JP2607598B2 - アンボンドpc鋼棒の熱収縮性プラスチックチューブ被覆方法 - Google Patents

アンボンドpc鋼棒の熱収縮性プラスチックチューブ被覆方法

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JP2607598B2
JP2607598B2 JP5464388A JP5464388A JP2607598B2 JP 2607598 B2 JP2607598 B2 JP 2607598B2 JP 5464388 A JP5464388 A JP 5464388A JP 5464388 A JP5464388 A JP 5464388A JP 2607598 B2 JP2607598 B2 JP 2607598B2
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隆視 河田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、構築物の桁、床板等に配筋し、打設された
コンクリートにプレストレストを加えて使用するアンボ
ンドPC鋼棒の熱収縮チューブ被覆方法に関するものであ
る。
[従来技術と課題] アンボンドPC鋼棒の被覆材料として、一般的にはプラ
スチックチューブが用いられているが、最近、熱収縮性
プラスチックチューブを被覆するものが提案されてい
る。
熱収縮性プラスチックチューブを用いれば、PC鋼棒に
この熱収縮性チューブを被ぶせた後、このチューブを加
熱すれば、プラスチックチューブは収縮し、PC鋼棒外表
面に密接する。
ところが、PC鋼棒に熱収縮チューブを被ぶせる場合、
一般的にこの熱収縮チューブは別途製造されたものを用
いるが、チューブを帯状に変形した状態でリールに巻か
れている。
このように帯状になっている熱収縮性プラスチックチ
ューブを円形パイプ状に拡げてPC鋼棒に被ぶせることが
必要であるが、PC鋼棒は定尺しても一般的に長尺であ
り、手作業で帯状となった熱収縮チューブを端より拡げ
ながら、PC鋼棒をチューブの中に挿入して被ぶせること
は極めて時間を要するところであり、自動化もしにくい
ところであった。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解消する目的でなされたものであ
って、中心線をはさみ、真空吸着部をそれぞれ対向させ
て中心線方向に一組または複数組配置し、前記対向する
真空吸着部の間に帯状をなす熱収縮性プラスチックチュ
ーブを配置し、これらの対向する真空吸着部間の間隔を
縮めた状態で、前記チューブ面の真空吸着を行い、前記
チューブの吸引の状態を保持しながら真空吸着部間の間
隔を離間して帯状の熱収縮性プラスチックチューブを部
分的に本来の円形パイプ状となし、該パイプの一端より
空気をチューブ内に圧入して部分的にパイプ状をなす熱
収縮性プラスチックチューブを全長にわたりパイプ状に
保持し、これにPC鋼材を挿入するものである。
以下第1図(イ),(ロ),(ハ),(ニ)によって
本発明の実施例を説明する。
まず、第1図(イ)において、複数組の真空吸着部を
配置して用いられる装置の概略を示す。
図において、1は真空吸着部を示す。この真空吸着部
1は、中心線をはさんでその吸着面を中心線と直角にし
て、対向配置され、中心線の長さ方向に沿って一定間隔
で複数組配置される。これらの真空吸着部1は、図示し
ていないがそれぞれ真空オン・オフバルブ機構を介して
真空ポンプに接続される。
2は、リール等に巻かれたことによって変形し、帯状
となった熱収縮性プラスチックチューブを示している。
各組となる真空吸着部1の間隔は、図示していないが中
心線に対して互に近接し、互に離間できる機構によっ
て、近接,離間動作ができるように構成されている。各
組となる真空吸着部1の間に帯状となっている、定尺し
た熱プラスチック収縮チューブ2を配置し、各組とな
る、対向の真空吸着部1を互に近接させて前記チューブ
の面に接するようにして、真空ポンプより真空を真空吸
着部1に導入して、前記チューブ2を吸着し、各組とも
真空吸着部1を互に同じ間隔だけ離間させれば、帯状と
なっている前記チューブ2の内部は空気の連通があり、
(ロ)図に示すように、吸着された部分のみ、本来のパ
イプ状をなすようになる。組となる真空吸着部1の間の
離間距離は、本来の熱収縮性プラスチックチューブの外
径とほぼ等しい大きさである。
このように部分的にパイプ状となった帯状の熱収縮性
チューブ2′を各真空吸着部1で保持したまま、(ハ)
図に示すように前記チューブ2′の端より、ノズル3に
より空気を圧入すれば、全長にわたり、本来のパイプ状
の熱収縮性プラスチックチューブ2″を保持することが
できる。
図示のように、熱収縮性プラスチックチューブの端と
なる部分で、前記真空吸着部1を配置しているので帯状
の前記チューブ2の端が開孔できるのは明らかである。
従って、(ニ)図に示すように各組の真空吸着部1を
離間させた位置において、PC鋼棒に対応して定尺した熱
収縮性プラスチックチューブ2″を保持し、必要あれ
ば、ノズル3により前記チューブ2″の端より空気を圧
入しつつ、PC鋼棒4を挿入すれば、その先端より円滑に
前記チューブ2″内に挿入できる。
PC鋼棒4の外表面には、予め通常防食用のグリースが
塗布されている。
熱収縮性プラスチックチューブを被覆したアンボンド
PC鋼棒はその後加熱され、前記チューブはPC鋼棒に密接
する。なお定尺した熱収縮性プラスチックチューブの長
さが短い場合は、当該チューブの一端付近に一組の真空
吸着部を配置するだけで同様の処理が可能である。また
熱収縮性プラスチックチューブはPC鋼棒を挿入したの
ち、定尺切断したり、PC鋼棒の防食用グリースを熱収縮
性プラスチックチューブにPC鋼棒を挿入してから注入し
たり、あるいはPC鋼棒を挿入すると同時にグリースを注
入することも可能である。
[発明の効果] 帯状に巻かれた熱収縮性プラスチックチューブにPC鋼
棒を挿入する場合、従来であれば人手を必要とし、コス
トが高くなるが、本発明によればPC鋼棒の挿入の自動化
が可能となり、コストの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ),(ロ),(ハ),(ニ)は本発明の工程
を順に示す。 1……真空吸着部、2……帯状をなす熱収縮性プラスチ
ックチューブ、3……空気ノズル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心線をはさみ、真空吸着部をそれぞれ対
    向させて、中心線方向に一組または複数組配置し、前記
    対向する真空吸着部の間に帯状をなす熱収縮性プラスチ
    ックチューブを配置し、前記対向の真空吸着部間の間隔
    を縮めた状態で、前記チューブの真空吸着を行い、前記
    吸着の状態を保持しながら、真空吸着部間の間隔を離間
    して前記帯状の熱収縮性プラスチックチューブを部分的
    にパイプ状となし、該チューブの一端より空気を圧入し
    て部分的にチューブをなす熱収縮性プラスチックチュー
    ブを全長にわたりパイプ状に保持し、PC鋼棒を前記パイ
    プ内に挿入することを特徴とするアンボンドPC鋼棒の熱
    収縮性プラスチックチューブ被覆方法。
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