JP2608308B2 - コロナ帯電装置におけるペパー・トラッキングを防止する方法 - Google Patents
コロナ帯電装置におけるペパー・トラッキングを防止する方法Info
- Publication number
- JP2608308B2 JP2608308B2 JP63096669A JP9666988A JP2608308B2 JP 2608308 B2 JP2608308 B2 JP 2608308B2 JP 63096669 A JP63096669 A JP 63096669A JP 9666988 A JP9666988 A JP 9666988A JP 2608308 B2 JP2608308 B2 JP 2608308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage signal
- coronode
- driven
- period
- charge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0291—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices corona discharge devices, e.g. wires, pointed electrodes, means for cleaning the corona discharge device
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S430/00—Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
- Y10S430/001—Electric or magnetic imagery, e.g., xerography, electrography, magnetography, etc. Process, composition, or product
- Y10S430/102—Electrically charging radiation-conductive surface
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般にはエレクトログラフィー装置たとえ
ばゼログラフィー装置やイオノグラフィー装置のコロナ
帯電装置の動作を改良すること、より詳細には“ペパー
・トラッキング”と呼ばれるコピー品質の欠陥を大幅に
減らす方法に関するものである。
ばゼログラフィー装置やイオノグラフィー装置のコロナ
帯電装置の動作を改良すること、より詳細には“ペパー
・トラッキング”と呼ばれるコピー品質の欠陥を大幅に
減らす方法に関するものである。
発明が解決しようとする課題 カールソン式ゼログラフィーにおいては、静電潜像を
支持するために、導電性基層の上に絶縁性光導電性層が
蒸着された感光体を使用している。この光導電性表面
は、静電気で帯電された後、複写する光像にさらされ、
帯電した表面が光像に対応して選択的に放電される。表
面の非放電区域は、元の像パターンに一致する静電荷パ
ターン(静電潜像)を形成する。次に静電潜像は、トナ
ーと呼ばれる静電気で吸着可能な微粉と接触することに
よって現像される。トナーは、光導電性表面上の静電荷
によって像領域に保持される。このようにして、複写す
る原稿書類の光像に一致するトナー像が形成される。こ
のトナー像は、像支持シート(たとえば、紙)へ転写
後、定着され、永久的に記録される。上記のゼログラフ
ィー処理は、周知であり、原稿書類を光学レンズで複写
する場合や、電子的に作り出した原稿または電子的に記
憶された原稿から印刷する場合に用いられる。
支持するために、導電性基層の上に絶縁性光導電性層が
蒸着された感光体を使用している。この光導電性表面
は、静電気で帯電された後、複写する光像にさらされ、
帯電した表面が光像に対応して選択的に放電される。表
面の非放電区域は、元の像パターンに一致する静電荷パ
ターン(静電潜像)を形成する。次に静電潜像は、トナ
ーと呼ばれる静電気で吸着可能な微粉と接触することに
よって現像される。トナーは、光導電性表面上の静電荷
によって像領域に保持される。このようにして、複写す
る原稿書類の光像に一致するトナー像が形成される。こ
のトナー像は、像支持シート(たとえば、紙)へ転写
後、定着され、永久的に記録される。上記のゼログラフ
ィー処理は、周知であり、原稿書類を光学レンズで複写
する場合や、電子的に作り出した原稿または電子的に記
憶された原稿から印刷する場合に用いられる。
ゼログラフィー装置に広く使用されている感光体の光
導電性物質は、セレンまたはその合金であることが多
い。セレンを使用した感光体を帯電させるには、一般
に、正の直流電圧信号で駆動されるコロトロンまたはス
コロトロンなどコロナ帯電装置が必要である。実際に、
正電荷を帯電させるコロナ帯電装置は、2個の絶縁ブロ
ックの間に支持されたコロノードを形成している裸のタ
ングステン線または酸化タングステン線のストランドを
有しており、3500〜10,000ボルトの高い直流電圧で駆動
される。コロナ帯電装置は、感光体の表面に近接して設
置され、感光体がコロナ帯電装置に対して相対的に移動
するとき感光体に一様な電荷を与えるように設計されて
いる。
導電性物質は、セレンまたはその合金であることが多
い。セレンを使用した感光体を帯電させるには、一般
に、正の直流電圧信号で駆動されるコロトロンまたはス
コロトロンなどコロナ帯電装置が必要である。実際に、
正電荷を帯電させるコロナ帯電装置は、2個の絶縁ブロ
ックの間に支持されたコロノードを形成している裸のタ
ングステン線または酸化タングステン線のストランドを
有しており、3500〜10,000ボルトの高い直流電圧で駆動
される。コロナ帯電装置は、感光体の表面に近接して設
置され、感光体がコロナ帯電装置に対して相対的に移動
するとき感光体に一様な電荷を与えるように設計されて
いる。
感光体を一様な電圧レベルに帯電させるコロナ帯電装
置の動作中、“ペパー・トラッキング”(pepper track
ing)として知られるコピー品質の欠陥が、時々見られ
る。ペパー・トラッキングは、名前が意味するように、
多数の望ましくない小さい斑点が狭い区域に生じて、コ
ピーシートの横切る帯が形成されるコピー品質上の欠陥
である。この帯すなわち形跡は、一般に、シートの移動
方向に平行な狭い通路に沿って生じる。ペパー・トラッ
キングが観察されるときは、数本の帯が、時々見られ
る。コピー上の斑点は、白い背景に黒い斑点のこともあ
り、あるいは黒い背景に白い斑点のこともある。両者
は、感光体上の狭い限られた領域に過剰な正イオンが置
かれる結果生じる。この過剰なイオンを置く源は、いわ
ゆるコロノードの“ホット・スポット”である。これら
のホット・スポットは、原因はよく判っていないが、持
続時間がマイクロ秒程度のパルスまたはストリーマ状態
で、正イオンのバーストを放射するコロノード上の顕微
鏡的局部領域のことである。これらは、自己制限的であ
るアーク放電にたとえられる。
置の動作中、“ペパー・トラッキング”(pepper track
ing)として知られるコピー品質の欠陥が、時々見られ
る。ペパー・トラッキングは、名前が意味するように、
多数の望ましくない小さい斑点が狭い区域に生じて、コ
ピーシートの横切る帯が形成されるコピー品質上の欠陥
である。この帯すなわち形跡は、一般に、シートの移動
方向に平行な狭い通路に沿って生じる。ペパー・トラッ
キングが観察されるときは、数本の帯が、時々見られ
る。コピー上の斑点は、白い背景に黒い斑点のこともあ
り、あるいは黒い背景に白い斑点のこともある。両者
は、感光体上の狭い限られた領域に過剰な正イオンが置
かれる結果生じる。この過剰なイオンを置く源は、いわ
ゆるコロノードの“ホット・スポット”である。これら
のホット・スポットは、原因はよく判っていないが、持
続時間がマイクロ秒程度のパルスまたはストリーマ状態
