JP2606689Y2 - 証票連続体 - Google Patents

証票連続体

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JP2606689Y2
JP2606689Y2 JP1993046589U JP4658993U JP2606689Y2 JP 2606689 Y2 JP2606689 Y2 JP 2606689Y2 JP 1993046589 U JP1993046589 U JP 1993046589U JP 4658993 U JP4658993 U JP 4658993U JP 2606689 Y2 JP2606689 Y2 JP 2606689Y2
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芳久 小川
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野崎印刷紙業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、商品に取り付けて品
番、価格あるいは商品の特徴などを表示するタグや自動
販売されるチケットなどの証票に関する。
【0002】
【従来の技術】タグやチケットあるいはラベルなどの証
票は本来個別に使用されるもので、使用状態は枚葉(一
枚ずつ独立した紙片になっている状態)である。しか
し、タグやチケットは通常、小形であり、また、ラベル
などは薄いのでこれらに対し印字などの処理を行うと
き、枚葉であると取り扱いにくい。そこで、図4(イ)
(ロ)のように各証票を帯状に連続体としている。これ
により自動処理上の問題は一応解決しているのである
が、帯状の用紙aに単に用紙aを横断する方向のミシン
目bを入れて各証票領域cを設定したり、あるいは横断
方向のカット予定線dを設定し、例えばプリンタに設け
られたギロチン式のカッターやロータリーカッターでカ
ット予定線dを切断して各証票領域cを切り離すだけで
あった。
【0003】このため、図4(イ)〜(ニ)のように、
証票の輪郭を優美なものとするために角部分となる箇
所にあらかじめ曲線による切り込みeを設けておいて
も、ミシン目bの場合は引きちぎった箇所にバリfが残
って目立ち、目的とする輪郭は活きていない(ハ)。カ
ット予定線bの場合にも、連続していた部分が2分され
た残存部gが残っており、やはり、目的の輪郭線は活き
ていない(ニ)。この様なバリfや残存部gを除くには
二次カットを必要とする。
【0004】また、用紙aを横断する方向のミシン目c
やカット予定線dは、証票領域cがタグなどであって図
のように糸付きの場合、ミシン目用の刃やカッターが糸
に近接するので、糸も切断してしまうことが多い。さら
に、横断する方向のミシン目cやカット予定線dは、打
ち抜き時やカット時に一時的にせよ用紙aの送りを停止
させる間欠送りとする必要があり、停止させる機構や停
止のタイミングとりなどが必要で構造が複雑になる上、
証票領域cに対する処理の能率を上げにくい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、帯状の連
続体から個々の証票を、目的としたきれいな輪郭線を達
成して分離し、また、分離作動を連続的に行える証票連
続体および、糸付き証票の分離作動時に糸を切断するこ
とが少ない証票連続体の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】帯状の用紙に形成される
証票連続体に関する。用紙の側辺に連結部を残して用紙
の長手方向に平行な線および用紙を横断する方向の線を
基本として個々の証票領域が設定されている。証票領域
に関して連結部とつながっている前記用紙の進行方向と
平行な線がスリット予定線とされる。
【0007】証票領域における前記のスリット予定線以
外の輪郭線があらかじめ打ち抜かれている。次の構成を
備えることは好ましい。連結部に、連続体タグの送り出
しや個々の証票に対する印字など、証票取扱い上のタイ
ミング信号となる信号部が設けられていること。連結部
に証票連続体の送り出し用の送り孔が形成されているこ
と。
【0008】連結部は用紙の一側辺にのみ形成されてお
り、個々の証票領域の前記連結部から遠い側の辺に証票
取り付け糸が取付けられていること。証票連続体が所定
