JP2607331Y2 - 自転車用チェインギヤ - Google Patents

自転車用チェインギヤ

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JP2607331Y2 JP1993070382U JP7038293U JP2607331Y2 JP 2607331 Y2 JP2607331 Y2 JP 2607331Y2 JP 1993070382 U JP1993070382 U JP 1993070382U JP 7038293 U JP7038293 U JP 7038293U JP 2607331 Y2 JP2607331 Y2 JP 2607331Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、周囲に多数の歯を有
し、クランク軸や左右一対のクランクアームと一体的に
回転させる自転車用のチェインギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】上記チェインギヤにおいて、従来、全て
の歯の厚みや幅を同じに形成していた。また、従来、例
えば実開昭64−37793号公報に示されるように、
チェインが掛け換わる付近に位置する歯の幅が他の歯の
幅より厚くなったものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記自転車用チェイン
ギヤを駆動する際、チェインギアが上死点と下死点の中
間に位置する時の踏力が上死点や下死点の付近に位置す
る時の踏力より強くなりやすいことから、チェインギヤ
が上死点と下死点の中間に位置すると、上死点や下死点
の付近に位置する時よりもチェイン張力が高くなりやす
い。このため、チェインギヤの上死点と下死点の中間に
位置する歯の肉厚や歯幅を厚くして歯の強度を高くし、
チェイン張力が高くても強固に走行駆動できるようにす
ると、上死点や下死点の付近に位置する歯も同様に肉厚
や歯幅が厚い歯になり、チェインギヤが重くなることが
あった。また、従来の歯幅差を付ける技術は、変速性を
考慮するものであり、踏力の変化に起因する上記課題を
解決できるものではなかった。本考案の目的は、強踏力
で駆動できながら比較的軽い自転車用チェインギヤを提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1考案による自転車
用チェインギヤにあっては、目的達成のために、冒頭に
記したものにおいて、チェインギヤに前記左右一対のク
ランクアームを取り付けたときに、前記チェインギヤの
上死点と下死点との近傍に位置する歯よりも、上死点と
下死点との中間に位置する歯の厚みを厚くして肉厚歯に
してあるとともに、この肉厚歯は、歯の一部がチェイン
ギヤ肉厚方向に膨出することによって肉厚になっている
ことを特徴とする。
【0005】本第7考案による自転車用チェインギヤに
あっては、目的達成のために、冒頭に記したものにおい
て、チェインギヤに前記左右一対のクランクアームを取
り付けたときに、前記チェインギヤの上死点と下死点と
の近傍に位置する歯よりも、上死点や下死点を基準とし
て前記チェインギヤの駆動回転方向後方側に30度から
130度の角度内に配設してある歯の幅を厚くして幅厚
歯にしてあることを特徴とする。
【0006】
【作用】本第1考案による上死点と下死点との中間の歯
は、上死点や下死点の近傍の歯よりも厚みが厚い肉厚歯
であるために高い強度を備える。本第2考案による前記
角度内の歯は、上下死点近傍の歯よりも歯幅が厚い幅厚
歯のために高い強度を備える。これにより、チェインギ
ヤが上死点と下死点の中間に位置して強い踏力で駆動さ
れてチェイン張力が高くなっても、肉厚歯あるいは幅厚
歯が高強度のために高チェイン張力に抗して強固にチェ
イン駆動する。しかも、本第1考案の場合には前記歯厚
差のために、本第7考案の場合には前記歯幅差のため
に、上死点や下死点の近傍の歯も肉厚歯あるいは幅厚歯
になっていた従来に比して軽くなる。さらに、本第1考
案の場合、肉厚歯が歯の一部の膨出によって肉厚になっ
ていることにより、中実によって肉厚になるものに比
し、肉厚歯そのものの重量を軽くしながら、肉厚歯を得
られる。
【0007】
【考案の効果】本第1考案と本第7考案のいずれによっ
ても、上下死点間の歯が強固であるために強い踏力で駆
動できながら比較的軽量で、駆動力の面からも重量の面
からも有利に走行駆動できるものになった。本第1考案
の場合、さらに、肉厚歯自体の重量面からも軽量化して
有利に駆動できる。
【0008】
【実施例】図1に示すように、外径が異なる3枚の自転
車用チェインギヤ1,2,3に一体に回動するように連
結した右クランク4aと、この右クランク4aにクラン
ク軸(図示せず)を介して一体に回動するように連結す
ることによってチェインギヤ1,2,3と一体に回動す
るように構成し、かつ、右クランク4aに対して180
度の位相差を備えるように配置した左クランク4bとに
より、チェインギヤ1,2,3を回転方向Fに回動駆動
し、この回動力をチェイン5によって自転車用の後輪駆