で、正イオンのバーストを放射するコロノード上の顕微
鏡的局部領域のことである。これらは、自己制限的であ
るアーク放電にたとえられる。
ホット・スポットと、それに関連するペパー・トラッ
キング欠陥は、主に、ある種の汚染が存在する環境でコ
ロナ帯電装置を動作させるとき生じると考えられる。詳
しく述べると、一定の環境条件が、正帯電用のコロナ帯
電装置内に一般に使用されている裸線コロノードに欠陥
を生じさせるのである。シリコン基材汚染物質の汚染レ
ベルが高い、たとえばシリコン油の蒸気が存在する領域
において、特に、この欠陥が観察されている。使用環境
において、シリコン基材汚染物質に出会うことは多く、
定着ロールに分離剤としてシリコン油を用いている多く
のゼログラフィー式複写機内には、シリコン油の蒸気が
拡散している。これらの条件の下で、酸化ケイ素と考え
られるガラス状物質が、ストリーマが発生すると考えら
れるコロノード上の領域に堆積するのが見られる。この
堆積は、コロノードの表面欠陥の形で生じることが多
い。これらの欠陥は、形態的には、円錐、ひげ、座葉の
外観を有する。アーク放電すなわちストリーマは、これ
らの欠陥に近い領域から発生することがわかった。しか
し、この条件で発生したストリーマは、感光体に穴をあ
けるまでに至らず、寿命が自己制限的であり、通常は、
感光体に損傷を与える前に終わる結果、感光体の上に正
電荷が過剰な小領域が生じる。露光処理のとき放電され
ない領域では、この過剰な電荷レベルが、磁気ブラシ現
像ロールに対し絶縁破壊を起こすほど高いことが多い。
この結果、現像された像の黒い領域に、白の斑点が生じ
る。現像処理のとき、通常、トナーの現像が行われない
バックグラウンドの電位に放電される領域においては、
階調を有する像の現像を防止するために、過剰な電荷領
域が十分に放電されないために、白いバックグラウンド
に、過剰電荷領域の黒い斑点が認められる。
キング欠陥は、主に、ある種の汚染が存在する環境でコ
ロナ帯電装置を動作させるとき生じると考えられる。詳
しく述べると、一定の環境条件が、正帯電用のコロナ帯
電装置内に一般に使用されている裸線コロノードに欠陥
を生じさせるのである。シリコン基材汚染物質の汚染レ
ベルが高い、たとえばシリコン油の蒸気が存在する領域
において、特に、この欠陥が観察されている。使用環境
において、シリコン基材汚染物質に出会うことは多く、
定着ロールに分離剤としてシリコン油を用いている多く
のゼログラフィー式複写機内には、シリコン油の蒸気が
拡散している。これらの条件の下で、酸化ケイ素と考え
られるガラス状物質が、ストリーマが発生すると考えら
れるコロノード上の領域に堆積するのが見られる。この
堆積は、コロノードの表面欠陥の形で生じることが多
い。これらの欠陥は、形態的には、円錐、ひげ、座葉の
外観を有する。アーク放電すなわちストリーマは、これ
らの欠陥に近い領域から発生することがわかった。しか
し、この条件で発生したストリーマは、感光体に穴をあ
けるまでに至らず、寿命が自己制限的であり、通常は、
感光体に損傷を与える前に終わる結果、感光体の上に正
電荷が過剰な小領域が生じる。露光処理のとき放電され
ない領域では、この過剰な電荷レベルが、磁気ブラシ現
像ロールに対し絶縁破壊を起こすほど高いことが多い。
この結果、現像された像の黒い領域に、白の斑点が生じ
る。現像処理のとき、通常、トナーの現像が行われない
バックグラウンドの電位に放電される領域においては、
階調を有する像の現像を防止するために、過剰な電荷領
域が十分に放電されないために、白いバックグラウンド
に、過剰電荷領域の黒い斑点が認められる。
ペパー・トラッキング欠陥に対処する一般的な保守
は、コロナ帯電装置のコロノード線を交換することであ
るが、これは、時間がかかり、費用も高い。それに加え
て、コロノード線を交換しても、わずかな時間しか、ペ
パー・トラッキングの問題を解決するのに役立たないほ
ど、空気で運ばれる汚染物質の濃度が高い環境が存在す
る。タングステンまたは塩化タングステンの代わりに、
プラチナ線を使用しても、ペパー・トラッキングの発生
について有益な効果がほとんどなく、その有効性が限ら
れており、また貴金属であるので、費用がかかる。
は、コロナ帯電装置のコロノード線を交換することであ
るが、これは、時間がかかり、費用も高い。それに加え
て、コロノード線を交換しても、わずかな時間しか、ペ
パー・トラッキングの問題を解決するのに役立たないほ
ど、空気で運ばれる汚染物質の濃度が高い環境が存在す
る。タングステンまたは塩化タングステンの代わりに、
プラチナ線を使用しても、ペパー・トラッキングの発生
について有益な効果がほとんどなく、その有効性が限ら
れており、また貴金属であるので、費用がかかる。
ペパー・トラッキング欠陥は、コロナ帯電装置を用い
てイオノグラフィー(Ionography)の電子受容体などの
電荷保持表面に正電荷を置く他の正帯電利用において
も、同様に問題であると見られる。タングステンやプラ
チナは、ほとんどの正帯電利用においてコロノード線と
して選択される物質であるが、他の物質を使用すること
もできる。ペパー・トラッキングは、それらの物質につ
いても程度の差はあるが、観察される。
てイオノグラフィー(Ionography)の電子受容体などの
電荷保持表面に正電荷を置く他の正帯電利用において
も、同様に問題であると見られる。タングステンやプラ
チナは、ほとんどの正帯電利用においてコロノード線と
して選択される物質であるが、他の物質を使用すること
もできる。ペパー・トラッキングは、それらの物質につ
いても程度の差はあるが、観察される。
交流駆動コロナ帯電装置は、いろいろな帯電方式が知
られている。たとえば、米国特許第4,565,436号や同第
4,339,783号に記載されているように、絶縁性被覆付き
感光体を帯電させるため多重帯電機能が必要な帯電処理
においては、第2のコロナ装置を交流信号で駆動してい
る。多重帯電処理においてよりすぐれた一様性を得る目
的で、多重帯電装置を駆動する交流信号の正部分と負部
分を変動させることが記載されている。また米国特許第
2,777,957号、同第2,879,395号、同第3,370,212号、同
第3,390,266号に記載されているように、スコロトロン
帯電装置は、コロノードに加えた交流信号とスクリーン
に加えた直流バイアス・レベルで駆動することができ
る。米国特許第3,076,092号、同第4,456,365号、および
同第4,306,271号には、直流バイアス・レベルを加えた
交流信号で駆動されるコロナ帯電装置が開示されてい
る。米国特許第3,800,154号に記載されているように、
交流電圧信号を整流して、コロノード線に成形波を与え
ることができる。
られている。たとえば、米国特許第4,565,436号や同第
4,339,783号に記載されているように、絶縁性被覆付き
感光体を帯電させるため多重帯電機能が必要な帯電処理
においては、第2のコロナ装置を交流信号で駆動してい
る。多重帯電処理においてよりすぐれた一様性を得る目
的で、多重帯電装置を駆動する交流信号の正部分と負部
分を変動させることが記載されている。また米国特許第
2,777,957号、同第2,879,395号、同第3,370,212号、同
第3,390,266号に記載されているように、スコロトロン
帯電装置は、コロノードに加えた交流信号とスクリーン
に加えた直流バイアス・レベルで駆動することができ
る。米国特許第3,076,092号、同第4,456,365号、および
同第4,306,271号には、直流バイアス・レベルを加えた
交流信号で駆動されるコロナ帯電装置が開示されてい
る。米国特許第3,800,154号に記載されているように、
交流電圧信号を整流して、コロノード線に成形波を与え
ることができる。
課題を解決するための手段 本発明によれば、電荷保持表面へ正の正味帯電用電位
を与えると同時に、正帯電用の直流コロナ帯電装置へ負
の極性の電圧信号を間欠的に加えると、コロノード線の
欠陥を直す効果があることがわかった。この間欠的な負
極性の電圧信号は、負の直流電圧信号または少なくとも
