JP2607207Y2 - 繊維製フィルター - Google Patents
繊維製フィルターInfo
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- JP2607207Y2 JP2607207Y2 JP1993063040U JP6304093U JP2607207Y2 JP 2607207 Y2 JP2607207 Y2 JP 2607207Y2 JP 1993063040 U JP1993063040 U JP 1993063040U JP 6304093 U JP6304093 U JP 6304093U JP 2607207 Y2 JP2607207 Y2 JP 2607207Y2
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- filtration
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、風呂用の循環式浄化装
置および繊維製フィルターに関するものである。
置および繊維製フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】風呂用の循環式浄化装置として、例えば
図5に示すように、浴槽40内の湯を循環させて湯温に制
御しながら濾過する循環式温水浄化装置がある。この循
環式温水浄化装置は、ケース本体51の内部にヒーター5
2、濾過タンク53及びポンプ54を備えると共に、ケース
本体51の底部に吸引部55と吐出部56とを備え、この吸引
部55と吐出部56との間に、パイプ57〜60を介してヒータ
ー52、濾過タンク53及びポンプ54を直列に接続し、また
吸引部55に吸引管61を、吐出部56に吐出管62を夫々接続
している。
図5に示すように、浴槽40内の湯を循環させて湯温に制
御しながら濾過する循環式温水浄化装置がある。この循
環式温水浄化装置は、ケース本体51の内部にヒーター5
2、濾過タンク53及びポンプ54を備えると共に、ケース
本体51の底部に吸引部55と吐出部56とを備え、この吸引
部55と吐出部56との間に、パイプ57〜60を介してヒータ
ー52、濾過タンク53及びポンプ54を直列に接続し、また
吸引部55に吸引管61を、吐出部56に吐出管62を夫々接続
している。
【0003】濾過タンク53内にはゼライト、麦飯石、ア
ルミナ等を粒状に焼成して成る多孔質の粒状の濾過材63
を充填した粒状濾過層64が設けられている。そして、浴
槽65内の湯をポンプ54により吸引管61、ヒーター52等を
介して濾過タンク53内に汲み上げ、ヒーター52で加熱し
て所定の温度に制御すると共に、濾過タンク53内で湯を
粒状濾過層64の上から下に通過させて濾過し、その濾過
後の湯を吐出管62を介して再び浴槽65内へと吐出するよ
うになっている。
ルミナ等を粒状に焼成して成る多孔質の粒状の濾過材63
を充填した粒状濾過層64が設けられている。そして、浴
槽65内の湯をポンプ54により吸引管61、ヒーター52等を
介して濾過タンク53内に汲み上げ、ヒーター52で加熱し
て所定の温度に制御すると共に、濾過タンク53内で湯を
粒状濾過層64の上から下に通過させて濾過し、その濾過
後の湯を吐出管62を介して再び浴槽65内へと吐出するよ
うになっている。
【0004】濾過タンク53内では、粒状の濾過材63の表
面に膠質被膜ができ、この膠質被膜にバクテリア等の微
生物が繁殖して寒天質を分泌する。そして、湯が緩速度
で粒状濾過層64を上から下に通過する際に、その篩作
用、沈殿作用、吸着作用及び生物作用により、湯の汚
れ、濁りの原因となる微細なゴミ、有機物等を除去する
と共に、臭気、アンモニア、鉄分等も除去して清浄な湯
に浄化する。
面に膠質被膜ができ、この膠質被膜にバクテリア等の微
生物が繁殖して寒天質を分泌する。そして、湯が緩速度
で粒状濾過層64を上から下に通過する際に、その篩作
用、沈殿作用、吸着作用及び生物作用により、湯の汚
れ、濁りの原因となる微細なゴミ、有機物等を除去する
と共に、臭気、アンモニア、鉄分等も除去して清浄な湯
に浄化する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】濾過タンク53内の粒状
濾過層64で湯を緩速濾過する場合、濾過タンク53内での
湯の流速が遅い程、粒状濾過層64による有機物等の除去
効率が良くなる。しかし、浴槽65の湯を浄化するには、
常に或る程度の循環流量を確保する必要があるため、濾
過タンク53内での流速を遅くするにも自ずと限界があ
る。一方、従来の粒状濾過層64は無数の粒状の濾過材63
を濾過タンク53内に層状に入れただけであるため、各濾
過材63の相互間の隙間が大きくなっている。
濾過層64で湯を緩速濾過する場合、濾過タンク53内での