動ギヤ6に伝達するように構成してある。チェイン5を
フロントディレーラ7によってチェインギヤ1,2,3
に掛け換えて、後輪駆動ギヤ6の駆動速度を変更するよ
うに構成し、もって、自転車用の3段変速可能なフロン
ト駆動装置を構成してある。
【0009】チェインギヤ1,2,3のうち外径が最も
大きいトップチェインギヤ1は、図2または図9に示す
如く構成してある。図2に示すトップチェインギヤ1に
あっては、一枚の板状体をプレス加工することによって
完成品に近い形状のギヤ基材を形成する工程と、このギ
ヤ基材の歯部などの細部を研削加工や切削加工して、ギ
ヤ基材を完成品状態に仕上げる工程とからなる作成方法
によって作成してある。すなわち、全体が一枚の板状体
からのプレス加工によって形成してあり、リング形にプ
レス形成したチェインギヤ本体部1aと、このチェイン
ギヤ本体部1aの内周囲にプレス形成した複数個の取り
付け足部8、および、チェインギヤ本体部1aの外周囲
にプレス形成した多数の歯AまたはSとによって形成し
てある。そして、取り付け足部8に右クランク4aのギ
ヤ取り付け部(図示せず)を直接に連結するか、あるい
は、ミドルチェインギヤ2を介して右クランク4aのギ
ヤ取り付け部を連結することにより、クランク4aおよ
び4bを一体回転可能に取り付けるように構成してあ
る。クランク4aおよび4bを取り付けた際には、取り
付け足部8とギヤ箇所D1およびD2との位置関係の設
定により、ギヤ箇所D1とD2が、図2に示す如くギヤ
側面視においてクランク4aおよび4bの軸芯Xと重な
る箇所に位置し、クランク4aおよび4bのペダル9に
よる回動操作によってチェインギヤ1〜3を回動駆動す
る際の踏力が最も小さくなる上死点になったり、下死点
になったりする。
【0010】全ての歯AまたはSのうち、前記ギヤ箇所
D1を基準としてチェインギヤ1の駆動回転方向後方側
に30度から130度の角度内Hに位置する複数枚の歯
S、および、前記ギヤ箇所D2を基準としてチェインギ
ヤ1の駆動回転方向後方側に30度から130度の角度
内に位置する複数枚の歯Sのそれぞれには、図5〜図7
に示す如く歯Sの一部がチェインギヤ1の肉厚方向のう
ちの変速時にチェイン5がギヤ1から外れる方向に突出
した膨出部S1ができ、その他の歯Aには、図3および
図4に示す如く歯Sの如き前記膨出部S1ができないよ
うにプレス加工することにより、歯AとSのうちの歯S
それぞれの全体としての厚みが図6および図7に明示す
るように、膨出部S1のためにギヤ基材の肉厚より厚い
厚みT1になり、歯AとSのうちの歯Aそれぞれの厚み
が図3および図4に示すように、ギヤ基材の肉厚と同じ
厚みT2になり、歯Sの厚みT1が膨出部S1のために
歯Aの厚みT2より厚くなるようにしてある。すなわ
ち、歯AとSのうちの歯Sを、歯Aより厚みを厚くした
肉厚歯に形成してある。
【0011】図9に示すトップチェインギヤ1にあって
は、切欠き10と複数個の取り付け孔11とを備える偏
平板状のチェインギヤ本体部1aと、このチェインギヤ
本体部1aの外周囲に周設してある多数の歯BまたはR
とによって形成してあり、取り付け孔11によって右ク
ランク4aのギヤ取り付け部(図示せず)をボルト連結
することにより、クランク4aおよび4bを一体回転可
能に取り付けるように、かつ、切欠き10によって右ク
ランク4aとチェインギヤ本体部1aとの干渉を避ける
ように構成してある。クランク4a,4bを取り付けた
際には、取り付け孔11とギヤ箇所D1およびD2との
位置関係の設定により、ギヤ箇所D1とD2が、図9に
示す如くギヤ側面視においてクランク4aおよび4bの
軸芯Xと重なる箇所に位置し、クランク4aおよび4b
のペダル9による回動操作によってチェインギヤ1〜3
を回動駆動する際の踏力が最も小さくなる上死点になっ
たり、下死点になったりする。
【0012】このトップチェインギヤ1の歯B,Rを形
成するに当たり、図10に示すように、歯BとRのうち
のギヤ箇所D1を基準としてチェインギヤ1の駆動回転
方向後方側に30度から130度の角度内Hに位置する
複数枚の歯R、および、前記ギヤ箇所D2を基準として
チェインギヤ1の駆動回転方向後方側に30度から13
0度の角度内に位置する複数枚の歯Rそれぞれのピッチ
円Pの上でのギヤ周方向での歯幅がW1になり、歯Bと
Rのうちの歯Bそれぞれのピッチ円Pの上でのギヤ周方
向での歯幅がW2になるように、さらには、歯Rの前記
歯幅W1が歯Bの前記歯幅W2の約1.7倍になるよう
に形成してある。すなわち、歯RとBのうちの歯Rを、
歯Bより歯の幅を厚くした幅厚歯に形成してある。
【0013】歯Rを歯Bより幅が厚い幅厚歯に形成する
に当たり、歯Rの前記歯幅W1を歯Bの歯幅W2の約
1.7倍にすると、走行駆動の際にチェイン5と歯Bと
がスムーズに噛み合うとか、チェイン5が歯Bからスム
ーズに外れるように両者の噛み合い融通が適切になって
有利であるが、歯Rの歯幅W1を歯Bの歯幅W2の約
1.2〜約2.0倍の範囲で幅厚歯にするとよい。約
1.2倍より小にすると、強度差が少なくなり、約2.