各サイクルの一部分が負の電位範囲にある交流電圧信号
から得ることができる。このような信号を連続して印加
することによって、コロノードに欠陥が成長するのが妨
げられる。たとえ実際の処理機能が何であっても、ペパ
ー・トラッキング欠陥は、大幅に減少する。
を与えると同時に、正帯電用の直流コロナ帯電装置へ負
の極性の電圧信号を間欠的に加えると、コロノード線の
欠陥を直す効果があることがわかった。この間欠的な負
極性の電圧信号は、負の直流電圧信号または少なくとも
各サイクルの一部分が負の電位範囲にある交流電圧信号
から得ることができる。このような信号を連続して印加
することによって、コロノードに欠陥が成長するのが妨
げられる。たとえ実際の処理機能が何であっても、ペパ
ー・トラッキング欠陥は、大幅に減少する。
本発明の第2の特徴として、正帯電用のコロナ帯電装
置は、正の電位モードが長く、負の電位モードが比較的
短い動作サイクルを有する電圧信号で駆動される。
置は、正の電位モードが長く、負の電位モードが比較的
短い動作サイクルを有する電圧信号で駆動される。
本発明の第3の特徴として、正規の帯電機能を妨げな
いように、負の直流電圧信号または負極性成分を有する
交流電圧信号を選択した動作期間の間、コロノードに加
えることができる。たとえば、待機状態の間、「オフ」
または待機状態から複写動作すなわち印刷動作までのウ
ォームアップ期間の間、待機状態になる前のサイクルダ
ウン期間の間、または連続する複写動作または印刷動作
間の原稿間期間の間、コロノードに上記の信号を印加す
ることができる。
いように、負の直流電圧信号または負極性成分を有する
交流電圧信号を選択した動作期間の間、コロノードに加
えることができる。たとえば、待機状態の間、「オフ」
または待機状態から複写動作すなわち印刷動作までのウ
ォームアップ期間の間、待機状態になる前のサイクルダ
ウン期間の間、または連続する複写動作または印刷動作
間の原稿間期間の間、コロノードに上記の信号を印加す
ることができる。
本発明の第1の目的は、裸のコロノード線を用いて電
荷保持表面に電荷を置くコロナ帯電装置において、ペパ
ー・トラッキングの発生を減らす有益な帯電方法を提供
することである。
荷保持表面に電荷を置くコロナ帯電装置において、ペパ
ー・トラッキングの発生を減らす有益な帯電方法を提供
することである。
本発明の第2の目的は、エレクトログラフィー装置に
おいて、帯電機能に影響を及さずに、ペパー・トラッキ
ングを減らす効果を有する負電位の期間をコロノードに
加える装置を提供することである。
おいて、帯電機能に影響を及さずに、ペパー・トラッキ
ングを減らす効果を有する負電位の期間をコロノードに
加える装置を提供することである。
実施例 以下図面を参照して説明するが、図面は本発明の好ま
しい実施例を例示するためのものであり、発明を限定す
るためではない。第1図は、本発明を組み入れるようと
考えている典型的なゼログラフィー装置のいろいろな構
成要素を略図で示す。ゼログラフィー技術は周知である
から、第1図の装置に用いられているいろいろな処理ス
テーションを略図で示し、それらの作用について簡単に
説明する。ゼログラフィー式複写機に使用する場合につ
いて説明するが、本発明は、電子受容体の電荷保持表面
が正に帯電されるイオノグラフィーなど、他のエレクト
ログラフィー処理においても同様に利用できることは明
らかであろう。さらに、実施例では、コロトロンについ
て説明するが、本発明は、スコロトロンや他の正帯電用
装置にも同様に利用することができる。
しい実施例を例示するためのものであり、発明を限定す
るためではない。第1図は、本発明を組み入れるようと
考えている典型的なゼログラフィー装置のいろいろな構
成要素を略図で示す。ゼログラフィー技術は周知である
から、第1図の装置に用いられているいろいろな処理ス
テーションを略図で示し、それらの作用について簡単に
説明する。ゼログラフィー式複写機に使用する場合につ
いて説明するが、本発明は、電子受容体の電荷保持表面
が正に帯電されるイオノグラフィーなど、他のエレクト
ログラフィー処理においても同様に利用できることは明
らかであろう。さらに、実施例では、コロトロンについ
て説明するが、本発明は、スコロトロンや他の正帯電用
装置にも同様に利用することができる。
第1図に示すように、原稿書類を複写するための複写
機10は、ドラム形式の像記録感光体12を備えている。ド
ラムの外周すなわち表面14には、セレンまたはその合金
の光導電性絶縁物質層がある。感光体12は、複写機のフ
レーム内で回転できるように軸16で支持されている。感
光体12に駆動連結された主駆動モーター18は、感光体12
を矢印20の方向に回転させ、光導電性表面14を進め、一
連のゼログラフィー処理ステーションを順次通過させ
る。複写機10は、いろいろな構成要素を所定の時間関係
で動作させて最終支持材料のシートすなわちコピーシー
トの上に原稿書類を複製するために、マイクロプロセッ
サ24とメモリ26を含む制御器22を備えている。制御器22
は、既知のプログラム可能な制御器、または制御器の組
み合わせが好ましく、原稿給送装置の動作、紙通路駆動
装置の動作、その他の複写機の動作を含む、ここに記載
したすべての複写機の工程と機能を通常のやり方で制御
する。制御器22は、マイクロプロセッサ24とメモリ26と
共同して、通常のやり方で、コピーシートおよび原稿書
類のカウントされた値、所望コピー数の記憶と比較、お
よびオペレータが選択した動作の制御を実行する。
機10は、ドラム形式の像記録感光体12を備えている。ド
ラムの外周すなわち表面14には、セレンまたはその合金
の光導電性絶縁物質層がある。感光体12は、複写機のフ
レーム内で回転できるように軸16で支持されている。感
光体12に駆動連結された主駆動モーター18は、感光体12
を矢印20の方向に回転させ、光導電性表面14を進め、一
連のゼログラフィー処理ステーションを順次通過させ
る。複写機10は、いろいろな構成要素を所定の時間関係
で動作させて最終支持材料のシートすなわちコピーシー
トの上に原稿書類を複製するために、マイクロプロセッ
サ24とメモリ26を含む制御器22を備えている。制御器22
は、既知のプログラム可能な制御器、または制御器の組
み合わせが好ましく、原稿給送装置の動作、紙通路駆動
装置の動作、その他の複写機の動作を含む、ここに記載
したすべての複写機の工程と機能を通常のやり方で制御
する。制御器22は、マイクロプロセッサ24とメモリ26と
共同して、通常のやり方で、コピーシートおよび原稿書
類のカウントされた値、所望コピー数の記憶と比較、お
よびオペレータが選択した動作の制御を実行する。
最初に、感光体12の光導電性表面14は、帯電ステーシ
ョン30において、コロトロン28などの正帯電装置によっ
て一様に帯電される。コロトロン28は、あとで詳しく説
明するように、光導電性表面14を一様に帯電させるため
正の電位を与える高電圧直流電源31によって駆動され
る。一様に帯電された光導電性表面14は、露光ステーシ
ョン32において光像にさらされ、この露光によって電荷
が選択的に消去され、光導電性表面14の上に原稿書類の
静電潜像が形成される。露光の目的で、原稿書類Dを支
持する表面すなわちプラテン34に、走査開口すなわち走
査スリット36が設けられている。原稿書類Dを選んで走
査スリット36を通過させるために、入口および出口定速
ロール対38,40から成る原稿書類搬送装置が設置されて
いる。ロール対38,40は、主駆動モーター18に駆動連結
されている。ロール対38は、電磁クラッチ42を介して制
御可能に主駆動モーター18に連結されている。プラテン
34の入口に、複写する原稿書類の挿入を感知して、複写
機10の動作を開始させる原稿書類センサ44が設置されて
いる。
ョン30において、コロトロン28などの正帯電装置によっ
て一様に帯電される。コロトロン28は、あとで詳しく説
明するように、光導電性表面14を一様に帯電させるため
正の電位を与える高電圧直流電源31によって駆動され
