JPH08257175A - ゴルフ用ウッドクラブヘッド - Google Patents

ゴルフ用ウッドクラブヘッド

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JPH08257175A
JPH08257175A JP8111219A JP11121996A JPH08257175A JP H08257175 A JPH08257175 A JP H08257175A JP 8111219 A JP8111219 A JP 8111219A JP 11121996 A JP11121996 A JP 11121996A JP H08257175 A JPH08257175 A JP H08257175A
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JP
Japan
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head
inertia
moment
thickness
surface portion
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Pending
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JP8111219A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tsuchida
厚志 土田
Kazuhiro Tsuchiya
一広 土屋
Toshiharu Hoshi
星  俊治
Kenzaburo Iijima
健三郎 飯島
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッド本体の重量の制約を解決しつつ、慣性
モーメントを大きくして、スィートスポットの拡大化を
図る。 【解決手段】 ヘッド本体10を金属薄板材料20から
なる複数の分割品21、22、23にて形成し、これら
各々の分割品を結合してフェース面部10aの内面にリ
ブ構造を有しない塑性加工を施した金属薄板材料11か
らなる中空な外殻構造にする。このヘッド本体のフエー
ス面部の厚さt1 を2〜3.5mm、縦長さaを40mm以
上及び横長さbを70mm以上で、クラウン面部10bの
厚さt2を0.6〜2mm、ソール面部10cの厚さt3
を1〜3mm、その全体体積を190cc以上、その全体
重量の上限を最大210g、その慣性モーメントを30
00g・cm2 以上の値に設定するとともに、この慣性モ
ーメントを金属薄板材料の比重で除した値(慣性モーメ
ント/材料の比重)が400以上にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中空な金属外殻
構造からなるゴルフ用ウッドクラブヘッドに関し、特に
ヘッド本体の成形材料、フェース面部の厚さ、縦長さ及
び横長さ、クラウン面部やソール面部の厚さ、ヘッド全
体の体積や重量、慣性モーメント等の特性を特定の数値
内に設定することにより、ボールの方向性及び飛距離を
向上させるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、初級者クラスのゴルファーにあ
っては、打球時のスウィング軌道が安定しないために、
クラブヘッドのスィートスポットに対する打球位置が一
定せず、ミスショットが多くてボールの方向性も安定し
ない。
【0003】しかも、クラブヘッドのスィートスポット
に当てようとする意識が強いために、思い切ったスウィ
ングができず、ボールの飛距離を延ばすことができな
い。
【0004】そこで、このような技術的に未熟な要素を
補うために、初級者クラスのゴルファー間においては、
軽量でスィートスポットが拡大したクラブヘッドが望ま
れている。
【0005】すなわち、クラブヘッドのスィートスポッ
トを拡大すると、打球時のスウィング軌道が多少不安定
であっても、打球位置が安定するため、ボールの方向性
が安定するのみならず、スィートスポットが大きいとい
う安心感から思い切ったスウィングができるために、ボ
ールの飛距離も延びる。
