JP2607765Y2 - ヒュームフード - Google Patents

ヒュームフード

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JP2607765Y2
JP2607765Y2 JP1993064214U JP6421493U JP2607765Y2 JP 2607765 Y2 JP2607765 Y2 JP 2607765Y2 JP 1993064214 U JP1993064214 U JP 1993064214U JP 6421493 U JP6421493 U JP 6421493U JP 2607765 Y2 JP2607765 Y2 JP 2607765Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はヒュームフードに係り、
さらに詳しくは、開時における観察扉の位置を自在に規
制することができるストッパー機構を備えたヒュームフ
ードに関する。
【0002】
【従来の技術】ヒュームフード(ドラフトチャンバーを
含む)は、作業者の安全衛生を確保する必要から化学実
験室などに予め定められている基準に基づいて設置され
る装置であり、この装置の処理室内で行なわれる各種の
化学実験等によって生ずる臭気や有毒ガスなどをその前
面に設けた作業用開口部から実験室内に漏出拡散させる
ことなく、室外に効率よく排出させることを意図して用
いられている。
【0003】このような目的で用いられる上記ヒューム
フードついては、臭気や有毒ガスなどの実験室内への漏
出を阻止するため、前記処理室内を常に陰圧にしておく
必要があるため、実験室内の空調空気を処理室内に取り
込みながら臭気や有毒ガスなどともに室外に排出できる
ようになっている。
【0004】また、処理室の前面に設けられる作業用開
口部の側には、観察扉がその開度を自由に変えることが
できるように昇降自在となって配設されており、この観
察扉の昇降位置により作業用開口部の開口面積が調節で
きるようになっている。
【0005】ところで、上記ヒュームフード等にあって
は、労働安全衛生法に定められた薬品の種類と使用量と
に応じて作業用開口部の面風速が予め定められている数
値を維持するよう義務づけられており、このような要請
を満たすために観察扉を常に一定の位置(開度1/2の
半開状態)で停止できるようにして作業用開口部の開口
面積を固定化し、このようにして固定化された開口面積
との関係で常に一定の面風速を確保して法的な要請を満
たすことができるようになっている。
【0006】このような要請に応えるべく観察扉を常に
所定位置で停止させるために採用されている手段として
は、観察扉が所定の開度まで開くと、これを吊持するワ
イヤーやチェーンなどの吊持手段が張りつめて停止する
ようにしたものや、本体側に配設した掛止杆の先端を観
察扉の昇降軌跡内に強制的に突出させて当接掛止させ、
これにより観察扉の開度を規制するようにしたものなど
が既に提案されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来手
段によっても、観察扉を一定の位置に停止させてその開
度を規制することはできる。
【0008】しかし、チェーンを用いる従来手段による
場合には、チェーンを掛け忘れるおそれがあるほか、観
察扉が全閉状態にあるときにはチェーンが垂れ下がって
見苦しかったり、作業者の被服や腕に引っ掛かったりす
るなどの不具合があった。
【0009】また、掛止杆を用いた観察扉の停止手段に
よる場合には、操作自体は簡単ではあるものの、掛止杆
の突出操作を忘れるおそれがあるほか、構造自体も複雑
化し、取付け作業が煩雑になる不都合があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は従来技術にみら
れた上記課題に鑑みてなされたもので、その構成上の特
徴は、本体内に設置された作業台上に形成される処理室
の前面に配置される作業用開口部と、本体の左右に立設
して前記作業用開口部を区画する一対の側板部に沿わ
せ、かつ、ストッパー機構による開度規制が自在な昇降
により前記作業用開口部の開口面積を調節する観察扉と
を備えるヒュームフードにおいて、前記ストッパー機構
は、前記観察扉の下縁部の少なくともいずれか一方の側
の前記側板部の近傍位置にて前方に突出するように付設
された突片と、該突片と直面する前記側板部の所定位置
に設けられた開口部を介して配設される可動突起部とで
少なくとも構成され、前記観察扉の昇降時における前記
突片との係合が自在な長さを有する突起本体部と、前記
観察扉の昇降時に前記突片とは非接触となってその係合
を解除する押動操作部とを有する前記可動突起部は、そ
の進退方向に沿って案内する保持部材を備えて常に前記
突片との係合方向へと押圧付勢された状態で支板部に支
持され、前記開口部内には、前記支板部に支持された前
記可動突起部を、突起本体部と押動操作部とを進退自在
に突出させて施蓋する蓋材を介してその取出しを自在に
配設したことにある。
【0011】この場合、前記可動突起部は、観察扉の前
記突片が上方から当接した際にその通過を許すべく、突