る。一様に帯電された光導電性表面14は、露光ステーシ
ョン32において光像にさらされ、この露光によって電荷
が選択的に消去され、光導電性表面14の上に原稿書類の
静電潜像が形成される。露光の目的で、原稿書類Dを支
持する表面すなわちプラテン34に、走査開口すなわち走
査スリット36が設けられている。原稿書類Dを選んで走
査スリット36を通過させるために、入口および出口定速
ロール対38,40から成る原稿書類搬送装置が設置されて
いる。ロール対38,40は、主駆動モーター18に駆動連結
されている。ロール対38は、電磁クラッチ42を介して制
御可能に主駆動モーター18に連結されている。プラテン
34の入口に、複写する原稿書類の挿入を感知して、複写
機10の動作を開始させる原稿書類センサ44が設置されて
いる。
プラテン34の下に配置されたランプ46は、走査スリッ
ト36とその上の原稿書類Dの線状部分を照明する役目を
する。走査中の原稿書類の線状部分から反射された光を
光導電性表面14へ光学的に伝送するために、露光ステー
ション32に、たとえばグレーデッド・インデックス型光
ファイバー・アレーで構成された光ファイバー・レンズ
アレー48が設置されている。メモリに記憶された電子像
に従って駆動されるレーザーを用いて光導電性表面から
電荷を選択的に消去するレーザー・プリンタによって
も、同様な機能を果たせることは、もちろん理解される
であろう。
ト36とその上の原稿書類Dの線状部分を照明する役目を
する。走査中の原稿書類の線状部分から反射された光を
光導電性表面14へ光学的に伝送するために、露光ステー
ション32に、たとえばグレーデッド・インデックス型光
ファイバー・アレーで構成された光ファイバー・レンズ
アレー48が設置されている。メモリに記憶された電子像
に従って駆動されるレーザーを用いて光導電性表面から
電荷を選択的に消去するレーザー・プリンタによって
も、同様な機能を果たせることは、もちろん理解される
であろう。
原稿書類の静電潜像を囲んでいる帯電領域と、光導電
性表面14上の連続する静電潜像間領域は、原稿間/縁消
去ランプ49で放電させることができる。これらの領域を
放電させることにより、光導電性表面の非露光領域の不
必要な現像が防止されるので、トナーを節約できるばか
りでなく、現像の際コピーシートの縁に望ましくない線
が現れるのを防止できる。原稿間/縁消去ランプ49は、
原稿間領域または縁領域を放電させる必要性にしたがっ
て、制御器22により作動が制御される。
性表面14上の連続する静電潜像間領域は、原稿間/縁消
去ランプ49で放電させることができる。これらの領域を
放電させることにより、光導電性表面の非露光領域の不
必要な現像が防止されるので、トナーを節約できるばか
りでなく、現像の際コピーシートの縁に望ましくない線
が現れるのを防止できる。原稿間/縁消去ランプ49は、
原稿間領域または縁領域を放電させる必要性にしたがっ
て、制御器22により作動が制御される。
露光後、導電性表面14上の静電潜像は、現像ステーシ
ョン50で現像される。ここでは、主駆動モーター18に駆
動連結された磁気ブラシ・ロール52が、現像剤ハウジン
グ54内の混合現像剤を運び静電潜像に接触させて静電潜
像を現像し、可視化する。
ョン50で現像される。ここでは、主駆動モーター18に駆
動連結された磁気ブラシ・ロール52が、現像剤ハウジン
グ54内の混合現像剤を運び静電潜像に接触させて静電潜
像を現像し、可視化する。
コピーシート60は、給紙トレー64の底板62の上にスタ
ック状に支持されている。トレー64の底板62を持ち上げ
て、スタック66の一番上のコピーシートを分割式給送ロ
ール68に接触させるために、バイアス装置たとえばバネ
部材65がトレー64の下に設置されている。電磁クラッチ
70を介して主駆動モーター18で駆動される給送ロール68
は、一番上のコピーシートを整合ロール対72のニップに
送り込む役目をする。整合ロール対72は、コピーシート
を感光体12の光導電性表面14上の像に整合する。整合ロ
ール対72は、コピーシートを転写ステーション74へ進め
る。転写ステーション74では、転写/分離装置、たとえ
ば転写用コロトロン76と分離用コロトロン78が、それぞ
れ光導電性表面14上の現像された像をコピーシートへ転
写し、その像をコピーシートへ定着して完成コピーとし
て送り出すために、光導電性表面14からコピーシートを
分離する。
ック状に支持されている。トレー64の底板62を持ち上げ
て、スタック66の一番上のコピーシートを分割式給送ロ
ール68に接触させるために、バイアス装置たとえばバネ
部材65がトレー64の下に設置されている。電磁クラッチ
70を介して主駆動モーター18で駆動される給送ロール68
は、一番上のコピーシートを整合ロール対72のニップに
送り込む役目をする。整合ロール対72は、コピーシート
を感光体12の光導電性表面14上の像に整合する。整合ロ
ール対72は、コピーシートを転写ステーション74へ進め
る。転写ステーション74では、転写/分離装置、たとえ
ば転写用コロトロン76と分離用コロトロン78が、それぞ
れ光導電性表面14上の現像された像をコピーシートへ転
写し、その像をコピーシートへ定着して完成コピーとし
て送り出すために、光導電性表面14からコピーシートを
分離する。
現像された像を受け取った後、コピーシートは、定着
装置80へ運ばれ、ここで転写された像がコピーシートへ
永久的に定着される。定着装置80は、たとえば放射型定
着装置であってもよい。定着後、完成コピーは、ロール
対82によって受容器たとえば出力トレー(図示せず)
へ、あるいは針金とじ、バインディング、丁合等のため
仕上げステーションへ運ばれる。整合ロール対72と搬送
ロール対82は、伝動手段たとえばベルトとプーリを介し
て主駆動モーター18によって駆動される。
装置80へ運ばれ、ここで転写された像がコピーシートへ
永久的に定着される。定着装置80は、たとえば放射型定
着装置であってもよい。定着後、完成コピーは、ロール
対82によって受容器たとえば出力トレー(図示せず)
へ、あるいは針金とじ、バインディング、丁合等のため
仕上げステーションへ運ばれる。整合ロール対72と搬送
ロール対82は、伝動手段たとえばベルトとプーリを介し
て主駆動モーター18によって駆動される。
転写後、光導電性表面に残っている残留現像剤は、清
掃ステーション84において清掃ブレード86で除去され
る。清掃ブレード86は、残留現像剤を光導電性表面から
こすり落すように光導電性表面に接触した状態で支持さ
れている。ブレード86で除去された現像剤は、収集器88
の中に堆積する。オーガー90を使用してトナーとちりを
収集器88から導管92へ運び、導管を通してトナーとちり
を、複写機から最終的に除去するための貯蔵容器へ集め
ることができる。
掃ステーション84において清掃ブレード86で除去され
る。清掃ブレード86は、残留現像剤を光導電性表面から
こすり落すように光導電性表面に接触した状態で支持さ
れている。ブレード86で除去された現像剤は、収集器88
の中に堆積する。オーガー90を使用してトナーとちりを
収集器88から導管92へ運び、導管を通してトナーとちり
を、複写機から最終的に除去するための貯蔵容器へ集め
ることができる。
ドラム形式の感光体について説明したが、他の形式の
感光体たとえばベルト、ウェブ等を使用してもよいこと
は理解されるであろう。コロトロン28によって光導電性
表面14を有効に、所定のレベルに制御して帯電させるに
は、帯電処理の前に光導電性表面14上、および感光体に
トラップされているすべての残留電荷を除去する必要が
ある。この目的で、消去装置94が設置されている。
感光体たとえばベルト、ウェブ等を使用してもよいこと
は理解されるであろう。コロトロン28によって光導電性
表面14を有効に、所定のレベルに制御して帯電させるに
は、帯電処理の前に光導電性表面14上、および感光体に
トラップされているすべての残留電荷を除去する必要が
ある。この目的で、消去装置94が設置されている。
