JP2605962B2 - ゴルフ用ウッドクラブヘッド - Google Patents

ゴルフ用ウッドクラブヘッド

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JP2605962B2 JP3039227A JP3922791A JP2605962B2 JP 2605962 B2 JP2605962 B2 JP 2605962B2 JP 3039227 A JP3039227 A JP 3039227A JP 3922791 A JP3922791 A JP 3922791A JP 2605962 B2 JP2605962 B2 JP 2605962B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中空な金属外殻構造
からなるゴルフ用ウッドクラブヘッドに関し、特にヘッ
ド本体の成形材料、フェース面部の厚さ、縦長さ及び横
長さ、クラウン面部やソール面部の厚さ、ヘッド全体の
体積や重量、慣性モーメント等の特性を特定の数値内に
設定することにより、ボールの方向性及び飛距離を向上
させるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、初級者クラスのゴルファーにあ
っては、打球時のスウィング軌道が安定しないために、
クラブヘッドのスィートスポットに対する打球位置が一
定せず、ミスショットが多くてボールの方向性も安定し
ない。
【0003】しかも、クラブヘッドのスィートスポット
に当てようとする意識が強いために、思い切ったスウィ
ングができず、ボールの飛距離を延ばすことができな
い。
【0004】そこで、このような技術的に未熟な要素を
補うために、初級者クラスのゴルファー間においては、
軽量でスィートスポットが拡大したクラブヘッドが望ま
れている。
【0005】すなわち、クラブヘッドのスィートスポッ
トを拡大すると、打球時のスウィング軌道が多少不安定
であっても、打球位置が安定するため、ボールの方向性
が安定するのみならず、スィートスポットが大きいとい
う安心感から思い切ったスウィングができるために、ボ
ールの飛距離も延びる。
【0006】ところで、ゴルフ用ウッドクラブヘッドと
しては、例えばヘッド外殻全体がステンレス鋼あるいは
チタン(Ti)合金などの金属の鋳造品からなるメタル
ヘッド、パーシモン等の木材からなる木製ヘッドあるい
はカーボン繊維等を補強繊維とした強化プラスチックス
からなるCFRPヘッドなどが実用に供されている。
【0007】この種の従来のウッドクラブヘッドにおい
て、スィートスポットを拡大するには、ヘッド全体寸法
(体積)を拡大して、慣性モーメントを上げることによ
り、スィートスポットの面積を拡大することが理論的に
可能ではある。
【0008】しかしながら、単にヘッドの体積を大きく
すると、ヘッド全体重量が重くなり、非力なプレーヤー
によるスウィングでは、打球時のヘッド速度が遅く、ボ
ールに対する強力なインパクトが得られない。
【0009】しかも、ヘッドの全体重量は、通常の体力
もしくは腕力を有するプレーヤーが有効に打球すること
ができる210gが上限であるために、このようなヘッ
ド体積を大きくすることによるスィートスポットの面積
拡大化を図る上にも限度がある。
【0010】また、上記した木製ヘッドでは、材料の比
重が小さいものの、材料不足や材質の均一性に欠けて安
定した製品を供給できず、しかも、重心位置の設定が不
安定であるばかりでなく、重量の制約によってヘッド体
積を精々190cc程度までしか大きくすることができな
いために、慣性モーメントを希望する値まで上げること
ができない。
【0011】さらに、上記したCFRPヘッドでは、ヘ
ッド体積を大きくすることは可能であるが、慣性モーメ
ントが2700g・cm2程度と小さいために、木製ヘッ
ドと同様に、スィートスポットを大きく拡大することが
できない。
【0012】しかも、図5に示すように、前記ヘッド本
体1のフェース面部1aの厚さt1が8mm、クラウン面
部(上面部)1bの厚さt2 が3mm、ソールプレート
(厚さ2mm)を含むソール面部1cの厚さt3 が10mm
程度の大きさを有するものが主流となっており、特に、
打球時のフェース面部1aの弾性的な撓みを大きくする
ように薄く成形することができないために、ボールの吸
付きが悪くて方向性及び飛距離を高めることができな
い。
【0013】したがって、スィートスポットを大きく拡
大することが期待できるウッドクラブヘッドとしては、
図6に示すように、ヘッド本体1のフェース面部1aの
厚さt1 が2〜3.5mm、クラウン面部1bの厚さt2
が0.6〜2.0mm、好ましくは1.5mm、ソール面部
1cの厚さt3 が1〜3mmの大きさの中空構造のメタル
ヘッドである。
【0014】このようなメタルヘッドが採用される理由
は、ヘッド本体1を中空構造とすることにより重量の制
約を解決しつつ、慣性モーメントを大きくすることが期
待できるためである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メタルウッドクラブヘッドは、ヘッド本体1が金属以外
の他のヘッド材料と比べて比重の大きい金属材料の精密
鋳造品からなり、このような鋳造品は、成形時に、型内
の溶湯の流れを維持する必要性及び鋳造欠陥に起因する
金属板構造上の不均質部分の強度不連続を回避する必要
性から薄肉化が困難であり、ましてやスィートスポット
の拡大化を図るための大寸法の大形ヘッドは、重量過大
になって製造困難であった。
【0016】しかも、ヘッド本体1の肉厚を、特に3.
