JP2606997Y2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2606997Y2
JP2606997Y2 JP1993052495U JP5249593U JP2606997Y2 JP 2606997 Y2 JP2606997 Y2 JP 2606997Y2 JP 1993052495 U JP1993052495 U JP 1993052495U JP 5249593 U JP5249593 U JP 5249593U JP 2606997 Y2 JP2606997 Y2 JP 2606997Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トランスの二次側の同
期整流を可能にしたスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のシングルエンドフォワード
コンバータの一例を示すものであり、同図において、直
流入力電圧Viは一次側と二次側とを絶縁するトランス
1の一次巻線1Aに印加されており、トランジスタから
なるスイッチング素子2をスイッチングすることで、ト
ランス1の二次巻線1Bに一次巻線1Aに比例した電圧
が誘起される。そして、このトランス1の二次巻線1B
からの電圧は、ダイオード3,4と、チョークコイル5
および平滑コンデンサ6とにより構成される整流平滑回
路により整流平滑され、出力端子+V,−Vに所定の直
流出力電圧Voが供給される。一方、直流出力電圧Vo
を安定化するための帰還ループとして、出力端子+V,
−V間には分圧用の抵抗7,8が接続され、この抵抗
7,8の接続点から直流出力電圧Voの検出電圧がパル
ス幅制御回路9に印加される。パルス幅制御回路9はこ
の検出電圧に基づいて、直流出力電圧Voを一定に保つ
ようにスイッチング素子2のパルス導通幅を制御する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術のスイッ
チング電源装置では、整流平滑回路を構成する整流ダイ
オード3やフライホイールダイオード4に代わり、MO
S型FETなどのスイッチ手段を二次整流部として挿入
接続する同期整流方式が従来公知である。しかしなが
ら、上記の回路構成では、スイッチング素子2をオフし
た後に発生するトランス1の一次巻線1Aのフライバッ
ク電圧が一定の値とはならないため、二次側ダイオード
3,4に代わりMOS型FETを用いた場合には、トラ
ンス1の二次巻線1Bを介してこのFETに加わる電圧
も一定しなくなり、FET自体の動作が不安定になる虞
れがある。こうした事態を避けるために、一般にはトラ
ンス1に補助巻線を設け、この補助巻線からの駆動信号
をFETのゲートに供給するなどの対策を行っている
が、FETを安定動作させるための素子が別に要求され
るため、回路の簡素化および装置の小形化を図ることが
できない。
【0004】そこで、本考案は上記問題点を解決して、
回路構成を複雑化させることなく容易に同期整流を実現
することの可能なスイッチング電源装置を提供すること
をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、一次側と二次
側とを絶縁し、一次巻線および二次巻線どうしを直列接
続した一対の第1および第2のトランスと、この一対の
トランスの各一次巻線に印加される直流入力電圧をオ
ン,オフ制御する第1のスイッチング素子と、この第1
のスイッチング素子と交互にオン,オフする第2のスイ
ッチング素子とコンデンサとの直列回路で構成され、
第2のスイッチング素子のオン時に前記一対のトラン
スのフライバック電圧をクランプするクランプ手段と、
前記一対のトランスの各二次巻線に誘起された電圧を整
流する第1のスイッチ手段と第2のスイッチ手段からな
る二次整流部とを有し、前記第1のスイッチング素子が
オンすると、前記一対のトランスの各二次巻線に誘起さ
れた電圧により、前記第1のスイッチ手段はオフする一
方で前記第2のスイッチ手段はターンオンし、前記第1
のトランスの二次巻線はエネルギーを蓄積するととも
に、前記第2のトランスの二次巻線は出力端子に直接出
力電流を供給し、前記第1のスイッチング素子がオフす
