JP2606627B2 - 光波距離計用プリズム支持装置 - Google Patents
光波距離計用プリズム支持装置Info
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- JP2606627B2 JP2606627B2 JP5068146A JP6814693A JP2606627B2 JP 2606627 B2 JP2606627 B2 JP 2606627B2 JP 5068146 A JP5068146 A JP 5068146A JP 6814693 A JP6814693 A JP 6814693A JP 2606627 B2 JP2606627 B2 JP 2606627B2
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- Japan
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- prism
- shaft
- distance meter
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測量や、投てきなどの
フィールド競技における距離の測定などに用いられる光
波距離計用プリズム支持装置に関するものである。
フィールド競技における距離の測定などに用いられる光
波距離計用プリズム支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、基準点側に光波距離計を、測
定点側に光反射プリズムを設置し、光波距離計から発射
した赤外線を、プリズムで反射させ、光波距離計でこの
反射光を受光して基準点から測定点までの距離を測定す
るものがある。この場合、より高精度な測定値を得るた
めに、光波距離計側の測量士とプリズム側の測量士とが
無線連絡し合って、プリズムの前後左右の傾斜を補正し
て鉛直状態に保持し、かつ水平角を調整し、プリズムを
正確に光波距離計へ向ける作業を行う。プリズムは1本
のポールに取り付けられており、水準器を見ながら鉛直
を保持し、鉛直を出した後で水平角を調整する。長時間
保持する必要があるときはこのポールを三脚でクランプ
する。或いは、プリズムを取り付けたポールを三脚でク
ランプしておき、水準器を見ながら3本の脚をそれぞれ
伸縮させて長さを調整してポールを鉛直にし、プリズム
を正確に光波距離計へ向けるようにしている。
定点側に光反射プリズムを設置し、光波距離計から発射
した赤外線を、プリズムで反射させ、光波距離計でこの
反射光を受光して基準点から測定点までの距離を測定す
るものがある。この場合、より高精度な測定値を得るた
めに、光波距離計側の測量士とプリズム側の測量士とが
無線連絡し合って、プリズムの前後左右の傾斜を補正し
て鉛直状態に保持し、かつ水平角を調整し、プリズムを
正確に光波距離計へ向ける作業を行う。プリズムは1本
のポールに取り付けられており、水準器を見ながら鉛直
を保持し、鉛直を出した後で水平角を調整する。長時間
保持する必要があるときはこのポールを三脚でクランプ
する。或いは、プリズムを取り付けたポールを三脚でク
ランプしておき、水準器を見ながら3本の脚をそれぞれ
伸縮させて長さを調整してポールを鉛直にし、プリズム
を正確に光波距離計へ向けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の1本ポー
ルのものは、ポールを鉛直に保持しかつ水平角を調整す
るなどの作業に多大な労力と時間とを費やしていた。ま
た三脚の3本の脚を、水準器を見ながらそれぞれの長さ
を調整する作業は極めて困難であった。特にポールを立
てる位置が土や砂や芝など埋まり易い軟弱な地面の場合
には、ポールの先端が埋まってしまい、上記の作業は一
層困難であった。
ルのものは、ポールを鉛直に保持しかつ水平角を調整す
るなどの作業に多大な労力と時間とを費やしていた。ま
た三脚の3本の脚を、水準器を見ながらそれぞれの長さ
を調整する作業は極めて困難であった。特にポールを立
てる位置が土や砂や芝など埋まり易い軟弱な地面の場合
には、ポールの先端が埋まってしまい、上記の作業は一
層困難であった。
【0004】そこで本発明の第1の目的は、測定点にお
いてプリズムを正確に光波距離計へ向けて設置する作業
を、容易にかつ素早くできるようにし、正確な測距を可
能にすることにある。また第2の目的は、軟弱な地面で
も同様に容易にかつ素早くプリズムを設置できる装置を
