JP2606986Y2 - リンケージ型液圧制御弁 - Google Patents

リンケージ型液圧制御弁

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JP2606986Y2
JP2606986Y2 JP1993011515U JP1151593U JP2606986Y2 JP 2606986 Y2 JP2606986 Y2 JP 2606986Y2 JP 1993011515 U JP1993011515 U JP 1993011515U JP 1151593 U JP1151593 U JP 1151593U JP 2606986 Y2 JP2606986 Y2 JP 2606986Y2
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lever
hydraulic pressure
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Inventor
郁男 竹本
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株式会社リズム
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レバーが制御プランジ
ャーから離れる方向の変位を規制し、かつ、レバーとプ
ランジャーの当接部の芯ずれを規制するストッパ部材を
備えたリンケージ型液圧制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この後のリンケージ型液圧制御弁
としては、例えば次のようなものが知られている。すな
わち、このリンケージ型液圧制御弁においては、車軸と
シャシーとの間の積載荷重に応じた変位をセンサスプリ
ングによりセンサスプリング荷重に変換し、レバーに固
着したプッシュロッドを介して制御プランジャーに伝達
し、制御プランジャーを押圧、移動させることで、所定
のスプリットポイントを得るとともに、制御プランジャ
ー内に内蔵したポペット弁による内部流路の開閉で所定
の減圧制御を行っていた。
【0003】また、このリンケージ型液圧制御弁におい
ては、レバーにストッパ部材を摺動自在に挿入すること
で、レバーが制御プランジャーから離れる方向の変位を
規制し、かつ、レバーを貫通したストッパ部材をバルブ
ボディにねじ込み固定することで、レバーに固定したプ
ッシュロッドと制御プランジャーの当接部の芯ずれを規
制するようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリンケージ型液圧制御弁にあっては、図5に
示すように、ストッパ部材1はレバー2に形成した挿入
孔3に挿入されているため、レバー2とストッパ部材1
の摺動時にこすれ音が発生するという問題点があった。
【0005】本考案は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、レバーのストッパ部材の摺動
部を屈曲部とするか、または、摺動部にガイド部材を設
けることにより、こすれ音の発生を防止することを目的
とする。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記目的を達成するた
めに、本考案は、車軸とシャシーとの間の積載荷重に応
じた変位をセンサスプリング荷重に変換し、レバーを介
して制御プランジャーに伝達するとともに、前記レバー
が前記制御プランジャーから離れる方向の変位を規制し
かつ前記レバーと前記プランジャーの当接部の芯ずれを
規制するストッパ部材を有するリンケージ型液圧制御弁
において、前記レバーの前記ストッパ部材との摺動部を
屈曲部としたことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】このような構成を備えた本考案のリンケージ型
液圧制御弁によれば、レバーのストッパ部材との摺動部
を屈曲部としたため、ストッパ部材とレバーの屈曲部が
摺動することになり、摺動抵抗を低下させることができ
る。その結果、こすれ音の発生を防止することができ
る。
【0009】また、レバーのストッパ部材との摺動部に
合成樹脂のような低摩擦係数の材料で形成したガイド部
材を設けるようにしたため、レバーとストッパ部材が摺
動するときの摺動抵抗を低下させることができる。その
結果、こすれ音の発生を防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本考案の一実施例を示す図である。
図2および図3において、11はバルブボディであり、
バルブボディ11には段差のある収納孔12が形成さ
れ、収納孔12内には制御プランジャー13が摺動自在
に収納される。制御プランジャー13には内部流路14
が形成され、内部流路14の開口部には弁座15が固定
される。
【0011】16は弁座15に着座するポペット弁であ
り、ポペット弁16は、内部流路14を開閉する。制御
プランジャー13と収納孔12の間には、オイルシール
17が介装され、オイルシール17は作動液のもれを防
止する。また、制御プランジャー13に形成した溝18
にはOリング19が介装され、Oリング19も作動液の
もれを防止する。