湯の流速が遅い程、粒状濾過層64による有機物等の除去
効率が良くなる。しかし、浴槽65の湯を浄化するには、
常に或る程度の循環流量を確保する必要があるため、濾
過タンク53内での流速を遅くするにも自ずと限界があ
る。一方、従来の粒状濾過層64は無数の粒状の濾過材63
を濾過タンク53内に層状に入れただけであるため、各濾
過材63の相互間の隙間が大きくなっている。
【0006】従って、この粒状濾過層64に或る流速で多
量の湯を流した場合、粒状濾過層64の全体にわたって略
均一に湯が流れずに、濾過材63間の間隙を伝って局部的
に湯が流れ易い筋、即ち湯道ができる。そして、この湯
道部分ができれば、その部分では濾過材63の表面の膠質
被膜が破壊されるため、バクテリア等の微生物の繁殖が
悪くなって、汚れ、濁りの原因となる微細なゴミ、有機
物等をきめ細かく除去し得なくなり、除去効率が著しく
低下する。
量の湯を流した場合、粒状濾過層64の全体にわたって略
均一に湯が流れずに、濾過材63間の間隙を伝って局部的
に湯が流れ易い筋、即ち湯道ができる。そして、この湯
道部分ができれば、その部分では濾過材63の表面の膠質
被膜が破壊されるため、バクテリア等の微生物の繁殖が
悪くなって、汚れ、濁りの原因となる微細なゴミ、有機
物等をきめ細かく除去し得なくなり、除去効率が著しく
低下する。
【0007】また緩速濾過の場合、浴槽65内の湯の濁度
が大になれば、その汚れ、濁りによって粒状濾過層63で
の微生物の繁殖が抑えられ、或いは微生物が死滅するよ
うなことがある。従って、粒状濾過層64に湯道が発生し
た状態の時に、浴槽65内の湯の濁度が一時的に大になる
ような事態が重なると、濾過効率が低下するばかりか、
時には濾過不能に陥るような惧れもある。この対策とし
て、粒状濾過層63の厚さを大にすることも考えられる
が、これは程度の問題であり、また装置全体が大型化す
ると共に、濾過タンク53に湯が充満した時の全体の重量
が非常に重たくなるため、十分な解決策とはなり得な
い。
が大になれば、その汚れ、濁りによって粒状濾過層63で
の微生物の繁殖が抑えられ、或いは微生物が死滅するよ
うなことがある。従って、粒状濾過層64に湯道が発生し
た状態の時に、浴槽65内の湯の濁度が一時的に大になる
ような事態が重なると、濾過効率が低下するばかりか、
時には濾過不能に陥るような惧れもある。この対策とし
て、粒状濾過層63の厚さを大にすることも考えられる
が、これは程度の問題であり、また装置全体が大型化す
ると共に、濾過タンク53に湯が充満した時の全体の重量
が非常に重たくなるため、十分な解決策とはなり得な
い。
【0008】本考案は、このような従来の課題に鑑み、
循環式浄化装置等に簡便に使用でき、しかも容易に洗浄
できる繊維製フィルターを提供することを目的とする。
循環式浄化装置等に簡便に使用でき、しかも容易に洗浄
できる繊維製フィルターを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、通水性及び可
撓性を有する収納体40の内部に、細長い長繊維41を方向
が揃わないようにランダムに纏めて充填した繊維製フィ
ルターであって、長繊維41が比重の軽い疏水性、伸縮性
を有する縮れた細長い化学繊維であり、多数の長繊維41
を無撚り状に束ねた無撚り紐42を綛状に巻き且つ該無撚
り紐42の方向が揃わないようにランダムにほぐした状態
で収納体40に充填したものである。
撓性を有する収納体40の内部に、細長い長繊維41を方向
が揃わないようにランダムに纏めて充填した繊維製フィ
ルターであって、長繊維41が比重の軽い疏水性、伸縮性
を有する縮れた細長い化学繊維であり、多数の長繊維41
を無撚り状に束ねた無撚り紐42を綛状に巻き且つ該無撚
り紐42の方向が揃わないようにランダムにほぐした状態
で収納体40に充填したものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】本考案に係る繊維製フィルターは、通水性及び
可撓性を有する収納体40の内部に、細長い長繊維41を方
向が揃わないようにランダムに纏めて充填しているた
め、製造が容易で簡便に使用でき、洗浄も容易である。
可撓性を有する収納体40の内部に、細長い長繊維41を方
向が揃わないようにランダムに纏めて充填しているた
め、製造が容易で簡便に使用でき、洗浄も容易である。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は風呂用の循環式温水浄化装置の概略構成
図、図2はその縦断面図、図3は濾過タンク側の分解斜
視図、図4は繊維製フィルターの斜視図である。
する。図1は風呂用の循環式温水浄化装置の概略構成
図、図2はその縦断面図、図3は濾過タンク側の分解斜
