JP2609681B2 - 配線用しや断器のインターロック装置 - Google Patents
配線用しや断器のインターロック装置Info
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- JP2609681B2 JP2609681B2 JP63118697A JP11869788A JP2609681B2 JP 2609681 B2 JP2609681 B2 JP 2609681B2 JP 63118697 A JP63118697 A JP 63118697A JP 11869788 A JP11869788 A JP 11869788A JP 2609681 B2 JP2609681 B2 JP 2609681B2
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- Japan
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- lock
- wiring
- handle
- length
- turned
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/20—Interlocking, locking, or latching mechanisms
- H01H9/26—Interlocking, locking, or latching mechanisms for interlocking two or more switches
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、配電盤の内部に取付けられた2台の配線用
しや断器相互間を、一方がオン状態にあるとき、他方を
オン操作できないようにすることに加えて、両方共にオ
ン操作不能とすることができるようにした配線用しや断
器のインターロック装置に関する。
しや断器相互間を、一方がオン状態にあるとき、他方を
オン操作できないようにすることに加えて、両方共にオ
ン操作不能とすることができるようにした配線用しや断
器のインターロック装置に関する。
(従来の技術) 従来、配線用しや断器は、前方に突出するレバー状の
ハンドルを設け、このハンドルを往復動させてオン・オ
フ操作している。このような配線用しや断器を2台配電
盤に取付け、これら配線用しや断器間をインターロック
する従来のインターロック装置を第5図に示す。即ち、
1及び2は配電盤(図示せず)に取付けられた第1及び
第2の配線用しや断器で、これらには前部にハンドル3
及び4が設けられている。5は三角形状をなす第1のロ
ック板で、これは配電盤にハンドル3の近傍に位置して
支軸6を介して回動可能に取付けられており、ハンドル
3側の頂角部をロック部5aとしている。7は三角形状を
なす第2のロック板で、これは配電盤にハンドル4の近
傍に位置して支軸8を介して回動可能に取付けられてお
り、ハンドル4側の頂角部をロック部7aとしている。9
は連結杆で、これは第1及び第2のロック板5及び7の
ロック部5a及び7aとは反対側の頂角部間を連結してい
る。
ハンドルを設け、このハンドルを往復動させてオン・オ
フ操作している。このような配線用しや断器を2台配電
盤に取付け、これら配線用しや断器間をインターロック
する従来のインターロック装置を第5図に示す。即ち、
1及び2は配電盤(図示せず)に取付けられた第1及び
第2の配線用しや断器で、これらには前部にハンドル3
及び4が設けられている。5は三角形状をなす第1のロ
ック板で、これは配電盤にハンドル3の近傍に位置して
支軸6を介して回動可能に取付けられており、ハンドル
3側の頂角部をロック部5aとしている。7は三角形状を
なす第2のロック板で、これは配電盤にハンドル4の近
傍に位置して支軸8を介して回動可能に取付けられてお
り、ハンドル4側の頂角部をロック部7aとしている。9
は連結杆で、これは第1及び第2のロック板5及び7の
ロック部5a及び7aとは反対側の頂角部間を連結してい
る。
このインターロック装置においては、例えば第1の配
線用しや断器1のハンドル3を上方へ移動して第1の配
線用しや断器1をオンすると、ハンドル3が第1のロッ
ク板5のロック部5aに当接して第1のロック板5を矢印