次に第2図を参照して発明の好ましい実施例について
説明する。コロトロン28を駆動して感光体を望ましい正
電位に帯電させるため、および周期的負電圧信号を与え
てペパー・トラッキング欠陥を引き起こすストリーマを
防止するために、高電圧直流電源31を使用することがで
きる。交流高電圧源100たとえば変圧器が、線路電源か
ら高電圧直流電源31へ高電圧交流信号を供給する。この
交流信号は、整流器102によって整流され、半波整流さ
れた交流電位を、負荷インピーダンス104を介して帯電
用コロトロン28の線コロノード106へ与える。線コロノ
ード106は、一般に、裸のタングステン線で、望ましい
滑らかさ、柔軟さ、引っ張り強さに処理することで、約
0.5〜2.0ミクロンの深さまで表面を酸化させることがで
きる。タングステン線は、洗浄可能であり、経年で強度
が低下せず、価格も妥当である。したがって、コロノー
ドとして使用するのに望ましい材料である。プラチナや
その合金を含む、他の金属もコロノードに適しており、
本発明による恩恵を受けられる。コロトロンのシールド
108は、低電位またはグラウンドに接続されている。第
3(a)図の時間−電圧グラフに示すように、上記高電
圧直流電源31の典型的利用として、約5.0kVの半波整流
された交流電圧信号をコロノードに加えて、感光体を正
電位に帯電させることができる。この電圧値は、個々の
装置の帯電要求に従って変わることは言うまでもない。
説明する。コロトロン28を駆動して感光体を望ましい正
電位に帯電させるため、および周期的負電圧信号を与え
てペパー・トラッキング欠陥を引き起こすストリーマを
防止するために、高電圧直流電源31を使用することがで
きる。交流高電圧源100たとえば変圧器が、線路電源か
ら高電圧直流電源31へ高電圧交流信号を供給する。この
交流信号は、整流器102によって整流され、半波整流さ
れた交流電位を、負荷インピーダンス104を介して帯電
用コロトロン28の線コロノード106へ与える。線コロノ
ード106は、一般に、裸のタングステン線で、望ましい
滑らかさ、柔軟さ、引っ張り強さに処理することで、約
0.5〜2.0ミクロンの深さまで表面を酸化させることがで
きる。タングステン線は、洗浄可能であり、経年で強度
が低下せず、価格も妥当である。したがって、コロノー
ドとして使用するのに望ましい材料である。プラチナや
その合金を含む、他の金属もコロノードに適しており、
本発明による恩恵を受けられる。コロトロンのシールド
108は、低電位またはグラウンドに接続されている。第
3(a)図の時間−電圧グラフに示すように、上記高電
圧直流電源31の典型的利用として、約5.0kVの半波整流
された交流電圧信号をコロノードに加えて、感光体を正
電位に帯電させることができる。この電圧値は、個々の
装置の帯電要求に従って変わることは言うまでもない。
再び第2図に戻ると、本発明の可能な一実施例におい
ては、コロトロン28の正規の帯電機能を妨げずに、コロ
ノード106に負の電圧信号を周期的に加えるために、電
源31は、制御可能になっている。第2図に示した実施例
の場合、負荷インピーダンス104への整流器102をまたぐ
回路経路111に、リード・リレー・スイッチ110が設置さ
れている。リレー・スイッチ110は、通常開状態にある
ので、交流高電圧源100からの交流電圧信号は、整流器1
02によって、第3(a)図に示すように、正規の帯電作
用の半波整流された信号へ整流される。トリガー112
は、負荷抵抗器114およびインダクタ116と共同して、ト
リガー112に加えられた制御信号に応じてリレー・スイ
ッチ110を閉じる。それによって、交流高電圧源100から
の交流高電圧信号は、回路経路111、リレー・スイッチ1
10、負荷インピーダンス104を経由してコロノード106
へ、整流されずに通過することができる。トリガー112
は、交流電圧信号の少なくとも1サイクルがコロノード
106を通過できる程度の期間、リレー・スイッチ110が閉
じることを許す。このように、コロノード106には、交
流電圧信号の少なくとも1サイクルの負電圧部分が通過
する。典型的な実施例においては、約300ミリ秒のスイ
ッチング期間を有する約300Hzの交流電圧信号を用いて
いる。このスイッチング期間は、特定の実施例およびコ
ロノードに負の電圧信号を加えるために用いた方式によ
って決まる。
ては、コロトロン28の正規の帯電機能を妨げずに、コロ
ノード106に負の電圧信号を周期的に加えるために、電
源31は、制御可能になっている。第2図に示した実施例
の場合、負荷インピーダンス104への整流器102をまたぐ
回路経路111に、リード・リレー・スイッチ110が設置さ
れている。リレー・スイッチ110は、通常開状態にある
ので、交流高電圧源100からの交流電圧信号は、整流器1
02によって、第3(a)図に示すように、正規の帯電作
用の半波整流された信号へ整流される。トリガー112
は、負荷抵抗器114およびインダクタ116と共同して、ト
リガー112に加えられた制御信号に応じてリレー・スイ
ッチ110を閉じる。それによって、交流高電圧源100から
の交流高電圧信号は、回路経路111、リレー・スイッチ1
10、負荷インピーダンス104を経由してコロノード106
へ、整流されずに通過することができる。トリガー112
は、交流電圧信号の少なくとも1サイクルがコロノード
106を通過できる程度の期間、リレー・スイッチ110が閉
じることを許す。このように、コロノード106には、交
流電圧信号の少なくとも1サイクルの負電圧部分が通過
する。典型的な実施例においては、約300ミリ秒のスイ
ッチング期間を有する約300Hzの交流電圧信号を用いて
いる。このスイッチング期間は、特定の実施例およびコ
ロノードに負の電圧信号を加えるために用いた方式によ
って決まる。
トリガー112は、いろいろなやり方で制御して、交流
電圧信号をコロノード106に印加するためのスイッチン
グを行わせることができる。一実施例では、トリガー11
2の制御を原稿間/縁消去ランプ49の制御に連動させる
ことができる。すなわち、第3(b)図に示すように、
コロトロン28を通過する各原稿間領域Dnの間、光導電性
表面14上の原稿間の帯電領域を放電させるため原稿間/
縁消去ランプ49を作動させる制御器22からの同一制御信
号が、トリガー112をも作動させるので、原稿間領域が
コロトロン28の近くにある間、負の電圧信号がコロノー
ド106に加わる。したがって、正規の帯電機能に影響を
及ぼさずに、コロノード106に負の電圧信号を周期的に
加えることができる。同じ構成で、原稿間/縁消去ラン
プ49に無関係に、しかし原稿間領域に対応して、コロノ
ード106に負の電圧信号を加えるように、トリガー112を
制御器22から直かに制御することができる。このやり方
の問題点の1っは、観光体上の電荷レベルと(または)
現像された像濃度を監視するために、原稿間領域が使用
されるかも知れないことである。典型的な実施例におい
ては、原稿間領域のパッチを定期的に帯電し、現像し
て、パッチ上に現像されたトナーの濃度を感知する赤外
線検出器(IRD)で検査するようになっている。代わり
に、静電電圧計(ESV)を用いて光導電性表面上の原稿
間領域の電圧を定期的に抜取り検査することができる。
これらの試験は、通常、多くの複写サイクルの中から1
っの複写サイクルについて定期的に行われるだけであ
る。試験の際、原稿間領域の帯電においてコロノード10
6に負の電圧が加わることは、IRDまたはESVから帯電制
御装置または現像装置に対する現像のフィードバックに
悪い影響を与えるので、Dn+20を付した想像線のサイク
ルで示すように、これらの試験サイクルにおいては、コ
ロトロンに負の電圧信号を加えるべきでない。
電圧信号をコロノード106に印加するためのスイッチン
グを行わせることができる。一実施例では、トリガー11
2の制御を原稿間/縁消去ランプ49の制御に連動させる
ことができる。すなわち、第3(b)図に示すように、
