線Ｄで
示すしきい値ｄと検出信号Ｓ1の電圧値とを比較し、し
きい値ｄを越える検出信号Ｓ1の領域を図４のパルス信
号Ｓ2に変換する。
【０００９】比較変換回路９はＡＮＤ回路１０に接続さ
れており、ＡＮＤ回路１０は比較変換回路９から出力さ
れるパルス信号Ｓ2と検出タイミング信号発生回路１１
から得られるタイミング信号Ｓ3との論理積をとる。図
４の信号Ｓ4はＡＮＤ回路１０から出力されるパルス信
号を表す。ＡＮＤ回路１０から出力されるパルス信号Ｓ
4は制御コンピュータＣ1に入力され、制御コンピュータ
Ｃ1は２色緯入れパターンに基づいて緯糸Ｙi（ｉ＝１，
２）別にパルス信号Ｓ4の数Ｎi Pと予め設定された値
（整数値）との比較に基づいて緯糸有無を判定し、織機
の運転継続及び停止のいずれかを選択する。
れており、ＡＮＤ回路１０は比較変換回路９から出力さ
れるパルス信号Ｓ2と検出タイミング信号発生回路１１
から得られるタイミング信号Ｓ3との論理積をとる。図
４の信号Ｓ4はＡＮＤ回路１０から出力されるパルス信
号を表す。ＡＮＤ回路１０から出力されるパルス信号Ｓ
4は制御コンピュータＣ1に入力され、制御コンピュータ
Ｃ1は２色緯入れパターンに基づいて緯糸Ｙi（ｉ＝１，
２）別にパルス信号Ｓ4の数Ｎi Pと予め設定された値
（整数値）との比較に基づいて緯糸有無を判定し、織機
の運転継続及び停止のいずれかを選択する。
【００１０】制御コンピュータＣ1には入力装置１２及
び表示装置１３が接続されている。入力装置１２は設定
値Ｚi（ｉ＝１，２）を制御コンピュータＣ1に入力設定
するためのものである。表示装置１３は図示しないモー
ド切換スイッチの切換操作によって図２の入力モード画
面Ｇ1及び図３の検出モード画面Ｇ2を出力表示する。入
力モード画面Ｇ1は設定値Ｚiを入力設定する際に用いら
れ、検出モード画面 Ｇ2は制御コンピュータＣ1に入力す
る検出パルス信号数Ｎi Pを表示する際に用いられる。
び表示装置１３が接続されている。入力装置１２は設定
値Ｚi（ｉ＝１，２）を制御コンピュータＣ1に入力設定
するためのものである。表示装置１３は図示しないモー
ド切換スイッチの切換操作によって図２の入力モード画
面Ｇ1及び図３の検出モード画面Ｇ2を出力表示する。入
力モード画面Ｇ1は設定値Ｚiを入力設定する際に用いら
れ、検出モード画面 Ｇ2は制御コンピュータＣ1に入力す
る検出パルス信号数Ｎi Pを表示する際に用いられる。
【００１１】緯入れ用メインノズル１Ａ，１Ｂにおける
緯入れ用出力エア噴射は電磁バルブＶ1,Ｖ2 の励消磁に
より制御され、緯入れ用補助ノズル群２〜５における緯
入れ用圧力エア噴射は電磁バルブＶ3,Ｖ4,Ｖ5,Ｖ6 の励
消磁により制御される。電磁バルブＶ1 は圧力エア供給
タンク１４に接続されており、電磁バルブＶ2 は圧力エ
ア供給タンク１５に接続されている。電磁バルブＶ3か
らＶ6 は圧力エア供給タンク１６に接続されている。各
圧力エア供給タンク１４，１５，１６は電気式圧力制御
弁１７，１８，１９を介して元圧タンク２０に接続され
ている。
緯入れ用出力エア噴射は電磁バルブＶ1,Ｖ2 の励消磁に
より制御され、緯入れ用補助ノズル群２〜５における緯
入れ用圧力エア噴射は電磁バルブＶ3,Ｖ4,Ｖ5,Ｖ6 の励
消磁により制御される。電磁バルブＶ1 は圧力エア供給
タンク１４に接続されており、電磁バルブＶ2 は圧力エ
ア供給タンク１５に接続されている。電磁バルブＶ3か
らＶ6 は圧力エア供給タンク１６に接続されている。各
圧力エア供給タンク１４，１５，１６は電気式圧力制御
弁１７，１８，１９を介して元圧タンク２０に接続され
ている。
【００１２】各電磁バルブＶ1 〜Ｖ6 の励消磁制御は制
御コンピュータＣ1 からの指令により行われ、制御コン
ピュータＣ1 はロータリエンコーダ２１からの機台回転
角度検出信号に基づいて電磁バルブＶ1 〜Ｖ6 の励消磁
を制御する。圧力エア供給タンク１４，１５，１６には
圧力検出器２２，２３，２４が接続されており、圧力検
出器２２，２３，２４からの圧力検出情報は制御コンピ
ュータＣ2 に入力される。制御コンピュータＣ2 は圧力
検出器２２，２３，２４からの圧力情報に基づいて圧力
制御弁１７，１８，１９のフィードバック制御を行う。
御コンピュータＣ1 からの指令により行われ、制御コン
ピュータＣ1 はロータリエンコーダ２１からの機台回転
角度検出信号に基づいて電磁バルブＶ1 〜Ｖ6 の励消磁
を制御する。圧力エア供給タンク１４，１５，１６には
圧力検出器２２，２３，２４が接続されており、圧力検
出器２２，２３，２４からの圧力検出情報は制御コンピ
ュータＣ2 に入力される。制御コンピュータＣ2 は圧力