A方向へ回動させる。すると、連結杆9を介して第2の
ロック板7が矢印B方向へ回動されてロック部7aがハン
ドル4に当接する。この状態で、第2の配線用しや断器
2をオンさせるべくハンドル4を上方へ移動させようと
しても、第1のロック板5のロック部5aがハンドル3の
側面部に当接して反矢印A方向へ回動不能となっている
ので、第2のロック板7が反矢印B方向へ回動不能とな
る。第1の配線用しや断器1をオフし、第2の配線用し
や断器2をオンした場合も同様であり、従って第1及び
第2の配線用しや断器1及び2が同時にオン操作される
ことがないようにインターロックしている。
線用しや断器1のハンドル3を上方へ移動して第1の配
線用しや断器1をオンすると、ハンドル3が第1のロッ
ク板5のロック部5aに当接して第1のロック板5を矢印
A方向へ回動させる。すると、連結杆9を介して第2の
ロック板7が矢印B方向へ回動されてロック部7aがハン
ドル4に当接する。この状態で、第2の配線用しや断器
2をオンさせるべくハンドル4を上方へ移動させようと
しても、第1のロック板5のロック部5aがハンドル3の
側面部に当接して反矢印A方向へ回動不能となっている
ので、第2のロック板7が反矢印B方向へ回動不能とな
る。第1の配線用しや断器1をオフし、第2の配線用し
や断器2をオンした場合も同様であり、従って第1及び
第2の配線用しや断器1及び2が同時にオン操作される
ことがないようにインターロックしている。
(発明が解決しようとする課題) 第1及び第2の配線用しや断器1及び2は、定期的に
保守点検が行なわれるものであるが、点検中は保安上の
見地から第1及び第2の配線用しや断器1及び2のハン
ドル3及び4が共にオフ状態にロックされていることが
望ましい。然しながら、従来のインターロック装置にお
いては、両配線用しや断器1及び2を共にオフした状態
では、いずれの配線用しや断器もオン状態に操作可能で
あるので、両方の配線用しや断器が共にオフ状態にロッ
クされているという要望を満足させることができないも
のであった。
保守点検が行なわれるものであるが、点検中は保安上の
見地から第1及び第2の配線用しや断器1及び2のハン
ドル3及び4が共にオフ状態にロックされていることが
望ましい。然しながら、従来のインターロック装置にお
いては、両配線用しや断器1及び2を共にオフした状態
では、いずれの配線用しや断器もオン状態に操作可能で
あるので、両方の配線用しや断器が共にオフ状態にロッ
クされているという要望を満足させることができないも
のであった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、一方の配線用しや断器がオンした場合は、他方の配
線用しや断器をオフ状態にロックして、両方の配線用し
や断器が同時にオン操作されることがないようにインタ
ーロックする場合と、両方の配線用しや断器が共にオフ
状態にロックされる場合とに切換えできる配線用しや断
器のインターロック装置を提供するにある。
は、一方の配線用しや断器がオンした場合は、他方の配
線用しや断器をオフ状態にロックして、両方の配線用し
や断器が同時にオン操作されることがないようにインタ
ーロックする場合と、両方の配線用しや断器が共にオフ
状態にロックされる場合とに切換えできる配線用しや断
器のインターロック装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の配線用しや断器のインターロック装置は、配
電盤に設けられた第1及び第2の配線用しや断器が夫々
備えるハンドルに対応して、各ハンドルのオン操作方向
の移動に連動して変位する第1及び第2のロック部材を
設け、これら両ロック部材間で変位の伝達を行なうため
両ロック部材間に連結部材を連結し、この連結部材の長
さを、前記両ハンドルのうちいずれかのハンドルのオン
操作に連動する一方のロック部材の変位を他方のロック
部材に伝達してこれを他方のハンドルがオン操作不能と
される位置に変位させる片ロック長さと、この片ロック
長さよりも長く両ロック部材が共に両ハンドルをオン操
作不能とする位置に保持されるようにする両ロック長さ
とに調節可能な長さ調節装置とを設けた構成に特徴を有
する。
電盤に設けられた第1及び第2の配線用しや断器が夫々
備えるハンドルに対応して、各ハンドルのオン操作方向
の移動に連動して変位する第1及び第2のロック部材を