【0006】ところで、ゴルフ用ウッドクラブヘッドと
しては、例えばヘッド外殻全体がステンレス鋼あるいは
チタン(Ti)合金などの金属の鋳造品からなるメタル
ヘッド、パーシモン等の木材からなる木製ヘッドあるい
はカーボン繊維等を補強繊維とした強化プラスチックス
からなるCFRPヘッドなどが実用に供されている。
【0007】この種の従来のウッドクラブヘッドにおい
て、スィートスポットを拡大するには、ヘッド全体寸法
(体積)を拡大して、慣性モーメントを上げることによ
り、スィートスポットの面積を拡大することが理論的に
可能ではある。
【0008】しかしながら、単にヘッドの体積を大きく
すると、ヘッド全体重量が重くなり、非力なプレーヤー
によるスウィングでは、打球時のヘッド速度が遅く、ボ
ールに対する強力なインパクトが得られない。
【0009】しかも、ヘッドの全体重量は、通常の体力
もしくは腕力を有するプレーヤーが有効に打球すること
ができる210gが上限であるために、このようなヘッ
ド体積を大きくすることによるスィートスポットの面積
の拡大化を図る上にも限度がある。
【0010】また、上記した木製ヘッドでは、材料の比
重が小さいものの、材料不足や材質の均一性に欠けて安
定した製品を供給できず、しかも、重心位置の設定が不
安定であるばかりでなく、重量の制約によってヘッド体
積を精々190cc程度までしか大きくすることができな
いために、慣性モーメントを希望する値まで上げること
ができない。
【0011】さらに、上記したCFRPヘッドでは、ヘ
ッド体積を大きくすることは可能であるが、慣性モーメ
ントが2700g・cm2程度と小さいために、木製ヘッ
ドと同様に、スィートスポットを大きく拡大することが
できない。
【0012】しかも、図5に示すように、前記ヘッド本
体1のフェース面部1aの厚さt1が8mm、クラウン面
部(上面部)1bの厚さt2が3mm、ソールプレート
(厚さ2mm)を含むソール面部1cの厚さt3が10mm
程度の大きさを有するものが主流となっており、特に、
打球時のフェース面部1aの弾性的な撓みを大きくする
ように薄く成形することができないために、ボールの吸
付きが悪くて方向性及び飛距離を高めることができな
い。
【0013】したがって、スィートスポットを大きく拡
大することが期待できるウッドクラブヘッドとしては、
図6に示すように、ヘッド本体1のフェース面部1aの
厚さt1 が2〜3.5mm、クラウン面部1bの厚さt2
が0.6〜2.0mm、好ましくは1.5mm、ソール面部
1cの厚さt3が1〜3mmの大きさの中空構造のメタル
ヘッドである。
【0014】このようなメタルヘッドが採用される理由
は、ヘッド本体1を中空構造とすることにより重量の制
約を解決しつつ、慣性モーメントを大きくすることが期
待できるためである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メタルウッドクラブヘッドは、ヘッド本体1が金属以外
の他のヘッド材料と比べて比重の大きい金属材料の精密
鋳造品からなり、このような鋳造品は、成形時に、型内
の溶湯の流れを維持する必要性及び鋳造欠陥に起因する
金属板構造上の不均質部分の強度不連続を回避する必要
性から薄肉化が困難であり、ましてやスィートスポット
の拡大化を図るための大寸法の大形ヘッドは、重量過大
になって製造困難であった。
【0016】しかも、ヘッド本体1の肉厚を、特に3.
5mm以下に薄くすると、フェース面部1aが打球時の衝
撃に耐えられないために、フェース面部1aの内面に、
補強を目的とする複数条のリブ2を上下縦方向、縦横の
格子状あるいはハニカム状に設ける必要がある。
【0017】ところが、ヘッド本体1のフェース面部1
aの内面にリブ2を、例えば1.5〜2.0mmの厚さt
4 で形成すると、鋳造欠陥や偏析が生じ易いばかりでな
く、打球時にフェース面部1aの弾性的な撓みが生じな
いために反発性が悪くなる。
【0018】これによって、打球時におけるヘッド本体
1のフェース面部1aの弾性的な撓みとボールの弾性変
形との間の時間差が大きく、両者の弾性復帰による回復
力を一致もしくは近似させることができないために、打
球時のボールの変形の回復力と打球速度の向上に有効に