視図、図4は繊維製フィルターの斜視図である。
【0020】図1乃至図3において、1 は有底筒状のケ
ース本体1 で、浴槽22の角部上に固定されている。この
ケース本体11は着脱自在なトップカバー3 を有し、また
底部には浴槽2 の内側で下方に突出する吸引部4 と吐出
部5 とが設けられている。ケース本体1 の内部には、ヒ
ーター6 、濾過タンク7 及びポンプ8 が備えられてい
る。そして、このヒーター6 、濾過タンク7 及びポンプ
8 は、パイプ9 〜12を介して吸引部4 と吐出部5 との間
に直列に接続されている。
ース本体1 で、浴槽22の角部上に固定されている。この
ケース本体11は着脱自在なトップカバー3 を有し、また
底部には浴槽2 の内側で下方に突出する吸引部4 と吐出
部5 とが設けられている。ケース本体1 の内部には、ヒ
ーター6 、濾過タンク7 及びポンプ8 が備えられてい
る。そして、このヒーター6 、濾過タンク7 及びポンプ
8 は、パイプ9 〜12を介して吸引部4 と吐出部5 との間
に直列に接続されている。
【0021】吸引部4 には浴槽2 内の湯を吸引する吸引
管14が接続され、また吐出部5 には浄化後の湯を浴槽2
内に戻す吐出管15が接続されている。吸引管14の下端部
にはネット状のヘアーキャッチャー16が着脱自在に設け
られと共に、このヘアーキャッチャー16の上側に逆止弁
17が設けられている。
管14が接続され、また吐出部5 には浄化後の湯を浴槽2
内に戻す吐出管15が接続されている。吸引管14の下端部
にはネット状のヘアーキャッチャー16が着脱自在に設け
られと共に、このヘアーキャッチャー16の上側に逆止弁
17が設けられている。
【0022】ヘアーキャッチャー16は吸引管14により浴
槽2 内の湯を汲み上げる時に、その湯の中の毛髪、或い
は大きなゴミ等を除去するためのものであり、逆止弁17
はポンプ8 を停止させた時等に、吸引管14内の湯が浴槽
2 内に逆流しないようにするためのものである。
槽2 内の湯を汲み上げる時に、その湯の中の毛髪、或い
は大きなゴミ等を除去するためのものであり、逆止弁17
はポンプ8 を停止させた時等に、吸引管14内の湯が浴槽
2 内に逆流しないようにするためのものである。
【0023】ケース本体1 の正面にはコントロールパネ
ル18が設けられ、このコントロールパネル18に温度表示
部19、温度設定ボタン20、運転/停止ボタン21、保温ボ
タン22等が設けられている。ヒーター6 は吸引管14によ
り吸引して浴槽2 から汲み上げた湯を加熱するためのも
ので、コントロールパネル18の温度設定ボタン20により
設定された所望の温度に湯を加熱できるようになってい
る。
ル18が設けられ、このコントロールパネル18に温度表示
部19、温度設定ボタン20、運転/停止ボタン21、保温ボ
タン22等が設けられている。ヒーター6 は吸引管14によ
り吸引して浴槽2 から汲み上げた湯を加熱するためのも
ので、コントロールパネル18の温度設定ボタン20により
設定された所望の温度に湯を加熱できるようになってい
る。
【0024】濾過タンク7 は有底筒状で、ケース本体1
内の上部に装着されており、この濾過タンク7 の内部に
濾過ケース23が挿脱自在に設けられ、またヒーター6 か
らのパイプ10に接続された通路24が一側に上下方向に設
けられている。なお、通路24の上端は濾過タンク7 内に
開口している。濾過タンク7 の底部にはポンプ8 へのパ
イプ11が接続されている。ポンプ8 と吐出部5 との間の
パイプ12には、逆U字管25と流量センサー26とが介装さ
れている。なお、逆U字管25の頂部は濾過タンク7 の通
路24の上端開口よりも上位になっている。
内の上部に装着されており、この濾過タンク7 の内部に
濾過ケース23が挿脱自在に設けられ、またヒーター6 か
らのパイプ10に接続された通路24が一側に上下方向に設
けられている。なお、通路24の上端は濾過タンク7 内に
開口している。濾過タンク7 の底部にはポンプ8 へのパ
イプ11が接続されている。ポンプ8 と吐出部5 との間の
パイプ12には、逆U字管25と流量センサー26とが介装さ
れている。なお、逆U字管25の頂部は濾過タンク7 の通
路24の上端開口よりも上位になっている。
【0025】濾過タンク7 の上端の開口部には、外周に
パッキン27を有するタンクカバー28が着脱自在に装着さ
れ、このタンクカバー28により濾過タンク7 内が密閉状
となるように構成されている。タンクカバー28の中央に
はリング29付きのリーク弁30が装着され、リング29を引
っ張れば、リーク弁30が弾性変形して濾過タンク7 内に
外気が入り、濾過タンク7 の密閉を解除するようになっ
ている。
パッキン27を有するタンクカバー28が着脱自在に装着さ