設け、これら両ロック部材間で変位の伝達を行なうため
両ロック部材間に連結部材を連結し、この連結部材の長
さを、前記両ハンドルのうちいずれかのハンドルのオン
操作に連動する一方のロック部材の変位を他方のロック
部材に伝達してこれを他方のハンドルがオン操作不能と
される位置に変位させる片ロック長さと、この片ロック
長さよりも長く両ロック部材が共に両ハンドルをオン操
作不能とする位置に保持されるようにする両ロック長さ
とに調節可能な長さ調節装置とを設けた構成に特徴を有
する。
(作用) 本発明の配線用しや断器のインターロック装置によれ
ば、連結部材の長さ調節装置を調節して、連結部材の長
さを片ロック長さにセットした状態では、両ハンドルの
うちいずれかのハンドルがオン操作されると、これに連
動する一方のロック部材の変位が他方のロック部材に伝
達されて、他方のロック部材を他方のハンドルがオン操
作不能とされる位置に変位させる。また、連結部材の長
さを伸ばして両ロック長さにセットすると、両ロック部
材が共に両ハンドルをオン操作不能とする位置に保持さ
れる。
ば、連結部材の長さ調節装置を調節して、連結部材の長
さを片ロック長さにセットした状態では、両ハンドルの
うちいずれかのハンドルがオン操作されると、これに連
動する一方のロック部材の変位が他方のロック部材に伝
達されて、他方のロック部材を他方のハンドルがオン操
作不能とされる位置に変位させる。また、連結部材の長
さを伸ばして両ロック長さにセットすると、両ロック部
材が共に両ハンドルをオン操作不能とする位置に保持さ
れる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき第1図乃至第4図を参
照して説明する。
照して説明する。
先ず第1図において、11は配電盤のパネルで、これに
第1及び第2の配線用しや断器12及び13が取付けられて
いる。これらの第1及び第2の配線用しや断器12及び13
にはその前部にハンドル14及び15が設けられている。16
は三角形状をなす第1のロック部材で、これはパネル11
にハンドル14の近傍に位置して立設された支軸17を介し
て回動不能に取付けられており、ハンドル14側の頂角部
をロック部16aとしている。18は三角形状をなす第2の
ロック部材で、これはパネル11にハンドル15の近傍に位
置して立設された支軸19を介して回動不能に取付けられ
ており、ハンドル15側の頂角部をロック部18aとしてい
る。20は連結部材で、これは一端部が第1のロック部材
16のロック部16aとは反対側の頂角部間にピン21を介し
て連結された第1の連結杆22と、一端部が第2のロック
部材18のロック部18aとは反対側の頂角部間にピン23を
介して連結された第2の連結杆24とから構成されてい
る。この第2の連結杆24は、第4図に示すようにその略
全長さにわたって上下両側縁部をL字状に折曲して溝部
24aを形成しており、この溝部24aに第1の連結杆22を摺
動可能に挿入している。
第1及び第2の配線用しや断器12及び13が取付けられて
いる。これらの第1及び第2の配線用しや断器12及び13
にはその前部にハンドル14及び15が設けられている。16
は三角形状をなす第1のロック部材で、これはパネル11
にハンドル14の近傍に位置して立設された支軸17を介し
て回動不能に取付けられており、ハンドル14側の頂角部
をロック部16aとしている。18は三角形状をなす第2の
ロック部材で、これはパネル11にハンドル15の近傍に位
置して立設された支軸19を介して回動不能に取付けられ
ており、ハンドル15側の頂角部をロック部18aとしてい
る。20は連結部材で、これは一端部が第1のロック部材
16のロック部16aとは反対側の頂角部間にピン21を介し
て連結された第1の連結杆22と、一端部が第2のロック
部材18のロック部18aとは反対側の頂角部間にピン23を
介して連結された第2の連結杆24とから構成されてい
る。この第2の連結杆24は、第4図に示すようにその略
全長さにわたって上下両側縁部をL字状に折曲して溝部
24aを形成しており、この溝部24aに第1の連結杆22を摺
動可能に挿入している。
さて、25は長さ調節装置で、以下これについて第3図
及び第4図を参照して説明する。26は第2の連結杆24の
中間部に第1の連結杆22の摺動方向に対して直角、即ち