活用できず、ボールの方向性及び飛距離を高めることが
できない。
【0019】さらに、ヘッド本体1がステンレスの鋳造
品では、慣性モーメントが2400〜2500g・cm2
程度、慣性モーメントを材料の比重で除した値(慣性モ
ーメント/材料の比重)が300〜320と小さいなど
という問題があった。
【0020】ところで、下記において、従来のヘッド材
料の材質と耐力(GPa)及び密度(g/cm3 )を表1
に、また、ヘッド寸法、重量、体積、慣性モーメント及
び慣性モーメントを材料の比重で除した値(慣性モーメ
ント/材料の比重)を表2及び表3にそれぞれ示す。な
お、表2に記したaはヘッドフェース面の縦長さ、bは
ヘッドフェース面の横長さ、cはヘッド本体のヘッドフ
ェース面からバック面までの打球方向に沿う長さであ
る。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】この発明の目的は、ヘッド本体の重量の制
約を解決しつつ、慣性モーメントを大きくして、スィー
トスポットの拡大化を図ることができるようにしたゴル
フ用ウッドクラブヘッドを提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、ヘッド本体がフェース面部の内面
にリブ構造を有しない中空な金属外殻構造からなるゴル
フ用ウッドクラブヘッドにおいて、このヘッド本体のフ
エース面部の厚さが2〜3.5mm、好ましくは2.9mm
以下、縦長さがフェース面の最大寸法部分で40mm以
上、好ましくは45mm以上及び横長さが同じくフェース
面の最大寸法部分で70mm以上、好ましくは80mm以上
で、クラウン面部の厚さが0.6〜2mm、ソール面部の
厚さが1〜3mmの値に設定してなる構成としたものであ
る。
【0026】この限界を越すと、打球時にヘッドフェー
ス面の撓みが減ってしまい、所謂ボールの吸い付きが悪
くなるし、スィートスポットの面積が小さくなり、ボー
ルのコントロールの容易さが低下する。
【0027】しかも、そのヘッド全体の体積は190cc
以上、好ましくは200cc以上の値に設定してなる構
成としたものである。
【0028】さらに、この場合には、前記ヘッド本体の
慣性モーメントが3000g・cm2以上で、慣性モーメ
ントを金属薄板材料の比重で除した値(慣性モーメント
/材料の比重)が400以上である。
【0029】また、前記ヘッド本体は、塑性加工を施し
た金属薄板材料にて複数の分割品を形成し、これら各々
の分割品を結合してなる構成を有する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1から図4に示す図面に基づいて詳細に説明すると、図
1及び図2に示すように、図中10はこの発明に係るゴ
ルフ用ウッドクラブのヘッド本体で、後述する製法によ
り成形されている。
【0031】このヘッド本体10は、金属薄板材料11
からなる中空外殻構造を有するとともに、そのフェース
面部10aの内面は、補強目的とするリブ構造のない構
成となっている。
【0032】また、前記ヘッド本体10は、フェース面
部10aの厚さt1 が2〜3.5mmに、クラウン面部1
0bの厚さt2が0.6〜2mm、ソール面部10cの厚
さt3が1〜3mmの数値に設定され、さらに、フエース
面部10aの縦長さaを40mm以上に、その横長さbを
70mm以上の数値に設定するとともに、そのヘッド全体
寸法(体積)が190cc以上の値になるように設定され
ている。
【0033】さらにまた、前記ヘッド本体10は、慣性
モーメントが3000g・cm2 以上で、この慣性モーメ
ントを金属薄板材料の比重で除した値(慣性モーメント
/材料の比重)が400以上に大きくなるように設定さ
れている。
【0034】ところで、前記ヘッド本体10を成形する
には、図3に実施例1として示すように、外殻を構成す
る金属薄板材料として、圧延により製造した金属薄板2
0を用い、この金属薄板20を型30内に配置してプレ
スまたは超塑性加工を施すことにより薄肉化するととも
に、図4に示すように、複数のピース、例えばフェース
部21、クラウン部22及びソール部23などのように
3分割して、全体重量が最大210g以下、好ましくは
200g程度の範囲を維持するように成形し、これらの