れ、このタンクカバー28により濾過タンク7 内が密閉状
となるように構成されている。タンクカバー28の中央に
はリング29付きのリーク弁30が装着され、リング29を引
っ張れば、リーク弁30が弾性変形して濾過タンク7 内に
外気が入り、濾過タンク7 の密閉を解除するようになっ
ている。
【0026】濾過ケース23は有底筒状で、この濾過ケー
ス23の底部には多数の水抜き孔31が設けられると共に、
下方へ突出する脚部32が形成されている。濾過ケース23
の内部には、上から順に濾過板33、粒状濾過層34及び繊
維濾過層35が積層状に収納されており、濾過タンク7 内
に汲み上げられた湯を上から下に流しながら、これらに
よって湯を濾過して浄化するようになっている。濾過板
33は、スポンジ状の発泡ウレタン板を上下に二枚重ねた
もので、ヘアーキャッチャー16を通過した毛髪、ゴミ等
を除去するようになっている。
ス23の底部には多数の水抜き孔31が設けられると共に、
下方へ突出する脚部32が形成されている。濾過ケース23
の内部には、上から順に濾過板33、粒状濾過層34及び繊
維濾過層35が積層状に収納されており、濾過タンク7 内
に汲み上げられた湯を上から下に流しながら、これらに
よって湯を濾過して浄化するようになっている。濾過板
33は、スポンジ状の発泡ウレタン板を上下に二枚重ねた
もので、ヘアーキャッチャー16を通過した毛髪、ゴミ等
を除去するようになっている。
【0027】粒状濾過層34は、通水性及び可撓性を有す
る収納体36の内部に多数の粒状の濾過材37を充填したも
のである。濾過材37には、麦飯石、天然ゼオライト、ア
ルミナ、砂等をパウダー状にして混合し、3〜5mm程
度の球状としたものを焼結して多孔質状に形成した遠赤
外線放射性のセラミックボール等が用いられており、粒
状濾過層34を湯が通過する時に、緩速濾過によって湯の
中の微細なゴミや有機物、臭気等を分解及び吸収して除
去すると共に、ミネラル分を溶出して湯を弱アルカリ性
にするようになっている。
る収納体36の内部に多数の粒状の濾過材37を充填したも
のである。濾過材37には、麦飯石、天然ゼオライト、ア
ルミナ、砂等をパウダー状にして混合し、3〜5mm程
度の球状としたものを焼結して多孔質状に形成した遠赤
外線放射性のセラミックボール等が用いられており、粒
状濾過層34を湯が通過する時に、緩速濾過によって湯の
中の微細なゴミや有機物、臭気等を分解及び吸収して除
去すると共に、ミネラル分を溶出して湯を弱アルカリ性
にするようになっている。
【0028】収納体36は、網目が1〜2mm程度の化学
繊維製のネットを袋状にしたもので、その開口部には濾
過材37を出し入れできるようにファスナー38が設けられ
ている。繊維濾過層35は、粒状濾過層34での湯道の発生
を抑制すると同時に、粒状濾過層34を通過した微細なゴ
ミ、有機物等を最終的に除去するためのもので、繊維製
フィルター39により構成されている。繊維製フィルター
39は、図4に示すように、通水性及び可撓性を有する収
納体40の内部に、細長い長繊維41を方向が揃わないよう
にランダムに纏めて充填して成り、粒状濾過層34の荷重
が直接加わるように濾過ケース23内で粒状濾過層34の下
側に配置されている。
繊維製のネットを袋状にしたもので、その開口部には濾
過材37を出し入れできるようにファスナー38が設けられ
ている。繊維濾過層35は、粒状濾過層34での湯道の発生
を抑制すると同時に、粒状濾過層34を通過した微細なゴ
ミ、有機物等を最終的に除去するためのもので、繊維製
フィルター39により構成されている。繊維製フィルター
39は、図4に示すように、通水性及び可撓性を有する収
納体40の内部に、細長い長繊維41を方向が揃わないよう
にランダムに纏めて充填して成り、粒状濾過層34の荷重
が直接加わるように濾過ケース23内で粒状濾過層34の下
側に配置されている。
【0029】長繊維41には比重が軽く、疎水性、伸縮性
を有する縮れた細長い化学繊維が用いられている。この
化学繊維としては、例えば、比重が最も軽く、疎水性、
伸縮性に優れ、しかも耐摩耗性、耐薬品性、耐酸・アル
カリ性、耐腐食性、耐かび性に優れたポリプロピレン繊
維が適当である。
を有する縮れた細長い化学繊維が用いられている。この
化学繊維としては、例えば、比重が最も軽く、疎水性、
伸縮性に優れ、しかも耐摩耗性、耐薬品性、耐酸・アル
カリ性、耐腐食性、耐かび性に優れたポリプロピレン繊
維が適当である。
【0030】長繊維41は太さが0,1 μm〜100 μm程度
であって、纏めた時に嵩張るように縮れた状態に形成さ
れている。そして、繊維製フィルター39は多数の長繊維
41、例えば数十本〜数百本程の長繊維41を撚らずに紐状
に束ねて無撚り紐42を構成し、この無撚り紐42を所定長