コロトロン28を通過する各原稿間領域Dnの間、光導電性
表面14上の原稿間の帯電領域を放電させるため原稿間/
縁消去ランプ49を作動させる制御器22からの同一制御信
号が、トリガー112をも作動させるので、原稿間領域が
コロトロン28の近くにある間、負の電圧信号がコロノー
ド106に加わる。したがって、正規の帯電機能に影響を
及ぼさずに、コロノード106に負の電圧信号を周期的に
加えることができる。同じ構成で、原稿間/縁消去ラン
プ49に無関係に、しかし原稿間領域に対応して、コロノ
ード106に負の電圧信号を加えるように、トリガー112を
制御器22から直かに制御することができる。このやり方
の問題点の1っは、観光体上の電荷レベルと(または)
現像された像濃度を監視するために、原稿間領域が使用
されるかも知れないことである。典型的な実施例におい
ては、原稿間領域のパッチを定期的に帯電し、現像し
て、パッチ上に現像されたトナーの濃度を感知する赤外
線検出器(IRD)で検査するようになっている。代わり
に、静電電圧計(ESV)を用いて光導電性表面上の原稿
間領域の電圧を定期的に抜取り検査することができる。
これらの試験は、通常、多くの複写サイクルの中から1
っの複写サイクルについて定期的に行われるだけであ
る。試験の際、原稿間領域の帯電においてコロノード10
6に負の電圧が加わることは、IRDまたはESVから帯電制
御装置または現像装置に対する現像のフィードバックに
悪い影響を与えるので、Dn+20を付した想像線のサイク
ルで示すように、これらの試験サイクルにおいては、コ
ロトロンに負の電圧信号を加えるべきでない。
第3(c)図に示した本発明の別の実施例において
は、コロノードに負の電圧信号を加えるトリガー112の
制御は、複写機のあるジョブの動作の前後の、複写機の
パワーアップとパワーダウンのシーケンス制御に連動し
ている。複写機がターンオンされる前のオフ状態にある
とき、またはあまり使用されない期間における待機状態
にあるとき、複写機は、複写動作の前に、ウォームアッ
プ期間が必要なことがある。この期間により、定着装置
がウォームアップしたり、電圧が許容レベルまで増加し
たり、制御器が動作を開始したり、することができる。
この期間中、ウォームアップすなわちサイクルアップ動
作の一部として、制御器は、トリガー112に閉じるよう
命令して、コロノードに交流電圧信号を加えることがで
きる。サイクルアップ動作に続く動作期間、すなわちラ
ン期間において、トリガー112が開かれ、光導電性表面1
4を帯電させるために、整流された交流電圧信号がコロ
ノードに加えられる。複写機がラン期間からサイクルア
ウト期間を経て待機状態へ進むときも、同じ機能を用い
ることができる。サイクルアウトまたは待機非動作期間
においては、複写機の帯電機能に影響を及ぼさずに、絶
えずまたは数回、負の電圧信号を加えることができる。
感光体の損傷を防止するために、交流または負の直流信
号をコロノードに加えるときは、感光体は、通常、回転
中である。負の直流信号の場合は、感光体が過剰に帯電
されないように、消去作用も働かすことが望ましい。
は、コロノードに負の電圧信号を加えるトリガー112の
制御は、複写機のあるジョブの動作の前後の、複写機の
パワーアップとパワーダウンのシーケンス制御に連動し
ている。複写機がターンオンされる前のオフ状態にある
とき、またはあまり使用されない期間における待機状態
にあるとき、複写機は、複写動作の前に、ウォームアッ
プ期間が必要なことがある。この期間により、定着装置
がウォームアップしたり、電圧が許容レベルまで増加し
たり、制御器が動作を開始したり、することができる。
この期間中、ウォームアップすなわちサイクルアップ動
作の一部として、制御器は、トリガー112に閉じるよう
命令して、コロノードに交流電圧信号を加えることがで
きる。サイクルアップ動作に続く動作期間、すなわちラ
ン期間において、トリガー112が開かれ、光導電性表面1
4を帯電させるために、整流された交流電圧信号がコロ
ノードに加えられる。複写機がラン期間からサイクルア
ウト期間を経て待機状態へ進むときも、同じ機能を用い
ることができる。サイクルアウトまたは待機非動作期間
においては、複写機の帯電機能に影響を及ぼさずに、絶
えずまたは数回、負の電圧信号を加えることができる。
感光体の損傷を防止するために、交流または負の直流信
号をコロノードに加えるときは、感光体は、通常、回転
中である。負の直流信号の場合は、感光体が過剰に帯電
されないように、消去作用も働かすことが望ましい。
本発明のさらに別の実施例においては、電源31は、コ
ロノードに周期的な負の電圧信号を与える。第4図に示
すように、長い正の動作周期と比較的短い負信号部分を
有する帯電作用信号がコロノードへ送られる。もし1帯
電サイクルの周期が、コロトロンの下を光導電性表面の
各点が通過する時間と同程度であれば、この信号を加え
ることでストロービング状態が現れるので、帯電の一様
性が悪くなることがある。このストロービングの問題を
避けるために、帯電動作の際、光導電性表面の各点が複
数サイクルの信号で帯電されるように、帯電作用の周波
数が選ばれる。このやり方で、帯電は、高度に平均化さ
れ、平滑化される。どの点も数サイクルの信号にさらさ
れることが望ましい。記載した実施例の場合は、約50サ
イクル以上の帯電作用にさらすことで、満足できる一様
な帯電が得られる。この期間以下では、ストロービング
が現れ始めるであろうが、この期間以上であれば、信号
自体の欠点が隠されよう。この機能を果たすために必要
なスイッチング周波数の実例として、毎秒約1.5〜2.5イ
ンチの速度で移動し、1インチ幅のコロトロンで帯電さ
れる感光体を有し、毎分10枚のコピーを作成できる複写
機であれば、毎秒約75〜125サイクルの最小周波数が必
要であろう。複写機の速度が増せば増すほど、信号の周
波数を増さなければならない。
ロノードに周期的な負の電圧信号を与える。第4図に示
すように、長い正の動作周期と比較的短い負信号部分を
有する帯電作用信号がコロノードへ送られる。もし1帯
電サイクルの周期が、コロトロンの下を光導電性表面の
各点が通過する時間と同程度であれば、この信号を加え
ることでストロービング状態が現れるので、帯電の一様
性が悪くなることがある。このストロービングの問題を
避けるために、帯電動作の際、光導電性表面の各点が複
数サイクルの信号で帯電されるように、帯電作用の周波
数が選ばれる。このやり方で、帯電は、高度に平均化さ
れ、平滑化される。どの点も数サイクルの信号にさらさ
れることが望ましい。記載した実施例の場合は、約50サ
イクル以上の帯電作用にさらすことで、満足できる一様
な帯電が得られる。この期間以下では、ストロービング
が現れ始めるであろうが、この期間以上であれば、信号
自体の欠点が隠されよう。この機能を果たすために必要
なスイッチング周波数の実例として、毎秒約1.5〜2.5イ
ンチの速度で移動し、1インチ幅のコロトロンで帯電さ
れる感光体を有し、毎分10枚のコピーを作成できる複写
機であれば、毎秒約75〜125サイクルの最小周波数が必
要であろう。複写機の速度が増せば増すほど、信号の周
波数を増さなければならない。
第4図について説明した実施例を実際に試験したとこ
ろ、第1の標準型直流駆動コロナ発生装置を、期間が約
180msecの約4.5kVの正の電圧と、期間が約20msecの3.5k
Vの負の電圧を有する第4図に示した電圧信号で駆動さ
れる第2のコロナ発生装置と比較して観察した。各コロ
ナ発生装置の電力は、Trek Cor−a−tro Model 610A電
源から供給した。タングステン線コロノードを備えた各
コロナ発生装置を、シリコン油蒸気源のすぐ近くに支持
し、コロナ発生状態まで駆動した。約2時間後、第1の
直流駆動コロナ発生装置のコロノードには、ホットスポ
ットが認められたが、周期的負電圧信号で駆動した第2
のコロナ発生装置のコロノードでは、均一なコロナ・グ
ローが保たれた。次に加える負電圧を減らすため、第2
のコロナ発生装置のコロノードを駆動する電圧値を約1.