分割品を溶接等により結合することにより行われる。
【0035】なお、前記金属薄板20としては、例えば
6Al・4V・Tiの組成の超塑性合金(耐力:1.1
GPa)あるいはステンレス鋼(耐力:1.27GP
a)が好適に用いられるものである。
【0036】次に、この発明に係るヘッド本体10の具
体的製法を説明すると、まず、各種体積のヘッドと同形
状のモデルをエポキシ系樹脂で作製し、これらのモデル
を基にして雌型である加工用セラミック型30を作製す
る。
【0037】そして、それぞれ分割型に超塑性Ti合金
からなる金属薄板20を配置して、図3で示すように、
成形機内に設置した後、型30及び金属薄板20を80
0〜900℃で加熱する。
【0038】その後、ガス導入口31よりArガス(ガ
ス圧:1MPa)を導入して、ガスブロー成形を行う。
【0039】このときの成形の歪速度は、10-3〜10
-4/秒の範囲が好適であり、この範囲よりも速いと、高
圧のために型が破損し、成形品の均一性が低下し、ま
た、それよりも遅いと、材料の結晶粒径が大きくなり、
超塑性能が低下する。
【0040】このようにして成形されたヘッド分割品を
成形機から取り出し、ヘッドに合わせて分割品の廻りを
トリミングした後、溶接し研磨することにより、ヘッド
完成品を得る。
【0041】そして、このようなヘッド完成品を、フェ
ース面部の板厚を異ならせて各種作製し、これらのヘッ
ド完成品A、B、Cにシャフトを取り付けて、ゴルフ打
球動作を再現するロボット装置(ヘッド速度:50m/
秒)により実打テストを行った結果を、比較品Dと、従
来のTi合金の鋳造品E及びFと比較して下記の表4及
び表5にそれぞれ示す。
【0042】
【表4】
【0043】
【表5】
【0044】ここで、上記表5の項目において、「飛距
離(m)」の「スポット」とは、各々のボールをヘッド
フェース面のスィートスポットでの打球位置で打った場
合のボールの飛距離、「ヒール」とは、各々のボールを
ヘッドフェース面のスィートスポットからヒール側に1
5mm離れた打球位置で打った場合のボールの飛距離、
「トウ」とは、各々のボールをヘッドフェース面のスィ
ートスポットからトウ側に15mm離れた打球位置で打っ
た場合のボールの飛距離を意味する。
【0045】そして、その飛距離の値は、スィートスポ
ットの打球位置で打った飛距離に、ヒール側またはトウ
側の打球位置で打った飛距離を差し引いた値が20m以
下となれば、スィートスポットの面積が拡大しているも
のと云え、好ましい結果が得られたことになる。
【0046】また、実施例2としての具体的製法におい
ては、各種体積のヘッドと同形状のモデルをエポキシ系
樹脂で作製し、これらのモデルを基にしてプレス用金型
30を作製する。
【0047】そして、ステンレス鋼からなる金属薄板2
0を700〜900℃に加熱した後、プレス成形機でヘ
ッド分割品21、22、23を作製する。
【0048】このようにしてプレス成形された各々のヘ
ッド分割品21、22、23をヘッドに合わせて、これ
ら分割品の廻りをトリミングした後、溶接し研磨するこ
とにより、ヘッド完成品を得る。
【0049】このようなヘッド完成品を、フェース面部
の板厚を異ならせて各種作製し、これらのヘッド完成品
G、H、Iにシャフトを取り付けて、上述したロボット
装置(ヘッド速度:50m/秒)により実打テストを行
った結果を、比較品J、K及びLと比較して下記の表6
及び表7にそれぞれ示す。
【0050】
【表6】
【0051】
【表7】
【0052】この場合、上記表7の項目において、「飛
距離(m)」の「スポット」、「ヒール」、「トウ」の
意味は、表5の説明と同様である。
【0053】すなわち、この発明は、上記した構成を採
用することにより、補強目的のリブ構造を有しない中空
な金属外殻からなるヘッド本体10のフエース面部10
aの厚さが2〜3.5mm、縦長さが40mm以上及び横長
さが70mm以上で、クラウン面部10bの厚さが0.6
〜2mm、ソール面部10cの厚さが1〜3mm、かつその
全体体積が190cc以上で、その全体重量の上限が最
大210g、その慣性モーメントが3000g・cm2
上の値に設定するとともに、慣性モーメントを金属薄板