さだけ綛状に巻いた後、無撚り紐42の方向が揃わないよ
うにランダムにほぐして纏めた状態で収納体40の内部に
充填して構成されている。なお、収納体40は収納体36と
同様に、化学繊維製のネットを袋状に形成したもので、
ファスナー43により長繊維41を出し入れできるようにな
っている。
であって、纏めた時に嵩張るように縮れた状態に形成さ
れている。そして、繊維製フィルター39は多数の長繊維
41、例えば数十本〜数百本程の長繊維41を撚らずに紐状
に束ねて無撚り紐42を構成し、この無撚り紐42を所定長
さだけ綛状に巻いた後、無撚り紐42の方向が揃わないよ
うにランダムにほぐして纏めた状態で収納体40の内部に
充填して構成されている。なお、収納体40は収納体36と
同様に、化学繊維製のネットを袋状に形成したもので、
ファスナー43により長繊維41を出し入れできるようにな
っている。
【0031】次に、この循環式温水浄化装置の使用状態
について説明する。ヒーター6 、濾過タンク7 及びポン
プ8 等を内蔵したケース本体1 は、適宜固定手段により
浴槽2 の角部上に固定する。そして、浴槽2 には吸引管
14及び吐出管15の下端側が十分に浸かるレベルまで湯を
入れておく。
について説明する。ヒーター6 、濾過タンク7 及びポン
プ8 等を内蔵したケース本体1 は、適宜固定手段により
浴槽2 の角部上に固定する。そして、浴槽2 には吸引管
14及び吐出管15の下端側が十分に浸かるレベルまで湯を
入れておく。
【0032】コントロールパネル18の運転/停止ボタン
21を押すと、ポンプ8 が起動して吸引管14により浴槽2
内の湯が吸引されて汲み上げられる。この汲み上げられ
た湯は、先ずヒーター6 により加熱され、その後、通路
24の上端開口から濾過タンク7 の上部に入る。そして、
この濾過タンク7 内で湯が濾過板33、粒状濾過層34及び
繊維濾過層35を上から下へと通過する間に、これらの濾
過板33、粒状濾過層34及び繊維濾過層35による緩速濾過
によって湯の中のゴミ、有機物等が分解し吸収され、清
浄な湯となった後、吐出管15から浴槽2 内の湯の中に吐
出される。
21を押すと、ポンプ8 が起動して吸引管14により浴槽2
内の湯が吸引されて汲み上げられる。この汲み上げられ
た湯は、先ずヒーター6 により加熱され、その後、通路
24の上端開口から濾過タンク7 の上部に入る。そして、
この濾過タンク7 内で湯が濾過板33、粒状濾過層34及び
繊維濾過層35を上から下へと通過する間に、これらの濾
過板33、粒状濾過層34及び繊維濾過層35による緩速濾過
によって湯の中のゴミ、有機物等が分解し吸収され、清
浄な湯となった後、吐出管15から浴槽2 内の湯の中に吐
出される。
【0033】温度設定ボタン20を押して、温度表示部19
の数字を所望の温度にセットすると、浴槽2 の湯温が低
い場合には、ヒーター6 により湯を温め、また湯温が高
い場合には、ヒーター6 はオフのままである。以下、浴
槽2 とケース本体1 側との間で湯の循環を繰り返すこと
により、浴槽2 内の湯の温度を一定に制御すると共に、
湯の中のゴミ、有機物等を濾過して浄化し、常時、湯を
汚れ、濁りのない清浄な状態に保つ。。
の数字を所望の温度にセットすると、浴槽2 の湯温が低
い場合には、ヒーター6 により湯を温め、また湯温が高
い場合には、ヒーター6 はオフのままである。以下、浴
槽2 とケース本体1 側との間で湯の循環を繰り返すこと
により、浴槽2 内の湯の温度を一定に制御すると共に、
湯の中のゴミ、有機物等を濾過して浄化し、常時、湯を
汚れ、濁りのない清浄な状態に保つ。。
【0034】濾過タンク7 内で湯を濾過する場合、先
ず、濾過板33によりヘアーキャッチャー16を通過したゴ
ミ等の内、比較的大きなゴミ等を除去する。そして、湯
が粒状濾過層34及び繊維濾過層35を通過する時に、湯の
汚れ、濁りの原因となる微細なゴミ、有機物等の他、臭
気、アンモニア、鉄分等を緩速濾過により分解し吸収し
て除去する。
ず、濾過板33によりヘアーキャッチャー16を通過したゴ
ミ等の内、比較的大きなゴミ等を除去する。そして、湯
が粒状濾過層34及び繊維濾過層35を通過する時に、湯の
汚れ、濁りの原因となる微細なゴミ、有機物等の他、臭
気、アンモニア、鉄分等を緩速濾過により分解し吸収し
て除去する。
【0035】即ち、粒状濾過層34の濾過材37の表面には
膠質被膜ができ、この膠質被膜にバクテリア等の微生物
が繁殖して寒天質を分泌する。そして、湯が緩速度で粒
状濾過層34を上から下に通過する間に、その篩作用、沈
殿作用、吸着作用及び生物作用により、湯の汚れ、濁り
の原因となる微細なゴミ、有機物等を除去すると共に、
臭気、アンモニア、鉄分等も除去して、清浄な湯に浄化
する。
膠質被膜ができ、この膠質被膜にバクテリア等の微生物
