JP2609726B2 - ドビー機構のフックレバー作動装置 - Google Patents

ドビー機構のフックレバー作動装置

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JP2609726B2
JP2609726B2 JP1234540A JP23454089A JP2609726B2 JP 2609726 B2 JP2609726 B2 JP 2609726B2 JP 1234540 A JP1234540 A JP 1234540A JP 23454089 A JP23454089 A JP 23454089A JP 2609726 B2 JP2609726 B2 JP 2609726B2
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時萬 柳
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    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C1/00Dobbies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、織機のドビー機構においてそうこうを上下
運動させるために設置するフックレバーの作動装置に関
する。
(従来の技術) 従来のドビー機構におけるフックレバー作動装置は、
第6図に示されている如くチェンベルトで回転するドビ
ーカート51の周面の一部から突設させた突子52によっ
て、軸支された押上レバー53の一端側を間歇的に上下動
させ、同時に連動する該押上レバーの他端側に連設した
連結杆54の上下動を介してフックレバー55を間歇的に上
下動させるのであった。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記装置では、織りの種類に応じて多数のド
ビーカートがなくてはならず、チェンベルトの回転に伴
う間歇動である等のため作動速度が制約され、一定速度
以上に速度を上げることが難しく、ドビーカートの設置
変更の作業も大変である等の欠点があった。
本発明は、上記欠点を解消し、簡便な装置によって安
定した高速作動が多様なフックレバー動作が可能とな
り、しかも従来装置に設置可能な装置を提供せんとする
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は、フックレバー
を可動させる押上レバーの端部に該押上レバーを回動さ
せる昇降連結具の一端部を当接させ、その他端部を作動
横杆の一端部に支持させ、該作動横杆は両端部を上下動
自由に固定台側に支持させ、該作動横杆の他端部には固
定台側に掛止離脱可能な他端部を有する装填杆の一端部
を軸支させ、該装填杆には電磁石に連動して反復可動す
る可動子を装填杆の上記掛止離脱運動方向に連繋せし
め、かつ作動横杆の下側中間部には作動カムを接触配設
させた構成を具備してドビー機構のフックレバー作動装
置となしたことを特徴とする。
(作 用) 電磁石の作動を受けて可動子が可動し、装填杆を固定
台側に掛止離脱させて作動横杆の端部を固定乃至自由状
態とする一方、作動カムの回転を受けて作動横杆が加圧
され、端部の上下運動が強制され、それに応じて昇降連
結具が上下動し、押上げレバーを回動させて、フックレ
バーを係止、離脱させる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。
第1図において(他の図も同様であるが)、ドビー装
置1は、平行配設した複数本のフックレバー2と、これ
をそれぞれ上下動させるための押上レバー3と、両者間
に介装した連結杆4を具備している。各フックレバー2
は、引掛具5との係合部を先端部に形成し、元端側にそ
うこう(図示せず)を連結している。各フックレバー2
の下方には、該フックレバー2のレバー部に直接に押上
部3aを接触させ、或いは上端部を上記レバー部に当接さ
せた連結杆4の下端部に押上部3aを接触させるようにし
て、該押上部3aを先端部に形成した押上レバー3を配設
してある。該押上レバー3は、その重心位置よりも押上
部3aに近い部位を回転軸6に支持させ、他端側(元端部
側)に重心がいくようにして回転自由となっている。
各押上レバー3の重心のある元端部側に連繋するよう
に、各押上レバー3を作動させる作動装置部7は、各押
上レバー3を上方に押圧する昇降連結具8、該昇降連結
具8を上下動させる作動横杆9、該作動横杆9の一端部
を固定可能な装填杆10、該装填杆10を保持可能な引張り
杆11、作動横杆9を上下動させる作動カム12を含んで構
成されており、前記ドビー装置1の下方に配設した側
板、枠板、水平板等を組み合わせ形成した固定台14に設
置してある。
昇降連結具8は、下端を作動横杆9の一端部上面に受
止固定させ、固定台14の側板から突設した支持部14aに
形成してある縦孔を貫通させて、上端を押上レバー3の
元端部下端に当接するように配設してある。
作動横杆9は、その一端部を上記支持部14aとその下
方において側板下部を折曲形成してなる受け縁部14bと
の間に上下動可能な状態で納まるように配設し、他端部
を枠板14cの中間部に形成した案内孔14d内に上下動可能
な状態で納まるように配設し、作動横杆9の中間部下側
に作動カム12を当接配設してある。該作動カム12は、歯
車13(第5図参照)等を介して駆動源に接続しており、
作動横杆9を上方に間歇的に押上可能なように固定台14
に軸支してある。
装填杆10は、その上端部を作動横杆9の上記他端部寄
りでかつ案内孔14dに入らない位置の適宜側面部位に軸
支させ、引張り杆11の先端部に穿設した貫通孔11aを通
して垂下させ、下端部に掛止部10aを形成してあり、さ
らに装填杆10の支軸若しくは装填杆10の軸支乃至は装填
杆10の端部位置に固定して該装填杆の他端延長方向に若
干延びて設置された支持杆と装填杆10の垂下部との間に
弱い引張りスプリング10bを介装してある。
引張り杆11は、一端部に上記貫通孔11aを他端部にも
貫通孔11bを形成し、固定台14の水平板部14eに水平移動