材料11の比重で除した値(慣性モーメント/材料の比
重)が400以上にしてなるために、スィートスポット
の拡大化が図れる。
【0054】また、このようなヘッド本体10は、塑性
加工を施した金属薄板材料20からなる複数の分割品2
1,22,23にて形成し、これら各々の分割品21,
22,23を結合してなるために、フェース面部10a
をリブ構造にすることなく薄肉にでき、これによって、
従前のような鋳造による欠陥や偏析が生じず、フェース
面部10aの均一性を高めることが可能になる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、補強目的のリブ構造を有しない中空な金属外殻か
らなるヘッド本体のフエース面部の厚さを2〜3.5m
m、縦長さが40mm以上及び横長さを70mm以上で、ク
ラウン面部の厚さを0.6〜2mm、ソール面部の厚さを
1〜3mm、かつその全体体積を190cc以上で、その
全体重量の上限を最大210g、その慣性モーメントを
3000g・cm2 以上の値に設定するとともに、慣性モ
ーメントを金属薄板材料の比重で除した値(慣性モーメ
ント/材料の比重)を400以上にしてなることから、
スィートスポットを大きく拡大することができ、しか
も、慣性モーメントが大きいために、打球時のボールの
方向性を安定させることができる。
【0056】また、ヘッド外殻が塑性加工を施した金属
薄板材料からなる複数の分割品にて形成され、これら各
々の分割品を結合してなるために、特に、フェース面部
をリブ構造にすることなく薄肉にでき、これによって、
従前のような鋳造による欠陥や偏析が生じず、フェース
面部の均一性を高めることができる。
【0057】さらに、打球時にヘッドフェース面部が弾
性的に撓み易いために、ボールの吸付きが良く、フェー
ス面部の弾性的な撓みとボールの弾性変形との間の時間
差を小さくすることができ、両者の弾性復帰による回復
力に伴う相乗効果によりボールの方向性及び飛距離を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るゴルフ用ウッドクラブヘッド
を示す正面図。
【図2】 同じく断面図。
【図3】 ヘッド製造状態を示す説明図。
【図4】 ヘッド製造状態におけるヘッド分割品の分割
斜視図。
【図5】 従来のCFRPヘッド成形品の断面図。
【図6】 従来のメタルヘッド成形品の断面図。
【符号の説明】
10・・・ヘッド本体、10a・・・フェース面部、1
0b・・・クラウン面部、10c・・・ソール面部、1
1,20・・・金属薄板材料、21,22,23・・・
分割品、t1 ・・・フェース面部の厚さ、t2 ・・・ク
ラウン面部の厚さ、t3 ・・・ソール面部の厚さ、a・
・・フェース面部の縦長さ、b・・・フェース面部の横
長さ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 健三郎 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド本体がフェース面部の内面にリブ構
    造を有しない中空な金属外殻構造からなるゴルフ用ウッ
    ドクラブヘッドにおいて、 前記ヘッド本体は、塑性加工を施した金属薄板材料にて
    複数の分割品を形成し、これら各々の分割品を結合して
    なるとともに、 このヘッド本体のフエース面部の厚さが2〜3.5mm、
    縦長さが40mm以上及び横長さが70mm以上で、クラウ
    ン面部の厚さが0.6〜2mm、ソール面部の厚さが1〜
    3mm、かつその全体体積が190cc以上で、その全体
    重量の上限が最大210g、その慣性モーメントが30
    00g・cm2 以上の値に設定するとともに、 この慣性モーメントを前記金属薄板材料の比重で除した
    値(慣性モーメント/材料の比重)が400以上にして
    なることを特徴とするゴルフ用ウッドクラブヘッド。
JP8111219A 1996-04-08 1996-04-08 ゴルフ用ウッドクラブヘッド Pending JPH08257175A (ja)

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