ると、前記一対のトランスの各二次巻線に誘起された電
圧により、前記第2のスイッチ手段はオフする一方で前
記第1のスイッチ手段はターンオンし、前記第2のトラ
ンスの二次巻線はエネルギーを蓄積するとともに、前記
第1のトランスの二次巻線は前記出力端子に直接出力電
流を供給するように構成したものである。
【0006】
【作用】上記構成により、第1のスイッチング素子をオ
フした後に一対のトランスの一次側に発生するフライバ
ック電圧は、第1のスイッチング素子と交互にオン,オ
フするクランプ手段の第2のスイッチング素子がターン
オンすることによってコンデンサに充電され、一定の電
圧レベルに抑制されるため、この一対のトランスの二次
側に誘起された電圧も一定の値にクランプされ、安定し
た状態で二次整流部を構成する第1のスイッチ手段およ
び第2のスイッチ手段側に供給することができる。した
がって、単に二次巻線ラインから第1のスイッチ手段お
よび第2のスイッチ手段に直接駆動信号を供給するよう
にしても、これらの第1のスイッチ手段および第2のス
イッチ手段は安定動作し、回路構成を複雑化させること
なく、第1のスイッチ手段および第2のスイッチ手段の
スイッチ動作により容易に同期整流を実現することが可
能になる。
【0007】また、第1のスイッチング素子がオンする
と、第1のスイッチ手段がオフする一方で第2のスイッ
チ手段がターンオンし、一方のトランスの二次巻線はエ
ネルギーを蓄積するとともに、他方のトランスの二次巻
線は出力端子に直接出力電流を供給する。さらに、第1
スイッチング素子がオフすると、今度は第2のスイッ
チ手段がオフする一方で前記第1のスイッチ手段がター
ンオンし、他方のトランスの二次巻線はエネルギーを蓄
積するとともに、前記一方のトランスの二次巻線は出力
端子に直接出力電流を供給する。このように、第1の
イッチング素子のオン,オフに伴なって、一対のトラン
スの二次巻線は一方ではエネルギーを蓄え、他方ではそ
れまで蓄えられていたエネルギーを出力電流として放出
するので、あたかも従来の整流平滑回路を構成するチョ
ークコイルのように作用し、チョークコイルを介さず直
接出力端子に出力電流を供給できる。よって、さらに回
路構成を簡素化することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき、添付図面を
参照して説明する。図1および図2は本考案の一実施例
を示し、回路構成を示す図1において、11,12は一次側
と二次側とを絶縁する一対の第1および第2のトランス
であり、各トランス11,12の一次巻線11A,12Aおよび
二次巻線11B,12Bどうしが直列接続される。トランス
11,12の一次巻線11A,12Aと第1のスイッチング素子
たるMOS型FET13との直列回路が入力端子+Vi
n,−Vin間に接続され、この入力端子+Vin,−
Vinを介して直流入力電圧Viが印加されるようにな
っている。また、トランス11,12の一次巻線11A,12A
間には、クランプ手段を構成するブロッキングコンデン
サ14と第2のMOS型FET15との直列回路が接続され
る。各FET13,15のドレイン・ソース間には、図示し
ないがそれぞれ固有のキャパシタンスを有するキャパシ
タと、ボディーダイオードとの並列回路がFET13,15
自体の特性として存在する。さらに、入力端子+Vi
n,−Vin間にはコンデンサ16が接続される。そし
て、これらFET13,15のゲートには、パルス幅制御回
路17からの駆動信号が適当なデッドタイムを持ちながら
交互に与えられ、この駆動信号のパルス幅を制御するこ
とにより、トランス11,12の二次巻線11B,12Bを介し
て出力端子+Vout,−Vout間に出力される出力
電圧Voが一定に保たれる。
【0009】一方、トランス11,12の二次側において、
二次巻線11B,12B間の接続点には出力端子+Vout
が接続されるとともに、二次巻線11Bのドット側端子に
は、トランス11,12の二次巻線11B,12Bに誘起された
電圧を整流する二次整流部を構成する第1のスイッチ手
段たる一方のMOS型FET18のドレインが接続され
る。また、二次巻線12Bの非ドット側端子には、同じく
二次整流部を構成する第2のスイッチ手段たる他方のM