が繁殖して寒天質を分泌する。そして、湯が緩速度で粒
状濾過層34を上から下に通過する間に、その篩作用、沈
殿作用、吸着作用及び生物作用により、湯の汚れ、濁り
の原因となる微細なゴミ、有機物等を除去すると共に、
臭気、アンモニア、鉄分等も除去して、清浄な湯に浄化
する。
【0036】この時、粒状濾過層34は濾過材37が粒状で
あって、各濾過材37の相互間に間隙があるため、粒状濾
過層34のみであれば、その間隙によって湯の流れ易い湯
道が発生する。しかし、この粒状濾過層34の下側には、
縮れた細長い長繊維41をその方向が揃わないようにラン
ダムに纏めて充填した繊維濾過層35があり、長繊維41の
相互間の間隙が粒状濾過層34側に比べて極めて小さくな
っているので、この繊維濾過層35によって湯の流れが全
体にわたって略均等に分散されることになる。従って、
繊維濾過層35の上側にある粒状濾過層34では、局部的な
湯道が発生し難くなるため、湯道部分での膠質被膜の破
壊、これに伴うバクテリア等の微生物の減少を防止で
き、緩速濾過による濾過能力が著しく向上する。
あって、各濾過材37の相互間に間隙があるため、粒状濾
過層34のみであれば、その間隙によって湯の流れ易い湯
道が発生する。しかし、この粒状濾過層34の下側には、
縮れた細長い長繊維41をその方向が揃わないようにラン
ダムに纏めて充填した繊維濾過層35があり、長繊維41の
相互間の間隙が粒状濾過層34側に比べて極めて小さくな
っているので、この繊維濾過層35によって湯の流れが全
体にわたって略均等に分散されることになる。従って、
繊維濾過層35の上側にある粒状濾過層34では、局部的な
湯道が発生し難くなるため、湯道部分での膠質被膜の破
壊、これに伴うバクテリア等の微生物の減少を防止で
き、緩速濾過による濾過能力が著しく向上する。
【0037】また繊維濾過層35の各長繊維41間の間隙が
極めて小さいので、粒状濾過層34で濾過後の湯が繊維濾
過層35を通過する時に、この繊維濾過層35で極く微細な
ゴミ等を確実に捕捉して濾過できる。このため、浴槽2
内の湯の濁度が一時的に非常に大になった場合でも、そ
の汚れ、濁りを繊維濾過層35で確実に濾過し除去できる
ので、浴槽2 内の湯の汚れ、濁りによって粒状濾過層34
での微生物の繁殖が抑えられ、又は微生物が死滅するよ
うなことはなく、常に高い濾過効率を維持することがで
きる。
極めて小さいので、粒状濾過層34で濾過後の湯が繊維濾
過層35を通過する時に、この繊維濾過層35で極く微細な
ゴミ等を確実に捕捉して濾過できる。このため、浴槽2
内の湯の濁度が一時的に非常に大になった場合でも、そ
の汚れ、濁りを繊維濾過層35で確実に濾過し除去できる
ので、浴槽2 内の湯の汚れ、濁りによって粒状濾過層34
での微生物の繁殖が抑えられ、又は微生物が死滅するよ
うなことはなく、常に高い濾過効率を維持することがで
きる。
【0038】勿論、繊維濾過層35でも、縮れた長繊維41
間の間隙を湯が通過するので、粒状濾過層34の濾過材37
の表面と同様に、長繊維41の表面に膠質被膜ができて微
生物が繁殖し、緩速濾過による濾過作用を得ることがで
きる。しかも、繊維濾過層35は粒状濾過層34の下側にあ
り、粒状濾過層34の荷重によって繊維濾過層35が適度に
圧縮されているため、長繊維41の密度が高くなり、その
間隙を極めて小さくできる。このため収納体40内に長繊
維41を高密度に詰め込む必要がなく、繊維濾過層35自体
の厚さも薄くできる。
間の間隙を湯が通過するので、粒状濾過層34の濾過材37
の表面と同様に、長繊維41の表面に膠質被膜ができて微
生物が繁殖し、緩速濾過による濾過作用を得ることがで
きる。しかも、繊維濾過層35は粒状濾過層34の下側にあ
り、粒状濾過層34の荷重によって繊維濾過層35が適度に
圧縮されているため、長繊維41の密度が高くなり、その
間隙を極めて小さくできる。このため収納体40内に長繊
維41を高密度に詰め込む必要がなく、繊維濾過層35自体
の厚さも薄くできる。
【0039】従って、粒状濾過層34と繊維濾過層35とを
併用して濾過能力をアップしていることと相俟って、濾
過タンク7 の大きさを小さくすることが可能であり、装
置全体を小型化できる利点がある。粒状濾過層34及び繊
維濾過層35を洗浄する場合には、トップカバー3 及びタ
ンクカバー28を外して、濾過材37、長繊維41を収納体3
6,40 に入れた状態のままで濾過タンク7 から取り出せ
ば良い。
併用して濾過能力をアップしていることと相俟って、濾
過タンク7 の大きさを小さくすることが可能であり、装
置全体を小型化できる利点がある。粒状濾過層34及び繊
維濾過層35を洗浄する場合には、トップカバー3 及びタ
ンクカバー28を外して、濾過材37、長繊維41を収納体3
6,40 に入れた状態のままで濾過タンク7 から取り出せ