提供することにある。
いてプリズムを正確に光波距離計へ向けて設置する作業
を、容易にかつ素早くできるようにし、正確な測距を可
能にすることにある。また第2の目的は、軟弱な地面で
も同様に容易にかつ素早くプリズムを設置できる装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光波距離計用プリズム支持装置は、三脚
と、この三脚に支持してあるシャフトと、シャフトの上
端部に取り付けてある調整手段と、調整手段に取り付け
てある支持部材と、支持部材に回動及び摺動可能に保持
してあるポールと、ポールに取り付けてあるプリズム及
び水準器と、上記のシャフトの下端部に固着してありか
つ上記、ポールの下端部が遊合する透孔を有する補助板
を具備しているもので、このポールの大きな傾斜を防い
でいる。
に、本発明の光波距離計用プリズム支持装置は、三脚
と、この三脚に支持してあるシャフトと、シャフトの上
端部に取り付けてある調整手段と、調整手段に取り付け
てある支持部材と、支持部材に回動及び摺動可能に保持
してあるポールと、ポールに取り付けてあるプリズム及
び水準器と、上記のシャフトの下端部に固着してありか
つ上記、ポールの下端部が遊合する透孔を有する補助板
を具備しているもので、このポールの大きな傾斜を防い
でいる。
【0006】更に、本発明の他の特徴は、軟弱な地面で
の使用を容易にするために、上記のシャフトの下端部と
ポールの下端部とを結合する連結板と、ポールの下端部
にユニバーサルジョイントを介して取り付けてあるポッ
ドとを設けているところにある。
の使用を容易にするために、上記のシャフトの下端部と
ポールの下端部とを結合する連結板と、ポールの下端部
にユニバーサルジョイントを介して取り付けてあるポッ
ドとを設けているところにある。
【0007】上記の調整手段としてXYステージを用い
れば、ポールを鉛直に調整するのが容易である。またポ
ールを、支持部材に自動調芯軸受を介して保持すると、
ポールを円滑に調整できる。
れば、ポールを鉛直に調整するのが容易である。またポ
ールを、支持部材に自動調芯軸受を介して保持すると、
ポールを円滑に調整できる。
【0008】
【作用】三脚とポールとの間に介在する調整手段は、ポ
ールの先端を測定点上に置いた後で、ポールを鉛直状態
に調整するのを容易にする。
ールの先端を測定点上に置いた後で、ポールを鉛直状態
に調整するのを容易にする。
【0009】
【実施例】図1乃至図4は本発明の第1の実施例を示す
ものである。測定点に立てるポール1には、プリズムホ
ルダ2が取付ねじ3により取り付けてあり、このプリズ
ムホルダ2の前面に光波距離計用のプリズム4と、上面
に水準器5(図3図示)とが取り付けてある。プリズム
ホルダ2は取付ねじ3を緩めることにより上下に移動可
能で、プリズム4の高さを調整可能である。
ものである。測定点に立てるポール1には、プリズムホ
ルダ2が取付ねじ3により取り付けてあり、このプリズ
ムホルダ2の前面に光波距離計用のプリズム4と、上面
に水準器5(図3図示)とが取り付けてある。プリズム
ホルダ2は取付ねじ3を緩めることにより上下に移動可
能で、プリズム4の高さを調整可能である。
【0010】三脚6にはシャフトホルダ7が固着してあ
り、シャフトホルダ7に上下動可能にシャフト9が貫通
し、取付ねじ8により固定してある。シャフト9の上下
動は、取付ねじ8を緩めて三脚6に取り付けたハンドル
10の回転により行う。シャフト9の上端部には、調整
手段であるXYステージ11が取り付けてある。XYス
テージ11はポール1の軸心を平面内で位置調整するも
のであり、Xステージ11aは調整つまみ11a1を回転
することによりX方向(図1の左右方向)に進退自在で
あり、Yステージ11bは調整つまみ11b1を回転する
ことによりY方向(図2の左右方向)に進退自在であ
る。Xステージ11a上に、ポール1の支持部材である
取付板12が取付ねじ13により固着してある。また、
シャフト9の下端部には補助板14が固着してある。
り、シャフトホルダ7に上下動可能にシャフト9が貫通
し、取付ねじ8により固定してある。シャフト9の上下
動は、取付ねじ8を緩めて三脚6に取り付けたハンドル
10の回転により行う。シャフト9の上端部には、調整
手段であるXYステージ11が取り付けてある。XYス
テージ11はポール1の軸心を平面内で位置調整するも
のであり、Xステージ11aは調整つまみ11a1を回転