0倍より大にすると、強度差は得られても、チェイン5
の噛み具合が悪くなってチェイン駆動に支障がでる。
【0014】つまり、クランク4a,4bのペダル9に
よる回動操作によってチェインギヤ1〜3が回動駆動さ
れる際、図14に示すように、足によって得られる駆動
トルクTは、クランク4a,4bがこれの図2に示す上
死点Oや下死点に位置する時と、上死点Oと下死点との
中間の位置にいる時とで変化し、クランク4a,4bが
上死点Oから駆動回動方向Fに回動する回転角Zが約7
0度になった時が最大になる。すなわち、クランク4
a,4bが上死点Oと下死点の付近に位置する場合に駆
動トルクTが最小になり、クランク4a,4bが上死点
Oと下死点との中間に位置する場合に駆動トルクTが最
大になる。そして、駆動トルクTが低いと、チェインギ
ヤ1〜3に掛かっているチェイン5の張力が低くなって
チェインギヤ1〜3の歯に作用する駆動反力が弱いが、
駆動トルクTが高くなると、チェイン5の張力が高くな
ってチェインギヤ1〜3の歯に強い駆動反力が作用す
る。また、図14に示すトルク曲線は、レーサーなど、
脚力の優れた乗り手の場合の曲線であり、一般の乗り手
の場合、クランク4a、4bが図14に示すものよりも
下死点側に寄った時に駆動トルクTが最大になる。すな
わち、クランク4a,4bの回転角Zが70度よりも大
きくなった位置で駆動トルクTのピークが出るトルク曲
線になることから、脚力が如何なる乗り手にも適応する
ように肉厚歯や幅厚歯にする角度範囲として前記角度内
Hを採用し、図2のトップチェインギヤ1にあっては、
前記角度内Hに位置する歯Sを上死点Oと下死点として
のギヤ箇所D1,D2の近傍に位置する歯Aより肉厚歯
に形成し、図9のトップチェインギヤ1にあっては、前
記角度内Hに位置する歯Rを上死点Oと下死点としての
ギヤ箇所D1,D2の近傍に位置する歯Bより幅厚歯に
形成してある。
【0015】要するに、図2に示すトップチェインギヤ
1にあっては、クランク4a,4bが上死点Oを基準と
して駆動回転方向Fに30度から130度の角度内に位
置し、上死点Oと下死点の近傍に位置している時よりも
チェイン5の張力が高くなっても、歯AとSのうちの歯
Sによってチェイン5を駆動することになり、歯Sは厚
さT1によって歯Aよりも強い強度を備えていることか
ら、高いチェイン張力に抗して強固に走行駆動すること
が可能である。図9に示すトップチェインギヤ1にあっ
ては、クランク4a,4bが上死点Oを基準として駆動
回転方向Fに30度から130度の角度内に位置し、上
死点Oと下死点の近傍に位置している時よりもチェイン
5の張力が高くなっても、歯BとRのうちの歯Rによっ
てチェイン5を駆動することになり、歯Rは歯幅W1に
よって歯Bよりも強い強度を備えていることから、高い
チェイン張力に抗して強固に走行駆動することが可能で
ある。
【0016】図2に示すトップチェインギヤ1とともに
クランク4aと4bに連結して3段変速可能なフロント
駆動装置を構成するミドルチェインギヤ2およびローチ
ェインギヤ3は、トップチェインギヤ1とは外径と歯数
の面において異なるが、ギヤ箇所D1およびD2を基準
として駆動回転方向後方側に30度から130度の角度
内に位置する複数枚の歯が、この歯以外の歯より厚みが
厚い肉厚歯になっていることにおいてはトップチェイン
ギヤ1と同様に構成してある。また、図9に示すトップ
チェインギヤ1とともにクランク4aと4bに連結して
3段変速可能なフロント駆動装置を構成するミドルチェ
インギヤ2およびローチェインギヤ3は、トップチェイ
ンギヤ1とは外径と歯数の面において異なるが、ギヤ箇
所D1およびD2を基準として駆動回転方向後方側に3
0度から130度の角度内に位置する複数枚の歯が、こ
の歯以外の歯より幅が厚い幅厚歯になっていことにおい
てはトップチェインギヤ1と同様に構成してある。
【0017】〔別実施例〕 上記実施構造のように、30度から130度の角度内H
に位置する歯SまたはRを肉厚歯または幅厚歯に形成す
ると、脚力の優れたレーサーから、脚力がレーサーに比
して極めて低い乗り手まで広い範囲で乗り手が変化し、