ば良い。
【0040】この場合、繊維濾過層35を構成する繊維製
フィルター39は、通水性及び可撓性を有する収納体40の
内部に長繊維41を纏めて充填しているので、そのままの
状態で洗濯機等により容易に洗浄することができる。ま
た長繊維41は元々収納体40の内部に方向が揃わないよう
にランダムに充填しているため、洗濯機等で攪拌して
も、別段、何等の問題も生じない。繊維濾過層35は、粒
状濾過層34の荷重で圧縮して使用状態での密度を大にし
ており、多量の長繊維41を収納体内に高密度で詰め込ん
でおく必要がないため、各長繊維41の表面に付着した微
細なゴミ等が容易に剥離し、洗浄を極めて容易に行うこ
とができる。
フィルター39は、通水性及び可撓性を有する収納体40の
内部に長繊維41を纏めて充填しているので、そのままの
状態で洗濯機等により容易に洗浄することができる。ま
た長繊維41は元々収納体40の内部に方向が揃わないよう
にランダムに充填しているため、洗濯機等で攪拌して
も、別段、何等の問題も生じない。繊維濾過層35は、粒
状濾過層34の荷重で圧縮して使用状態での密度を大にし
ており、多量の長繊維41を収納体内に高密度で詰め込ん
でおく必要がないため、各長繊維41の表面に付着した微
細なゴミ等が容易に剥離し、洗浄を極めて容易に行うこ
とができる。
【0041】しかも、長繊維41には化学繊維、例えば、
比重が最も軽く、疎水性、伸縮性に優れ、しかも耐摩耗
性、耐薬品性、耐酸・アルカリ性、耐腐食性、耐かび性
に優れたポリプロピレン繊維を用いているので、劣化、
腐食、かび等の問題がなく、洗浄すれば半永久的に使用
することができる。
比重が最も軽く、疎水性、伸縮性に優れ、しかも耐摩耗
性、耐薬品性、耐酸・アルカリ性、耐腐食性、耐かび性
に優れたポリプロピレン繊維を用いているので、劣化、
腐食、かび等の問題がなく、洗浄すれば半永久的に使用
することができる。
【0042】繊維製フィルター39は収納体40の内部に、
細長い長繊維41をランダムに纏めて充填しいるので、長
繊維41の方向を整然と揃えるものに比較して、その製造
が非常に容易である。また多数の長繊維41を無撚り状に
束ねた無撚り紐42を用い、この無撚り紐42をランダムに
纏めて収納体40に充填しているため、非常に細い長繊維
41を使用する場合であっても、繊維製フィルター39を極
く容易に製造できると共に、長繊維41が収納体40から外
部に抜け出ることもない。。
細長い長繊維41をランダムに纏めて充填しいるので、長
繊維41の方向を整然と揃えるものに比較して、その製造
が非常に容易である。また多数の長繊維41を無撚り状に
束ねた無撚り紐42を用い、この無撚り紐42をランダムに
纏めて収納体40に充填しているため、非常に細い長繊維
41を使用する場合であっても、繊維製フィルター39を極
く容易に製造できると共に、長繊維41が収納体40から外
部に抜け出ることもない。。
【0043】更に、長繊維41は疏水性を有する縮れた細
長い化学繊維であるため、水の中でも適度な嵩張りと間
隙を確保し維持できる。
長い化学繊維であるため、水の中でも適度な嵩張りと間
隙を確保し維持できる。
【0044】
【0045】繊維製フィルター39の場合、長繊維41の長
さは、収納体40に充填する場合であれば、その収納体40
から抜け出ない程度で十分であり、必ずしも無撚り紐42
の全長にわたる長さである必要はない。また実施例で
は、粒状濾過層34側から繊維濾過層35側へと湯を上から
下に流すように構成しているが、繊維濾過層35側から粒
状濾過層34側へと湯を下から上に逆方向に流すようにし
ても良い。この場合にも、繊維濾過層35により粒状濾過
層34での湯道の発生を抑制することができる。
さは、収納体40に充填する場合であれば、その収納体40
から抜け出ない程度で十分であり、必ずしも無撚り紐42
の全長にわたる長さである必要はない。また実施例で
は、粒状濾過層34側から繊維濾過層35側へと湯を上から
下に流すように構成しているが、繊維濾過層35側から粒
状濾過層34側へと湯を下から上に逆方向に流すようにし
ても良い。この場合にも、繊維濾過層35により粒状濾過
層34での湯道の発生を抑制することができる。
【0046】
【考案の効果】本考案によれば、通水性及び可撓性を有
する収納体40の内部に、細長い長繊維41を方向が揃わな
いようにランダムに纏めて充填しているため、長繊維41
の方向を整然と揃えるものに比較して、製造が容易であ
り、しかも洗濯機で容易に洗浄できる等と簡便に使用で
きる。
する収納体40の内部に、細長い長繊維41を方向が揃わな
いようにランダムに纏めて充填しているため、長繊維41
の方向を整然と揃えるものに比較して、製造が容易であ
り、しかも洗濯機で容易に洗浄できる等と簡便に使用で
きる。