5mm以下に薄くすると、フェース面部1aが打球時の衝
撃に耐えられないために、フェース面部1aの内面に、
補強を目的とする複数条のリブ2を上下縦方向、縦横の
格子状あるいはハニカム状に設ける必要がある。
【0017】ところが、ヘッド本体1のフェース面部1
aの内面にリブ2を、例えば1.5〜2.0mmの厚さt
4 で形成すると、鋳造欠陥や偏析が生じ易いばかりでな
く、打球時にフェース面部1aの弾性的な撓みが生じな
いために反発性が悪くなる。
【0018】これによって、打球時におけるヘッド本体
1のフェース面部1aの弾性的な撓みとボールの弾性変
形との間の時間差が大きく、両者の弾性復帰による回復
力を一致もしくは近似させることができないために、打
球時のボールの変形の回復力と打球速度の向上に有効に
活用できず、ボールの方向性及び飛距離を高めることが
できない。
【0019】さらに、ヘッド本体1がステンレスの鋳造
品では、慣性モーメントが2400〜2500g・cm2
程度、慣性モーメントを材料の比重で除した値(慣性モ
ーメント/材料の比重)が300〜320と小さいなど
という問題があった。
【0020】ところで、下記において、従来のヘッド材
料の材質と耐力(GPa)及び密度(g/cm3 )を表1
に、また、ヘッド寸法、重量、体積、慣性モーメント及
び慣性モーメントを材料の比重で除した値(慣性モーメ
ント/材料の比重)を表2及び表3にそれぞれ示す。な
お、表2に記したaはヘッドフェース面の縦長さ、bは
ヘッドフェース面の横長さ、cはヘッド本体のヘッドフ
ェース面からバック面までの打球方向に沿う長さであ
る。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】この発明の目的は、ヘッド本体の重量の制
約を解決しつつ、慣性モーメントを大きくして、スィー
トスポットの拡大化を図ることができるようにしたゴル
フ用ウッドクラブヘッドを提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、ヘッド本体がフェース面部の内面
にリブ構造を有しない中空な金属外殻構造からなるゴル
フ用ウッドクラブヘッドにおいて、このヘッド本体のフ
エース面部の厚さが2〜3.5mm、好ましくは2.9mm
以下、縦長さがフェース面の最大寸法部分で40mm以
上、好ましくは45mm以上及び横長さが同じくフェース
面の最大寸法部分で70mm以上、好ましくは80mm以上
で、クラウン面部の厚さが0.6〜2mm、ソール面部の
厚さが1〜3mmの値に設定してなる構成としたものであ
【0026】この限界を越すと、打球時にヘッドフェー
ス面の撓みが減ってしまい、所謂ボールの吸い付きが悪
くなるし、スィートスポットの面積が小さくなり、ボー
ルのコントロールの容易さが低下する。
【0027】しかも、そのヘッド全体の体積は190cc
以上、好ましくは200cc以上の値に設定してなる構
成としたものである。
【0028】さらに、この場合には、前記ヘッド本体の
慣性モーメントが3000g・cm2以上で、慣性モーメ
ントを金属薄板材料の比重で除した値(慣性モーメント
/材料の比重)が400以上である。
【0029】また、前記ヘッド本体は、塑性加工を施し
た金属薄板材料にて複数の分割品を形成し、これら各々
の分割品を結合してなる構成を有する
【0030】
【作用】すなわち、この発明は、上記した構成を採用す
ることにより、補強目的のリブ構造を有しない中空な金
属外殼からなるヘッド本体のフェース面部の厚さが2〜
3.5mm、縦長さが40mm以上及び横長さが70m
m以上で、クラウン面部の厚さが0.6〜2mm、ソー
ル面部の厚さが1〜3mm、かつその全体体積が190
cc以上で、その全体重量の上限が最大210g、その
慣性モーメントが3000g・cm以上の値に設定し
てなるとともに、慣性モーメントを金属薄板材料の比重
で除した値(慣性モーメント/材料の比重)を400以
上に設定してなるために、スィートスポットの拡大化が
れる
【0031】また、このようなヘッド本体は、塑性加工
を施した金属薄板材料からなる複数の分割品にて形成
し、これら各々の分割品を結合してなるために、フェー
ス面部をリブ構造にすることなく薄肉にでき、これによ
って、従前のような鋳造による欠陥や偏析が生じず、フ
ェース面部の均一性を高めることが可能になる。
【0032】
【実施例】以下、この発明を図1から図4に示す実施例
に基づいて詳細に説明すると、図1及び図2に示すよう
に、図中10はこの発明に係るゴルフ用ウッドクラブの