片からの加圧力が押圧付勢力に抗しての退行力に変換さ
れる傾斜面をその突端面に設けておくのが望ましい。
【0012】
【作用】このため、可動突起部は、その常態時において
観察扉の下縁部に配設されている突片と係合する配置関
係におかれることになるので、観察扉の開度規制を自在
に行うことができる。
【0013】しかも、前記可動突起部は、観察扉を自動
係止することができる一方で、このような係止状態を自
在に解除することもできるので、全開状態を含む任意の
開度のもとで観察扉を昇降させることができることにな
る。
【0014】また、可動突起部自体は、側板部の板面に
対し直交方向へと進退させることで極く容易に操作する
ことができるので、実験作業の効率化の一助とすること
ができるほか、デザイン的にも煩雑感を一掃することが
でき、人間工学的な観点からも好ましいものとすること
ができる。
【0015】さらに、可動突起部の突端面に前記傾斜面
を形成してある場合には、観察扉の前記突片が上方から
当接した際の加圧力により押圧付勢力に抗して退行させ
ることができるので、観察扉を円滑に下降させることが
できる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。
【0017】図4は、本考案に係るヒュームフードをエ
アーカーテン式のものに適用した一実施例についてこれ
を左側面方向からみた場合を示す説明図である。
【0018】同図によれば、本体11内に設置される作
業台12上に区画形成される処理室13は、その前面に
作業用開口部14が設けられており、この作業用開口部
14は、本体11の左右に位置させて立設配置される一
対の側板部15に沿わせて昇降自在に配設される観察扉
16の開度状況の如何によりその開口面積を自在に拡縮
調節できるようになっている。
【0019】また、観察扉16の開度規制を自在に配設
されるストッパー機構21は、前記観察扉16の下縁部
16aの少なくともいずれか一方の側の前記側板部15
近傍に位置にて前方に突出するように付設された突片1
9と、該突片19と直面する前記側板部15の所定位置
に設けられた開口部を介して配設される可動突起部22
とで少なくとも構成されている。また、該可動突起部2
2は、前記観察扉16の昇降時における前記突片19と
の係合が自在な長さを有する突起本体部23と、前記観
察扉16の昇降時に前記突片19とは非接触となってそ
の係合を解除する押動操作部24とを有して形成されて
いる。
【0020】なお、処理室13の前面に位置する作業用
開口部14の上方には、送気ボックス20が配設されて
おり、この送気ボックス20がその下面に備える送気口
から圧送される外気により作業用開口部14にエアーカ
ーテンを形成することができるようになっている。
【0021】図1は、前記ストッパー機構21と観察扉
16との間の配置関係を示す説明図であり、この場合の
観察扉16は、枠材17に強化板ガラス材18を保持さ
せて形成されており、その下縁部16aに位置して把手
としての機能を兼備する枠材17には、前記可動突起部
22に係止される突片19が溶接手段などの適宜の固着
手段を用いて固着することで前記枠材17の側から前方
方向に向けて突設されており、このような突片19を備
える観察扉16は、前記一対の側板部15に刻設された
ガイド溝15aに沿わせて昇降自在に配設されている。
なお、前記突片19は、前記可動突起部22と係合する
水平係合部19aと、枠材17に対する水平係合部19
aの固定状態を強化するために配設される支持部19b
とで形成するのが好ましい。さらに、観察扉16の下縁
部16aに位置する枠材17には、別途用意される図示
しない適宜構造の合成樹脂製の把手を付設し、該把手の
一部を切り欠いて前記突片19を突出させるようにする
こともできる。
【0022】また、前記ストッパー機構21を構成して
いる可動突起部22の側は、その下面23aを介して前
記突片19の水平係合部19aを係止する突起本体部2
3と、該突起本体部23を進退操作するための押動操作
部24とを有してなる可動突起部22を板面15bから
突出させて側板部15の側に配設されている。
【0023】この場合、可動突起部22を構成している
突起本体部23と押動操作部24とは、突起本体部23
の突端面22aの側が押動操作部24のそれよりも突出
する位置関係のもとで形成されている。
【0024】図2は、前記ストッパー機構21を構成し
ている可動突起部22の側の具体的な構造例を示す説明
図であり、その全体は、一側部26と他側部27とで略
L字形を呈して形成されている支板部25と、前記可動
突起部22の進退方向に沿ってこれを案内する略コ字状
を呈してなる保持部29を備えて前記支板部25の側に
ねじ材30により固定される保持部材28と、前記他側
部27に基端部32を固着し、前記可動突起部22を常
に外方へと押圧付勢するコイルスプリング材34を介装
させたガイド杆材31とで構成されている。
【0025】この場合、前記可動突起部22に対して
は、支板部25における他側部27に対しナット材35
を介してその基端部32側を固着させたボルト材などか
らなるガイド杆材31にコイルスプリング材34と、該