上下に延びるように形成された係止孔である。27及び28
は第1の連結杆22の他方の端部側に係止孔26に対応して
所定の間隔を存して形成された一対の係止孔であり、こ
れらは第1の連結杆22の摺動方向に対して直角、即ち上
下に延びるように形成されている。そして、これら係止
孔27及び28の上端部間は、第1の連結杆22に形成された
切欠29により連通されている。30は第1の連結杆22の係
止孔26に挿通して上下動可能に取付けられたロックピン
で、両端部の鍔部30aによって抜止めされている。この
ロックピン30はその上下動により第2の連結杆24の係止
孔27及び28に対し出し入れ可能で、いずれかの係止孔27
及び28に嵌入されることにより第1及び第2の連結杆22
及び24をスライド不能に連結する。そして、連結部材20
は、長さ調節装置25のロックピン30が係止孔27に嵌入さ
れた第1図に示す状態と、ロックピン30が係止孔26及び
係止孔28に嵌入された第2図に示す状態とで長さが異な
り、後者の方が前者よりも両係止孔27及び28間の間隔だ
け長くなる。ここで、第1図の状態での連結部材20の長
さを片ロック長さと称し、第2図の状態での連結部材20
の長さを両ロック長さと称する。
及び第4図を参照して説明する。26は第2の連結杆24の
中間部に第1の連結杆22の摺動方向に対して直角、即ち
上下に延びるように形成された係止孔である。27及び28
は第1の連結杆22の他方の端部側に係止孔26に対応して
所定の間隔を存して形成された一対の係止孔であり、こ
れらは第1の連結杆22の摺動方向に対して直角、即ち上
下に延びるように形成されている。そして、これら係止
孔27及び28の上端部間は、第1の連結杆22に形成された
切欠29により連通されている。30は第1の連結杆22の係
止孔26に挿通して上下動可能に取付けられたロックピン
で、両端部の鍔部30aによって抜止めされている。この
ロックピン30はその上下動により第2の連結杆24の係止
孔27及び28に対し出し入れ可能で、いずれかの係止孔27
及び28に嵌入されることにより第1及び第2の連結杆22
及び24をスライド不能に連結する。そして、連結部材20
は、長さ調節装置25のロックピン30が係止孔27に嵌入さ
れた第1図に示す状態と、ロックピン30が係止孔26及び
係止孔28に嵌入された第2図に示す状態とで長さが異な
り、後者の方が前者よりも両係止孔27及び28間の間隔だ
け長くなる。ここで、第1図の状態での連結部材20の長
さを片ロック長さと称し、第2図の状態での連結部材20
の長さを両ロック長さと称する。
次に上記構成の作用について説明する。
連結部材20の長さが片ロック長さに調節された第1図
に示す状態で、例えば第1の配線用しや断器12のハンド
ル14を二点鎖線で示すオフ位置から上方へ移動して第1
の配線用しや断器12をオンすると、ハンドル14が第1の
ロック部材16のロック部材16aに当接して第1のロック
部材16を矢印C方向へ回動させる。すると、連結部材20
を介して第2のロック部材18が矢印D方向へ回動されて
ロック部18aがハンドル15に当接する。この状態で、第
2の配線用しや断器13をオンさせるべくハンドル15を上
方へ移動させようとしても、第1のロック部材16のロッ
ク部16aがハンドル14の側面部に当接して反矢印C方向
へ回動不能となっているので、第2のロック部材18が反
矢印D方向へ回動不能となり、第2の配線用しや断器13
はオンされない。第1の配線用しや断器12をオフし、第
2の配線用しや断器13をオンした場合も同様であり、従
って第1及び第2の配線用しや断器12及び13が同時にオ
ン操作されることがないようにインターロックしてい
る。
に示す状態で、例えば第1の配線用しや断器12のハンド
ル14を二点鎖線で示すオフ位置から上方へ移動して第1
の配線用しや断器12をオンすると、ハンドル14が第1の
ロック部材16のロック部材16aに当接して第1のロック
部材16を矢印C方向へ回動させる。すると、連結部材20
を介して第2のロック部材18が矢印D方向へ回動されて
ロック部18aがハンドル15に当接する。この状態で、第
2の配線用しや断器13をオンさせるべくハンドル15を上
方へ移動させようとしても、第1のロック部材16のロッ
ク部16aがハンドル14の側面部に当接して反矢印C方向