検出器２２，２３，２４からの圧力情報に基づいて圧力
制御弁１７，１８，１９のフィードバック制御を行う。
【００１３】図２の入力モード画面Ｇ1 上のＣＯＬＯＲ
１は緯入れ用メインノズル１Ａから射出される緯糸Ｙ1
を表し、ＣＯＬＯＲ２は緯入れ用メインノズル１Ｂから
射出される緯糸Ｙ2 を表す。Ｚ1 は緯糸Ｙ1 の設定パル
ス信号数を表し、Ｚ2 は緯糸Ｙ2 の設定パルス信号数を
表す。これら設定パルス信号数Ｚ1,Ｚ2 は表示装置１３
上のモード切換スイッチの入力モード指定状態のもとに
入力装置１２の操作によって入力設定される。
１は緯入れ用メインノズル１Ａから射出される緯糸Ｙ1
を表し、ＣＯＬＯＲ２は緯入れ用メインノズル１Ｂから
射出される緯糸Ｙ2 を表す。Ｚ1 は緯糸Ｙ1 の設定パル
ス信号数を表し、Ｚ2 は緯糸Ｙ2 の設定パルス信号数を
表す。これら設定パルス信号数Ｚ1,Ｚ2 は表示装置１３
上のモード切換スイッチの入力モード指定状態のもとに
入力装置１２の操作によって入力設定される。
【００１４】図５及び図６のフローチャートは緯糸検出
表示プログラムを表し、制御コンピュータＣ1 はこの緯
糸検出表示プログラムに基づいて検出パルス信号の表示
制御を行う。制御コンピュータＣ1 はＡＮＤ回路１０か
ら出力されるハイレベル信号、即ち検出パルス信号Ｓ4
の数Ｎi p をカウントする。緯糸Ｙi 別に緯入れ回数Ｐ
が所定回数Ｍに達すると、制御コンピュータＣ1 は緯入
れＭ回中にカウントされた検出パルス数の緯入れ１回分
の平均値を算出する。この平均値〈Ｎi p 〉は次式
（１）で表される。
表示プログラムを表し、制御コンピュータＣ1 はこの緯
糸検出表示プログラムに基づいて検出パルス信号の表示
制御を行う。制御コンピュータＣ1 はＡＮＤ回路１０か
ら出力されるハイレベル信号、即ち検出パルス信号Ｓ4
の数Ｎi p をカウントする。緯糸Ｙi 別に緯入れ回数Ｐ
が所定回数Ｍに達すると、制御コンピュータＣ1 は緯入
れＭ回中にカウントされた検出パルス数の緯入れ１回分
の平均値を算出する。この平均値〈Ｎi p 〉は次式
（１）で表される。
【００１５】
【数１】
【００１６】制御コンピュータＣ1 は算出された平均値
〈Ｎi p 〉を表示装置１３に出力する。モード切換スイ
ッチによって表示装置１３の画面が図３の検出モード画
面Ｇ 2 に切換られている場合、表示装置１３は平均値
〈Ｎi p 〉を表示する。図３の検出モード画面Ｇ2 上の
Ｎ1 は緯糸Ｙ1 の検出パルス信号数の平均値を表し、Ｎ
2 は緯糸Ｙ2 の検出パルス信号数の平均値を表す。
〈Ｎi p 〉を表示装置１３に出力する。モード切換スイ
ッチによって表示装置１３の画面が図３の検出モード画
面Ｇ 2 に切換られている場合、表示装置１３は平均値
〈Ｎi p 〉を表示する。図３の検出モード画面Ｇ2 上の
Ｎ1 は緯糸Ｙ1 の検出パルス信号数の平均値を表し、Ｎ
2 は緯糸Ｙ2 の検出パルス信号数の平均値を表す。
【００１７】緯入れ毎に検出されるパルス数Ｎi Pが設定
数Ｚiに達しない場合には織機の運転が停止される。織
機運転が停止された場合にも、制御コンピュータＣ1は
平均値＜Ｎi P＞の表示を継続する。従って、作業者は検
出モード画面Ｇ2上に出力表示されている平均値＜Ｎi P
＞を見て設定パルス信号数Ｚiを変更することができ
る。この変更設定はモード切換スイッチの切換操作によ
って入力モード画面Ｇ1を表示しながら行われる。
数Ｚiに達しない場合には織機の運転が停止される。織
機運転が停止された場合にも、制御コンピュータＣ1は
平均値＜Ｎi P＞の表示を継続する。従って、作業者は検
出モード画面Ｇ2上に出力表示されている平均値＜Ｎi P
＞を見て設定パルス信号数Ｚiを変更することができ
る。この変更設定はモード切換スイッチの切換操作によ
って入力モード画面Ｇ1を表示しながら行われる。
【００１８】検出モード画面Ｇ2 上に表示される平均値
〈Ｎi p 〉では織機停止直前のパルス信号数検出状況を
表す。従って、表示された平均値〈Ｎi p 〉と設定され
たパルス信号数Ｚi とを比較することによって設定パル
ス信号数Ｚi の適否を判断することができ、実際のパル
ス信号数の検出状況に応じたパルス信号数設定が行われ
る。このような比較判断によるパルス信号数Ｚi の設定
は緯糸種類、糸太さ、色或いは緯糸先端到達タイミング
の変化等を反映しており、誤検出の無い適正設定が可能
となる。
〈Ｎi p 〉では織機停止直前のパルス信号数検出状況を
表す。従って、表示された平均値〈Ｎi p 〉と設定され
たパルス信号数Ｚi とを比較することによって設定パル
ス信号数Ｚi の適否を判断することができ、実際のパル