ヘッド本体で、後述する製法により成形されている。
【0033】このヘッド本体10は、金属薄板11の材
料からなる中空外殻構造を有し、そのフェース面部10
aの内面は、補強目的とするリブ構造のない構成となっ
ている。
【0034】また、前記ヘッド本体10は、フェース面
部10aの厚さt1 が2〜3.5mmに、クラウン面部
0bの厚さt2 が0.6〜mm、ソール面部10cの厚
さt3 が1〜3mmの数値に設定され、さらに、フエース
面部10aの縦長さaを40mm以上に、その横長さbを
70mm以上の数値に設定するとともに、そのヘッド全体
寸法(体積)が190cc以上の値になるように設定され
ている。
【0035】さらにまた、前記ヘッド本体10は、慣性
モーメントが3000g・cm2 以上で、この慣性モーメ
ントを金属薄板材料11の比重で除した値(慣性モーメ
ント/材料の比重)が400以上に大きくなるように設
定されている。
【0036】ところで、前記ヘッド本体10を成形する
には、図3に示すように、外殻を構成する金属薄板材料
として、圧延により製造した金属薄板20を用い、この
金属薄板20を型30内に配置してプレスまたは超塑性
加工を施すことにより薄肉化するとともに、図4に示す
ように、複数のピース、例えばフェース部21、クラウ
ン部22及びソール部23などのように3分割して、全
体重量が最大210g以下、好ましくは200g程度の範
囲を維持するように成形し、これらの分割品を溶接等に
より結合することにより行われる。
【0037】なお、前記金属薄板20としては、例えば
6Al・4V・Tiの組成の超塑性合金(耐力:1.1
GPa)あるいはステンレス鋼(耐力:1.27GP
a)が好適に用いられるものである。
【0038】[実施例1] 次に、この発明に係るヘッド本体10の具体的製法を説
明すると、まず、各種体積のヘッドと同形状のモデルを
エポキシ系樹脂で作製し、これらのモデルを基にして雌
型である加工用セラミック型30を作製する。
【0039】そして、それぞれ分割型に超塑性Ti合金
からなる金属薄板20を配置して、図3で示すように、
成形機内に設置した後、型30及び金属薄板20を80
0〜900℃で加熱する。
【0040】その後、ガス導入口31よりArガス(ガ
ス圧:1MPa)を導入して、ガスブロー成形を行う。
【0041】このときの成形の歪速度は、10-3〜10
-4/秒の範囲が好適であり、この範囲よりも速いと、高
圧のために型が破損し、成形品の均一性が低下し、ま
た、それよりも遅いと、材料の結晶粒径が大きくなり、
超塑性能が低下する。
【0042】このようにして成形されたヘッド分割品を
成形機から取り出し、ヘッドに合わせて分割品の廻りを
トリミングした後、溶接し研磨することにより、ヘッド
完成品を得る。
【0043】そして、このようなヘッド完成品を、フェ
ース面部の板厚を異ならせて各種作製し、これらのヘッ
ド完成品A、B、Cにシャフトを取り付けて、ゴルフ打
球動作を再現するロボット装置(ヘッド速度:50m/
秒)により実打テストを行った結果を、比較品Dと、従
来のTi合金の鋳造品E及びFと比較して下記の表4及
び表5にそれぞれ示す。
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】ここで、上記表5の項目において、「飛距
離(m)」の「スポット」とは、各々のボールをヘッド
フェース面のスィートスポットでの打球位置で打った場
合のボールの飛距離、「ヒール」とは、各々のボールを
ヘッドフェース面のスィートスポットからヒール側に1
5mm離れた打球位置で打った場合のボールの飛距離、
「トウ」とは、各々のボールをヘッドフェース面のスィ
ートスポットからトウ側に15mm離れた打球位置で打っ
た場合のボールの飛距離を意味する。
【0047】そして、その飛距離の値は、スィートスポ
ットの打球位置で打った飛距離に、ヒール側またはトウ
側の打球位置で打った飛距離を差し引いた値が20m以
下となれば、スィートスポットの面積が拡大しているも
のと云え、好ましい結果が得られたことになる。
【0048】[実施例2] また、他の具体的製法において、各種体積のヘッドと同
形状のモデルをエポキシ系樹脂で作製し、これらのモデ
ルを基にしてプレス用金型30を作製する。
【0049】そして、ステンレス鋼からなる金属薄板2
0を700〜900℃に加熱した後、プレス成形機でヘ
ッド分割品21、22、23を作製する。
【0050】このようにしてプレス成形された各々のヘ
ッド分割品21、22、23をヘッドに合わせて、これ