OS型FET19のドレインが接続される。これらのFE
T18,19のソースはともに接地されており、この接地ラ
インに出力端子−Voutが接続される。さらに、FE
T18のゲートは抵抗20を介して二次巻線12Bの非ドット
側ラインに接続され、かつ、FET19のゲートは抵抗21
を介して二次巻線11Bのドット側ラインに接続される。
二次巻線11B,12B間の接続点と接地ラインとの間には
平滑コンデンサ22が接続され、前記FET18,19および
コンデンサ22により整流平滑された直流出力電圧Voが
出力端子+Vout,−Voutの間に供給されるよう
になっている。さらに、直流出力電圧Voを安定化させ
るための帰還ループとして、この直流出力電圧Voの変
動に対応した検出電圧をパルス幅制御回路17に供給する
出力電圧検出回路23が設けられる。
【0010】次に、上記構成におけるスイッチング電源
装置の動作およびその作用を、図2に示す波形図ととも
に詳述する。なお、この図2において、最上段の波形は
トランス12の一次巻線12Aの非ドット側電圧Vxを示し
たものであり、以下、FET19のゲート・ソース間電圧
VGSおよびドレイン・ソース間電圧VDSと、FET18の
ゲート・ソース間電圧VGSおよびドレイン・ソース間電
圧VDSとの波形をそれぞれ示している。先ず、トランス
11,12の一次側において、パルス幅制御回路17からの駆
動信号により、FET13をオン,オフ制御することによ
って、直流入力電圧Viがトランス11,12の一次巻線11
A,12Aに断続的に印加される。一方、FET15は前記
FET13と交互にオン,オフし、かつ、各FET13,15
のオン,オフ切換り時において一定のデッドタイムDT
1,DT2が存在するように制御されている。このと
き、FET15がターンオフしてからFET13がターンオ
ンするまでのデッドタイムDT1間に、各トランス11,
12の一次巻線11A,12Aに蓄積されたエネルギーにより
FET13内に存在するキャパシタを放電させ、かつ、F
ET13がターンオフしてからFET15がターンオンする
までのデッドタイムDT2間に、一次巻線11A,12Aに
蓄積されたエネルギーによりFET15内に存在するキャ
パシタを放電させるように各FET13,15をスイッチン
グ制御すれば、各FET13,15におけるスイッチング損
失は最小になり、いわゆる零電圧スイッチングが達成さ
れる。
【0011】上記各FET13,15における一連の動作
中、FET13がオフするとトランス11,12の一次巻線11
A,12Aにフライバック電圧が発生し、各一次巻線11
A,12Aは一種の定電流源として作用するが、FET15
がターンオンするとこれらの一次巻線11A,12Aに発生
するフライバック電圧は低インピーダンスのコンデンサ
14側に充電され、略一定の値にクランプされる。したが
って、一次巻線12Aの非ドット側電圧Vxは、FET15
がターンオンするとコンデンサ14の充電によって略一定
の値に保持され、結果的に矩形状に波形整形される。
【0012】一方、トランス11,12の二次側では、各F
ET13,15のオン,オフ動作に伴って、一次巻線11A,
12Aに比例した電圧が二次巻線11B,12Bに発生する。
まず、FET13がオンすると、一次巻線11A,12Aのド
ット側に正極性の電圧が加わるため、二次巻線11B,12
Bのドット側に正極性の電圧が誘起される。このとき、
一方のFET18のゲート・ソース間電圧VGSはLレベル
であり、FET18はカットオフ状態となるため、FET
18のドレイン・ソース間電圧VDSはHレベルとなる。一
方、このFET18がカットオフ状態になることにより発
生するFET18のドレイン・ソース間の阻止電圧は、他
方のFET19をターンオンするのに充分な駆動信号とし
て、二次巻線11Bのドット側ラインから抵抗21を介して
FET19のゲートに与えられる。したがって、FET19
はターンオンしてそのドレイン・ソース間電圧VDSがL
レベルとなり、トランス12の二次巻線12B側において、
図1に示す矢印の向きに出力電流が供給される。
【0013】次いで、FET13がターンオフした後FE
T15がオンすると、今度は一次巻線11A,12Aの非ドッ
ト側の電位が高くなり、二次巻線11B,12Bの非ドット
側に正極性の電圧が誘起される。このとき、トランス1
1,12の一次側に発生するフライバック電圧はコンデン
サ14の充電により略一定にクランプされるため、二次巻
線11B,12Bには安定した状態で電圧が誘起される。そ
して、他方のFET19のゲート・ソース間電圧VGSはL
レベルとなり、このFET19はカットオフ状態となるた
め、FET19のドレイン・ソース間電圧VDSはHレベル
となる。これに対して、このFET19がカットオフ状態
になることにより発生するFET19のドレイン・ソース
間の阻止電圧は、一方のFET18をターンオンするのに
充分な駆動信号として、二次巻線12Bの非ドット側ライ
ンから抵抗20を介してFET18のゲートに与えられる。
したがって、FET18はターンオンしてそのドレイン・
ソース間電圧VDSがLレベルとなり、トランス11の二次
巻線11B側において、図1に示す矢印の向きに出力電
流が供給される。そして、FET13,15のオン,オフ動
作を繰り返すことで、各トランス11,12の二次巻線11
B,12Bからそれぞれ出力電流,が交互に与えら
れ、平滑コンデンサ22を介して出力端子+Vout,−
Vout間に直流出力電圧Voが発生する。
【0014】以上のように上記実施例によれば、トラン
ス11,12の一次側にコンデンサ14と、FET13と交互に
オン,オフするFET15とにより構成されるクランプ手
段を設け、このクランプ手段を介してFET13のオフ時
に一対のトランス11,12の各一次巻線11A,12Aより発
生するフライバック電圧を略一定にクランプすることに
よって、二次巻線11B,12Bより誘起される電圧を安定
した状態で二次整流部であるFET18,19側に供給する
ことができる。したがって、従来のように補助巻線など
を設けずに、単に二次巻線11B,12BラインとFET1
8,19のゲートとを抵抗20,21を介して直接接続し、こ
の二次巻線11B,12Bラインから各FET18,19のゲー
トに駆動信号を供給するように構成しても、二次巻線11
B,12B間に誘起される電圧は略一定値に保持されてい
るため、FET18,19を安定動作させることが可能とな
り、回路構成を複雑化させることなく、一対のFET1
8,19によるスイッチ動作により容易に同期整流を実現
することが可能となる。
【0015】また、FET13がオンすると、トランス1
1,12の各二次巻線11B,12Bのドット側に誘起された
電圧により、FET18がオフする一方でFET19がター
ンオンし、トランス11の二次巻線11Bはエネルギーを蓄
積するとともに、トランス12の二次巻線12Bは出力端子
+Voutに直接出力電流を供給する。さらに、FET
13がオフすると、11,12の各二次巻線11B,12Bの非ド
ット側に誘起された電圧により、今度はFET19がオフ
する一方でFET18がターンオンし、トランス12の二次
巻線12Bはエネルギーを蓄積するとともに、トランス11
の二次巻線11Bは出力端子+Voutに直接出力電流を
供給する。このように、FET13のオン,オフに伴なっ
て、トランス11,12の二次巻線11B,12Bは一方ではエ
ネルギーを蓄え、他方ではそれまで蓄えられていたエネ
ルギーを出力電流として放出するので、あたかも従来の
整流平滑回路を構成するチョークコイルのように作用
し、チョークコイルを介さず直接出力端子に出力電流を
供給できる。よって、さらに回路構成を簡素化すること
ができる。
【0016】図3および図4は、本考案の他の実施例を
それぞれ示したものである。なお、同図において、前記
図1と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分
の説明については省略する。図3および図4は、FET
18,19のゲートと二次巻線11B,12Bライン間の変形例
であり、図3に示すように抵抗20の両端間にダイオード
41を接続することも可能であり、また、図4に示すよう
にスピードアップコンデンサ42を接続することも可能で
ある。さらに、図3におけるダイオード41の接続方向を
逆にしてもよい。
【0017】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。スイッチング素子や二次整流部は、実
施例中に示すMOS型FETに限らず、トランジスタな
どを用いることも可能である。
【0018】
【考案の効果】本考案は、一次側と二次側とを絶縁し、
一次巻線および二次巻線どうしを直列接続した一対の第
1および第2のトランスと、この一対のトランスの各一
次巻線に印加される直流入力電圧をオン,オフ制御する
第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素
子と交互にオン,オフする第2のスイッチング素子とコ
ンデンサとの直列回路で構成され、前記第2のスイッチ
ング素子のオン時に前記一対のトランスのフライバック
電圧をクランプするクランプ手段と、前記一対のトラン
スの各二次巻線に誘起された電圧を整流する第1のスイ
ッチ手段と第2のスイッチ手段からなる二次整流部とを
有し、前記第1のスイッチング素子がオンすると、前記
一対のトランスの各二次巻線に誘起された電圧により、
前記第1のスイッチ手段はオフする一方で前記第2のス
イッチ手段はターンオンし、前記第1のトランスの二次
巻線はエネルギーを蓄積するとともに、前記第2のトラ
ンスの二次巻線は出力端子に直接出力電流を供給し、前
第1のスイッチング素子がオフすると、前記一対のト
ランスの各二次巻線に誘起された電圧により、前記第2
のスイッチ手段はオフする一方で前記第1のスイッチ手
段はターンオンし、前記第2のトランスの二次巻線はエ
ネルギーを蓄積するとともに、前記第1のトランスの二
次巻線は前記出力端子に直接出力電流を供給するように
構成したものであり、回路構成を複雑化させることなく
容易に同期整流を実現することの可能なスイッチング電
源装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】同上各部の電圧変化を示す波形図である。
【図3】他の実施例を示す回路図である。
【図4】他の実施例を示す回路図である。
【図5】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
11 一方のトランス 12 他方のトランス 11A,12A 一次巻線 11B,12B 二次巻線 13 FET(第1のスイッチング素子) 14 コンデンサ(クランプ手段) 15 FET(クランプ手段,第2のスイッチング素子) 18 FET(二次整流部,第1のスイッチ手段) 19 FET(二次整流部,第2のスイッチ手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側と二次側とを絶縁し、一次巻線お
    よび二次巻線どうしを直列接続した一対の第1および第
    2のトランスと、この一対のトランスの各一次巻線に印
    加される直流入力電圧をオン,オフ制御する第1のスイ
    ッチング素子と、この第1のスイッチング素子と交互に
    オン,オフする第2のスイッチング素子とコンデンサと
    の直列回路で構成され、前記第2のスイッチング素子の
    オン時に前記一対のトランスのフライバック電圧をクラ
    ンプするクランプ手段と、前記一対のトランスの各二次
    巻線に誘起された電圧を整流する第1のスイッチ手段と
    第2のスイッチ手段からなる二次整流部とを有し、前記
    第1のスイッチング素子がオンすると、前記一対のトラ
    ンスの各二次巻線に誘起された電圧により、前記第1の
    スイッチ手段はオフする一方で前記第2のスイッチ手段
    はターンオンし、前記第1のトランスの二次巻線はエネ
    ルギーを蓄積するとともに、前記第2のトランスの二次
    巻線は出力端子に直接出力電流を供給し、前記第1の
    イッチング素子がオフすると、前記一対のトランスの各
    二次巻線に誘起された電圧により、前記第2のスイッチ
    手段はオフする一方で前記第1のスイッチ手段はターン
    オンし、前記第2のトランスの二次巻線はエネルギーを
    蓄積するとともに、前記第1のトランスの二次巻線は前
    記出力端子に直接出力電流を供給するように構成したこ
    とを特徴とするスイッチング電源装置。
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