ス信号数の検出状況に応じたパルス信号数設定が行われ
る。このような比較判断によるパルス信号数Ｚi の設定
は緯糸種類、糸太さ、色或いは緯糸先端到達タイミング
の変化等を反映しており、誤検出の無い適正設定が可能
となる。
【００１９】織機の運転再開が行われると、制御コンピ
ュータＣ1 は前記と同様に緯入れＭ回毎の検出パルス信
号数の平均値表示を行う。設定数Ｚi の変更は織機運転
中においても可能であり、入力モード画面Ｇ1の出力表
示状態のもとに設定数Ｚi の変更が行われる。この変更
の際にも検出モード画面Ｇ2 上に検出表示されるパルス
信号数の平均値〈Ｎi p 〉が目安として用いられる。こ
のような織機運転中の設定数変更は通常試織段階で行わ
れる。
ュータＣ1 は前記と同様に緯入れＭ回毎の検出パルス信
号数の平均値表示を行う。設定数Ｚi の変更は織機運転
中においても可能であり、入力モード画面Ｇ1の出力表
示状態のもとに設定数Ｚi の変更が行われる。この変更
の際にも検出モード画面Ｇ2 上に検出表示されるパルス
信号数の平均値〈Ｎi p 〉が目安として用いられる。こ
のような織機運転中の設定数変更は通常試織段階で行わ
れる。
【００２０】本発明は勿論前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば検出パルス信号数の平均値が徐々に小
さくなってゆくような場合には警告を行うようにした実
施例も可能である。検出パルス信号数の平均値が減少し
てゆく原因としては緯糸検出器６の機能低下が考えら
れ、このような機能低下も検出パルス信号数に基づく警
告表示によって把握することができる。
ではなく、例えば検出パルス信号数の平均値が徐々に小
さくなってゆくような場合には警告を行うようにした実
施例も可能である。検出パルス信号数の平均値が減少し
てゆく原因としては緯糸検出器６の機能低下が考えら
れ、このような機能低下も検出パルス信号数に基づく警
告表示によって把握することができる。
【００２１】又、検出パルスの平均値のみならず最大値
及び最小値を表示し、これらを目安として基準パルス信
号数の設定を行なうようにした実施例も可能である。
及び最小値を表示し、これらを目安として基準パルス信
号数の設定を行なうようにした実施例も可能である。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、緯入れ１
サイクル中の所定期間における実際の検出パルス信号数
を緯入れ１回の単位で計数手段によりカウントして表示
するようにしたので、この表示される検出パルス信号数
が緯糸有無判断のためのパルス信号数の設定の目安とな
り、実際の緯糸検出状態に即した最適設定を行い得ると
いう優れた効果を奏する。
サイクル中の所定期間における実際の検出パルス信号数
を緯入れ１回の単位で計数手段によりカウントして表示
するようにしたので、この表示される検出パルス信号数
が緯糸有無判断のためのパルス信号数の設定の目安とな
り、実際の緯糸検出状態に即した最適設定を行い得ると
いう優れた効果を奏する。
【図１】緯入れ装置と検出及び表示のための回路との組
合せ図である。
合せ図である。
【図２】入力モードの画面図である。
【図３】検出モードの画面図である。
【図４】緯糸検出状態を表すグラフである。
【図５】緯糸検出表示プログラムを表すフローチャート
である。
である。
【図６】緯糸検出表示プログラムを表すフローチャート
である。
である。
６…光電式緯糸検出器、９…比較変換回路、１０…計数
手段を構成するＡＮＤ回路、１３…表示装置、Ｃ１ …
計数手段を構成する制御コンピュータ。
手段を構成するＡＮＤ回路、１３…表示装置、Ｃ１ …
計数手段を構成する制御コンピュータ。
Claims (1)
- 【請求項１】 緯入れノズル及び複数の補助ノズルによ
り緯入れされた緯糸を検出し、その緯糸検出信号数を予
め設定された信号数と比較することにより緯入れされた
緯糸の有無を検出するジェットルームにおいて、 緯入れ中の 受光量変化を電気的検出信号に変換する光電
式緯糸検出手段と、緯入れ１サイクル中の所定期間に 光電式緯糸検出手段か
ら出力される複数の前記検出信号をそれぞれしきい値と
の間で比較処理して光電式緯糸検出手段による緯糸検出
信号としてパルス信号に変換する比較変換手段と、 比較変換手段から出力される緯入れ１サイクル中の所定
期間におけるパルス信号の数を緯入れ１回の単位でカウ
ントする計数手段と、 計数手段でカウントされた値を表示する表示手段とによ