ら分割品の廻りをトリミングした後、溶接し研磨するこ
とにより、ヘッド完成品を得る。
【0051】このようなヘッド完成品を、フェース面部
の板厚を異ならせて各種作製し、これらのヘッド完成品
G、H、Iにシャフトを取り付けて、上述したロボット
装置(ヘッド速度:50m/秒)により実打テストを行
った結果を、比較品J、K及びLと比較して下記の表6
及び表7にそれぞれ示す。
【0052】
【表6】
【0053】
【表7】
【0054】この場合、上記表7の項目において、「飛
距離(m)」の「スポット」、「ヒール」、「トウ」の
意味は、表5の説明と同様である。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、補強目的のリブ構造を有しない中空な金属外殼か
らなるヘッド本体のフェース面部の厚さを2〜3.5m
m、縦長さが40mm以上及び横長さを70mm以上
で、クラウン面部の厚さを0.6〜2mm、ソール面部
の厚さを1〜3mm、かつその全体体積を190cc以
上で、その全体重量の上限を最大210g、その慣性モ
ーメントを3000g・cm以上の値に設定してなる
とともに、慣性モーメントを金属薄板材料の比重で除し
た値(慣性モーメント/材料の比重)を400以上に設
定してなることから、スィートスポットを大きく拡大す
ることができるために、打球時のボールの方向性を安定
させることができる。
【0056】また、ヘッド外殻が塑性加工を施した金属
薄板材料からなる複数の分割品にて形成され、これら各
々の分割品を結合してなるために、特に、フェース面部
をリブ構造にすることなく薄肉にでき、これによって、
従前のような鋳造による欠陥や偏析が生じず、フェース
面部の均一性を高めることができる
【0057】さらに、打球時にヘッドフェース面部が弾
性的に撓み易いために、ボールの吸付きが良く、フェー
ス面部の弾性的な撓みとボールの弾性変形との間の時間
差を小さくすることができ、両者の弾性復帰による回復
力に伴う相乗効果によりボールの方向性及び飛距離を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るゴルフ用ウッドクラブヘッド
を示す正面図。
【図2】 同じく断面図。
【図3】 ヘッド製造状態を示す説明図。
【図4】 ヘッド製造状態におけるヘッド分割品の分割
斜視図。
【図5】 従来のCFRPヘッド成形品の断面図。
【図6】 従来のメタルヘッド成形品の断面図。
【符号の説明】
10・・・ヘッド本体、10a・・・フェース面部、
0b・・・クラウン面部、10c・・・ソール面部、
,20・・・金属薄板材料、21,22,23・・・
分割品、1 ・・・フェース面部の厚さ、 2 ・・・ク
ラウン面部の厚さ、t 3 ・・・ソール面部の厚さ、a・
・・フェース面部の縦長さ、b・・・フェース面部の横
長さ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島健三郎 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平1−256982(JP,A) 特開 平1−166781(JP,A) 特開 平1−256980(JP,A) 特開 昭63−154186(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド本体がフェース面部の内面にリブ構
    造を有しない中空な金属外殻構造からなるゴルフ用ウッ
    ドクラブヘッドにおいて、 前記ヘッド本体は、塑性加工を施した金属薄板材料にて
    複数の分割品を形成し、これら各々の分割品を結合して
    り、 このヘッド本体のフェース面部の厚さが2〜3.5m
    m、縦長さが40mm以上及び横長さが70mm以上
    で、クラウン面部の厚さが0.6〜2mm、ソール面部
    の厚さが1〜3mm、かつその全体体積が190cc以
    上で、その全体重量の上限が最大210g、その慣性モ
    ーメントが3000g・cm以上の値に設定するとと
    もに、 前記慣性モーメントを金属薄板材料の比重で除した値
    (慣性モーメント/材料の比重)が400以上に したこ
    とを特徴とするゴルフ用ウッドクラブヘッド。
JP3039227A 1991-02-08 1991-02-08 ゴルフ用ウッドクラブヘッド Expired - Lifetime JP2605962B2 (ja)

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