へ回動不能となっているので、第2のロック部材18が反
矢印D方向へ回動不能となり、第2の配線用しや断器13
はオンされない。第1の配線用しや断器12をオフし、第
2の配線用しや断器13をオンした場合も同様であり、従
って第1及び第2の配線用しや断器12及び13が同時にオ
ン操作されることがないようにインターロックしてい
る。
次に、長さ調節装置25によって連結部材20の長さを両
ロック長さに調節する手順について説明する。先ず、第
1及び第2の配線用しや断器12及び13のハンドル14及び
15を下方へ移動して、第1及び第2の配線用しや断器12
及び13をオフする。そして、ロックピン30を係止孔26及
び係止孔27に沿って第3図に示す上方へ摺動させて係止
孔27から抜き出し、次に、第1及び第2の連結杆22及び
24を互いに反対の方向に引張る。これによりロックピン
30が切欠29内を相対的に摺動して係止孔28の上方にまで
移動する。そこで、ロックピン30を係止孔26及び係止孔
28に沿って下方へ摺動させると、連結部材20の長さが第
2図に示す両ロック長さに固定される。この第2図に示
す状態においては、連結部材20の長さが伸ばされたこと
により、第1のロック部材16が反矢印C方向へ回動され
てロック部16aがハンドル14に当接し、また、第2のロ
ック部材18が矢印D方向へ回動されてロック部18aがハ
ンドル15に当接する。このように両ロック部材16及び18
が共にハンドル14及び15に当接するので、もはや両ハン
ドル14及び15は共に上方へ移動できず、従って、第1及
び第2の配線用しや断器12及び13が共にオフ状態にロッ
クされる。
ロック長さに調節する手順について説明する。先ず、第
1及び第2の配線用しや断器12及び13のハンドル14及び
15を下方へ移動して、第1及び第2の配線用しや断器12
及び13をオフする。そして、ロックピン30を係止孔26及
び係止孔27に沿って第3図に示す上方へ摺動させて係止
孔27から抜き出し、次に、第1及び第2の連結杆22及び
24を互いに反対の方向に引張る。これによりロックピン
30が切欠29内を相対的に摺動して係止孔28の上方にまで
移動する。そこで、ロックピン30を係止孔26及び係止孔
28に沿って下方へ摺動させると、連結部材20の長さが第
2図に示す両ロック長さに固定される。この第2図に示
す状態においては、連結部材20の長さが伸ばされたこと
により、第1のロック部材16が反矢印C方向へ回動され
てロック部16aがハンドル14に当接し、また、第2のロ
ック部材18が矢印D方向へ回動されてロック部18aがハ
ンドル15に当接する。このように両ロック部材16及び18
が共にハンドル14及び15に当接するので、もはや両ハン
ドル14及び15は共に上方へ移動できず、従って、第1及
び第2の配線用しや断器12及び13が共にオフ状態にロッ
クされる。
上記実施例によれば、連結部材20に長さ調節装置25を
設け、連結部材20の長さを、一方のロック部材がオフ位
置にある一方のハンドルに当接し、他方のロック部材が
オフ位置にある他方のハンドルとオン操作ストローク分
だけ離れた状態にする片ロック長さと、両ロック部材が
オフ位置にある両ハンドルに当接した状態にする両ロッ
ク長さとに調節可能に構成したので、第1及び第2の配
線用しや断器12及び13のうち一方がオンされているとき
他方がオン操作されることのないようにインターロック
する状態と、第1及び第2の配線用しや断器12及び13が
共にオフ状態にロックされる状態とに切換えできるとい
う効果を奏する。
設け、連結部材20の長さを、一方のロック部材がオフ位
置にある一方のハンドルに当接し、他方のロック部材が
オフ位置にある他方のハンドルとオン操作ストローク分
だけ離れた状態にする片ロック長さと、両ロック部材が
オフ位置にある両ハンドルに当接した状態にする両ロッ
ク長さとに調節可能に構成したので、第1及び第2の配
線用しや断器12及び13のうち一方がオンされているとき
他方がオン操作されることのないようにインターロック
する状態と、第1及び第2の配線用しや断器12及び13が
共にオフ状態にロックされる状態とに切換えできるとい
う効果を奏する。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定され
るものではなく、例えば、長さ調節装置としては、連結