自在に支持させ、かつ上記一端部が水平板部14eから側
方に突設して配設させてある。該一端部が突出した該水
平板部14eの縁下方には、係止縁14fが装填杆10が下位置
から上昇する際に係止可能な長さで垂下形成してある。
上記引張り杆11の他端部の貫通孔11bには電磁石15の
可動子16を嵌合させてある。電磁石15は、織りの種類に
応じて設定されたプログラムによって開閉する電気回路
17を有しており、それによって可動子16が引張り杆11方
向に伸縮可動するように形成してある。該可動子16は例
えば閉回路時に磁着されて突出状態から収縮状態に可動
して引張り杆11を引張り、装填杆10を引き寄せる作動を
なし、開回路時に圧縮スプリング16aによって突出状態
に可動して引張り杆11を押し出し、装填杆10を開放させ
るように構成してある。
上記構成によるドビー機構は、電気回路のプログラム
に従った可動子16の伸縮と作動カム12の回転との複合作
用によって作動横杆9が揺動し、その作動を受けて昇降
連結具8が作動するために極めて多様なフックレバー2
の作動を可動にするものである。
即ち、電気回路によって可動子16が収縮方向に可動し
た場合は、可動子16が引張り杆11を引張って、装填杆10
を引き寄せ、その掛止部10aを水平台下方の係止縁14fに
掛止させる(第4図参照)。掛止の確実性はスプリング
10bで補佐させることも可能である。また、可動子16が
突出可動した場合は、可動子16が引張り杆11を押し出し
て、装填杆10の掛止状態を解除させ自由状態にする(第
1図参照)。
一方、作動カム12の回転につれて作動横杆9は下方か
ら間歇的な加圧を受ける。この際、装填杆10が自由状態
の時は、該装填杆10を軸支した他端側に比して、昇降連
結具8を支持した一端側の負荷が著しく大きいから、作
動カム12の加圧を受けた作動横杆9は、第3図の如く他
端が上昇することになり、昇降連結具8は上昇せず、そ
の結果、押上レバー3の押上部3aは上昇位置にあって、
フックレバー2の係止解除作動をなす。装填杆10が係止
縁14fに係止される状態にある時は、作動横杆9の他端
側は上昇不可となるので、作動カム12の加圧を受けて作
動横杆9の一端が上昇し、昇降連結具8が上昇し、その
結果、押上レバー3の押上部3aが下方移動し、フックレ
バー2は引掛具5に係止することになる。
上記作動は、電磁石運動と作動カムの回転運動である
ので、高速化が可能となるが、構成自体は簡潔、安価に
提供が可能である。
なお、上記各部の形状の変更、設計変更及び構成の変
更は任意である。各部材の「杆」は棒体、板状体等を含
む。
(発明の効果) 上記のようにして本発明によれば、電磁石と作動カム
の作動を複合させて、装填杆、作動横杆、昇降連結具を
可動させ、それによってフックレバーを操作させる構成
であるため、構成は簡潔でありながら、ドビー機構全体
としての正確かつ極めて多様なフックレバー、即ちそう
こうの動作を可能にし、しかも高価な装置を新設しなく
とも、従来装置の作動装置部を本発明装置とすることに
よって低コストで高級機器としての性能を実現させるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の要部の一例を略示した一部
断面機構図、第2図は第1図の作動装置部の分解斜視
図、第3図及び第4図は第1図装置の作動状態を示す一
部断面略図、第5図は作動カムの作動状態を略示する一
部断面部分図、第6図は従来公知のドビー装置を示す原
理図である。 1……ドビー装置、2……フックレバー、3……押上げ
レバー、8……昇降連結具、9……作動横杆、10……装
填杆、12……作動カム、14……固定台、15……電磁石、
16……可動子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フックレバーを可動させる押上レバーの端
    部に該押上レバーを回動させる昇降連結具の一端部を当
    接させ、その他端部を作動横杆の一端部に支持させ、該
    作動横杆は両端部を上下動自由に固定台側に支持させ、
    該作動横杆の他端部には固定台側に掛止離脱可能な他端
    部を有する装填杆の一端部を軸支させ、該装填杆には電
    磁石に連動して反復可動する可動子を装填杆の上記掛止
    離脱運動方向に連繋せしめ、かつ作動横杆の下側中間部
    には作動カムを接触配設させた構成を具備するドビー機
    構のフックレバー作動装置。
JP1234540A 1988-09-12 1989-09-08 ドビー機構のフックレバー作動装置 Expired - Lifetime JP2609726B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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KR1019880011803A KR930008759B1 (ko) 1988-09-12 1988-09-12 도비(Dobby)용 후크레버 작동장치
KR11803 1988-09-12

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JPH02104736A JPH02104736A (ja) 1990-04-17
JP2609726B2 true JP2609726B2 (ja) 1997-05-14

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CN112442784B (zh) * 2020-02-27 2022-05-13 南通中邦双佳纺织科技有限公司 一种基于驻波原理的纺织装置

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KR930008759B1 (ko) 1993-09-13
JPH02104736A (ja) 1990-04-17
KR900004992A (ko) 1990-04-13

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