することによりX方向(図1の左右方向)に進退自在で
あり、Yステージ11bは調整つまみ11b1を回転する
ことによりY方向(図2の左右方向)に進退自在であ
る。Xステージ11a上に、ポール1の支持部材である
取付板12が取付ねじ13により固着してある。また、
シャフト9の下端部には補助板14が固着してある。
【0011】取付板12の先端部をポール1が貫通して
軸受される。図4に拡大して示すように、取付板12に
貫通孔12aが開設してあり、貫通孔12aの下面に自
動調芯軸受15がねじ16により固着してある。自動調
芯軸受15は、リング状の軸受体15a,15bがホル
ダ15c内に保持してあるもので、軸受体15aと15
bとの接する面は球面となっている。軸受体15aにポ
ール1が回動可能かつ摺動可能に貫通保持されている。
ポール1の自動調芯軸受15の上下には、所定の間隔を
おいてストッパとしてEリング17a,17bが止めて
あり、取付板12の上下の移動範囲を規制すると共に、
ポール1の抜け止めをしている。
軸受される。図4に拡大して示すように、取付板12に
貫通孔12aが開設してあり、貫通孔12aの下面に自
動調芯軸受15がねじ16により固着してある。自動調
芯軸受15は、リング状の軸受体15a,15bがホル
ダ15c内に保持してあるもので、軸受体15aと15
bとの接する面は球面となっている。軸受体15aにポ
ール1が回動可能かつ摺動可能に貫通保持されている。
ポール1の自動調芯軸受15の上下には、所定の間隔を
おいてストッパとしてEリング17a,17bが止めて
あり、取付板12の上下の移動範囲を規制すると共に、
ポール1の抜け止めをしている。
【0012】補助板14の先端部には、透孔14aが開
設してあり、ポール1の下端部が遊合している。透孔1
4aはポール1の径よりも十分に大きい径を有し、ポー
ル1がXYステージ11により位置調整される際に干渉
しないように、かつ持ち運びの際に大きく振れることの
ないように下端部の移動範囲を規制している。
設してあり、ポール1の下端部が遊合している。透孔1
4aはポール1の径よりも十分に大きい径を有し、ポー
ル1がXYステージ11により位置調整される際に干渉
しないように、かつ持ち運びの際に大きく振れることの
ないように下端部の移動範囲を規制している。
【0013】動作について説明する。先ず、ポール1の
下端部がなるべく透孔14aの中心部を貫通するように
してその尖端を測定点の上に置く。このときもし、図5
に示すようにポール1が鉛直に立設していない状態の時
に、このまま光波距離計により距離の測定を行うと、測
定点からプリズム4までの距離とポール1の傾斜の割合
だけ誤差を生ずることになる。そこで距離の測定に入る
前に水準器5を用いてポール1を鉛直に調整する。図5
の状態のときには図6のようにポール1は傾いており、
水準器5の気泡5aが片寄っている。そこで、調整つま
み11a1を回転させてXステージ11aを進退させ、取
付板12を図6上方へ移動させて、図7に示すようにポ
ール1及び気泡5aがY方向中心に位置するまで調整す
る。そして調整つまみ11b1を回転させてYステージ1
1bを進退させ、取付板12を図7右方へ移動させて、
図3に示すように気泡5aが水準器5の中心に位置する
まで調整すれば、ポール1は鉛直に立設されたことにな
る。そこでポール1を回動させ、プリズム4が光波距離
計の方に向くようにすればよい。
下端部がなるべく透孔14aの中心部を貫通するように
してその尖端を測定点の上に置く。このときもし、図5
に示すようにポール1が鉛直に立設していない状態の時
に、このまま光波距離計により距離の測定を行うと、測
定点からプリズム4までの距離とポール1の傾斜の割合
だけ誤差を生ずることになる。そこで距離の測定に入る
前に水準器5を用いてポール1を鉛直に調整する。図5
の状態のときには図6のようにポール1は傾いており、
水準器5の気泡5aが片寄っている。そこで、調整つま
み11a1を回転させてXステージ11aを進退させ、取
付板12を図6上方へ移動させて、図7に示すようにポ
ール1及び気泡5aがY方向中心に位置するまで調整す
る。そして調整つまみ11b1を回転させてYステージ1
1bを進退させ、取付板12を図7右方へ移動させて、
図3に示すように気泡5aが水準器5の中心に位置する
まで調整すれば、ポール1は鉛直に立設されたことにな
る。そこでポール1を回動させ、プリズム4が光波距離
計の方に向くようにすればよい。
【0014】尚、ポール1を測定点に置くときに、ポー