コイルスプリング材34を受け止めるストッパー片36
とを介装させた後、前記可動突起部22の背面側に穴底
に至るまでに余裕空間を残す長さで設けられたガイド穴
部22bに先端部33を挿入配置することで押圧力が付
勢されている。
【0026】また、側板部15の側に形成されている開
口部には、前記支板部25に支持された前記可動突起部
22が、突起本体部23と押動操作部24とを進退自在
に突出させて施蓋する蓋材38を介してその取出しを自
在に配設されている。このとき、蓋材38は、その開口
縁部38aを前記可動突起部22における突起本体部2
3の段差部23bと押動操作部24の段差部24aとの
それぞれに係合させることでその飛び出しを阻止しなが
ら突起本体部23と押動操作部24とを表出させ、ねじ
材39による止着構造のもとで、側板部15の開口部を
着脱自在に施蓋している。
【0027】図3は、前記ストッパー機構21を構成し
ている可動突起部22の側の他例を示す説明図であり、
この場合の可動突起部22は、突起本体部40と、連結
腕部42を介して突起本体部40に連結させた押動操作
部41とで形成されており、側板部15の側に形成され
ている開口部には、蓋材38がその開口縁部38aを前
記可動突起部22における突起本体部40の段差部40
bと押動操作部41の段差部41aとのそれぞれに係合
させてその飛び出しを阻止しながら突起本体部40と押
動操作部41とを表出させ、ねじ材39による止着構造
のもとでその着脱を自在にして施蓋されている。
【0028】なお、ストッパー機構21を構成している
前記可動突起部22は、観察扉16の前記突片19が上
方から当接した際、つまり、ストッパー機構21により
規制されている開度以上に観察扉16を押し上げた後、
これを引き下げて前記突片19が前記可動突起部22の
側に当接した際にその通過を許すべく、突片19からの
加圧力が可動突起部22に予め付与されている押圧力を
退行力へと変換することができる傾斜面を可動突起部2
2の突端22a、つまり突起本体部23又は40の側に
位置する突端面22aに設けておくのが望ましい。
【0029】本考案はこのようにして構成されているの
で、観察扉16を一対の側板部15に沿わせて引き上げ
ることで、本体11の処理室13の前面に形成される作
業用開口部14の開口面積を自在に調節設定することが
できる。
【0030】また、このようにして引き上げられる観察
扉16は、その下縁部16aに付設されている突片19
が常態時における可動突起部22と自動的に係合する配
置関係にあるので、その際の係合位置を限度として開度
規制を行うことができる。
【0031】すなわち、突片19と可動突起部22とで
少なくとも構成されるストッパー機構21は、常態時に
おいて可動突起部22を常にその突出方向へと押圧付勢
しており、しかも、可動突起部22を構成している突起
本体部23又は40の前端面22aに対し押動操作部2
4又は41の側の突端面は後退しているので、観察扉1
6は、その下縁部16aに付設されている突片19にお
ける水平係合部19aが押動操作部24又は41の側に
は係合することなく通過し、突起本体部23又は40の
下面23a又は40aに係合する結果、これを停止させ
ることができる。
【0032】また、前記可動突起部22は、上述のよう
に観察扉16を自動係止することができる一方で、押動
操作部24又は41を押圧することで、これに連動させ
て突起本体部23又は40も同時に後退させることがで
き、このように突起本体部23又は40の側を後退させ
ることで突片19における水平係合部19aとの間の係
合状態を解除することができる結果、観察扉16を全開
方向へも自由に引き上げることができ、したがって、全
開状態を含む任意の開度のもとで観察扉16を昇降させ
ることができることになる。
【0033】しかも、作業用開口部14の開口面積を調
節するために行われる上記一連の作業は、可動突起部2
2の押動操作部24又は41を手指で押圧するのみで、
つまり、可動突起部22の側を側板部15の板面15b
に対しその直交方向へと進退させることのみをもって簡
単に操作することができるので、実験作業の効率化の一
助とすることができる。また、側板部15の前記開口部
内には、前記支板部25に支持された前記可動突起部2
2が、突起本体部23又は40と押動操作部2 4又は4
1とを進退自在に突出させて施蓋する蓋材38を介して
その取出しを自在に配設されているので、無用な突起物
を作業用開口部14回りから一掃してヒュームフード自
体をデザイン的にも煩雑感のないスッキリとしたものに
することができ、人間工学的な観点からも好ましいもの
とすることができる。
【0034】なお、可動突起部22における突起本体部
23の突端面22aに既に述べたような傾斜面を形成し
てある場合には、観察扉16の前記突片19が上方から
当接した際の加圧力により、押圧付勢力に抗して可動突
起部22の側を強制的に退行させることができるので、
観察扉16を円滑に下降方向へと移動させて作業用開口
部14を閉止することができる。
【0035】また、ストッパー機構21を構成している
可動突起部22の側は、蓋材38を着脱自在に施蓋する