部材の一方にねじ棒を設け、他方にナットを回転可能に
設け、ナットを回転させることによりねじを螺進退させ
て連結部材の長さを調節するように調節しても良く、要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
るものではなく、例えば、長さ調節装置としては、連結
部材の一方にねじ棒を設け、他方にナットを回転可能に
設け、ナットを回転させることによりねじを螺進退させ
て連結部材の長さを調節するように調節しても良く、要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明は、連結部材に
長さ調節装置を設け、連結部材の長さを片ロック長さと
両ロック長さとに調節可能に構成したので、一方の配線
用しや断器がオンした場合は、他方の配線用しや断器を
オフ状態にロックして、両方の配線用しや断器が共にオ
ンされることがないようにインターロックする場合と、
両方の配線用しや断器が共にオフ状態にロックされる場
合とに切換えできるという効果を奏する。
長さ調節装置を設け、連結部材の長さを片ロック長さと
両ロック長さとに調節可能に構成したので、一方の配線
用しや断器がオンした場合は、他方の配線用しや断器を
オフ状態にロックして、両方の配線用しや断器が共にオ
ンされることがないようにインターロックする場合と、
両方の配線用しや断器が共にオフ状態にロックされる場
合とに切換えできるという効果を奏する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は連結部材が片ロック長さにおける正面図、第2図
は同両ロック長さにおける第1図相当図、第3図は長さ
調節装置の部分拡大正面図、第4図は第3図中のIV−IV
線に沿う断面図であり、第5図は従来例の第1図相当図
である。 図中、11はパネル(配電盤)、12は第1の配線用しや断
器、13は第2の配線用しや断器、14及び15はハンドル、
16は第1のロック部材、18は第2のロック部材、20は連
結部材、25は長さ調節装置を示す。
1図は連結部材が片ロック長さにおける正面図、第2図
は同両ロック長さにおける第1図相当図、第3図は長さ
調節装置の部分拡大正面図、第4図は第3図中のIV−IV
線に沿う断面図であり、第5図は従来例の第1図相当図
である。 図中、11はパネル(配電盤)、12は第1の配線用しや断
器、13は第2の配線用しや断器、14及び15はハンドル、
16は第1のロック部材、18は第2のロック部材、20は連
結部材、25は長さ調節装置を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】配電盤に設けられた第1及び第2の配線用
しや断器が夫々備えるハンドルに対応して設けられ、各
ハンドルのオン操作方向の移動に連動して変位する第1
及び第2のロック部材と、これら両ロック部材間を連結
して設けられ、両ロック部材間で変位の伝達を行なうた
めの連結部材と、この連結部材の長さを、前記両ハンド
ルのうちいずれかのハンドルのオン操作に連動する一方
のロック部材の変位を他方のロック部材に伝達してこれ
を他方のハンドルがオン操作不能とされる位置に変位さ
せる片ロック長さと、この片ロック長さよりも長く両ロ
ック部材が共に両ハンドルをオン操作不能とする位置に
保持されるようにする両ロック長さとに調節可能な長さ
調節装置とを具備してなる配線用しや断器のインターロ
ック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118697A JP2609681B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 配線用しや断器のインターロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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1988
- 1988-05-16 JP JP63118697A patent/JP2609681B2/ja not_active Expired - Lifetime
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