ル1の下端部が透孔14aの中心部を貫通するように気
を使わなくてもよいように、透孔14aとポール1の外
周との間にばねなどを介在させ、ポール1をフリーにし
たときにポール1が透孔14aの中心を通るように構成
してもよい。
ル1の下端部が透孔14aの中心部を貫通するように気
を使わなくてもよいように、透孔14aとポール1の外
周との間にばねなどを介在させ、ポール1をフリーにし
たときにポール1が透孔14aの中心を通るように構成
してもよい。
【0015】図8乃至図11は他の実施例を示すもの
で、砂地などの軟弱地面用の構成を示すものである。こ
こでは陸上競技の投てき競技に使用する光波距離計のプ
リズム支持装置を例示し、オフセット値を持ったプリズ
ムを支持している。
で、砂地などの軟弱地面用の構成を示すものである。こ
こでは陸上競技の投てき競技に使用する光波距離計のプ
リズム支持装置を例示し、オフセット値を持ったプリズ
ムを支持している。
【0016】三脚26,シャフトホルダ27,取付ねじ
28,シャフト29,ハンドル20,XYステージ3
1,取付板32,自動調芯軸受35等の構成は先に説明
した実施例と実質的に同一である。
28,シャフト29,ハンドル20,XYステージ3
1,取付板32,自動調芯軸受35等の構成は先に説明
した実施例と実質的に同一である。
【0017】ポール21はその上端部が自動調芯軸受3
5を貫通して保持してあり、ポール21の中間部にプリ
ズム24がホルダ22により取り付けてある。図示しな
いがホルダ22の上面には、上の例と同様に水準器が配
設してある。
5を貫通して保持してあり、ポール21の中間部にプリ
ズム24がホルダ22により取り付けてある。図示しな
いがホルダ22の上面には、上の例と同様に水準器が配
設してある。
【0018】図9及び図11に示すように、ポール21
の下端部には、ユニバーサルジョイント36が固着して
ある。ユニバーサルジョイント36は、ホルダ36aに
より球体36cを回転自在に受ける球体軸受36bを保
持するもので、球体36cの固定軸部36dはホルダ3
6aから下方に突出してポール21の下端部となってい
る。
の下端部には、ユニバーサルジョイント36が固着して
ある。ユニバーサルジョイント36は、ホルダ36aに
より球体36cを回転自在に受ける球体軸受36bを保
持するもので、球体36cの固定軸部36dはホルダ3
6aから下方に突出してポール21の下端部となってい
る。
【0019】シャフト29の下端部とポール21の下端
部である固定軸部36dとは、連結板34を介して結合
してある。連結板34の下面からは、固定軸部36dか
ら延伸しているねじ部36eが貫通突出しており、この
ねじ部36eに測定点指示用のポッド37が取り付けて
ある。従って、ポッド37はユニバーサルジョイント3
6の軸心と同軸上に取り付けられている。
部である固定軸部36dとは、連結板34を介して結合
してある。連結板34の下面からは、固定軸部36dか
ら延伸しているねじ部36eが貫通突出しており、この
ねじ部36eに測定点指示用のポッド37が取り付けて
ある。従って、ポッド37はユニバーサルジョイント3
6の軸心と同軸上に取り付けられている。
【0020】動作について説明する。例えば砂地のよう
な所に測定点がある場合、ポッド37を測定点に立てる
と、ポッド37は連結板34の近くまで砂に埋まり、ポ
ッド37そのものの姿勢の調整は出来なくなる。そこ
で、XYステージ31を上記と同様に操作して、ホルダ
22上の水準器(図示せず。)の気泡が中心に来るよう
にすれば、ポール21は鉛直姿勢に調整される。このと
きポール21は上端部及び下端部が自動調芯軸受35と
ユニバーサルジョイント36により受けられているの
で、ポッド37に影響を与えることなく自由に調整でき
る。そこでポール21を回動させ、プリズム24が光波
距離計の方に向くようにすればよい。この例において、
地面からユニバーサルジョイントの中心までが傾斜して
いると測角誤差となり得るが、距離が非常に短いので問
題にはならない。
な所に測定点がある場合、ポッド37を測定点に立てる
と、ポッド37は連結板34の近くまで砂に埋まり、ポ
ッド37そのものの姿勢の調整は出来なくなる。そこ
で、XYステージ31を上記と同様に操作して、ホルダ
22上の水準器(図示せず。)の気泡が中心に来るよう
にすれば、ポール21は鉛直姿勢に調整される。このと
きポール21は上端部及び下端部が自動調芯軸受35と