ことで側板部15の前記開口部の側に配設されているの
で、保守の必要が生じた際に蓋材38を取り外すことで
支板部25に支持された状態のもとで容易に取り出すこ
とができ、保守作業の簡易化を図ることができる。
【0036】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案によれば、可
動突起部は、その常態時において観察扉の下縁部に配設
されている突片と係合する配置関係におかれることにな
るので、観察扉の開度規制を自在に行うことができる。
【0037】しかも、前記可動突起部は、観察扉を自動
係止することができる一方で、このような係止状態を自
在に解除することもできるので、全開状態を含む任意の
開度のもとで観察扉を昇降させることができることにな
る。
【0038】また、作業用開口部の開口面積を調節する
ために行われる上記一連の作業は、可動突起部の側を側
板部の板面に対しその直交方向へと進退させることのみ
をもって簡単に操作することができるので、実験作業の
効率化の一助とすることができる。
【0039】さらに、側板部の前記開口部内には、前記
支板部に支持された前記可動突起部が、突起本体部と押
動操作部とを進退自在に突出させて施蓋する蓋材を介し
てその取出しを自在に配設されているので、無用な突起
物を作業用開口部回りから一掃してヒュームフード自体
をデザイン的にも煩雑感のないスッキリとしたものにし
て、人間工学的な観点からも好ましいものとすることが
できるほか、保守の必要が生じた際に蓋材を取り外すこ
とで前記可動突起部の側を容易に取り出すことができ、
保守作業の簡易化を図ることもできる。
【0040】なお、可動突起部の突端面に前記傾斜面を
形成してある場合には、観察扉の前記突片が上方から当
接した際の加圧力により押圧付勢力に抗して退行させる
ことができるので、観察扉を円滑に下降させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における観察扉の開度規制状
態を示す要部拡大斜視図である。
【図2】本考案が採用しているストッパー機構の一例を
示す説明図である。
【図3】本考案が採用しているストッパー機構の他例を
示す説明図である。
【図4】本考案の一実施例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
11 本体 12 作業台 13 処理室 14 作業用開口部 15 側板部 15a ガイド溝 15b 板面 16 観察扉 16a 下縁部 17 枠材 18 強化板ガラス材 19 突片 19a 水平係合部 19b 支持部 20 送気ボックス 21 ストッパー機構 22 可動突起部 22a 突端面 22b ガイド穴部 23 突起本体部 23a 下面 23b 段差部 24 押動操作部 24a 段差部 25 支板部 26 一側部 27 他側部 28 保持部材 29 保持部 30 ねじ材 31 ガイド杆材 32 基端部 33 先端部 34 コイルスプリング材 35 ナット材 36 ストッパー片 38 蓋材 38a 開口縁部 39 ねじ材 40 突起本体部 40a 下面 40b 段差部 41 押動操作部 41a 段差部 42 連結腕部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に設置された作業台上に形成され
    る処理室の前面に配置される作業用開口部と、本体の左
    右に立設して前記作業用開口部を区画する一対の側板部
    に沿わせ、かつ、ストッパー機構による開度規制が自在
    な昇降により前記作業用開口部の開口面積を調節する観
    察扉とを備えるヒュームフードにおいて、 前記ストッパー機構は、前記観察扉の下縁部の少なくと
    もいずれか一方の側の前記側板部の近傍位置にて前方に
    突出するように付設された突片と、該突片と直面する前
    記側板部の所定位置に設けられた開口部を介して配設さ
    れる可動突起部とで少なくとも構成され、 前記観察扉の昇降時における前記突片との係合が自在な
    長さを有する突起本体部と、前記観察扉の昇降時に前記
    突片とは非接触となってその係合を解除する押動操作部
    とを有する前記 可動突起部は、その進退方向に沿って案
    内する保持部材を備えて常に前記突片との係合方向へと
    押圧付勢された状態で支板部に支持され、前記開口部内
    には、前記支板部に支持された前記可動突起部を、突起
    本体部と押動操作部とを進退自在に突出させて施蓋する
    蓋材を介してその取出しを自在に配設したことを特徴と
    するヒュームフード。
  2. 【請求項2】 前 記可動突起部は、観察扉の前記突片が
    上方から当接した際にその通過を許すべく、突片からの
    加圧力が押圧付勢力に抗しての退行力に変換される傾斜
    面をその突端面に設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のヒュームフード。
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