駆動トルクTが最大になるときのクランク4a,4bの
位置が広い範囲で変化してもこれに対応でき、この面で
は有利になるが、図2または図9に仮想線で示す如く3
0度から130度よりも少し狭く絞った60度から12
0度の角度内Kに位置する歯Sまたは歯Rを肉厚歯また
は幅厚歯に形成して実施してもよい。すなわち、乗り手
の脚力が変化する範囲をやや狭く絞ると、駆動トルクT
が最大になるときのクランク位置が変化する範囲がやや
狭くなる。すると、肉厚歯または幅厚歯に形成する歯S
または歯Rが存在する角度範囲を30度から130度よ
りも少し狭い60度から120度にしても、駆動トルク
Tの変化に対応できる。そして、この場合、歯Sに比し
て肉厚が薄くなる歯A、または、歯Rに比して歯幅が薄
くなる歯Bの数が多くなり、チェインギヤ全体としては
より一層軽量化して有利に使用できるものになる。
【0018】歯Sを膨出部S1によって肉厚歯にするに
当たり、図8に示すように形成して実施すると強度面で
さらに有利にある。すなわち、歯Sの一部とともに、チ
ェインギヤ本体部1aの一部をも膨出するようにプレス
加工することにより、歯Sの膨出部S1を、チェインギ
ヤ1の中心側に歯底S3を越えて延びる膨出部に形成し
てある。この場合、膨出部S1が補強用リブになってチ
ェインギヤ本体部1aの強度アップも可能にし、この面
からもチェインギヤ全体の強度が向上する。
【0019】チェインギヤ1の全体を板状体からのプレ
ス加工によって形成すると、歯Sのプレス加工による膨
出によって歯AとSの厚み差を形成でき、比較的安価に
得られて有利である。また、膨出をチェインの外れ方向
とは反対方向に膨出すものに形成する他、この方向とは
反対方向に膨出すように形成して実施してもよい。
【0020】歯Rを歯Bに比して歯幅が厚い幅厚歯にし
てチェインギヤを形成するに当たり、歯Rを図11に示
す如く形成して実施するとさらに有利である。すなわ
ち、チェインギヤの全体を板状体からのプレス加工によ
って形成するとともに、歯Rにプレス加工による膨出部
R1を備え、歯Rの厚みT3を膨出部R1のために歯B
の厚みより厚くすることにより、歯Rを歯Bよりも歯幅
を厚くした幅厚歯で、歯Bよりも歯の厚みを厚くした肉
厚歯に形成してある。つまり、歯Rが歯幅と肉厚の両面
から歯Bよりも高い強度を備え、チェイン張力が高くて
もより一層強固に走行駆動できるのである。幅厚歯の厚
さを厚くするに当たり、プレス加工による膨出を備える
ことによって行うと、歯に肉厚方向に突出する肉盛りを
備えることによって行うに比して軽量にできて有利であ
るが、肉盛りによって行う手段を採用して実施してもよ
い。
【0021】上死点および下死点としてのギヤ箇所D1
とD2と中間に位置する歯Sを肉厚歯に形成して軽量化
と強度確保とを図るチェインギヤの場合には、肉厚歯に
形成する角度範囲としては30度〜130度に限らず、
これより広い角度範囲の歯を肉厚歯に形成する場合にも
本考案は適用できる。
【0022】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車用フロント駆動装置全体の概略側面図
【図2】トップチェインギヤ全体の側面図
【図3】歯Aの平面図
【図4】歯Aの配設部の断面図
【図5】歯Sの側面図
【図6】歯Sの平面図
【図7】歯Sの配設部の断面図
【図8】別実施チェインギヤの歯Sの側面図
【図9】トップチェインギヤ全体の側面図
【図10】歯BおよびRの側面図
【図11】別実施チェインギヤの歯BおよびRの側面図
【図12】別実施チェインギヤにおける歯Rの平面図
【図13】別実施チェインギヤにおける歯Rの配設の断
面図
【図14】駆動トルクの変化を示す説明図
【符号の説明】
4a,4b クランク A,B,S,R 歯 S1 膨出 S3 歯底 W1 幅 T2 厚み H,K 角度内
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62M 9/10 F16H 55/30 F16H 7/06

Claims (11)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に多数の歯(A),(S)を有し、