ユニバーサルジョイント36により受けられているの
で、ポッド37に影響を与えることなく自由に調整でき
る。そこでポール21を回動させ、プリズム24が光波
距離計の方に向くようにすればよい。この例において、
地面からユニバーサルジョイントの中心までが傾斜して
いると測角誤差となり得るが、距離が非常に短いので問
題にはならない。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では、三
脚に安定的に支持してある調整手段ににより、測定点に
立てたポールを鉛直に調整するので、測定点においてプ
リズムを正確に光波距離計へ向けて設置する作業が極め
て容易にかつ素早くでき、正確な測距が可能であり、さ
らに、ポールの下端部を補助板の透孔に遊合させてある
ため、移動時などにポールが大きく傾斜して支持部材を
変形させる等の損傷を防ぐことができる。
脚に安定的に支持してある調整手段ににより、測定点に
立てたポールを鉛直に調整するので、測定点においてプ
リズムを正確に光波距離計へ向けて設置する作業が極め
て容易にかつ素早くでき、正確な測距が可能であり、さ
らに、ポールの下端部を補助板の透孔に遊合させてある
ため、移動時などにポールが大きく傾斜して支持部材を
変形させる等の損傷を防ぐことができる。
【0022】更に、ポールの下端部にユニバーサルジョ
イントを介してポッドを取り付けているので、軟弱な地
面でも安定して容易にかつ素早くポールを鉛直に立てる
ことができ、正確な測距が可能である。
イントを介してポッドを取り付けているので、軟弱な地
面でも安定して容易にかつ素早くポールを鉛直に立てる
ことができ、正確な測距が可能である。
【0023】調整手段としてXYステージを用いれば、
ポールの支持点を平面内で移動させて鉛直に調整するの
が容易にできる。
ポールの支持点を平面内で移動させて鉛直に調整するの
が容易にできる。
【0024】ポールを自動調芯軸受を介して保持する
と、調整時にポールが円滑に安定して動くので作業がし
やすい。
と、調整時にポールが円滑に安定して動くので作業がし
やすい。
【図1】本発明の第1の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】要部の拡大図である。
【図5】ポールが傾斜して立てられた場合を示す側面図
である。
である。
【図6】図5の状態の水準器を示す平面図である。
【図7】調整手段を操作した途中の状態の水準器を示す
平面図である。
平面図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す正面図である。
【図9】図8の右側面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】要部の拡大断面図である。
1,21 ポール 4,24 プリズム 5 水準器 6,26 三脚 9,29 シャフト 11,31 調整手段(XYステージ) 12,32 支持部材 15,35 自動調芯軸受 17a,17b ストッパ 14 補助板 14a 透孔 34 連結板 36 ユニバーサルジョイント 37 ポッド
Claims (4)
- 【請求項1】 三脚と、 上記三脚に支持してあるシャフトと、 上記シャフトの上端部に取り付けてある調整手段と、 上記調整手段に取り付けてある支持部材と、 上記支持部材に回動及び摺動可能に保持してあるポール
と、 上記ポールに取り付けてあるプリズム及び水準器と、 上記シャフトの下端部に固着してありかつ上記ポールの
下端部が遊合する透孔を有する補助板と を備えている ことを特徴とする光波距離計用プリズム支
持装置。 - 【請求項2】 三脚と、 上記三脚に支持してあるシャフトと、 上記シャフトの上端部に取り付けてある調整手段と、 上記調整手段に取り付けてある支持部材と、 上記支持部材に回動及び摺動可能に保持してあるポール
と、 上記ポールに取り付けてあるプリズム及び水準器と、 上記シャフトの下端部と上記ポールの下端部とを連結す
る連結板と、 上記ポールの下端部にユニバーサルジョイントを介して
取り付けてあるポッドと を備えている ことを特徴とする光波距離計用プリズム支
持装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、上記調整手
段は、XYステージであることを特徴とする光波距離計
用プリズム支持装置。 - 【請求項4】 請求項1または2において、上記ポール
は、上記支持部材に自動調芯軸受を介して保持してある