0kVに変えてみた。1時間後、第2のコロナ発生装置の
コロノードに、ホットスポットとストリーマが観察され
た。電圧信号を元の値に戻して、約1時間後、第2のコ
ロナ発生装置のコロノードは治って、ホットスポットも
ストリーマも認められなかった。
ろ、第1の標準型直流駆動コロナ発生装置を、期間が約
180msecの約4.5kVの正の電圧と、期間が約20msecの3.5k
Vの負の電圧を有する第4図に示した電圧信号で駆動さ
れる第2のコロナ発生装置と比較して観察した。各コロ
ナ発生装置の電力は、Trek Cor−a−tro Model 610A電
源から供給した。タングステン線コロノードを備えた各
コロナ発生装置を、シリコン油蒸気源のすぐ近くに支持
し、コロナ発生状態まで駆動した。約2時間後、第1の
直流駆動コロナ発生装置のコロノードには、ホットスポ
ットが認められたが、周期的負電圧信号で駆動した第2
のコロナ発生装置のコロノードでは、均一なコロナ・グ
ローが保たれた。次に加える負電圧を減らすため、第2
のコロナ発生装置のコロノードを駆動する電圧値を約1.
0kVに変えてみた。1時間後、第2のコロナ発生装置の
コロノードに、ホットスポットとストリーマが観察され
た。電圧信号を元の値に戻して、約1時間後、第2のコ
ロナ発生装置のコロノードは治って、ホットスポットも
ストリーマも認められなかった。
記載した実施例が望ましい結果を得るための可能な一
方法に過ぎないことは理解されるであろう。したがっ
て、正の直流電源からコロノードを切り離し、交流電圧
信号または複写機内の別の電源から得た負のパルスを、
必要な期間、コロノードに加える方法は、本発明の範囲
に含まれる。代わりに、正および負の極性成分を有する
非対称の方形波交流電圧信号をコロノードに加えて、光
導電性表面に正の正味電荷を置くこともできる。像形成
処理に対して負の電圧信号を印加する時間を調整する別
の方法も、上記の実施例の組み合わせであるから、本発
明の範囲に含まれる。このような修正物や代替物は、す
べて、それらが特許請求の範囲に含まれる限り、または
その均等物である限り、本発明に含まれると考える。
方法に過ぎないことは理解されるであろう。したがっ
て、正の直流電源からコロノードを切り離し、交流電圧
信号または複写機内の別の電源から得た負のパルスを、
必要な期間、コロノードに加える方法は、本発明の範囲
に含まれる。代わりに、正および負の極性成分を有する
非対称の方形波交流電圧信号をコロノードに加えて、光
導電性表面に正の正味電荷を置くこともできる。像形成
処理に対して負の電圧信号を印加する時間を調整する別
の方法も、上記の実施例の組み合わせであるから、本発
明の範囲に含まれる。このような修正物や代替物は、す
べて、それらが特許請求の範囲に含まれる限り、または
その均等物である限り、本発明に含まれると考える。
第1図は、本発明を組み入れるようと考えている形式の
ゼログラフィー複写機を示す側面図、 第2図は、本発明を使用するのに適した、コロナ帯電装
置を駆動するための直流電源の略図、 第3図は、本発明に従ってコロナ帯電装置に加える電圧
−時間のグラフ、 第4図は、本発明の別の実施例に従ってコロナ帯電装置
に加える電圧−時間のグラフである。 符号の説明 10……複写機、12……像記録用感光体、 14……光導電性表面、16……軸、 18……主駆動モーター、20……回転方向、 22……制御器、24……マイクロプロセッサ、 26……メモリ、28……コロトロン、 30……帯電ステーション、31……高電圧直流電源、 32……露光ステーション、34……プラテン、 36……走査スリット、38,40……定速ロール対、 42……電磁クラッチ、44……原稿書類センサ、 46……ランプ、 48……光ファイバ・レンズアレー、 49……消去ランプ、50……現像ステーション、 52……磁気ブラシロール、54……現像剤ハウジング、 60……コピーシート、62……底板、 64……給紙トレー、65……バネ部材、 66……スタック、68……送りロール、 70……電磁クラッチ、72……整合ロール対、 74……転写ステーション、76……転写用コロトロン、 78……分離用コロトロン、80……定着装置、 82……搬送ロール対、86……清掃ブレード、 88……収集器、90……オーガー、 92……導管、94……消去装置、 100……交流高電圧源、102……整流器、 104……負荷インピーダンス、 106……線コロノード、108……シールド、 110……リード・リレー・スイッチ、 111……回路経路、112……トリガー、 114……負荷抵抗器、116……インダクタ、 118……抵抗器。
ゼログラフィー複写機を示す側面図、 第2図は、本発明を使用するのに適した、コロナ帯電装
置を駆動するための直流電源の略図、 第3図は、本発明に従ってコロナ帯電装置に加える電圧
−時間のグラフ、 第4図は、本発明の別の実施例に従ってコロナ帯電装置
に加える電圧−時間のグラフである。 符号の説明 10……複写機、12……像記録用感光体、 14……光導電性表面、16……軸、 18……主駆動モーター、20……回転方向、 22……制御器、24……マイクロプロセッサ、 26……メモリ、28……コロトロン、 30……帯電ステーション、31……高電圧直流電源、 32……露光ステーション、34……プラテン、 36……走査スリット、38,40……定速ロール対、 42……電磁クラッチ、44……原稿書類センサ、 46……ランプ、 48……光ファイバ・レンズアレー、 49……消去ランプ、50……現像ステーション、 52……磁気ブラシロール、54……現像剤ハウジング、 60……コピーシート、62……底板、 64……給紙トレー、65……バネ部材、 66……スタック、68……送りロール、 70……電磁クラッチ、72……整合ロール対、 74……転写ステーション、76……転写用コロトロン、 78……分離用コロトロン、80……定着装置、 82……搬送ロール対、86……清掃ブレード、 88……収集器、90……オーガー、 92……導管、94……消去装置、 100……交流高電圧源、102……整流器、 104……負荷インピーダンス、 106……線コロノード、108……シールド、 110……リード・リレー・スイッチ、 111……回路経路、112……トリガー、 114……負荷抵抗器、116……インダクタ、 118……抵抗器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロジャー ウィリアム ラフォース アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14450 フェアポート ウィートストー ン サークル 46 (72)発明者 コンラッド ジョン ベル アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14580 ウェブスター ショアウッド ドライヴ 233 (72)発明者 トーマス ワルター チェリー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 1402 マセドン ペンフィールド ロード 227 (56)参考文献 特開 昭60−57363(JP,A) 特開 昭59−97161(JP,A) 米国特許4731633(US,A)
Claims (10)
- 【請求項1】電荷保持表面を像形成放射線にさらす前に
1回の帯電処理で電荷保持表面に正の正味電荷を置くた
め、裸線コロノードを有するコロナ帯電装置を正の直流
電圧信号で駆動するようになっているエレクトログラフ
ィー装置において、 ペパー・トラッキングを引き起こす前記裸線コロノード
の欠陥を直すため、コロナ帯電装置を負の電圧信号で周
期的に駆動すること、 を特徴とするペパー・トラッキング防止方法。 - 【請求項2】前記コロナ帯電装置は、原稿間期間の間、
前記負の電圧信号で駆動されることを特徴とする請求項
1に記載の方法。 - 【請求項3】前記コロナ帯電装置は、装置サイクルアッ
プ期間の間、前記負の電圧信号で駆動されることを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】前記コロナ帯電装置は、装置サイクルダウ
ン期間の間、前記負の電圧信号で駆動されることを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】前記コロナ帯電装置は、装置待機期間の
間、前記負の電圧信号で駆動されることを特徴とする請
求項1に記載の方法。 - 【請求項6】電荷保持表面を像形成放射線にさらす前に
1回の帯電処理で電荷保持表面に正の正味電荷を置くた
め、裸線コロノードを有するコロナ帯電装置を正の直流
電圧信号で駆動するようになっているエレクトログラフ
ィー装置において、 ペパー・トラッキングを引き起こす前記裸線コロノード
の欠陥を直すため、負極性の電圧信号部分を有する交番
極性電圧信号を前記裸線コロノードに周期的に加えるこ
と、 を特徴とするペパー・トラッキング防止方法。 - 【請求項7】前記コロノードは、原稿間期間の間、前記
交番極性電圧信号で駆動されることを特徴とする請求項
6に記載の方法。 - 【請求項8】前記コロノードは、装置サイクルアップ期
間の間、前記交番極性電圧信号で駆動されることを特徴
とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項9】前記コロノードは、装置サイクルダウン期
間の間、前記交番極性電圧信号で駆動されることを特徴
とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項10】前記コロノードは、装置待機期間の間、
前記交番極性電圧信号で駆動されることを特徴とする請
求項6に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/043,075 US4731633A (en) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | Elimination of streamer formation in positive charging corona devices |
US43075 | 2002-01-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6426875A JPS6426875A (en) | 1989-01-30 |
JP2608308B2 true JP2608308B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=21925361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63096669A Expired - Fee Related JP2608308B2 (ja) | 1987-04-27 | 1988-04-19 | コロナ帯電装置におけるペパー・トラッキングを防止する方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4731633A (ja) |
JP (1) | JP2608308B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4731633A (en) | 1987-04-27 | 1988-03-15 | Xerox Corporation | Elimination of streamer formation in positive charging corona devices |