【0012】入口ポートからのマスタ液圧Pmは、矢印
Bで示すように供給され、出口ポート20より矢印Cで
示すように、制御されたリア液圧Prをリアホイールシ
リンダに供給する。すなわち、制御プランジャー13の
移動により、所定のスプリットポイントが得られ、ポペ
ット弁16による内部流路14の開閉で液圧が減圧制御
される。
【0013】21は制御プランジャー13を押圧するプ
ッシュロッドであり、プッシュロッド21はレバー22
に形成した取付孔に挿入されて、レバー22に固定され
る。バルブボディ11に形成された開口部23には円筒
部材24がねじ込まれ、円筒部材24とプッシュロッド
21の間にはリターンスプリング25が介装される。ま
た、円筒部材24上に設けられたリテーナ26とプッシ
ュロッド21の間にはプロポーショニングスプリング2
7が介装される。
【0014】また、開口孔23の中に湿気やホコリの侵
入を防ぐために、プッシュロッド21にダストカバー2
8を取り付け、開口孔23に嵌着している。レバー22
の一端部は、バルブボディ11の端部11Aに折り曲げ
られて固定され、他端部にはスプリングガイド部29が
回動自在に取り付けられる。スプリングガイド部29に
は、センサスプリング30が取り付けられる。センサス
プリング30は、車軸とシャシーとの間の積載荷重に応
じた変位をセンサスプリング荷重に変換し、レバー22
を介して制御プランジャー13に伝達する。
【0015】31はストッパ部材であり、ストッパ部材
31は、ボルト頭部32と、ねじなし軸部33と、ねじ
付き軸部34で構成される。ボルト頭部32に連結する
ねじなし軸部33はレバー22に挿入される。これによ
り、レバー22が制御プランジャー13から離れる方向
の変位を規制する。すなわち、レバー22が制御プラン
ジャー13から離れるのをボルト頭部32により規制す
る。
【0016】ねじ付き軸部34はバルブボディ11にね
じ込まれ、ロックナット35とワッシャ36により固定
される。これにより、レバー22に固定したプッシュロ
ッド21と制御プランジャー13の当接部の芯ずれを規
制する。次に、図2のA−A矢視図を図1に示す。図1
において、レバー22のストッパ部材31との摺動部を
屈曲部37としている。ストッパ部材31は、レバー2
2の屈曲部37で摺動するようになるため、摺動抵抗を
低下させることができる。その結果、こすれ音の発生を
防止することができる。
【0017】なお、38は取付孔39が形成されたバル
ブボディ11の突出部、40はバルブボディ11に形成
された他の取付孔、41はレバー22に形成された丸孔
である。次に、図4は本考案の他の実施例の要部を示す
図である。図4において、31はストッパ部材、22は
レバーであり、レバー22のストッパ部材31との摺動
部には、ガイド部材42が設けられている。
【0018】ガイド部材42は、合成樹脂のような低摩
擦係数の材料で形成される。したがって、本実施例にお
いても、レバー22とストッパ部材31との摺動部にお
ける摺動抵抗を低下させることができる。その結果、こ
すれ音の発生を防止することができる。
【0019】
【考案の効果】以上説明してきたように、本考案によれ
ば、レバーのストッパ部材との摺動部を、屈曲部とした
ため、または、レバーのストッパ部材との摺動部に合成
樹脂のような低摩擦係数の材料で形成したガイド部材を
設けるようにしたため、摺動部の摺動抵抗を低下させる
ことができるので、こすれ音の発生を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図
【図2】正面図
【図3】要部を示す図
【図4】本考案の他の実施例の要部を示す図
【図5】問題点の説明図
【符号の説明】
11:バルブボディ 11A:端部 12:収納孔 13:制御プランジャー 14:内部流路 15:弁座 16:ポペット弁 17:オイルシール 18:溝 19:Oリング 20:出口ポート 21:プッシュロッド 22:レバー 23:開口部 24:円筒部材 25:リターンスプリング 26:リテーナ 27:プロポーショニングスプリング 28:ダストカバー 29:スプリングガイド部 30:センサスプリング 31:ストッパ部材 32:ボルト頭部 33:ねじなし軸部 34:ねじ付き軸部 35:ロックナット 36:ワッシャ 37:屈曲部 38:突出部 39,40:取付孔 41:開口部 42:ガイド部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車軸とシャシーとの間に積載荷重に応じた
    変位をセンサスプリング荷重に変換し、レバーを介して
    制御プランジャーに伝達するとともに、前記レバーが前
    記制御プランジャーから離れる方向の変位を規制しかつ
    前記レバーと前記プランジャーの当接部の芯ずれを規制
    するストッパ部材を有するリンケージ型液圧制御弁にお
    いて、 前記レバーの前記ストッパ部材との摺動部を屈曲部とし
    たことを特徴とするリンケージ型液圧制御弁。
JP1993011515U 1993-03-16 1993-03-16 リンケージ型液圧制御弁 Expired - Fee Related JP2606986Y2 (ja)

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