    クランク軸や左右一対のクランクアーム(4a),(4
    b)と一体的に回転させる自転車用のチェインギヤにお
    いて、 このチェインギヤに前記左右一対のクランクアーム(4
    a),(4b)を取り付けたときに、前記チェインギヤ
    の上死点(D1またはD2)と下死点(D2またはD
    1)との近傍に位置する歯(A)よりも、上死点(D1
    またはD2)と下死点(D2またはD1)との中間に位
    置する歯(S)の厚みを厚くして肉厚歯にしてあるとと
    もに、この肉厚歯(S)は、歯の一部がチェインギヤ肉
    厚方向に膨出することによって肉厚になっている自転車
    用チェインギヤ。
  2. 【請求項2】 前記肉厚歯(S)が、上死点(D1また
    はD2)や下死点(D2またはD1)を基準として前記
    チェインギヤの駆動回転方向後方側に30度から130
    度の角度内(H)に配設してある請求項1記載の自転車
    用チェインギヤ。
  3. 【請求項3】 前記肉厚歯(S)が、上死点(D1また
    はD2)や下死点(D2またはD1)を基準として前記
    チェインギヤの駆動回転方向後方側に60度から120
    度の角度内(K)に配設してある請求項2記載の自転車
    用チェインギヤ。
  4. 【請求項4】 前記チェインギヤ全体が、板状体からの
    プレス加工によって形成され、かつ、前記肉厚歯(S)
    が、プレス加工による膨出(S1)により形成されてい
    る請求項1から3のいずれか一つに記載の自転車用チェ
    インギヤ。
  5. 【請求項5】 前記肉厚歯(S)は、歯の一部がチェン
    ギヤ肉厚方向に膨出するようにプレス加工することによ
    って形成してある請求項4記載の自転車用チェインギ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 前記肉厚歯(S)の膨出(S1)が、チ
    ェインギヤの中心側に歯底(S3)を越えて延設してあ
    る請求項5記載の自転車用チェインギヤ。
  7. 【請求項7】 周囲に多数の歯(B),(R)を有し、
    クランク軸や左右一対のクランクアーム(4a),(4
    b)と一体的に回転させる自転車用のチェインギヤにお
    いて、 このチェインギヤに前記左右一対のクランクアーム(4
    a),(4b)を取り付けたときに、前記チェインギヤ
    の上死点(D1またはD2)と下死点(D2またはD
    1)との近傍に位置する歯(B)よりも、上死点(D1
    またはD2)や下死点(D2またはD1)を基準として
    前記チェインギヤの駆動回転方向後方側に30度から1
    30度の角度内(H)に配設してある歯の幅(W1)を
    厚くして幅厚歯にしてある自転車用チェインギヤ。
  8. 【請求項8】 前記幅厚歯(R)が、上死点(D1また
    はD2)や下死点(D2またはD1)を基準として前記
    チェインギヤの駆動回転方向後方側に60度から120
    度の角度内(K)に配設してある請求項7記載の自転車
    用チェインギヤ。
  9. 【請求項9】 前記幅厚歯(R)が前記上死点(D1ま
    たはD2)と下死点(D2またはD1)との近傍に位置
    する歯(B)に比して1.2〜2.0倍のピッチ円上幅
    (W1)を備えている請求項7または8に記載の自転車
    用チェインギヤ。
  10. 【請求項10】 前記幅厚歯(R)が、前記上死点(D
    1またはD2)と下死点(D2またはD1)との近傍に
    位置する歯(B)よりも歯の厚み(T3)を厚くした肉
    厚歯に形成してある請求項7から9のいずれか一つに記
    載の自転車用チェインギヤ。
  11. 【請求項11】 前記チェインギヤ全体が、板状体から
    のプレス加工によって形成されている請求項10に記載
    の自転車用チェインギヤ。
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