り構成したジェットルームにおける緯糸検出表示装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3026263A JP2611700B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ジェットルームにおける緯糸検出表示装置 |
| EP92810108A EP0500498A1 (en) | 1991-02-20 | 1992-02-17 | Apparatus for displaying weft detecting result in a jet loom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3026263A JP2611700B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ジェットルームにおける緯糸検出表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04272255A JPH04272255A (ja) | 1992-09-29 |
| JP2611700B2 true JP2611700B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=12188380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3026263A Expired - Lifetime JP2611700B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ジェットルームにおける緯糸検出表示装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0500498A1 (ja) |
| JP (1) | JP2611700B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102517766B (zh) * | 2011-11-14 | 2013-07-03 | 威海英卓自动化技术有限公司 | 一种纺机探纬工作状态的控制显示方法及装置 |
| JP6380434B2 (ja) * | 2016-03-16 | 2018-08-29 | 株式会社豊田自動織機 | ジェットルームにおける緯糸検知方法及び緯糸検知装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH589738A5 (ja) * | 1975-03-21 | 1977-07-15 | Sulzer Ag | |
| JPS54142368A (en) * | 1978-04-24 | 1979-11-06 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Sensitivity setting method and apparatus of detector for weft yarn introducing condition |
| JPS54147262A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-17 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Method and apparatus for setting sensitivity of detector of warp passing condition |
| EP0204093B1 (en) * | 1985-04-05 | 1989-08-02 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | A method and an apparatus for detecting the weft yarn in a jet loom |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP3026263A patent/JP2611700B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-02-17 EP EP92810108A patent/EP0500498A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04272255A (ja) | 1992-09-29 |
| EP0500498A1 (en) | 1992-08-26 |
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