数の証票領域を単位として折り仕上げされていること。
印字済み個別証票を得るプリンタは、印字機構とスリッ
ターを備え、スリッターによって証票連続体のスリット
予定線を切断し、証票領域を分離し個別証票とする。
【0009】
【実施例】図1は、本考案による証票連続体1で、証票
2としてタグを製作するために厚手の用紙3が用いられ
ている。用紙3の一側辺4に沿って長手方向に平行な線
a(平行線aとする)と用紙3を横断する線b(横断線
bとする)を基本として証票領域5が設定され、また、
平行線aと一側辺の紐状部分が連結部6とされている。
【0010】証票領域5の輪郭は長手方向に平行な線a
の部分をスリット予定線7として除き、その他の部分が
打ち抜かれている。すなわち、証票領域5の丸みを持た
せた隅曲線部8と横断線bの部分が打ち抜かれる。な
お、それぞれの隅曲線部8は隣接する証票領域5の隅部
に共通な一個の打抜き部9で形成される。打ち抜き部9
は連結部6に食い込んで多少大きめに形成される。符号
10は送り孔で、連結部6に一定間隔で所定の配置に打
ち抜かれて形成されている。符号11は糸付け孔で証票
領域5の連結部6から遠い側の辺近くに形成されてい
る。
【0011】そして、証票連続体1はロール形に巻き取
られて製品に仕上げられるか、所定数の証票領域5ごと
に折り曲げられて製品に仕上げられる(折り仕上げ)。
製品としては、折り仕上げの方が、各証票領域5に曲り
癖が付かず、独立した証票2とされたときに湾曲したり
することがなく、優れている。
【0012】製品の証票連続体1は図2に概略で示すよ
うなプリンタ15で各証票領域5ごとに必要な印字が為
されるとともに個別に分離した独立の証票2とされる。
プリンタ15は印字機構16、搬送機構17およびスリ
ッター18を備える。
【0013】印字機構16はソレノイド19で上下に駆
動される印字ヘッド20とこれを受けるプラテン21、
リボン巻きだしリール22、リボン巻取リール23およ
びプラテン21を駆動するモーターM2 とリボン巻取リ
ール23を駆動するモーターM4などで構成され、イン
クリボンが巻きだしリール22から印字ヘッド20の印
字面を通過して巻取リール23に掛けまわされている。
符号S1 はリボン検出センサーである。
【0014】搬送機構17は、ホッパー24、引き込み
ローラー25、受けローラー26および引きローラー2
7を備え、これらローラーはそれぞれが一対で構成さ
れ、上側と下側でそれぞれ一組とされ、各組みにベルト
28が張架されている。上下のベルト28は対接してい
る。また、各組みのベルト28は左右に分離しており、
それぞれが証票連続体1の両側辺の部分に接する。引き
込みローラー25がモーターM1 で駆動され、ベルト2
8が回動される。符号S2 は証票領域5を検出するセン
サーで、送り孔10、糸付け孔11などを検出する。あ
るいは、証票連続体1の連結部6に設けた磁性インクに
よるスポット印刷のような他の信号部であっても良い。
【0015】スリッター18は回転面をベルト28の移
動方向と平行にした回転刃29,29が証票連続体1に
おける左右の平行線aの位置に対応して上下に対向し、
かつ、刃先を少し重合させるようにして配置されており
(図3)、モーターM3 で駆動回転される。
【0016】したがって、今、ホッパー24に証票連続
(図では折り仕上げ)を入れ、一端を引込みローラ
ー25にくわえさせると、証票連続体1はベルト28で
送られ各証票領域5に印字が行われる。印字タイミング
はセンサーS2 の信号を基に判断される。各証票領域5
を印字箇所に送り込む操作は、連結部6によって各証票
領域5が結合されて証票連続体1に構成されているので
確実である。
【0017】印字が終了した証票連続体1はベルト28
でさらに送られてスリッター18の上下回転刃29の間
を通過して、平行線aの部分、すなわち、スリット予定
線7が切断され、連結部6と証票領域5が分離される。
分離された証票領域5は輪郭の他の部分がすでに打ち抜
かれているので、各証票領域5はそれぞれ独立した証票
2(タグ)となる。また、糸付け孔11から十分に遠い
箇所をスリッター18の回転刃29が通過するので、す
でに取り付けられている糸を切断してしまったりするこ
とがない。
【0018】この場合、スリッターに18による切断は
滑らかであり、また、連続して行えるので証票連続体1
の送りを間欠的にする必要がない。さらに、平行線aに
沿って正確に切断することができるから、一度の切断で
切断線にバリや残存部のないきれいな輪郭線を持つ証票
2を得られる。分離された連結部6とすでに独立してい
る証票2はベルト28によってさらに送られ、引きロー
ラー27の箇所から前方に送り出される。なお、証票領
域5の形態は以上の実施例で示したような矩形を基本と
するものに限らず、横断線bが円弧となるものや、全体
としての形状が平行四辺形となるものであっても良い。
以上は実施例であって、本考案は図示した具体的な構成
に限定されない。
【0019】証票領域5に対する連結部6からの分離と
印字の手順は分離が先であっても良い。タグを中心に説
明したが本考案は自動販売機にセットするチケットやカ
ードなどの厚ものからラベルなどの薄ものまでの証票2
一般に適用することが出来る。
【0020】
【考案の効果】証票連続体から輪郭のきれいな証票を得
られる。製品としての証票の輪郭を分離作動時の一度の
切断作用できれいに仕上げることができ、生産効率が向
上する。厚手のタグ、チケットをプリンタなどの機器に
連続体として供給できるので、各タグ、チケット(証
票)を一枚ずつ確実に送り込み、また、正確に位置決め
することができる。
【0021】証票連続体において用紙の長手方向と平行
な線だけをスリットするので、連結部と各証票領域を分
離するときに連続体の送りを一時停止させる必要がな
く、証票連続体に対する処理能率が向上する。証票連続
体を、用紙の一側辺にのみ連結部が形成され、個々の証
票領域の前記連結部から遠い側の辺に証票取り付け糸が
取付けてあるので、連結部と証票領域を分離するときに
取り付け糸が切断されてしまう事故を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の平面図。
【図2】プリンタの概略的な機構を示す正面図。
【図3】概略で示すスリッターの正面図。
【図4】(イ)〜(ニ)は従来例を説明するための平面
図。
【符号の説明】
1 証票連続体 2 証票 3 用紙 4 一側辺 5 証票領域 6 連結部 7 スリット予定線 8 隅曲線部 9 打ち抜き部 10 送り孔 11 糸付け孔 15 プリンタ 16 印字機構 17 搬送機構 18 スリッター 19 ソレノイド 20 印字ヘッド 21 プラテン 22 リボン巻きだしリール 23 リボン巻き取りリール 24 ホッパー 25 引き込みローラー 26 受けローラー 27 引きローラー 28 ベルト 29 回転刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−111000(JP,A) 特開 昭53−114399(JP,A) 実開 昭55−25977(JP,U) 実開 平1−91559(JP,U) 実開 平1−116682(JP,U) 実開 昭56−121042(JP,U) 実開 昭63−82581(JP,U) 実開 昭52−3623(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 3/00 - 3/02 B42D 15/04 B31D 1/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の用紙に、用紙の一側辺のみに連結
    部を残して用紙の長手方向に平行な線および用紙を横断
    する方向の線を基本として個々の証票領域が設定され、
    証票領域の輪郭線に関して連結部とつながっている前記
    用紙の進行方向と平行な線をスリット予定線とし、スリ
    ット予定線以外の他の輪郭線があらかじめ打ち抜かれて
    おり、個々の証票領域の前記連結部から遠い側の辺に証
    票取り付け糸が取付けられていることを特徴とした証票
    連続体。
JP1993046589U 1993-08-05 1993-08-05 証票連続体 Expired - Lifetime JP2606689Y2 (ja)

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JPH0714471U JPH0714471U (ja) 1995-03-10
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