ことを特徴とする光波距離計用プリズム支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5068146A JP2606627B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 光波距離計用プリズム支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5068146A JP2606627B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 光波距離計用プリズム支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06281461A JPH06281461A (ja) | 1994-10-07 |
JP2606627B2 true JP2606627B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=13365314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5068146A Expired - Fee Related JP2606627B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 光波距離計用プリズム支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606627B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101033230B1 (ko) * | 2010-03-31 | 2011-05-06 | 주식회사 대한지오매틱스 | 수준 측량 함척 수직 수평장치 |
KR101349385B1 (ko) * | 2013-07-17 | 2014-01-16 | (주)동광지엔티 | 측지측량시 삼각대의 지면 고정장치 |
KR101335488B1 (ko) * | 2013-07-26 | 2013-12-02 | (주)원지리정보 | 정밀 수준 측량용 삼각대 고정장치 |
JP6373819B2 (ja) * | 2015-10-13 | 2018-08-15 | 弘三 植 | 測量用ポール保持装置 |
CN107401660A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-11-28 | 谭颖 | 一种建筑测量支架 |
JP7201346B2 (ja) * | 2018-06-28 | 2023-01-10 | 株式会社日立プラントサービス | プリズム保持器、及び、当該プリズム保持器を用いる測量ツール |
CN109521544B (zh) * | 2018-11-30 | 2024-01-02 | 湖南宇达勘测设计有限公司 | 一种地质勘测用棱镜架 |
CN114673886A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-06-28 | 宏源工程管理有限公司 | 一种基于bim的工程造价现场施工辅助装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130816U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-24 | 株式会社マイゾックス | 測量用ポ−ル保持装置 |
JPS62232513A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-13 | Nikon Corp | 反射部材の支持装置 |
JPH0511017U (ja) * | 1991-02-19 | 1993-02-12 | 株式会社金指測器製作所東京営業所 | 測量用三脚 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP5068146A patent/JP2606627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06281461A (ja) | 1994-10-07 |
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