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】また長繊維41が比重の軽い疏水性、伸縮性
を有する縮れた細長い化学繊維であるため、多数の長繊
維41を適度の嵩張りと間隙を確保した状態で纏めること
ができると共に、軽量で長繊維41の腐食等の問題がな
く、洗浄すれば半永久的に使用することができる。
を有する縮れた細長い化学繊維であるため、多数の長繊
維41を適度の嵩張りと間隙を確保した状態で纏めること
ができると共に、軽量で長繊維41の腐食等の問題がな
く、洗浄すれば半永久的に使用することができる。
【0051】更に多数の長繊維41を無撚り状に束ねた無
撚り紐42を綛状に巻き且つ該無撚り紐42の方向が揃わな
いようにランダムにほぐした状態で収納体40に充填して
いるので、非常に細い長繊維41を使用する場合であって
も、極く容易に製造することができ、しかも適度な嵩張
りを容易に持たせることができる。
撚り紐42を綛状に巻き且つ該無撚り紐42の方向が揃わな
いようにランダムにほぐした状態で収納体40に充填して
いるので、非常に細い長繊維41を使用する場合であって
も、極く容易に製造することができ、しかも適度な嵩張
りを容易に持たせることができる。
【図1】本考案の実施例を示す循環式温水浄化装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】本考案の実施例を示す循環式温水浄化装置の縦
断面図である。
断面図である。
【図3】本考案の実施例を示す循環式温水浄化装置の濾
過タンク部分の分解斜視図である。
過タンク部分の分解斜視図である。
【図4】本考案の実施例を示す繊維製フィルターの斜視
図である。
図である。
【図5】従来の循環式温水浄化装置の概略説明図であ
る。
る。
1 ケース本体 2 浴槽 7 濾過タンク 8 ポンプ 34 粒状濾過層 35 繊維濾過層 37 濾過材 39 繊維製フィルター 40 収納体 41 長繊維 42 無撚り紐
Claims (1)
- 【請求項1】 通水性及び可撓性を有する収納体(40)の
内部に、細長い長繊維(41)を方向が揃わないようにラン
ダムに纏めて充填した繊維製フィルターであって、長繊
維(41)が比重の軽い疏水性、伸縮性を有する縮れた細長
い化学繊維であり、多数の長繊維(41)を無撚り状に束ね
た無撚り紐(42)を綛状に巻き且つ該無撚り紐(42)の方向
が揃わないようにランダムにほぐした状態で収納体(40)
に充填したことを特徴とする繊維製フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993063040U JP2607207Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 繊維製フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993063040U JP2607207Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 繊維製フィルター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725910U JPH0725910U (ja) | 1995-05-16 |
JP2607207Y2 true JP2607207Y2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=13217830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993063040U Expired - Lifetime JP2607207Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 繊維製フィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607207Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP1993063040U patent/JP2607207Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0725910U (ja) | 1995-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090216 Year of fee payment: 8 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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