US4935770A (en) * | 1987-05-04 | 1990-06-19 | Xerox Corporation | Document imaging system compensated for high intensity blue spectral lamp intensity |
FR2626529B1 (fr) * | 1988-01-29 | 1990-05-18 | Bull Sa | Dispositif pour appliquer, de facon intermittente, des particules d'un revelateur pulverulent sur la surface d'enregistrement d'une imprimante magnetographique |
JPH09507332A (ja) * | 1993-11-05 | 1997-07-22 | フラマトム コネクターズ インターナショナル | コネクタの配線装置 |
US5642254A (en) * | 1996-03-11 | 1997-06-24 | Eastman Kodak Company | High duty cycle AC corona charger |
US5742871A (en) * | 1996-08-30 | 1998-04-21 | Eastman Kodak Company | High duty cycle sawtooth AC charger |
US5809364A (en) * | 1997-05-19 | 1998-09-15 | Eastman Kodak Company | Instability detection for corona chargers |
US5839024A (en) * | 1997-05-19 | 1998-11-17 | Eastman Kodak Company | Corona charging of a charge retentive surface |
JP3347663B2 (ja) * | 1998-02-25 | 2002-11-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US6668146B2 (en) | 2002-03-26 | 2003-12-23 | Xerox Corporation | Hybrid scavengeless development using direct current voltage shift to remove wire history |
US7715742B2 (en) * | 2006-12-22 | 2010-05-11 | Xerox Corporation | Photoconductor life through active control of charger settings |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4731633A (en) | 1987-04-27 | 1988-03-15 | Xerox Corporation | Elimination of streamer formation in positive charging corona devices |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2777957A (en) * | 1950-04-06 | 1957-01-15 | Haloid Co | Corona discharge device |
US2879395A (en) * | 1955-06-08 | 1959-03-24 | Haloid Xerox Inc | Charging device |
US3076092A (en) * | 1960-07-21 | 1963-01-29 | Xerox Corp | Xerographic charging apparatus |
DE1272720B (de) * | 1964-11-05 | 1968-07-11 | Reinhold Epping Dipl Phys | Verfahren und Vorrichtung zum Aufladen von photoleitfaehigen Schichten mit Hilfe einer Koronaentladung |
US3370212A (en) * | 1965-08-19 | 1968-02-20 | Eastman Kodak Co | Corona charging apparatus |
JPS4937864B1 (ja) * | 1970-10-02 | 1974-10-12 | ||
JPS54139736A (en) * | 1978-04-21 | 1979-10-30 | Sharp Corp | Electrophotographic copier |
US4234249A (en) * | 1978-11-01 | 1980-11-18 | Xerox Corporation | Tracking power supply for AC and DC corotrons |
EP0035745B1 (en) * | 1980-03-10 | 1984-06-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Charging device |
US4306271A (en) * | 1980-09-24 | 1981-12-15 | Coulter Systems Corporation | Sequentially pulsed overlapping field multielectrode corona charging method and apparatus |
JPS5825661A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-15 | Ricoh Co Ltd | 帯電装置 |
JPS5997161A (ja) * | 1982-11-27 | 1984-06-04 | Olympus Optical Co Ltd | 電子写真方法 |
JPS6057363A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-03 | Ricoh Co Ltd | コロナワイヤ上の異物除去方法 |
JPS614082A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-09 | Canon Inc | コロナ放電装置 |
-
1987
- 1987-04-27 US US07/043,075 patent/US4731633A/en not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-04-19 JP JP63096669A patent/JP2608308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4731633A (en) | 1987-04-27 | 1988-03-15 | Xerox Corporation | Elimination of streamer formation in positive charging corona devices |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6426875A (en) | 1989-01-30 |
US4731633A (en) | 1988-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5420671A (en) | Charger and image forming apparatus with same | |
US5164779A (en) | Image forming apparatus with dual voltage supplies for selectively charging and discharging an image bearing member | |
US5006902A (en) | Image forming apparatus having a predetermined voltage applied to the transfer member | |
EP0010375A1 (en) | Electrostatographic processing system | |
US3961193A (en) | Self adjusting corona device | |
JPH04212181A (ja) | 感光体膜減り検出装置を備える画像形成装置 | |
JP2608308B2 (ja) | コロナ帯電装置におけるペパー・トラッキングを防止する方法 | |
US5717979A (en) | Image forming apparatus with AC current controlled contact charging | |
US7194226B2 (en) | Image forming apparatus featuring an image bearing member charged by a charging means and a developer charge providing means | |
US7805089B2 (en) | Image forming apparatus | |
JPH0715608B2 (ja) | 残留トナー除去方法及び装置 | |
US4507373A (en) | Method and apparatus for uniformly charging a surface | |
JP3005265B2 (ja) | 静電潜像の形成装置 | |
US4511244A (en) | Corona generating apparatus and method | |
JPS5964860A (ja) | コロナ発生装置の制御装置及び制御方法 | |
JPH0758419B2 (ja) | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
US4761671A (en) | Electrophotographic subprocess for apparatus using discharged area toning | |
JP3249325B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11190959A (ja) | 画像形成装置 | |
US5172174A (en) | Transfer device with insulated shield | |
US5410395A (en) | Means for controlling trilevel inter housing scorotron charging level | |
JP2010204655A (ja) | フォトレセプタ起因の画像ゴーストを抑圧する装置及び方法 | |
JPS6064364A (ja) | 画像形成方法および装置 | |
JP3374906B2 (ja) | ブランク露光装置及び画像形成装置 | |
JPS6118975A (ja) | 電子写真法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |