JP2606219B2 - 刈込機の刈込刃 - Google Patents

刈込機の刈込刃

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JP2606219B2
JP2606219B2 JP62182907A JP18290787A JP2606219B2 JP 2606219 B2 JP2606219 B2 JP 2606219B2 JP 62182907 A JP62182907 A JP 62182907A JP 18290787 A JP18290787 A JP 18290787A JP 2606219 B2 JP2606219 B2 JP 2606219B2
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blade
cutting
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movable
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JP62182907A
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郁 小林
良光 中村
史朗 溝端
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は庭木や生垣の木枝を剪定する刈込機の刈込刃
に関するものである。
〔背景技術〕
長尺状の刃板の両側に複数個の切刃をコーム状に列設
した固定刃と前記固定刃に摺接して往復動するコーム状
の可動刃とを備えた刈込機は例えば特公昭55−30324号
公報に示す如く構成をしており、固定刃および可動刃が
長尺状であって、両側に複数個の切刃を備えているため
木枝を刈込む際に方向性がなく使い勝手がよいことが知
られている。しかし乍ら第1図及び第2図に示す如き構
成である為、解決すべき課題があり、以下これらの図を
参照して説明する。
刈込機本体(イ)の内部にはモータ(ロ)、ギア
(ハ)、(ニ)および偏心軸(ホ)を備え、前記モータ
(ロ)の回転はギア(ハ)および(ニ)により偏心軸
(ホ)に伝達される。更に刈込機本体(イ)には、長尺
状の刃板の両側に複数個の切刃(オ)を列設したコーム
状の固定刃(ヘ)が装着されている。また前記固定刃
(ヘ)に対応して長尺状の刃板の両側に複数個の切刃
(ル)を列設したコーム状の可動刃(ト)が前記偏心軸
(ホ)にて矢印P方向へ往復動し、しかもばね(ヌ)に
より固定刃(ヘ)に摺接する。ところが、前記可動刃
(ト)には一方側の切刃(ル)の他方側の切刃(ル)と
を結ぶ中間位置に摺動長孔(チ)が形成されてあり、前
記摺動長孔(チ)を介して複数個(図では3個)のボル
トとナットからなる固定具(リ)にて前記可動刃(ト)
が固定刃(ヘ)に摺接自在に取付けられている。このと
き、ばね(ヌ)の押圧作用を利用し、固定刃(ヘ)と可
動刃(ト)との接触を密にして木枝の切断作用を良くす
るのであるが、固定刃(ヘ)および可動刃(ト)はいず
れも長尺状であるため、固定具(リ)の取り付け箇所を
複数個必要とし、そのため、固定具(リ)の締付け力に
差異が生じたり、過度に締付けて固定刃(ヘ)や可動刃
(ト)の刈込刃が矢印Q方向に反りやすい。このように
刈込刃が反ると、固定刃(ヘ)および可動刃(ト)と切
刃(オ)および(ル)の摺接面が互いに離間して木枝を
切断しにくくなり、即ち切味が悪くなり、一方前記切刃
(オ)および(ル)が互いに噛み込んで騒音を発生した
り、更には切刃(オ)および(ル)を損傷するという問
題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の点に鑑みて成したものであって、可
動刃の切刃を固定刃の切刃に摺接自在に取り付ける固定
具の締付け力により固定刃および可動刃が変形するのを
防止して切刃同志が円滑に摺接し切味寿命を向上指せる
刈込機の刈込み刃を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
以下、本発明を実施例図面にもとづいて説明する。第
3図乃至第5図は本発明の第1実施例を示す。固定刃1
は長尺状の刃板の両側のそれぞれに複数個の切刃11,11
が列設されてコーム状に歯切りされている。前記固定刃
1の一方側の切刃11から他方側の切刃11に至る幅Aの中
間位置即ち両側の切刃11,11間を結ぶ中間位置には断面
略コ字状で長手方向に伸びる変形防止の補強のための屈
曲条部12が形成されている。可動刃2は長尺状の刃板の
両側のそれぞれに複数個の切刃21,21が前記切刃11,11と
略等しいピッチで列設されてコーム状に歯切りされてい
る。前記可動刃2の両側の切刃21,21間を結ぶ中間位置
には断面略コ字状で長手方向に伸びる変形防止の補強の
ための屈曲条部22が形成されている。
前記屈曲条部22の略中央部に開孔部23が屈曲条部22の
長手方向に長孔となって複数個穿設されている。このよ
うに屈曲条部22が形成された可動刃2は前記固定刃1の
片面に配置され、前記開孔部23にあって可動刃2の摺動
ガイドとなるリング状のガイドブッシュ7の内周部は固
定刃1から突出したボルト4が貫通され、ガイドブッシ
ュの端縁は可動刃2の高さBと若干量C(≒0.1mm)だ
け可動刃2よりも突出して押え板6を介してナット5が
ボルト4にて螺着されて、前記可動刃2の屈曲条部22を
覆う押え板6と、前記押え板6と固定刃1の屈曲条部12
とに介在して可動刃2の摺動を案内するガドブッシュ7
と、前記固定刃1および押え板6を連結させるボルト4
およびナット5とで固定具3が構成されている。前記固
定具3の押え板6はガイドブッシュ7に当接し、ナット
5を強く締付けても前記押え板6は屈曲条部12の周辺を
介して可動刃2を固定刃1に圧接するが固定刃1および
可動刃2が反るのを防止している。
次に第6図および第7図は本発明の第2の実施例を示
し、固定刃1には第1の実施例と同様に複数の切刃11,1
1が両側に列設され、断面略コ字状の変形防止の補強の
ための屈曲条部12が、可動刃2には同様に複数の切刃2
1,21が両側に列設され、断面略コ字状の変形防止の補強
のための屈曲条部22がそれぞれ形成されている。固定具
3は、固定刃1の切刃11,11に対応して歯切された押え
カバー9と前記押えカバー9の内面と可動刃2の屈曲条
部22の外面との間に押圧する押えばね8とで構成されて
いる。前記固定具3により固定刃1と可動刃2とは一体
となって、固定刃1の屈曲条部12の内側壁12A,12Aおよ
び内底壁12Bに可動刃2の屈曲条部22の外側壁22A,22Aお
よび外底壁22Bが摺接している。このようにして、第2
の実施例の屈曲条部12,22は可動刃1の摺動ガイドを兼
用しているのである。
更に第8図および第9図は本発明第3の実施例を示
し、円筒状の刃板を半分割して半円筒状の可動刃2を形
成したものである。両側に切刃21,21を曲げ絞り加工に
より形成し、両側の切刃21,21を結ぶ中間位置に断面略
コ字状の変形防止の補強のための屈曲条部22,22が形成
されている。また切刃21,21巻を補強するために桟22Cが
形成されている。この実施例図は可動刃として説明した
が、固定刃でも同様に断面略コ字状の屈曲条部が形成さ
れる。
〔発明の効果〕
本発明は、上記の如く長尺状の刃板を両側のそれぞれ
に複数個の切刃を列設してなる固定刃と、前記固定刃の
切刃に摺接する複数個の切刃を有する可動刃と、前記固
定刃および可動刃の両側の切刃間を結ぶ中間位置にあっ
て固定刃と可動刃とを結合させる固定具とを備え、前記
固定具が作用する領域の前記固定刃および可動刃に断面
略コ字状の屈曲条部を設けたので、固定刃や可動刃の長
手方向の剛性が大きくなり、切刃同志の噛み込みがなく
なり、切味寿命が長くなる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は同上の断面図、
第3図は本発明の第1実施例を示す平面図、第4図は第
3図の種々に切断した断面図、第5図は第3図のA−A
断面図、第6図は本発明の第2実施例を示す部分展開斜
視図、第7図は同上の断面図、第8図は本発明の第3実
施例を示す斜視図、第9図は同上の断面図である。 1:固定刃、11:切刃、12:屈曲条部、2:可動刃、21:切
刃、22:屈曲条部、3:固定具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−44337(JP,A) 特開 昭54−85937(JP,A) 実開 昭53−52247(JP,U) 実開 昭61−69949(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の刃板の両側のそれぞれに複数個の
    切刃を列設してなる固定刃と、前記固定刃の切刃に摺接
    する複数個の切刃を有する可動刃と、前記固定刃および
    可動刃の両側の切刃間を結ぶ中間位置にあって固定刃と
    可動刃とを結合させる固定具とを備え、前記固定具が作
    用する領域の前記固定刃および可動刃に断面略コ字状の
    屈曲条部を設けたことを特徴とする刈込機の刈込刃。
  2. 【請求項2】固定具が、可動刃の屈曲条部を覆う押え板
    と、前記押え板と固定刃の屈曲条部とに介在して可動刃
    の摺動を案内するガイドブッシュと、前記固定刃および
    押え板を連結させるボルトおよびナットとで構成されて
    なる特許請求の範囲第1項記載の刈込機の刈込刃。
  3. 【請求項3】固定刃および可動刃の少なくとも一方が半
    円筒状である特許請求の範囲第1項記載の刈込機の刈込
    刃。
JP62182907A 1987-07-22 1987-07-22 刈込機の刈込刃 Expired - Lifetime JP2606219B2 (ja)

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